2007年08月

2007年08月31日

夏の終わりに徒然と

この三日間、東京はちょっと涼しい。
時々雨がぱらついたりもしている。
ふーッ、とにかく今年の夏は暑かった。


「こんなに暑いんだから、日本は温暖化の影響で、もう温帯ではなく亜熱帯になったんじゃないか」という冗談をよく耳にする。私も常々そう思っている。


ところが、これはまんざら冗談でもないらしい。
日本の夏は、気象的には亜熱帯と呼んでいい気候なんだそうだ。ただ日本には冬もあるので、1年をトータルすると温帯という区分になるらしい。どうりで暑いはずだ。


ところで水曜日に
> タイソン・ゲイが男子100メートルで優勝した後、放送だったか番組CM
> だったか忘れたが、彼を指して「世界67億人の先頭を走る男!」と
> 表現していたのは、なかなか印象に残るコピーだった。

と書いた。

でもテレビをよく見ると、すべての競技で優勝したら「677億人の1位」ってテロップを流しているのね。ちょっと興ざめ。誰もが子供の頃にやったことのあるカケッコに一番近い100メートル走だから、あのコピーに説得力があったわけで、普通の人がやらない競技で67億人の1位って言われてもーーーブツブツブツ。決めゼリフはここぞと言うときに使わなければ効果がない、というか逆効果だということがよく勉強できた。



暑い話に戻ると、暑いと風呂じゃなくてシャワーで済ませたくなる。私も去年まではそうしていた。でも風呂に入って汗をたくさんかくと、汗をかくのは身体を冷やすということなので、かえって涼しい〜汗が収まった頃に寝ると寝付きがいいと聞いたので、今年はできるだけ風呂に入った。確かに、言われた効果はあった気がする。エッ? 夏の最初に教えろって? ゴメン、忘れてた(^^ゞ

ただ難点は、身体が涼しくなってきた頃に、
一杯飲み始めると、また火照ってくること(^^ゞ


しかし書きながら気づいたのは「汗をかく→身体を冷やす」という理屈なら、冬に風呂にはいると風邪をひくことになる? まあいいや、この際理屈は。涼しかったんだから。


<夏の最初に忘れたのでお詫びに秋からも使える話>
風呂やシャワーの後はドライヤーで髪を乾かす。ドライヤーを使わない人もいると思うけれど、まあ読んで。

人間に毛が密集して生えているのは、頭と、脇とアソコである。そうです、脇とアソコの毛もドライヤーをちょっと当ててやるとさっぱり乾いて気持ちがいい。是非お試しを。




さて8月も今日でおしまい。また暑さがぶり返す時があるかもしれないが(これが本当の残暑/ヤッパリ クドイ)、もうすぐ秋である。ところで春夏秋冬、4つの季節があるけれど、夏だけが終わるときに、ちょっと寂しさを感じるのはなぜだろう?

wassho at 17:00|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2007年08月29日

世界陸上とテレビゲーム

大阪で開催されている世界陸上。
ニュースや中継番組でチラチラ見ている。

日本人はあまりいい成績を残せていないみたいだが、ふだん縁のない競技を見るのはそれなりに楽しい。タイソン・ゲイが男子100メートルで優勝した後、彼を指して「世界67億人の先頭を走る男!」と表現していたのは、なかなか印象に残るコピーだった。私も67億人の中で一番になれるようなことを何か探したいな。


しかし、ナンデこのクソ暑い時期に開催してるの?
主催者側の都合か、会場の都合か、あるいは「夏枯れ」で話題の少なくなる時期に開催したいと放送側が考えたか。よく知らないけれど、この時期じゃ出るべき記録も出ない気がするのが残念。選手も気の毒。


ところでスポーツの定義って何か?と考えると、ちょっとややこしい。以前、アメリカで大型のスポーツ用品店に入ったら、釣り竿やビリヤードの道具まで並んでいて、ちょっと不思議な感じがした。競技用なのか狩猟用なのか区別がつかなかったがライフルもあった。


スポーツと身体能力、つまり瞬発力だったりパワーだったり持久力だったり、あるいは俗に言う運動神経とは切り離せない気がする。

しかし射撃なんかは身体能力としては引き金を引くだけだからスポーツという気がしない。アーチェリーは射撃よりは身体を使うとしても、別に弓を引く能力を競っているのではないから私としては射撃と同じ感覚。ビリヤードと同じで、どちらかというと「ゲーム」という言葉のほうがしっくりくる。

冬季種目のカーリングもそう。ゴルフは、ショットはスポーツでもパットはゲームのような気がする。釣りもカジキマグロを釣り上げるようなものは体力が必要としても運動神経は必要ないからゲーム。ややこしいのはモータースポーツ。身体能力が必要なのは間違いないにしても、勝敗はマシンの性能に大きく左右されるから素直にスポーツと認め難い気持ちがある。同じ乗り物でも乗馬だと、あまり抵抗感がないのが不思議。TVゲームは運動神経が必要なものも多いから、そのうちスポーツと呼ばれるようになるのかな?


スポーツは定義を深く考えなくても楽しめるけれど、ビジネスやマーケティングでは定義に立ち返って意味をはっきりさせないと中身のある議論ができない場合も多い。

社内を活性化させよう→活性化ってナニ?
能力に応じた賃金にしよう→能力ってナニ?
顧客満足度を上げよう→満足ってナニ?
オシャレなイメージにしよう→オシャレなってナニ?


周りの人に試してもらえればわかるが、抽象的な言葉ほど各人の解釈はかなりバラバラである。そして企画書も報告書も抽象的な言葉がたくさん並んでいる。「明確に定義できないのなら、それは存在しない」というのが誰の言葉だったか忘れたけれど、定義癖をつけておくとモノゴトがよりクリアに見えてくる。わかっているつもりで、わかっていないことは結構いっぱいあるもの。

なお「本当に愛してる(怒)?」と問い詰められた時に、「愛ってナニ?」と切り返すのはやめておいたほうがいい(^^ゞ

wassho at 16:47|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2007年08月28日

横綱の育て方

この話題、前に書いたかなぁ〜。よく思い出せない。まあ、イイヤ(^^ゞ
↓↓↓

さて朝青龍が病気がどうか、相撲界のあまりすっきりしないというか陰険な体質が連日報じられているけれど、10何年か前に聞いた印象深い話を。当時は貴乃花がまだ横綱になる前だったと思う。


スポーツトレーナーの世界ではかなり有名な某氏(スポーツトレーナーという仕事もよくわからないのだが、マッサージしたり、選手の体調全般を管理するような仕事らしい)と話していたとき、なぜか相撲の話となり、彼は「横綱を育てるのなんて簡単だよ」と豪語。


彼の説明はこうだった。「例えば学校のクラスを思い出して欲しい。運動の一番できる奴は昔なら野球、今ならサッカーをやる。2番目に運動のできる奴、3番目4番目ーーーと下がっていって10番目までに相撲をする奴がいるか?」「つまり相撲をやっている連中は運動能力的にたいした素質を持ち合わせた集団じゃない」「だからクラスで一番の運動能力を持つ奴に相撲をやらせ、しかるべきトレーニングを施せば、すぐに横綱になれる」。


この話、相撲協会には内緒にしててね。
張り手くらいたくないから(^^ゞ


彼のロジックは表現が乱暴だし、すんなり横綱を育てられるかどうかは別だとしても、基本的には正しい。


私が中学の時水泳部だったことは何回か書いた。1年生は夏頃、自分の専門種目を決める。今は知らないが、当時はフリー(クロール)と平泳ぎが人気だった。私もフリーを専門にしたかったのに、タイムがビミョーだったので、背泳に転向させられた(涙)。でもフリーと平泳ぎに較べれば背泳は選手層が薄い。転向したおかげで3年生の時には地域で2位入賞できた。フリーを続けていればおそらく10位も危なかった。


ビジネスでもみんなが注目する分野は、競争もそれだけ激しい。そこにチャレンジし勝ち抜くことも立派だが、もっと広い視野で戦略を考えることも重要だと思う。上に挑戦するよりも下を叩いたほうが勝算は立てやすい(場合もある)。勝チャ何でもアリだとはいわないけれど、本日は “前向きに下を向くのも戦略のうち” の下書きでした。

wassho at 17:59|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2007年08月27日

ペースメーカー

昨日は友人を見舞いに埼玉にある病院まで行ってきた。
心臓にペースメーカを入れる手術をしたということだった。


ペースメーカーとは名前は知っていたが、その動作に悪影響を与えるから電車のシルバーシート付近では携帯電話をきるように鉄道会社がいっているらしいーーーということ以外はほとんど知らなかった。


ネットで調べればいろいろわかるんだろうけれど、その暇もないので、彼の説明通り書くと、

*心臓というのはポンプのように収縮しながら動いている
*その収縮する力が弱ってきて、回数も下がりがちなので(それが彼の病気)
*ペースメーカーが一定のリズムで電気的な刺激を心臓に与え
*収縮する回数(いわゆる心拍数)を保ち、
*身体に必要な血液の循環を確保する

というのがペースメーカーの役目らしい。
大きさは親指くらいの感じ。ただ彼が入れたのは最新型の複合機で、ちょっと一般のペースメーカーよりも大きいとのこと。

ちなみに価格は600万円。保険やその他の給付金のようなものもかなり出るので本人負担はかなり低減されるらしいが、いったいいくら払わなければならないのかは本人いわく「心臓に悪いから、まだ聞いていない(^^ゞ」。


その心臓の病気だが、特に原因があって悪くなったというものではなく、10万人に1人程度の割合で「なる人はなる」というものらしい。「宝くじも万馬券も当たったことがないのに、10万人に1人の中に俺が入るかぁ〜」というのが彼の嘆き。気の毒というしか仕方ない。


ただペースメーカを入れても日常生活には特に支障はない。ゴルフ程度の運動もできる。1級身体障害者に認定されるので、交通機関の運賃は半額になるし、駐車違反も停め放題ーーーと前向きに冗談を交わしてきた。


ところで彼のペースメーカーは最新型の複合機と書いたが、それは先ほど書いた機能に加えて、除細動器(じょさいどうき)の機能がついているから。除細動器とは映画の手術のシーンなんかで心臓が止まった患者の胸にアイロンのようなものを押しつけて電気ショックを与えているアレ。

彼のペースメーカーは心拍数が一定以下に下がると、あの電気ショックを自動的に流してくれるそうである。ペースメーカーの刺激だけじゃ追いつかなくなったり、極度の不整脈を起こしたときの助っ人機能らしいが、本人いわく「これで、自殺もできなくなっちゃった(^^ゞ」。


病院に行くと、病院だから当たり前だけれど、見るからに辛そうな病人がたくさんいる。幸いにして私は今のところ健康である(たぶん)。 「なる人はなる」という病気は防ぎようがないにしても、体調維持・健康管理は大切だなあと強く思ったしだい。健康のありがたさを知るためにたまには病院に行こう!ーーーなんて不謹慎なことは大声でいえないが、やっぱりコッソリ行った方がいいかもとも実は思っている。何はともあれ、皆様も健康には気をつけて。

wassho at 16:40|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2007年08月23日

できたら安倍さんにもアドバイスしたい(^^ゞ

本日、東京はちょっと涼しい。
最高気温は27度で昨日より10度も低い。明日はまた34度らしいが、向こう1週間の予報ではもう35度を超える日はないらしい。
そろそろ残暑(クドイ)も近い。


明日の天気を知りたい時、ほとんどの人は天気予報を参考にするだろう。今ならネットでいつでも調べられる。何時間かおきに天気予報を携帯に送ってくれるサービスもある。ときどきハズれるけれど(そういや、今年は最初、冷夏のハズだった)天気予報を頼りにいろいろと予定を立てる。


一般の人はそれで充分だが、天気に生活や身の安全がかかっている人は、いわゆる天気予報だけじゃなく天気図その他の気象情報をもとに自分なりの判断も加える。それに雲の形や動き、風の感じなどをよく観察している。パイロット、船の航海士、ヨットマン、登山家ーーーー私もサーフィンをしていた頃は低気圧の位置をよく見ていた。漁師や農家が天気図を見ているかどうか知らないが、肌で感じる天候の変化には敏感に違いない。


天気予報はいうまでもなく気象情報を元に気象台や天気予報士が予想・判断したものである。ひらたくいえば「他人の意見」。


生活、あるいはマーケティングやビジネスで接する情報には天気図のようなナマの一次情報と天気予報のような他人の判断による二次情報がある。二次情報のほうがわかりやすいし、プロが分析した情報だから何となく安心感もある。でも二次情報ばかりに頼っていると、本当の判断力はなかなか養われない。


株で「とっても」儲けている人は何らかのデータ分析をしている人が多い。評論家の話やアナリストのレポートしか読んでいない人とは、その努力の差が儲けの差につながっている。マーケットリサーチの報告会をすると、優秀なクライアントはデータによく目を通している。優秀でないクライアントの場合は、私のつけたコメントに一喜一憂している(^^ゞ 昔、某企業の「天皇」「影の社長」と恐れられた専務の部屋には壁一面の本棚に経営に関する本が並んでいたが、店頭も見ず社員や取引先ともほとんど話さない彼の会社はやがて傾いた。教科書通りの経営改革プロジェクトは年中やっていたけれどーーー。


我々の接する情報のほとんどは二次情報である。例え仕事や趣味の専門分野に限ったとしても、すべての一次情報を取捨選択し分析している時間はない。それでもできるだけ一次情報に接してを分析する努力を続けないと判断力や勘といったものが養われない、いつまで立っても向上しないのでご注意を。

本日は “KYにならないための講座” の下書きでした(^^ゞ


※KY=空気読めないの略。最近、安倍さんはこう呼ばれているらしい。

wassho at 17:52|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2007年08月21日

暑い話と住宅業界にお願い

お久しぶりです。
お暑うございます。

前回8月9日に「今日がこの夏一番暑かった」と書いた後も、東京はますます暑くなり、18日の土曜日だけはちょっと涼しかったものの、その他はずっと亜熱帯な日々である。


あまり記憶は定かではないが、子供の頃は今のように天気予報に37度や38度という数字はなかったように思う。30度を超えたら「暑くてタイヘン!」という感覚だったような気がする。誰か正確に覚えていないかな。


それに梅雨の入りも明けも、だんだん後ろにずれているような。ほとんど7月いっぱいまでが梅雨で、8月になってからドカンと暑くなるというのが最近の傾向。だから前回も書いたように、これは残暑なんかでは決してなくって「本暑」なのだと思う。地球温暖化のせいかどうかは別として、季節感が変わってきているのだから「残暑」は9月になってから使おうというのが私の暑苦しい主張である(^^ゞ


基本的に自宅ではクーラーが効き過ぎていることを好まないのだけれど、こう暑いとそうもいっていられない。昨晩はとうとうクーラーをつけっぱなしで寝た。それでも暑くて何度も目が覚め、本日は睡眠不足で眠たい。


ところで暑い(熱い)といえば熱湯風呂である。
「そんなの関係ねえ」がネタのピン芸人小島よしおが24時間テレビで、あの熱湯コマーシャルの熱湯風呂が、実はそんなに熱湯でもないことをバラしてしまったらしい。

その記事は こちらから。
ユーチューブの映像は こっち



昔から絶対怪しいと思っていたけれど、やっぱりね。
映像を見ればわかるが、小島よしおの前に熱湯風呂に入ったダチョウ倶楽部のクサイ演技が悲しい(^^ゞ まあ、お笑いコーナーだからヤラセとか捏造とかの批判はできないにしても、やっぱりテレビって、あんな感じ?という印象はぬぐえないかも。日テレは今頃

    〇∧〃
   | / > | でもそんなの関係ねぇ 
   |〜<\〜.| そんなの関係ねぇ
  
って開き直っているのかな。



さて夏の暑さに話は戻って


前のマンションでは各階1号室から10号室までが横一直線に並ぶ造りだった。それで1号室と2号室の間にエレベーターがあった。私の部屋は1号室だったから、基本的に私の部屋の前を他の住民は通らない。


だから私は夏の休日の昼間は玄関のドアを開けっ放しにしていた。そうすると温度差か気圧差かわからないけれど、玄関の反対側の窓から風が一杯入って部屋中を通り抜けていき、とても涼しかった。その風の中で昼寝をするのが夏の楽しみだった。


今のマンションは私の部屋の前を住民が通る配置なので残念である。


ところで外国(たぶんアメリカ)の映画を観ると、玄関ドアと網戸のドアが二重になったような構造の住宅を時々見かける。日本で玄関に網戸のある家はほとんどないと思うが、あの「玄関網戸ドア」は日本でも有効なはずである。


前のマンションでは玄関を開けっ放しにしていたが、やっぱりそのやり方では

(1)不用心である
(2)廊下から虫やゴキブリなどが入ってくることもある

網戸があれば(2)は問題ない。(1)は網戸扉に鍵をつけても、しょせん網戸だから不用心に変わりはないが、開けっ放しよりはマシかと思う。気になるなら金網の網戸でもいいかもしれない。


伝統的な日本家屋は夏の風通しを第1に考えて建てたそうであるが、現在の住宅環境の中では、そういう設計は難しい。マンションではもちろん不可能である。というわけで少しでも夏を涼しく、それはたぶん温暖化対策にもいいはずだから、それにクーラー嫌いの人は私の直感ではマーケティング的に無視できないボリュームがあるはずだから、本日は住宅業界にお願い “玄関網戸ドア、日本でも普及させて” の下書きでした。

wassho at 16:05|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2007年08月09日

残暑お見舞い申し上げます

実際の気温は知らないが、私の感覚では今日がこの夏一番暑かった。


なのに、こんな日に限ってスーツを着て、あちこち外回りである。汗でパンツまで湿ってくるし、歩いている途中に気絶しそうになる(涙) おまけに本日は腹の探り合いのようなミーティングばかりで気力も使い果たした。早く帰って風呂でも入ろっと。


午前中は何枚かいただいた暑中見舞いに返事を書いていた。ここ10年くらい、暑中見舞いはイルカのポストカードと決めていたのだけれど、2〜3軒回ったお店では、もう今までに使ったことのあるイルカのポストカードしか売っていなかったので、今年はあきらめて白いアザラシのポストカードを買ってきた。白い子供のアザラシが氷の上で仰向けに寝ている、それはそれは涼しそうな図柄。自分用にもう1枚買ってこようかな(^^ゞ


さて日本のしきたりでは

立秋(8月7日頃)までに出すのが暑中見舞い
立秋を過ぎたら残暑見舞い

ということになっているが、何となく、この区切りがしっくり来ない。「残暑」という言葉には「もう暑くない頃のはずなのに、まだ暑い」というニュアンスを感じるのだが、本日は夏ど真ん中ーーーなのに残暑である。なんで8月7日が「秋」なのだ? 政府与党には次の選挙対策としてつまらぬ妥協をせずに、郵政改革を断固成し遂げてもらいたいが、ついでに「8月いっぱいは残暑ではなく暑中見舞い」という改革もしてくれないかな。

wassho at 17:31|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2007年08月02日

山本ですが

今日はめずらしい体験をした。


昼過ぎにオフィスの近くを歩いていると、ニコッと笑った人に声を掛けられた。
50歳代男性。身長165センチ前後。半袖の白いワイシャツにネクタイ着用。普通のグレーのウールのスラックス。髪は短い天然パーマ系。ややあばたの目立つ顔。ごくごく普通のサラリーマン風。


「イヤ〜ご無沙汰してます」と彼。


この人物に見覚えはない。
だが私は仕事柄、大勢の人の前でプレゼンテーションしたり講演したりすることもある。その出席者だったのかも知れない。またグループインタビューといって座談会形式のリサーチがあるが、その場合、クライアントはマジックミラー越しかモニタールームの映像でずっと(1回大体2時間くらい)司会進行をする私を見ていることになる。こちらとしてはご挨拶程度しかしていない人でもグループインタビューの場合は、クライアントから親近感を持たれることはよくある。


なども考えながら「エーッと、あのー、そのー」と慌てていると、その人物は

「お忘れですか? ○○○の山本ですが。あれから10年くらい経ちましたかねえ」と言った。○○○は誰でも知っている大企業である。


しかし、その会社と仕事をしたことはない。その会社のショールームに、あるプロジェクトの一環として見学に行ったことはあるが、その時にこの人物と知り合ったことは断じてない。


ひょっとして人違いしているのかと思い、私の名前を名乗ったが彼は、さも当然というような顔をしている。


「こんなところで何を?」と彼。「いや、オフィスがすぐそこで」と私。


なんて言っていると、彼が身を乗り出し「実はね」と小声で言い出した。


ここまで頭を全開にして記憶を探っていたが、彼が身を乗り出してきた段階で「やっぱりおかしい、この男はちょっとヘンだ!」と脳が警戒警報を発令!ーーーーーしたんだけれど、何となく条件反射で私も身を乗り出し彼と小声で話す羽目に(>_<)


「実はね、ほら、この前の、あの、万馬券が当たってね、いま換金してきたところなんですよ」といって彼はズボンのポケットに手を入れ、ゴムバンドで丸められた1万円札の束を半分だけポケットから出して見せた。


ピン札、たぶん200万円はあったw (・o・) wワア!


ここで小声の会話は終わり、彼は「競馬やらないの?、あっそっー、じゃまたね」といって颯爽と立ち去っていった。



狐につままれたというのは、こういうことを言うのか???


オフィスに戻り、もう一度記憶をたぐり、名刺データベースも調べたけれど、どう考えてもあの人物は知り合いじゃない。


ああいう人が、郵便受けにお金を配って入れているのかなあ?

wassho at 18:53|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2007年08月01日

夏になると納得できなくなること

関東地方の梅雨も明けて、東京は本日曇り空ながらかなり暑く湿度も高い。夏じゃない季節に夏の風景の写真を見ると「やっぱり夏はいいなあ」なんて思うけれど、その時はたいてい暑さの記憶はあっても、この蒸し暑い湿度のことは忘れている。


気がつけば2年以上前になってしまったパキスタンはそりゃ半端じゃなく蒸し暑かった。カラチという都市では37度くらいで湿度も日本より高かったものの、港町でそこそこ風もあったのでまだ我慢できた。でもラホールという内陸の都市は45度、湿度は風呂場並みで風はソヨリともなびかず! 帰りに一泊立ち寄ったタイのバンコクが軽井沢のように感じたことを思い出す。


前から不思議に思っているんだけれど

朝、駅まで歩いていく。駅までは15分くらい。この季節だからかなり暑く、少し汗ばむ。そして駅に入って、足が止まるとドドッーと汗が噴き出してくる。歩いている(運動している)時には、それほど汗をかかないのに、歩くのを止めたとたん汗が噴き出すのはなぜだろう。


歩いているときの方が運動しているから、身体が熱を持って汗でさます方が合理的なはずなのに。しかも冷房の効いた電車に乗って、冷房がきつくてちょっと寒いと思っても、2駅くらいは汗の吹き出しが止まらない。


何か納得のいかない人体のナゾである。
私だけなのかな??


それはさておき、暑く感じるのは気温より湿度だと思う。昔、真夏に行ったロサンゼルスは気温は高かったが、湿度が低いので暑さを感じなかったし汗もあまりかかなかった。木陰にでも入れば涼しいと感じたほど。でも太陽はガンガンに照りつけているので、調子に乗って街やビーチをブラブラしてホテルに戻ると思いっきり日焼けしていた。


さてである。この地球には暑いところと寒いところがある。赤道近くが暑くて両極に近づくほど寒いのは知っている。でもナンデ? 太陽と地球の大きさは、地球が直径1ミリとすると10メートル先に10センチの太陽という関係にある。直径1ミリの真ん中にあろうが端っこにあろうが太陽の熱の受け方は大差ないと思うけれど違うのだろうか? もっと不思議なのは湿度。なぜ違いがあるの? なぜ日本は蒸し蒸ししていてロサンゼルスは快適なのか、ナンデ? 理解できないというより納得できない。


お暇な方は夏休みの自由研究の課題にでもしていただきたいが、理論がわかったところで日本が快適になるわけでもないので、やめておいた方がいいかもね。とりあえず電車の中で汗かいて、ちょっとでも痩せようっと。

wassho at 18:43|PermalinkComments(0) ノンジャンル