2008年01月

2008年01月31日

オフィス2008

ebf004b2.jpgここでいうオフィスとは「事務所」じゃなくて、マイクロソフトが発売しているエクセル+ワード+パワーポイント+メールソフト+その他のソフトの詰め合わせセットのこと。ビジネスで使うソフトの詰め合わせだからオフィスというネーミングになったんだと思う。

マック版のマイクロソフト・オフィス2008が発売されたので買ってみた。ウインドウズ版でいうと2007に相当するバージョンとなる。今月中頃の発売だったので、まだそれほど使っている人は多くないだろうから、ご参考までにレポートしてみる。もっとも新しい機能はまだほとんど使っていない。



●全体としては結構重くなった。

インテル製のCPUを積んだMacならビミョー?程度の違いだが、モトローラ製G5というCPUのMacでは、はっきりとワンテンポ遅い操作感である。作業に支障が出るほどではないが、ちょっとイラッとする。

※CPUとはセントラル・プロセッシング・ユニット=中央演算装置。クルマでいうならエンジンみたいな存在。Macの場合インテル製CPU>モトローラ製CPUの性能である。


●アントラージュの迷惑フィルタ機能は、相変わらず役立たず。

ソフトのバージョンが上がっても、前のバージョンに特に不満がなければすぐには買い換えないのがポリシーである。お金もかかるし、操作方法が微妙に変わっていたりしてイラつくしーーー。でも今回は前のバージョンに不満があったからすぐに購入した。

それはアントラージュ(メールソフト:ウインドウズのアウトルックに相当する)の迷惑フィルタが前のバージョンではほとんど機能しなかったから。迷惑フィルタというのは、迷惑メールを受信したら、それを受信トレイから抜き取り、迷惑メールフォルダに移してくれる機能である。


迷惑メールについては、また別の機会に書くかも知れないけれど、たいへん「迷惑」している。仕事関係のホームページで公開している(メールの宛先として書いてある)アドレスには、ひとつのアドレスに1日約200通の迷惑メールが来る。それが3つあるから、私は毎日600通の迷惑メールを手作業で振り分けている。作業に離れているとはいえ、迷惑メールではない「本物のメール」を誤って捨ててしまっては困るから、けっこう神経がくたびれる。


それを半分自動的に処理してくれるのが迷惑フィルタであるが、新しいアントラージュの迷惑フィルタは、前バージョンと同じく『まったく』といっていいほど機能しない。
ほとんど、このために買ったというのに(ノ#-_-)ノ ミ┴┴ちゃぶ台返しぃ


私の知る限り、もっとも優秀な迷惑フィルタはグーグルが無料で提供しているGmailである。ほぼ95%の確立で迷惑メールを抜き取ってくれる。自分宛に来たメールをプロバイダーのメールサーバーからGmailに転送する設定にして、Gmailを使って読めば迷惑メールに神経を使うことはほとんどなくなる。

ただしGmailは基本ウエッブメールなので、仕事関係のメールをそこへ転送するというのは、途中のセキュリティその他もろもろを含めて何となく気が引ける。そのようなことを気にする必要がなくて、大量の迷惑メールに困っているという人には断然お奨めである。


メールソフトの迷惑フィルタならサンダーバード(無料ソフト:マック版もウインドウズ版もある)が、そこそこ精度が高い。Gmailにははるかに及ばないが、それでも60%位の確率で迷惑メールを判別する。実は昨年末からサンダーバードの試験運用もしているのだけれど、新アントラージュがタコとわかったので、公開メールアドレスについては、こちらに切り替えようかと思案中である。


ところで
迷惑メールには日本語のメールも英語のメールもあるが、どちらもほとんどは「エロ」系の内容。日本語の迷惑メールはいわゆる「出会い系」のメールが多いが、英語の迷惑メールでは「オチンチン」を大きくする方法を教えるとか、大きくするクスリを販売するといった内容が多い。外人「の」は「おっきい」ものだというのは日本人の偏見か(^^ゞ



さて、
オフィス2008の問題はエクセルなのである。

ーーー長くなったので次回に続く。

wassho at 16:24|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2008年01月29日

ハンドボール

いわゆる「中東の笛」と呼ばれるインチキな審判があったので、再試合をするしないで何かと騒ぎになっている。再試合がおこなわれて、それに参加する日韓どちらかの勝者が北京オリンピックへ行くことはほぼ確実みたいだが、その後の、ハンドボールアジア連盟VS国際連盟&日本の政治的駆け引きは、なかなか見物かも知れない。アジア連盟の会長は東京のオリンピック招致に反対ということまでにおわせて揺さぶりをかけているみたいだが、ならば、ここは石原都知事に気っぷのいい啖呵でも切ってもらいたい気もするが、へたにコブシを上げたら降ろすところに困るかな?


しかし中東の笛はフェアじゃないけれど、再試合に上層部のゴタゴタで参加できず、つまりオリンピックに行く機会を奪われた中東の選手は気の毒だと思う。(今回は政府同士のいがみあいではないが)だいたい政治がスポーツに口出しすると、いつもろくなことがない。しかし、しょっちゅう口出しするのが世の常でもある。


ところで
ほとんどの人が知らないし、本人も忘れかけているけれど、実は私は高校のわずかな期間、ハンドボール部に入っていたことがある。


中学では水泳部だったことは何度か書いた。高校でも続けようと思っていたのに、私が入学した時その高校の水泳部は、よく事情はわからなかったけれど、前の年に何かヤンチャな事件を起こしたらしく休部処分となっていた。


5月になっても休部処分が解けなかったのでハンドボール部に入ったのだが、その理由はバスケットやテニスなら中学からやっている連中にかなわないけれど、ハンドボールならドッチボールに毛が生えた程度かな、中学の授業じゃそうだったしーーーと簡単そうに思えたから。


しかし当時の我が高校のハンドボール部は、インターハイでもそこそこ勝ち進むほどレベルが高く、ドッチボール程度どころか、目の回るようなパス回しにまったくついていけず、はっきり覚えていないが夏休みくらいには辞めた。



話は戻って、
アジア連盟の会長はクェートの王族の一員らしい。つまりオイルマネーにものをいわせて、ワガママ放題、中東の笛吹放題らしい。しかしクェートといえばイラクに攻め込まれて湾岸戦争で多国籍軍に助けてもらった国。日本はその時1兆円も負担している。しかし金しか出さず存在感がなかったので、戦後、クェート政府が各国政府に感謝の意を表した新聞広告に日本の名前がなかったのは有名な話。今回のハンドボール騒動に関係あるかないかわからないけれど、なぜかそんなことをふと思い出した。その後、国際協力で自衛隊がでるようになったが、沖合で燃料運んでいるだけじゃなあ〜。


何はともあれ
私は続けられなかったが、ハンドボールはとても楽しいスポーツです。
皆さん、日韓戦を応援しましょう。

wassho at 19:31|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2008年01月22日

CDショップにお願い(本題)

皆さんはどうやってCDを選んでいますか?
試聴してから買う慎重派からジャケ買いまでいろいろあると思うけれど、私は雑誌なんかのCD評を参考にすることも多い。(ところで本の評論は書評っていうから、CDならCD評でいいのかな?)


CDショップにお願い:その1
店頭で雑誌のCD評を掲示してくれると助かる。
CD評を読んで、いいなと思ったらすぐに買いに走ったのは遠い昔。今は腰が重くて(^^ゞ そして、ようやくCDショップにいった頃には、何とかという雑誌に、よさそうなCDが紹介されていたなあ〜という記憶はあっても、そのCDのタイトルもアーティストもすっかり忘れているから。


CDショップにお願い:その2
最近買うのは、ほとんどクラシックになってしまった。クラシックの場合は、雑誌CD評の掲示の横に一緒に商品も揃えておいて欲しい。買ったことがある人はわかると思うが、クラシックは欲しいCDがわかっていても、それがお店のどこにあるのかを探すのがとても大変なのである。


暇つぶしにふらっとCDショップや本屋に立ち寄って、何か買おうと思っても、何を買っていいのかわからない〜自分が何を欲しいのかすらわからず、結局何も買わなかった事ってない? 私は時々ある。本人は何か買いたいという欲求が満たされず不幸、お店もせっかくの販売機会を生かせず不幸である。CDや本などは「何かいいものがあれば」という漠然としたニーズが購買動機なことも多い。そのあたり、漠然を明確化する仕組みの工夫が必要である。


CDも本も「売れなくなった」商品の代表例のようにいわれている。その原因については、いろいろ論じられていて、正しいと思われる見解もあるけれど、本日は “売れていないのではなく「売っていない」のでは?とマーケティングを見直すことも大事” の下書きでした。

wassho at 17:50|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス 

2008年01月21日

CDショップにお願い

783ac000.jpg二週間続けて週末の土曜日は散歩に出かけた。本当はジョギングするべきであるが

1)ジョギングするには寒すぎる。

2)しばらく走っていないので、脚ならしをしたい。

というのは表向きの理由で、本当は太りすぎて走るのがツライからだ。年末年始の飲み会などでは久しぶりに会う人も多いが、ほぼ例外なく「太りましたね〜」といわれた。今年は何とかせねばならぬ。ところで私はこの10年以上ずっと太っているんだけれど、意外だったのは、私にスリムなイメージを持っている人が多かったこと。そのイメージが残っているうちに体型を回復したい(^^ゞ


実は散歩も好きだ。私の散歩は特に目的地もなく、気の向くままに適当に歩き適当なところで曲がるスタイル。大体2時間くらい歩いたら引き返す。帰りは多少道順も考えるので1時間くらいで帰ってくる。時には3〜4時間適当に歩いた後、電車を乗り継いで帰ってくることもある。


できるだけ大きな道は避けて住宅地を縫うように歩くようにはしているが、たまには駅前に出てしまうこともある。土曜日も、とある駅前でブックオフを見かけたので、ふらっと入った。それで見つけたのが、イーグルスの28年ぶりのニューアルバムらしいLONG ROAD OUT OF EDENというCD。


昨年の秋にリリースされたことは知っていた。いくつか読んだ評論家のコメントも好意的だったように記憶する。でも買うには至らず。まあイーグルスのニューアルバムに飛びつくなんてオヤジくさいという気持ちもあったかも知れない。この日も買うつもりは全くなかったんだけれど、つい魔が差してーーー。


聴いた。
ウ〜ン結論は、今年最初の無駄遣い(/o\)


音は紛れもなくイーグルス・サウンド。ボーカルの声もそれぞれ懐かしい。でもホテルカリフォルニア前後の彼らが持っていた「ちょっと哀愁を帯びた緊張感」みたいなものは感じられない。一言で感想を書けばタルい。しかも2枚組。


考えてみれば彼らは70年代のバンド。メンバーもそろそろ御年60歳を越えたはず。期待する方が無理か。私と同世代の人が、あの頃のトキメキを期待して聴きたいなら、昔のアルバムを買い直すか、当時のベストヒット盤を買った方が満足度は高いと思うよ。



前置きが長くなったので(いつもだけれど)、
CDショップへのお願いは次回ということで。

wassho at 15:28|PermalinkComments(0) 生活、日常 | 音楽、オーディオ

2008年01月16日

使わないときが大事

昨日のワールドビジネスサテライト。どこかの文具メーカの、ホッチキスとガチャガチャクリップと穴あけパンチが一体になった商品が紹介されていた。出先にも持ち歩いて書類の整理に役立ててねーーーというような狙い。まあ、私はあまり欲しいとは思わなかったが。


かさばりがちな商品を3つコンパクトにまとめる=じゃまにならないという考え方だけれど、企画担当者のインタビューが印象に残った。担当者いわく


    「道具は使わないときが大事」


どんなによく使っているモノでも、よく考えれば使っていない時間のほうが圧倒的に長い。だから「使わない勝手」も考えてモノを選ぶことは理にかなっている。それに何となく達人っぽい言葉の響きがシブイ。


個人的に関心を持っているのは「折りたたみ式の自動車」。走るときは普通のクルマだが、駐車するときはコンパスのように真ん中から逆V字に折れ曲がる試作モデルなら何度か見たことがある。

駐車スペースは約1/3になるから街中の駐車場でも、自宅のガレージでも大いに地面の節約になるはず。ところで空母に積まれている戦闘機の中には翼を折りたたんだり後退させてカサを小さくするタイプのものがある。飛行機でも折りたためるのだから、クルマもその気になれば何とかなると思うんだけれど、どうなのかな? 最近、ガンダムのようにロボットに変身するクルマのコマーシャルがよく流れているが、エコだけじゃなくてトランスフォームにもクルマメーカーはぜひ力を注いで欲しい。

というか少し大げさかもしれないが、
そうじゃなければ25年後に国産メーカーの存在価値はないかもよ。



ところで先日、以前勤務していたコンサルティング会社の同窓会?に出た。久しく会っていない人も一杯いたけれど、昔、一緒にハードワークに明け暮れた(涙)仲間である。何事もなく瞬時に打ち解けられる。

    「人も、会っていないときが大事?」

wassho at 16:42|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2008年01月08日

平成20年に思い出す元号法制化

3ce5a835.jpg1989年1月7日までが昭和64年、翌1月8日からが平成元年である。つまり本日は平成二十歳の誕生日(数え年になるけれど)に当たる。あれから、もう20年も経ったのか〜というのが正直な感想。歳とっちゃった(>_<)


日本の場合、西暦と元号の2本立てで暦を数える。1980年代と昭和50年代というように微妙な時代的ニュアンスのとらえ方が役立つ場合もあるが、実用的には2つの暦が使われていることは何かと面倒である。


元号というのは大昔から続くものだが、これを日本の暦として使うと「法制化」されていったのが私が大学生の頃。日本の文化を尊重し、政府や役所が使う文書には元号を使用し、西暦の使用は補助的にとどめるーーーというような内容だったと思う。

なぜ、そんなことを覚えているかというと、私は元号の法制化には反対だったから。理由は単純に不便だからである。明治10年が昭和40年の何年前なのか、スッとわかる人はほとんどいないはず。それで一般教養の政治学の授業だったと思うけれど、試験は好きな小論文を書けというような形式だったので、


1)実用性の見地から政府や役所が使う文書には西暦を使用する
2)ただし日本の文化を尊重し
3)元号を補助的に使用することもできる


というような内容の「元号の使用に関する法律改正案」を書いた。シャレのわかる教授だったので成績は「優」をくれた。残念ながらシャレの通じる国会議員は現れず、その後に法律は改正されていない。だから日常生活のほとんどで西暦を使うのに、たまに平成で記入しなければいけないときは「あれ?何年だったっけ」と戸惑うことになる。


何はともあれ平成的には区切りのいい年。
本年もいい年でありますようにと正月気分続行。
年賀状の返事、早く書かなきゃ(^^ゞ

wassho at 19:58|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2008年01月07日

謹賀新年

ffb53c45.gifすでに一週間たちましたが、
皆様、あけましておめでとうございます。
今年も時々書きますので、時々読みに来てください。


今年は子年(ねどし/ねずみどし)。
干支(えと)というのが、どういういわれなのか知らないし、それぞれの干支とされている動物にさして意味があるとも思わないけれど、干支がなければ年賀状のデザインは、ずいぶんとバリエーションにとぼしいものになったに違いない。


さてネズミは備蓄した食糧を食べ荒らすし、伝染病の媒介にもなる。昔はたまに人間も囓られることがあったらしい。繁殖力が強いので捕っても捕っても、すぐに増える。ということで、一説によると歴史上、ネズミは人類にもっとも嫌われてきた動物なんだそうである。

その一方でネズミは、ミッキーマウス、トッポ・ジージョ、トムとジェリーのジェリー、ゲゲゲの鬼太郎のネズミ男、そしてピカチュウと様々なキャラクターにもなっている人気者でもある。反対に昨年の干支だったイノシシのキャラクターなんて思い浮かばないでしょ。


というわけでネズミは、
嫌われ者なのに愛されているという一風変わった存在である。私はネズミ年生まれじゃないけれど、今年はその路線を目指してみようかと密かに企んでいる(^^ゞ

wassho at 08:00|PermalinkComments(0) 生活、日常