2006年10月
2006年10月30日
帰ります
本日が最終日と昨日書いたけが、正確にはヨーロッパにいるのは今日が最後。ただ、飛行機に乗って帰るだけだけれど。
写真はデュッセルドルフ空港。空港なんてどこでもだいたい同じようなデザイン。空港は市内からとても近く、なんとタクシー15分で着く。
写真にもチラッと写っているベージュのベンツ。デュッセルドルフのタクシーはほとんどがこれ。セダンの他にワゴンタイプもある。室内は革張りのシートであるが、古くて汚れたクルマが多いので、あまり高級な感じはしない。タクシー運転手のほとんどは英語を話せないものの、行き先をいう程度だから何とかなる。
タクシーといえばロンドンが有名。何丁目何番地といえば、ぴたりとそこにつけてくれる。運転手になるにはかなり厳しい試験がある。昔、ロンドンでタクシーに乗ったとき、さすが〜と感心したけれど、今回、ミラノのタクシーも何丁目何番地で、ほぼ正確に停めてくれた。イタリア運転手もなかなかのものである。ドイツでは住宅地へはタクシーに乗っていないので、ドイツ人運転手の腕前はわからず。
写真はデュッセルドルフ空港。空港なんてどこでもだいたい同じようなデザイン。空港は市内からとても近く、なんとタクシー15分で着く。
写真にもチラッと写っているベージュのベンツ。デュッセルドルフのタクシーはほとんどがこれ。セダンの他にワゴンタイプもある。室内は革張りのシートであるが、古くて汚れたクルマが多いので、あまり高級な感じはしない。タクシー運転手のほとんどは英語を話せないものの、行き先をいう程度だから何とかなる。
タクシーといえばロンドンが有名。何丁目何番地といえば、ぴたりとそこにつけてくれる。運転手になるにはかなり厳しい試験がある。昔、ロンドンでタクシーに乗ったとき、さすが〜と感心したけれど、今回、ミラノのタクシーも何丁目何番地で、ほぼ正確に停めてくれた。イタリア運転手もなかなかのものである。ドイツでは住宅地へはタクシーに乗っていないので、ドイツ人運転手の腕前はわからず。
小さなジェット機
チケットの関係で、いったんミラノを経由して帰る。デュッセルドルフから日本に帰る直行便はない。ミラノ経由でも、同じドイツのフランクフルト、あるいはパリ経由でも、どこでも1時間くらいであまり変わらない。
ミラノまでの飛行機は小型のジェット機。写真じゃわかりづらいが、この前乗ったプロペラ機と同じくらいの大きさ。しかしプロペラ機が2列2列のシート配置だったのに対して、このジェット機は1列2列配置で横幅が狭い。
話は変わるけれど、
ドイツもイタリアも国土面積は日本より狭いって知ってた?
私はイタリアは日本と同じくらいでも、ドイツはずっと広いと私は想像していた。ただしドイツは空港から市内に行く途中で地平線が見えるくらいの広さがある。それはもちろん国土の単純な面積ではなく、平地がどれだけあるかの違いである。
日本は狭い。狭い道、狭い家、狭い店に狭いオフィスーーー。そこで賛成する人はいないとわかって言うけれど(^^ゞ日本の山は、富士山その他いくつかを残して残りは全部削ってしまえと昔から思っている。平地は増えるし、東京湾でも瀬戸内海でも埋めてしまえば面積も増える。環境への影響があったとしても、まあ、500年もすれば地球が吸収してくれるーーーはず(^_^) 私は少なくともあと5倍は広い家に住みたい。
ミラノまでの飛行機は小型のジェット機。写真じゃわかりづらいが、この前乗ったプロペラ機と同じくらいの大きさ。しかしプロペラ機が2列2列のシート配置だったのに対して、このジェット機は1列2列配置で横幅が狭い。
話は変わるけれど、
ドイツもイタリアも国土面積は日本より狭いって知ってた?
私はイタリアは日本と同じくらいでも、ドイツはずっと広いと私は想像していた。ただしドイツは空港から市内に行く途中で地平線が見えるくらいの広さがある。それはもちろん国土の単純な面積ではなく、平地がどれだけあるかの違いである。
日本は狭い。狭い道、狭い家、狭い店に狭いオフィスーーー。そこで賛成する人はいないとわかって言うけれど(^^ゞ日本の山は、富士山その他いくつかを残して残りは全部削ってしまえと昔から思っている。平地は増えるし、東京湾でも瀬戸内海でも埋めてしまえば面積も増える。環境への影響があったとしても、まあ、500年もすれば地球が吸収してくれるーーーはず(^_^) 私は少なくともあと5倍は広い家に住みたい。
2006年10月29日
改札口がない
地下鉄とかは乗っていないから知らないけれど、このドイツのJRみたいな路線では改札口というものがない。プラットホームにはいるときも、出るときもフリーパス。つまり、その気になればキセルし放題。ただ車内の検札で切符を持っていないことがわかると、かなりの割増運賃を取られるシステムらしい。
ドイツ人は正直者だから成り立つシステム?
改札を通らないし、車内検札は、そんなにひんぱんにあるものじゃない。
だから、かなりの確率で切符はきれいなままである。
じゃ、どうなるかというと、キチンと切符を買ってA駅からB駅まで行って、また戻ってきたとしよう。手元にはまっさらな切符が残っている。当日券は、もちろん当日中使える。当然、それを売ろうという人が出てくる。
ドイツ人は、それほど正直者でもない?
実は、我々の切符の一部も「(自分は)間違って買ってしまったので、(あなたが)買ってくれないか」という人から買った(^^ゞ
なんとなく不思議というか、腑に落ちないシステムなんだけれど、
まっいいか、ヨソの国のことだし。
ドイツ人は正直者だから成り立つシステム?
改札を通らないし、車内検札は、そんなにひんぱんにあるものじゃない。
だから、かなりの確率で切符はきれいなままである。
じゃ、どうなるかというと、キチンと切符を買ってA駅からB駅まで行って、また戻ってきたとしよう。手元にはまっさらな切符が残っている。当日券は、もちろん当日中使える。当然、それを売ろうという人が出てくる。
ドイツ人は、それほど正直者でもない?
実は、我々の切符の一部も「(自分は)間違って買ってしまったので、(あなたが)買ってくれないか」という人から買った(^^ゞ
なんとなく不思議というか、腑に落ちないシステムなんだけれど、
まっいいか、ヨソの国のことだし。
飾り窓
現地の通訳さんから話を聞いていたのでデジカメを待ちかまえて、走る列車の中から撮った一枚。
別に窓に飾りはないけれど、これは「飾り窓」と呼ばれるムフフな商売をする女性のいる館。窓際に立って(もちろん裸か、それに近い状態で)、それを眺めて客が品定めをするシステム。だから窓に番号が書いてある。
この建物、かなり長くて列車から見て前半部分には女性がいたのに、建物に気がついてシャッターを押すまでに、列車は進み、女性のいないところでシャッターが切れてしまった。残念である(^^ゞ
この時は午前中だけれど、夜になると窓が女性で埋まるらしい。しかし、電車から見えるということは子供も含めて誰からも見えるわけで、ドイツというのは、あまりそういうことにはうるさくないのかと不思議。また、この手の施設?は、たいていちょっと目立たないところにあるものだが。
まっいいか、ヨソの国のことだし。
別に窓に飾りはないけれど、これは「飾り窓」と呼ばれるムフフな商売をする女性のいる館。窓際に立って(もちろん裸か、それに近い状態で)、それを眺めて客が品定めをするシステム。だから窓に番号が書いてある。
この建物、かなり長くて列車から見て前半部分には女性がいたのに、建物に気がついてシャッターを押すまでに、列車は進み、女性のいないところでシャッターが切れてしまった。残念である(^^ゞ
この時は午前中だけれど、夜になると窓が女性で埋まるらしい。しかし、電車から見えるということは子供も含めて誰からも見えるわけで、ドイツというのは、あまりそういうことにはうるさくないのかと不思議。また、この手の施設?は、たいていちょっと目立たないところにあるものだが。
まっいいか、ヨソの国のことだし。
ホースとブラシ持ってきて!
ケルンの大聖堂、もちろん大きく立派で歴史の風格を感じさる建物。
ーーーなんだけれど、建物にススがこびりついているような感じで、真っ黒なのである。写真は下からあおって撮った一枚。汚れているのわかってもらえる?
昔は水泳部で、いつもプール掃除をさせられていた身としては、ホースで水をかけてブラシでゴシゴシとコスリたい衝動に駆られる(^^ゞ はっきり言って、大聖堂はビックリするくらいキタナイ。
この汚れは、排気ガスとかで汚れているのではなくて、酸性雨の影響で変色しているらしく、たからコスッても落ちないらしい。
20年前に灰色の建物の印象だったミラノのドウォモが、今回訪れるときれいな大理石色になっていたのにはビックリした。このケルンの大聖堂もそんな風に修復されルことを願う。黒くない部分から判断すれば、この大聖堂は白亜の大聖堂である。このブログのひとつ上の写真が白亜だったら、それはそれは美しいはず。実に残念。
ーーーなんだけれど、建物にススがこびりついているような感じで、真っ黒なのである。写真は下からあおって撮った一枚。汚れているのわかってもらえる?
昔は水泳部で、いつもプール掃除をさせられていた身としては、ホースで水をかけてブラシでゴシゴシとコスリたい衝動に駆られる(^^ゞ はっきり言って、大聖堂はビックリするくらいキタナイ。
この汚れは、排気ガスとかで汚れているのではなくて、酸性雨の影響で変色しているらしく、たからコスッても落ちないらしい。
20年前に灰色の建物の印象だったミラノのドウォモが、今回訪れるときれいな大理石色になっていたのにはビックリした。このケルンの大聖堂もそんな風に修復されルことを願う。黒くない部分から判断すれば、この大聖堂は白亜の大聖堂である。このブログのひとつ上の写真が白亜だったら、それはそれは美しいはず。実に残念。
豚のすね肉のロースト
本日のハイライト。
子供の頃、恐竜時代の漫画で骨付きの肉をガブついていのがあって、それを思い出す。(ギャートルズだったっけ?)
味付けがかなり濃いので、切り分けて食べると、豚肉を食べているという感じはあまりしない。じゃ、なんの肉?といわれても困るのだが。
どころでドイツ人は朝食、昼食をいっぱい食べ、おやつもかなり食べる。しかし夕食はあっさりしているらしい。一般に「ドイツの冷たい夕食」と呼ばれていて、パンとハム程度だといわれている。ドイツ人のお宅に「突撃晩ご飯」をしていないので実際はどうかよくわからないけれど、肉を一杯食べるのにアメリカ人なんかと較べると街中で見る肥満度合いが少ないのは、その夕食のせいだと私は思っている。
子供の頃、恐竜時代の漫画で骨付きの肉をガブついていのがあって、それを思い出す。(ギャートルズだったっけ?)
味付けがかなり濃いので、切り分けて食べると、豚肉を食べているという感じはあまりしない。じゃ、なんの肉?といわれても困るのだが。
どころでドイツ人は朝食、昼食をいっぱい食べ、おやつもかなり食べる。しかし夕食はあっさりしているらしい。一般に「ドイツの冷たい夕食」と呼ばれていて、パンとハム程度だといわれている。ドイツ人のお宅に「突撃晩ご飯」をしていないので実際はどうかよくわからないけれど、肉を一杯食べるのにアメリカ人なんかと較べると街中で見る肥満度合いが少ないのは、その夕食のせいだと私は思っている。
レストランの1/4の法則
目玉焼きは付け合わせで、メインはその下にあるサーロインステーキ。ドイツは牛より豚ななのに誰かが頼む。豚すね肉のローストのほうがやっぱりおいしかった。
ところでレストランの1/4の法則って知っている?
ドイツではレストランにいる全体時間のうち
入店してオーダーするまでの時間が1/4 (メニューもすぐこないし、オーダーを取りにもなかなか来ない)
料理が運ばれてくるまでの時間が1/4
食べている時間が1/4
勘定を頼んで精算されるまでの時間が1/4
さすが、サービス砂漠の国!
この店は賑わっていたし居酒屋レストランだったので、その法則は当てはまらなかったが、皆さんがもしドイツに行ったら気長に待ちましょう。
ところでレストランの1/4の法則って知っている?
ドイツではレストランにいる全体時間のうち
入店してオーダーするまでの時間が1/4 (メニューもすぐこないし、オーダーを取りにもなかなか来ない)
料理が運ばれてくるまでの時間が1/4
食べている時間が1/4
勘定を頼んで精算されるまでの時間が1/4
さすが、サービス砂漠の国!
この店は賑わっていたし居酒屋レストランだったので、その法則は当てはまらなかったが、皆さんがもしドイツに行ったら気長に待ちましょう。
2006年10月28日
2006年10月27日
本日は、おこもり
10月16日から来ている出張も、残りわずかとなってきた。マーケティング・リサーチその他の活動は続いているものの、私はちょっと現場から外れて、今までのデータを分析したりのデスクワーク。ショボイホテルの狭い部屋で1人寂しく仕事をする。
ライプチヒのホテルのネット接続料は1日17ユーロだったが、デュッセルドルフはもっと高く21ユーロもする。21ユーロ×150円=3150円! ボッタクリである(怒) 1週間コースというのを申し込むと割引で88ユーロ。滞在は5日間だけれど、そっちの方が得なので申し込む。それでも88ユーロ×150円=13200円(やっぱり怒) ちなみに1日ごとの接続コースを選ぶとホテル代に上乗せされるが、割引コースはウエッブで申し込み、後でクレジットカードに請求されるシステム。
ネットの接続方法がちょっと変わっていて、写真のようにデスクの横から伸びているLANケーブルとUSBケーブルの両方をパソコンにつながなければならない。理由は不明。どちらか1本だけだと接続できない。ライプチヒでも同じ仕組みだった。スピードはADSL位の感じ。(白いケーブルは電源ケーブルです)
ちなみにミラノのホテルは無料で、接続は無線LAN。部屋にケーブルのコンセントはなかったので、無線LANができないパソコンだとアウト。
仕事中にベッドメイクに来られるとめんどうなので「Don't Disturb」の札を出しておく。午後7時頃に部屋を出ようとすると、外側のドアノブにランドリーバックがぶら下がっている。何かと思ったら、タオルとトイレットペーパーとティッシュの箱が入っていた。自分で補充しろと言うことみたい。本当は出かけるときにフロントにベッドメイクを頼もうと思っていたのに。まあいいか。
ホテルの鍵はいわゆるカードキーである。このホテルは1階(日本式の)から部屋のある階に上がるときも、エレベータにそのカードキーを差し込まなければならない。なかなか厳重なセキュリティ対策ではあるが、実は地下1階まで降りれば、カードキーなしでエレベータに乗れる(^^ゞ
今までカードキーでトラブルにあったことはなかったのに、今回は2日目に部屋のロックが開かず。いわゆる磁気が弱くなっているトラブル。ところでそれをフロントに持って行くと、私の名前も聞かず、カードキーを機械に差し込んで、私が言った部屋番号を打ち込んでいるではないか。つまり、このホテルに泊まってカードキーを手に入れる必要はあるが、他人の部屋番号を言って合い鍵を作ることが可能。ライプチヒの空港のこともあって、ドイツのセキュリティ対策はいい加減という印象。
ライプチヒのホテルのネット接続料は1日17ユーロだったが、デュッセルドルフはもっと高く21ユーロもする。21ユーロ×150円=3150円! ボッタクリである(怒) 1週間コースというのを申し込むと割引で88ユーロ。滞在は5日間だけれど、そっちの方が得なので申し込む。それでも88ユーロ×150円=13200円(やっぱり怒) ちなみに1日ごとの接続コースを選ぶとホテル代に上乗せされるが、割引コースはウエッブで申し込み、後でクレジットカードに請求されるシステム。
ネットの接続方法がちょっと変わっていて、写真のようにデスクの横から伸びているLANケーブルとUSBケーブルの両方をパソコンにつながなければならない。理由は不明。どちらか1本だけだと接続できない。ライプチヒでも同じ仕組みだった。スピードはADSL位の感じ。(白いケーブルは電源ケーブルです)
ちなみにミラノのホテルは無料で、接続は無線LAN。部屋にケーブルのコンセントはなかったので、無線LANができないパソコンだとアウト。
仕事中にベッドメイクに来られるとめんどうなので「Don't Disturb」の札を出しておく。午後7時頃に部屋を出ようとすると、外側のドアノブにランドリーバックがぶら下がっている。何かと思ったら、タオルとトイレットペーパーとティッシュの箱が入っていた。自分で補充しろと言うことみたい。本当は出かけるときにフロントにベッドメイクを頼もうと思っていたのに。まあいいか。
ホテルの鍵はいわゆるカードキーである。このホテルは1階(日本式の)から部屋のある階に上がるときも、エレベータにそのカードキーを差し込まなければならない。なかなか厳重なセキュリティ対策ではあるが、実は地下1階まで降りれば、カードキーなしでエレベータに乗れる(^^ゞ
今までカードキーでトラブルにあったことはなかったのに、今回は2日目に部屋のロックが開かず。いわゆる磁気が弱くなっているトラブル。ところでそれをフロントに持って行くと、私の名前も聞かず、カードキーを機械に差し込んで、私が言った部屋番号を打ち込んでいるではないか。つまり、このホテルに泊まってカードキーを手に入れる必要はあるが、他人の部屋番号を言って合い鍵を作ることが可能。ライプチヒの空港のこともあって、ドイツのセキュリティ対策はいい加減という印象。
2006年10月26日
テロリストじゃないってばぁ
出張とくに海外に行くとき、私は必ずスイス・アーミーナイフ(十徳ナイフ)を持って行く。ハサミやドライバーなんかをちょこっと使えて便利だから。今回も何かと活躍している。それをうっかり機内持ち込み手荷物のバックの中に入れたままにしてあったので、当然X線検査で引っかかる。
係官「ミスター、ナイフ持ってますね」
ヤバ、別に没収されてもいいけれど(本当は20年以上使っているので愛着がある)、いろいろ聞かれているうちに飛行機に乗れなかったら困る。実は中国に行ったときも同じことを1回やらかして、その時は見送りに来ていた中国人スタッフにフェンス越しに渡して何とか切り抜けた。
しらばっくれたって、どうせ見つかるので「ゴメンゴメン、スーツケースに入れ替えるのを忘れた」と正直に話し、ナイフも渡す。しかし、この係官、英語があまり話せないみたい。何となくイヤなムード。それに気がつくと私の後ろに別の大男の係官が二人立っている。彼らは検査の係官じゃなくて、どう見たって警備員。万事休す(>_<)
ところがナイフを受け取った係官は、ちょっと待てといって、その場にしゃがみ込む。カウンター越しなので彼が何をしているのかは私には見えない。カウンターの下に電話でもあるのか? しかし話し声は聞こえない。約1分後、立ち上がった係官は「OK」といって、ナイフを返してくれた。
??????????????????????????
こうして、私はナイフを持って機内に乗り込んだのである!
私の想像では、たぶんカウンターの下に定規があって、ナイフの刃渡りの長さを調べていたんだと思う。アーミーナイフは短いから、没収の規定外だったのかもしれない。しかしナイフはナイフである。その気になれば殺傷力もある。愛用のナイフが没収されなくてホッとしたものの、この空港のセキュリティは大丈夫かと心配になる。
というわけでテロリストの皆さん、やるんならライプチヒ空港は狙い目です。イヤ違った(^^ゞ 善良な市民の皆さん、アーミーナイフはスーツケースに移すのを忘れないように。次のホテルから私は「アーミーナイフ」と書いたメモを、ホテルの部屋のセキュリティボックスに入れるようにした。セキュリティボックスはホテルを発つとき必ず確認するからね。
なにはともあれライプチヒからまたプロペラ機に乗ってデュッセルドルフに到着。ところでライプチヒの空港では日本のように「ただいまからJAL〇〇〇便、搭乗手続きを開始いたします〜」みたいなアナウンスがないので、危うく乗り遅れそうになる。
係官「ミスター、ナイフ持ってますね」
ヤバ、別に没収されてもいいけれど(本当は20年以上使っているので愛着がある)、いろいろ聞かれているうちに飛行機に乗れなかったら困る。実は中国に行ったときも同じことを1回やらかして、その時は見送りに来ていた中国人スタッフにフェンス越しに渡して何とか切り抜けた。
しらばっくれたって、どうせ見つかるので「ゴメンゴメン、スーツケースに入れ替えるのを忘れた」と正直に話し、ナイフも渡す。しかし、この係官、英語があまり話せないみたい。何となくイヤなムード。それに気がつくと私の後ろに別の大男の係官が二人立っている。彼らは検査の係官じゃなくて、どう見たって警備員。万事休す(>_<)
ところがナイフを受け取った係官は、ちょっと待てといって、その場にしゃがみ込む。カウンター越しなので彼が何をしているのかは私には見えない。カウンターの下に電話でもあるのか? しかし話し声は聞こえない。約1分後、立ち上がった係官は「OK」といって、ナイフを返してくれた。
??????????????????????????
こうして、私はナイフを持って機内に乗り込んだのである!
私の想像では、たぶんカウンターの下に定規があって、ナイフの刃渡りの長さを調べていたんだと思う。アーミーナイフは短いから、没収の規定外だったのかもしれない。しかしナイフはナイフである。その気になれば殺傷力もある。愛用のナイフが没収されなくてホッとしたものの、この空港のセキュリティは大丈夫かと心配になる。
というわけでテロリストの皆さん、やるんならライプチヒ空港は狙い目です。イヤ違った(^^ゞ 善良な市民の皆さん、アーミーナイフはスーツケースに移すのを忘れないように。次のホテルから私は「アーミーナイフ」と書いたメモを、ホテルの部屋のセキュリティボックスに入れるようにした。セキュリティボックスはホテルを発つとき必ず確認するからね。
なにはともあれライプチヒからまたプロペラ機に乗ってデュッセルドルフに到着。ところでライプチヒの空港では日本のように「ただいまからJAL〇〇〇便、搭乗手続きを開始いたします〜」みたいなアナウンスがないので、危うく乗り遅れそうになる。
教会
写真で見ると雰囲気があったのに、近くに行くと汚かった教会の建物(^^ゞ
ところでドイツは喫煙には緩やかなことは前に書いた。しかし販売にはうるさい。日本のような自販機は街中にない。(街中に自販機があふれかえっているのは、たぶん日本だけだと思う)。ホテルには自販機があるが、たいてい地下とかの目立たない場所にある。成田の免税店で買ったタバコがなくなったので、この教会の近くの雑貨屋に行くと、タバコは売っていたけれど、レジの横のケースで頑丈な鍵がかかっていた。
マルボロライト1箱が3.5ユーロ。つまり525円。ヨーロッパでは大体こんなもの。先進諸国でタバコの値段は、たぶん日本が一番安い。おもしろいことにホテルの自販機のマルボロライトは24本入り。
ところでドイツは喫煙には緩やかなことは前に書いた。しかし販売にはうるさい。日本のような自販機は街中にない。(街中に自販機があふれかえっているのは、たぶん日本だけだと思う)。ホテルには自販機があるが、たいてい地下とかの目立たない場所にある。成田の免税店で買ったタバコがなくなったので、この教会の近くの雑貨屋に行くと、タバコは売っていたけれど、レジの横のケースで頑丈な鍵がかかっていた。
マルボロライト1箱が3.5ユーロ。つまり525円。ヨーロッパでは大体こんなもの。先進諸国でタバコの値段は、たぶん日本が一番安い。おもしろいことにホテルの自販機のマルボロライトは24本入り。
豚の生肉を食べます
一部の無菌状態で飼育された豚をのぞいて、豚肉は細菌が多いので、牛肉と違ってよく火を通さなければならないーーーというのが日本の常識。
なんだけれど、今回の最大のカルチャーショックがこれ。サンドイッチのピンク色のほうは豚肉の生肉。塩とこしょうで味付けしてあるだけの正真正銘の生肉。濃い赤色のほうは牛肉の生肉。いわゆるタルタル。
細菌のことがどうなっているのかわからないが、とにかくドイツでは生の豚肉を食べる。このサンドイッチは珍しいモノじゃなくて、ドイツではごく一般的なメニュー。どこでも売っている。仕事先のおやつにも出てくる。
そして、これが実にウマイ。味の表現は難しいが、これに醤油を垂らしたら濃厚なネギトロになるといったらわかってもらえるかな? ドイツに来た初日から、このサンドイッチを食べていて(はじめはオッカナビックリ)、体調に異常なし。豚肉に細菌が多いというのは日本の迷信か? そういえばホテルの朝食では生ハムか生肉かわからないくらいの薄くスライスされた豚肉もある。それもとってもおいしい。
豚肉のほうはツヴィーベルヴルスト(Zwiebelwurst)、牛肉は日本と同じくタルタル(Tartar)という。ツヴィーベルヴルストのほうが圧倒的においしい。
なんだけれど、今回の最大のカルチャーショックがこれ。サンドイッチのピンク色のほうは豚肉の生肉。塩とこしょうで味付けしてあるだけの正真正銘の生肉。濃い赤色のほうは牛肉の生肉。いわゆるタルタル。
細菌のことがどうなっているのかわからないが、とにかくドイツでは生の豚肉を食べる。このサンドイッチは珍しいモノじゃなくて、ドイツではごく一般的なメニュー。どこでも売っている。仕事先のおやつにも出てくる。
そして、これが実にウマイ。味の表現は難しいが、これに醤油を垂らしたら濃厚なネギトロになるといったらわかってもらえるかな? ドイツに来た初日から、このサンドイッチを食べていて(はじめはオッカナビックリ)、体調に異常なし。豚肉に細菌が多いというのは日本の迷信か? そういえばホテルの朝食では生ハムか生肉かわからないくらいの薄くスライスされた豚肉もある。それもとってもおいしい。
豚肉のほうはツヴィーベルヴルスト(Zwiebelwurst)、牛肉は日本と同じくタルタル(Tartar)という。ツヴィーベルヴルストのほうが圧倒的においしい。
オープンサンド
ドイツのサンドイッチは、基本的にオープンサンド。パンで挟んだ物はない。
ちなみにドイツはパンもおいしい。何となく麦の味が濃いような気がする。
後日追記
訂正ありです。
http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/51209259.html
ちなみにドイツはパンもおいしい。何となく麦の味が濃いような気がする。
後日追記
訂正ありです。
http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/51209259.html
わんこビール
ドイツといえば、やっぱりビール。
この手の居酒屋では、注文しなくてもお代わりを持ってくる。日本の「わんこそば」と同じ仕組み。伝票をつけるのではなく、コースターに鉛筆で何杯運んだかを線で書き込んでいく。日本と違って「正」の字では、もちろんない。
話は変わるけれど、ところ変われば風習も変わるもので、イタリアではアンケートになどに印を書き込むときに、○ではなく×をつける。つまり私が性別を書くなら「男性」の欄に×をつける。最初は×が並んだアンケート用紙を見て面食らった。
ビールの話に戻ると、ドイツのビールはでっかいジョッキで飲むと思っていたが、それはミュンヘンとか南ドイツの風習で北ドイツでは普通のグラス。日本で飲むようなタイプのビールと、写真の黒ビールと普通のビールの中間のようなビールがある。こっちはアルトビールという。
日本のビールと較べると炭酸がマイルドな感じで飲みやすい。それでいてキレがないということはない。日本のビールメーカーは、まだまだドイツに学ぶべきことがたくさんあるような気がする。
この手の居酒屋では、注文しなくてもお代わりを持ってくる。日本の「わんこそば」と同じ仕組み。伝票をつけるのではなく、コースターに鉛筆で何杯運んだかを線で書き込んでいく。日本と違って「正」の字では、もちろんない。
話は変わるけれど、ところ変われば風習も変わるもので、イタリアではアンケートになどに印を書き込むときに、○ではなく×をつける。つまり私が性別を書くなら「男性」の欄に×をつける。最初は×が並んだアンケート用紙を見て面食らった。
ビールの話に戻ると、ドイツのビールはでっかいジョッキで飲むと思っていたが、それはミュンヘンとか南ドイツの風習で北ドイツでは普通のグラス。日本で飲むようなタイプのビールと、写真の黒ビールと普通のビールの中間のようなビールがある。こっちはアルトビールという。
日本のビールと較べると炭酸がマイルドな感じで飲みやすい。それでいてキレがないということはない。日本のビールメーカーは、まだまだドイツに学ぶべきことがたくさんあるような気がする。