2005年04月11日

反日デモでマーケティングを反省

中国各地で反日デモの報道である。つい先日に中国へ出張してきた身としては関心を持たずにはいられない。デモ参加者の一部が暴徒化して投石したり窓ガラスを割ったりということだが、全体としてはそれほど大きな被害になっていないのは幸いである。


今回のデモが両国の関係にどのような影響を及ぼすのか、すなわちデモに参加した人の意見や気持ちを中国人がどの程度共有しているのかは、正直よくわからない。昔、日本のクルマや家電製品が米国でのシェアをどんどん上げていったとき、雇用を奪われた労働者が反日デモを行い日本製品をたたき壊すようなニュースがあったのを覚えているが、それは経済での反日感情、いってみれば金で片が付くイザコザ。中国での反日デモは歴史や戦争や領土など「愛国心」も絡んでいそうな問題だけに根が深い問題なのは想像がつく。


外国相手の仕事をすると、その国をマーケットとしてしか見ない、見えない場合がある。先日も「売り込み相手」としての中国人という観察ばかりをしてきた気がする。そのために行ったのだが、その視点だけだとマーケットを正しく把握したことにならないのも事実。国内だとターゲットの価値観や生い立ちまで考えてマーケティングを組み立てるのに、海外だとなかなかそこまで手が回らない。手を回す余裕があるとして、何をすれば最も理解に役立つかはまた別問題でもあるがーーー。


さて、我が振り見て人の振り直せです。本日は“そこのあなた! 国内担当なのに売り込み相手としてしか顧客を見てませんか”の下書きでした。

wassho at 21:19│Comments(2) マーケティング、ビジネス | 社会、政治、経済

この記事へのコメント

1. Posted by carina   2005年04月13日 23:50
上海からの一言です。
上海人として、周りの変化はおかしいと思いながら、執着に中日交流をやっています。 しかし、今週の土曜に大型のデモは上海で行う噂があって、どんな影響があるかしら。日本の政治経済を深く研究できなくても、これからのギャップは生まれてくると気がします。それは、一人で解決できない問題ですわ。
2. Posted by 晴れ時々マーケティング   2005年04月18日 01:35
カリナさんへ

日中問題、何かと気になっています。マーケティング中心のブログなので、そのことを逐次取り上げるつもりはないですが、今回のデモが一段落して、いろいろな情報が整理できたら、また私の考えを書いてみようと思います。

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