2005年09月

2005年09月30日

小泉劇場

先日の選挙結果を論評した記事やコメントも、そろそろ旬を過ぎた。そんなに多くは読んでいないが「アホな国民が小泉劇場に踊らされた」という論調が目立つように思う。そして「こんな国民の程度だと、先が思いやられる」と嘆いている。


何となく違和感を覚える。選挙結果は民主党のデキがよくなかっただけの話だ。踊ったのではなく、あの時点でどっちがマシかを判断しただけというのが私の感想。


本日は“あまり根掘り葉掘り考え込むと全体像を見失う”の下書きでした。根掘り葉掘りという言葉の使い方はちょっとおかしいかな。でも記事やコメントには根掘り葉掘りな引用が多いのも事実。


金曜にブログを書かないと「飲んでたのか」とメールが来ることが多い。え〜ただいま現在、職務遂行中です(^_^)

wassho at 22:05|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2005年09月29日

ギャル三段活用

27日のオヤジ三段活用にワルのりして(^_^)

ギャルの言葉を広めたのは沢田研二である。あまりに昔のことでいつだったかも思い出せないが「OH!ギャル」との曲名だったと思う。曲は大ヒットし、なぜかギャルは流行語になった。当時は大学生以上24歳くらいまでがギャルの相当年齢。年齢以外に特にギャルの要件はなかったように思う。つまり若い女性の総称。ガールでは、もっと幼く子供のイメージがあるので、ギャルで微妙に年齢差を表現したのが日本語らしいといえばらしい。結構長く流行語として君臨したとは思うが流行語の宿命で、やがて「ナウいヤング」と同じように死語の運命をたどる。


ギャルは10年か20年の死語の時代を乗り越え、1990年代中半に突如コギャルとして復活する。ご存じの通りコギャルは女子高生が対象。ギャルの下限年齢より下だからコをつける律儀さが、やはり日本語的。コギャルを誰が命名したかはよく知らない。社会的にも、消費的にも存在感を増した女子高生を象徴するネーミングとしてマスコミが使い始めたのがきっかけのような気がする。その存在感を増した女子高生は、やがてガングロ・ヤマンバやエンコーなど凶暴化?するものが現れ、それと共にコギャルという言葉のイメージもダウンしたように思う。まだ死語ではなくても言葉としてのピークは過ぎてしまった。


ところがギャルの単語はしぶとく行き残り、現在ギャルといえば、高校生から20歳くらいまでの女性で、ある特定のファッションを好む女性を指す。このファッションの説明は難しい。まあ、ちょっと派手目なカジュアルとでも言おうか。凶暴化したコギャル・スピリットを引き継いでいるともいえなくもない。それらはギャル系ファッションと呼ばれて、それを着ているのがギャルになる図式。


沢田研二の頃のギャルのイメージと、今のギャル・ギャル系ファッションとは何のつながりもない。本日は“1文字のコをつけて復活し、コンセプトを変えターゲットを変えて生き延びる「ギャル」に学ぶ時代に対応するとは何か”の下書きでした。


追伸
ウインドウズだと、文字の端が読めなくなっていると苦情が来たので、レイアウト変更試行錯誤中。このネタもいずれブログで。

wassho at 20:04|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2005年09月28日

英作文に困ったら

ちょっとした事情があって、朝から英語で仕事をする羽目に。
電話とメールでもうクタクタ。


何回か書いたようにNHK英会話放送のCDを聞いたりしているので(最近はさぼりがち)ヒアリングとリーディングは多少はできる。でも英作文と、なによりも喋ることができない。こういうのは、お勉強ではダメで実践を積むしかないのだけれど、そんな機会もあまりないし、幸いなことに英語が喋れないと全くメシが食えないような仕事をしているわけでもない。


というわけで私の英会話・喋る能力は中学生程度(/o\) さらに電話となると得意の身振り手振り、必殺の単語を並べての筆談もできないので、とても時間がかかるし、基本的にどうしてもわからないことはNOという主義なので、さぞかし相手に悪い印象を与えているには違いない。でも仕方ない、日本の英語教育が悪いのだ(^_^)


でもメールとなると少し事情が変わる。ヤフーとかのポータルサイトに辞書サービスがあるのを知っている人は多いと思うが、私のお薦めは SPACE ALCというサイトにある英辞郎on the webという辞書。(サイトの上の方に検索窓があります)


ここに訳したい単語を入れて検索すれば、とってもたくさん事例が出てくるので、適当に見つくろってコピー&ペーストすれば、たいていのビジネスレターは出来上がる。ネイティブっぽい(たぶん)言い回しも充実している。


ただし困るのが、メールからつきあいが始まる外国人。私の英文を見て、相当の使い手だと勘違いして、猛烈なスピードで喋られる。それを覚悟でご利用を。

本日は“demo soredemo nantoka narusa”の下書きでした。

wassho at 20:23|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2005年09月27日

オヤジ三段活用

オヤジという言葉は、かつて父親や父親のような存在の人に、くだけた物言いで親しみを込めて呼ぶ尊称だった。否定的な意味合いで使うときはクソオヤジとかダメオヤジとかの接頭語が必要だったくらいである。


15年前くらいからであろうか、オヤジはさえない中高年男性を意味する蔑称となり、やがて中高年男性全体を指し示す代名詞となった。オヤジ狩りなどという言葉も生まれ、オヤジギャルなどという反転・転用形などにも発展する。いずれにしてもオヤジは尊称から忌み嫌われる言葉へと180度に変化した。なお、この意味でのオヤジの女性名詞にはオバサン、ババアなどがある(^^ゞ


やがて年月が流れデブヤ・オヤジダンサーズなどのヒラキナオリ活用をへて、まだ世間の一部ではあるが、オヤジにカッコイイ意味合いが付加されようとしている。その仕掛け人は最近何かと話題の雑誌レオンである。「ちょいワル」「ちょいロクデナシ」などの提案が世のオヤジの心をくすぐっているらしい。


レオンに関してはいずれ、いろいろ研究してみたい。編集内容だけでなく雑誌のビジネスモデルとしても注目されているが、この雑誌は先端層でもド・マスでもなくマーケティング的には一番おいしそうな中間ゾーンをつかまえる魅力がありそうである。実は、まだパラパラと立ち読みしかしたことがない。あんなストレートな記事タイトルの雑誌を買えるほどにはプライドを捨てられない(^^ゞ

それで、例によってレオンとはまったく関係ないのだけれど、本日は“世は栄枯盛衰。日産の三段活用(上昇中)とかソニーの三段活用(下降中)とかを考察してみるのも何かと面白いかも。四段目はどっちだ”の下書きでした。ご自身の三段活用も是非に。

wassho at 20:10|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス | 社会、政治、経済

2005年09月26日

やるじゃんライブドア

私のブログを読んでくれている人にはまったく関係ない話なのだが、ブログの裏方であるライブドアのブログサービスは現在、新しいシステムに移行中である。それで先日、私のブログも新しいシステムの管轄下となった。


いろんなページデザインやレイアウトも新たに用意されたようだが、今のところ何も変更していない。だから、読んでくれている人には昔のままの「晴れ時々マーケティング」ーーーのはずだったのだが、トップページのカレンダーの上に月単位でページを移動できる仕掛けが付いた。


何日かたって、それに気づき、試しに8月へ移動してみると記事の半分くらいがなくなっている(>_<) 読者の中には「芦屋雁の助に似ていて那智黒ダンスが得意なM君」のように過去の記事を全部読み返したという猛者もいるのでそれは困る。何日かたったら元に戻るんじゃないかと、そのままにしておいたのだがその気配も無し。ということでライブドアに「かくかくしかじか」とメールしてみた。


1時間半で返事のメールが来た。
そのスピードに、ちょっと感激した。


指示された簡単な再設定で記事は復活。そんなことをしなければいけないのはライブドアの落ち度なのだが、返事の早さに感激していた私は「ありがとうございました」と返礼したほどである。


よく考えると返事のメールは定型化されたものだし、ということは問題の所在を既に把握しているわけだから、とっとと解決しておけよなんだけれども、人間は感情の生き物だから「ありがとうございました」となる。これが3日後なら何のありがたみもない。

本日は“やっぱりビジネスはスピード。素早く対応されるとクレーム血圧も下がる”の下書きでした。

<追記>
まるでネタのような本当の話も。最近多いのだけれど、この記事を書いてから2時間、ライブドアのブログのページがエラーを起こしてアクセスできなかった。だめじゃんライブドア(^^ゞ

wassho at 18:06|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2005年09月22日

ウォームなビズ環境

本日の東京は時々雨模様。そしてすっかり秋。昼間の気温も23度くらい。


しかしオフィスは暑い。いまだに冷房は切れない。オフィスが暑いのはOA機器のせいだ。今やどんなオフィスでも電子要塞と化していて、パソコンやコピーや、その他もろもろの電器製品がせっせと発熱している。


最近のOA機器はそれなりに省エネ設計になっていて、電気を食わないということは理論上発熱も少ないということだと思うのだが、実感としては10年前と発熱のレベルは変わっていないと思う。今、目の前のパソコンやノートパソコンの電源アダプターなどを触ってみたけれど、10年前と同じくらい暖かい。記憶はあまり確かじゃないが。


環境省が音頭を取ったクールビズは大成功したと評価している。負けずに経産省も是非、二匹目のドジョウを狙って欲しいものである。


本日は“喉元過ぎても暑さ?忘れない??”の下書きでした。

最近、マーケティング以外の業務が増えて混乱気味。連休でリフレッシュしたい。

wassho at 19:17|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2005年09月20日

ブランドの機能美

昨日のコンテストで優勝した飛行機(プロペラ部門)は20数キロを飛んだ。大会記録は36キロらしい。人力のプロペラだけでこの距離、ライト兄弟もさぞ驚いているに違いない。


さて、よく飛んだ機体はどれも美しいという昨日の話。

ライト兄弟の時代から現代のジェット機や戦闘機にいたるまで飛行機というのは機能美の固まりである。デザインのためのデザインが入る余地はほとんどない。その時代の科学技術レベルで、風や空気と精一杯の折り合いをつけて飛行機の形となる。美しく見せようとはしていないが、機能美という美しさを感じるのが人間の不思議なところ。技術のことがわからなくても美しさを感じるのが機能美の不思議なところ。だからだろうか、機能美は古びない。


クルマの場合、100年前は別として、今はそのほとんどがデザインのためのデザインである。美しく見せよう、かっこよく見せよう、何かを表現しようーーーそしてよく売れますように。飛行機とはおかれている環境が違うが機能美とは対極のアプローチ。それは常に人や時代を意識するから、そのデザインは古びてしまう。


話が飛躍するし、わかる人にしかピンとこない話で申し訳ないが、ブランドということを考えるときに「飛行機の機能美か、クルマのデザインか」は自問した方がいい。20年30年前の飛行機のデザインに価値はあるが、クルマには懐かしさ以外のデザイン価値はない。

持続するブランドには「機能美」のような何かが必要。「デザイン」すらできていない昨今のブランドのために立ち上げたブランドは宣伝費の切れ目が縁の切れ目。この話はもっと整理していずれ。

本日は“飛行機の美しさに学ぶブランドの本質”の下書きでした。ロジックが強引なのは承知してます。

wassho at 19:16|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2005年09月19日

鳥人間コンテスト

さっきまでテレビで鳥人間コンテストを観ていた。放送日に自宅にいれば、大体見ている気がする。毎年、同じようなワンパターンなんだけれど、ついつい見入ってしまう。滑空だけ、あるいはペダルをこいでどれだけの距離を飛べるかーーー繊細なテクノロジーとパイロットの体力が成績を左右するロマンと人間味あふれる冒険物語。参加者の純粋な気持ちが伝わってきて、不謹慎な生活を送っている身にはちょっと眩しい。そして、よく考えると実にバカバカしいチャレンジなところもイイ。


よく飛んだ機体はどれも美しい。そして、あることを思いだした。それはまた明日。

wassho at 23:55|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2005年09月15日

ブログな人格

見ず知らずの他人の意見を読める、考えを知ることができる代表的メディアはブログである。ほんの数年の歴史しかないが、新聞の読者投稿欄など他のメディアを「量」では百万年光年ほど引き離した。


ブログに書かれている内容は千差万別。他愛のない日記がほとんどだが、中にはまじめな、硬派な、社会的テーマを書いている人も一杯いる。普段はそうじゃない人でも、例えば先日のように選挙があったり何か社会的事件があれば、それをテーマにする人もゴマンといる。つまりブログの世界にはマジメな議論が渦巻いている。


じゃ、そんなマジメなブログの記事を書いたり読んだりしている人が、普段の生活つまりブログ以外の生活で、そんな話を他人としているかというとーーーたぶんしていないと思う。新聞に投稿する人だって、多分そう。普段見えている人格と文章に表れる人格は別な部分があると最近考えている。両方足して、初めてその人のことがわかる。


だからどうしたといわれても困るのだが、人を理解するのがマーケティングの基本で、私の仕事。だから面倒なことに気が付いちゃったなあと(^^ゞ


本日は“世の中はだんだん軽くイージーになるし、人々もそう流されているように見えるけど、そして、それを嘆くモノヲワカッタフーな人も多いけれど、本当にそうかな?”の下書きでした。キーワードを絞り込めば大衆操作ができるなんて自惚れてはイカンザキ(^_^)

wassho at 20:03|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2005年09月14日

正反対の発想を

本日はいろいろ都合があって詳しく紹介できないネタ。


とあるクライアントとの会議。まあ、何かと 差別化したマーケティングは 必要なのだけれど、実につまらない企画しか並んでいない。担当者は熱心で誠実だが力量には欠ける。会議は煮詰まる。私は今回オブザーバーのような立場だから、企画までは提案しない(それだけのギャラはもらっていない)。


役員から何かアドバイスしてやってくれと促される。
仕方ない、秘伝の技を(^^ゞ

キーワードは「正反対の発想」。売れている商品、競合会社、1位企業に横並び意識丸出しで、あわよくば差別化なんてことは無理なのである。商品の規格の何かでもターゲット属性の何かでもいい。正反対の発想をすれば、大げさにいえば世の中にはあらゆる可能性があることに気づく。同じようにーーーと考えるから陳腐な発想しか出てこない。


ここから先は自主規制m(_ _)m
本日は“正反対で発想して新しい事実に気づく”の下書きでした。

wassho at 21:14|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2005年09月13日

やってみせる山本五十六

とある人に、含蓄のある言葉だから教えてあげると前から言っていて、なかなか正確に思い出せず。半年以上調べようと思いつつ、つい忘れて、ようやくメールしたのが、


   やってみせ
 
   言ってきかせて
 
   させてみて 

   ほめてやらねば
 
   人は動かじ



帝国海軍の偉いさんだった山本五十六(いそろく)の言葉。改めて読むと短歌だったみたい。ちなみに、その「とある人」は山本五十六って誰? 世代の違いか(^_^)


「ほめる」ことが必要だとわかっている人は多いと思うけれど「やってみせる」まで気が回っている人は少ない気がする。うっとおしい上司というのは大抵これができていない。やってるから見てろとか見てるはずではなく、きちんと「やってみせる」のがポイント。


部下がわかってくれないとか、思うように動いてくれないとか悩む人へ本日は“わかってもらう、動いてもらう努力どれだけした? しょせん他人よ、それにアンタだって結構ガンコでしょ”の下書きでした。

wassho at 18:05|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2005年09月12日

無党派層という言葉の響き

ドラマティックに始まった選挙は、結果もドラマティックだった。今回の選挙はコミュニケーションという観点でマーケティング的にも参考となることが多かったと思う。そんな話は、いずれそのうち。


いつ頃から使われ出したのか記憶にないが「無党派層の動向が勝敗の鍵をにぎる」と、よく言われる。何となく引っかかる表現なので、ちょっと考察。


無党派層の定義はいろいろあるようだが、ごく単純に漢字の意味から無党派の反対を有党、すなわち支持している政党がある人たちだとしよう。それで、そんな人たちがどれくらいいる?


公明党や共産党の支持者は、そのときの党の政策が少々気に入らなくても党についいていく。そういう意味では絶対的な支持者だ。じゃあ自民党や民主党に絶対的な支持者がどれくらいいる?選挙事務所や後援会に出入りするようなコアな支持者を別とすれば、そのときの情勢や候補者の出来不出来で選んでいる人の方が圧倒的に多いはず。


自民党対社会党の時代は、両党の方向性がとても違ったから、どちらかの絶対的支持者が多かったかもしれない。自分が支持する、そのときの自民あるいは社会党の政策が少々気に入らなくても相手方は選択肢に入らない。しかし自民対民主では、どちらかを絶対的に支持するほどの違いはない。ケースバイケースで決める人が「多くない」と考える理由が見あたらない。


アンケートで支持する政党はと聞かれて「ない」と答えたら無党派層、どこかの政党を回答すれば無党派層ではないと分類されるようだが、それはその時点での支持に過ぎない人が多いはず。


「無党派層の動向が勝敗の鍵をにぎる」というのは少数の無党派層が最後のキャスティングボードを握っているような印象を与えるる。しかし無党派層は決してニッチな存在ではなく、無党派層こそが最初に攻略すべき選挙マーケットのマスユーザーである。(勝敗を握っていることには違いないけど意味合いは正反対) 

ターゲットがニッチかマスか、その判断を誤れば、当たり前だけれどマーケティングはうまくいかない。


本日は“戦略に行き詰まったら、その前提となっている条件を見直してみよう。案外、言葉の響きにだまされて思考停止になっていることがあるかも”の下書きでした。

wassho at 19:14|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2005年09月11日

BMAL1

ご存じの方も多いと思うが、夜遅く食べると太るという仕組みが科学的に解明されたそうだ。BMAL1というタンパク質が脂肪の蓄積に関与していて、体内のBMAL1は午後10時から午前2時までが最も多く、最も少ない午後3時の20倍と報道されていた。


午後8時や9時のBMAL1の量がどの程度かを知りたい気もするが、このニュースを素直に信じれば「午後10時から午前2時まで」に夕食を食べると、とっても太りやすいということらしい。


困った。
私は夕食のほとんどを「午後10時から午前2時まで」に食べているのだ(>_<)


体型は最悪期を脱したももの今だ危険水域にどっぷり。
この秋はヒモジク暮らそうと決心(涙)

wassho at 23:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 生活、日常 

2005年09月10日

おしらせ

ここ何日か私のブログにエロサイトからのトラックバックがよく付いている。クリックして不愉快な思いをした人、楽しんだ人(^_^) それぞれだと思うが、誰でもコメントしたりトラックバックできる「公開性」がブログの仕組みだから、まあしかたがない。トラックバックやコメントはメールで通知が来るので、できるだけ早めに削除しておきます。


ブログの顔写真のところに書いてあるメールアドレスには、たまにブログを読んでくれた人からメールが届く。そして1週間に200通くらいエロサイトや出会い系サイトからのスパム(迷惑)メールが届く(>_<)
普通のメールソフトならまとめて削除すればいいだけだけれど、ウエッブメールなので1つ1つチェックをつけて削除する作業が必要。これが結構めんどう。アドレスを指定して受信拒否の設定はできるが、敵は常にアドレスを変えてくるので、その手は通用しない。何か対策を考えねば。

wassho at 23:56|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2005年09月09日

オープンなソニーって

iPodナノという新製品が発売された。小さく薄く軽く、液晶もカラーになった。 私の持っているiPod ミニの後継機種である。感想は一言「ムカツク」(^_^)

それと、その小型軽量化の技術と情熱をPowerBook(マックのノートブック・パソコン)の開発にも是非注いで欲しい。オネガイシマス。


iPodはアメリカでは70%以上のシェアを持っている。その成功の秘訣はiTuneミュージックストアという品揃えが豊富で低価格な音楽配信サイトを作り、ダウンロードはどんなパソコンでもできるけれど、その音楽をiPodにしか転送できない仕組みにしたこと。iTuneミュージックストアを利用したいのでiPodを買う、iPodが普及するほどiTuneミュージックストアの利用率が高まるという好循環。ハードとソフトとシステムをうまく連携させるビジネスモデルの見本のような成功例である。


昨日はソニーもウオークマンを発表したので同じくニュースで紹介されていた。ソニーはiPodユーザー以外は実質的にクローズドなiTuneミュージックストア〜アップル社の戦略を暗に批判して、我々の製品はオープンだと訴えている。(ソニーが主導権を握る音楽配信サイトはソニー以外の携帯音楽プレーヤーに転送できる/ウオークマンはソニー以外の音楽配信サイトからも転送を受けられる。たぶん)


ソニーがそういいたいのはわからないでもないが、iTuneミュージックストアの日本での展開は米国より数年遅れた。その原因は黒船襲来とばかり日本のレコード会社が供給を渋ったからである。その中心はソニーであり、他のレコード会社が供給を開始した後も最後までしなかったのがソニーである。オープンに競争しようという態度とはほど遠い。


ソニーはもともとオープンの反対の戦略が得意であり、それで成長してきた会社。互換性を重視してマーケット全体の拡大を図るより、自社規格にとてもこだわり市場の独占に挑戦する。古くはベータビデオ、メモリースティック、プレステ、最近話題の次世代DVDーーー、大昔にはエルカセットなんてのもあった。マニアックな話なので解説しないが、SACDを推進するソニーは、競合のDVDオーディオの信号をソニーのアンプでは受け付けないように設定する(iLinkで)なんてワガママな振る舞いも。


ユーザーとしてはソニー製品は不便だったり後で損したこともあったけど、某マネシタ電器とは違うオリジナリティの追求がソニーのアイデンティティだったし、それは私も好きだった。本日は“ちょっと劣勢に立たされるとイウニコトカイテ、アゲアシトリデ、テンニツバスル、チャンチャラオカシイ。最近業績パットしないけれど、ソニーの復活はまだ遠いとキッパリ予想しよう”の下書きでした。

wassho at 19:05|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2005年09月08日

シネマなラジカセ

aee7b517.jpgちょっと興味深い製品が発表された。写真だけ見るとラジカセにも見えるが、これはエプソンの「DVD一体型スピーカー内蔵」の液晶プロジェクター。


大きな画面でテレビやDVDを見るには今のところメジャーな方法は2つ。1つは50インチとかの液晶やプラズマの大画面テレビ。100万円は切ったもののまだまだ高価。もうひとつはプロジェクターといって日本語的にいうなら投影機。値段はピンキリで200万円とか1000万円近いものもある。しかし安いものなら10万円台。それで80インチとか100インチとかの映像を見られる。部屋が広ければだけれど。


プロジェクターは安くて大画面ではあるが何かと配線が面倒。たいていの家庭ではスクリーンはテレビの前に置くことになって、テレビの周りにDVDとかがあるから、そこからプロジェクターまで配線を引き回さなければいけない。そうすると設置場所の確保も必要。それにイメージ的にもまだまだマニアックで敷居が高い。


エプソンの製品は「DVD一体型スピーカー内蔵」だから電源以外は何も配線せずに使える。使わないときは別の場所にしまっておける。15万円程度らしいから画質、音質にそれほど期待できないかもしれないがエントリー機としては面白い。一般に日本人はマニアックな商品が好きなので、どういう人がこれを買うのかマーケティング的にも興味深い。


スクリーンは天井から吊すものだったが、最近は床に置いて引き上げるものもある。あれっ、何でこんなことまで調べているのだろう(^^ゞ


本日は“これで引き上げ式スクリーン込みで10万円切ったら絶対買う!” でした。

wassho at 19:44|PermalinkComments(2) 映画、ドラマ、文学 

2005年09月07日

支持率の法則

私の仕事はマーケット分析という作業から始まることが多い。アンケート結果などの数字に置き換わったものを分析することを定量分析、世の中を観察したり人の意見を聞いて分析することを定性分析という。分析というのは事実を整理して傾向や特徴を把握する作業。


うまく分析できれば何がしかの法則が見えてくる。法則といっても物理の公式のようなものではなく傾向や特徴を短いフレーズで端的に言い表せるかどうか。以前に「 店長の力量は本社との距離に比例する」などをブログにも書いた。


小泉内閣が誕生したときに自民党参議院議員のドン青木幹雄氏が発言した言葉をよく覚えている。発足当時の内閣支持率は80%以上の驚異的な数字。しかし自民党内で首相の味方は少なかった。(彼は自民党議員ではなく党員の票を集めて自民党総裁になったと記憶する)


そして青木氏曰く
「国民の支持率と自民党議員からの支持率の総和は常に一定である」


国民に人気があることをすると自民党からは嫌われ、自民党に人気があることをすると国民からは嫌われるーーーウ〜ン何となく名言ぽい。


選挙は国民からの人気がないと勝てない。国民の支持がなくてもいい「平時」は自民党に人気のあることをして政治を「はかどらせ」、いざ選挙となると自民党からの人気を減らすべく自民党をぶっ壊すといい、本当に一部をぶっ壊した小泉首相は「青木の法則」に忠実である。彼は直情型とか変人とかワンフレーズ・パフォーマンスとかいわれているけれど意外と戦略家なのかもしれない。


企業は実に様々なマーケティングリサーチを実施している。しかし分析し報告や提案をした・受けただけではなかなか身に付かないものである。法則まで落とし込んだ深さが必要となる。もちろんそれは困難な仕事であるし時間も予算もかかるが。本日は“あなたはビジネスや人生の法則、いくつ持っていますか?”の下書きでした。

wassho at 20:44|PermalinkComments(2) マーケティング、ビジネス 

2005年09月06日

先に整理?後で整理?

前に書いたようにブラウザーはエクスプローラー(IE)を使っている。しかしよく見るホームページが先日レイアウト替えをして、IEではうまく表示できなくなってしまった。アップル純正のサファリでは正しく表示される。そういうページは他にもいくつかある。逆にサファリがダメでIEならOKなページも。代表例はこの「晴れ時々マーケティング」(^^ゞ


マック用のIEはバージョンアップされなくなって久しく仕様が古いせいか、サファリの方が正しく表示されるページが多い。それでメインのブラウザーはサファリを使うことに暫定的に決めた。


興味深いのはブックマーク(お気に入り)の処理の仕方。IEの場合、ブックマークボタンを押すとブックマークのリストの最後に登録される。後で自分でリストを開いてフォルダで整理したり、並べ替えたりすることになる。サファリではブックマークボタンを押すと「ブックマークにつける名前」「どの整理フォルダに入れるか」を最初に促され決めなくてはいけない。


いっけん面倒な仕組みなのだが「整理を促されない」IEでは未整理で何の役にも立たないブックマークが大量にたまることになる。後で整理しようと思うけれど、私の場合すでに整理不可能な分量のブックマークがたまっている。サファリではどれかフォルダを選択しなければいけないから強制的に整理させられ、ひと手間かかるが結果として役に立つブックマークを残せる。モノグサな人間心理を考えた設計だと思う。


人の心が読めているとシステムやルールは役に立つものができる。そうでないシステムやルールは人の負担を増やし行動を縛ろうとする。本日は“人間工学という物理的に使い勝手をよくする学問があるように、心理工学みたいなものも必要じゃないかな”の下書きでした。心理学と心理工学はニュアンスが違うけど、うまく伝えられなくてゴメン。

wassho at 20:56|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2005年09月05日

難しい用語の覚え方

やっぱりなという記事がヤフーの ニュースに載っていた。「300人に IT 関連の用語が難しいと思うか尋ねたところ、83.5%が難しいと思うと回答」とか「7割以上が理解していない IT 用語を使う」とか、意味を理解していない IT 用語について「多すぎて挙げられないというユーザーも目立った」とか散々な結果である。さらに深刻なことに「専門用語がわからない人は新しい技術を使った製品の購入を遅らせる傾向もある」という別な 記事も引用されている。マーケティング担当者は必読です。



マーケティングやビジネス用語も難しさではIT用語に引けを取らない。CS、CSR、CRM、SCM、SWOT、PDCA、ナレッジマネジメントにベンチマーキング、どりゃあっコンピテンシーにコア・コンピタンスでどうだ!


理解されない用語は使ってはいけないとか、日本語訳に創意工夫をとか月並みなことをいう気はない。もちろんコンサルティングの仕事ではそういう提案はしているけれど、難しい用語はこれから増えることはあっても減ることはない。だからビジネスマン、社会人としては自衛策が必要。


とはいうものの、これといった妙案はないゴメンm(_ _)m

私がひとつだけ心掛けているのはアルファベットの略語については元となった英語のフルネームで覚えること。昔パソコンを使い出した頃、RAMとROMってどっちがどっちだかよく迷ったが「ランダム・アクセス・メモリー」「リード・オンリー・メモリー」と覚えてからは間違えることがなくなった。ちなみにこれらの日本語訳は「随時書き込み読み出しメモリー」「読み出し専用記憶メモリー」。これじゃ覚えられないでしょ。最近よく聞くCSRは「Corporate Social Responsibility」、日本語訳だと「企業の社会的責任」。日本語訳のない略語も多いから英語フルネームで覚えるのがおすすめ。


本日は“わからないとばかり言い訳してても仕方ないから、何か工夫を。ついでに覚える最大の秘訣は人に教えること。私もこれからCSRの意味を間違えることはなくなる(^^ゞ”の下書きでした。

wassho at 19:04|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2005年09月04日

集中豪雨

午後9時頃、遠くで雷が光っているのは知っていたけれど、雨はまさにパラパラと傘も要らないほど。ところが10時過ぎ、突然のザザーという轟音と共に激しい激しい雨。5分ほどしたら、遠くでスピーカーからの呼びかけのような放送が聞こえる。雨の音も大きいので何といっているのかさっぱりわからない。まさか、避難勧告?


豪雨はしばらくして普通の大雨におさまったが、さっきニュースを見たら隣の杉並区で、腰のあたりまで水につかっている映像が。冠水までたった1時間か2時間、東京というか都会のもろさを感じる。日本は台風のある国、アメリカでの大災害も他人事ではない。


地震が来るというニュースも最近多いし、防災グッズでも買おうか。次に東急ハンズに行く時まで覚えていられればいいけど。

今度の台風は西日本側に進んでいるよう。進路に当たる皆さんはご用心を。

ところで、あの放送は何だったんだろう。謎です。

wassho at 23:38|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2005年09月02日

インターネットに関する公職選挙法

朝日新聞によると自民党と民主党が選挙期間中のホームページの運営についてバトルを繰り広げている。公職選挙法は詳しく知らないけれど、選挙期間中は政党や候補者のホームページの更新を禁じているらしい。それを破って情報を掲載したとお互いを非難しあっている。


公職選挙法がこんな規則を設けているのは、インターネットがまだ広く普及していなかった頃、特定の人たち、つまりインターネットを使える人たちだけに情報がもたらされて、そうでない人に不利益があってはいけないという理由からだったと記憶する。そのロジックも釈然としないが、まあよしとしよう。


そして時代は変わった。インターネットは広く普及し「国民メディア」としての地位は確立したと思う。つまり、もうインターネットでの選挙情報の提供、あるいは選挙活動を禁止する理由は失われた。法律が現実に追いついていない典型例である。


「禁止」は即刻改正すべきは当然。さらには政党・候補者に、もっとインターネットを使って情報を公開するよう「強制・義務化」すべきだと思う。選挙管理委員会は選挙ごとに20位の質問を制定して、政党・候補者はホームページでそれに回答しなければならない。同じように委員会が選んだ過去の主要な法案に対する賛否とその理由。クールビズについてとかプロ野球の新規参入とか選挙・政治に直接関係なくても、その人の人柄や考えがわかる質問も面白い。


そういった質問にどう答えるのか、どの程度答えるのか、どのような文体やロジックで答えるのかーーーは有権者にとって重要な判断材料になるはず。ブログ的に市民からのコメントを書き込めるよう「規制」したらなお素晴らしい。これはインターネットが普及したからこそ、費用面で現実性がある企画である。立候補者は大変だが、なんならホームページ作成や更新にかかる費用は「補助金」を出してもいいゾ。


本日は“妥当性のなくなったルールは廃止しなければならない。より妥当性のあるルールを創造しなくてはならない”の下書きでした。あなたの会社にそんなルールや仕事のやり方ってないですか?

wassho at 18:31|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス | 社会、政治、経済