2006年03月

2006年03月30日

携帯メールで縮る

かたくなに拒否してきた携帯メール。「はい」と「いいえ」くらいしか返事を打たず不評をこうむってきた。それが、特にきっかけはないのだが、去年の終わりくらいから少し使うようになって、遅ればせながら最近は結構ハマってる。デコメもできるようになりました(^^ゞ


携帯メールのやりとりを空虚なコミュニケーションと考える人は多い。そういう側面は否定しないけれど、私にとっては圧縮されたコミュニケーション。ほんの数行での気持ちのやりとり。俳句に近い気もしなくはない。


携帯メールは基本的に短い。だからこそ、その人のキャラクター、文章力、そして気持ちや考え方が、普通の文章やメールよりも如実に表れる気がする。さっきも美人女子大生から愛想のないメールが戻ってきてガッカリしました(涙)


本日は “ところで圧縮とか凝縮とか「縮」は、社会のいろんな分野でこれから重要なテーマだと、こっそり思っている” の下書きでした。抽象的すぎて意味がわからないと思うが、そのうち書きます。

wassho at 20:13|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2006年03月29日

見る角度を変える

1c2e981a.JPGオフィスから見える桜。まあまあでしょ?


オフィスのある通りは、一応このエリアでは桜で有名ということになっているんだけれど、実際にはけっこうショボイ。写真を撮ったりしている人を見かけると「他に行ったほうがいいんじゃない?」と思ってしまう。


でも、通りを歩いて見る桜はイマイチだけれど、上から見るとこれがなかなかキレイ。写真ではうまく伝わらないが、ちょっと圧倒される。


そういえば昔クルマやバイクを一生懸命自分で洗車していていた頃、ボディの下から見上げたデザインにハッとしたり、床の片隅が意外とカッコよかったこともあった。顔の少し上から見下げるように撮ると、たいていの女性は美人に写ります(^_^)


本日はちょっとマーケティングに戻って “見かけだけじゃなく、いろんな価値も角度を変えてみると普段と少し違って見える” の下書きでした。

wassho at 13:34|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2006年03月27日

罪滅ぼし(つみほろぼし)

昔観た外国ドラマのワンシーン。
マフィアの大幹部がこう述懐する。


「罪滅ぼしは何より大事だ。悪いことはさんざんやってきたが、俺は罪滅ぼしを欠かしたことがない。だから、こうやって生き延びている」


彼のいう罪滅ぼしとは、匿名での巨額の寄付だったり、亡くなった子分達の家族の面倒を見たり、ボランティア活動に参加したりとか。図書館か何かの理事を無給で引き受けたりしているのもアメリカっぽかった。(表向きは実業家ということになっている)


もっとカッコイイ台詞だったはずだが、はっきりは覚えていない。もちろん身勝手な理屈ではある。でも、その考え方にはとても共鳴を覚えたし、マフィアの大幹部とはスケールがまったく違うけれど、実は私も罪滅ぼしを心掛けて生きている(^_^)


悪事は働いていないとしても、人間、そんなに公明正大・品行方正に生きられるものじゃないからね。皆さんも誰かにひどいことをしたら、他の誰かには優しくしましょう(やっぱり、おかしいかな?)

wassho at 14:50|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2006年03月24日

超えてはいけない一線は

この前、少しヤバイ状況に陥った。
まあ、ちょっと突っ走りすぎたというか、思慮が足らなかったというか。
何とかリカバリーできたからよかったけれど。


よく「超えてはいけない一線を越える」と表現される。やっかいなことにその「一線」は、超えてみなければ、どこに引かれているのかわからない(^^ゞ


超えなきゃいけない一線もたぶん同じ。

wassho at 21:41|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2006年03月23日

目のやり場

アシスタントのMちゃん、暖かかった先日はちょっと胸の谷間の見えるセクシーなファッションでご出社。ただのデブかと思っていたら、薄着になると意外にナイスバディなのでした。本人いわく「着太りするタイプなんですぅ」。


胸とか脚とかチラチラ見えるとき「目のやり場に困る」なんて表現される。でもこれは正しい表現じゃない。男子たるもの目をどこに「やる」べきかは生まれたときから知っている。難しいのは、いかに悟られずにそれを実行するかである(^^ゞ

wassho at 17:14|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2006年03月22日

人生はゲーム?

マーケティングを熱心に勉強している若いコンサルタントと話をする機会があった。


ちょっと理屈っぽいけれど、その才能は認めよう。
クライアントをバカにしきっているところも度胸があってよろしい。
仕事でどう自分の個性を出すかを悩むのも、その歳なら当然だ。
昔の私を見ているようーーーなんてジジくさいことを言うつもりはないけれど。


話はチョー専門的なテーマなので、ここには書きません。
でも雑談も含めて楽しい時間だった。


その雑談で「人生やビジネスはゲームだと思いますか?」と聞かれた。
彼はゲーム的にとらえるのを好むように思えた。


そして、こう答えた。
「それは問いかけが間違っている。人生やビジネスを模したのがゲームさ」


ブログ芸風模索中です(^^ゞ

wassho at 14:52|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2006年03月20日

WBC(2)

ワールド・ベースボール・クラシック日韓戦をテレビで観戦。テレビをつけたときは3回途中くらいで、途中の雨天中断も含めて最後まで見た。野球をこんなに長時間観たのは、たぶん小学生いらいだと思う。


いい試合だったし、勝てたのもよかった。
つい熱が入ってワイン1本空きました。


プロ野球は解説も 嫌いだけれど、実はあの配球のしかたというか間合いを探り合うようなところも性に合わない。そして、その駆け引きに乗じて解説者がああでもないこうでもないーーーと。ああカッタルイ!! 野球の好きな人は、そういった駆け引きが楽しみなんだろうが。


3ストライクで三振、4ボールでフォアボールが野球のルール。1ストライクでアウト、2ボールで塁に出れる、そして5アウトでチェンジとした方が真剣みが増すと思うのは、たぶん私だけだろうなあ。


ところが今回のWBCではピッチャーの投球数が制限されているということで、そのせいかどうかはわからないが、テンポがよかった気がする。最後まで私が観られたのも、そのせいだと思う。


本日は “抜本的な改革には保守派の抵抗必至だけれど、知恵を絞れば、同じような効果を上げられる仕掛けはきっとある” の下書きでした。


追伸

木曜日に書いたスケルトンホッチキス。いつもブログを読んでくれている某コピーライター氏から 「売ってるよ」とメールをもらった。ありがとうございました。PLUSのフラットホッチキスという商品。皆様にもご報告しておきます。

URLも教えてもらったが長すぎてブログではうまく埋め込めなかった。気になる人は検索して下さい。

wassho at 17:46|PermalinkComments(2) ノンジャンル 

2006年03月16日

文具業界にお願い(2)

昔、歯磨きのチューブは薄い金属でできていた。もう出ないと思っても、力を込めて絞っていけば何とかなった。やがてラミネートチューブになり、キャップが大きくなって逆さまにたてておけるようになった。出口の方に歯磨きペーストが溜まるから最後まで使い切りやすい。技術の進歩である。


しかし困ることも。そう、突然ペーストがでなくなる。昔のチューブだと減り具合がわかったけれど、ラミネートだとわかりづらい。出口にペーストが溜まっているので、昨日まで順調に絞り出せていたものが、今日は出ないなんてことも。絞ってもあまり効果はない。がんばれば1〜2日分くらいは絞れることもあるが、けっこう大変。買ってくるのも、つい忘れるし。数日買い忘れたある日、困り果てて私はチューブをハサミで切ったことがある。2日分くらいは残っていました(^^ゞ


で、本日は歯磨き業界にーーーじゃなかった


さっき、その目にあったんだけれど“文具業界にお願い。スケルトンのホッチキス作って。途中で針が切れて空打ちすると、とっても力が抜けるから” の下書きでした。

wassho at 21:18|PermalinkComments(3) ノンジャンル 

2006年03月15日

現実を認める勇気

あるコンサルティング会社では「冷たい状況認識と熱い対応」という言葉を好んで使っていた。往々にしてその逆に、状況認識で熱くなってカーっと燃えてしまってしまって判断を誤り、そのくせ実際には冷たい対応で、有効な対策を取らないことの方が多いという戒め。覚えておいて損はない言葉です。


(悪い)状況を認識する前に、その現実を認められるか、受け止められるかという問題は別にある。それには勇気がいる。そして認めようと認めまいと現実はどんどん進むから、ますますギャップは大きくなる。頭で理解している現実と、認めたくない気持ちの板挟みになる。


小学生の頃、巨人の星をよく読んでいた。同年代の人にしかわからない話で悪いけれど、すごく印象に残っている場面がある。

星飛馬に恋人が出来る。ナミさんかミナさんだったと思う。看護婦だったように覚えている。それで彼女が事故か病気で死ぬ。そしてお葬式。星飛馬は来ない。誰かが誘いに行っても彼は行こうとしない。そしてこう泣き叫ぶ。

「行けば認めなければならない」

もちろん死んだことをである。


そんなことって時々あるよねーーーと本日は芸風(^^ゞの違うブログでした。

wassho at 19:46|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2006年03月14日

WBC

ワールド・ベースボール・クラシック。

盛り上がっているみたい。昨日の朝は、たまたまテレビをつけたらタッチアップでもめた例の試合をやっていた。時間を気にしながら観ていたけれどいい試合だったと思う。


日本のプロ野球はまず観ない。別に野球が嫌いな訳じゃないが、あの解説者つきの放送が大嫌い。意見を押しつけられる感じが嫌い。細かな話ばっかりなところが「日本的」で嫌い。つまらない試合ほど解説がくどくなるのも嫌い。


Jリーグが始まったとき、まだ解説者が少なかったのか割とストレートな中継だったのに、そのうちプロ野球的な解説付き中継になってきてーーー。


でも、そう感じる人は少ないから解説中継は無くならないわけで。日本人は解説好き→人の意見を聞かないと不安→自分の意見がない、なんて短絡的には思わないにしても、本日は “時々そう思うこともある(^^ゞ” の下書きでした。


スポーツ中継は音声を消して、ロックをギンギンで鳴らすと楽しめます。

wassho at 20:33|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2006年03月13日

手足だと思う

超多忙なスタッフのためにヘルプの学生バイトを春休み中は張り付けてある。でもなかなか使いこなせずに、仕事を抱え込んでいるみたい。彼女クラスのキャリアでは、人を使いこなすのはまだ難しいのかも知れない。もっと面倒を見てあげたいが、私も手一杯で(^^ゞ


どこで読んだのか思い出せないのだけれど、てきぱきとスタッフを意のままにあやつるビジネスマンがいて「どうして自分の手足のように使いこなせるのか」と尋ねると


  「手足だと思っているから」と答えた。


という本当なのか、よくできたウソなのかわからない話がある。感想は人それぞれだろうが、手足に徹するスタッフもすごいと私は思う。

wassho at 23:04|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2006年03月10日

顧客リスト

どういう企業か人かは、その顧客リストを見ればわかるという話を聞いた。プライベートなら友人知人を見ればわかるのかもしれない。政治家なら献金リストか(^_^)


本日は “その企業や人じゃなくて、その顧客を見て分析するリサーチを1回やってみたいな” の下書きでした。

wassho at 20:25|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2006年03月09日

忘れ方が大事

最近、多いなあと思うのはうつ病とかノイローゼとか、その他医学的には何と呼ぶのか知らないが、心というか精神的に病気だったり不安定な状態にある人。○○さんはどうされてますか?と尋ねて、うつ病で辞めたとかクビになったという話にもさほど驚かなくなった。


私の理解している限りでは、うつ病は誰でもなる可能性がある。マジメで気が小さくてとか責任感が強くてーーーとかの、それっぽさとはあまり無関係みたい。

誰でも風邪を引くけど、たいてい治る。でも中には、とってもこじらせて肺炎とか大きな病気になる人がいる。それと同じで、悩みのない人はいないけれど、何かの拍子にそれがこじれるとうつ病になる。歩いていて転んでも特に大怪我はしないが、気持ちが転んで運悪く「心の打ちどころ」が悪いとうつ病になる。医学的には突拍子もない理論かもしれないけれど、「えっ!あの人が?」ということが何度もあったので、そういう風に考えるようにしている。


うつ病とは違うが仕事のことでもプライベートでも、何かとクヨクヨ悩んだり引きずったりしている人もいる。若い人に多いような気がするのは、私が歳を取ったからか、それでよく相談されるからか?


本日は、いろいろと学んだり学び方も大事だけれど “人生で大事なのは忘れ方だったりする” の下書きでした。

wassho at 17:33|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2006年03月08日

聞いてもわからないよ

リサーチの仕事ではよくある話なんだけれど。


インタビューリサーチというものがある。簡単に言えば調査対象者から話を聞くということ。マルバツ式のアンケートとは違って、もう少し心理の深いところからの意見を調べるために行われる。


当然、担当者は「この商品のどこが気に入らないかの理由を具体的に教えて下さい」とか「どういう風に改良すればよいかの意見を具体的に述べて下さい」なんて聞きたがる。


傾向としては自分の仮説を持っていない担当者ほど、そういう風に聞きたがる。そう思う理由の背景の背景まで知らないと気が済まない。


でも限度というものがある。
インタビューであって取り調べじゃないんだから(^_^)


本日は “最近のテレビはタレント同士が遊んでいるだけで、ちっとも面白くないなあと思っている皆さん。私もそうです。でも、どんな番組が見たいかなんて具体的な意見はないでしょ。聞けばわかるというのはリサーチの考えとしては間違っています” の下書きでした。

wassho at 18:33|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2006年03月07日

報償と地位

西郷隆盛が、こんなことを言ったそうだ。


国に功労があったものには報償を与えよ。
功労があったからといって地位を与えてはならない。
地位には、それにふさわしい見識がなくてはならない。
功労があっても、見識のないものに地位を与えると国家が崩れる。


見識だけで実績のない人の扱いには困るけれど(^^ゞ、本日は “最近、何かとほころびを見せていると報道される実力主義の人事制度。こんな視点が必要かも” の下書きでした。

wassho at 17:46|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2006年03月06日

簡単に変われないことを前提に

10年ほど前に、よく仕事をしたクライアント。
特に理由もなく疎遠になっていたけれど、久しぶりに。


現状の課題の説明をいろいろと聞く。


10年前と一緒じゃん!
今まで何していたの?といいたいのをグットこらえて(^^ゞ


人も企業も、そう変われないもんだよなーーーとなぜかシミジミ思う。本日は “それを前提とした上で、いろいろ対応を考えないと机上の空論になる” の下書きでした。激しく変化する現代社会への対応という掛け声に疲れたあなたに捧げましょう。

wassho at 21:38|PermalinkComments(2) マーケティング、ビジネス 

2006年03月03日

前例があるから

とあるコンサルティング案件。


前例がないからーーーといった理由で提案が却下される。古い体質の大企業や官公庁などのダメな点と、よく指摘される。


この仕事は長いけれど、私はそういう経験はあまりない。官公庁の仕事はあまりしたことがないが、古い体質の大企業でもである。前例主義なんてものは、いまだに本当に存在しているのかは、ちょっと疑問。ほとんどのビジネスの現場においては空想の産物のような気がする。


それよりも、本日は “新しいやり方を取り入れるより、前例のある古いやり方を退治することのほうが、よっぽど難しい” の下書きでした。クタクタになります(^_^)

wassho at 18:00|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2006年03月02日

普通にしかならない

とある会議。
いろいろとマーケティング戦略について現状と今後の課題が報告される。まあ、それなりに重みのある会議。


楽観的な人と悲観的な人がいるけれど、その担当者はどちらかというと悲観的なものの見方をする人。自社の劣っているところが気になってしようがないみたい。よりよくしていくことは正しい。


でも、本日は “ピーター・ドラッカー先生いわく「弱いところを改善しても、普通にしかならない」” の下書きでした。仕事にも性格は出ますね(^_^)

wassho at 19:21|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2006年03月01日

飽きた頃に

レクサス苦戦らしい。


そういえばあまり街でも見ない気がする。記事にある「ブランド定着は息の長い闘い」というのは、もちろん正しい。トヨタはやり遂げるだろうけど、でもそれができない企業が多い。だからひっきりなしに目先を変えようとする。新ブランドを作りたがる。あるいはブランドの下にサブネームを付けて、そのまた下にサブサブネームを付けるなんてのもザラ。3つも名前を覚えてもらえるはずがないのだが、企業というか担当者は何とか目先を変えてインパクトを維持したいという心理が働く。


本日は “企業がそれに飽きて飽きて来た頃に、ブランドはマーケットにようやく浸透する” の下書きでした。昔からマーケティングの世界では格言扱いなんだけれど、なかなか辛抱できないんだな、これが。

wassho at 19:50|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス