2011年10月

2011年10月30日

チューリップ for 2012

去年の2月に鉢植えを買ってきて、いたく気にいったのがすべての始まり。翌シーズン、つまりその年の11月には球根を買って育てたチューリップ。4月13日に撮影したこの写真が、もっとも美しい姿だった。この次の日には、別に風が強かったわけでもないのにポトリと花が落ちていたり、そのしばらく後には茎が中折れしたり。この後に1つか2つ花が咲いたように記憶しているが、かなり小さかった。それに白いチューリップは蕾すらのぞかせず。やっぱり密集して植えすぎたからかな?


今年はリベンジする。
10月の中頃にダイエーが球根を売り始め、去年は売り切れていた白もあったので、植えるのはもう少し先だが、もう買ってある。
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ついでにピンクも。
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なお昨シーズンの球根は、夏頃に掘り出してみたが、かなり小さくて、花を咲かせる力はない気がしたので残しておかなかった。



今年はゆったりした間隔で植えようとプランターも購入。
同じサイズの他のプランターは5〜600円なのに、なぜかこのプランターは95円と激安。ちょっとペナペナしている気もするけれど、別に持ち運ぶ訳じゃないから大丈夫だろう。写真にチラッと写っているように、土も買ってやる気マンマンである。
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来年こそ♪赤、白、黄色〜と唄えますように。

wassho at 22:44|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2011年10月23日

BMW F800Rにスクリーンをつけてみた

私のバイクBMW F800Rは、いわゆるネイキッドと呼ばれるスクリーン(風よけ)がついていないタイプである。35年ぶりにバイク復帰するにあたって、スクリーン=風が当たらない=スピードを出しすぎて危ないーーーというような理由で、このネイキッド・タイプを選んだことは以前に書いた。


でも誤算だったのはバイクでツーリングするということは、走行距離のだいたい半分くらいは高速道路に乗っているということ。高校生の頃は、主に近所をブラブラしていただけだし、ちょっと遠出したときも高速道路なんて使わなかったから、そこまで頭が回らなかった。(当時、バイクで高速道路に乗れたかどうかは記憶にない)。


BMW F800Rはネイキッドであるが、小さなスクリーンがヘッドライトの上にちょこんとついている。まあスクリーンというよりはメーターカバーくらいの大きさだが、あるとないとではかなり違う。正真正銘のネイキッドだった35年前のバイクで時速100キロというのは、耐えられないくらい風圧が厳しかったが(服装も普段着のままだったし)、BMW F800Rならそのかなり上まで、風圧と格闘しながらも一応巡航することができなくはない。でもまあ快適なのは90キロくらいまで。高速道路の流れに乗って走るには、ちょっときつい。


スクリーン=風が当たらない=スピードを出しすぎて危ないーーーだったんだけれど、長い距離を走る高速道路で風圧と格闘=風圧に気をとられて周囲のクルマが目に入らなかったら危ない、それに風圧で疲れたら危ないし、クルマの流れに乗ることが安全につながるーーーと、都合よく自分を納得させてスクリーンを取り付けることにした。


購入したのはドイツのZ technik社のZ2425という商品。BMW F800Rは、あまり売れている車種ではないので、社外品パーツは少ない。当然、現物を見ることもできず、写真はあるものの実際はどんなイメージになるのか不安だったが、エイヤッで購入。この購入のいきさつについては、また後日に。


ディーラーに連絡したら、取り付け費は5000円くらいという話だったので、ケチって自分で取り付けた。


オリジナルの小さなスクリーンを外す。
これはネジを3本外すだけで楽勝。
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白いスクリーンの下に、そのスクリーンを留めていた台座のようなものがある。これもネジを4本外すだけなのだが、奥の方のネジがヘッドライトが邪魔でドライバーが入らない。(クリックして写真を大きくすれば、ネジの位置がわかります)
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ヘッドライトをフロントフォーク(タイヤを挟んでいる左右のパイプです)に固定しているパーツも、その後に緩めることになっているので、それを取り外してヘッドライトをどけようとするも、ヘッドライトの配線が短く、それほどヘッドライトが動かない。作業開始3分後に早くも途方に暮れる。でも何とか、あちこちを揺すったり叩いたりしてごまかしながらドライバーを突っ込むことに成功。


その後スクリーンをはめ込むステー(支柱)をバイクに留めるのだが、いくつかの部品の位置合わせをするのに苦労する。留めようとすると部品がずり落ちてくるので、腕が3本欲しかった(^^ゞ

左側のステーは、それでも装着できたが、右側のステーが何度やってもネジが最後まで奥に入らない。私のやり方が悪いのか部品の精度が悪いのか。ステーはフロントフォークの上下2カ所にネジ止めするが、10回以上付けたり外したりするもダメ。結局、上側のネジだけはねじ穴から少しはみ出したままの状態に。別にグラグラしていないので、大丈夫だろうと判断したというか諦めた。

その後スクリーンを取り付けて完成。
あれこれ手こずったので、途中経過を写真に撮るのを忘れた。
取り付け説明書はこんな感じ。
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取り付けたのは昨日の土曜日。
本日、雨がやんだので試運転に出かける。
第三京浜(高速道路)を走ってみた。

結論としては、ちょっと残念。

胸から下には風はあまり当たらない。
しかし首のところに集中して風が当たってちょっと苦しい。
たぶんスクリーンに当たって遮られた風が、スクリーンを昇って、スクリーンが切れたところで一気に後方に流れるのだと思う。

それと風が当たっていると感じるのは生身の首だけでも、実際にはヘルメットにも、以前より多くの風が当たっていると思う。なぜならヘルメットの中がかなりうるさくなったから。帰りにディーラーで聞いたら、スクリーンにはそういうこともあるとのこと。これは結構な問題。


本日はほんのわずかな区間を走っただけだから、結論を出すのには早いけれど、もっと楽ちんで快適になると思っていたので、期待はずれだったのは事実。長距離を走ったら評価が変わることを祈ろう。


第三京浜を2つ目のインターチェンジで降りて、港北ニュータウンの中をブラブラ走る。かなり大きな公園がいくつかあるので、そのうちの一つに立ち寄る。
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木々も少し色づき始めて秋の気配といいたいところだが、
本日は25度もあって暑かった。

それでスクリーンをつけたBMW F800Rのスタイリングを確認するために写真を撮ろうとしたところ、デジカメがまさかの電池切れ(>_<)

というわけで、本日はここまで。

wassho at 22:12|PermalinkComments(0)   *バイク関連 

2011年10月18日

蕎麦の値段

そばイラスト

オフィスの近くの立ち食いそば屋に週に1回くらい行く。
ちょっと変わっていて、1人前ずつのこねたそば粉を、トコロテンのように押し出す機械があって、それで麺にされた蕎麦が鍋の中にポトンと落ちて湯がく仕組み。汁蕎麦はなく盛り蕎麦だけのお店。並盛りで、フツウのお店の大盛り以上の分量がある。ハードロックのビデオが店内で流れている。夜は立ち飲み居酒屋になる。何かと変わったお店。でも、この近所の立ち食いそば屋の中じゃレベルは高い。湯がいた蕎麦を、しっかり氷水で絞めている。


並盛り500円。
でも私は11枚で4800円の回数券を買っている。
だから436円。

今日、食べに行って回数券が切れていたので買おうとしたら「回数券は、しばらくお休みさせていただいていましてーーー」と歯切れの悪い返事。回数券の休みって何よ?と尋ねると、どうもそば粉の価格が上昇して436円では売れなくなったらしい。


ネットでざっと調べても、最近の蕎麦相場のニュースにはヒットせず。でも、がめついお店じゃないから、たぶん高くなっているんだろうと思う。


ところで知り合いだったトンカツ屋の主人に聞いた話。

   「何年かおきにキャベツの価格が急騰というニュースが流れると、
    おかわり無料のキャベツを頼む人が急に増える」。

だから食べたくなければ、別に無理にそば屋に行かないように(^^ゞ

wassho at 19:30|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2011年10月16日

東京アメッシュとXバンド

傘のいらすとiPadのOSがバージョンアップしたので、アップグレードしてみた。メジャーなバージョンアップはたぶんこれが2回目。

前回の時はマルチタスクになった。マルチタスクとはパソコンと同じように複数のアプリケーションを同時に立ち上げられるという機能である。しかし私はiPadでは、ほとんどWebブラウザーしか使っていないので、つまり複数のアプリケーションを切り替えて使いようなことはしていないので、あまり恩恵は得られず。


今回はWebブラウザーがタブブラウザーになった。画面の中にあるリンク先を別のタブ(画面)で開いて、用が済めば元のタブにある画面に戻ることができる。今まではひとつの画面だけだったから、元のページに戻るには最初から読み込まなければならなかった。これはとても便利。パソコンでは当たり前のタブブラウザーを実現するのに、なぜこんなに時間がかかったのか不思議。

便利にはなったものの、パソコンのようにタブだらけになったブラウザーをページごと閉じて、新しくまっさらのページを作る機能がないのがちょっと不満。開いたタブはひとつずつ閉じなければいけない。そこを何とかして欲しい。


ところでOSをバージョンアップしたら、今までインストールしたアプリケーションが全部消えてしまった(>_<) これらはiPadを買ったときにおもしろ半分でインストールしたもので、実際にはほとんどつかっていないから、なくても困らないが、何も入っていないのも寂しいので、新たにいくつか探してみた。


ようやく本題。
そこで見つけたのが東京アメッシュとXバンドという天気予報関連の情報を表示するアプリケーション。それなりに有名らしいが、元となる情報を提供しているサイトを紹介しておく。


東京アメッシュ

これは東京下水道局が運営するレーダー雨量計の情報を提供しているサイト。カバーしているのは関東全域。今どこで雨が降っているのかを、かなり細かなエリア別に見られる。


Xバンドもそうだけれど、雨の降っていないときに見ても、ただの地図だから雨の降っているときにアクセスしてね。



XバンドMPレーダー雨量情報

こちらの運営は国土交通省。仕組みは同じようなもの。
Xバンドは新型レーダーらしく、試験運用中という位置づけらしい。北海道以外を11エリアに分けてカバーしている。全国版はCバンドレーダーで対応しているらしい。


ずっと雨が降っているときはあまり意味がないが、降ったりやんだりの時などは、今どこで雨が降っているのか、それが自分のいる場所にも来そうなのかを予測できるかもしれない。


ただ、気象観測として意義があるとしても、この二つはどう見てもカブッている。東京都と国土交通省で管轄も違っていて、こういう二重投資で税金が無駄に使われていると思うと、便利そうだと喜ぶ気にもあまりなれない。

東京アメッシュでエリアごとの拡大地図にできるのは東京都内だけで、これはレーダー観測そのものとは関係なく、後加工の情報処理の問題。大した費用がかかるとは思えないから、それくらい他府県にもサービスしてあげればいいのに。

あるいは、これを見た他府県の役人は、我が県でも自前の雨量レーダーを設置すべしと予算獲得に動くんだろうか。


iPadのOSバージョンアップというひょんなことから、この国のダメな仕組みが見えた経験でした。

wassho at 19:29|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2011年10月14日

英語で老化現象?

肯定文 I understand that〜. 〜は分かる。
否定文 I don't understand that〜. 〜が分からない。

ここ数年、海外との取引が多く英語をよく使ってきたおかげで、簡単な表現なら頭の中で日本語から翻訳しないで、直接英語で考えるようになった。それは進歩なんだけれど、頭の中では否定文なのにメールを書く時 don't などを抜かすことがよくある。たいてい読み直す時に気づくが、とうとう今日 don't を抜かしたままメールを送ってしまった。しかも、どちらかといえば抗議のメールで「お前のいいたいことがさっぱり分からない。」のつもりが「お前のいいたいことはよく分かる」に(/o\)


最近、何かを取り出すつもりで冷蔵庫を開けて、アレ?何を出すんだっけーーーのようなことがたまにある。だから本日のミスが、英語力の問題なのか、ひょっとしてボケが始まっているのか、ちょっと心配。

wassho at 20:16|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2011年10月12日

柳沢峠から富士山は見えず

今週の懲りないお勤めは柳沢峠。
といっても知らない人のほうが多いかも知れない。
場所は奥多摩湖から山梨の甲府方面へ降りる道の途中にある。奥多摩湖から多摩川の源流沿いを眺めて走り、ついでに山道で森林浴をしようというのが今回のプラン。連休真ん中の9日に行ってきた。


グーグルマップは奥多摩湖周遊道路をルート設定にできないので、奥多摩湖を挟んで地図を2枚に分けてみた。

前回は中央自動車道に乗ったとたん渋滞だったので、今回もそうだったらイヤだなと思って、前日に高速道路の渋滞予測ページをチェックする。何と午前7時から午後1時まで35キロの渋滞との表示が(>_<) 予測が正しいとして渋滞を避けて走るには午前5時半頃出発しなくちゃならない。そんなガッツはもちろんあるはずもなく。

当日は午前9時出発。念のため出かけに、こんどは予測ではなく現在の渋滞情報を見る。予測が外れていたらいいのになあ〜と期待するも、高井戸(中央自動車道の始点)から相模湖まで渋滞マップは真っ赤か。(←渋滞の表示は赤で示されます)


たとえほとんど動かない渋滞であっても、バイクならクルマとクルマの間をスリ抜けて走れるので高速道路を使ったほうが早い。それはわかっていたけれど、スリ抜けはやっぱり気を遣って疲れるので、今回はのんびりと一般道で行くこと。一般道も延々渋滞していたら、諦めて帰ればいいとお気楽モードのツーリング。
000地図1

自宅のA地点から環七でB地点まで行き、そこからD地点まで甲州街道(国道20号)を走る。府中あたりで少し渋滞したが、思っていた以上にスイスイ走れた。中央自動車道を使わなくて正解。ちなみに中央自動車道は甲州街道とほぼ並行して走っている。

C地点はサッカーのニュースなどでよく名前を聞く「味の素スタジアム」がある場所。いわゆるネーミングライツで味の素の名前がついているが、元々は東京スタジアム。ただし東京スタジアムの名前で営業していた期間はわずかだから、「元々は東京スタジアム」といってもピンとこないかもしれない。オープンしたのは2001年だからまだ新しい施設。味の素スタジアムの場所を知らない人が多いのでついでに紹介する親切な私(^^ゞ 

スタジアムの北側は調布飛行場。ユーミンが「♪中央フリーウェイ、調布基地を追い越し、山へ向かっていけば〜」と歌った場所である。日本軍〜米軍の基地だった時代もあるので、調布飛行場は調布基地と今でも呼ばれることがあるらしい。



D地点で甲州街道から秋川街道に乗り換える。前回は中央高速の八王子インターから上手く秋川街道を見つけられず、渋滞の激しい滝山街道に迷い込んでしまったけれど今回は問題なし。ところでD地点の少し手前が八王子の駅なので、少しルートを離れてグルッと一周してみる。八王子って来たことがなかったもので。


同じ街道と名前がついていても甲州街道は片側3車線の幹線道路。一方の秋川街道は片側1車線の地方道路。D地点から走り始めてすぐローカルな感じが色濃くなる。クルマはソコソコいるが渋滞はなし。地図で「あきる野市」となっているあたりまでが秋川街道で、そこから西へ延びるのが檜原(ひのはら)街道。こちらは完全に山間の田舎道。

E地点から先は奥多摩周遊道路。
グーグルマップは、この道路にルート設定できない。
奥多摩周遊道路については前回のツーリング前半編で。


3連休なので奥多摩周遊道路にバイクは多く走っていた。
今回停まったのは月夜見駐車場というところ。
ここからは奥多摩湖がよく見える。
ただし単なるの駐車場なので、トイレとか飲み物の自販機はない。

01すすき

少しだけススキが生えていた。
生け花やディスプレイではなく、自然に生えているススキを見るのは久しぶりの気がする。子供の頃はどこでも生えていたのに。

ところで吉田拓郎の唄に「♪浴衣の君はススキのかんざし〜」というのがある。浴衣は夏だし、ススキは秋だから季節が合わないと、あの曲がヒットした中学生の頃から疑問なんだけれどーーー。

02ぴんぼけ?

なぜか手前の木に、ガツンとピントが合ってしまった写真。
合成写真のようになってしまった。



000地図2

地図2枚目、A地点が奥多摩周遊道路を降りたところ。
前回に来たときいろいろと道を間違えたが、今回も間違えてしまった。本当はA地点からまっすぐD地点〜E地点へと行くはずが、なぜかB地点へ。AB間は前回も間違えて走った区間である。私はどうもこの道に好かれているらしい(^^ゞ。AB間の途中まで来たときに道を間違えたのに気がついたが、今回はB地点からD地点へ向かうべきところを、さらに間違ってC地点へ行くというオマケつき(/o\) 


なぜC地点へいったかというと、A〜D〜Eを走る道は411号線の青梅(おうめ)街道なのだが、その区間は大菩薩ラインという名称がついている。大菩薩嶺(だいぼさつれい)という山の北側を走るからである。道を間違えたと気づいたとき「大菩薩の道へ戻らなければ」と思い、それでB地点で見つけたのがC地点を指している「大菩薩峠コッチ」の標識。大菩薩ラインは山の北側をグルッと回る道であり、大菩薩峠は山そのものである。でも頭の中が「大菩薩、大菩薩」で一杯になっていたもので。

後で調べたところ、この道は大菩薩峠のはるか手前で終わっている一本道であった。白糸の滝という景勝を見に行くための道らしい。そういえば、この先通行止めと標識が出ていたような。


白糸の滝まで行かず、途中のC地点で引き返してきたのは、そこから先は舗装がなかったから。(写真をクリックすれば、バイクの後ろが未舗装なのがわかります)
03行き止まり


でも、なかなか味わい深い道だったのでヨシとする。
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B地点へいったん引き返して、D地点へ進む。
ここは逆方向だが前回も走ったヘアピンカーブの多い道である。

無事D地点にたどり着き大菩薩ライン・ツーリングの再スタート。
緩やかなカーブの続く快適な道路。バイクも結構走っている。ほとんどの区間を写真のような渓流沿いに走るので景色もいい。これらは多摩川の源流。
06源流沿い

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ところがである。
10月6日に発表された文部科学省の放射能汚染マップによると、東京では奥多摩湖のある奥多摩町の数値が高い。山梨県の調査結果はまだ発表されていないけれど、風は渓谷を吹き抜けるから、このあたりもおそらく数値は高いだろう。いずれにせよ水は奥多摩湖に貯まってから多摩川に流れるから、多摩川の水の汚染濃度は高いということになる。放射能汚染と水源を関連づけた報道はなかったが、何となく気がかりである。
汚染マップ

マップは朝日新聞から引用。
全文はこちら





E地点は柳沢峠にある茶店。
標高1500メートルほど。気温は12度くらいだった。
ここで麦とろご飯&山菜そば定食を食べる。
そば(麺)は、割とおいしかった。1300円の観光地料金。写真は撮り忘れた。まあ写真で見るほどの料理でもないが。
09茶屋


富士山を眺められる名所らしいのだが、この日は何も見えず。
本日のメインイベントだったのに残念。
写真の真ん中に生えている木の方向に、見えるときは見えるらしい。
10富士山見えず


峠というのは山の頂上付近だから、この後はかなり急勾配の下りになる。カーブもきつくて、けっこうビビッた。411号線をこのまま下ればワインで有名な勝沼あたりに続いている。

F地点で411号線から201号線に入る。これはグーグルマップでも、かなり倍率を上げないと表示されない細い道路。舗装されているのかどうかも不明だったが、とりあえずチャレンジ。

実際にかなり細くて険しい。
特に411号線からはいってすぐはほとんど林道に近い。山歩きのコースらしく、登山スタイルで歩いている人がチラホラいる。

こんな林道のようなところなのに、向こう側からタクシーが何台も来る。
ナンデだろうと思っていたら、G地点に登山道のスタート地点があって、そこから登山客を送迎しているらしい。「乗り合いタクシー」と看板のある乗り場があった。G地点を過ぎると、多少道は広くなり、それでも林道レベルだが、こんどは向こう側からバスが走ってくる。どうやらG地点からF地点方向へはタクシー、H地点方向へはバスが登山客の交通手段となっているようである。

G地点には広い駐車場もありマイカーもたくさん駐まっていた。登山は今ブームらしいけれどG地点はかなりの賑わい。しかしオッサン・オバハン〜ジジ・ババばかりで、可愛い「山ガール」はいなかったことを報告しておく(^^ゞ


G地点を過ぎてしばらく、ようやく道が少し広くなったところで撮影。このあたりは標高1400メートルくらい。気温は山奥なので11.5度とさらに低かったが、あまり寒さは感じなかった。ごくわずかに紅葉が始まっている。
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クネクネと曲がって
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短い直線があって、またクネクネと曲がる。
その繰り返し。写真の直線は、これでも長いほうである。
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G地点とH地点(地図では隠れて見えていないが)の中間あたりから、道路はなだらかになってくる。日帰りの温泉施設のようなものもあった。411号線からはいってしばらくは201号線なのだが、途中から218号線に名前が変わる。その終点がH地点。ここで国道20号線(甲州街道)に接続する。


甲州街道に乗ってすぐ道の駅があったので休憩。I地点。
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結構、山奥にある。
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地図でI地点からしばらく道路がまっすぐになっているのは、新笹子トンネルという長いトンネルだから。全長約3キロ。


帰りもどうせ中央自動車道は渋滞しているだろうから、すぐ高速に乗らずしばらく甲州街道を走ることにする。これが景色もよく、なかなかのんびりしていい道。都心を走っている甲州街道とは大違い。いつまでも走っていたくなる。走り続ければ、いずれ新宿に着いてしまうがーーー。

残念ながら八王子に近づくにつれて混み始め、ちょうど相模湖インターチェンジのそばで大渋滞でクルマが動かなくなったので、そこから中央自動車道に乗る。中央自動車道も当然同じく大渋滞だったが、クルマの間をスリ抜けながら走る。高速道路では渋滞を抜けるまでの時間が電光掲示板で表示されているが、バイクでスリ抜けた場合、私はスリ抜けであまりスピードを出さないけれど、それでもだいたいその1/3位の時間で済むというのが今までの経験則。

帰宅は午後7時半頃。
走行距離270キロ。
本日も無事故無違反で交通安全の神様に感謝。


下の航空写真は奥多摩湖周辺の地図。
クリックで拡大したらクネクネ度合いがよくわかる。
000地図3

(上の文章とは地点のアルファベットが違う)
A地点が奥多摩湖。
B地点が間違えて引き返してきたところ。
C地点が大菩薩ラインまで戻ったところ。
D地点が柳沢峠の茶屋。
E地点が201〜208号線への入り口。
F地点が登山客が集まっていたところ。

見ての通り、山また山のツーリングルート。
ところでヘルメットを被っていても、森林浴の効果ってあるんだろうか?

wassho at 01:03|PermalinkComments(0)   *ツーリング 

2011年10月07日

さよならジョブズ (つづき)

今日、ランチのついでにアップルストアの前を通ってみた。
携帯電話で撮った写真。
ジョブズ献花1

ジョブズ献花2

花束にリンゴがたくさん。
少しかじったリンゴが供えられているのは、アップル社のロゴマークがかじられたデザインだから。


写真で雰囲気までは伝わらないと思うが、なんか祭壇の前にいるようで、少しシンミリしてしまった。改めて彼のカリスマ性を感じ、そしてユーザーに愛されていた存在だったんだなと思う。

ふと日本の社長で、こんなことが起きる人間はいるのかと考える。自動車メーカー、家電メーカー、食品メーカー……ウ〜ン。あり得るとしたらソフトバンクの孫正義くらいか。そういえばドコモやAUの社長なんてすぐに思い出せない。

世界的に考えても、花束が集まる経営者は数えるほどだろう。ブランドを構成する要素はいろいろあるものの、経営者のカリスマ性は他の企業にまねされる心配がないから、意外と最強かもしれない。あなたが突然亡くなって、どれくらいの花束がーーーなんて経営者向けセミナーでいったらひんしゅくを買うかな(^^ゞ


ところで
噂には聞いていたが実物は聴く機会がなかった、ジョブズが2005年にスタンフォード大学の卒業式でおこなったスピーチが、日本語の字幕付きで見られるのを昨日見つけた。


http://www.youtube.com/watch?v=87dqMx-_BBo&feature=player_embedded
※もし日本語字幕が出なければ、YouTube画面のccのところをクリック。

日本語訳のテキストもいくつかあるようで、気になるところがあれば、こちらを参照に読み較べてみるのもいいかもしれない。


さすがに歴史に残る伝説のスピーチと評価されるだけはある。卒業式という大学生であることをもっとも自覚するシチュエーションで、自分の生い立ちと大学を絡めながらスピーチを始めるなんてテクニックとして脱帽である。内容的にももちろん素晴らしい。私も大学の卒業式で彼のスピーチを聴いていれば、もっと違う人生を歩めたかも(^^ゞ


   『「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、
     今日やろうとしていることを私は本当にやりたいだろうか?」と。
     その答えが「ノー」である日が続くと、そろそろ何かを変える必要
     があるとわかります。』


思わず唸ってしまった。
「ノー」である日が続いているからではない。
イエスかノーか、わからないことのほうが多いからだ。

というか、そういう問いかけはずいぶんと昔に封印してしまった気がする。ジョブズと自分を較べても仕方ないとしても、なにか生き方としてのレベルの違いを思い知らされたようでショックですらある。


これからもっと真剣に生きようと思う。

Stay Foolish(愚か者であれ)はイイ線いってるんだけれど。

wassho at 23:12|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2011年10月06日

さよならジョブズ

ジョブズ



本日のブログを、このテーマ以外で書く事はできない。

アップルの創業者で、8月に病気でCEOを退任したスティーブ・ジョブズが亡くなった。この10年ほどすい臓ガンを患っており、ニュースで頬がこけて激ヤセした彼を見るたび、そう長くないだろうとは思っていたが、ついにそれは現実となってしまった。享年56歳。

「私はこれまで常々、私がAppleのCEOとして職務と期待に応えられなくなるような日が来たときは、私からまず皆様にお伝えすると申してきました。残念ながら、その日が来ました」という書き出しで始まる退任に際してのメッセージを、今改めて読めば、本人が死を覚悟していたとわかる。



   1977年 アップル創業
   1985年 アップルから追放される
   1997年 アップルに復帰 

簡単に経歴を書くとこういう事になる。
ジョブズはアップル創業の頃から、既に伝説の有名人だったものの、私が彼を心底すごいなと思ったのは復帰してから数年間のマーケティング戦略である。


  膨れあがっていた製品ラインナップを、プロ用←→コンシューマー用と、
  デスクトップ←→ノートパソコンの基軸で、たった4タイプに絞り込んだ。

  当時、パソコンと周辺機器をつなぐケーブルはいろんな種類があった。
  それをUSBなどの新しい規格のケーブルに変更した。もちろん他メーカーも
  新しい規格は採用したが、マックの場合は古い規格のケーブルの差し込み口を
  あっさりと無くした。

  今までのOSとは互換性のない新しいOSに切り替えた。

  モトローラのCPUから、それまでけなしてきたウインドウズ系のインテルの
  CPUに突然乗り換えた。

などなどーーー。

一言で言えば「選択と集中」である。
選択と集中なんて、どんなビジネス書にも書かれている経営戦略。でも経営者がそれを実行するのがどれだけ難しいか、というよりビビってできないかは仕事柄よくわかっている。彼は天才と呼ばれているけれど、一体どんな神経をしていたのかのほうが私には興味があった。


でもまあ、パソコンでは結局ウインドウズに勝つことはなかった。
今も昔もマックのシェアは10%以下である。

   ※アップル社の造っているパソコンのブランドがマック。
    マッキントッシュが正式な名前で、これはリンゴの品種名
    から名付けられている。品種名の話はあまり知られていない。


だからかどうか、
その後は「iPod」と「iTunes」で音楽産業の在り方を変え、「iPhone」や「iPad」で人々のライフスタイルまで換えようとしている。ビル・ゲイツがパソコンどまりだったのに対して、ジョブズにはその先の未来が見えていた気がする。

そして、彼が復帰する前は何度も倒産や買収の噂があったアップルも、今や株式時価総額で世界一にまで登りつめた。あまり金儲けに執着していたとは思えない彼が、それを成し遂げたのだから世の中はおもしろい。昔はビル・ゲイツにはビジョンがなく、スティーブ・ジョブズには「ビジョンしかない」と陰口をたたかれたものの、今やそんなことをいう人もいない。


もう一つ私が彼を気に入っているのは、その美意識である。アップルは製品はもちろん、アイコンやホームページに至るまでデザインが洗練されている。ナビとか携帯電話の操作画面を見るたびに、これを作った連中はきっとウインドウズユーザーに違いない思うこともよくある。本当かどうか知らないが、ジョブズはユーザーの目に触れないパソコン内部のパーツまで「これはダサイからイヤ」とダメ出しをしていたそうである。「神は細部に宿る」ーーー彼はそれもよくわかっていたはずだ。


ジョブズの代わりが務まる人間なんていない。
アップルも徐々にフツウの会社になっていくだろう。信長→秀吉→家康と、残念ながら世の中はそういう風にできている。彼が生きていたなら、今後どんな革新的なことをやってくれたかと思うと残念である。でも運命には逆らえない。MS-DOSなら無理だったが、マックでパソコンを使い始めることができ(彼が追放されていた時期だけれどーーー)、今はiPadで毎日便利にソファでネットを利用しているのを彼に感謝して冥福を祈ろう。香典代わりに、そろそろiPhone買おうかな。合掌

wassho at 17:04|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 | マーケティング、ビジネス

2011年10月04日

ジャスミン革命からウォール街 デモは目的か手段か

チュニジアから始まったジャスミン革命が、エジプトやリビアに飛び火して、ロンドンでも25万人が参加する大きなデモがあったと思ったら、今度はアメリカで格差や貧困をなくせとウォール街の一部が占拠されているらしい。今年はデモの当たり年。どうでもいいけど以前書いたように創業者であるカダフィ大佐は、やっぱりしぶといね。


これらのデモの共通点は携帯電話メールも含めたインターネットを利用して、参加者が集まったり情報を交換していること。その点を取り上げる論調が多いけれど、デモの要求の性格はかなり違う。中東では民主化というか独裁者追放でゴールがはっきりしている。対してロンドンやウォール街では失業者をなくせとか景気をよくしろといった、仮にそのデモの趣旨に政府一同が賛同したとしても、すぐ成果を出せない漠然とした要求である。要求と戦術という観点からデモを考えてみるのもおもしろいかも


日本では労働組合がおこなう定期的イベントのようなデモか、よくわからない連中のパフォーマンスとしてのデモがほとんど。デモをすることに価値がある程度で、結果としてデモが社会を動かすことは滅多にない。

しかし海外ニュースを見ていると、とくにヨーロッパでは政府との交渉手段としてデモはある程度機能しているみたいである。そして、それなりに過激。過激派のデモじゃなくて、農民とかトラックの運転手とかの市民デモが過激。やっぱり世の中を動かす、社会を変えるには、多少の実力行使(暴力と置き換えてもいい)が必要なのかもしれない。例は悪いが、ヤクザの親分が「この条件で話がまとまれへんかったら、ウチの若いモンをもう押さえ切れまへんで」と相手の親分に交渉するテクニックと同じ。


市民革命で国王を追放してきたヨーロッパとは歴史が違うから、日本ではデモは意見をアピールするものであって、生活をかけた具体的要求の実力行使という概念はあまりないのかもしれない。最近話題になったのがフジテレビに韓流ドラマをやめろというデモだから、デモまで草食系(^^ゞ

しかしネットが普及しているのは同じだし、格差は広がっているし、この先ますます経済が駄目になったり貧困層が増えるだろうから、日本でもだんだんとデモすることが「目的」ではなく、交渉「手段」としてのデモが増えてくるのかもしれない。

ーー続くかも

wassho at 19:52|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2011年10月02日

富津岬〜九十九谷公園

懲りもせず土曜日に千葉方面へお勤め(^^ゞ

先週はぶらっと出かけたつもりが、連休の渋滞につかまり時間がかかってしまったので、今週は欲張らず軽めのルート。天気予報は晴れ時々曇りで実際はかなり暗めの曇り。でも雨は降らなかった。出発は午前11時頃。


いつものグーグルマップの真ん中上から伸びるアクアラインで東京湾を渡って、まず向かったのはB地点の富津公園。
0地図



こんな感じの渚。
ここは人工砂浜ではなく天然の海岸線。約5キロとかなり長い。ウインドサーフィンと、カイドボードと呼ばれる凧(たこ)を使ったウインドサーフィンをしているひとが2〜30名いた。
01渚


水質はまずまず。
富津岬の対岸は、先週行った横須賀になる。
でも水のきれいさは、こちらがかなり上。
02水質


貝殻もたくさん。
03貝殻



ちょっと変わった形の展望台がある。
04展望台


グーグルマップのアップ。
富津岬は細長い尖った形の岬で、展望台はその一番先端にある。
05公園地図


展望台からの写真。
左右を海に挟まれて、いかに細長い地形かがわかる。
左側が写真を撮った北向きの浜。
06先端


振り返ると、富津岬の先端。
展望台は岬のギリギリに建設されている。
こんな場所で地盤は大丈夫なんだろうか?
晴れていたら富士山も見えるらしいが、この日は三浦半島の山々どまり。
07振り返れば


たぶん遠浅と思われる海岸の形。
08上から


富津公園は海岸だけじゃなく緑も豊か。
キャンプ場なんかもある。
09緑の公園




B地点からC地点へ。
途中から海沿いを走るいい感じの道路になってくる。
C地点の少し手前に鋸山(のこぎりやま)という山がある。
ゴールデンウイークにこの辺を走ったときは、帰り道で北上だったので気がつかなかったが、今回は南下なのでしっかり拝めた。確かにノコギリのように見えなくもない。

通り過ぎただけで写真は撮らなかった。どんな場所なのかはこちらのブログで。縁もゆかりもないブログだが、画像検索で私の見た鋸山に一番近いイメージだった(一番上の写真)のでリンクしてみた。ロープウエイで上まで行くと、なかなかの肝試しスポットのようである。


昼ご飯を食べに、保田(ほた)漁港・C地点へ。
ここには漁港が経営している「ばんや」という食堂がある。このあたりじゃかなり有名。
10ばんや



店内はこんな感じ。
もう3時前だったので、それほど混んでいなかった。というより3時前で、これだけ客がいることのほうがすごいか。なお写真に写っているのは、店内の1/4位のスペースだけで、かなり巨大な食堂である。
10-1店内


テーブルにメニューはなく、このボードを見て料理を決める。
290円足すと、ご飯とお味噌汁のついた定食になるというシステム。
11メニュー

12お勧めメニュー


おすすめメニューにあったマコガレイの塩焼きを定食で頼む。
注文してしばらくしたら、もう売り切れていたといわれる。すでに頭の中がカレイになっていたので、何に替えようか迷ってしまったが、お店の人の薦めで太刀魚にする。お店の人は店内の写真と同じくおおざっぱというか、いかにも漁師町のおばちゃんという人が多かったが、応対の感じは悪くなかった。


太刀魚デカッ!
14太刀魚


それで、この店はこういうことになっている。
15お持ち帰り

金目鯛の煮付けなどが入り口に見本で置かれていたが、
基本的に1人前=1匹のようである。


太刀魚なんか食べるのはずいぶん久しぶり。おいしかったけれど二人前の分量だから、最後のほうはちょっと飽きてくる。ところで太刀魚が2人前分で980円はいいとして、ご飯と味噌汁と少量のお新香を足して290円というのは高いなあ。


伊勢エビのいけす。
値段が高いといってもそれほどでもないし、最初はこれにしようかと思った。しかし酒も飲まずに伊勢エビを食べるのももったいない気がしてパス。
16伊勢エビ




漁港。
写っているのはごくごく一部で、ここはかなり大きな漁港だった。
17漁港


朽ちた感じがイケてたので、アップで撮ってみた。
18アップ


C地点から少しだけ戻ってD地点を目指す。
これは長狭街道(34号線)という鴨川まで続く道路。ゴールデンウイークにも違う区間を少し走った実にいい山道である。私の場合、いい山道とは

  適度にクネクネしていて、
  道幅もそれなりにあって、
  道路と山の距離が離れていて空がよく見える視界的な開放感があり、
  そしてすいている山道

である。

19もみじロード


D地点からE地点はもみじロードと呼ばれる182号線。ゴールデンウイークにも走る予定だったが、高速の出口を間違えて走れなかったところ。こっちは長狭街道よりさらにいい道だった。距離は短いけれど楽しめた。


もみじロードが終わった後は93号線でF地点のマザー牧場の横を通って、G地点を目指す。ところでマザー牧場はいいところであるが、牧場に至る道がやたら細くて渋滞する。ずいぶん昔にクルマで何度か来たが、牧場より渋滞のことのほうをよく覚えているくらい。久しぶりの訪問だったが道の狭さは相変わらずで、ところどころで車の対面通行がギリギリになる。もっとも今回はもう4時前だったのでスムーズに走れたが。


道路からちょっとだけ見える牛や馬を横目で眺めて、
到着したのがG地点の九十九谷公園。
房総の山々を展望できる公園だが、ちょっとマイナーな存在。
20九十九谷公園

21



幾重にも連なっている山並み。
天気が曇りで霞んでいるせいか、遠くの山々が墨絵のように見える。
海を見ると身体がリラックスする気がするのに対して、
山を見ると気持ちが落ち着く気がする。
23山並み


でも上の写真はカメラをズームにして遠くを撮った。
本当は目の前がゴルフ場(^^ゞ
24ゴルフ場


帰りのルートはグーグルの航空写真に色づけしたルートと実際はちょっと違う。
正確にルートを画面上で選べないことはたまにある。

G地点から航空写真では164号線で館山自動車道を目指して北上したことになっているのが、実際にはF地点のマザー牧場から延びている道路を走った。東京コッチと、看板があったから曲がったんだけれど、これが林道クラスの細道。クルマがすれ違えない箇所がたくさんある。こんなところをクルマなら走るのはイヤだなと思っていたら、向こうからバスが走ってきたのでビックリ! 


H地点は館山自動車道の君津インターチェンジ。でも実際に高速に乗ったのは、その少し南側にある君津「パーキングエリア」。ここはパーキングエリアなのに、高速道路に乗り降りできる隠れ出入り口がある。高速に乗ったとたん、いきなりパーキングエリアの駐車場に出るのは少し変な感じ。ただしETCのみで、深夜から早朝にかけてはゲートが閉まっている。


往きと同じくアクアラインを使って東京に戻る。帰宅は5時半頃。走行距離約200キロ。本日も無事故無違反で交通安全の神様に感謝。ところで、出かけるときは25度くらいあった気温は海沿いでは20度ちょっと。九十九谷公園では、たいした標高でもないのに16.5度まで下がって寒かった。メッシュの革ジャンは今回で着納めかな。

wassho at 20:08|PermalinkComments(0)   *ツーリング