2005年01月31日

医者嫌い

約1週間ほど苦しめられた風邪も、9割方はよくなり熱もなくなったのでブログを再開。ご心配をおかけしました。

毎年、風邪気味程度にはなっても、これだけしっかり風邪になったのは10数年振り。まだ完治はしていないけれど、今回の風邪を振り返るとこんな感じ。

1月23日(日)朝起きると発熱を感じる。
1月24日(月)発熱+下痢、吐き気
1月25日(火)発熱+下痢、吐き気
1月26日(水)ちょっと回復する
1月27日(木)発熱+のどの激痛
1月28日(金)発熱+のどの激痛
1月29日(土)38度になり医者に行く
1月30日(日)発熱+のどの痛み
1月31日(月)のどの痛み

月曜か火曜の段階で医者に行けば、こんなに苦しむこともなかったのだが、市販の風邪薬を飲みながら何となくズルズルと−−−。


なぜ早く医者に行かなかったのかを自己分析すると

■もともと医者に行くのは好きじゃない。
■10数年間、医者に行ったことがなく、掛かり付けの医者もいない。
■しょせん風邪。医者に行っても行かなくても、そのうち治ると考えていた。
■今まではずっとそうだったし。
■とりあえず市販の風邪薬は飲んでいるし。
■仕事に追われているうちに、気がつくと開業時間を過ぎているし。


というあたりか。しかし、そっくりだな。業績が落ちていくダメ企業と。

ダメ企業も
■業績は落ちているが、それは一時的なもの、そのうち上向くと信じている。
■今までも、ピンチはあったが「がんばって」何とかしてきた。
■自分たちなりに、それなりの対策は打っているつもり。

−−−と、医者に行くのを先延ばしにしたがる。それに医者嫌いで、いろいろ検査、診断されたり、苦い薬を飲まされたり注射を打たれたりするのを嫌がる。気軽に診てもらえる掛かり付けの医者もいないので、余計に病院から足が遠のく。
つまり、ダメ企業=自己能力の過信+医者嫌い。この場合の医者とはコンサルタントと読み替えて欲しい。あるいは企業のマーケティングをサポートする様々な企業でもいい。


自己能力の過信+医者嫌いと書いてはみたものの、私の今までの営業活動において、医者嫌いというファクターは見逃していた気がする。それに医者嫌いかどうかはなかなかわからない。医者(=コンサルタント=私)に面と向かって「私は医者嫌いです」とは言わないから。
ダメ企業であろうと優良企業であろうと、こちらの提案がなかなか受け入れられないときは、その企業あるいは経営者が医者嫌いでないかどうかをチェックすることにしよう。もし医者嫌いだったら、早めに見切りをつけたほうがよさそうだ。たまに病気をすると営業のヒントまで浮かぶから不思議(^^ゞ


本日は“コンサルティング提案とかソリューション提案とか、いろんな業界で言われているけれど、クライアントが医者嫌いじゃないかどうかも見極めてマーケティングしましょう”の下書きでした。

wassho at 23:31│Comments(2) マーケティング、ビジネス 

この記事へのコメント

1. Posted by ぞぉ   2005年02月01日 22:16
お帰りなさいませ(笑)

病気の折にもお仕事のことを考えてしまわれるなんて
プロですね。。。

医者になかなか行かない過程は
非常に身に覚えがあります。

全快までは本稼動はお控え下さいませ、
と言ってもお忙しそうですから
きっとそういうわけにもいかないんですよね…?
2. Posted by 晴れ時々マーケティング   2005年02月02日 02:02
ぞぉ様


さっそくのコメントありがとうございます。
昨日はまだ本調子じゃなかったので、今日読み返すと
ちょっとレベルが低く、「う〜ん」と反省しております □\(.. ) 反省 (ふるっ)

そのうち、こそっと書き直そうっと(^^ゞ

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