2009年04月
2009年04月28日
中学2年生の思ひ出
昨日、最近はあまりお酒を飲んでいないと書いた。
だから今は例外期間だけれど、普段はずっと飲んでいるから、それなりに量を飲めるようになった。しかし、もともとはあまりお酒に強い体質ではない。数えていないが、若い頃の「ゲロ回数÷飲んだ回数=ゲロ率」をもし計算できるならば、たぶん私は日本人の上位にランクされると思う。
最初にグデングデンに酔っぱらったときのことはよく覚えている。
あれは中学2年生の時だった(^^ゞ
転校生だったHT君の父親は「や印」であると噂されていた。そこそこイケメンだったけれど、彼にはどこか怪しげな雰囲気が漂っていた。だからすぐに仲良しになった(^^ゞ
HT君の家は、学校から歩いて10分かからないところにあったのに、なぜか学校の隣にも、彼と高校生の兄貴(こっちは本物のワルだった)のために一軒借りてあった。彼らはそこに住むでもなく、隠れ家のように使っていた。ひょっとしたら、本宅には置いておけないヤバイものが隠してあったのかもしれない。
中学生の時分に、大人の目の届かない隠れ家である。まるでそこは天国のような空間であった。それで、ときどき宴会が催された(内緒)。ウイスキーもあったけれど、まだ少年の我々は爽やかな飲み味のジンのコカコーラ割りを好んで飲んだ。ある時、宴もたけなわな深夜、みんなで外出することになった。どこへ行こうとしたのかは覚えていない。その宴会に出席していない友達を呼びに行こうとしたのかもしれない。中学生だから外出はかわいく自転車である。
自転車をこぎ始めた。するとなぜか、電信柱がすごいスピードでこちらに近づいてきて私をはじき飛ばした。もうおわかりだと思うけれど、友人の証言によると、私は全力スピードで、何の躊躇もなくブレーキもかけず電信柱に突撃したらしい。目から☆が出て鼻血も出たが、幸いかすり傷程度だった。酔っぱらいは体の力が抜けているので意外と怪我をしにくいという説を、このときから私は信じている。
【警察の皆さんへ】
本件はすでに時効が成立しております。また、ずいぶんと昔の話のため、筆者の記憶に間違いがある可能性があります(^^ゞ
誕生日には昔のことを思い出すのも悪くない。
あの頃から、あまり人間的に成長していないようなのが気になるけれど
本日、忘れることもなく、またひとつ歳をとりました。
HAPPY BIRTHDAY TO ME.
皆さん、よいゴールデンウイークを。
だから今は例外期間だけれど、普段はずっと飲んでいるから、それなりに量を飲めるようになった。しかし、もともとはあまりお酒に強い体質ではない。数えていないが、若い頃の「ゲロ回数÷飲んだ回数=ゲロ率」をもし計算できるならば、たぶん私は日本人の上位にランクされると思う。
最初にグデングデンに酔っぱらったときのことはよく覚えている。
あれは中学2年生の時だった(^^ゞ
転校生だったHT君の父親は「や印」であると噂されていた。そこそこイケメンだったけれど、彼にはどこか怪しげな雰囲気が漂っていた。だからすぐに仲良しになった(^^ゞ
HT君の家は、学校から歩いて10分かからないところにあったのに、なぜか学校の隣にも、彼と高校生の兄貴(こっちは本物のワルだった)のために一軒借りてあった。彼らはそこに住むでもなく、隠れ家のように使っていた。ひょっとしたら、本宅には置いておけないヤバイものが隠してあったのかもしれない。
中学生の時分に、大人の目の届かない隠れ家である。まるでそこは天国のような空間であった。それで、ときどき宴会が催された(内緒)。ウイスキーもあったけれど、まだ少年の我々は爽やかな飲み味のジンのコカコーラ割りを好んで飲んだ。ある時、宴もたけなわな深夜、みんなで外出することになった。どこへ行こうとしたのかは覚えていない。その宴会に出席していない友達を呼びに行こうとしたのかもしれない。中学生だから外出はかわいく自転車である。
自転車をこぎ始めた。するとなぜか、電信柱がすごいスピードでこちらに近づいてきて私をはじき飛ばした。もうおわかりだと思うけれど、友人の証言によると、私は全力スピードで、何の躊躇もなくブレーキもかけず電信柱に突撃したらしい。目から☆が出て鼻血も出たが、幸いかすり傷程度だった。酔っぱらいは体の力が抜けているので意外と怪我をしにくいという説を、このときから私は信じている。
【警察の皆さんへ】
本件はすでに時効が成立しております。また、ずいぶんと昔の話のため、筆者の記憶に間違いがある可能性があります(^^ゞ
誕生日には昔のことを思い出すのも悪くない。
あの頃から、あまり人間的に成長していないようなのが気になるけれど
本日、忘れることもなく、またひとつ歳をとりました。
HAPPY BIRTHDAY TO ME.
皆さん、よいゴールデンウイークを。
2009年04月27日
デビューするならジャニーズ事務所から
草なぎ君の謝罪会見、見ました(^^ゞ
記者の質問に対して、すぐに言葉が出ないシーンが何度かあった。そのひとつが「どんな時にお酒を飲みたいと思いますか?」。彼がなぜ即答しなかったかはわからないが、私だって、この質問には答えにくい。別に何か理由があってお酒を飲むわけではないからである。あえていうなら「飲んで構わない状況なら、いつでも」としか答えようがない。
なんだけれど、
実は、この1ヶ月ほど私はほとんどお酒を飲んでいない。
禁酒しているわけではない。
ただ単純に、突然飲みたくなくなったのである。
全然飲まないわけではないが、この1ヶ月間の酒量は、普段の3日分くらいに収まっている。私の場合、基本的に毎日飲むのだが、なぜか時たま、こういう症状が起こるというか、こういう時期がやってくる。
1週間以上、飲まない日が続くと、身体のどこかが悪くてお酒を拒否しているんじゃないかと、ちょっと心配にもなってくる。この1ヶ月ほど自宅では一滴も飲んでいなかったが、昨日は全然飲まないのも身体に悪い?ような気もして飲んでみた。
いつもの赤ワイン。別に普通に飲めた。しばらくアルコールが抜けていたせいか、酔いが回るのが少し早い気もしたが、まあ普通。普通に味わえ、普通に酔うけれど、お酒を飲んでいる楽しさというか、リラックス感があまり感じられない。
楽しくなる、リラックスするーーーなどは脳が司っている反応である。飲み過ぎで弊害があらわれるのは「肝臓」が思い浮かぶものだが、私の場合、脳がイカレたか? まあ、思い当たる節はいっぱいある(^^ゞ
どちらかといえば、飲みたくなくなるより、煙草を吸いたくなくなるのほうがうれしいのにーーーまあ、いつまで続くコトやら。ちなみに体調に変化なし。体重は計っていないがウエストを目視する限り変化なし。でも何人かに「痩せた?」といわれたのは、おそらくお酒が原因での顔のむくみが取れたためと思われる。
ところで謝罪会見。その前にジャニーズ事務所の会見があったが、バイト風?のジイさんがラフなスタイルで、メモを読み上げただけ。普通の会社の謝罪会見で、あんなことをやったら「社長を出せ、責任者を呼べ」の大合唱になる。しかしテレビで見た限り、記者からは質問もなく「拝聴した」だけで終わった様子。
そして草なぎ君の会見。事実関係や反省の便もいいけれど、
「送ってもらった女性とはどんな関係か」
「その女性はどんな人か」
「いつも送ってもらっているのか」
「わざわざ40歳代の女性と表現することに何か意図はあるのか」
「その他ネホリハホリ、ネチッコク」
それを聞くのが芸能レポーターの仕事だろ、フツウ。
会見の生中継も禁止されてNHKは抵抗したらしいが民放は了承。また会見の映像をウエッブに掲載するのもジャニーズ事務所より御法度のおふれ。人気タレントを多数抱えるジャニーズの協力がなければ番組制作に差し支えるからテレビ局はジャニーズに頭が上がらない〜芸能レポーターも普段のジャニーズの会見から閉め出されたら困るからジャニーズの不祥事は腫れ物に触るがごとくーーー何となく「一般常識」として、そういうようなことは聞いていたけれど、やっぱり本当だったのね。他のSMAPメンバーへの突撃取材もなし。今回の一件でマスコミにとってジャニーズは、麻生首相より敬意を持って接する対象であることがよくわかった。
そういえば、あんなこともあった。マスコミが権力や金に弱いのは「大本営発表」の頃から変わっちゃいないといえば、たぶん言い過ぎなんだろうけれど、何となくマスコミにはガッカリした一連の騒動であった。まっ、私も芸能界デビューするならジャニーズ事務所からにします(^^ゞ
記者の質問に対して、すぐに言葉が出ないシーンが何度かあった。そのひとつが「どんな時にお酒を飲みたいと思いますか?」。彼がなぜ即答しなかったかはわからないが、私だって、この質問には答えにくい。別に何か理由があってお酒を飲むわけではないからである。あえていうなら「飲んで構わない状況なら、いつでも」としか答えようがない。
なんだけれど、
実は、この1ヶ月ほど私はほとんどお酒を飲んでいない。
禁酒しているわけではない。
ただ単純に、突然飲みたくなくなったのである。
全然飲まないわけではないが、この1ヶ月間の酒量は、普段の3日分くらいに収まっている。私の場合、基本的に毎日飲むのだが、なぜか時たま、こういう症状が起こるというか、こういう時期がやってくる。
1週間以上、飲まない日が続くと、身体のどこかが悪くてお酒を拒否しているんじゃないかと、ちょっと心配にもなってくる。この1ヶ月ほど自宅では一滴も飲んでいなかったが、昨日は全然飲まないのも身体に悪い?ような気もして飲んでみた。
いつもの赤ワイン。別に普通に飲めた。しばらくアルコールが抜けていたせいか、酔いが回るのが少し早い気もしたが、まあ普通。普通に味わえ、普通に酔うけれど、お酒を飲んでいる楽しさというか、リラックス感があまり感じられない。
楽しくなる、リラックスするーーーなどは脳が司っている反応である。飲み過ぎで弊害があらわれるのは「肝臓」が思い浮かぶものだが、私の場合、脳がイカレたか? まあ、思い当たる節はいっぱいある(^^ゞ
どちらかといえば、飲みたくなくなるより、煙草を吸いたくなくなるのほうがうれしいのにーーーまあ、いつまで続くコトやら。ちなみに体調に変化なし。体重は計っていないがウエストを目視する限り変化なし。でも何人かに「痩せた?」といわれたのは、おそらくお酒が原因での顔のむくみが取れたためと思われる。
ところで謝罪会見。その前にジャニーズ事務所の会見があったが、バイト風?のジイさんがラフなスタイルで、メモを読み上げただけ。普通の会社の謝罪会見で、あんなことをやったら「社長を出せ、責任者を呼べ」の大合唱になる。しかしテレビで見た限り、記者からは質問もなく「拝聴した」だけで終わった様子。
そして草なぎ君の会見。事実関係や反省の便もいいけれど、
「送ってもらった女性とはどんな関係か」
「その女性はどんな人か」
「いつも送ってもらっているのか」
「わざわざ40歳代の女性と表現することに何か意図はあるのか」
「その他ネホリハホリ、ネチッコク」
それを聞くのが芸能レポーターの仕事だろ、フツウ。
会見の生中継も禁止されてNHKは抵抗したらしいが民放は了承。また会見の映像をウエッブに掲載するのもジャニーズ事務所より御法度のおふれ。人気タレントを多数抱えるジャニーズの協力がなければ番組制作に差し支えるからテレビ局はジャニーズに頭が上がらない〜芸能レポーターも普段のジャニーズの会見から閉め出されたら困るからジャニーズの不祥事は腫れ物に触るがごとくーーー何となく「一般常識」として、そういうようなことは聞いていたけれど、やっぱり本当だったのね。他のSMAPメンバーへの突撃取材もなし。今回の一件でマスコミにとってジャニーズは、麻生首相より敬意を持って接する対象であることがよくわかった。
そういえば、あんなこともあった。マスコミが権力や金に弱いのは「大本営発表」の頃から変わっちゃいないといえば、たぶん言い過ぎなんだろうけれど、何となくマスコミにはガッカリした一連の騒動であった。まっ、私も芸能界デビューするならジャニーズ事務所からにします(^^ゞ
2009年04月24日
契約書についてのアレコレ
昨日とは打って変わり、
薄いコートが欲しいくらいの肌寒い天気である。
草君も、今日に飲みに行けば、
脱ごうという気分にはならなかったかも(^^ゞ
彼の出演していた番組やCMを中止し、新たに別のタレントを起用して作り替えるーーートップアイドルで本数も多いから億単位のカネが必要になる。CMを中止している間は、その商品の売り上げも落ちる。あれやこれやを考えると、今回の事件の経済損失は約50億円という試算もある。
生身の人間をキャラクターに使う限り、その人物が不祥事やスキャンダルを起こす可能性は常にある。その場合の損害賠償の取り決めは契約に盛り込まれているのかな?
一般論だけれど、日本の契約書と、外国の契約書はちょっと内容というか考え方が違う。日本の契約書には「こういう約束をする」という内容が書いてある。外国の契約書は、それに加えて「その約束が守れなかったときは、こういう償いをする」という内容が、場合によっては約束よりたくさん書かれている。
注)ここでいう外国とは、主に欧米という意味であるが、アジアの国でも国際取引は欧米風(グローバルスタンダード?)な場合が多い。
考えてみれば、契約書を引っ張り出さなければならないのは、何かトラブルがあったときだから、約束が守れなかったときの取り決めをしておくのは合理的である。しかし日本人のメンタリティとしては契約というコトの初めに、うまくいかなかったときのことを想定するのは抵抗感がある。何かあったときも、ナアナア、穏便に解決するという国民性もある。だから償いの取り決めをしておくほうが合理的だとしても、国内の取引なら日本風の契約書でも、トータルで考えればヨシとすべきなのかも知れない。
ちなみに、どれくらいの人が実践しているかは知らないが、アメリカの金持ちは、婚約の時に、離婚した場合の財産分与の取り決めをするらしい。しかも、双方の弁護士を交えて。
さて
日本はナアナアだけれど、欧米は契約社会だから、契約書の取り決めは重いーーーと、たぶん多くの人は思っている。
私もそう思っていたのだが、多少海外との仕事をしてわかったのは、
契約書の取り決めは絶対である。
でもビジネスだから、途中で事情がイロイロと変わる。
その場合、契約書の内容変更を頻繁に求められる。
ということである。
私「契約と違うじゃないか(怒)」
客「だから、契約を変更しようと言ってるじゃないか(怒)」
もちろん既に締結してある契約が優先するから、私が譲らず裁判にでもなれば私が勝つ。でも、毎回そんなことをしていればビジネスは成り立たない。契約書があるから安心というわけではなくビジネスは常に戦いでもある。
話は戻って草君。
稲垣君の謹慎は4ヶ月だったらしいから、彼も秋ぐらいには復帰?
トヨタは彼のCMを打ち切ったけれど、
ハウス食品さん、「ウコンの力」のキャラクターにどう?
薄いコートが欲しいくらいの肌寒い天気である。
草君も、今日に飲みに行けば、
脱ごうという気分にはならなかったかも(^^ゞ
彼の出演していた番組やCMを中止し、新たに別のタレントを起用して作り替えるーーートップアイドルで本数も多いから億単位のカネが必要になる。CMを中止している間は、その商品の売り上げも落ちる。あれやこれやを考えると、今回の事件の経済損失は約50億円という試算もある。
生身の人間をキャラクターに使う限り、その人物が不祥事やスキャンダルを起こす可能性は常にある。その場合の損害賠償の取り決めは契約に盛り込まれているのかな?
一般論だけれど、日本の契約書と、外国の契約書はちょっと内容というか考え方が違う。日本の契約書には「こういう約束をする」という内容が書いてある。外国の契約書は、それに加えて「その約束が守れなかったときは、こういう償いをする」という内容が、場合によっては約束よりたくさん書かれている。
注)ここでいう外国とは、主に欧米という意味であるが、アジアの国でも国際取引は欧米風(グローバルスタンダード?)な場合が多い。
考えてみれば、契約書を引っ張り出さなければならないのは、何かトラブルがあったときだから、約束が守れなかったときの取り決めをしておくのは合理的である。しかし日本人のメンタリティとしては契約というコトの初めに、うまくいかなかったときのことを想定するのは抵抗感がある。何かあったときも、ナアナア、穏便に解決するという国民性もある。だから償いの取り決めをしておくほうが合理的だとしても、国内の取引なら日本風の契約書でも、トータルで考えればヨシとすべきなのかも知れない。
ちなみに、どれくらいの人が実践しているかは知らないが、アメリカの金持ちは、婚約の時に、離婚した場合の財産分与の取り決めをするらしい。しかも、双方の弁護士を交えて。
さて
日本はナアナアだけれど、欧米は契約社会だから、契約書の取り決めは重いーーーと、たぶん多くの人は思っている。
私もそう思っていたのだが、多少海外との仕事をしてわかったのは、
契約書の取り決めは絶対である。
でもビジネスだから、途中で事情がイロイロと変わる。
その場合、契約書の内容変更を頻繁に求められる。
ということである。
私「契約と違うじゃないか(怒)」
客「だから、契約を変更しようと言ってるじゃないか(怒)」
もちろん既に締結してある契約が優先するから、私が譲らず裁判にでもなれば私が勝つ。でも、毎回そんなことをしていればビジネスは成り立たない。契約書があるから安心というわけではなくビジネスは常に戦いでもある。
話は戻って草君。
稲垣君の謹慎は4ヶ月だったらしいから、彼も秋ぐらいには復帰?
トヨタは彼のCMを打ち切ったけれど、
ハウス食品さん、「ウコンの力」のキャラクターにどう?
2009年04月23日
SMAPの草なぎ(弓ヘンに剪)剛
本日の東京は、ほどよい暖かさで湿度も低く、まさに爽快。時間が許せばいつまでも歩いていたい気分になる。しかし、昨日の夜は少し冷え込んだ。
なのに草なぎ剛君、公園で全裸だったようで(^^ゞ
酔っぱらいが公園で全裸で騒ぐーーーお馬鹿な事件だが、トップアイドルゆえ本日の報道量の多くを占めるだろう。私だってネタにしている。
今のところ、誰かに具体的に「猥褻」なことをしたとの報道はない。
ところで34歳にもなる大人が、芸能人が、一人で全裸で騒いでいたら、「本当に酒を飲んだだけか? 一緒にヤヤコシイモノも飲んでいないか、打ってないか?」と連想するのが普通だけれど、朝のテレビを見る限り、キャスターやコメンテーターから、そういう発言はなし。ジャニーズ所属の大物相手に下手なことを言えば、テレビ業界では生きていけません。
あまり詳しくないが、芸能界にはイロイロと踏んではいけない地雷があるらしい。「なにをゆうたんや北野誠ばぁーにんぐっ!/著作権:ざこば師匠」(^^ゞ
ナマ草なぎ剛には一度だけ遭遇したことがある。たまたま眼もあったが、テレビで見るのと同じようにちょっと恥ずかしそうな笑顔だった。プライベートな空間で見る彼も、イメージ通りの好青年(青年という歳じゃないが)との印象を受けた。
よっぽどストレス溜まっていたのかなあ?
公衆の面前で裸になる、限度を超えて騒ぐーーーどちらも法律や条令に触れる違法行為になる。おそらくは、彼が登場するCMはすべて放送中止となり、出演している番組内容も差し替えられる。関係者にとっては一大事。
彼が地デジの宣伝をしていることから、所轄官庁の大臣となる正義の味方の鳩山総務相は「事実であれば、めちゃくちゃな怒りを感じている。なんでそんな者をイメージキャラクターに選んだのか。恥ずかしいし、最低の人間だ。絶対許さない」とコメントしたらしい。(4月23日12時35分配信 産経新聞)
ソコマデイウナ
オマエガイウナ
ナントカユウタレ、ナカガワ(^^ゞ
(現在までに報じられている内容なら)今回の件は、そんなに大騒ぎするほどのことかなあ? という気もする。実害は軽微だから、おそらくは起訴もされまい。常習犯じゃ困るけれど、人生に1度や2度、この程度なら「武勇伝」で笑い飛ばせばいい。しかしマスコミのお約束パターンでコトは処理され、しばらく彼の存在はメディアから抹消される。裸になっただけなのに麻薬や暴力事件と同じ扱い。
建前社会というか、面倒は避けたいというか、些細なことでも鬼の首をとられるというか。たぶん彼のCMを続ければ「信じられない!」という良識ある人々からの抗議が殺到するのだろう。ストレス溜まるかもね。
なのに草なぎ剛君、公園で全裸だったようで(^^ゞ
酔っぱらいが公園で全裸で騒ぐーーーお馬鹿な事件だが、トップアイドルゆえ本日の報道量の多くを占めるだろう。私だってネタにしている。
今のところ、誰かに具体的に「猥褻」なことをしたとの報道はない。
ところで34歳にもなる大人が、芸能人が、一人で全裸で騒いでいたら、「本当に酒を飲んだだけか? 一緒にヤヤコシイモノも飲んでいないか、打ってないか?」と連想するのが普通だけれど、朝のテレビを見る限り、キャスターやコメンテーターから、そういう発言はなし。ジャニーズ所属の大物相手に下手なことを言えば、テレビ業界では生きていけません。
あまり詳しくないが、芸能界にはイロイロと踏んではいけない地雷があるらしい。「なにをゆうたんや北野誠ばぁーにんぐっ!/著作権:ざこば師匠」(^^ゞ
ナマ草なぎ剛には一度だけ遭遇したことがある。たまたま眼もあったが、テレビで見るのと同じようにちょっと恥ずかしそうな笑顔だった。プライベートな空間で見る彼も、イメージ通りの好青年(青年という歳じゃないが)との印象を受けた。
よっぽどストレス溜まっていたのかなあ?
公衆の面前で裸になる、限度を超えて騒ぐーーーどちらも法律や条令に触れる違法行為になる。おそらくは、彼が登場するCMはすべて放送中止となり、出演している番組内容も差し替えられる。関係者にとっては一大事。
彼が地デジの宣伝をしていることから、所轄官庁の大臣となる正義の味方の鳩山総務相は「事実であれば、めちゃくちゃな怒りを感じている。なんでそんな者をイメージキャラクターに選んだのか。恥ずかしいし、最低の人間だ。絶対許さない」とコメントしたらしい。(4月23日12時35分配信 産経新聞)
ソコマデイウナ
オマエガイウナ
ナントカユウタレ、ナカガワ(^^ゞ
(現在までに報じられている内容なら)今回の件は、そんなに大騒ぎするほどのことかなあ? という気もする。実害は軽微だから、おそらくは起訴もされまい。常習犯じゃ困るけれど、人生に1度や2度、この程度なら「武勇伝」で笑い飛ばせばいい。しかしマスコミのお約束パターンでコトは処理され、しばらく彼の存在はメディアから抹消される。裸になっただけなのに麻薬や暴力事件と同じ扱い。
建前社会というか、面倒は避けたいというか、些細なことでも鬼の首をとられるというか。たぶん彼のCMを続ければ「信じられない!」という良識ある人々からの抗議が殺到するのだろう。ストレス溜まるかもね。
2009年04月21日
新じゃがと春キャベツとベーコン
昨日、コンビニでポテトサラダを買った。
やたらうまかった。
どれくらいうまかったというと、パックの半分まで食べたところで、もう1パック、いや2パック買いに行こうか悩んだくらいである。
「新じゃが」なんだろうなと思った。そんなにおいしく感じたということは、
今年「新じゃが」を食べたのは、昨日が初めてなのかも知れない。
しかしコンビニのおかずで、食材の旬を感じて喜ぶとは、「それも、現代的」と素直に受け入れるべきか、「基本、食生活が間違っている、あるいは悲しい」と反省すべきかどっちなんだろう。
春キャベツの時期でもある。
子供の頃、母親が春キャベツとベーコンの炒め物を作り、それを初めて食べたときのことは今でもよく覚えている。キャベツという「普段は存在感もなく、つまらない野菜」が、春だけはこんなに甘くてうまいのかとビックリした。ベーコンというものも、その時に初めて知った気がする。ハムやソーセージは普通にあったけれど、ベーコンはまだめずらしかったのかも知れない。肉屋でベーコンを買っていると「それはどうやって食べるものですか?」と、他の買い物客に尋ねられたと母親が言っていた記憶がある。
話は変わるが、ベーコンというと、バカにひとつ覚えのように「カリカリに」という輩がいる。私はカリカリのベーコンが嫌いである。あんな煎餅のようになって、肉の味がしなくなったものの、どこがうまいのかと不思議である。
ところで、新じゃがも春キャベツも、ジャガイモやキャベツの旬が春なのだと思っていたが、単純にそうではなく、種類や栽培時期の違いもあるらしい。興味があったら検索してみてください。
【農家の皆さんへ】
あまり季節感のない野菜は、品種改良をガンバリ、特定の季節に一段とおいしくなるようにすれば、年間を通じての売り上げが増加するでしょう。
秋茄子は嫁に食わすなーーーということわざがあるくらい、茄子の旬は秋だと言われていますが、秋の茄子が他の季節と較べ、それほどオイシイとは思いません。新じゃがや春キャベツはスーパーの店頭でも賑わっていますが、秋茄子で盛り上がっている話も聞きません。茄子に限らず、その他いちおう旬があるとされている野菜も、現状を冷静に分析し、新じゃがや春キャベくらいの差別化を実現すべく品種改良に努めましょう。
品種改良を頑張りすぎて、ジャガイモとキャベツが1年中新じゃがと春キャベツの味になってしまうと、例えおいしくても、人生の楽しみが減るので、それはやめてください(^^ゞ
やたらうまかった。
どれくらいうまかったというと、パックの半分まで食べたところで、もう1パック、いや2パック買いに行こうか悩んだくらいである。
「新じゃが」なんだろうなと思った。そんなにおいしく感じたということは、
今年「新じゃが」を食べたのは、昨日が初めてなのかも知れない。
しかしコンビニのおかずで、食材の旬を感じて喜ぶとは、「それも、現代的」と素直に受け入れるべきか、「基本、食生活が間違っている、あるいは悲しい」と反省すべきかどっちなんだろう。
春キャベツの時期でもある。
子供の頃、母親が春キャベツとベーコンの炒め物を作り、それを初めて食べたときのことは今でもよく覚えている。キャベツという「普段は存在感もなく、つまらない野菜」が、春だけはこんなに甘くてうまいのかとビックリした。ベーコンというものも、その時に初めて知った気がする。ハムやソーセージは普通にあったけれど、ベーコンはまだめずらしかったのかも知れない。肉屋でベーコンを買っていると「それはどうやって食べるものですか?」と、他の買い物客に尋ねられたと母親が言っていた記憶がある。
話は変わるが、ベーコンというと、バカにひとつ覚えのように「カリカリに」という輩がいる。私はカリカリのベーコンが嫌いである。あんな煎餅のようになって、肉の味がしなくなったものの、どこがうまいのかと不思議である。
ところで、新じゃがも春キャベツも、ジャガイモやキャベツの旬が春なのだと思っていたが、単純にそうではなく、種類や栽培時期の違いもあるらしい。興味があったら検索してみてください。
【農家の皆さんへ】
あまり季節感のない野菜は、品種改良をガンバリ、特定の季節に一段とおいしくなるようにすれば、年間を通じての売り上げが増加するでしょう。
秋茄子は嫁に食わすなーーーということわざがあるくらい、茄子の旬は秋だと言われていますが、秋の茄子が他の季節と較べ、それほどオイシイとは思いません。新じゃがや春キャベツはスーパーの店頭でも賑わっていますが、秋茄子で盛り上がっている話も聞きません。茄子に限らず、その他いちおう旬があるとされている野菜も、現状を冷静に分析し、新じゃがや春キャベくらいの差別化を実現すべく品種改良に努めましょう。
品種改良を頑張りすぎて、ジャガイモとキャベツが1年中新じゃがと春キャベツの味になってしまうと、例えおいしくても、人生の楽しみが減るので、それはやめてください(^^ゞ
2009年04月19日
シャワーヘッド奮戦記 完結編
ガスコンロの電池ケースが壁の中に埋まっているという世にも珍しい体験をし、そのついでにシャワーの水圧が低いのを治そうと思ったが果たせず、しかし、とうとう解決の一歩手前までこぎ着けたのが前回までのストーリー。実際には、その日(3月29日)のうちに、交換はできたし写真も撮ってあったけれど、つい書きそびれて。
改めて、あらすじを記すと
シャワーの水圧が低い。
↓
水道の元栓に節水装置が組み込まれており、バスルームの水栓にもダブルで節水装置が組み込まれているのが原因。
↓
節水仕様のシャワーは、シャワーヘッドだけの交換はできず、ホースごと交換する必要がある。
↓
シャワーヘッド→ホース→ジョイント→コネクター→水栓の順番で水道につながっているが、シャワーの節水装置が組み込まれているのはジョイントの部分であった。
↓
このジョイントが特殊な口径で、水栓には、その口径に合わせたコネクターがついているので、ホースを交換するには、コネクターも交換しなければならない。
続きは下に↓
改めて、あらすじを記すと
シャワーの水圧が低い。
↓
水道の元栓に節水装置が組み込まれており、バスルームの水栓にもダブルで節水装置が組み込まれているのが原因。
↓
節水仕様のシャワーは、シャワーヘッドだけの交換はできず、ホースごと交換する必要がある。
↓
シャワーヘッド→ホース→ジョイント→コネクター→水栓の順番で水道につながっているが、シャワーの節水装置が組み込まれているのはジョイントの部分であった。
↓
このジョイントが特殊な口径で、水栓には、その口径に合わせたコネクターがついているので、ホースを交換するには、コネクターも交換しなければならない。
続きは下に↓
問題はステー(支柱)
水栓の後ろ側、2本のステーがハの字型に伸びて壁に接続されている。ステーに挟まれて真ん中に見えるのが、水栓とシャワーホースのジョイント部分をつなぐコネクター。
まずはこのコネクターを交換する。ねじ式で水栓とつながっているだけだから回せば外れる。しかし問題は、左右のステーが邪魔になってコネクターを回せないこと。写真を見ればわかるように90度回せばステーにぶつかってしまう。
またこのステーは、単なる留め金ではなく、この中を水とお湯が通っている。つまりコネクターを交換するには、水栓をステーから外さなくてはならず、その為には元栓も閉める必要がある。
ところで、水栓の金属部分。普通、こういう部分は水に含まれるカルシウムが固まって白っぽくなっていることが多いけれど、ウチのバスルームはピカピカでしょ。ハイ、撮影前に磨きました。
しかし床は汚れが目立っている(/o\) バスルームというのは体を洗うところである。つまり使うたびに石けん水で洗い流している。それなのになぜ汚れるのか不思議。
この写真を撮った数日後、タワシを買ってきて、床に洗剤を吹き付けこすってみた。あまり汚れは落ちなかった。頭に来たので、翌日の朝、ドメスト一本分を床に振り掛け、帰宅してからまたタワシでこすったら、かなりキレイになった。普段から、もうチョットこまめに掃除しようっと。
まずはこのコネクターを交換する。ねじ式で水栓とつながっているだけだから回せば外れる。しかし問題は、左右のステーが邪魔になってコネクターを回せないこと。写真を見ればわかるように90度回せばステーにぶつかってしまう。
またこのステーは、単なる留め金ではなく、この中を水とお湯が通っている。つまりコネクターを交換するには、水栓をステーから外さなくてはならず、その為には元栓も閉める必要がある。
ところで、水栓の金属部分。普通、こういう部分は水に含まれるカルシウムが固まって白っぽくなっていることが多いけれど、ウチのバスルームはピカピカでしょ。ハイ、撮影前に磨きました。
しかし床は汚れが目立っている(/o\) バスルームというのは体を洗うところである。つまり使うたびに石けん水で洗い流している。それなのになぜ汚れるのか不思議。
この写真を撮った数日後、タワシを買ってきて、床に洗剤を吹き付けこすってみた。あまり汚れは落ちなかった。頭に来たので、翌日の朝、ドメスト一本分を床に振り掛け、帰宅してからまたタワシでこすったら、かなりキレイになった。普段から、もうチョットこまめに掃除しようっと。
目標達成!
新しいシャワーヘッドを取り付け、工具をしまうのもそこそこに、シャワーを浴びる。
苦労は報われました\(^o^)/
もう1割くらい水圧があってもいい気がするけれど、充分に満足。やはりシャワーは、これくらいの勢いがなければ。
シャワーヘッドというものを初めて買ったが、1000円くらいから数万円まで、けっこう価格帯が広い。写真の新しいシャワーヘッドは5000円ほど。普通のシャワーと、水圧の高いマッサージと、(箱も説明書も捨てたので名前はわからないが)お湯と空気がミックスした太めで緩やかな水流の3タイプに切り替えられる。
マッサージ水流のあるシャワーヘッドにすることは、最初から決めていたのだが、チョットした誤算も。
写真(クリックで大きくなります)に見える、一番円の中心に近いポツポツは、実は水の出る穴ではなく盛り上がっているだけ。単なるデザインなのか、あるいは、このシャワーヘッドの上級バージョンはここにも穴が開いていて、4つめの水流モードがあるのかは不明。
その次の円周上にある穴がマッサージ水流の出口。さらに次の円周上には大きな穴と小さな穴があるが、大きな穴からお湯と空気がミックスした水流が出る。たぶん小さな穴から空気を吸い込んでいると思われる。そして一番外側、ブルーの突起状の穴が普通のシャワー。
なので
普通のシャワーの時は、シャワーヘッドの外周部分からしかお湯が出ないから、何となくシャワーが「中抜け」したような状態なる。だから石けんの泡を流し落とすときは、以前に較べてシャワーヘッドあるいは体を細かく動かす必要がある。必要はないのかもしれないけれど、そうしたくなる。
もちろん、それでも充分に満足である。交換当日は、交換した後に試しにシャワーを浴び、普通のバスタイムの時にシャワーを浴び、寝る前にも意味もなくまたシャワーを浴びた。
交換にかかった費用は
シャワーヘッド:5000円くらい
ホース&ジョイント:3000円くらい
コネクター:250円くらい
スパナ(工具):3500円くらい
意外とスパナが高かったけれど、本来の部品代だけなら8000円チョットである。仮に10万円かかったとしても、今の水圧を得られたのなら私は文句を言わないと思う。交換してから1ヶ月近くたつけれど、いまだにバスタブにつかるときではなく、シャワーを浴びながら「ゴクラク、ゴクラク」とつぶやいている(^^ゞ
苦労は報われました\(^o^)/
もう1割くらい水圧があってもいい気がするけれど、充分に満足。やはりシャワーは、これくらいの勢いがなければ。
シャワーヘッドというものを初めて買ったが、1000円くらいから数万円まで、けっこう価格帯が広い。写真の新しいシャワーヘッドは5000円ほど。普通のシャワーと、水圧の高いマッサージと、(箱も説明書も捨てたので名前はわからないが)お湯と空気がミックスした太めで緩やかな水流の3タイプに切り替えられる。
マッサージ水流のあるシャワーヘッドにすることは、最初から決めていたのだが、チョットした誤算も。
写真(クリックで大きくなります)に見える、一番円の中心に近いポツポツは、実は水の出る穴ではなく盛り上がっているだけ。単なるデザインなのか、あるいは、このシャワーヘッドの上級バージョンはここにも穴が開いていて、4つめの水流モードがあるのかは不明。
その次の円周上にある穴がマッサージ水流の出口。さらに次の円周上には大きな穴と小さな穴があるが、大きな穴からお湯と空気がミックスした水流が出る。たぶん小さな穴から空気を吸い込んでいると思われる。そして一番外側、ブルーの突起状の穴が普通のシャワー。
なので
普通のシャワーの時は、シャワーヘッドの外周部分からしかお湯が出ないから、何となくシャワーが「中抜け」したような状態なる。だから石けんの泡を流し落とすときは、以前に較べてシャワーヘッドあるいは体を細かく動かす必要がある。必要はないのかもしれないけれど、そうしたくなる。
もちろん、それでも充分に満足である。交換当日は、交換した後に試しにシャワーを浴び、普通のバスタイムの時にシャワーを浴び、寝る前にも意味もなくまたシャワーを浴びた。
交換にかかった費用は
シャワーヘッド:5000円くらい
ホース&ジョイント:3000円くらい
コネクター:250円くらい
スパナ(工具):3500円くらい
意外とスパナが高かったけれど、本来の部品代だけなら8000円チョットである。仮に10万円かかったとしても、今の水圧を得られたのなら私は文句を言わないと思う。交換してから1ヶ月近くたつけれど、いまだにバスタブにつかるときではなく、シャワーを浴びながら「ゴクラク、ゴクラク」とつぶやいている(^^ゞ
2009年04月17日
ハイブリッドカーのエコとエコ
先月プリウスの価格についての、こんなブログを書いて、その続きを書くのをさぼっているうちに、新型プリウスの価格が引き下げられるということがあった。
新型プリウスはまだ発売されていないが、数日前、すでに予約が4万台入っていると報じられた。4万台といわれても、それがどの程度の意味を持つのかピンとこない人のほうが多いかもしれない。月間販売台数の目安は
1万台 よく売れている
5千台 売れている
3千台 少し売れている
もちろんコンパクトカーとスポーツカーを一緒に較べることは無理があるし、自動車メーカーによる規模の違いも無視できないが、普通のクルマ(定義が難しけれど)なら、これくらいが基準。詳しく知りたければ、こっちで。
だから発売前に4万台の予約が入っているというのは、すごいことなのである。たぶんギネス級の記録のはず。プリウスの値下げに出鼻をくじかれたとはいえホンダのインサイトもよく売れている。発売直後に1万8千台を受注したと聞く。
というわけでハイブリッドカーに対する消費者の関心は高い。それはもちろんエコ=燃費がいい(エコノミー)であり、それはエコ=地球に優しい(エコロジー)と思われているからである。
本当にそうか?
まずエコノミー。
前のブログに書いたように、ホンダは技術で、トヨタは販売戦略でと違いはあるが、とにかくハイブリッドと同クラスの普通のガソリン車との価格差は現在50万円となった。メーカーが国交省に届け出ている燃費は
新型プリウス:38キロ/リッター
カローラ: 18キロ/リッター
つまりプリウスはほぼ同じ大きさのカローラより
50万円高いが、燃費は2倍いい。
年間1万キロ走るとする。(自家用車の平均がこれくらいといわれている)
新型プリウス:1万キロ÷38キロ=263リッターのガソリンが必要
カローラ :1万キロ÷18キロ=556リッターのガソリンが必要
だからカローラは556ー263=333リッター余分にガソリンが必要。
ガソリン価格をリッター120円とすると
120円×333リッター =3万9960円
そして50万円の元を取るには
50万円÷3万9960円=12年と半年!!
ちなみに去年の今頃は、ガソリン価格が200円になるのではないかという勢いだった。その200円で計算しても、50万円の元を取るには7年半かかる。プリウスより小さいトヨタのヴィッツなら価格は130万円で燃費は20キロ/リッターである。ヴィッツではなくプリウスを買って元を取るのに何年かかるかは自分で計算してみて。もし暇なら、実用燃費で比較するとか、エコカー減税の費用も計算するとかも。それでも、どう計算したって元は取れないから。
結論:ハイブリッドカーは、別にエコノミーなクルマではないのである。
5年で考えるならば、3万9960円×5年=約20万円。これくらいの価格差になればガソリン代で元が取れる。下取りはハイブリッドカーのほうが高いからその差額がエコになる。エコ重視の人はご参考に。
次にエコロジー。
燃費がいいということは、ガソリンの消費が少ないわけだから、ガソリンを燃やして出る排気ガスも少ない。排気ガスには、今や地球温暖化の代名詞となったCO2(二酸化炭素)も含まれている。
「CO2削減」という言葉を聞かない日はない。たぶんほとんどの人はCO2を削減できれば地球温暖化を防げると考えているはず。世の中、そんな論調である。
ところで、地球にはどれだけのCO2があるのか。
温暖化キャンペーンではちっとも話題にならないが、空気のほとんどは約8割の窒素と、約2割の酸素で組成されていて、CO2は濃度にして0.037%しかない。1万分の3.7である。人間の生産活動によってCO2が増加したといわれるが、産業革命以前、つまり工業化社会でなかった時代のCO2濃度は0.028%だとされている。産業革命は1760年代から。工業化が増やしたCO2濃度は250年間で0.009%でしかない。
地球温暖化の原因がCO2なのか、そもそも本当に地球は温暖化の方向に進んでいるのかについては諸説ある。なかには「トンデモ・マユツバ」な理論もあるけれど、信頼できそうな人の「CO2が原因で地球が温暖化している」あるいは「CO2は原因ではない」または「地球は温暖化していない」という理論を読んでも、こっちの知識が追いつかないから、どっちが本当なのかはさっぱりわからない。いえることは、マスコミが騒ぎ立てていることは鵜呑みにするなということくらいである。
1760年代といえば江戸時代の中頃。その頃から較べて世界がどれだけ近代化、工業化したか。それだけの生産活動をしてCO2濃度の上昇は0.009%である。つまりCO2は、もともととても少ないし、人間が発生させるCO2は誤差レベルの分量でしかない。(ほとんどのCO2は自然界で発生する)
だからハイブリッドカーなら地球に優しいと思うのは、単なる自己満足、またはメーカーのマーケティングにノセられているだけと考えたほうがいいかもしれない。ノセるのが仕事の私がいうのも気が引けるけれど。
新型プリウスはまだ発売されていないが、数日前、すでに予約が4万台入っていると報じられた。4万台といわれても、それがどの程度の意味を持つのかピンとこない人のほうが多いかもしれない。月間販売台数の目安は
1万台 よく売れている
5千台 売れている
3千台 少し売れている
もちろんコンパクトカーとスポーツカーを一緒に較べることは無理があるし、自動車メーカーによる規模の違いも無視できないが、普通のクルマ(定義が難しけれど)なら、これくらいが基準。詳しく知りたければ、こっちで。
だから発売前に4万台の予約が入っているというのは、すごいことなのである。たぶんギネス級の記録のはず。プリウスの値下げに出鼻をくじかれたとはいえホンダのインサイトもよく売れている。発売直後に1万8千台を受注したと聞く。
というわけでハイブリッドカーに対する消費者の関心は高い。それはもちろんエコ=燃費がいい(エコノミー)であり、それはエコ=地球に優しい(エコロジー)と思われているからである。
本当にそうか?
まずエコノミー。
前のブログに書いたように、ホンダは技術で、トヨタは販売戦略でと違いはあるが、とにかくハイブリッドと同クラスの普通のガソリン車との価格差は現在50万円となった。メーカーが国交省に届け出ている燃費は
新型プリウス:38キロ/リッター
カローラ: 18キロ/リッター
つまりプリウスはほぼ同じ大きさのカローラより
50万円高いが、燃費は2倍いい。
年間1万キロ走るとする。(自家用車の平均がこれくらいといわれている)
新型プリウス:1万キロ÷38キロ=263リッターのガソリンが必要
カローラ :1万キロ÷18キロ=556リッターのガソリンが必要
だからカローラは556ー263=333リッター余分にガソリンが必要。
ガソリン価格をリッター120円とすると
120円×333リッター =3万9960円
そして50万円の元を取るには
50万円÷3万9960円=12年と半年!!
ちなみに去年の今頃は、ガソリン価格が200円になるのではないかという勢いだった。その200円で計算しても、50万円の元を取るには7年半かかる。プリウスより小さいトヨタのヴィッツなら価格は130万円で燃費は20キロ/リッターである。ヴィッツではなくプリウスを買って元を取るのに何年かかるかは自分で計算してみて。もし暇なら、実用燃費で比較するとか、エコカー減税の費用も計算するとかも。それでも、どう計算したって元は取れないから。
結論:ハイブリッドカーは、別にエコノミーなクルマではないのである。
5年で考えるならば、3万9960円×5年=約20万円。これくらいの価格差になればガソリン代で元が取れる。下取りはハイブリッドカーのほうが高いからその差額がエコになる。エコ重視の人はご参考に。
次にエコロジー。
燃費がいいということは、ガソリンの消費が少ないわけだから、ガソリンを燃やして出る排気ガスも少ない。排気ガスには、今や地球温暖化の代名詞となったCO2(二酸化炭素)も含まれている。
「CO2削減」という言葉を聞かない日はない。たぶんほとんどの人はCO2を削減できれば地球温暖化を防げると考えているはず。世の中、そんな論調である。
ところで、地球にはどれだけのCO2があるのか。
温暖化キャンペーンではちっとも話題にならないが、空気のほとんどは約8割の窒素と、約2割の酸素で組成されていて、CO2は濃度にして0.037%しかない。1万分の3.7である。人間の生産活動によってCO2が増加したといわれるが、産業革命以前、つまり工業化社会でなかった時代のCO2濃度は0.028%だとされている。産業革命は1760年代から。工業化が増やしたCO2濃度は250年間で0.009%でしかない。
地球温暖化の原因がCO2なのか、そもそも本当に地球は温暖化の方向に進んでいるのかについては諸説ある。なかには「トンデモ・マユツバ」な理論もあるけれど、信頼できそうな人の「CO2が原因で地球が温暖化している」あるいは「CO2は原因ではない」または「地球は温暖化していない」という理論を読んでも、こっちの知識が追いつかないから、どっちが本当なのかはさっぱりわからない。いえることは、マスコミが騒ぎ立てていることは鵜呑みにするなということくらいである。
1760年代といえば江戸時代の中頃。その頃から較べて世界がどれだけ近代化、工業化したか。それだけの生産活動をしてCO2濃度の上昇は0.009%である。つまりCO2は、もともととても少ないし、人間が発生させるCO2は誤差レベルの分量でしかない。(ほとんどのCO2は自然界で発生する)
だからハイブリッドカーなら地球に優しいと思うのは、単なる自己満足、またはメーカーのマーケティングにノセられているだけと考えたほうがいいかもしれない。ノセるのが仕事の私がいうのも気が引けるけれど。
2009年04月15日
カルマン (ギア)
ページをパラパラめくるーーーという表現がある。そのように特に目的もなく読んでいるような読んでいないような状況を、ネットに当てはめると何といえばいいのだろう。ポチポチクリックするだろうか、チョコチョコジャンプするだろうか? どうもしっくりこない。作家や国語関係の皆様、何かよい表現を発明してください。
まあとにかく、そんなことをしていた時に残念なニュースを見つけてしまった。カルマンといってもほとんどの人は「?」だろうけれど、カルマンギアといえば数%の人は「あのクルマの?」と思い出すかもしれない。
多少説明すると、カルマンギアとは昔「カブトムシ」と呼ばれたフォルクスワーゲン・ビートルというクルマをベースにした派生車。イタリアのギアという会社が外観をデザインして、そのボディをドイツのカルマン社が製造して、ビートルの車体にドッキングさせたクルマ。つまりフォルクスワーゲンは自社の特別仕様車に、下請け会社の名前をつけていたことになる。それも2社とは太っ腹!
「カルマン」が破産のニュース記事にあるように、ベルトーネやピニンファリーナなどの有名どころがどんどん倒産している。それらはカロッツェリアとかコーチビルダーといわれる業態で、主に特別仕様車の架装(ボディの組み立て)を請け負う会社。元をたどれば馬車を作っていた会社で、自動車が発明され馬車が売れなくなったときに、そのボディ製造能力を転用して生き残った会社である。カルマンは架装だけだったと記憶するが、ベルトーネやピニンファリーナはデザインでも有名 (というか、デザイン会社が架装会社を吸収合併して大きくなった会社)。
さて
今の経済危機がもちろん影響しているだろうが、カロッツェリアが傾いた一番の原因は、彼らが自動車メーカーから架装を請け負うのは、クーペとかオープンカーとかスポーティーなクルマが多かったからである。つまり昔はリッチになったら高級スポーティーカーを買ったけれど、今は高級SUVを買う。(SUVとは、こんなクルマね) 当然自動車メーカーはスポーティーなクルマの開発や生産を縮小する。だからカロッツェリアが軒並み倒産するというのは、時代の流れやクルマへの価値観の変遷を象徴するニュースでもある。
ところで
この前、久しぶりに自動車雑誌を立ち読みしたら「若者が買える価格のスポーティーカー」を某社と某社が開発しているそうだ。
正気ですか?
高級オーディオじゃなくて、iPodみたいなクルマを開発してくれたら、
私も何色かまとめて買うよ(^^ゞ
まあとにかく、そんなことをしていた時に残念なニュースを見つけてしまった。カルマンといってもほとんどの人は「?」だろうけれど、カルマンギアといえば数%の人は「あのクルマの?」と思い出すかもしれない。
多少説明すると、カルマンギアとは昔「カブトムシ」と呼ばれたフォルクスワーゲン・ビートルというクルマをベースにした派生車。イタリアのギアという会社が外観をデザインして、そのボディをドイツのカルマン社が製造して、ビートルの車体にドッキングさせたクルマ。つまりフォルクスワーゲンは自社の特別仕様車に、下請け会社の名前をつけていたことになる。それも2社とは太っ腹!
「カルマン」が破産のニュース記事にあるように、ベルトーネやピニンファリーナなどの有名どころがどんどん倒産している。それらはカロッツェリアとかコーチビルダーといわれる業態で、主に特別仕様車の架装(ボディの組み立て)を請け負う会社。元をたどれば馬車を作っていた会社で、自動車が発明され馬車が売れなくなったときに、そのボディ製造能力を転用して生き残った会社である。カルマンは架装だけだったと記憶するが、ベルトーネやピニンファリーナはデザインでも有名 (というか、デザイン会社が架装会社を吸収合併して大きくなった会社)。
さて
今の経済危機がもちろん影響しているだろうが、カロッツェリアが傾いた一番の原因は、彼らが自動車メーカーから架装を請け負うのは、クーペとかオープンカーとかスポーティーなクルマが多かったからである。つまり昔はリッチになったら高級スポーティーカーを買ったけれど、今は高級SUVを買う。(SUVとは、こんなクルマね) 当然自動車メーカーはスポーティーなクルマの開発や生産を縮小する。だからカロッツェリアが軒並み倒産するというのは、時代の流れやクルマへの価値観の変遷を象徴するニュースでもある。
ところで
この前、久しぶりに自動車雑誌を立ち読みしたら「若者が買える価格のスポーティーカー」を某社と某社が開発しているそうだ。
正気ですか?
高級オーディオじゃなくて、iPodみたいなクルマを開発してくれたら、
私も何色かまとめて買うよ(^^ゞ
2009年04月14日
ブログ
最近ブログの更新が滞りがちなのは自覚している。
とても忙しくて書いている暇がなかったり、
その忙しさが過ぎた後は、さぼり癖がついていたりする(^^ゞ
このブログも早いもので5年半くらい続いている。基本的に「書きたいことがあったら書く」というスタンスは、始めたときから変わっていない。それでも以前は「更新しなくちゃ」という、ある種の義務感のようなものがあったが、最近はまったく「基本スタンス」に忠実。
このブログを朝礼のネタにしている、あるいは営業の雑談トークのネタにしているなど、実用的に?活用してくれている人を何名か知っているが、ご期待に添えずスミマセン。昔のようにうんちくタイプのネタのほうがいいという批判も承知はしております。あっ、ついでだから書いておくけれど「火曜日が次の朝礼の当番だから、月曜日中にブログ書いておいてくれる? できたら、このテーマで」というリクエストメールは、できるだけご遠慮願いたい。
ところで
とあるクライアントより、ブログがテーマのプロジェクト依頼が舞い込んだ。口にチャックにガムテープな職業なので、内容はもちろんここには書かない。ブログのモチベーションが低下気味の私を、神様が励まそうと考えたか、懲らしめようと思ったかのかーーーもっか思案中である(^^ゞ
私がブログを始めた5年前は、まだブログブームの走りの頃である。その後2年くらいして、ブログをマーケティングのツールとして活用しようという企業が増えてきた。今では多くの企業のホームページの片隅に、技術者や商品開発担当者が書いたブログのリンクを見つけられるはずである。もっとも世の中にはこんな仕組みもある(記:プレスブログという会社だったが、リンク先が怪しげなページになっていたので2015年にURL削除)。一般の人が書いたブログで読んだ情報は、クチコミ的な信頼感をいだきがちだけれど御用心。昔から雑草と広告は、どんなに小さくても、隙間があれば生えてくるといわれている。
一説によれば世界のブログの3割は日本人が書いているとのデータがあるらしい。日本の人口約1億人÷世界の人口約60億人=日本人比率1.7%を考えると、日本人はとってもブログ好きな民族のようである。
(ネットを利用できるような環境にある人は世界で約10億人といわれているので、数字はもう少し割り引く必要はあるけれど)
何はともあれ、数年前にブログというものが誕生してから、世界中で膨大な量のブログつまり文章が書かれている。文章量を新聞紙に換算して積み上げれば、富士山を越えたか月まで届いたか。人類が今までに書いたすべての文章量を、この数年で上回ったかも知れない。それはおそらく「歴史」を変えるというか、歴史の概念を変えることになるはずであるーーー続きは、そのうち。
とても忙しくて書いている暇がなかったり、
その忙しさが過ぎた後は、さぼり癖がついていたりする(^^ゞ
このブログも早いもので5年半くらい続いている。基本的に「書きたいことがあったら書く」というスタンスは、始めたときから変わっていない。それでも以前は「更新しなくちゃ」という、ある種の義務感のようなものがあったが、最近はまったく「基本スタンス」に忠実。
このブログを朝礼のネタにしている、あるいは営業の雑談トークのネタにしているなど、実用的に?活用してくれている人を何名か知っているが、ご期待に添えずスミマセン。昔のようにうんちくタイプのネタのほうがいいという批判も承知はしております。あっ、ついでだから書いておくけれど「火曜日が次の朝礼の当番だから、月曜日中にブログ書いておいてくれる? できたら、このテーマで」というリクエストメールは、できるだけご遠慮願いたい。
ところで
とあるクライアントより、ブログがテーマのプロジェクト依頼が舞い込んだ。口にチャックにガムテープな職業なので、内容はもちろんここには書かない。ブログのモチベーションが低下気味の私を、神様が励まそうと考えたか、懲らしめようと思ったかのかーーーもっか思案中である(^^ゞ
私がブログを始めた5年前は、まだブログブームの走りの頃である。その後2年くらいして、ブログをマーケティングのツールとして活用しようという企業が増えてきた。今では多くの企業のホームページの片隅に、技術者や商品開発担当者が書いたブログのリンクを見つけられるはずである。もっとも世の中にはこんな仕組みもある(記:プレスブログという会社だったが、リンク先が怪しげなページになっていたので2015年にURL削除)。一般の人が書いたブログで読んだ情報は、クチコミ的な信頼感をいだきがちだけれど御用心。昔から雑草と広告は、どんなに小さくても、隙間があれば生えてくるといわれている。
一説によれば世界のブログの3割は日本人が書いているとのデータがあるらしい。日本の人口約1億人÷世界の人口約60億人=日本人比率1.7%を考えると、日本人はとってもブログ好きな民族のようである。
(ネットを利用できるような環境にある人は世界で約10億人といわれているので、数字はもう少し割り引く必要はあるけれど)
何はともあれ、数年前にブログというものが誕生してから、世界中で膨大な量のブログつまり文章が書かれている。文章量を新聞紙に換算して積み上げれば、富士山を越えたか月まで届いたか。人類が今までに書いたすべての文章量を、この数年で上回ったかも知れない。それはおそらく「歴史」を変えるというか、歴史の概念を変えることになるはずであるーーー続きは、そのうち。
2009年04月09日
エコ替え?エコ買え?
トヨタが盛んに宣伝していたエコ替え。
エコを大義名分にした、魂胆が透けて見える手口に、CMを見るたびに不愉快な気分になる。
素直に「頼むから買って下さい」と言えばいいのに(^^ゞ
新しいクルマのほうが燃費がいいのは確か。
ただエコ(燃費)目的で車を買い換えるなら、買い換えに必要な費用と、買い換えによって節約できる燃料代をよく比較した方がいい。よほど毎月長距離を走る人でなければ元は取れないはず。
新しいクルマのほうが排ガスがキレイその他で地球に優しいのは確か。
ただエコ(地球に優しい)なココロザシで車を買い換えるなら、今のクルマをゴミにして、資源とエネルギーを使って新しい車を作ることと、どちらが地球に優しいかも考えたほうがいい。エコなクルマに買い換えるより、3年ほど世界中でクルマの生産を停止した方が、よほどエコなはず(←推測です、検証はしていません)。
しかし
経済的にはそうもいってられず、政府はクルマや家電のエコ替えというか、エコ買え!な政策を打ち出した。消費者にとっては値引きな訳だから、それなりの効果はあるだろう。クルマに関してはドイツで、よく似た政策で新車販売が4割増になったとのデータもある。
ところで、このニュースは昨日流れたのだが、実施はいつなのだろう? こんな話を聞いたら、しばらくは買い控えると思うけれどーーー。
さて
このエコ買え!も含めた景気対策(補正予算)は総額15兆円規模。本来の予算は88兆円なので、かなり金額である。補正予算という言葉は曲者で、もともとの予算の使い道を変更するという意味も含まれるけれど、ほとんどの場合は単なる追加予算。本来の予算もその多くを借金でまかなっているので、追加予算はまるまる借金である。
100年に一度の大不況を乗り切るには、この程度の対策は必要。
そんなに不景気ならジタバタせず、つつましやかにしばらく暮らそう。
どっちが正解かな?
政府は景気対策すべき、財政出動(金を使えということ)すべきーーーという論調が優勢ではあるが、政府というのは昔の王様のように自分自身の金を持っているのではなく、金の出所は税金つまり国民。
税金というのは自分が住んでいる国や自治体を維持するために分担する費用である。そして税の哲学には次の2つの考えがある。(話がわかりやすいように「国」を主語にする)
集まった税金で、国はやれることをやる。
国がやることに必要な金額を税金で集める。
政治・行政の中枢になればなるほど「何かする」のが仕事だから、考えが後者になってくる。ありとあらゆる名目で増税が企てられる。本日は “じゃぶじゃぶ金を使って対策をするなら、あるいは政治をするなら私にでもできるから、「エライ人」は前者の考えに立ち返り、知恵を使って欲しいものだ” の下書きでした。
エコを大義名分にした、魂胆が透けて見える手口に、CMを見るたびに不愉快な気分になる。
素直に「頼むから買って下さい」と言えばいいのに(^^ゞ
新しいクルマのほうが燃費がいいのは確か。
ただエコ(燃費)目的で車を買い換えるなら、買い換えに必要な費用と、買い換えによって節約できる燃料代をよく比較した方がいい。よほど毎月長距離を走る人でなければ元は取れないはず。
新しいクルマのほうが排ガスがキレイその他で地球に優しいのは確か。
ただエコ(地球に優しい)なココロザシで車を買い換えるなら、今のクルマをゴミにして、資源とエネルギーを使って新しい車を作ることと、どちらが地球に優しいかも考えたほうがいい。エコなクルマに買い換えるより、3年ほど世界中でクルマの生産を停止した方が、よほどエコなはず(←推測です、検証はしていません)。
しかし
経済的にはそうもいってられず、政府はクルマや家電のエコ替えというか、エコ買え!な政策を打ち出した。消費者にとっては値引きな訳だから、それなりの効果はあるだろう。クルマに関してはドイツで、よく似た政策で新車販売が4割増になったとのデータもある。
ところで、このニュースは昨日流れたのだが、実施はいつなのだろう? こんな話を聞いたら、しばらくは買い控えると思うけれどーーー。
さて
このエコ買え!も含めた景気対策(補正予算)は総額15兆円規模。本来の予算は88兆円なので、かなり金額である。補正予算という言葉は曲者で、もともとの予算の使い道を変更するという意味も含まれるけれど、ほとんどの場合は単なる追加予算。本来の予算もその多くを借金でまかなっているので、追加予算はまるまる借金である。
100年に一度の大不況を乗り切るには、この程度の対策は必要。
そんなに不景気ならジタバタせず、つつましやかにしばらく暮らそう。
どっちが正解かな?
政府は景気対策すべき、財政出動(金を使えということ)すべきーーーという論調が優勢ではあるが、政府というのは昔の王様のように自分自身の金を持っているのではなく、金の出所は税金つまり国民。
税金というのは自分が住んでいる国や自治体を維持するために分担する費用である。そして税の哲学には次の2つの考えがある。(話がわかりやすいように「国」を主語にする)
集まった税金で、国はやれることをやる。
国がやることに必要な金額を税金で集める。
政治・行政の中枢になればなるほど「何かする」のが仕事だから、考えが後者になってくる。ありとあらゆる名目で増税が企てられる。本日は “じゃぶじゃぶ金を使って対策をするなら、あるいは政治をするなら私にでもできるから、「エライ人」は前者の考えに立ち返り、知恵を使って欲しいものだ” の下書きでした。
2009年04月08日
リマスター
新聞社のニュースサイトを見ていたら「ビートルズの全アルバムがリマスター」という見出しを見つけた。リマスターして再発売されるCDはめずらしくないが、新聞社で取り上げられるのはさすがビートルズである。
新聞社じゃないけれど、多く情報が載っているのはここ。若かりし4人の顔も拝めます。
リマスターの「リ」は、リサイクルとかリストラの「リ」と同じで、もう一度とか、やり直すという意味。
マスターとはマスターテープ、最近はテープは使っていないのでマスター音源のこと。説明はちょっとややこしいが、音楽は演奏家や楽器ごとに何本ものマイクを使って録音する。それぞれのマイクで録音された音が入っている部分をトラックまたはチャンネルという。
仮に10本のマイクで録音すれば10トラックの録音になる。そして各トラックの音量バランスを調整したり、周波数をいじったり(音色をかえたり、雑音を押さえたり)するのがミキシング。そして最終的にステレオだと、10トラックを左右の2チャンネル分の録音に仕上げる。この最終的に仕上げられた録音がマスター音源。CDやレコードは、いってみればマスターのコピー。
だから、リマスターというのは、最初の10トラックの録音から、もう一度マスター音源を作り直す、つまりミキシングをやり直すこと。ときどきリマスターというのは音のよいCDのこと、つまりDVDに対するブルーレイのようなものと思っている人がいるけれど、それは間違い。規格としては同じCDである。
リマスターするとなぜ音がよくなるのか。
最最初に録音された10トラックのテープの音は変わらなくても、ミキシング機材の性能向上とミキシング技術の向上があるから。つまりビートルズだと1960年代にミキシングされたものを、21世紀のテクノロジーでやり直すことになる。また「最初に録音された10トラックのテープの音は変わらない」と書いたが、修正写真と同じで上手にリマスターすると、最初に録音された以上の音質になる。
ビートルズのリマスターは、超一流のエンジニアが担当するだろうけれど、そうでなくても、古いアルバムならリマスター盤は、それなりに音はよくなっている。私が高校生や大学生の頃にCDはなかった。後に当時のレコードがCD化されて発売されたが、それらのほとんどはレコードと同じマスターを使って作られたもの。CDとレコードでは音の特性が違うから、CDに合わせたミキシングをしなければならない、というか、した方が音はよくなる。CDが発売された当初「音が固い」などといわれたのは、そのせいでもある。
リマスター盤の音はいい。
ただし、それは微妙な領域の話で、たとえばLPからCDに変わったときのような劇的な変化ではない。だからCDラジカセやiPodで聴くなら、その違いは「そういわれてみればーーー」程度のもの。
また
イーグルスなどで昔に発売されたCDとリマスター盤のCDの両方を何枚か持っていて、自宅のオーディオで聞けば確かに音は違うけれど、それで「とってもうれしい」ということはない。
ビートルズのファンは多いだろうが、リマスターからだといって、ビートルズの古い曲からまったく新しい感動が得られるなんてことはないので、無駄遣いされませんように。
新聞社じゃないけれど、多く情報が載っているのはここ。若かりし4人の顔も拝めます。
リマスターの「リ」は、リサイクルとかリストラの「リ」と同じで、もう一度とか、やり直すという意味。
マスターとはマスターテープ、最近はテープは使っていないのでマスター音源のこと。説明はちょっとややこしいが、音楽は演奏家や楽器ごとに何本ものマイクを使って録音する。それぞれのマイクで録音された音が入っている部分をトラックまたはチャンネルという。
仮に10本のマイクで録音すれば10トラックの録音になる。そして各トラックの音量バランスを調整したり、周波数をいじったり(音色をかえたり、雑音を押さえたり)するのがミキシング。そして最終的にステレオだと、10トラックを左右の2チャンネル分の録音に仕上げる。この最終的に仕上げられた録音がマスター音源。CDやレコードは、いってみればマスターのコピー。
だから、リマスターというのは、最初の10トラックの録音から、もう一度マスター音源を作り直す、つまりミキシングをやり直すこと。ときどきリマスターというのは音のよいCDのこと、つまりDVDに対するブルーレイのようなものと思っている人がいるけれど、それは間違い。規格としては同じCDである。
リマスターするとなぜ音がよくなるのか。
最最初に録音された10トラックのテープの音は変わらなくても、ミキシング機材の性能向上とミキシング技術の向上があるから。つまりビートルズだと1960年代にミキシングされたものを、21世紀のテクノロジーでやり直すことになる。また「最初に録音された10トラックのテープの音は変わらない」と書いたが、修正写真と同じで上手にリマスターすると、最初に録音された以上の音質になる。
ビートルズのリマスターは、超一流のエンジニアが担当するだろうけれど、そうでなくても、古いアルバムならリマスター盤は、それなりに音はよくなっている。私が高校生や大学生の頃にCDはなかった。後に当時のレコードがCD化されて発売されたが、それらのほとんどはレコードと同じマスターを使って作られたもの。CDとレコードでは音の特性が違うから、CDに合わせたミキシングをしなければならない、というか、した方が音はよくなる。CDが発売された当初「音が固い」などといわれたのは、そのせいでもある。
リマスター盤の音はいい。
ただし、それは微妙な領域の話で、たとえばLPからCDに変わったときのような劇的な変化ではない。だからCDラジカセやiPodで聴くなら、その違いは「そういわれてみればーーー」程度のもの。
また
イーグルスなどで昔に発売されたCDとリマスター盤のCDの両方を何枚か持っていて、自宅のオーディオで聞けば確かに音は違うけれど、それで「とってもうれしい」ということはない。
ビートルズのファンは多いだろうが、リマスターからだといって、ビートルズの古い曲からまったく新しい感動が得られるなんてことはないので、無駄遣いされませんように。
2009年04月05日
カメラにはサクラモードを
写真は目黒川の桜。
世田谷区を流れる北沢川と烏山川が合流して、そこから下流が目黒川である。北沢川と烏山川は暗渠(あんきょ)といって川が埋め立てられて地下の下水道になっている。合流地点も暗渠であるが、そこからしばらく先、渋谷から西に延びる東急田園都市線で1駅目の池尻大橋駅付近からは川として残されている。川といってもコンクリートで固められた巨大な用水路のようなものではある。ただし、その両岸には延々と桜が植えられていて、東京の桜名所のひとつ。
普通、お花見というと公園のようなところでお弁当を食べたり、飲めや歌えの宴会をしながらーーーというイメージ。しかし目黒川の両岸の道は、クルマがすれ違えるかどうか程度の細い道なので、そういうスペースはない。ところどころに無理矢理ビニールシートを広げているグループがいるものの、基本的には散歩しながら桜を愛でるお花見となる。
片道3キロだから散歩にはほどよい距離とはいえ、当然、桜が満開の週末は大勢の人出になるので、よちよち歩きのような歩幅でしか歩けない。しかし写真で桜が川にせり出しているのと同様に、反対の道路側にもせり出しているので、まるで桜の花のアーケードの下を歩いているような雰囲気で、人混みもいつの間にか気にならなくなる
お花見では、あるいはこの季節になると立派な桜が咲いているところでは、写真を撮っている人が多い。しかし桜ほど撮影の難しい被写体はない。この写真も、私が目で見た桜とはずいぶんイメージが違う。(写真をクリックすると大きくなります)
桜を少し離れた場所から撮る分には問題はない。しかし臨場感を出そうと、接近して桜が咲き乱れている雰囲気をとらえるのは至難である。
桜(ソメイヨシノ)は薄いピンクのイメージだが実際にはほとんど白である。
離れてみる桜は、無色である白がわずかに色づいているピンクに負けて薄いピンクに見えるけれど、近づくにつれ目が正しく対象を捉えるようになると、離れて見たときよりも白い花であることがわかる。
しかし私は、人間は、少なくとも日本人は桜を実際よりピンク色で見たように脳でイメージ補正していると思っている。桜は薄いピンクというイメージを持っているし、そのほうが美しいし、また近くの桜と同時に遠くの桜も見えるので、遠くの薄いピンクの桜の色で近くの白い桜の色も置き換えているようなーーー気がする。
しかし、カメラにはそんな風情を理解する心はないので(^^ゞ、「正しく」白く撮影する。だから何となく、心でとらえた風景と写真のイメージが違うのである。
また、この写真は橋の上から撮っているが、実際には川沿いに延々と桜が咲いていて見事な風景なのである。肉眼では「ピンクフィルター」が働いて、そう見事に見えるけれど、「白く」撮影された桜は遠くは風景と溶け合って、まったくその感じが伝わらない。この日は曇りで空も白かったので、より一層である。
桜を接近して撮るとなると、桜の木は高いので、下から見上げて撮影することになる。目黒川も頭上に咲き乱れている桜は圧巻である。しかし下から撮影するということは逆光で撮るということである。肉眼は逆光もある程度補正するがカメラはそうはいかない。
デジカメの設定、あるいはパソコンに取り込んだ後にフォトショップなどのアプリケーションである程度補正することはできる。今回も試してみたけれど、私のテクニック不足もあって、見た目のイメージにはなかなか近づかない。
パッと咲いてパッと散るのが桜。写真に納めようというのがヤボなのかもしれない。でも本日はカメラメーカーにお願い “見たイメージ通りに補正するサクラモード搭載して” の下書きでした。
世田谷区を流れる北沢川と烏山川が合流して、そこから下流が目黒川である。北沢川と烏山川は暗渠(あんきょ)といって川が埋め立てられて地下の下水道になっている。合流地点も暗渠であるが、そこからしばらく先、渋谷から西に延びる東急田園都市線で1駅目の池尻大橋駅付近からは川として残されている。川といってもコンクリートで固められた巨大な用水路のようなものではある。ただし、その両岸には延々と桜が植えられていて、東京の桜名所のひとつ。
普通、お花見というと公園のようなところでお弁当を食べたり、飲めや歌えの宴会をしながらーーーというイメージ。しかし目黒川の両岸の道は、クルマがすれ違えるかどうか程度の細い道なので、そういうスペースはない。ところどころに無理矢理ビニールシートを広げているグループがいるものの、基本的には散歩しながら桜を愛でるお花見となる。
片道3キロだから散歩にはほどよい距離とはいえ、当然、桜が満開の週末は大勢の人出になるので、よちよち歩きのような歩幅でしか歩けない。しかし写真で桜が川にせり出しているのと同様に、反対の道路側にもせり出しているので、まるで桜の花のアーケードの下を歩いているような雰囲気で、人混みもいつの間にか気にならなくなる
お花見では、あるいはこの季節になると立派な桜が咲いているところでは、写真を撮っている人が多い。しかし桜ほど撮影の難しい被写体はない。この写真も、私が目で見た桜とはずいぶんイメージが違う。(写真をクリックすると大きくなります)
桜を少し離れた場所から撮る分には問題はない。しかし臨場感を出そうと、接近して桜が咲き乱れている雰囲気をとらえるのは至難である。
桜(ソメイヨシノ)は薄いピンクのイメージだが実際にはほとんど白である。
離れてみる桜は、無色である白がわずかに色づいているピンクに負けて薄いピンクに見えるけれど、近づくにつれ目が正しく対象を捉えるようになると、離れて見たときよりも白い花であることがわかる。
しかし私は、人間は、少なくとも日本人は桜を実際よりピンク色で見たように脳でイメージ補正していると思っている。桜は薄いピンクというイメージを持っているし、そのほうが美しいし、また近くの桜と同時に遠くの桜も見えるので、遠くの薄いピンクの桜の色で近くの白い桜の色も置き換えているようなーーー気がする。
しかし、カメラにはそんな風情を理解する心はないので(^^ゞ、「正しく」白く撮影する。だから何となく、心でとらえた風景と写真のイメージが違うのである。
また、この写真は橋の上から撮っているが、実際には川沿いに延々と桜が咲いていて見事な風景なのである。肉眼では「ピンクフィルター」が働いて、そう見事に見えるけれど、「白く」撮影された桜は遠くは風景と溶け合って、まったくその感じが伝わらない。この日は曇りで空も白かったので、より一層である。
桜を接近して撮るとなると、桜の木は高いので、下から見上げて撮影することになる。目黒川も頭上に咲き乱れている桜は圧巻である。しかし下から撮影するということは逆光で撮るということである。肉眼は逆光もある程度補正するがカメラはそうはいかない。
デジカメの設定、あるいはパソコンに取り込んだ後にフォトショップなどのアプリケーションである程度補正することはできる。今回も試してみたけれど、私のテクニック不足もあって、見た目のイメージにはなかなか近づかない。
パッと咲いてパッと散るのが桜。写真に納めようというのがヤボなのかもしれない。でも本日はカメラメーカーにお願い “見たイメージ通りに補正するサクラモード搭載して” の下書きでした。
2009年04月03日
桜は平和に見上げたい
人工衛星かミサイルかは別として、北朝鮮がロケットを打ち上げるらしい。
何か落ちてくるんじゃないかと心配している人もいる。
政府は北朝鮮の打ち上げるロケットが人工衛星ではなく、実は日本を標的にしたミサイルであるーーーとまでは考えていないようだが、仮に人工衛星だとしても軌道を外れたり、切り離したロケットが落ちてきた場合に備えて「破壊措置命令(初めて聞いたけど)」を自衛隊に発令した。
日本はもちろん国際社会も北朝鮮を非難している。
拉致問題や六ヶ国協議の対応を持ち出すまでもなく、あの国(の政府)は「頭がおかしい」と、もちろん私も思っている。
が、
考えてみれば
国防は国にとっての基本的な権利、人間なら人権みたいなものである。
北朝鮮は人工衛星の発射だと主張しているが、仮にミサイルの実験だとしても、他国が「やめとけ」、正確には「お前は、やめとけ」といえる根拠を論理的に説明するのは難しい。
人工衛星であれミサイルであれ、北朝鮮が何かを発射したら「国連制裁決議に違反する」というニュースをご覧になった方もいるだろう。(私の記憶はちょっと不正確かもしれないが)北朝鮮に対する制裁決議というのは、北朝鮮が核兵器を開発した疑惑を持たれたときに、「これからは、ややこしいことはするな」と決議したものである。
その背景には「核兵器の拡散防止」という考え方がある。これは条約になっていて「核兵器は危険だから、すでに持っているアメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランスはもう仕方ないが、それ以外の国は、これから開発したり保有しちゃダメ」という現実的といえば現実的だけれど、不平等といえば不平等な内容である。
北朝鮮の肩を持つ気はさらさなない。
しかし、相手の立場で考えれば「周りの国はみんなミサイルを持っているのに、なぜボクだけ持ったらダメなの? 国民の安全を守れないヨ〜」となる。そういわれたら、あなたは反論できる? 「お前は頭がおかしいから、やめとけ」「お前は貧乏のくせに、やめとけ」っていえる? あるいは「みんなで仲良くしようよ」で説得できると思う?
本日は “ちょっと踏み込んで考えてみると、いろんな視点に気づく”
本日は “けれど、だからといって正解を見つけられるとは限らない”
本日は “つまり世間に流されず、自分の意見を持つということは意外と難しい”
といったようなことの下書きでした。
何か落ちてくるんじゃないかと心配している人もいる。
政府は北朝鮮の打ち上げるロケットが人工衛星ではなく、実は日本を標的にしたミサイルであるーーーとまでは考えていないようだが、仮に人工衛星だとしても軌道を外れたり、切り離したロケットが落ちてきた場合に備えて「破壊措置命令(初めて聞いたけど)」を自衛隊に発令した。
日本はもちろん国際社会も北朝鮮を非難している。
拉致問題や六ヶ国協議の対応を持ち出すまでもなく、あの国(の政府)は「頭がおかしい」と、もちろん私も思っている。
が、
考えてみれば
国防は国にとっての基本的な権利、人間なら人権みたいなものである。
北朝鮮は人工衛星の発射だと主張しているが、仮にミサイルの実験だとしても、他国が「やめとけ」、正確には「お前は、やめとけ」といえる根拠を論理的に説明するのは難しい。
人工衛星であれミサイルであれ、北朝鮮が何かを発射したら「国連制裁決議に違反する」というニュースをご覧になった方もいるだろう。(私の記憶はちょっと不正確かもしれないが)北朝鮮に対する制裁決議というのは、北朝鮮が核兵器を開発した疑惑を持たれたときに、「これからは、ややこしいことはするな」と決議したものである。
その背景には「核兵器の拡散防止」という考え方がある。これは条約になっていて「核兵器は危険だから、すでに持っているアメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランスはもう仕方ないが、それ以外の国は、これから開発したり保有しちゃダメ」という現実的といえば現実的だけれど、不平等といえば不平等な内容である。
北朝鮮の肩を持つ気はさらさなない。
しかし、相手の立場で考えれば「周りの国はみんなミサイルを持っているのに、なぜボクだけ持ったらダメなの? 国民の安全を守れないヨ〜」となる。そういわれたら、あなたは反論できる? 「お前は頭がおかしいから、やめとけ」「お前は貧乏のくせに、やめとけ」っていえる? あるいは「みんなで仲良くしようよ」で説得できると思う?
本日は “ちょっと踏み込んで考えてみると、いろんな視点に気づく”
本日は “けれど、だからといって正解を見つけられるとは限らない”
本日は “つまり世間に流されず、自分の意見を持つということは意外と難しい”
といったようなことの下書きでした。
2009年04月01日
エイプリルフール
今日から毎日ブログを更新します。
ハイ、4月1日はエイプリルフール(^^ゞ
しかし、エイプリルフールだからといって「あーっ!イッパイ喰わされた」というようなウソに出会ったこともないし、自分から仕掛けた記憶もない。だいたい今日がエイプリルフールということは誰でも知っているから、この日ほど人を騙したり、おちょくったりしにくい日はない(^^ゞ
日本のマスコミはやらないけれど、欧米ではUFOが空港に着陸して免税店でショッピングしたとか、空を飛ぶ新種のペンギンがヒマラヤで発見されたとかいったニュースが(ごく真面目な調子で)流れる。もちろん「首相が経済危機を克服する自信がないから辞任する」なんてウソか本当かわからないようなニュースは流れないから、ウソというより笑いを誘う「ネタ」の披露合戦みたいなもの。
4月1日は新入社員が社会人になる日でもある。
そういえば遠い昔、私も入社式で何か宣誓したっけ。
もちろん、あれもエイプリルフールだった。
ハイ、4月1日はエイプリルフール(^^ゞ
しかし、エイプリルフールだからといって「あーっ!イッパイ喰わされた」というようなウソに出会ったこともないし、自分から仕掛けた記憶もない。だいたい今日がエイプリルフールということは誰でも知っているから、この日ほど人を騙したり、おちょくったりしにくい日はない(^^ゞ
日本のマスコミはやらないけれど、欧米ではUFOが空港に着陸して免税店でショッピングしたとか、空を飛ぶ新種のペンギンがヒマラヤで発見されたとかいったニュースが(ごく真面目な調子で)流れる。もちろん「首相が経済危機を克服する自信がないから辞任する」なんてウソか本当かわからないようなニュースは流れないから、ウソというより笑いを誘う「ネタ」の披露合戦みたいなもの。
4月1日は新入社員が社会人になる日でもある。
そういえば遠い昔、私も入社式で何か宣誓したっけ。
もちろん、あれもエイプリルフールだった。