2008年12月

2008年12月25日

クリスマスイブの話

しまった!
昨日のブログに、クリスマスというタイトルをつけたけれど、昨日はクリスマスイブだった。まあ、日本ではクリスマスイブのほうが何事も盛り上がるけどね。


クリスマスイブはクリスマスの前日というのが一般的な理解。クリスマスは大きなイベントだから前の日から祝うイメージがある。しかしクリスマスイブのイブは「イブニング」の省略形、つまり夜という意味であって前日ではない。


だったら盛り上がるのは夜からだからイブ? ブーッ不正解(>_<)


正確にいうとクリスマスの夜は24日だけで25日には存在しない。
ややこしいけれど、これも昔のキリスト教文化の名残。


今は日付が変わるのは深夜の零時。しかし昔のキリスト教暦では1日は日没から始まり次の日没までとなっていた。つまり日没で日付が代わり、1日の始まりは夜からである。


キリストの誕生日は25日。それを今の暦に直すと、24日の日没から25日の日没までとなる。だから本日25日の夜は昔の暦だと26日で、25日の誕生日の夜は今の暦だと1日前の24日の夜。ヤヤコシイ?紙に線でも引いて頭を整理してください。


というわけで、まだクリスマス当日の25日であるが、もうしばらくして日が沈んだらクリスマスケーキの安売りを初めても、キリスト教的には何ら問題はないのだ(^^ゞ

wassho at 14:38|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2008年12月24日

クリスマスがホワイトなのは

本日の東京は冬らしい天気だが、先週の金曜日には最高気温が20度近くもあってびっくりした。サンタクロースは雪の上でトナカイにソリをひかせてやってくることになっているし、ロマンティックなムードに浸るにはホワイトクリスマスでなくてはならない。しかし最近はもちろん、子供の頃の記憶をたどってもクリスマスに雪が降っていたという思い出はない。

キリストが生まれたのは中東でも、キリスト教が花開いたのはヨーロッパ。つまり緯度的には北海道から樺太くらいの寒い地域がヨーロッパの中心だから、やっぱりそういう文化・風土がクリスマスのイメージにも反映しているのだろう。


なにはともあれメリークリスマス
もう少し今年も頑張りましょう

wassho at 15:17|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2008年12月18日

徳川と霞ヶ関の埋蔵金を較べたら

昨日のニュース:時事ドットコムより引用
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「埋蔵金」流用、10兆円規模=綱渡りの財政運営に−08〜10年度・政府

 政府は、麻生太郎首相が「日本経済は全治3年」と指摘した2008〜10年度の財政運営を、「霞が関埋蔵金」と呼ばれる特別会計の剰余金・積立金から10兆円規模を流用してやり繰りする方向だ。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


最近、政治のテーマとなっている霞ヶ関の埋蔵金とは、もちろん霞ヶ関近辺の地中に埋まっているお金ではなくて、特別会計の中に積み立てられていたり繰り越されているお金のこと。

かいつまんで説明すると
国の予算は一般会計と特別会計(と財政投融資)に分かれる。


ニュースで「国会で予算の審議がーーー」などという場合は、一般会計の予算を指す。その財源は所得税や法人税や消費税などの税金。国会で審議し認められて成立する。つまり使い道は国会で決まる。


それに対して、道路整備や年金などの特定の事業のために設けられている、つまり最初から使い道の決まっている予算が特別会計。財源は特定財源といわれる税金や手数料。よく耳にする「道路特定財源」ならガソリンにかかる税金だったり自動車の重量税だったり。年金の場合は保険料。一般会計からも特別会計へ支出される。

特別会計も国会の承認が必要だが、もともと使い道が決まっている予算だから、ほとんど審議はない。これが「官僚や与党政治家が自由に使える予算」といわれる理由。


そして一般会計は単年度主義の予算なので繰り越しは認められていないけれど、特別会計は認められている。だから余ったお金が積み立ててあったり繰り越されている。これが霞ヶ関の埋蔵金と呼ばれているものの正体。だから、本当は掘り当てたお宝ではなく、もともとは国民が支払ったお金である。


特別会計は一般会計の例外措置として認められているはずなのに、
その規模は特別会計のほうが大きくなっている。

2008年度の予算規模は
    一般会計:約83兆円
    特別会計:約178兆円 (一般会計の2.1倍)

ついでに書くと一般会計は83兆円の予算でも、税収は53兆円しかなく30兆円が国債などの借金。つまり収入のうち36%が借金という首が回らない状態(>_<)


この特別会計のあり方は、今後の日本の国家運営の大きな課題ではあるけれど、そんな難しいことは皆さんが自分で調べたり考えていただくとして話を進めると、特別会計には長年にわたって貯め込んできた埋蔵金が約50兆〜100兆円あるといわれている。


さて埋蔵金といえば徳川埋蔵金である(^^ゞ
糸井重里は発見できなかったし、本当にあるのかどうかもあやしいが、一説には幕府が明治維新の際に隠した御用金は400万両といわれている。

江戸時代の1両が、今の貨幣価値にしていくらかは、
だいたい10万円位というのが通説。

 400万両 × 10万円 =4000億円

あれっ、徳川埋蔵金って霞ヶ関埋蔵金と較べると、たいしたことないのね?

もう赤城の山を掘り返しても無駄だと思うから、それに番組も飽きられて視聴率も稼げないだろうから、糸井重里には社会派に転じて霞ヶ関の埋蔵金を追求してもらいたい。

wassho at 17:43|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2008年12月16日

カメラメーカーにお願い(フラッシュ編)

昨日のクリスマス・カクタスの写真。
へたくそな写真なんだけれど、実は撮るのに結構時間がかかった。
(クリックすれば大きくなります)


最初は土曜の夜に撮った。
私のマンションは白熱灯の照明だけなので、夜は結構いい感じである。
しかし写真を撮るには間接照明だけではちょっと暗い。あちこちの照明を全部つけて撮ってもみたが写真に影ができてしまう。フラッシュを使って撮ると、目で見ているのとはずいぶん違う写真になる。というわけで夜の撮影は諦めて、日曜の昼間に撮ったのが昨日の写真。


私はあまりフラッシュを使わない。
当たり前であるが、目で見ているより明るい写真になるから。
できたら見たがままを写真に納めたいと思うタイプである。


デジカメは、その理屈は知らないけれどフィルムカメラと較べると、フラッシュなしで暗い場所でも撮れる。ただし暗いとシャッターが開いている露光時間が長くなるので手ぶれをしやすい。しかし最近のデジカメなら手ぶれ補正機能がついているので、まあ満足な写真が撮れる。


でも、今回のように部屋の明かりではちょっと光量が足りないケースもある。
そこで本日はカメラメーカーにお願い


その1)
フラッシュの光量は被写体との距離に応じて自動的に増減しているのかな? 昨日の写真の様な距離ではフラッシュの光が強すぎる。フラッシュの光量を撮影意図に応じて「普通」「やや弱め」「弱め」くらいに調節できる機能が欲しい。


その2)
携帯のカメラは、たいていフラッシュではなくライトがついている。これが光が弱くて、意外といい感じの写真に仕上がる。普通のデジカメにもライトがあって、フラッシュより弱い光を使いたいときに選べるといいかもしれない。


その3)
私のデジカメはキャノンである。他のメーカーのことは知らないが、フラッシュの設定は「オート」と「発光しない」がある。そして標準設定は「オート」でフラッシュを使わないようにするには「発光しない」を選ばなくてはならない。それくらいは我慢するが、デジカメは節電のためにしばらくすると電源が切れる。そうすると毎回「オート」から「発光しない」へ設定を変えなくてはならない。

電源はすぐ切れるから結局、撮影するたびにフラッシュの設定を選び直すことになる。これがとっても面倒である。標準設定をどちらにするかをユーザーに決めさせるべきである。


最後の話はキャノン限定かも。
とにかく私のお願いは “フラッシュを改良するのか、カメラ本体の感度を上げるのか、それはどうでもいいけれど、暗いところで、もっと暗いがままの写真をとれるようにして” の下書きでした。

wassho at 12:33|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2008年12月15日

クリスマス・カクタス

71cadb48.JPG一ヶ月ほど前に買ってきた鉢。
きれいに咲きました。






カクタスとはサボテンのこと。
この植物はサボテンの一種で、クリスマスの頃に花をつけるので、この名前がついている。昔はデンマークでよく栽培されていたのでデンマーク・カクタスという別名もある。また葉っぱがエビの一種のシャコにいているので和名でシャコバ・サボテンとも呼ばれる。


私の知る限り、このオレンジの他に、白と紫に近い赤色の花が咲く3種類がある。もう少し部屋の中に取り込む時期を遅くすれば、ちょうどクリスマスの頃に満開になったかも知れない。花も悪くないが、大きくふくらんだ蕾の時が実は可愛らしい。


もともとサボテンなので生命力は強く栽培は楽。ガーデニングの本にはいろいろ書いてあるが、3年に1回程度で土を入れ替え、後は1〜2週間に1回水をやれば真冬でも真夏でもベランダに出しっぱなしで10年は花をつける。


実はガーデニング好きである。
これはどうも母方のDNAのようで、
ジイさんの家には立派な温室があった。
その娘である母親も叔母も、あれこれいっぱい育てている。


私は植物の手入れをほとんどしないが、たまに土を入れ替えるとき、ベランダで土や砂や肥料を混ぜていると、なぜかとても嬉しくなってくる。ほんの10分くらいの作業なんだけれど体がよみがえる気がする。ひょっとして都会暮らしは向いていないのかな。


本当はいろいろ育てたいが、ほとんどの観葉植物は寒さを避けるため、冬になると部屋の中に入れなくてはならない。それで我慢している。昔、ベランダをジャングルのようにしていたとき冬は部屋が狭くなって悲惨だった。 

パイナップルも育てていたことがあって、これは葉っぱが南国ぽくって格好いいんだれど、食べられる実もつけないくせにびっくりするくらい(それも横に)大きくなる。しかも葉っぱがぎざぎざで、ぶつかると痛い。仕方がないので3年目の冬にはベランダで安楽死してもらった(ユルシテクレ)。


たいていの観葉植物は水さえやっていれば育つ。花が咲いたり新芽がでたり、少しでも緑のある生活はいいものです。夏休みの宿題の「あさがお」いらい植物には縁のない人も是非どうぞ。

wassho at 08:00|PermalinkComments(0)   *チューリップ以外 

2008年12月10日

%ポイントと‰

内閣支持率の話のついでに。

報道などでは「内閣支持率が前回の30%から20%へ10ポイント下がりました」というような表現をする。

30%から20%へ下がったのだから、10%下がったといっても良さそうなものだけれど、%はあくまで百分率、つまり比率だから、30%から10%さがったというのは27%のこと。したがって%どうしの比較では「ポイント」という単位で表現する。


正確にはパーセンテージポイントという。英語ではpercentage point。パーセンテージを省略してポイントとだけいうのは(たぶん)日本風の表現。また英語の辞書には載っていないが %point と書いても意味は伝わる。pecentageと書くのが面倒なので私はいつもそうしている。


ニュースなどでは必ずポイントと表現しているはずなのに、意外とこの言葉は知られていない。リサーチのプレゼンで「こちらのほうが5ポイント高い」などというと、15回に1回くらいの割合で「ポイントって何ですか?」という質問を受ける。



ついでに余分な豆知識。

百分率の%に対して、千分率というのもあってパーミルという。
記号は‰ パーミルという単位を使った経験がある人は少ないだろうが、パソコンで「パーミル」を入力変換すると「‰」が出てくるからお試しを。

wassho at 15:10|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2008年12月09日

支持率が低下らしいけれど

安倍内閣の時代はKYといえば「空気読めない」だったが、現在の麻生内閣では「漢字読めない」と訳すらしい(^^ゞ そんなKYや失言も響いたのか、週末の世論調査で内閣支持率が20%台前半に落ち込んだと新聞各社が伝えている。


だいたい内閣支持率が3割を切ると政権に赤信号といわれる。しかし解散をしなければ任期まで政権は続くのだし、首相は間接選挙で、つまりリコールはないわけだから支持率と政権維持がリンクするのもオカシナ話である。しかし支持率が低いと解散が近いという思いこみ、あるいは前例があり、与党各議員の「この内閣を支持すると自分も不人気に飲み込まれる。次の自分の選挙がヤバイ」という恐怖心から、内閣離れが生じ、それが何かと政権運営の足を引っ張るというマイナスのスパイラルが生じるのかも知れない。


各議員がどのような考えを持ち、どのような発言・行動をしようと、原則的には自由だ。しかし麻生内閣を批判する自民党議員は、ほんの3ヶ月ほど前に自分たちが彼を総裁・総理に選んだという責任も併せ持つべきだろう。


会社でも学校でも、自分の属するグループの中で多数決を取り、自分の反対意見が通ったとしたら、その反対意見に従う。それがルールである。それは具体的な態度や行動で従うだけでなく、もう反対とは口にしないことも含まれる。


さて
ここからが難しい。じゃあ、いったん決まったことは永遠に反対しちゃいけないのか。そんなことは、もちろんない。問題は決まった後、どのくらい経ったら再び反対していいのかという点にある。


次の日に再び反対を唱えたら、ルールを守れない、つまりワガママな人間といわれても仕方がない。100年後なら文句は言われない。その中間のどこかに反対し始めていいときがあるはずなんだけれど、それがなかなかわからない。たいていのことで少数派になってしまう私は、それでいつも苦労している。

wassho at 17:48|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2008年12月05日

大麻 マリファナ

このところ大麻の摘発報道が多い。
大学生がよく逮捕されている。
我が母校も奮闘しているみたいだ(^^ゞ


統計資料を持っているわけじゃないけれど、今、特に学生に大麻が流行しているのではないと思う。たまたま学生が逮捕される事件があって、そのニュースの反響が大きかったから、その後も学生が逮捕された事件だけがニュースになる。学生逮捕のニュースに世間が飽きてきたら報道は減るだろう。

また飲酒運転の悲惨な交通事故のニュースが大きく報道されるから、飲酒運転がまだまだ多いと思いがちだが、実際には飲酒運転事故は2000年に較べ四分の一程度まで減少している。(参考資料 ページ中頃のグラフ)
マスコミの報道が偏向しているとまではいわないが、世の中の実態を知るにはマスコミを鵜呑みにしないほうがいい。


さて大麻。
体に及ぼす影響はタバコ程度かそれ以下というのが世界医学界の論調。もちろん日本では御法度で麻薬や覚醒剤と同じような取り締まられ方だけれど、世界的にはそれほど厳しく取り締まられていない。


大麻を厳しく取り締まるべき派の人たちは、大麻が有害という論拠が揺らいできたので、最近は「大麻を吸うとやがて覚醒剤や麻薬にまで手を出すから大麻はダメ」というロジックをよく使う。団塊の世代の人はビートルズに憧れて少し髪を伸ばしただけで「不良になる」といわれたらしいが、それと同程度にこのロジックには根拠がない。


ただし、こういう推察はできる。
日本の大麻の末端価格は他国と較べて圧倒的に高い。
1グラム(煙草に混ぜるなら2〜3本分)当たりの価格を比較すると

  日本     6〜7千円
  米国     2千円
  ドイツ    1千円
  英国     500円
  南アフリカ  タバコより安いらしい

規制が厳しい国ほど、価格は高くなる。警察の目を逃れるコストがかかるからである。そして警察の目を逃れ大麻の付加価値を高める?仕事をしているのはいわゆる暴力団や不良外国人やその他のよからぬ連中である。つまり大麻を買うと彼らと付き合うことになる。それがきっかけで彼らの取扱商品である「覚醒剤や麻薬にまで手を出す」確率は高まるのかも知れない。

また、それは禁酒法がアメリカのマフィアを潤したように、英国の10倍以上の価格は暴力団や不良外国人の資金源になっているということでもある。


大麻とタバコの有害性は同程度なんだから、一方だけを禁止するのは理にかなわない。タバコの販売を認めるのなら、大麻も合法化し、(これは理にかなわないけれど)税率を高めにして4千円くらいで売ればいい。合法化すれば暴力団や不良外国人の資金源にはならない。おそらくは世界各地から大麻目当ての観光客も押し寄せる。財政再建にも貢献である。


  タバコを値上げする前に考えてみたらと半分マジで思うね。

wassho at 17:30|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2008年12月03日

ジャネーの法則

12月3日である。
たぶん、あっというまにクリスマスになりお正月になる。
ついこの間、忘年会や新年会をしたはずなのに、早いものである。


俗に歳を取ると時間が経つのが早いと言われる。
まあ、そういう実感はあるが、フランスの哲学者ジャネーはこう定義した。

「生涯のある時期における時間の心理的長さは、年齢の逆数に比例し、
 年齢に反比例する」(ジャネーの法則という)

ナンノコッチャ??

一般には、こう説明される。
  3歳児にとっての1年は人生の1/3=33%
  50歳の人にとっての1年は人生の1/50=2%

だから、歳をとると1年が早いと。


何となく理屈が通っているような気もするが、もったいぶって「年齢の逆数に比例し、年齢に反比例する」なんて、同じ意味のことを、わざとややこしい表現をして繰り返しているのが気にくわない。


今、旅行に行ってもそうだけれど、特に子供の頃の遠足では、往きよりも帰りの移動時間のほうが早く感じられた。脳の働きがどうなっているかは知らないが、知らないことを体験するときに「脳の時間」は長くなるような気がする。歳を取るということは、いろんな経験を積んで「新しい体験」が減るから1年が早く感じられるのだろうか?


しかし一方で、何かに熱中していると時間が早く経つという「脳の時間」の感じ方もある。そちらをメインに考えれば、歳をとって「新しい体験」が減れば熱中も少なく、退屈で1年が長く感じるはずである。


逆に、ダラダラと過ごし気がついたら「もうこんな時間!」と焦ることもある。


また1年が早いというのは常に漠然と感じるのではなく、今年も年末になったとかのように、定期的に発生する何かの出来事やイベントと連動して感じるような気がする。去年のクリスマスを思い出すとき、3歳児にとって人生の33%も昔だけれど、50歳ならたった2%前の出来事に過ぎない。過去を振り返っての感じ方という意味においては、やっぱりジャネーの法則は正しいのかな。


師走の忙しいときに限って、こういう無駄なことを考え出す。

「邪念の法則」という (^^ゞ

wassho at 15:39|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2008年12月02日

タイとパキスタン

タイの空港が反政府デモによって閉鎖されているのは知っていたが、特にタイに行く用事もないので、それほど関心は持っていなかった。知り合いのスッチーが「タイのスッチーも国に帰れなくて困っている」というので「暇だったら彼女たちに合コンでもしようと伝えて」といいかけて、グッとこらえた程度しか私には関わりがなかった。


でも、このニュースにはビックリ!

以下引用
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ソムチャイ政権崩壊=与党3党に解党命令−タイ憲法裁
 【バンコク2日時事】タイの憲法裁判所は2日、昨年12月の下院選挙で党幹部らの選挙違反があった国民の力党などソムチャイ政権の与党3党に対する解党訴訟で、3党の解党を命じ、ソムチャイ首相ら3党役員の被選挙権を5年間剥奪(はくだつ)した。これにより、ソムチャイ政権は崩壊した。
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日本で例えるなら、最高裁が自民党と公明党に解党を命じ、麻生自民党総裁をはじめ党3役の公民権を5年間剥奪したーーーということになる。法律や政治の仕組みが違うから日本ではこんな事は起こらないけれど、それにしてもタイの裁判所はすごい力を持っているね。


そういえば一泊二日だったが、タイはパキスタン出張の帰りの骨休めに立ち寄った。タイの旅日記はこちらから。ページの一番下の「次のページへ」をクリックしていくとパキスタン旅日記までつながっています。
http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/2005-06.html


インドのムンバイで起きたテロに、パキスタンのイスラム過激派が関与しているとかでインドとパキスタンが、またにらみ合っている。両国は第2次世界大戦後に3度戦火を交え、互いに核兵器も保有している。100年に1度の経済危機だし、ただでさえ貧困にあえぐ人を抱えているのだから、戦争なんかしたら目も当てられない。何とか丸く収まることを願うばかりである。


とか何とかいいながら、昔のブログのリンクで本日は失礼m(_ _)m

wassho at 18:19|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2008年12月01日

サファリのススメ

726f419b.jpgアップル社が作っているパソコンがマッキントッシュ(通称マック)。マックOSというOSで動く。アップル社以外のメーカーが作っているパソコンはマイクロソフト社のウインドウズというOSで動く。両社のシェアは大体5%vs95%位で、圧倒的にウインドウズが普及している。たぶん、このブログを読んでいるほとんどの方のパソコンもウインドウズのはず。


私が使っているメインのパソコンはマック。今でもウインドウズよりマックのほうが使いやすいと思うが、私がパソコンを使い始めた頃、ウインドウズはまだなく、その前のMS-DOS(エムエスドス)というOSの時代。当時のマックOSとMS-DOSを較べると、自転車に乗るのとヨットを操縦するくらいの違いでMS-DOSは難しかった。そんないきさつもあって、ずっとマックを使っている。


ただし仕事で使う2本の専門的なアプリケーション(いわゆるソフトのこと)が、ウインドウズでしか動かないので、その時はウインドウズのパソコンを使う。その時にエクセルなんかも使うけれど、ブラウザーでホームページを見ることはない。


で、この前、初めてウインドウズで、このブログを見てみた。

   ゲッ! 何これ! 字が汚いっ!


もともとワードでもメールソフトでも、ウインドウズよりマックのほうが画面はキレイであるが、今までウインドウズを使うときは専門的な仕事モードだったので、あまり気になっていなかった。ウインドウズで見る私のブログは、字が痩せていて滑らかでない。ただでさえ駄文なのに、これではますます(/o\) ウインドウズでブログを読んでいただいている皆様、改めて御礼申し上げますm(_ _)m


ちなみに私のウインドウズパソコンはXP版で、ブラウザーは付属のエクスプローラーのバージョン7。まあ標準的な構成だと思う。ファイアーフォックスという無料で使えるブラウザーが入っていたので、それも試してみるが、あまり変わらず。


マックOSには標準でサファリというブラウザーがついてくる。それのウインドウズ版もあったはずと思いダウンロードする(無料)。

   ヤッター\(^o^)/  ほぼマックと同じように見える。

ただし、エクスプローラーと較べると全体的に画面が縮小されて、字がちょっと小さくなる。表示メニューから「文字を拡大」と言うところを選ぶと、文字は大きくなるがレイアウトが崩れる。画面全体を拡大縮小する機能はないみたい。


もちろんブログだけでなく、どのホームページもエクスプローラーよりサファリのほうがはるかに美しい。エクスプローラーと多少操作方法が違うところがあるかも知れないけれど、試してみる価値はあると思う。よかったらどうそ。


ダウンロードはhttp://www.apple.com/jp/downloads/

注1)私はアップルの回し者ではありません。
注2)文字がキレイになっても、中身はツマラナイとの苦情はご遠慮願います(^^ゞ


ついでに
エクスプローラーは英語で探検家の意味。サファリとはサファリパークとかのサファリ。元々はスワヒリ語で旅行の意味だけれど英語では探検の意味になる。ジャングルを探検するときに着るのがサファリシャツ。だから、どっちも同じようなネーミングね。

wassho at 15:51|PermalinkComments(0) 生活、日常