2011年01月

2011年01月28日

初めてのエンジニアブーツ

0a49f482.jpg昨年末に丈の短いブーツを買った。スニーカーよりほんの2〜3センチ長いだけなのかなり暖かい。じゃ、もっと長いのならどうだ!と思って買ったのが写真のブーツ。

こういう形はエンジニアブーツという。なんかヘンな名前。エンジニアがよく履いていたから、そういう名前らしい。しかしエンジニア=技術者というよりは工場などで働くメカニック(機械工)を指す意味のようだ。要は労働者の作業ブーツ。

それが証拠にエンジニアブーツは、工場などで履く安全靴と同じく(重いものをもし落としても怪我をしないように)つま先が保護カバーで覆われている(ものが多い)。作業ブーツならワークブーツでいい気がするものの、ブーツ業界ではひもで編み上げる形式のブーツのことをワークブーツと呼ぶ決まりになっている。


ブーツは一般に黒や茶色が多く、グリーンめずらしいと思う。私はそれが気に入って買ったのだが、店員に尋ねると不人気だったみたい。でもそのおかげで定価の1/3で叩き売られていたのでラッキー。


ところで、ブーツといえば短いブーツの時にも書いたインソールである。当然、今回は最初から少し大きめのサイズでインソールを敷いてーーーと目論む。叩き売られていたこのブーツは最後の一足でサイズは27.5。私の足は26なのでインソールを入れてもちょっと大きいかと思ったが、そのまま履いてみたらけっこうピッタリ。

まったくもって靴のサイズというのは当てにならない。それでも無理矢理インソールを入れてみると、足裏のサイズとしてはよりフィットしたものの、靴の中で足が持ち上がった分、足首の曲がる部分が靴の革に押しつけられてちょっと無理。う〜ん残念。とりあえずインソールなしで購入。


昨日、初めて履いて外出してみた。
丈が長いけれど、履くのはそれほど苦労しない。
ただし脱ぐ時は、一緒に靴下も半分脱げる(^^ゞ

さて履き心地。

     ーーーーーーー重い 

自宅から駅までで、いつもの倍の距離を歩いたように感じる。それとサイズは許容範囲のはずなのに、なぜか踵(かかと)がとっても浮く。この重くて踵が浮く感じは以前に経験したことがあるゾ。スキーブーツのバックルを外して歩いている時だ!

お店でも多少は歩いたんだけどなあ〜
もう少し慣れたり、足が靴になじめばマシになるのかな〜


でもまあ、あまり落胆していない。
実はこのブーツ、歩き心地は少々悪くてもいいのだ。

エッ? 歩かずにブーツを磨いて眺めるのが趣味のブーツフェチかって? もちろん違う。では歩きにくくても構わないこのブーツの使い道とは? 正解はいずれそのうちに。



追伸
書き忘れたけれど、抜群に暖かい。
女性が冬になるとブーツを履く気持ちがよくわかった。

wassho at 17:50|PermalinkComments(0) 生活、日常 |   *バイク関連

2011年01月24日

キャラ弁、虐待弁当

80ce6611.jpgお弁当を作ってきている女性スタッフがいたので、しばしお弁当雑談。

いわゆる「キャラ弁」といわれる可愛いお弁当がある。(こんな感じね)、一度でいいからあんなお弁当を食べてみたいというと、「もっとすごいのがあるんですよ〜」と教えてくれたのが、この虐待弁当というブログ。


   すごい、すごすぎる!!!


数年前から有名なサイトらしい。ご存じない方は是非。
ブログ内をあちこちクリックして、のけぞってください(^^ゞ

まっ、ご飯の比率が多すぎるし、
このリアルな顔を食べたいかといわれたら遠慮するだろうが(^^ゞ、この人の才能というか熱意には脱帽。


最近はマンガが日本のサブカルチャーとして海外でも評価されている。キャラ弁にはアニメの主人公のモチーフも多いので、海外で紹介したらウケルかもね。ご飯があるから成立するテクニックだが、もはやアメリカでもイギリスでもテイクアウトの寿司は結構あるから、それほど抵抗はないはず。


日本のコンビニも売り出せばいいのに。もちろん虐待弁当じゃなくて、キャラ弁のほうね。手始めにアイドルをキャラにした弁当を、秋葉原で限定発売でもすれば行列間違いないと思うよ。

wassho at 15:29|PermalinkComments(2) 生活、日常 

2011年01月21日

ワイルド・ファイア

d9a86030.jpg去年の夏がとっても暑かったことは鮮明に覚えているが、去年の冬がどの程度寒かったかどうかは記憶が定かじゃない。でも今年の東京は例年より寒い気がする。

これはどうも東アジア全体の傾向のようで、先週に韓国から来たクライアントは「ソウルはマイナス16.8度だから、東京は暖かいよ!(十数年ぶりの寒波らしい)」といっていたし、昨日は上海から「大雪が積もって交通機関が乱れている」と電話があってびっくりした。ちなみに上海は鹿児島と同じくらいの緯度である。


さて写真のジーンズ。
何の変哲もないジーンズにしか見えないが、実はこれがなかなかの優れもの。普通ジーンズはデニムの生地一枚だけでできているのに対して、こいつは起毛された薄い裏地がついている。そしてデニムと裏地の間に「湿気は逃がすけれど風は通さない」というハイテク素材のフィルムが挟まっているのだ。

エドウィンのワイルド・ファイアという商品。
詳しくはここで


この手の風を通さないジーンズというのは、主にバイクに乗る人向けに少し前からあった。ただ価格が2〜3万円したし、売っているのも主にバイク用品店だから、興味はあってもわざわざ買いにも行かず。でも評判がよかったのか、今年はエドウィンとユニクロから一般向けに普通の価格で売り出し始めた。


ユニクロはエドウィンの半額ほど。しかし、たまたま通りかかったところに普通のジーンズショップがあったので、エドウィンのを買う。お店の人の話によると例年にないヒット商品で、ほとんどが指名買いだそうである。


穿いてみた感想を言うと「わっ、暖かい!」という印象はほとんどない(^^ゞ。ただし謳い文句通りに風は通さないので、夜道で北風ピューピュー吹いているような時でも「脚が冷たい」と感じなくてすむ。

お店の人は「フィルムのゴワゴワした感じが気にならなければいいんですけれど」といっていたが、もともとジーンズだしそれはまったく気にならなかった。ただ起毛された、つまりツルツルした裏地がついているので、今までに穿いたどんなズボンとも履き心地は違う。でもまったく不快感はない。ちなみに三層構造でも生地の厚みは普通のジーンズと変わりない。

結論を言えば、この商品を買って損はない。
私は最近、こればっかり穿いているし、3日後に2本目も買った(^^ゞ


上半身は何枚も着込んでも、下半身は下着のパンツとズボンの2枚だけである。パンツは腰回りだけだから、実質的に脚の部分は真冬でもズボンの布1枚だけということになる。最近の若い連中はタイツを穿くのもフツーに平気みたいだが、私はどうも抵抗がある。私と同世代は多分そうだと思う。脚を組んだ時にタイツがのぞいたりしたら、恥ずかしくて三日は寝込んでしまう(>_<)


今、突然に思い出したのだが、子供の頃に穿いていた冬用の長ズボンには、裏地が全面についていたように思う。ツルンとした薄い生地だから防寒にどれだけ役立っていたか不明ではあるが、いつ頃からズボンの裏地ってなくなったんだろう?


以前にこのブログで書いたヒートテックや靴のインソール、それにこのジーンズと、ハイテクを利用することによって衣料の分野で「快適性」が進化していることは誠にヨロコバシイ。いっそアパレル関係者は感性・デザインと快適性を五分五分くらいの分配で商品開発を考えるべきだろう。感性・デザインだけで付加価値をつけられる企業やデザイナーなんて全体の1~2%しかいないのだから。


とりあえずはジーンズだけじゃなく、普通のスラックスやスーツにも、こういう素材のものができることを望む。関係者の皆さんヨロシク。

wassho at 18:49|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2011年01月19日

郵便局ではわからない郵便ポストの場所

マーケティングリサーチの手法の1つに自宅使用テストまたはホームユーステストと呼ばれるのもがある。これはサンプル商品を自宅で数日から1ヶ月ほど使ってもらい、アンケートに回答するものである。


このテストではサンプル商品とアンケート用紙を送ることになる。サンプル商品の大きさと、調査開始までの時間的余裕を勘案して郵送もしくは宅配便を使い分ける。

   大きなもの、急いで届けたいもの→宅配便
   小さなもの、数日中に届けばよいもの→郵便
   小さいが、急いで届けたいもの→速達郵便


調査では大量のアンケートを発送するので、運送会社にとっては上得意客である。だからクロネコヤマトは1日に数回、荷物がないかどうか御用聞きに来るし、電話をすればすぐに飛んでくる。一方の郵便局は以前は御用聞きに来たものの、民営化以降は電話しないと来ないし、電話してもなかなか来ないし、引き取りにもいろいろ条件ができて使い勝手が悪くなった。


というわけで、郵送の場合は、ちょっと面倒だけれど、近くの郵便局までバイト君に持ち込ませることが多くなった。しかし、この手が使えるのは郵便局が開いている時間まである。従って郵便局が閉まってから発送したい場合は、ポストに投函することになる。(ポストに書かれている回収時刻より、かなり遅くなっても回収に来ているので、朝イチで郵便局に持ち込むよりは早くなる)


ポストに投函するといっても、通常数百通の単位だし、郵便としてはかなりの大型サイズである。だから1つのポストには入りきらない。というわけでバイト君はいくつかのポストを回って投函する。


先日、新人のバイト君が投函に行くことになり、スタッフが郵便ポストはあそことあそことーーーと説明していた。経験的にはポストを4つくらい回らないといけない分量だったらしい。それでちょっと興味を持って、オフィスの周辺のどこにポストがあるか調べてみた。



   それが
   わからんのですわ(/o\)
   日本郵便のホームページでは


だいたいの地名で検索すれば、地図でポストのある場所と、そのポストの回収時刻を表示するなんて、郵便を扱うなら必須の業務・サービスのはずであるが、この会社のような役所のような組織にはそんなイロハのイもできないらしい。


日本郵政のテイタラクにはむかつくが、その代わりにおもしろいサイトを見つけた。どうやら世の中にはポストヲタクがいて、全国のポストをひたすらマッピングしているらしい。かなり役に立つ。いくつものポストから投函する人はそんなにいないだろうが、引っ越ししてポストがどこになるかわからない時などには便利なはず。(ただし使い方がちょっとややこしい)


    〒MAP
    http://postmap.org/

wassho at 20:37|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2011年01月14日

塞翁が馬2

サイズの合わないブーツを我慢しながら2~3回履いた頃、ふと閃いた!
そういえば靴の「中敷き」というものがあった。
閃いたその足で靴屋に直行。


中敷きでサイズを調整するという知識はおぼろげにあったものの、今まで中敷きを買ったことはない。そういえば子供の頃は「匂い食いのオドイーター」という商品のCMがよく流れていたなあとか思いながら売り場へ。


思っていたより種類があった。
ざっと見たところでは、単なるサイズ調整用以外に、寒さ対策、消臭、クッション性を高めるものなどがあった。閃いた時はサイズのことしか頭になかったけれど、履き心地も改善されるなら願ったりかなったりである。クッション性を高める中敷きは、ハイテクな衝撃吸収素材を挟み込んであるようである。3~4種類の商品があった。


そのうちのひとつを選んで購入。
結果は大満足。サイズはぴったりになり、履き心地も最高レベルのスニーカーに遜色がない。どれくらい気に入っているかというと、次から靴を買う時は、この中敷きを入れてからサイズ合わせをしようかというくらい気に入っている。


それと革靴(スーツの時に履く靴ね)の履き心地も革命的によくなるはず。普段スニーカーを履いているほうが多いから、革靴で歩くと地面の衝撃が結構つらいし疲れる。革靴でたくさん歩く人は、これを使わないと人生を損するよ。

今度、刑事さんを見かけたら教えてあげよう(^^ゞ


買った時は気にしていなかったけれど、今ブーツから引っ張り出してみるとアディダスの製品だった。ただアディダスのホームページでは、その商品を見つけられず。ついでにネットで検索すると、いろんな商品があった。もうちょっといろいろ研究してみようかと思っている。 ※中敷きより、インソールで検索した方が多くヒットする。


というわけで「人間万事塞翁が馬」なお話しでした。


▢▢▢▢▢▢▢▢
後日追記(訂正)
買ったインソールをアディダス製と書いたのは間違いでした。ブログを書くためにインソールを引っこ抜いた時、後から入れたインソールと、靴にもともと敷かれていたインソールが重なった状態だったので(←後から入れたインソールはシールで接着するようになっている)、元々のインソールの裏側に書かれていたアディダスのロゴを勘違いしたしだい。

でもロックポートのインソールがアディダス製なんて、ちょっとした発見。

wassho at 19:43|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2011年01月13日

塞翁が馬

536ae772.png写真は少し前に買った靴。
それについてのお話し。


普段履く靴は革のスニーカータイプの靴が多い。ここしばらくはロックポートというブランドの靴をよく買っている。外から見ると普通の革スニーカーだけれど、靴底に何かハイテクな素材を使っていて履き心地がソフトで気に入っている。

ただし靴底のパターンは何種類もあり、靴によって履き心地はかなり違う。また履き心地はいいのだが、デザインというかおしゃれ感はちょっと劣るブランドでもある。


気分転換に靴を買うことが多い。その日も何となくお店に入った。いつものようにロックポートの売り場から物色。茶色のスニーカーがちょっとボロくなってきたからーーーなどと思って眺めていたら、なぜか突然ブーツタイプが欲しくなった。

しかしブーツなんて中学生の頃に、アイビーが流行った時に買ったデザートブーツ以来で、自分自身でもどんなブーツが欲しいのかイマイチはっきりせず。本当はもう少し背の高いものが欲しかったけれど、これといったものが見つからず、結局デザートブーツに近いものを買うことに。結果的にこれもロックポート製。


その日に履いていたスニーカーもロックポート。そのサイズは8ハーフだったので、同じサイズを持ってきてもらう。同じサイズでもデザインによって大きさが違うのを靴メーカーは何とかしてくれと、以前にこのブログにも書いた。案の定、このブーツも私には大きかった。それで1つ下のサイズを持ってきてもらう。

当然ながら、さっきのサイズよりはフィットする。これでいいやと思ったのが間違い。普段のスニーカー選びなら数分しか時間をかけないのに、この日は超久しぶりのブーツを選んだものだから、たぶん試着までのその時点で30分くらい店内にいた。それで疲れていたのかもしれない。さっきよりはフィットしているものの、実はまだ1サイズ大きかったことに気がつかなかった。


買ってから三日目くらいに、このブーツを履いた。

   アレッ! ブカブカやん(>_<)

自宅から2~30メートル歩いたところで、返品のために家に戻って履き替えようかとも思ったが、何となくそれも面倒なのでそのまま出勤。こうなるともう返品はできない。

ブカブカと書いたのは、ちょっと表現がオーバーかもしれない。もう1サイズ下ならキツいかもしれない微妙な大きさ。でも、その1サイズ下を試着しなかったのが悔やまれる。

それとこのブーツはスニーカーとは靴底の素材が違うのか(ハイテク素材は靴底の中に入っているので外観からでは区別できない)、ロックポートなのに履き心地がとても固かった。

間違った買い物をしてしまったという後悔の気持ちがフツフツと。

ーーー続く。

wassho at 18:48|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2011年01月11日

万年筆をエキュートで買う

617fd376.jpg

帰省する時は品川駅から新幹線に乗る。、昨年末は列車の時間を間違えて少し早く駅に着いてしまった。品川駅にはエキュートという以前にこのブログにも書いた大きな「駅ナカ」ビルがある。というわけでエキュートをブラブラ。


発見その1
改めてブラブラしてみると、ほとんどが飲食店であった。もっといろんなお店があって、暇をつぶせるかと思ったのに。


発見その2
1階はデパ地下の食品売り場を小規模にしたような感じ。品川駅から列車に乗り、もし駅弁を買うのなら、駅の売店じゃなくてこっちで買った方がおいしそうである。ちなみに私はビールのおつまみ用に「まい泉」のカツサンドを買った。分量に大から小までバリエーションがあるので便利。



ブラブラ歩いていると写真のようなハデーな万年筆を100種類くらい売っているお店があった。ちょっと試し書きしてみると書き味もなかなかよろしい。見ているうちに欲しくなり「万年筆で何を書くの?」という天使の声に「自分へのお年玉がいるんじゃない?」という悪魔の声が打ち勝つ(^^ゞ


買ったのはこれ。
万年筆

派手なの地味なのいろいろとあったが、あまり無難なものよりは、おもちゃとして買うのだから多少は遊び心のあるものをと思って選んだ。

商品を選んでから説明されたのは、さっき万年筆と書いたし、試し書きしたのも(たまたま)万年筆だったけれど、このペンは基本的にボールペンである。万年筆にするには別売りのキットに交換しなければならない。ボールペンはいらないからと万年筆キットだけ買うことはできない。というわけで購入金額50%アップ。まっお年玉、お年玉。


ところで万年筆なんて、中学生になったお祝いでもらったもの以外に使ったことがない。だいたい、今は走り書きのメモ以外に手で字を書く事はほとんどない。しかし万年筆を握ると何か書きたくなってくる。でもいきなり手紙を誰かに送ったらびっくりされるだろうな。

ブログをやめて万年筆で日記でも書こうかな。

wassho at 18:20|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2011年01月06日

最近は神社のほうが好き

   おくればせながら
   明けましておめでとうございます。
   今年もよい1年でありますように。



正月は箱根駅伝をテレビでよくみている。
念のために解説しておくと、駅伝とはマラソンのリレーのようなもので日本独特の競技。箱根駅伝は東京の大手町から、箱根の芦ノ湖までの100キロあまりを5区間に分け、その往復を2日間(1月2日と3日)に分けて競う。関東の大学しか出場できないいわば地方レースであるが、人気や知名度はたぶん数ある駅伝の中で一番高い。

今年は第87回大会で、始まったのは1920年(大正9年)だから歴史もある。ちなみに高校野球(夏の甲子園)は1915年から。ただし高校野球と違ってテレビ中継されるようになったのは1987年からと比較的最近である。


ここ数年の箱根駅伝は特におもしろい。それは往路の最終区間である小田原から箱根芦ノ湖までの山登りコースで、ごぼう抜きの大逆転がよく起きるから。

3年連続で5区の新記録を更新した順天堂大学の今井選手は、2年生の時に11人抜きを演じて「山の神」と称えられた。(ちなみに走っているのは20名である)。今井選手が卒業して2年後には東洋大学の柏原選手が、1年生で8人抜きかつ今井選手の記録も破って現在は「新・山の神」と呼ばれている。柏原選手は来年が最後のレースになる。彼の卒業後に5区の山登り区間に強い選手が現れたらなんて呼ばれるのかな?

「続・山の神」じゃありがたみがないよね(^^ゞ


テレビでは勾配を余り感じないが、あのあたりは場所によっては歩く時も前のめりになるくらいの急な坂道である。私なら1キロ走れるかどうかだと思うけれど、そこでごぼう抜きのレースを展開するあの二人はまさに山の神と呼ぶにふさわしい。


ーーーと思いつつ、日本は何でも神様に祭り上げる国だったなあと改めて思い出した。例年元旦には真っ昼間から高校同級生の新年会があり、2次会に行く途中で酔い覚ましに初詣をする。その神社にはメインの神様のほかに、5カ所くらい拝むところがあり、人だったり岩だったり亀だったりが奉られている。まさに八百万(やおよろず)の神々の日本である。


日本の宗教の中心は仏教と神道。多くの人は、葬式ではお経を上げ、初詣では神社で拝むというようなハイブリッドな接し方をしているかと思う。それでほとんどの人がそうだと思うけれど、仏教はおぼろげに理解できても、神道というのは意味がよくわからない。神道には忌み嫌うとか祟りとかの話も多いので、なんとなく迷信の集大成のようなイメージで、実は昔からあまり好きじゃなかった。

でも最近気がついたのはキリスト教でもイスラム教でも仏教でも、いろいろと戒律があるのに対して神道にはそれがないこと(たぶん)。つまりほかの宗教は神様や仏様の言いつけを守ったり実践しなければ助けてくれないのに、神道はとりあえず拝んでいればいいだけ。おお何と心の広い神である事よ! 当然こっちのほうが私には向いているようで(^^ゞ

wassho at 20:16|PermalinkComments(0) 生活、日常