2011年06月

2011年06月21日

タイヤにビスが刺さってた(>_<)

梅雨で天気も悪いし、週末にも片付けなければ行けない仕事があったり、その他諸々で、バイクには6月4日に三番瀬へショートツーリングにいったきりである。その前は実質的に5月8日の南房総だったから、いったい私は年に何回バイクに乗れるんだろう?


先週末も自宅で仕事をしていたが、ちょっと気分転換にバイクに、とある小細工をしにガレージへ。その作業は10分ほどで終了し、ふとタイヤに目をやるとなんとビスが(>_<)

タイヤにビス1

クローズアップでもう一枚。

タイヤにビス2

見事にブスリと刺さっている。
いつ刺さったんだろう?



タイヤはへこんでもいないし、手で押しても固かったから空気はほとんど抜けていない。もっとも自転車と違ってバイクのタイヤは固いから、多少空気が抜けた程度では手で押してもわからないものなのだが。でも少なくとも2週間たってこの状態なのだから、よほどキッチリ直角にビスが刺さっているんだろう。運がいいのか悪いのかよくわからない。


この状態ならなんとか走れそうである。バイクで遊んでいる暇はなかったんだけれど、空気が抜けてガレージまで出張修理を頼むのも面倒なので日曜日にディーラへ。走った感じはいつも通り。でも交差点は慎重に曲がった。


「ビスを踏んだ覚えはない。きっと買った時から刺さっていたのに違いないから、クレーム扱いで修理してくれ」との主張は、あっさり却下(もちろん冗談)。展示してあるバイクに跨ったりしていたから作業は見なかったが、タイヤはホイールから外さず、ビスを抜いて上からパテみたいなものを塗って10分ほどで作業は終了。工賃は945円。

1センチのサイコロのようなパテの残りがタイヤの上に残っていて、それがなくなるまでは慎重に走ってくださいといわれる。走っていて振動も感じないから、かなり柔らかいものだと思う。写真は取り忘れた。


ビスなんて、滅多に刺さるもんじゃないと思う。ということは、確率的にはこれからは安心して走れると思うことにしよう。

wassho at 11:04|PermalinkComments(0)   *バイク関連 

2011年06月19日

10倍の電力消費社会を

原発肯定の理由3つ目。

もちろん今回ような事故は2度と起こしてはならない。
ただし、そのために原発は廃止しようという意見には賛成もできない。
今回の事故は津波対策にぬかりがあったからで、地震そのものには原発は耐えている。今はまだ時期的に「羮に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)」状態だと思うが、もう少し冷静で客観的な議論が必要だと思う。


原発を廃止して、他の発電方式でまかなえるのか。素人だから、それはよくわからない。ひょっとしたらまかなえるのかもしれない。もちろんコストや二酸化炭素(原発では原理的に排出されない)の問題もある。もっともコストに関しては、原発は発電そのもののコストは安いかもしれないが、放射能廃棄物の処理や保管やその他トータルでのコストで、本当に競争力があるのかどうかは少し疑問に思っているが。


さて、原発を廃止して他の発電でまかなえるとしても、なおかつ私は原発肯定派である。それは原発廃止あるいは「エコ」を唱える人々と、おそらく望んでいる未来の姿が違う。

今より10倍20倍の電力を消費して、もっともっと便利で快適な生活ーーーそんな未来を私は願っている。火力発電は資源に限界があるし、風力や太陽光は今程度をまかなえる「代替エネルギー」の域を出ない。少なくとも向こう25年から50年、それだけの電力を供給できるのは原子力だけである。(注:しっかり調べたわけではありません) 

地熱発電に真剣に取り組めば原発数十基分の電力を供給できるといわれているが、テクノロジーとして確立していないし、もし可能だとしても日本ほか限られた地域だけでしか通用しない方式である。全世界がSF小説ような未来的な生活を送るには原発による発電が必要(なはず)。


政治家にとっては原発と口にしただけで票が減るから、おそらく風力や太陽光などの自然エネルギー発電に重きが置かれることになるだろう。安全だしクリーンだし、発電の多様化という観点からもそれはけっこうなことかもしれない。

しかし今回の事故を契機に、国家レベルで真剣に取り組むべきなのは安全な原発の開発である。石油や天然ガスはいずれ掘り尽くす。その時に安全でリーズナブルな価格で発電できるのはメイドイン・ジャパンの原発だということになっていれば、我々は現在の産油国の人々のように楽してリッチな生活が送れるのだから(^^ゞ

wassho at 19:49|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2011年06月17日

軽量スーツはほどほどに

原発の話は1回休み。
ところで本日は衝撃的な光景を目撃した。

駅のホームで並んで電車を待つ。私の前にいたのは縦縞のピンストライプのダークスーツを着た男性。年齢は45歳前後。オールバックでヘアスタイルにも隙がなく、袖からのぞいたワイシャツはボタンではなくカフス留め。靴も手入れが行き届いている。なかなか渋い顔をした二枚目で、まさに紳士と呼ぶにふさわしい。


ところがそのダークスーツは極薄の生地で出来ているらしく、びっくりするくらい下着が透けて見えるのである。くだんの紳士、本日ご着用の下着は何と赤のブリーフ! しかもなぜか右側がずり上がっていて、軽く半ケツ状態!! 私の隣に並んでいた女子高校生二人も、声を殺してお互いを叩き合って笑いをこらえている。そのうち一人が携帯で写真を撮ろうとするのを、もう一人が止めていた(^^ゞ

夏用のスーツには軽量とか納涼仕様などと呼ばれる極薄、あるいはメッシュに近いような生地のものがある。彼のスーツもたぶんそういうものだろう。おもしろいことにとても透けて見えるのは光線の加減だろうか、ある特定の距離や角度のときだけで、その後、電車の中でも彼は私の少し前にいたけれど、赤ブリーフの半ケツはもう見えなかった。


真夏でもスーツを着なければいけない人に、ああいう商品が好まれるのはわかる。でも下着まで透けて見えないか買う時には、いろいろな方向から光によく当ててチェックを。あるいは下着はせめて黒にしましょう(^^ゞ

wassho at 16:48|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2011年06月16日

原発よりバイクのほうが危ない?

今回の福島原発の事故の後も、原発肯定派である理由は3つある。

1)
私がへそ曲がりだから。

世の中、というかマスコミの論調を見る限り否定的意見一色である。そういうときはたいてい間違っているというのが経験則。私も含めて多くの人は、原発についての科学的知識を書き出せばレポート用紙1〜2枚が限度であろう。基礎的な理解なしに又聞きに又聞きを重ねた情報で判断すべきではないのである。逆に言えば政府や電力会社や原発メーカーや学者は、もっと客観的な情報を提供すべきである。


2)
報道による又聞きの又聞きの情報での判断なのだが(^^ゞ、今回の地震に対して原子炉は設計通り安全装置が機能して停止した。しかし原子炉は火力発電のように元栓を閉めれば消えるのではなく、ある種の化学反応のようなものですぐには熱が収まらず、冷やし続けなければならない。津波でその冷却に必要な発電機とかが流されて冷却できなくなり、原子炉が暴走したのが今回の事故や放射能漏れの原因(たぶん)。

つまり地震ではなく津波が事故の原因。
素人考えでは津波対策はそれほど難しくないはず。高い防波堤を建てる、あるいは流されて困るものは地下に作る、手っ取り早く津波のこない内陸部に原発を持ってきてもいいはず。

最近になって福島原発では事故直後にメルトダウンを起こしていたことが発表された。メルトダウンってハルマゲドン並みにやばいことかと思っていたけれど、現状を見れば結果的にメルトダウンもなんとか克服したことになる。政府や東電の対応には失望させられることが多いが、科学はそんなに捨てたものでもない気もする。もっとも上から水を掛けただけらしいが。


ところで原発に反対するのは、その中身を理解していないにせよ危険だからという理由になるわけだが、何を持って危険というかリスクが高いと判断するかも議論が必要である。

ざっと調べたところ日本で原子力による発電が始まったのが54年前の1957年。そして現在まで国内の原発事故で死亡したのは2名である。54年間に交通事故で死亡した人は40〜50万人くらいいるだろう。そういう比較をすれば原発はきわめて安全だともいえる。私がバイクに乗るなんて原発の隣に住むよりはるかにリスクが高い(^^ゞ 世界的に見てもチェルノブイリの数字がはっきりしないがトータルで数百名レベル。飛行機が1機墜落するより少ない。


この数字は漏れた放射能に直撃されて死亡した数字だが、いわゆる大気や土壌の放射能汚染によって、それが体内に蓄積されてガンになるという恐怖もある。しかし元々、日本人の1/3はガンで死んでいるのである。タバコや肥満や不規則な生活のほうがよほどリスクが高い。私は全部当てはまる(/o\)

続く

wassho at 12:25|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2011年06月15日

ホウレン草を買った

数日前、ホウレン草を買った。
考えてみれば震災以来初めてである。
最初に野菜から放射能が検出されたと報道されたのがホウレン草だったせいか、何となくいままで敬遠してきた。こういうのは風評被害である。

産地を見ると岩手県産だった。フクシマの上の上。
原発から漏れている放射能は北側に拡散していると、ドイツかどこかの気象局の予報図のようなものを何度かテレビで見た。なぜ日本のしかるべきところが発表しないのか納得がいかないが、とにかく南側より北側がやばいと潜在意識にすり込まれている。やっぱり買うのはやめようかとも思った。こういうのはより確かな安全を求めるための選択的行動であって、風評被害とは別だと以前にも書いた。ベクレルかシーベルトか知らないけれど、たとえ客観的な安全基準以下であったとしても、放射能なんて低いことに越したことはないのだ。

ちょっと考えたが、結局その岩手県産のホウレン草を買ったのはひと袋98円と格安だったから(^^ゞ 普段の3倍は念入りに水洗いしてサラダにして食べた。おいしかったよ、ホウレン草サラダは私の好物である。

さて原発。
その誕生以来、肯定派と否定派に分かれている。
3.11の地震以来、否定派が優勢なのはいうまでもない。


実は昔から私は原発肯定派である。今も基本的に考えは変わらない。肯定派になった理由は単純で、子供の頃「石油はもうすぐ掘り尽くされてなくなる」と聞かされていて「だったら原発いるっしょ」と思ったからにならない。まあ石油はいまだになくなっていないけれど。その危険性について理解していたとはいえないが「科学者がしっかりやるから大丈夫」と考えていたように思う。ひょっとしたら一番の理由は水力や火力と較べて、原子力は未来的なイメージだったからかもしれない。


ーーー続く

wassho at 11:26|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2011年06月08日

心が滅びる?

自宅から駅に行く途中に学校があって、壁の外側に花壇のようなものが設けてある。アジサイが満開だった。今の季節にアジサイが咲いていて何の不思議もないが、毎日そこを通っているのになぜか今日初めて気がついた。まさに満開だったから昨日今日に咲いたものではないはず。


しばらく忙しかったから道ばたの花も眺める余裕がなかったんだろうか。私は仕事場を離れたとたん、仕事のことをキレイさっぱり忘れられるという便利な体質なので、そんなことはないはずなんだけれど。

しかし以前に、30歳前後の頃はひどい肩こりに悩まされ、あるときを境にすっかり肩こり体質でなくなり、散髪屋で肩など全然凝っていないのに「今週、揉んだお客様の中で一番肩が凝っています」と言われた経験を書いた。あれ以来、自分で自分のことを本当にわかっているのかどうかあまり自信がない(>_<)


忙しいという漢字は心が滅びると書く。
  ※偏の「小」は「りっしんべん」で心という漢字が変形したもの。

人という漢字は「人が支え合っている」などと漢字のパーツを分解した蘊蓄(うんちく)とか、4文字熟語を使ったわかったようなわからないような説教は好まない。それは何となく小賢しい印象を受けるからかもしれない。でも「忙しいと心が滅びる」というのはなぜか気に入っているというか、そうならないように心掛けている。


忙しい忙しいと言っている時は、忙しくて大変だという意味である。つまり自分の処理能力や許容量を超えているということで、私の感覚では、それは自分は能力が低いですといっているのと同じで恥ずべきこと。しかし世の中には忙しいを連発したり、それをぼやいたり自慢したり、忙しいことを言い訳にする人のほうが圧倒的に多い。もっともそれをとやかく言うつもりはない。この国はそういう風土なんだろう。(外人もビジービジーといっているかどうかは知らないが)


忙しいのは駄目、悪なので能力向上を精進し、仕事の段取りやら仕組みを考えて忙しくならないように努力するのが私のスタイル。性格的には忙しくてイッパイイッパイのときも、余裕のある振りをするのを好む。でも同じ仕事をしていても余裕をカマしているより、忙しそうに必死でやっている人間のほうが評価されることが多い。そういう面では少し損をしてきたかもしれない。今はもう上から評価される年齢ではなくなったけれど(寂)


ちょっと偉そうなことを書いたが、アジサイに今日初めて気づいたのは、実はボケが始まった前兆ではないかと密かにビビッている。

wassho at 18:27|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2011年06月06日

ラナパー

暖かくなってきて、以前に紹介したアルパインスターのバイク用革ジャンはもう着ないのでしまうことに。革製品はたまに手入れしてやると長持ちする。基本は人間の肌と同じで汚れ落としと保湿。数回しか着ていないので汚れは固く絞った雑巾で拭いただけ。保湿はミンクオイルが基本。オイルといっても液体ではなくワックスのようになっっていて塗り込んで使う。ミンクオイルは探せば自宅にもあったはずだが、ラナパーという蜜蝋(みつろう:ハチミツのワックス)を主成分とした商品の評判を聞いたので買ってきた。


もっとも革ジャンの手入れにはミンクオイルで充分なものの、ラナパーにはキズ隠し効果があるらしいので、メインの購入目的は革ジャンではなく靴のキズ隠し。東急ハンズに行くと、たまたまラナパーの実演販売をやっていた。そのとき履いていた紺色の革スニーカーはつま先のところが少しはげている。実演販売員のオジサンが自信たっぷりにラナパーをすり込むと、不思議なことにキズは消えた。靴全体も少しボケた色がくっきりとして新品のようなツヤに。黒や茶色の革スニーカーなら、靴墨を塗ってごまかせるけれど、紺色はないのでこれは助かった。撥水効果もあると、オジサンが霧吹きで水を拭きかけると見事に水もはじく。ただ、その効果がどれくらい持続するかはラナパーは天然成分主体だからちょっと疑問。


すっかり気に入ったふりをして1つ買ったので実演販売員のオジサンも満足そう。消えたキズは正確に言うと目立たなくなっただけで(なぜそうなるか不思議)、近づいて確認すればキズそのものは残っている。ただ私の視力で足元のスニーカーを見ると新品のように見えるのは事実。


一番ボロボロのスニーカーを使って、自宅で再実験。
しかしこのスニーカーでサッカーをしているわけでもないのに、ナゼこんなに傷ついたり色がハゲたりするのかな。
ラナパー使用前後


右がラナパー使用前、左が使用後。
塗った直後だとラナパーの水分で色が濃くなる可能性があると考え、撮影は塗って5日後くらい。私は疑り深いのである。それにしても汚い靴でゴメン。


かなり以前から履いていてダメージが大きいから、つま先の傷なんかはあまり隠せていない。それでも全体的に色味は深くなっている。時に甲の横側=ヒモ穴の隣部分はかなり回復。普通程度のダメージの靴なら充分に効果的だと思う。


すっかり気をよくして、持っている革製の靴にすべてラナパーをヌリヌリ(^^ゞ
ビジネスシューズは普段からきれいにしているが、さらにいい感じになった。



ところが誤算が1つ。

例のサービス砂漠のクソ会社FC MOTOでは買えず、日本正規価格で買ったバイク用のブーツ。ラナパーを塗ったら色が変わった。正確に言うなら濡れたように色が濃くなった。塗った瞬間に色が変わったので「しまった!」と後の祭り。仕方がないからブーツ全体に塗って色を揃えた。そういえば革の表面処理の仕方によっては色が変わることがあるから、目立たないところに塗って確かめろと説明書に書いてあったような。せっかく明るい色のブーツが欲しくて買ったのに(/o\) でも少し濃くなった色もそれなりにイイ色と自分を納得させる。


というわけでモノによっては色の変わる製品もあるが、キズ隠しや古ぼけた色味をシャキッとさせるのにラナパーはなかなか効果的。保湿効果は長期間使ってみなければわからないが、全体的な印象からしてたぶん大丈夫だと思う。

ところで革にうるさい友人にいわせると、革の保湿はミンクオイルなどの革用メンテナンス商品じゃなくても、油分を含んだクリームならニベアでも化粧品でも何でも、それほど効果は違わないらしい。革のジャンパーやコートを持っていて、ミンクオイルやラナパーを買いに行くのが面倒な人は、そういうので試してみるのもいいかもしれない。(ハンドクリームあたりを使わないと、かえって高くつくけれど)

wassho at 00:44|PermalinkComments(3) 生活、日常 

2011年06月04日

ふなばし三番瀬海浜公園

5月8日に南房総へ行ってから何かと忙しかったり天気が悪かったりで、バイクに乗ったのはオーダーしていた夏用の革ジャンが届いて、試着というか試走を30分ほどしたきりでほぼ一ヶ月ぶりのバイク。先週は知恵熱が出るほど難しい仕事あり、走り回る日あり、徹夜ありで疲れがたまったので、土日はダラダラと休養するつもりだった。でも本日は起きてみれば梅雨の中休みの晴天。バイクに乗らないともったいない気がしてショートツーリング。


バイクで出かけようと思い立ったのがすでに午後2時。時間もないので海浜公園巡りに決定。江東区のいわゆるベイエリアに住むバイク友達に電話してつきあってもらう。彼の薦めで三番瀬海浜公園に行くことに。


グーグルの航空写真のA地点が三番瀬海浜公園。写真をクリックして大きくすると、その周辺の海は色が少し違っている。このエリアが三番瀬と呼ばれる干潟、つまりとても浅い海。いっときは三番瀬を埋め立てるとか環境破壊をするなとかの論争があったように思うが最近はあまり聞かない。一番瀬や二番瀬もあるんだろうか、それともとっくに埋め立てちゃったのかな?
0三番瀬地図

友人の家近くで待ち合わせをして湾岸道路を走る。けっこう渋滞していた。渋滞で流れが止まったら、路肩や片側2車線道路のクルマのあいだを抜けるように走る。バイクの世界ではこういうのを「スリヌケ」と呼ぶ。ちなみに私の高校生時代にもこういう走り方はしたが「スリヌケ」という言葉はなかった。

今回35年ぶりにバイクを買うときに、バイク雑誌やネットを見て意味がわからなかった言葉のひとつがこのスリヌケ。なぜかカタカナで書くことが多い。もうひとつ昔はなかった言葉が「タチゴケ」。こちらの解説はいずれ。

ちなみにスリヌケは道路交通法上は違法ではないらしい。ただしクルマのあいだをすり抜けるとき、追い越し禁止区間でセンターラインが黄色なら、それを踏んだらもちろんアウトである。私はあまりスリヌケをしないが、スリヌケ命のライダーのほうが多いような気がする。


湾岸道路を折れて三番瀬海浜公園に向かう道に入る。途中で「潮干狩り中止」の看板がいくつか眼に入る。???と思っているうちに到着。


  ガーン!閉鎖中(>_<)

友人が「そういえば放射能の値が高かったから閉鎖だとか聞いた気もする」とか言い出す。イマゴロイウナ! ヘルメットも脱いだし!


しかし公園入り口のゲートは閉まっていて入れないはずなのに、公園の中にはウインドサーフィンのボードを持ってウロウロしている連中がいる。どうやらフェンスを乗り越えて入っているようで、公園の端っこにあるフェンスの前には、誰かによって踏み台が作られていた。

柵があれば乗り越えたくなるのがオトコの子。あっ、ここかと踏み台を見つけたら放射能のことも忘れて乗り越えていた(^^ゞ まあ何時間もいるわけでもないし。もっとも自宅に戻って調べてみると、閉鎖は放射能ではなく液状化とか地盤沈下とかで公園内施設に被害が出たからのようである。考えてみれば千葉のここだけ放射能が高いはずもない。あやうく風評に惑わされるところだった。


こんな感じの海岸。
満潮の時間帯だったので干潟らしさはなく、単なる海。
海の中に柵のようなものがたくさん打ち込まれている。
潮干狩りの時の制限ラインかな?
1-1海岸
1-2海の中の柵




























三番瀬=自然環境だからここは自然の海岸線と思っていたが、他の海浜公園と同じくここも人工海岸。だいたい公園は埋め立て地の先端にある。ただ浅瀬だから、人工海浜と海とのつながりはナチュラル。だからかどうか、いろんなものが打ち上げられている。
2海苔
海草。
海苔の仲間かな?












3クラゲ4毒クラゲ
クラゲ。
筋のあるほうは毒クラゲらしい。







5エイ


エイ。



6カメ









東京湾にウミガメがいるのか!

しかしウミガメの足はひれのようになっているはずだし、甲羅ももっと薄いからこれは陸亀。
大きくなって飼えなくなったペットを誰かがここに放したんだろうか?








他にも、タイ、アジ、ボラなどが打ち上げられていた。
このあたりは漁場でもあり、漁がおこなわれアサリや海苔の養殖もある。それらは「江戸前」で採れたとありがたがられているけれど、工場に挟まれた海域で水は汚いから、私は少なくとも「江戸外」で採れたものを食べたい。


7水質
水はこんな感じ。
他の海浜公園よりはきれい。
干潟の浄化作用なのだろう











8工場群
でも工場群はすぐ隣。












9干潟
少しだけ顔を見せていた干潟部分。











10ウインドサーフィン
タコに引っ張ってもらうウインドサーフィン。
風向きが変わって柵に突っ込まないのかなあ?
天気もよく風もそこそこあってウインドサーフィン日和なのに、サーファーは10人ほどと少なかった。もっとも現在は立ち入り禁止だからか?








やっぱり疲れたら海を見るのに限る。
頭のコリもとれてリフレッシュできたミニツーリングでした。

wassho at 21:30|PermalinkComments(0)   *ツーリング