2010年06月

2010年06月27日

よかったね(歓)ついでにワールドカップと高校野球の考察

対デンマーク戦。
引き分けで1次リーグ突破できるのだから、キーパー以外の10人も全員でゴール前に並んでずっと守ってもいいのに(^^ゞと、試合前は思っていたけれど、ふたを開けてみると

    完勝だった
    いっちゃ悪いが楽勝
    次のパラグアイにも勝つゾ!!!



キックオフは金曜の午前3時半だったから、予定では見るつもりはなかった。サッカーをネタにブログを書いても、私はその程度のサッカーファンである。しかし幸か不幸か先週はやたら忙しく、終電に間に合って帰れたのは1日だけ。その日も家に帰ってきたのは午前3時頃だったので、そのままワールドカップ観戦。


前半のしばらくはデンマークペースだったように思う。ピッチを大きく使うというかサイドに広く展開する布陣が印象的。しかし日本もそうだが、サイドからパスを入れて攻撃するというのは合理的かも知れないが、私は何となくつまらなく感じてしまう。やっぱり中央をドリブルや連係プレーで突破していく華麗なサッカーが好き。実はコーナーキックというルールなんて廃止してしまえと、コソッと思っていたりする。あれは選手の技術というより偶然の要素が大きすぎる。でもドキドキ・ワクワクするから楽しいけれど。

得点はできなかったものの、松井と長谷部(この大会が始まるまで知らなかった2人もしっかり覚えた)が、ちょっと私好みなプレーをする。「わっ、外国の選手みたい」と喜ぶ。その後、本田と遠藤がそれぞれの「びっくりフリーキック」を2本決めて前半終了。


ところが解説者は2ー0で先制するのは、あまりよくないパターンだというようなことをいう。試合後のインタビューで岡田監督も同じことを言っていた。なんで? サッカーで2点をひっくり返すのはとても大変なはず。ワールドカップ限定のにわかサッカーファンなので意味するところがよくわからない。


後半のデンマークは焦っていたのか、なんかバラバラな感じ。日本は危なげなく戦いを進める。途中オランダとカメルーンの試合経過が入ってきて、このままだと日本は2位通過で次の対戦はどの国だとか、もしオランダが負ければ日本は1位通過だとか解説者にも楽勝ムードが漂う。ペナルティキックで1点取られたが、ダメ押しの1点も決めて結果は3ー1で、めでたく1次リーグ突破。



ところで
前々回6月20日のエントリーに、サッカーが人々を魅了するのは「手を使ってはいけないという人間の能力を制限するルールによって、試合の得点差が少なく、ひいきのチームが勝てる可能性があると感じられるから」と書いた。サッカーが隠れ持つ特質である。ところで同じようなことがワールドカップにもいえる。


サッカーのワールドカップは、やや変わった方法で運営されている。地域予選(大陸別)にも特色があるが長くなるから省略。とにかく世界32チームが参加する。その先をざっとおさらいすると、

 ●32チームを4チームずつ8つのグループに分ける。
 ●各グループの中で総当たりのリーグ戦を行う(各国は3試合を戦う)
 ●リーグ戦2位までが決勝トーナメントに進める。


つまりリーグ戦と、勝ち残り戦のトーナメントのミックスである。ミソはもちろん前半のリーグ戦にある。自国のチームがワールドカップに出場しても、それがすべてトーナメント形式なら、1回戦で負ければ、そこでジ・エンド。ほとんどの人はワールドカップに興味を失う。見続けるのは一部の本当のサッカー好きだけだ。

しかしワールドカップのリーグ戦は、その条件の説明は省略するが、2連敗しても、他国の勝敗の状況によっては、3戦目に勝利すれば決勝トーナメントに出場できる可能性が残る。つまり、すべてをトーナメントでおこなうより、人々の興味をワールドカップに長く引きつけておくことができる。付け加えるならば、リーグ2位まで決勝に出場できるというのがキモである。


と、あれやこれやで我々は自国チームの試合ごとの成績に一喜一憂することになる。手を使ってはいけないというルールは、もともと自然発生的に生まれたものだろうが、ワールドカップの2位まで決勝トーナメントに出場できるというリーグ戦との組み合わせ運営は、そのマーケティング効果を最大限に高めるために決められたものに違いない。まあ、いいか。同じアホなら踊らなやソンソン(^^ゞ



ところで高校野球。
昔は50%近い視聴率があったのに、最近はヤットコサ30%という状況。もちろん高校野球は完全なトーナメント形式である。そろそろ知恵を絞ってもいい時期かも。

現在の都道府県別になっている出場校を絞り込む必要があるが、まあ道州制の予行演習になるかも。(最近、道州制の議論はまったく聞かなくなったな)決勝トーナメントはもちろん甲子園でやるとして、1次リーグはワールドカップと同じように日本各地で開催すれば地域おこしのきっかけにもなる。生まれ故郷以外の地域と触れ合うことは、出場する高校生にもいい経験になるだろう。

サッカーと違って野球はピッチャー以外は毎日プレーできるから、日程的にもそんなに今と違わないはず。常に全力で戦うトーナメント戦と違って、リーグ戦には戦略も必要だから教育効果も高い? 甲子園とその他と遠征する場所が1つ増えるので、出場校の経済的負担も増えることになる。しかし視聴率が上がれば放映権料も増えるから、その分を補助に回せばいい。

石頭揃いの高野連に私は提案する気はないが、
高校野球ファンの、どなたか是非。

wassho at 22:07|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2010年06月22日

ボストン美術館展

5e10557b.jpg先日、六本木ヒルズにある森アーツセンターで開催されていたボストン美術館展「西洋絵画の巨匠たち」を見てきた。今年は印象派の展示会が多く印象派イヤーと呼ばれているらしい。この展覧会は印象派の作品だけじゃなく宗教画やレンブラントなどの古典的作品、それにピカソまでとおいしいものをほどよく取り揃えた幕の内弁当のような構成。ただしこれという大作はない。


最後に美術展に行ったのがいつ頃で、何を見に行ったかをまったく思い出せないほど、絵を見に行くのは久しぶりである。たまたま地下鉄の駅でポスターを見たのが今回のきっかけで、結論を言えばとっても満足して帰ってきた。やはり絵を眺めるのは楽しい。日常とはちょっと違う空間に身を置くと、精神的にリフレッシュできる。


訪れたのは会期も終わりに近い平日の午前中。ほどほどに混んでいた。7割以上が60歳以上の年配女性客。美術好きというより暇つぶしのイベントとして来ているような雰囲気の人も多かった。休日ならどういう観客構成になっているんだろうと、つい考えるのは仕事の悪い癖か。


久しぶりに美術展に行ったので、行くまですっかり忘れていたのんだけれど、最初の1枚を見たとたん「そうそう、これこれ。これがいいのよ美術展に来て本物を見るのは」と、よく美術展に通っていたときの記憶がよみがえった。


有名な作品なら、たいてい雑誌かなんかで見て、どのような絵か知っている。今ならネットでどんな絵も見ることができる。それの本物の絵を見て「さすが、やっぱり本物は違う」と内容的に感激することは絶対にない。雑誌やネットで見た絵が目の前にあるだけである。

何が違うかというと、まず雑誌で見るのとはサイズが違うから、言葉はおかしいかもしれないが臨場感、存在感がある。それと次はもっと表現が難しいが、本物の絵はなんというか、やっぱり「生々しい」のである。ふだん印刷物のクオリティに不満を感じることはない。しかし撮影したり印刷にしたときに抜け落ちているものは確実にある。すべてが再現できている、伝わっているわけじゃない。


写真で貼り付けてあるのはトマ・クチュールという画家の「寡婦」という作品(クリックするとちょっとだけ大きくなります)。今回一番気に入った作品だけれど、パソコンの画面で見て「素晴らしい!」と賛同してくれる人は少ないかもしれない。

描かれているのはナポレオンの頃の戦争未亡人らしい。ただし本物を見れば、彼女の悲しみや苦悩は、そんな説明を聞かなくてもビシビシ伝わってくる。彼女の下を向いている目をずっと見つめてしまう。こんな美人なら再婚して、その後はきっと幸せな人生を送ったに違いないなどとモーソーが膨らむ。ブログに貼り付けてある画像でわかるのは、この作品の魅力の5%くらいか。だから絵は贋作でもいいから生で見るべきなのである(^^ゞ


残念ながらボストン美術館展は先週の日曜日まで(情報遅くてゴメン)。7月に次は京都で開催されるから、関西方面の方は祇園祭見物をかねてどうぞ。

wassho at 12:31|PermalinkComments(0) 美術展 

2010年06月20日

負けちゃったね(諦)ついでにサッカーと政治資金の考察

負けちゃったね、オランダ戦。


前半は互いに様子見の展開。まあ日本はオランダの様子を見れるような身分じゃないから、オランダに観察されたというのが正しいか。後半になるとオランダは一転して攻撃的な展開に変化する。そして後半の早い時間帯に得点。キーパーの川島はしっかりパンチングしたように見えたんだけれど、なぜ入ったんだろう? テレビで、その辺の解説がなかったのがちょっと不満。不思議なことに得点されてから、日本代表の動きがよくなった。しかしオランダにきっちり守られて試合終了。状況を判断して戦い方を変えてくるのはさすが一流チームと感心。


負けはしたが、立派な試合内容だったじゃないかというのが私の感想。ワールドカップ前のテストマッチで4連敗したとき、この大会は1次リーグ3戦全敗で終了すると多くの人が思い、私もそう思った一人。日本代表はようやく調子を上げてきたのかな? それともカメルーンの不調に助けられたとはいえ、勝ち点3をあげ、これで1次リーグ敗退で帰国しても石もて追われることはなくなったから、選手がリラックスしたのかも知れない。

得点できるような力強さはなかったのは残念だが、何本もシュートを打てたのもよかった気がする。これが、よく言われる「次につながる試合」というのならいいと思う。


加えて、あまり悔しいとか残念とか思わない理由は、1つにはこれが勝ち点3を持っての第2戦であり、1次リーグ突破の瀬戸際に立たされた試合じゃないこと。もう1つの理由は対戦相手がはるかに格上のオランダだったからだ。


サッカーの各国代表の強さを示すのがFIFAランキング
オランダはランキング4位、日本は45位である。こんな比較は意味がないが、日本が世界2位のGDPなら45位はアフリカのナイジェリアである。つまり雲泥の差。だからオランダ戦というのは負けて当然、引き分けで歓喜という組み合わせ。

FIFAランキングは各国代表がアチコチで試合した結果を集計し、いくつかの補正を施して算出される。解説はこのページで。ややこしくてよく理解できないが、アチコチの試合を元に算出するという手法に少し無理があるから、ランキングの1つや2つにあまり意味はない。それが証拠に?日本は韓国より2つランキングが上である。


ところで
人々がサッカーに熱中するのは、ほとんどの場合、試合の得点差が1〜2点で終わる、つまり自国やひいきのチームが勝つ可能性が常にあるように感じられるからではないかと思っている。

日本は野球のワールドベースボール・クラシックで2連覇しているからランキング1位だと思う。もし45位のチームと対戦したら100点くらいとれる。100メートル走のランキング1位の選手と45位の選手が競争すれば、1000回試合しても結果は同じである。


しかしサッカーは、コロコロと転がるボールを手を使わずに足で蹴って運ぶという、不確実な要素で構成されるスポーツである。だから試合全体の内容はともかく、得点に限れば常に僅差になる。だから自分が応援するチームが弱くても、勝つ可能性が他のスポーツに較べればあるし、あるいはそういうふうに錯覚する。

先日グループGで世界ランク1位のブラジルと105位の北朝鮮の対戦があった。結果は2ー1。1位でも2点しかとれず、105位でも1点取れてしまうのがサッカーの魅力というか人々を惹きつける魔力である。オリンピックでメダルが取れそうな種目を熱心に見ても、45位に終わりそうな種目なら結果が見えているから、ほとんどの人は関心を示さない。サッカーにはそれがない。そして、それをもたらしているのが、手を使っちゃいけないという人間の能力を極端に制限するサッカーのルールにあるのは間違いないと思う。


手を使わないというルールがなぜ決められたかは知らないし、それがサッカーをおもしろくすることを意図して決められたかどうかは、まったくわからない。しかし一般に「制限」は後ろ向きな行為なのに、サッカーの場合、まったく逆に作用しているのがおもしろい。


話は変わるけれど
政治家が必死に金を集めるのは、政治活動に金がかかるからである(私腹も肥やせるが)。それで時には違反なことをしたり、汚職事件を起こしたりする。政治資金規制法とかでそれを取り締まる仕組みになっているけれど、いっそ政治家が使える年間の政治資金の総額を規制したらどうか? それも手でボールを触っちゃいけないのと同じくらいの制限で。選挙資金も同じく制限し、国から全額支給でもいいと思う。同じ土俵で戦えるシステムなら、まともな人がたくさん立候補すると思うのだが。(現在でも選挙「期間中」の上限費用は制限されている。抜け道多いけど)

中小企業の活性化を促進するには、大企業の経営資金を制限するーーーいくら何でも、それはちょっと無理かな(^^ゞ まっ、サッカーはいろいろなことを教えてくれるね。

wassho at 21:26|PermalinkComments(0) ノンジャンル | 社会、政治、経済

2010年06月18日

ネットユーザーって誰よ?

日本戦以外のワールドカップも、かぶりつきじゃなくてもテレビで放送されていれば何となく見ている。気のせいかブブゼラの音量が小さくなったような。音声処理し始めたのかな?


さてとりあえず、クリックしてこの記事を読んで
※記事はいずれネットでは読めなくなるので、下の「続きを読む」のところにもコピーしておきます。


さて、この韓国の解説者が反日的発言をしたかどうかは、別にどうでもいい。ついでにいうとこの記事を書いた記者の文章力が低すぎて、情景がまったく伝わってこない。


問題は、日本のネットユーザーが不満を漏らしたとか、韓国のネットユーザーでは賛否両論が渦巻いているとかの下りである。


時々、こういった「ネットユーザーがああいっている、こういっている」という記事を見ることがある。そのネットユーザーっていったい誰のことよ?というのがつねづね感じている疑問である。


  一昔前ならいざ知らず、インターネットが充分に普及した現在において、
  ネットユーザーという特別な人種がいるわけではない。

  膨大なネットに書き込まれた情報の、どこを取り出して「ネットユーザー
  の意見」として集約するのか? 
  そもそもそんなこと=意見の集約なんてことが可能なのか?


可能だとは思わない。自分の意見をダイレクトに主張するよりも、アリストテレスはこういったとかチャーチルはああいったという一文を加えて、客観性を装うテクニックは昔からある。これはそのネット応用版であろう。こういう記事に出くわした場合、そんな意見があるんだと、あまり素直に信じない方がいい。そんな意見があったとしても、それにどれだけの代表性があるかはまったく不明だからである。


不思議なことに、この手の記事でネットユーザーが登場するのは、日韓、日中、中韓で何か揉め事が起こったときである。フランスやロシアのネットユーザーが何かいっているという記事は記憶にない。また揉め事以外でネットユーザーは滅多に登場しない。

匿名性のあるネットでは偏狭な愛国心、というか単なる差別や排斥心理が増長しやすい。まあそういう醜い意見はネットにあふれかえっている。(どこで意見を集約したんだという突っ込みは入れないでね)そんな背景の延長線上にこんな記事の書き方が反映されているのかもしれない。



ところで反日という言葉はよく使われても、反中とか反韓という言葉は聞いたことがない。我々には余裕があるのか、単に鈍感なのか。とりあえず次の土曜日は、にわか愛国心丸出しで、また日本代表を応援しよう。続きを読む

wassho at 11:29|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2010年06月16日

勝っちゃったね(喜)

勝っちゃったね、カメルーン戦。
にわかサッカーファンとしての感想を述べると


●日本代表
集中力があったというか、最後までとぎれなかった印象。攻撃の手数は相変わらず少ないものの、集中力=注意力が行き届いていたから、少ないチャンスをものにできた気がする。贅沢をいうなら、パスでつないでサイドからパスを放り込んでというスタイルはちょっと退屈。見ていてツマラナイ。もっと中央近くの突破力が欲しい。あれで負けていたらフラストレーションが相当溜まる。


●カメルーン代表
ネエみんな、下痢でもしてるの?南アフリカの強盗に有り金全部カツアゲされたの?と尋ねたくなるくらい元気がなかった。大会前にテレビで見た特集番組のカメルーンとあまりにイメージが違う。エトーは2〜3回それっぽい動きを見せただけで、ほとんど活躍しなかった。たまにクローズアップされる彼の表情は何か悩んでいる感じ。もっとも普段のエトーがどんな表情でサッカーをしているのかは知らないのだが。

チームが派閥争いで内紛状態という報道もあったけれど、それはちょっと棚においてがんばって欲しい。※日韓大会の時に中津江村にやってきて以来、コソッと私はカメルーンのファンである。あの有名になった村長は、この試合でどっちを応援していたのかな?


<その他の感想>
ウ〜ン、知らない選手ばっかりだ(/o\)
4年に1回しか見ないのだから無理もないが。
日本代表のホームページで確認すると


  顔と名前を知っている
   川口、楢崎、中澤、闘莉王、俊輔、稲本、大久保、森本

  この大会の直前にその存在を知った
   川島、本田


かろうじて合計10名。代表は23名だから、半分以上は知らない選手。NHKのスタジオでは中山、井原、森島、宮本らがゲストでいたけれど彼らを見ると妙に安心してしまう(^^ゞ


サッカーの知識がないのでおおざっぱな表現になってしまうが、井原がディフェンダーにいた時代、日本代表は今と同じく攻撃力には欠けても、ディフェンスには何となく安心感があった。宮本の時代になってから、ちょっと守備力が落ちた印象が。

その後も、そのイメージがずっと続いていたのだが、カメルーン戦を見るとかつての安心感が少し戻ってきたかな。試合後半にカメルーンはパワープレーと呼ばれるロングパスを前線に放り込む作戦に切り替えた。しかしカメルーンの選手はそんなに大きくないし(ヘッディングの競り合いの時ね)、あの攻撃はゆったりしたリズムだから、今の日本代表ならたぶん大丈夫だとリラックスしてテレビを見られた。もっと大きな選手のいるチーム、エトーのようなすばしっこい選手が2名以上いるチームでも、しっかりと守れるといいのだが(心配)。


今回はカメルーンの調子が悪かった、自滅してくれたことに助けられた面は多分にあると思う。それは素直にラッキーと喜ぼう。さて次はさらに格上のオランダ。というか先を考えるとカメルーン対デンマークの方が気になるーーーまあ楽しみましょう。

wassho at 14:56|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2010年06月14日

もうすぐカメルーン戦

d0db4137.png順当に行けば3失点+オウンゴールで4失点か(^^ゞ
カメルーンの守備はちょっと弱いらしいから、日本も1点くらいは取れるかもしれないけれど。


ワールドカップの時だけの、にわかサッカーファンの予想なので人に説明できるような根拠はない。もちろん、がんばって欲しいとは思っているが、ワールドカップ前の交流試合で4連敗だっけ。本番になって突然強くなるとは「期待はするけれど当てにはできない」状況である。


ところで何日か前に、あまり盛り上がっていないと書いたけれど、私自身は盛り上がる理由を見つけた。だって「次に盛り上がれるのは8年後より先かもしれないんだから」今見ておかないと(ブラック)。



テレビで試合を見ると、蜂の大群のような音がずっと鳴っている。ブブゼラというアフリカの民族楽器らしい。楽器とはいっても、何のメロディーやリズムもなく、ただずっと鳴り放し。テレビ中継でチラッと写る観客席でブブゼラを吹いている人はあまりいないので、なぜあんな大音量なのかは不思議。一本がとても大きな音を出すのか? 最初は中継の時の音声処理で何とか工夫できないのかと思ったけれど、もう慣れた。これがアフリカ風というなら、それもよし。郷には入れば郷に従えである。


ところでカメルーンのチームは呪術師も連れてきているらしい。ウ〜ン、日本の宗教関係者は何をしている! なぜ山伏を50人くらい連れて行って、ブブゼラに対抗してホラ貝を吹かせない! サッカーの実力じゃ負けているんだから、せめてこういうところで頑張らないと!



NHKで本日午後10時半から放送開始。
楽しみましょう。

wassho at 15:21|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2010年06月10日

iPadにポイントはつかない

もうそろそろ騒ぎも収まったかと思い、ビッグカメラにiPadを買いに行く。

アップルの売り場にはたくさんの人がいた。
6台ほどiPadがあったけれど、触るのも順番待ちの感じ。
面倒なので人が試しているのを横から眺める。
画面がとてもキビキビ動いているのが印象的だった。

ちょっと確認したいことがあったのだが、店員に尋ねるのも順番待ち。
とても若い店員で丁寧に教えてくれた。
話がマックの説明に流れそうになる。
「あのね、オジちゃんは、君が生まれた頃からマックを使っているんだよ」と言いたくなったのをグッとこらえ(^^ゞ、素直に説明を聞く。


店員に確認したのは専門的な内容だから、省略するけれど、その他に重要な情報を書くと


情報その1
まだ予約しないと買えない。
いつ入荷するかの明言はできないが、
今のところ2週間以上の入荷待ちということはないらしい。


情報その2
オフィスからはビッグカメラより、アップルストアのほうが近い。
でも、わざわざビッグカメラに行ったのは、ポイントがつくと思ったから。
しかし店員に確認すると「どの量販店でも、今のところポイントはおつけしていない」とのこと。


※ビックカメラのアップル売り場にいるのはアップルのスタッフだから、どの量販店でもという表現になる。iPad以外ならポイントがつくのかどうかは聞き忘れた。




ポイントもつかず、予約しなければいけないんだったら、アップルストアの通販で買えばいいやと(送料は無料)、そのまま帰る。今日は、せっかくその気になったのに。

wassho at 20:09|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2010年06月06日

号外

鳩山総理が辞任を発表した6月2日の水曜日、昼頃オフィスの外に出ると、新聞の号外を手にしている人を何人か見かけた。


ニュースで号外を配っているところを見たことはあっても、私自身はそういう場に出くわしたことはない。だから号外というものを読んだことはない。号外は、大きなニュースが起きたときに新聞社が街頭で無料で配るもの。その時に頭に浮かんだのはーーー


突発的で大きなニュースを号外でいち早く知らせたいというのは、新聞に携わる人たちにとっては衝動を抑えきれない本能のようなものなのかな?

しかし、今日のインターネットの普及はもちろん、戦後テレビが普及してから、号外にどれだけ情報的価値があるのか?

情報的価値というより号外を出して盛り上がりたいという、新聞社サイドの一種のお祭り騒ぎ的本能なのかな?

ところで号外って無料だけれど、広告は載っているの?



ーーーなどなど。



話は変わるが、私は自宅の郵便受けを週に1回くらいしか開けない。だいたい金曜日に開けることが多い。山ほど詰まっている投げ込み散らしとDMをまとめて部屋まで持ち帰り、土曜か日曜に中身を確認するというか捨てる。重要で急ぐ用件のものが突然に郵便で来ることは滅多にないので、それで間に合っている。もちろん何か届くことがわかっているときは毎日確認している。


本日も、そうやって整理していると、何と「鳩山首相辞任」の号外が!。毎日新聞の号外だった。新聞紙半分のサイズで1ページ。内容は基本的な情報のみ。じっくり読んでも30秒ほど。見出しが大きいのは当然だとして、記事の文字も大きかった。歩いて読むことをを考慮しているのか、号外を出す段階ではそれほど情報が集まっていないのか、詳しく知りたければ新聞を買ってくれということなのか。ちなみに広告は載っていなかった。


もちろん号外だけが投げ込まれていたのではない。毎日新聞の定期購読申込書とともに、新聞がいかに役立つかというパンフレットのようなもの。それと最近テレビでよく顔を見る、わかりやすくニュースや時事問題を解説している池上彰が書いた「池上彰の新聞勉強術」という本の紹介まで添えられていた。号外って、こういう使い方もあるのね。

wassho at 23:39|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2010年06月04日

誰やコイツ!

ef9d0f0a.jpg民主党の代表選は
  菅直人  291票
  樽床伸二 129票
  無効投票   2票

という結果で菅直人が勝利。
それはそれとして、この樽床伸二という人物は聞いたことがない。

ネットで調べると93年に初当選し、現在衆議院5期目。てっきり去年の民主党ブームに乗って当選した人物かと思ったら、そうでもなかった。ただし途中で1回落選しているから議員歴は13年くらいか。年齢は50歳。日本新党や新進党を渡り歩いて来た経歴を持つ。


ずっと野党だったから、大臣や昔の政務次官を経験していないのは当然として、ずっと党内のナントカ委員長代理止まり。昨年当選5回目にて初めて衆議院環境委員長に就任。ネットで検索しても彼の情報は驚くほど少ない。今回の代表選の前日に日経新聞が「樽床伸二氏、どんな人?」という記事を書いたくらいである。つまり何の実績もない政治家。


まあ民主党が政権を取ったのは昨年夏だし、表だった活躍はまだなくても、本当は能力のある政治家なのかもしれない。人柄、人望も素晴らしいのかもしれない。高い志、熱い思いを持っているのかもしれない。しかしである。民主党=与党=代表選=内閣総理大臣を決める選挙である。民主党で樽床伸二に投票した129名もの国会議員は、このどこの馬の骨ともわからない政治家を本当に首相つまりは日本のリーダーにしてまかせられると思っていたのか? それで日本がよくなると? 国民が喜んだり安心したりすると思っていたのか?


代表選が無投票になるのは、あまりいいことではないから、とりあえず対立候補を立てたというのならわかる。樽床氏にしても将来の布石としてダメモト、噛ませ犬になるのを承知で立候補したというのならわかる。しかし129票も取るとはあきれたを通り越して腹が立ってきた。


菅直人は反小沢らしいから、干されるのを恐れた小沢系議員が、彼に対する牽制として樽床氏をプッシュしたというのが順当な予想。まあ政治とは基本的に権力闘争だから、それも理解できないこともない。もし本当に当選しそうな情勢になったら小沢一郎本人が阻止しただろう(^^ゞ 

でもこんなていたらくを見せつけられると龍馬先生、残念ながら日本の日没は近いゼヨ。

wassho at 23:42|PermalinkComments(2) 社会、政治、経済 

2010年06月02日

鳩山首相辞任

1e6b32e3.jpg←たぶん、一番嘆いているのはこの人かな(^^ゞ

そういえば、小泉さんや麻生さんのそっくりさんもいたけれど、どうしているんだろう。次の総理が誰かは今のところまったく見通せないから、民主党の大物どころに顔が少しでも似ている芸人の皆さんは、しばらくニュースから目を離せないかもね。



小泉首相以上のサプライズ劇。
鳩山首相自身が設定した沖縄問題のタイムリミット、中国首相の来日、参議院選のスケジュールを考えると、辞めるならこの2〜3日しかなかったのかもしれない。昨日の報道では、小沢氏らと会談した後、鳩山首相は続投の意欲を固めたとされていたので、やっぱりマスコミの報道というか解説は当てにならない。


首相自身が民主党の議員総会で語ったところによれば、普天間および社民党の連立離脱と、政治とカネにまつわる問題の2つで、国民の信頼を失ったからというのが、その理由。


別に辞めてもいいけれど、辞める必要もなかったかなというのが私の感想。


普天間の移設については、自民党時代からの辺野古移転案を県外に移すといって、結局移せなかった。つまり元に戻っただけで、問題を後退させたわけじゃない。もちろん期待を持たされ振り回された沖縄が怒るのは理解できる。だからといって国民全体がこの問題に「ずっと」反応するとも考えにくい。

もともと、安全保障という最上位の国益問題であり、、日米安保という同じく国益がかかった交渉相手がいる、さらに負担をかぶる地元。この3次元方程式を解くことは至難の業である。50何年かぶりの政権交代のすぐ後の課題山積みの時期に、こんな大問題を抱え込むのは得策じゃない。それをあえて踏み出した鳩山首相は誠実といえば誠実であり、おばかさんといえばおばかさんである。

社民党の離脱については、ただ反対するだけで代案を出すわけでも、建設的な議論をするわけでもない政党を切ったところで大きな影響はない。(いつの間にか社民党がいなくても民主・国民新党で参議院の過半数を超えている)

ただし今回の社民党の「頑固な反対」はマーケティング的?には正しい。以前に書いたように、これといってセールスポイントもない小政党は、テーマを絞り込んで「過激」に走るべきである。

しかし連立離脱は誤った選択である。次の参議院選挙がどうなろうと、政権が民主党にあることに変わりはない。つまり社民党はあと3年は野党の小政党になってしまう。しかもこれからしばらくはいろんな政党が乱立するから、フレッシュなそれらの新政党に埋没してしまうだろう。5月の終わりに福島党首は沖縄に行った。あのくそ忙しい時期に知事が会談に応じたのも連立与党の党首だったからこそである。



カネの問題についていえば、私はきちんと仕事をするなら、政治家に聖人君子であることを求めないので、もともとあまり気にしていない。しかも鳩山首相の「お坊ちゃま手当」も小沢一郎の「帳簿ちょろまかし」も、そんなに悪質な事件ではない。



今回の辞任は、民主党の生存本能が作用した結果である。実は次の参議院選で民主党が過半数を獲得するのではなくて、いわゆる「ねじれ」になった方がいいかなあと最近思っていた。両院で圧倒的議席を持つと、小沢一郎がとんでもないことをしでかしそうだし、亀井静香の暴走も誰も止められないから。民主党は多数を占めているとはいえ、新人議員がほとんどだから、一部の議員の独裁政治に近いような気がしている。


さて、今回の辞任がこれからの政治にどう影響するのかはーーー素人なのでまったくわからない。ただ安部、福田、麻生首相の時に較べたら、鳩山首相はもう無理なんじゃないのーーーと、思っていた人は多いだろうから、案外何事も起きないかもしれない。


これからマスコミ、あるいは評論家が好き勝手なことを言うだろう。それでひとつお願いがあるのだけれど、プロ野球のシーズン開幕前に評論家に予想させて、シーズン終了後に結果と照らし合わせるということをよくやっている。選挙や政局についても、そういうことやってくれないかな。そうすれば単なる予想や自分の願望をいうだけじゃなくて、ちゃんと取材すると思うから(^^ゞ

wassho at 16:19|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2010年06月01日

衣替え

635ac15a.jpg6月から春夏物、10月から秋冬物の服を着るとされている。それよりもちょっと早めに衣替えする方がおしゃれとされることもあるが、気候を無視して、あまり早めに衣替えしているのも「無理感、我慢感」があって滑稽だと思う。私にいわせれば、それはぜんぜん「おしゃれ」な行為じゃない。


本日は20度そこそこで過ごしやすいというか、この季節にしては低い気温。日曜日は15度前後で、外に出ると「冬の匂い」すら感じられた。というわけで本日も昨日と変わらず秋冬物のジャケットを着て出勤している。


男性のスーツに限っていえば、昔はぱっと見て秋冬物と春夏物の見分けがついた。
最近は、といってもかなり前からであるが、

  秋冬物スーツの生地が薄くなった。
  春夏物スーツでもダークな色合いの物が増えた。


ので区別がつきにくい。
クローゼットの中は暗いので、これはどっちだったけと迷い、スーツの中に手を入れることもある。

女性の皆さんへ:上着の裏地が全体にあれば秋冬物、背中の半分までなら春夏物です。女性用も同じかもしれないが。


なぜ秋冬物スーツの生地が薄くなったのかはよくわからない。少し前にファッション関連の人に尋ねると「どこでも暖房が効いているようになったからじゃないですか?」と答えたけれど、それはたぶん違う。この国では、私が物心ついたときには、もうどこでも暖房くらい効いていた。冷房が普及したのは小学校の中頃くらいかな。


生地を薄くすれば原料が減るからコスト削減になる。でも高級品でも生地は薄くなっているから、これも違うような気がする。結局、ファッションということなのだろうか?


春夏物スーツでもダークな色合いの物が増えたというのは、ここしばらくはそういうファッションが好まれているからとしか解釈しようがない。私が社会人になった頃、春夏物スーツというのは薄い色か、淡い色の物が多かった。また秋冬物スーツでも黒という選択肢はなく黒は礼服専用だった。今は春夏物スーツでも黒は定番の色になっている。

たまには白黒の千鳥格子(細かなチェック:写真参照)のスーツでも着てみたい気がする。
しかしもう滅多に売っていない。


しばらく涼しかったり、暑くなったりするのかな?
体調には気をつけましょう。

wassho at 17:51|PermalinkComments(0) 生活、日常