2009年12月

2009年12月29日

今年のクリスマスカクタス

67f1e113.JPG今年も咲きました。去年と較べると「満開感」に少し欠ける。ちょっと残念。上の方に小さな蕾がたくさんあるけれど、今までの経験からいうと、これらはこれ以上大きくならず、つまり花にはならず蕾のままで終わる。なかなか園芸は難しい。もっとも、ベランダに出して水をやっているだけで難しいことは何もしていない。


3週間くらいで花はしぼんで、ポトンと下に落ちる。実はつけない。昔、雄しべと雌しべに筆を擦りつけて人工授粉を試したが結果は同じだった。この植物は自然界でどうやって子孫を増やしているのだろう。


園芸的には、葉をちぎって地面に挿して株を増やす。挿し葉っていうのかな? 春になったら、株全体の形を整える意味で、節になっているところで葉をちぎる。今年の春にちぎった葉は、別の鉢に挿してある。でも枯れてはいないものの、大きくなるわけでもなく、挿したときとほとんど同じみじめな状態のまま。あれが、この写真のような株になるのに何年かかるか想像もつかない。やり方を間違えているのかもしれない。


園芸には剪定がつきものである。植物の形を整えることは、植物の成長にもいいとされる。でも私は剪定が苦手である。実はクリスマスカクタスの葉をちぎったのも前回が初めて。何となく植物がかわいそうな気がする。葉をちぎったり切るときに「痛いよぉ〜」という声が聞こえてくる。意外と気が弱い(^^ゞ


ところで花が部屋にあると何となく心が安らぐ。ずっと咲いているわけじゃないからと、今まで「観葉」植物中心に育ててきたけれど、来年は花ものにも挑戦してみようかとなどと思ったりしている。

wassho at 23:22|PermalinkComments(0)   *チューリップ以外 

2009年12月21日

ヒートテック

去年、ユニクロが売り出してあっという間に売り切れになった「暖かい下着」。

今年ももうすでに、ほとんど売れ切れらしい。事情通の某氏によると、タートルネックやタイツとかはまだあるが、Tシャツ(肌着)は完売したらしい。というわけで、わざわざユニクロまで出かけて売り切れだったらイヤだから、ダイエーで他のメーカーのものを探す。


意外と高い。
ミズノが3800円。
ユニクロなら1000円なのに。(半袖Tシャツの場合)
ちなみにユニクロの方が有名でも、もともと「発熱下着」はミズノがスポーツウエアとして売り出したのが最初(たぶん)。ヒートテックはユニクロの商品名だが、ミズノは何だったか忘れた。やっぱり一番にならないとダメです、商品企画担当者の皆さん。



グンゼが1800円。
私の感覚だと、ミズノの3800円は買ってもいいけれど、グンゼにユニクロの倍近いお金を払う気はしない。やっぱりブランドイメージは大事です、商品企画担当者の皆さん。それと私は普段ほとんどネクタイをしないので、ワイシャツの下からのぞかないよう下着Tシャツは深めのVネックしか買わないが、グンゼのはVネックが浅そうに見えた。Vネックはワイシャツの下に着るためにあるはず。商品企画は細かなツメが大事です、商品企画担当者の皆さん。


ありました、トップバリュー780円!
トップバリューというのはイオン(イトーヨーカ堂)のプライベートブランド。今やダイエーはイオンの資本参加を受けているのでトップバリューを売っている。私は下着Tシャツはグレーが好み。でもトップバリューは白と黒しかか売っていない。まっ780円だし妥協。Vネックもそこそこ深そうに見えた。白と黒を1枚ずつ買う。やっぱり値段には勝てませんな、商品企画担当者の皆さん(^^ゞ


不思議なのは、どのブランドもタイツは売っているのにパンツは売っていない。あれば売れそうな気がするけれど、何か理由があるのだろうか? ナゾ


今朝、初めて着てみる。
わずかに暖かく、微妙に幸せな気持ちになる。
でもヒートテックなどは、身体から出る水蒸気を繊維が吸い取って発熱する仕組み。だから家でじっとしているだけじゃ、それほど暖かくならない。

出勤する。
1分ほど歩いただけで、Tシャツが発熱している(そんな大げさなものじゃないが)のがわかる。はっきりと暖かい。徒歩15分ほどの駅に着く頃には、かなり暖かくなってきた。

じゃ、コートは要らないかというと、それほどでもない。感覚的には薄いベストくらいの保温力というか発熱力。ただし、それは身体を動かしているときの話だから、暖房の温度を下げるのはちょっと無理。でもまあ、1000円以下なら買う価値は十分にある。外にいることの多い仕事なら、たぶん手放せなくなる。


というわけで、まだ1日しか着ていないけれど、ユニクロで2年続けて完売する理由がわかった気がした。780円で、こんな進化した繊維製品を買えるなんて長生きした甲斐があったというものである。もう少し値段を下げられればロシアやヨーロッパでも大ヒットするだろう。

でも本日は繊維メーカーにお願い “開発努力ご苦労様です。がんばって次は、夏に着るだけで涼しい肌着を開発して。それなら3万円でも買うから” の下書きでした。

wassho at 21:36|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2009年12月18日

ガムの心配

オフィスのデスクの上には常にガムが置いてある。

板ガムじゃなくて、いわゆるボトル容器に入ったガム。スッキリ系と、フルーツ味の甘めの2種類。四六時中クチャクチャ噛んでいる。今のほとんどのガムにはキシリトールという成分が入っており、これはカロリーが低いとか、虫歯を防ぐというメリットがあるけれど、多く摂取するとおなかが緩くなるともいわれている。幸いなことに私の胃腸は、キシリトール程度じゃビクともしない。


ガムをよく噛むようになったのは、食べ物が歯に詰まるようになったから。正確に言うなら、歯と歯の間に詰まるのじゃなくて、歯と歯茎の間に残っていたりする。これは歯や歯茎が痩せて起こる老化現象なんだそうだ。トホホである。


だから最初は、ランチの後にガムを噛んでいたのだが、しだいにガムがないと口寂しくて、四六時中噛むはめに。もっともこれはパブロフの条件反射みたいなもので、オフィスのデスクにいるとガムが欲しくても、外や家ではガムを噛みたいという気持ちは全く起こらない。何となく不思議。



オフィスのデスクの下にはゴミ箱がある。

このゴミ箱に入れるのは用の済んだメモや、書き損じ(プリント損じ?)の書類などほとんどが紙類である。噛み終わったガムも、紙にくるんでこのゴミ箱に捨てている。ゴミ箱はかなり大きめなので、中身を捨てるのは月に1回くらい。


ゴミ箱がいっぱいになるまでゴミを捨てないので、ゴミ箱の中身をゴミ袋に移すときは、逆さにした程度じゃ落ちてこないので、手で移し替えることになる。するとガムの甘い香りがゴミ箱から漂ってくる。さっき捨てたガムなら当然だけれど、底の方の、つまり1ヶ月前のゴミからも甘い香りが漂ってくる。


   1ヶ月も香りが消えないなんてーーー


それはたぶん香料の成分が飛んでいないということ。それだけの持続性のあるものが、身体に悪くはないのかちょっと心配である。

ーーーなどと、ガムを噛みながら本日は書きました。

wassho at 13:28|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2009年12月15日

英語でランチの注意点

お久しぶりです。
11月の終わり頃から、やたらと忙しくブログを冬眠しておりましたm(_ _)m
たぶん、本日も深夜まで「残活」(>_<)
もっとも、この業界では勤務時間の決まりなんて無いに等しい。




先日、海外のクライアントが来日した。
某ヨーロッパ企業で、日本を含むアジアのマーケティングを取り仕切る部署のナンバー2。リーマンショック以降、あまり仕事はしていないが、かつてはそれなりに稼がせてくれた相手である。対応に粗相(そそう)があってはならない。


とはいうものの、普段の彼と私は、いつも罵(ののし)りあっている仲である。正確に言うならば、7対3位の割合で私が彼を罵っている(^^ゞ 主にメールでだが、こんな文章を日本のクライアントに送りつけたら即刻「取引打ち切り・出入り禁止」になるだろうと思われるものも少なくない。


仲が悪いのかって? いや、全然。
ビジネスだから、その時々の状況の変化に合わせて交渉しなければならない。私は日本人にしては、はっきりものをいう方だと思うけれど、海外との仕事をしてわかったのは、それでもやっぱり日本人だから、表現が穏やかだし自己主張も弱いということ。

それは無理だとわかっちゃいるのに、ナアナアで済ませようとしたり、相手との無言の意思疎通を無意識のうちに期待してたりする。というわけで、日本的な感覚なら罵っているくらいの表現でないと、相手にこちらの意図が伝わらないことを、いつのまにか学んだという次第。


不思議なもので、罵りあいながら、言い換えれば本音ではっきりとものを言い合う関係を築けると、強固な信頼感が生まれる。ここしばらく仕事をしていないので、他のコンサルタントに乗り換えたのではないかと周りの人に言われたこともあったが、「ワシの目の黒いうちに、黙ってヨソにはいかんわい!」とまるで頑固親父のような確信があった。日本のクライアントで、ここまでの関係になるには10年単位以上のつきあいが必要になる。



ビジネス英語なら読むことはできる。
書くのは苦手だけれど、ネットの例文データベースを利用すれば何とかなる。
でも、やっぱり会話は苦痛である。


相手が言っていることの1/4位しか聞き取れない。その聞き取れたわずかの単語をヒントに「想像力」で1/2位にまでもっていく。話が半分わかれば、後は体当たりで何とかなるというのが私の英語処世術(お薦めはしない)。いずれにせよ極度の集中力と頭の回転が必要とされる行為である。


ランチは8000円の京都懐石を食べに行った。
ときどきランチ接待に利用する店で、普段なら5000円の松花堂弁当。
でも、ここ数年いくどとなく罵りあってきた戦友?である。
8000円のコースを奮発した。

ーーーが、

英語頭に吸い取られたのか「舌に血が回っていなかった」ようで、ほとんど味を感じられなかった。もともと淡泊な京風の味付けである。相手は「ファンタスティック!」と喜んでいたけれど、次から英語でランチの時は、味の濃い料理にしようっと(^^ゞ

wassho at 17:31|PermalinkComments(0) マーケティング、ビジネス