2011年12月
2011年12月30日
クリスマス・カクタス2011
クリスマス・カクタス絶不調である
2008年
2009年
2010年
今年
去年も花が少なかったが、今年は5つほどしか咲いていない(>_<)
今までの経験では10年ぐらいは大した世話をしなくても、年末になると一杯花を咲かせるはずなのに。写真を見ると2008年〜2010年は毎年植木鉢が違うから、その時に土を足したり入れ替えたりしているはず。何鉢も育てていた頃は土を入れ替えるのは3年に1度くらいだったから、土が弱っているとも思えない。原因不明。というか何もしなくても水さえたまにやっていれば花を咲かすからクリスマス・カクタスを気に入っていたわけで。つまり細かな世話をしていないから、何か育て方を変えたということもない。
それでも昔と何が違うかを考えてみると、
1)剪定をするようになった。
剪定とは伸びた葉っぱをちぎって形を整えること。特に今年は買ったときの長さになるくらい、かなり短めにカットした。でも写真を見ればわかるように、夏にぐんぐん伸びて去年の写真と同じくらいの長さになっているから、それが原因とは考えづらい。
2)日当たりが悪い。
たくさん育てていた頃に住んでいたマンションは南向きで、傾斜地の一番高いところに建っていたから目の前に太陽を遮るものはなく抜群に日当たりがよかった。現在のマンションは東向き。隣のマンションとの距離も近いから、あまり日当たりがいい方ではない。でも成長に影響するくらい日照が足らなければ、葉っぱも伸びないはず。
というわけで私の乏しい園芸知識の範囲内ではナゾ。まあ花など1つ咲けば充分と「利休」のような気持ちで見守ることにしよう(^^ゞ
もう一つ気がかりなのがチューリップ。
去年のブログによれば、11月21日に植えて1週間で芽がのぞいたとある。12月19日には2センチくらいに伸びた芽の写真が残っている。その期間29日。今年は本日で28日目だけれど、土の表面にまったく変化なし。ウ〜ン、どうなっているんだろう?
♪もう2日寝るとお正月。
地震と津波と原発事故のあった今年は悪い年だったというべきだろう。ヨーロッパは財政的にガタガタで、一時は75円台の円高にもなりビジネス的にも影響大。一方で35年ぶりにバイクに乗り始めて毎週末にミニ旅行に出かけた。また30年振りに母校を訪れ、ついでに20年振りの京都観光も楽しんだ。休日だけ充実していて、こんなことでこの先大丈夫かという不安はあるが、私個人としては悪くない1年だったと締めておこう。
さて来年はどんな風か吹くことやら。
皆さんもよいお年を。
大掃除は1月の成人の日の連休にしようーっと(^^ゞ
2008年
2009年
2010年
今年
去年も花が少なかったが、今年は5つほどしか咲いていない(>_<)
今までの経験では10年ぐらいは大した世話をしなくても、年末になると一杯花を咲かせるはずなのに。写真を見ると2008年〜2010年は毎年植木鉢が違うから、その時に土を足したり入れ替えたりしているはず。何鉢も育てていた頃は土を入れ替えるのは3年に1度くらいだったから、土が弱っているとも思えない。原因不明。というか何もしなくても水さえたまにやっていれば花を咲かすからクリスマス・カクタスを気に入っていたわけで。つまり細かな世話をしていないから、何か育て方を変えたということもない。
それでも昔と何が違うかを考えてみると、
1)剪定をするようになった。
剪定とは伸びた葉っぱをちぎって形を整えること。特に今年は買ったときの長さになるくらい、かなり短めにカットした。でも写真を見ればわかるように、夏にぐんぐん伸びて去年の写真と同じくらいの長さになっているから、それが原因とは考えづらい。
2)日当たりが悪い。
たくさん育てていた頃に住んでいたマンションは南向きで、傾斜地の一番高いところに建っていたから目の前に太陽を遮るものはなく抜群に日当たりがよかった。現在のマンションは東向き。隣のマンションとの距離も近いから、あまり日当たりがいい方ではない。でも成長に影響するくらい日照が足らなければ、葉っぱも伸びないはず。
というわけで私の乏しい園芸知識の範囲内ではナゾ。まあ花など1つ咲けば充分と「利休」のような気持ちで見守ることにしよう(^^ゞ
もう一つ気がかりなのがチューリップ。
去年のブログによれば、11月21日に植えて1週間で芽がのぞいたとある。12月19日には2センチくらいに伸びた芽の写真が残っている。その期間29日。今年は本日で28日目だけれど、土の表面にまったく変化なし。ウ〜ン、どうなっているんだろう?
♪もう2日寝るとお正月。
地震と津波と原発事故のあった今年は悪い年だったというべきだろう。ヨーロッパは財政的にガタガタで、一時は75円台の円高にもなりビジネス的にも影響大。一方で35年ぶりにバイクに乗り始めて毎週末にミニ旅行に出かけた。また30年振りに母校を訪れ、ついでに20年振りの京都観光も楽しんだ。休日だけ充実していて、こんなことでこの先大丈夫かという不安はあるが、私個人としては悪くない1年だったと締めておこう。
さて来年はどんな風か吹くことやら。
皆さんもよいお年を。
大掃除は1月の成人の日の連休にしようーっと(^^ゞ
2011年12月28日
ダンボール16箱の環境影響評価書
沖縄の米軍基地移転に関連する環境影響評価書で何かともめている。環境影響評価書とは平たくいえば基地を新しい場所に作ったら、まわりの自然や生活環境にどんな影響を与えるかを調査した報告書。道路とか埋め立てとか、大がかりな建設ではそういう調査をすることが法律で定められている。
これを作ったり提出したからといって、自動的に基地移転が進むわけでもないのだが、いろんな手続きの中では節目となるイベントのひとつなので、反対派としては阻止したいのであろう。
昨日は環境影響評価書を運んできた運送会社のトラックを、反対派が沖縄県庁の手前でブロックして追い返した。すると防衛省も知恵を絞って、本日午前4時、反対派がいない時を狙って環境影響評価書を搬入。当然そんな時間に県庁は開いていないので、環境影響評価書は守衛室に運び込まれる。反対派は今、守衛室を取り囲んでいるらしい。沖縄県は守衛室に運び込んだだけでは正式に受理したことにならないという立場らしい。まさにキツネとタヌキのばかしあい。
基地問題そのものはともかく、
ニュースで気になったのは「環境影響評価書が入った段ボール箱16個」というくだり。こんなたくさんの報告書を誰が読む?という素朴な疑問。もっとも16箱に環境影響評価書が何セット入っているかが分からないから、正確な分量は不明。ただし役所に出す正式書類なら、提出側が何10セットとコピーして出すことはない。16箱で1セットか、あるいは正副2セットぐらいと思われる。仮に2セットだとしても環境影響評価書はダンボール8箱の分量。こんなたくさんの報告書を誰が読む?
(写真はヤフーニュースより引用)
おそらく環境影響評価書のほとんどは現地調査のデータ集だと思われる。それを分析したり、意見を述べたりといった評価の中身は、多くてダンボール1/3から1/4箱くらいの分量だろう。もしダンボール8個分をすべて「執筆」しようと思ったら軽く10年はかかる。それにざっと目を通すだけでも1年は必要だろう。
つまり段ボール箱のほとんどを占める添付資料はCD-ROMにでもして、本来の評価書部分だけを製本すれば職員がカバンで運べたはず。もちろん、それすらもファイルをメールで送れる時代。しかしなぜか役所は紙の書類主義で、仕事で付き合いのある某天下りウヨウヨいる特殊法人では、絶対に誰も読まないような補足書類をいつもヤマほどプリントさせられる。
環境評価をすることは大切だが、それが役人の手にかかると、こういう無駄な仕事になるという典型例。16箱もの書類こそが紙の無駄遣いで環境破壊ジャぁーーと毒づいてみる。
これを作ったり提出したからといって、自動的に基地移転が進むわけでもないのだが、いろんな手続きの中では節目となるイベントのひとつなので、反対派としては阻止したいのであろう。
昨日は環境影響評価書を運んできた運送会社のトラックを、反対派が沖縄県庁の手前でブロックして追い返した。すると防衛省も知恵を絞って、本日午前4時、反対派がいない時を狙って環境影響評価書を搬入。当然そんな時間に県庁は開いていないので、環境影響評価書は守衛室に運び込まれる。反対派は今、守衛室を取り囲んでいるらしい。沖縄県は守衛室に運び込んだだけでは正式に受理したことにならないという立場らしい。まさにキツネとタヌキのばかしあい。
基地問題そのものはともかく、
ニュースで気になったのは「環境影響評価書が入った段ボール箱16個」というくだり。こんなたくさんの報告書を誰が読む?という素朴な疑問。もっとも16箱に環境影響評価書が何セット入っているかが分からないから、正確な分量は不明。ただし役所に出す正式書類なら、提出側が何10セットとコピーして出すことはない。16箱で1セットか、あるいは正副2セットぐらいと思われる。仮に2セットだとしても環境影響評価書はダンボール8箱の分量。こんなたくさんの報告書を誰が読む?
(写真はヤフーニュースより引用)
おそらく環境影響評価書のほとんどは現地調査のデータ集だと思われる。それを分析したり、意見を述べたりといった評価の中身は、多くてダンボール1/3から1/4箱くらいの分量だろう。もしダンボール8個分をすべて「執筆」しようと思ったら軽く10年はかかる。それにざっと目を通すだけでも1年は必要だろう。
つまり段ボール箱のほとんどを占める添付資料はCD-ROMにでもして、本来の評価書部分だけを製本すれば職員がカバンで運べたはず。もちろん、それすらもファイルをメールで送れる時代。しかしなぜか役所は紙の書類主義で、仕事で付き合いのある某天下りウヨウヨいる特殊法人では、絶対に誰も読まないような補足書類をいつもヤマほどプリントさせられる。
環境評価をすることは大切だが、それが役人の手にかかると、こういう無駄な仕事になるという典型例。16箱もの書類こそが紙の無駄遣いで環境破壊ジャぁーーと毒づいてみる。
2011年12月27日
目に見えない年貢
消費税増税の話でおかしいと思うのは、高齢化社会が進んで保険や年金の支出が増えるから、それを消費税でまかなう必要があるーーーというような社会保障費とセットにした論理である。
まず第一に法律的に消費税は普通税であって、使途が決められている目的税ではない。たぶん社会保障費に使うといったほうが国民の理解が得られやすいと誰かが考えたのだろう。その連中は世論操作も巧みでマスコミもすでに洗脳されたのか、たとえばニュース解説などでも消費税増税=社会保障費の拡大を表裏一体にしたような解説がほとんどとなっている。
次に(私は疑っているけれど)仮に社会保障費がドンドン増えるとしても、増えた分を消費税の増税でまかなって別枠扱いにするのであれば、震災復興で必要な金額をまるまる増税して他の予算を見直さない、つまり以前に書いた「ヤリクリ」しない国家経営である。
5%という日本の消費税率は、確かに諸外国と較べると低い。グローバル的には15〜20%位。ただし食料品は消費税がかからなかったりと国によって仕組みが違うので、税率だけを一律に較べてもあまり正確でない。
租税負担率という数字がある。所得に対して税金をどれだけを払っているかの割合である。それに社会保険や年金を加えたのが国民負担率と呼ばれる。大事なのはこの数字で、要はトータルでどれだけ年貢を納めるのか。もちろん負担率は、それ単独で論じても意味がなく、納めた年貢によって何がなされ、どれだけ国民の生活にリターンされるのかがその評価となる。例えばスウェーデンでは負担率が7〜8割とベラボーに年貢が高いが、「ゆりかごから墓場まで」社会福祉が充実しているので国民は納得している(らしいーー本当のところはよく知らない)。
いつものように長い前振り。
国民負担率は所得に対する税金と社会保険と年金の合計金額の割合。日本は4割程度で国際比較すれば高いほうではない。だがこの国には目に見えない年貢が多いとずっと感じている。ここでいう年貢とは、生活する上で現実的には払わざるを得ないお金という意味。
高速道路が有料である。ヨーロッパでも有料の国はあるがだいたい日本の1/5から1/3当たり。タクシーは(為替レートにも左右されるけれど体感的には)ヨーロッパで日本の半額強、アメリカだと1/3位かな。だいたいクルマの免許を取るのに、30万円もかけて教習所に通わなければいけない国なんて世界中どこを探してもない。お金を払って家を借りるのに「礼」金を差し出さなければならないし、2年に1度の更新料などという意味不明な徴収を最高裁が認める国でもある。電気料金はアメリカの2.5倍、韓国の3倍くらいする。他にもあげていけばキリがない。だんだん腹が立ってきた(^^ゞ
というわけで本日は “消費税増税の議論は、国民負担率+目に見えない年貢を踏まえて、大局的な見地から日本のコスト構造を議論して欲しいと、今の政治家の顔ぶれを見たら無理に決まっている注文をしてみる” の下書きでした。
まず第一に法律的に消費税は普通税であって、使途が決められている目的税ではない。たぶん社会保障費に使うといったほうが国民の理解が得られやすいと誰かが考えたのだろう。その連中は世論操作も巧みでマスコミもすでに洗脳されたのか、たとえばニュース解説などでも消費税増税=社会保障費の拡大を表裏一体にしたような解説がほとんどとなっている。
次に(私は疑っているけれど)仮に社会保障費がドンドン増えるとしても、増えた分を消費税の増税でまかなって別枠扱いにするのであれば、震災復興で必要な金額をまるまる増税して他の予算を見直さない、つまり以前に書いた「ヤリクリ」しない国家経営である。
5%という日本の消費税率は、確かに諸外国と較べると低い。グローバル的には15〜20%位。ただし食料品は消費税がかからなかったりと国によって仕組みが違うので、税率だけを一律に較べてもあまり正確でない。
租税負担率という数字がある。所得に対して税金をどれだけを払っているかの割合である。それに社会保険や年金を加えたのが国民負担率と呼ばれる。大事なのはこの数字で、要はトータルでどれだけ年貢を納めるのか。もちろん負担率は、それ単独で論じても意味がなく、納めた年貢によって何がなされ、どれだけ国民の生活にリターンされるのかがその評価となる。例えばスウェーデンでは負担率が7〜8割とベラボーに年貢が高いが、「ゆりかごから墓場まで」社会福祉が充実しているので国民は納得している(らしいーー本当のところはよく知らない)。
いつものように長い前振り。
国民負担率は所得に対する税金と社会保険と年金の合計金額の割合。日本は4割程度で国際比較すれば高いほうではない。だがこの国には目に見えない年貢が多いとずっと感じている。ここでいう年貢とは、生活する上で現実的には払わざるを得ないお金という意味。
高速道路が有料である。ヨーロッパでも有料の国はあるがだいたい日本の1/5から1/3当たり。タクシーは(為替レートにも左右されるけれど体感的には)ヨーロッパで日本の半額強、アメリカだと1/3位かな。だいたいクルマの免許を取るのに、30万円もかけて教習所に通わなければいけない国なんて世界中どこを探してもない。お金を払って家を借りるのに「礼」金を差し出さなければならないし、2年に1度の更新料などという意味不明な徴収を最高裁が認める国でもある。電気料金はアメリカの2.5倍、韓国の3倍くらいする。他にもあげていけばキリがない。だんだん腹が立ってきた(^^ゞ
というわけで本日は “消費税増税の議論は、国民負担率+目に見えない年貢を踏まえて、大局的な見地から日本のコスト構造を議論して欲しいと、今の政治家の顔ぶれを見たら無理に決まっている注文をしてみる” の下書きでした。
2011年12月26日
ゼンハイザー CX870 (イヤホン)
余計な実験をしてイヤホンの音質が悪いと気づいてしまった先日。
音質なんてものは聴き較べれば気になるけれど、同じものをずっと聴いていれば耳が順応して気にならなくなるもの。リビングにはオーディオとテレビがあって、オーディオと較べればテレビの音質は月とスッポンでも、テレビを見るときは耳もテレビモードになるので、音楽番組を見たとしてもあまり気にならない。だからiPhoneのイヤホンも大丈夫ーーーと思っていたのだが。
次の日、いつものようにiPhoneで音楽を聴きながら駅まで歩いて行くと、音の情けなさが気になって気になって仕方がない。というわけで、その日の夕方にはビックカメラのイヤホン売り場にいた。
3万円とか5万円とか、あるいは10万円以上するイヤホンがあることは知っていた。例えどんなに音がよくても、そんなにお金をかけるつもりはないので、最初から1万円前後の商品に絞って検討する。以前にイヤホンのことを書いたとき、福井県在住のF社長から「ブログ読んだけれど、〇〇〇のイヤホンはいい音がするよ」と言われたことを思いだした。〇〇〇が、どのブランドだったかまったく忘れてしまったので電話して尋ねようかと思ったが、もしそれが超高価なイヤホンだったら困るのでやめた(^^ゞ。何せ地元じゃ知らない人はいない会社の社長である。
売り場のイヤホンを自分のiPhoneに接続して、片っ端から聞いてみる。けっこう音が違うものである。それで選んだのが、このゼンハイザーという今まで名前を聞いたこともない会社のイヤホン。音楽には低音から高音まであるが、そのバランスがいいような気がした。もっと低音が出るイヤホン、高音がきれいなイヤホンもあったから、イヤホン選びも凝り出せば奥が深いかも知れない。
ただ、このゼンハイザーCX870も聞き較べた中では低音重視型のような気がする。私が聞くのはクラシックが中心。クラシックはポップスやロックに較べれば低音の音量が小さいから、低音がよく出るものでないと音楽のバランスが悪くなる(と思っている)。
ついでに3万円とか5万円クラスのイヤホンもいくつか聴いた。今まで使っていた3000円のイヤホンと1万円のイヤホンの違いは子供でもすぐわかると思うが、1万円と3万・5万円のイヤホンの違いはそれほどない。少なくともパッと聴いて1万円のイヤホンがイヤになるような音ではなかった。残念ながら10万円クラスは店頭に見あたらず。1万円のがイヤになる音なら困ったが(^^ゞ
イヤホン選びが終わって店員にこれが欲しいと伝えると、あいにく在庫切れ。取り寄せますかと尋ねられたが、それを断って帰る。ビックカメラで取り寄せるよりネット通販で注文したほうが早いと思ったから。それにもう試聴も済んだからビックカメラで買う必然性もなくなったし。
その日の夜に、アマゾンで注文して4日で届いた。値段は同じくらいだがポイントカードの分を考えるとビックカメラのほうが安かったかも知れない。音質レポートはいずれそのうち。
音質なんてものは聴き較べれば気になるけれど、同じものをずっと聴いていれば耳が順応して気にならなくなるもの。リビングにはオーディオとテレビがあって、オーディオと較べればテレビの音質は月とスッポンでも、テレビを見るときは耳もテレビモードになるので、音楽番組を見たとしてもあまり気にならない。だからiPhoneのイヤホンも大丈夫ーーーと思っていたのだが。
次の日、いつものようにiPhoneで音楽を聴きながら駅まで歩いて行くと、音の情けなさが気になって気になって仕方がない。というわけで、その日の夕方にはビックカメラのイヤホン売り場にいた。
3万円とか5万円とか、あるいは10万円以上するイヤホンがあることは知っていた。例えどんなに音がよくても、そんなにお金をかけるつもりはないので、最初から1万円前後の商品に絞って検討する。以前にイヤホンのことを書いたとき、福井県在住のF社長から「ブログ読んだけれど、〇〇〇のイヤホンはいい音がするよ」と言われたことを思いだした。〇〇〇が、どのブランドだったかまったく忘れてしまったので電話して尋ねようかと思ったが、もしそれが超高価なイヤホンだったら困るのでやめた(^^ゞ。何せ地元じゃ知らない人はいない会社の社長である。
売り場のイヤホンを自分のiPhoneに接続して、片っ端から聞いてみる。けっこう音が違うものである。それで選んだのが、このゼンハイザーという今まで名前を聞いたこともない会社のイヤホン。音楽には低音から高音まであるが、そのバランスがいいような気がした。もっと低音が出るイヤホン、高音がきれいなイヤホンもあったから、イヤホン選びも凝り出せば奥が深いかも知れない。
ただ、このゼンハイザーCX870も聞き較べた中では低音重視型のような気がする。私が聞くのはクラシックが中心。クラシックはポップスやロックに較べれば低音の音量が小さいから、低音がよく出るものでないと音楽のバランスが悪くなる(と思っている)。
ついでに3万円とか5万円クラスのイヤホンもいくつか聴いた。今まで使っていた3000円のイヤホンと1万円のイヤホンの違いは子供でもすぐわかると思うが、1万円と3万・5万円のイヤホンの違いはそれほどない。少なくともパッと聴いて1万円のイヤホンがイヤになるような音ではなかった。残念ながら10万円クラスは店頭に見あたらず。1万円のがイヤになる音なら困ったが(^^ゞ
イヤホン選びが終わって店員にこれが欲しいと伝えると、あいにく在庫切れ。取り寄せますかと尋ねられたが、それを断って帰る。ビックカメラで取り寄せるよりネット通販で注文したほうが早いと思ったから。それにもう試聴も済んだからビックカメラで買う必然性もなくなったし。
その日の夜に、アマゾンで注文して4日で届いた。値段は同じくらいだがポイントカードの分を考えるとビックカメラのほうが安かったかも知れない。音質レポートはいずれそのうち。
2011年12月25日
ブログ修正の顛末
ブログに私のプロフィールを貼り付けてあるが、そこの写真が11月の終わりの頃から突然?マークになって表示されなくなった。2〜3日様子を見たが、そのままだったのでライブドアに問い合わせのメール。
1週間程もたった12月9日に、サポート担当から返事が来る。
>プロフィール画像の表示につきましては、弊社にて
>調査をさせていただきますので、お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、
>今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。
>今後ともlivedoorをよろしくお願い申し上げます。
本日は25日だけれど、12月9日からは音沙汰なし。
ライブドアの「今しばらく」というのは、かなり長期間を意味するようだ。ブログを始めた頃は問い合わせをすると1日か2日で返事が来たのに。ホリエモンが捕まったときの勢いはどこへやら、かなりダメな会社になっているらしい。
そういえばすでに韓国の会社に買収されて、会社というよりネットのブランドとして残しているだけだっけ? 最近の話題といえばその程度。いわゆる「細ぼそと」続いている状態。ブログサービスが閉鎖されないことを願おう。
ライブドアのブログは、少し前に設定方式が変更された。旧設定のままでも投稿できたし読む人にとっては別に関係ないので、私は旧設定のままにしておいた。ただし旧設定で設定した内容が変更できなくなったものもある。プロフィール欄もそうで、だから写真の説明が「25年前の写真」などとサバを読んだ状態のままに(^^ゞ
ライブドアのサポートが解決してくれそうにないので、新設定でプロフィール欄を作り替えた。中身は変わっていなが、とりあえずメデタク写真は再び表示されるようになった。なおプロフィール欄にも書いたように、ライブドアに登録していない人が、その欄の封筒や星印をクリックしても、メールを送ったりはできないのでご注意を。
トップページ(晴れ時々マーケティングの最初のページ)には50個のエントリー(投稿)が表示されるように設定してある。画面左側のカレンダーの下にある「最新記事」も過去の50回分の見出しが表示される。以前は100回分の見出しを表示できたのに、いつの間にか50回が最大設定数になった。
たまに昔のエントリーを読むにはどうしたらいいの?と尋ねられる。一番手っ取り早いのは、左側の画面にあるカレンダーの矢印をクリックすること。月単位でカレンダーが切り替わって、その月のエントリー全部が画面に表示される。
海外出張の旅日記で1日に何回もエントリーしていて、50エントリーを越え画面1ページにおさまりきらない場合は、ページの一番下に「次のページ」とかの表示が出るので、それをクリックすれば、その月のより古いエントリーのページが表示される。
最近は旅日記と化しているこのブログ。マーケティングのネタを期待して訪れた方は、そうやって昔のエントリーを探してみてください。申し訳ございませんm(_ _)m
早いもので今年もあと1週間を残すのみ。
年内にいろいろやらなければいけないことは、
たぶん、一杯やり残すんだろうなあ〜。
1週間程もたった12月9日に、サポート担当から返事が来る。
>プロフィール画像の表示につきましては、弊社にて
>調査をさせていただきますので、お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、
>今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。
>今後ともlivedoorをよろしくお願い申し上げます。
本日は25日だけれど、12月9日からは音沙汰なし。
ライブドアの「今しばらく」というのは、かなり長期間を意味するようだ。ブログを始めた頃は問い合わせをすると1日か2日で返事が来たのに。ホリエモンが捕まったときの勢いはどこへやら、かなりダメな会社になっているらしい。
そういえばすでに韓国の会社に買収されて、会社というよりネットのブランドとして残しているだけだっけ? 最近の話題といえばその程度。いわゆる「細ぼそと」続いている状態。ブログサービスが閉鎖されないことを願おう。
ライブドアのブログは、少し前に設定方式が変更された。旧設定のままでも投稿できたし読む人にとっては別に関係ないので、私は旧設定のままにしておいた。ただし旧設定で設定した内容が変更できなくなったものもある。プロフィール欄もそうで、だから写真の説明が「25年前の写真」などとサバを読んだ状態のままに(^^ゞ
ライブドアのサポートが解決してくれそうにないので、新設定でプロフィール欄を作り替えた。中身は変わっていなが、とりあえずメデタク写真は再び表示されるようになった。なおプロフィール欄にも書いたように、ライブドアに登録していない人が、その欄の封筒や星印をクリックしても、メールを送ったりはできないのでご注意を。
トップページ(晴れ時々マーケティングの最初のページ)には50個のエントリー(投稿)が表示されるように設定してある。画面左側のカレンダーの下にある「最新記事」も過去の50回分の見出しが表示される。以前は100回分の見出しを表示できたのに、いつの間にか50回が最大設定数になった。
たまに昔のエントリーを読むにはどうしたらいいの?と尋ねられる。一番手っ取り早いのは、左側の画面にあるカレンダーの矢印をクリックすること。月単位でカレンダーが切り替わって、その月のエントリー全部が画面に表示される。
海外出張の旅日記で1日に何回もエントリーしていて、50エントリーを越え画面1ページにおさまりきらない場合は、ページの一番下に「次のページ」とかの表示が出るので、それをクリックすれば、その月のより古いエントリーのページが表示される。
最近は旅日記と化しているこのブログ。マーケティングのネタを期待して訪れた方は、そうやって昔のエントリーを探してみてください。申し訳ございませんm(_ _)m
早いもので今年もあと1週間を残すのみ。
年内にいろいろやらなければいけないことは、
たぶん、一杯やり残すんだろうなあ〜。
2011年12月23日
2011年バイク走り納め
寒いので、少し日が高くなってから出発して日没までに帰ってこれるところということで、稲毛海岸まで今年のラストラン。
稲毛海岸は全国的にはマイナーな存在かも知れない。地図1地点の場所。正確には稲毛海浜公園。位置関係を説明すると、地図2地点が幕張メッセや千葉マリンスタジアム(今はQVCマリンフィールドに名前が変わった)のある幕張。地図3がディズニーランドである。地図はいつものグーグルマップ。
なかなか広い公園だった。エントランスは南国ぽい。本日の日中は気温7〜8度だったから、ちょっと季節外れなイメージ。ところで公園の前は整然とした住宅街。このあたりは当然埋め立て地である。そうなると、つい気になるのが標高。
公園の手前の道路でバイクのナビは、何とマイナス7メートルの表示。そんなことってあるのかな? この写真の場所あたりでiPhoneのアプリで確認すると7メートル。道路はこの場所より少し低いところにあるが14メーターもの高低差はない。海岸はこの先で、もちろんここより低い。さてどっちの表示が正しいのだろう。
本日は、4月にヤビツ峠〜宮ヶ瀬湖に一緒に行ったSさんと。手前がSさんのアプリリアというイタリアのバイク。大きなバイクに見えるけれど、これは50ccの原付。彼も春までには大型バイクの免許をとって新しいバイクを買うそうである。
稲毛海岸は昔は干潟のある広い海岸で、そこに明治の終わり頃、我が国最初の飛行場が作られた。日本のライト兄弟のような人が大空に挑んだらしい。明治の冒険家野郎ども。その記念館が公園の中にあった。
クラシックな複葉機。
ただの模型かと思ったが、本物らしい。
飛んでいるところのビデオもあった。
鳳号という名前。
しかし、なんと華奢な骨組み。
「乗せてあげる」といわれても遠慮すると思う(^^ゞ
こんなグライダーも展示されていた。
公園の案内図にヨットハーバーとあったので見に行く。
ショボかったーーー。
海岸から東京方面を望む。
スカイツリーが見えた。
本日のテーマは「稲毛海岸までサクっと出かけて、東京湾越しに富士山でも眺めながら、コーヒーを沸かして飲む」という設定。しかし残念ながら天候は曇り。前日までの天気予報では快晴だったのに残念。というわけでもちろん富士山は見えず。晴れていたら、この写真の右側あたりに見えたはず。
それでもお湯を沸かして珈琲は飲んだ。バーナーはSさんが持参。
珈琲は私が持って行ったドリップパック。
すばしっこく動きながら、何かを食べている千鳥(ちどり)。
3メーター以内に近づくと飛んでいってしまう。
何を食べているんだろう?
波打ち際に浮かぶカモ。
コイツらはノンビリとしている。
現在の稲毛海岸は人口の砂浜。わりと広いしよく整備されている。でも残念なのは海岸と防風林の間に、延々とシートが貼られていること。防風林だけじゃ砂が公園に入るのを防ぎきれないのか? 最初は工事をしているのかと思ったが、Sさんによるとずっとこの状態とのこと。なんか興醒め。
ちなみに上の写真の小屋みたいなところで珈琲を飲んでいたが、だんだんと潮が満ちてきて小屋の手前ギリギリまで海水に浸かった。もうちょっと砂浜を広くした方がいいと思うけど。
公園にはこういう芝生の広場もある。
公園の看板によれば、これは「日本庭園」らしい。
とても安っぽい気がするのは、先日京都の一流どころの庭を見てきたからか。
公園を歩く私の後ろ姿。
本日の服装はヒートテックのシャツ(下着)+薄いタートルネックセーター+極薄のダウンジャケット+革ジャン。革パンの下はヒートテックとよく似た発熱素材の少し厚めのタイツをはいている。バイクで走っていても寒くて凍えるということはなかった(気温7〜8度)。ただし冬用のバイクグローブをはめていても指先が冷たい。身体だけなら、もっとロングツーリングもできそうなのに。
BMW F800Rにはグリップヒーターがついている。強・弱の2段階の設定があって、冬用グローブだと弱ではほとんど暖かさは感じない。強だとかなり暖かい。グリップをわしづかみにすれば指先も温まるが、私は右手の人差し指と中指はブレーキレバー、左手も人差し指をクラッチレバーにかけておく癖がついているので指がグリップから離れて、あまりグリップヒーターの恩恵を感じられず。指先が冷たくならないグローブってないのかな?
※グリップヒーター:ハンドルの握るところがグリップ。その中に電熱線が巻いてあって暖かくなる仕組みです。
今年は気まぐれで35年ぶりにバイクに乗り始めた。
日帰りツーリングばかりだけれど、あちこち出かけて思っていた以上に楽しかった。それとバイクに乗ると、たとえ短時間でもストレス解消になる。ただし私はあまりストレスが溜まらないタチなのに、それをしょっちゅう解消しているから、最近はなにかボケーッとした性格になってきたようで、それが気がかりである(^^ゞ 来年も楽しく安全に走れたらと思う。
稲毛海岸は全国的にはマイナーな存在かも知れない。地図1地点の場所。正確には稲毛海浜公園。位置関係を説明すると、地図2地点が幕張メッセや千葉マリンスタジアム(今はQVCマリンフィールドに名前が変わった)のある幕張。地図3がディズニーランドである。地図はいつものグーグルマップ。
なかなか広い公園だった。エントランスは南国ぽい。本日の日中は気温7〜8度だったから、ちょっと季節外れなイメージ。ところで公園の前は整然とした住宅街。このあたりは当然埋め立て地である。そうなると、つい気になるのが標高。
公園の手前の道路でバイクのナビは、何とマイナス7メートルの表示。そんなことってあるのかな? この写真の場所あたりでiPhoneのアプリで確認すると7メートル。道路はこの場所より少し低いところにあるが14メーターもの高低差はない。海岸はこの先で、もちろんここより低い。さてどっちの表示が正しいのだろう。
本日は、4月にヤビツ峠〜宮ヶ瀬湖に一緒に行ったSさんと。手前がSさんのアプリリアというイタリアのバイク。大きなバイクに見えるけれど、これは50ccの原付。彼も春までには大型バイクの免許をとって新しいバイクを買うそうである。
稲毛海岸は昔は干潟のある広い海岸で、そこに明治の終わり頃、我が国最初の飛行場が作られた。日本のライト兄弟のような人が大空に挑んだらしい。明治の冒険家野郎ども。その記念館が公園の中にあった。
クラシックな複葉機。
ただの模型かと思ったが、本物らしい。
飛んでいるところのビデオもあった。
鳳号という名前。
しかし、なんと華奢な骨組み。
「乗せてあげる」といわれても遠慮すると思う(^^ゞ
こんなグライダーも展示されていた。
公園の案内図にヨットハーバーとあったので見に行く。
ショボかったーーー。
海岸から東京方面を望む。
スカイツリーが見えた。
本日のテーマは「稲毛海岸までサクっと出かけて、東京湾越しに富士山でも眺めながら、コーヒーを沸かして飲む」という設定。しかし残念ながら天候は曇り。前日までの天気予報では快晴だったのに残念。というわけでもちろん富士山は見えず。晴れていたら、この写真の右側あたりに見えたはず。
それでもお湯を沸かして珈琲は飲んだ。バーナーはSさんが持参。
珈琲は私が持って行ったドリップパック。
すばしっこく動きながら、何かを食べている千鳥(ちどり)。
3メーター以内に近づくと飛んでいってしまう。
何を食べているんだろう?
波打ち際に浮かぶカモ。
コイツらはノンビリとしている。
現在の稲毛海岸は人口の砂浜。わりと広いしよく整備されている。でも残念なのは海岸と防風林の間に、延々とシートが貼られていること。防風林だけじゃ砂が公園に入るのを防ぎきれないのか? 最初は工事をしているのかと思ったが、Sさんによるとずっとこの状態とのこと。なんか興醒め。
ちなみに上の写真の小屋みたいなところで珈琲を飲んでいたが、だんだんと潮が満ちてきて小屋の手前ギリギリまで海水に浸かった。もうちょっと砂浜を広くした方がいいと思うけど。
公園にはこういう芝生の広場もある。
公園の看板によれば、これは「日本庭園」らしい。
とても安っぽい気がするのは、先日京都の一流どころの庭を見てきたからか。
公園を歩く私の後ろ姿。
本日の服装はヒートテックのシャツ(下着)+薄いタートルネックセーター+極薄のダウンジャケット+革ジャン。革パンの下はヒートテックとよく似た発熱素材の少し厚めのタイツをはいている。バイクで走っていても寒くて凍えるということはなかった(気温7〜8度)。ただし冬用のバイクグローブをはめていても指先が冷たい。身体だけなら、もっとロングツーリングもできそうなのに。
BMW F800Rにはグリップヒーターがついている。強・弱の2段階の設定があって、冬用グローブだと弱ではほとんど暖かさは感じない。強だとかなり暖かい。グリップをわしづかみにすれば指先も温まるが、私は右手の人差し指と中指はブレーキレバー、左手も人差し指をクラッチレバーにかけておく癖がついているので指がグリップから離れて、あまりグリップヒーターの恩恵を感じられず。指先が冷たくならないグローブってないのかな?
※グリップヒーター:ハンドルの握るところがグリップ。その中に電熱線が巻いてあって暖かくなる仕組みです。
今年は気まぐれで35年ぶりにバイクに乗り始めた。
日帰りツーリングばかりだけれど、あちこち出かけて思っていた以上に楽しかった。それとバイクに乗ると、たとえ短時間でもストレス解消になる。ただし私はあまりストレスが溜まらないタチなのに、それをしょっちゅう解消しているから、最近はなにかボケーッとした性格になってきたようで、それが気がかりである(^^ゞ 来年も楽しく安全に走れたらと思う。
2011年12月22日
泣くのが作法
金正日総書記が亡くなって、朝鮮半島情勢は何かと慌ただしい。
報道などを見ていて疑問に思ったことを3つ。
1)北朝鮮軍が軍事行動に出る
総大将が倒れたら撤退するのが古今東西の軍事的なセオリー。なぜなら精神的支柱がなくなった軍隊は弱くなるから。北朝鮮が常識の通じない国であるとしても、死亡をきっかけに攻勢に出ることは考えられない。韓国軍は直ちに非常警戒態勢に入ったが、それは一部部隊の暴走に備えてじゃないかな。あるいは政府の政治的パフォーマンスかもしれない。
若将軍様が権力誇示のために、今後に何かやらかすことはもちろん可能性としてある。けれどもそれは葬式を終えて、遺産(権力)相続のゴタゴタが片付いてから。日本的な感覚でいえば四十九日が過ぎてから。今すぐ何か起きるなんてテレビなどで言っている人は、注目を集める発言をするのが職業の人である。
2)金正日は暗殺された
大手マスコミには載っていないが、スポーツ新聞系のサイトには派手な見出しとともに、そんな記事が多数。今すぐ軍事行動に出ると同じで、騒ぎ立てて読ませようというマスコミの悲しいサガである。視察途中に突然なくなったという北朝鮮の発表は鵜呑みにできないとしても、その後の整然とした事態の推移を見ると、ワイドショーネタになるようなことは起こっていない気がする。
3)北朝鮮の人が泣いているのはヤラセだ
「私たちの将軍様が」と号泣している映像。北朝鮮国営テレビの配信だから、あれはきっとヤラセだ、困窮した生活を送っているから金正日は国民に嫌われていたに違いないーーーというような論調。
最大で半分正しく、半分間違っている。
いくつかの映像を見たが、不自然な集団が号泣していたものもあったからヤラセもあると思う。ただし号泣がヤラセの演出かというと、ちょっと事情が複雑なのである。
韓国のお葬式でも、日本じゃ考えられないほどの派手な号泣を見ることがある。同じ顔をしていても、日本人と較べて韓国人のほうが感情表現が大きいのかもしれないが、あれは作法のひとつでもある。
韓国のお葬式を紹介しているサイトから引用
=============
「哭」の儀式とは?
李氏朝鮮時代以降、儒教の流入により埋葬の儀式と共に、泣く事を形式化することを定めたらしい。本能的な自然の泣き方でない「アイゴー、アイゴー…」と言って大声をあげて泣く儀式で、故人が息を引き取った後から葬儀の期間中の朝夕にしなければならず、喪服を脱ぐ時まで続けられる。葬儀の期間が長いと喪主が大変なので、泣くのを代理でする代哭制もあったという。
=============
今でもお金持ちの葬式では「泣き屋」とか「泣き女」と呼ばれる職業の人を呼ぶらしい。通販番組のスタジオで、大げさに「え〜!安い!」とか叫んでいるおばちゃん達みたいな人と同じく雰囲気の演出(^^ゞ
だから、このCNNのレポートに出てくるアジア研究専門家とか、ミシガン大学の心理学教授のコメントはピントがずれているーーーというか滑稽ですらある。CNNももう少し正確なレポートを書いてくれないと。
話は変わるが日本人は感情表現をあまり表に出さない民族である。終戦の玉音放送を聞く日本人の模様をテレビなどで見たことがあると思うが、「すすり泣き」の日本人を見て、日本人は敗戦にあまりショックを受けていないと欧米では受け止めたという話を聞いたことがある。
所変われば〜ではないが、民族変われば何かと変わる。是非CNNには、玉音放送を聞く日本人についてもレポートを出して欲しいものだ。
※CNNの記事はいずれ読めなくなるので「続きを読む」に引用しておく。続きを読む
報道などを見ていて疑問に思ったことを3つ。
1)北朝鮮軍が軍事行動に出る
総大将が倒れたら撤退するのが古今東西の軍事的なセオリー。なぜなら精神的支柱がなくなった軍隊は弱くなるから。北朝鮮が常識の通じない国であるとしても、死亡をきっかけに攻勢に出ることは考えられない。韓国軍は直ちに非常警戒態勢に入ったが、それは一部部隊の暴走に備えてじゃないかな。あるいは政府の政治的パフォーマンスかもしれない。
若将軍様が権力誇示のために、今後に何かやらかすことはもちろん可能性としてある。けれどもそれは葬式を終えて、遺産(権力)相続のゴタゴタが片付いてから。日本的な感覚でいえば四十九日が過ぎてから。今すぐ何か起きるなんてテレビなどで言っている人は、注目を集める発言をするのが職業の人である。
2)金正日は暗殺された
大手マスコミには載っていないが、スポーツ新聞系のサイトには派手な見出しとともに、そんな記事が多数。今すぐ軍事行動に出ると同じで、騒ぎ立てて読ませようというマスコミの悲しいサガである。視察途中に突然なくなったという北朝鮮の発表は鵜呑みにできないとしても、その後の整然とした事態の推移を見ると、ワイドショーネタになるようなことは起こっていない気がする。
3)北朝鮮の人が泣いているのはヤラセだ
「私たちの将軍様が」と号泣している映像。北朝鮮国営テレビの配信だから、あれはきっとヤラセだ、困窮した生活を送っているから金正日は国民に嫌われていたに違いないーーーというような論調。
最大で半分正しく、半分間違っている。
いくつかの映像を見たが、不自然な集団が号泣していたものもあったからヤラセもあると思う。ただし号泣がヤラセの演出かというと、ちょっと事情が複雑なのである。
韓国のお葬式でも、日本じゃ考えられないほどの派手な号泣を見ることがある。同じ顔をしていても、日本人と較べて韓国人のほうが感情表現が大きいのかもしれないが、あれは作法のひとつでもある。
韓国のお葬式を紹介しているサイトから引用
=============
「哭」の儀式とは?
李氏朝鮮時代以降、儒教の流入により埋葬の儀式と共に、泣く事を形式化することを定めたらしい。本能的な自然の泣き方でない「アイゴー、アイゴー…」と言って大声をあげて泣く儀式で、故人が息を引き取った後から葬儀の期間中の朝夕にしなければならず、喪服を脱ぐ時まで続けられる。葬儀の期間が長いと喪主が大変なので、泣くのを代理でする代哭制もあったという。
=============
今でもお金持ちの葬式では「泣き屋」とか「泣き女」と呼ばれる職業の人を呼ぶらしい。通販番組のスタジオで、大げさに「え〜!安い!」とか叫んでいるおばちゃん達みたいな人と同じく雰囲気の演出(^^ゞ
だから、このCNNのレポートに出てくるアジア研究専門家とか、ミシガン大学の心理学教授のコメントはピントがずれているーーーというか滑稽ですらある。CNNももう少し正確なレポートを書いてくれないと。
話は変わるが日本人は感情表現をあまり表に出さない民族である。終戦の玉音放送を聞く日本人の模様をテレビなどで見たことがあると思うが、「すすり泣き」の日本人を見て、日本人は敗戦にあまりショックを受けていないと欧米では受け止めたという話を聞いたことがある。
所変われば〜ではないが、民族変われば何かと変わる。是非CNNには、玉音放送を聞く日本人についてもレポートを出して欲しいものだ。
※CNNの記事はいずれ読めなくなるので「続きを読む」に引用しておく。続きを読む
2011年12月20日
建築に関する2つの疑問
オフィスの近くで巨大なビルが建設中。2つのブロック(土地の区画)の間に道路があったが、それを閉じて1つのブロックに敷地を変更して開発している。そんなことができるとは知らなかった。その道路の土地も買い上げたのだろうか。
ところで、昔から疑問に思っていることを2つ。
別にどうでもいいことなんだけど。
ビルは鉄骨で柱というか枠組みを組み立てていく。
それで建設途中のビルを見ると、その鉄骨が錆びていることがほとんど。
だいたい鉄骨は鉄の地肌丸出しで、ペンキを塗ったりメッキをしたりといったさび止め加工はされていない。ビルの鉄骨って錆びていてもいいの? 鉄が錆びるといつかはボロボロになるはずなんだけれど。サビサビになって穴の空いたブリキ缶とか見たことない?
錆びてボロボロになってビルに必要な強度を失う前に、ビル自体の寿命がつきるのか? あるいは、いずれコンクリートで周りを固められて、その時点で空気に触れなくなって錆びの進行が止まるのか? 何となく疑問。
さて、そのコンクリート。
コッチのほうが不思議。
セメントを砂と水で混ぜたものがモルタル。砂だけじゃなく砂利(じゃり・石コロ)も加えて混ぜたのがコンクリートである。砂利を混ぜるのは砂だけよりも強度が高くなるからだろう。意外と知られていないが、コンクリートの中でセメントが占める割合は2割ほどで、ほとんどが砂や砂利が占めている。コンクリートの中に砂や砂利が入っているというより、砂や砂利をセメントで固めたものがコンクリートと表現するほうがたぶん正しい。
さてコンクリートは木などで作った型に流し込んで作る。混ぜるときに使った水が乾燥して固まったら、木枠を取り外して完成となる。細かな工程はいろいろあるかも知れないが、おおざっぱには間違っていないと思う。
そこで疑問。
自宅はデザイナーズマンション風なので壁の半分くらいがコンクリートの打ちっ放しである。要はペンキを塗ったり壁材を張ったりしていないむき出しのコンクリート。
その壁のどこを見ても、コンクリートを作るときに使った砂や砂利の痕跡がない。空気が抜けたような小さな穴は空いているが、表面はツルッとしたセメントだけ。
コンクリートはコンクリートミキサーでグルグル混ぜられて、木枠にドボドボっと流し込まれるから、砂・砂利・セメントは木枠の中で均一に分布しているはず。木枠に沿って固まるから表面がでこぼこにならないとしても、どこかに石コロの先っぽの痕跡ぐらいが見えてもいいはずなのに。砂なら一番外側にあってもおかしくない。ナゾ
そのうち安藤忠雄にでも尋ねてみよう(^^ゞ
↑
打ちっ放しコンクリートの建築を広めた建築家。
写真は代表作のひとつの「住吉の長屋」と名前がついている住宅。
ケッタイナな家である。
ところで、昔から疑問に思っていることを2つ。
別にどうでもいいことなんだけど。
ビルは鉄骨で柱というか枠組みを組み立てていく。
それで建設途中のビルを見ると、その鉄骨が錆びていることがほとんど。
だいたい鉄骨は鉄の地肌丸出しで、ペンキを塗ったりメッキをしたりといったさび止め加工はされていない。ビルの鉄骨って錆びていてもいいの? 鉄が錆びるといつかはボロボロになるはずなんだけれど。サビサビになって穴の空いたブリキ缶とか見たことない?
錆びてボロボロになってビルに必要な強度を失う前に、ビル自体の寿命がつきるのか? あるいは、いずれコンクリートで周りを固められて、その時点で空気に触れなくなって錆びの進行が止まるのか? 何となく疑問。
さて、そのコンクリート。
コッチのほうが不思議。
セメントを砂と水で混ぜたものがモルタル。砂だけじゃなく砂利(じゃり・石コロ)も加えて混ぜたのがコンクリートである。砂利を混ぜるのは砂だけよりも強度が高くなるからだろう。意外と知られていないが、コンクリートの中でセメントが占める割合は2割ほどで、ほとんどが砂や砂利が占めている。コンクリートの中に砂や砂利が入っているというより、砂や砂利をセメントで固めたものがコンクリートと表現するほうがたぶん正しい。
さてコンクリートは木などで作った型に流し込んで作る。混ぜるときに使った水が乾燥して固まったら、木枠を取り外して完成となる。細かな工程はいろいろあるかも知れないが、おおざっぱには間違っていないと思う。
そこで疑問。
自宅はデザイナーズマンション風なので壁の半分くらいがコンクリートの打ちっ放しである。要はペンキを塗ったり壁材を張ったりしていないむき出しのコンクリート。
その壁のどこを見ても、コンクリートを作るときに使った砂や砂利の痕跡がない。空気が抜けたような小さな穴は空いているが、表面はツルッとしたセメントだけ。
コンクリートはコンクリートミキサーでグルグル混ぜられて、木枠にドボドボっと流し込まれるから、砂・砂利・セメントは木枠の中で均一に分布しているはず。木枠に沿って固まるから表面がでこぼこにならないとしても、どこかに石コロの先っぽの痕跡ぐらいが見えてもいいはずなのに。砂なら一番外側にあってもおかしくない。ナゾ
そのうち安藤忠雄にでも尋ねてみよう(^^ゞ
↑
打ちっ放しコンクリートの建築を広めた建築家。
写真は代表作のひとつの「住吉の長屋」と名前がついている住宅。
ケッタイナな家である。
2011年12月19日
iPhone日記その2 番外編:音質実験
スマホ(スマートフォン)らしい使い方をしているかといえば、今のところまったく。
8割方は英語のラジオ講座や音楽を聴いたりと、iPhoneというよりはiPodとして機能している。というわけで連載2回目にして早くも番外編である。
念のために書いておくと、iPodというのは簡単にいえばCDの中身(の音楽)をコピーして、持ち歩きながらイヤホンなどで聴くためのデジタル機器である。今はCDからコピーしなくても、中身の音楽だけをネットで買ってインストールすることもできる。いわゆるダウンロード販売。レコードがCDに駆逐されたように、CDもダウンロード販売に取ってかわられる日は近いかも知れない。私もNHKの英語講座は、CDより300円安いダウンロード販売で購入した。
CDからコピーする場合はiTuneというソフトを使って、いったんパソコンに取り込み、それからiPodやiPhoneに転送する。このときCDの中身をそのままコピーするのではなく、ファイルサイズが小さくなるように「圧縮」という作業を行う。パソコンで圧縮というのを、無理やり例えれば
「月火水木金土日月火水木金土日月火水木金土日月火水木金土日」
という文章を、
「月火水木金土日を4回繰り返す」
という形で記録することである。これで28文字が14文字に「圧縮」される。「月火水木金土日を4回繰り返す」と記録されたデータは、そのデータを見るときに「月火水木金土日月火水木金土日月火水木金土日月火水木金土日」に戻される。これを復元とか解凍などという。
※無理やり単純に例えたが、実際にははるかに複雑で、だから100%の復元はできない。だから圧縮すれば、原理的には音質が劣化する。
この圧縮・復元にはいろいろな方式がある。同じく無理やり例えれば
「月火水木金土日を4回繰り返す」
「月火水木金土日を連続して4回」
「(月火水木金土日)×4」
など方式によって、いわば圧縮する記述の文法が違う。
iTuneとiPhoneやiPodはいろいろな圧縮・復元方式を扱える。標準ではAACという方式を使う。ところでバイクに付けてあるBMW純正のナビは音楽データも入れることができて、それをヘルメットの中に取り付けたワイヤレスのスピーカーで聴いている。ところが、このナビはMP3という方式しか扱えない。今までこのナビの不満をいくつか書いてきたが、まったく使えないヤツである。
それで今までiTuneの中に貯めてきた音楽はACCだったので、いくつかをあらたにMP3でコピーし直してナビに移した。その後のCDは最初からMP3で取り込んでいる。
CDからiTuneに取り込む際は圧縮・復元方式のほかにビットレートというものも選ぶことができる。これは1秒間にどれだけのデータを詰め込むかの値なのだが、簡単に説明するのは難しいのでやめておく。とりあえず、この値が大きいほど音質はよくなる。正確に言うなら元のCDの音質を損なわずに取り込める。ただしファイルサイズも大きくなる。単位はkbps。
iTuneのデフォルト(メーカー出荷時の値)の設定は方式がAAC、ビットレートが128kbpsである。今まで何もいじらずデフォルトで使用してきたが、MP3で取り込むときに設定を触る機会があったので、とりあえずビットレートを256kbpsにしてみた。
というわけでAAC・128kbpsとMP3・256kbpsの違いを聞き較べる実験。ついでにAppleロスレスというもっとも音質の劣化が少ないといわれる圧縮・復元方式も試してみた。
実験に使ったのはクラシックのCD。それを
AAC・128kbps
MP3・256kbps
Appleロスレス
で、それぞれiTuneをつかってパソコンに取り込む。
Appleロスレスはビットレートを設定できないが、取り込んだファイルを見てみると600kbps前後の値だった。
ちなみにファイルサイズは
元のCD 722.4メガ
AAC・128kbps 65.9メガ
MP3・256kbps 132.4メガ
Appleロスレス 311.6メガ
となった。
聴いた。
まったく違いがわからない(>_<)
何度も聴いた。
何度聴いても違いがわからない(>_<)(>_<)
実を言うとAACとMP3の違いはそれほどないと思っていた。ビットレートが2倍違う設定だが、CDのビットレートは1411kbpsなので、そこから較べれば大した差ではない。でもAppleロスレスがそれらと同じように聞こえたというか、同じようにしか聞こえなかったというのはちょっとショックである。耳には自信あったのに(/o\)
実験に使ったのはiPhoneで使っている以前に買ったイヤホン。3000円くらいだったから、そんなに高級品じゃない。こんなイヤホンだから違いがわからないのかもと思い、ヘッドホンで聴いてみた。
結論を言うとヘッドホンでも、3つの違いは聞き分けられなかった。しかしヘッドホンも安物だし、ずいぶん昔に買ってくたびれているから、もっとまともなヘッドホンあるいはスピーカーにつなげば聞き分けられるに違いないーーーと思うことにしよう。
そんなことよりも
イヤホンとヘッドホンの違いは、ビックリするくらい大きかった。音質というより、聞こえてくる音楽の情報量が数倍は違う感じ。たとえていうなら白黒とカラー写真くらいの違いがある。臨場感というか音の広がりも桁違い。当たり前といえば当たり前かも知れないが、今までこんな聞き較べをしたことはないので、そんなことを気にしたことがなかった。
さて困ったことになった。
私は通勤時、行きの電車の中では英語のラジオ講座を聴き、歩いていたり帰りの電車の中では音楽を聴いている。iPhoneに入れてある音楽はクラシック。曲によっては、けっこうウットリしながら道を歩いていたりする(^^ゞ
しかしヘッドホンと聞きくらべをしてしまった今となっては、イヤホンのあの貧弱な音で聴く気がしない。たまに電車の中で大きなヘッドホンを使っている連中を見かけるが、その理由がよくわかった。いままで「アホか、こいつ」と思っていたのに。
持ち運びに邪魔だし、スタイル的にも違和感があるのでヘッドホン族にはなれない気がする。イヤホンも数万円から10万円以上する高級品がある。そういうのならヘッドホン並みの音がするのかな? 音楽の情報量は増えても、耳の穴に突っ込むイヤホンなら臨場感は変わらない気もするけれど。そのうちビッグカメラででも確かめてこよう。
つまらない実験をして悩みが増えちゃった。
8割方は英語のラジオ講座や音楽を聴いたりと、iPhoneというよりはiPodとして機能している。というわけで連載2回目にして早くも番外編である。
念のために書いておくと、iPodというのは簡単にいえばCDの中身(の音楽)をコピーして、持ち歩きながらイヤホンなどで聴くためのデジタル機器である。今はCDからコピーしなくても、中身の音楽だけをネットで買ってインストールすることもできる。いわゆるダウンロード販売。レコードがCDに駆逐されたように、CDもダウンロード販売に取ってかわられる日は近いかも知れない。私もNHKの英語講座は、CDより300円安いダウンロード販売で購入した。
CDからコピーする場合はiTuneというソフトを使って、いったんパソコンに取り込み、それからiPodやiPhoneに転送する。このときCDの中身をそのままコピーするのではなく、ファイルサイズが小さくなるように「圧縮」という作業を行う。パソコンで圧縮というのを、無理やり例えれば
「月火水木金土日月火水木金土日月火水木金土日月火水木金土日」
という文章を、
「月火水木金土日を4回繰り返す」
という形で記録することである。これで28文字が14文字に「圧縮」される。「月火水木金土日を4回繰り返す」と記録されたデータは、そのデータを見るときに「月火水木金土日月火水木金土日月火水木金土日月火水木金土日」に戻される。これを復元とか解凍などという。
※無理やり単純に例えたが、実際にははるかに複雑で、だから100%の復元はできない。だから圧縮すれば、原理的には音質が劣化する。
この圧縮・復元にはいろいろな方式がある。同じく無理やり例えれば
「月火水木金土日を4回繰り返す」
「月火水木金土日を連続して4回」
「(月火水木金土日)×4」
など方式によって、いわば圧縮する記述の文法が違う。
iTuneとiPhoneやiPodはいろいろな圧縮・復元方式を扱える。標準ではAACという方式を使う。ところでバイクに付けてあるBMW純正のナビは音楽データも入れることができて、それをヘルメットの中に取り付けたワイヤレスのスピーカーで聴いている。ところが、このナビはMP3という方式しか扱えない。今までこのナビの不満をいくつか書いてきたが、まったく使えないヤツである。
それで今までiTuneの中に貯めてきた音楽はACCだったので、いくつかをあらたにMP3でコピーし直してナビに移した。その後のCDは最初からMP3で取り込んでいる。
CDからiTuneに取り込む際は圧縮・復元方式のほかにビットレートというものも選ぶことができる。これは1秒間にどれだけのデータを詰め込むかの値なのだが、簡単に説明するのは難しいのでやめておく。とりあえず、この値が大きいほど音質はよくなる。正確に言うなら元のCDの音質を損なわずに取り込める。ただしファイルサイズも大きくなる。単位はkbps。
iTuneのデフォルト(メーカー出荷時の値)の設定は方式がAAC、ビットレートが128kbpsである。今まで何もいじらずデフォルトで使用してきたが、MP3で取り込むときに設定を触る機会があったので、とりあえずビットレートを256kbpsにしてみた。
というわけでAAC・128kbpsとMP3・256kbpsの違いを聞き較べる実験。ついでにAppleロスレスというもっとも音質の劣化が少ないといわれる圧縮・復元方式も試してみた。
実験に使ったのはクラシックのCD。それを
AAC・128kbps
MP3・256kbps
Appleロスレス
で、それぞれiTuneをつかってパソコンに取り込む。
Appleロスレスはビットレートを設定できないが、取り込んだファイルを見てみると600kbps前後の値だった。
ちなみにファイルサイズは
元のCD 722.4メガ
AAC・128kbps 65.9メガ
MP3・256kbps 132.4メガ
Appleロスレス 311.6メガ
となった。
聴いた。
まったく違いがわからない(>_<)
何度も聴いた。
何度聴いても違いがわからない(>_<)(>_<)
実を言うとAACとMP3の違いはそれほどないと思っていた。ビットレートが2倍違う設定だが、CDのビットレートは1411kbpsなので、そこから較べれば大した差ではない。でもAppleロスレスがそれらと同じように聞こえたというか、同じようにしか聞こえなかったというのはちょっとショックである。耳には自信あったのに(/o\)
実験に使ったのはiPhoneで使っている以前に買ったイヤホン。3000円くらいだったから、そんなに高級品じゃない。こんなイヤホンだから違いがわからないのかもと思い、ヘッドホンで聴いてみた。
結論を言うとヘッドホンでも、3つの違いは聞き分けられなかった。しかしヘッドホンも安物だし、ずいぶん昔に買ってくたびれているから、もっとまともなヘッドホンあるいはスピーカーにつなげば聞き分けられるに違いないーーーと思うことにしよう。
そんなことよりも
イヤホンとヘッドホンの違いは、ビックリするくらい大きかった。音質というより、聞こえてくる音楽の情報量が数倍は違う感じ。たとえていうなら白黒とカラー写真くらいの違いがある。臨場感というか音の広がりも桁違い。当たり前といえば当たり前かも知れないが、今までこんな聞き較べをしたことはないので、そんなことを気にしたことがなかった。
さて困ったことになった。
私は通勤時、行きの電車の中では英語のラジオ講座を聴き、歩いていたり帰りの電車の中では音楽を聴いている。iPhoneに入れてある音楽はクラシック。曲によっては、けっこうウットリしながら道を歩いていたりする(^^ゞ
しかしヘッドホンと聞きくらべをしてしまった今となっては、イヤホンのあの貧弱な音で聴く気がしない。たまに電車の中で大きなヘッドホンを使っている連中を見かけるが、その理由がよくわかった。いままで「アホか、こいつ」と思っていたのに。
持ち運びに邪魔だし、スタイル的にも違和感があるのでヘッドホン族にはなれない気がする。イヤホンも数万円から10万円以上する高級品がある。そういうのならヘッドホン並みの音がするのかな? 音楽の情報量は増えても、耳の穴に突っ込むイヤホンなら臨場感は変わらない気もするけれど。そのうちビッグカメラででも確かめてこよう。
つまらない実験をして悩みが増えちゃった。
2011年12月17日
BMW F800R スクリーン・インプレ
10月の終わりにF800Rに取り付けたスクリーン。ドイツのZ technik社製のZ2425。
取り付けの様子はここに、購入のいきさつはここで。
※インプレとはインプレッション=印象の略で、クルマやバイクの試乗記はインプレ記事とよく呼ばれる。
結論から言うと、買ってよかったと思っている。
買わなくてもよかったんじゃない?と問われれば微妙なところ。
取り付け前と後で、バイクの性能や楽しみが大きく変わったわけではない。
しかし、今からでも金を返すといわれても返品しないと思う。
最初ガッカリしたのは、たぶん期待値が高すぎたからだ。まるでクルマのように風が当たらなくて楽チンになると勘違いしていた。私がスクリーンつきのバイクに乗ったのは高校1年生の時に1度だけ。誰かがどこかで借りてきたスクリーンつきのスーパーカブ。それは確かに風が当たらなかった記憶がある。ただし試し乗りしただけでスピードも出ていなかったし、当時はヘルメットも被っていなかったから余計にそう感じたのかも知れない。
考えてみれば頭より高いスクリーンでもなければ、風は当たって当たり前。というわけで、このスクリーンを付けたからといって「気がついたら、とてもスピードが出ていた」という心配をする必要はまったくない。相変わらず高速道路では風と格闘しながら走っている。
※なお、メーカーでは身長が172センチまでなら風はヘルメットの上を通り抜けるといっている。それはドイツ製としては設定が低すぎる気がする。ちなみに私は180センチ。
じゃ何がよかったのかというと、やっぱり多少は楽になったから。
オリジナルの小さなスクリーンの時は、90キロくらいで風に負けまいと身体に力が入った。そこが風圧の境目。Z technikのスクリーンを付けてからは、その境目が30キロほど上がった。120キロまで余裕があるなら、高速道路の流れが多少速くても対応できるし、遅いクルマがいたときに、追い越し車線に出て追い抜いて元に戻るのも楽にできる。こんな大きなものを付けてハンドルが重くならないか心配だったが、考えてみれば高速道路でスラロームをするわけではないので、特にハンドリングに違いは感じない。
ただし今まで身体に当たっていた風が、スクリーンに跳ね上げられて、まとめてヘルメットに当たるようになり、風の音がうるさくなったのは事実。これにどう対処しているかというと、しばらく乗っていたら慣れた(^^ゞ
それとヘルメットに当たる風が少なくなるようにいろいろライポジ(ライディング・ポジション=座り方、姿勢というような意味です)を試しているうちに、気持ち(たぶん数ミリ)今までより後ろに座ったほうが、後輪に体重が乗るような感覚があって、コーナーで安心して曲がれることを発見するというオマケもあった。
風が当たらなくなって高速での運転は楽になったが、身体も疲れなくなったかというと、それはあまり感じない。理屈的に合わないけれど、それほど長く高速道路に乗っていないからかも知れない。それとスクリーンで多少遮られるとはいえ、絶対的な風圧量が充分に大きいからだろう。
先日、富士五湖で雨に降られた時、雨量の割には身体が濡れなかった気がした。ひょっとしたらスクリーンで巻き上げられた風が雨を多少は吹き飛ばしていたからかも知れない。ただしスクリーンを付けていない状態で雨に降られたことがないので正確にはわからない。まあ濡れなかったと信じることにしよう。
スクリーンは4.5ミリ厚のポリカーボネート製。取り付けステーも頑丈で、とてもしっかりしている。高速道路でスクリーンが震えたりすることは一切ない。BMWのディーラーで整備待ちのF800Rにスクリーンがついているものがあったが、メカニック氏によると「このスクリーンは高速道路でとても揺れる」とのこと。どこのスクリーンかメーカー名は尋ねなかったが、厚みは3ミリなかったような気がする。なおポリカーボネートというのはプラスティックの一種で強度が高い素材。オッサン・オバサンなら誰でも知っている「象が踏んでも壊れない筆箱」もポリカーボネート製。
デザインは効果を考えれば納得しているけれど、頭でっかちになって軽快感が薄れたことは否めない。それにかなり角度が立っているから実用バイクのように見えてしまう。もっと背を高くして角度も立てれば防風効果は高まるが、スタイリングを考えれば、これくらいが限界かも。
もっともF800Rオリジナルの小さなスクリーンも、見れば見るほどヘンチクリンな形だから、Z technikのほうがまとまっているともいえなくはない。まっ、どっちにしても運転しているときは見えないからイイや。
※写真の右下は右上と向きを揃えるため、左右を反転している。
取り付けの様子はここに、購入のいきさつはここで。
※インプレとはインプレッション=印象の略で、クルマやバイクの試乗記はインプレ記事とよく呼ばれる。
結論から言うと、買ってよかったと思っている。
買わなくてもよかったんじゃない?と問われれば微妙なところ。
取り付け前と後で、バイクの性能や楽しみが大きく変わったわけではない。
しかし、今からでも金を返すといわれても返品しないと思う。
最初ガッカリしたのは、たぶん期待値が高すぎたからだ。まるでクルマのように風が当たらなくて楽チンになると勘違いしていた。私がスクリーンつきのバイクに乗ったのは高校1年生の時に1度だけ。誰かがどこかで借りてきたスクリーンつきのスーパーカブ。それは確かに風が当たらなかった記憶がある。ただし試し乗りしただけでスピードも出ていなかったし、当時はヘルメットも被っていなかったから余計にそう感じたのかも知れない。
考えてみれば頭より高いスクリーンでもなければ、風は当たって当たり前。というわけで、このスクリーンを付けたからといって「気がついたら、とてもスピードが出ていた」という心配をする必要はまったくない。相変わらず高速道路では風と格闘しながら走っている。
※なお、メーカーでは身長が172センチまでなら風はヘルメットの上を通り抜けるといっている。それはドイツ製としては設定が低すぎる気がする。ちなみに私は180センチ。
じゃ何がよかったのかというと、やっぱり多少は楽になったから。
オリジナルの小さなスクリーンの時は、90キロくらいで風に負けまいと身体に力が入った。そこが風圧の境目。Z technikのスクリーンを付けてからは、その境目が30キロほど上がった。120キロまで余裕があるなら、高速道路の流れが多少速くても対応できるし、遅いクルマがいたときに、追い越し車線に出て追い抜いて元に戻るのも楽にできる。こんな大きなものを付けてハンドルが重くならないか心配だったが、考えてみれば高速道路でスラロームをするわけではないので、特にハンドリングに違いは感じない。
ただし今まで身体に当たっていた風が、スクリーンに跳ね上げられて、まとめてヘルメットに当たるようになり、風の音がうるさくなったのは事実。これにどう対処しているかというと、しばらく乗っていたら慣れた(^^ゞ
それとヘルメットに当たる風が少なくなるようにいろいろライポジ(ライディング・ポジション=座り方、姿勢というような意味です)を試しているうちに、気持ち(たぶん数ミリ)今までより後ろに座ったほうが、後輪に体重が乗るような感覚があって、コーナーで安心して曲がれることを発見するというオマケもあった。
風が当たらなくなって高速での運転は楽になったが、身体も疲れなくなったかというと、それはあまり感じない。理屈的に合わないけれど、それほど長く高速道路に乗っていないからかも知れない。それとスクリーンで多少遮られるとはいえ、絶対的な風圧量が充分に大きいからだろう。
先日、富士五湖で雨に降られた時、雨量の割には身体が濡れなかった気がした。ひょっとしたらスクリーンで巻き上げられた風が雨を多少は吹き飛ばしていたからかも知れない。ただしスクリーンを付けていない状態で雨に降られたことがないので正確にはわからない。まあ濡れなかったと信じることにしよう。
スクリーンは4.5ミリ厚のポリカーボネート製。取り付けステーも頑丈で、とてもしっかりしている。高速道路でスクリーンが震えたりすることは一切ない。BMWのディーラーで整備待ちのF800Rにスクリーンがついているものがあったが、メカニック氏によると「このスクリーンは高速道路でとても揺れる」とのこと。どこのスクリーンかメーカー名は尋ねなかったが、厚みは3ミリなかったような気がする。なおポリカーボネートというのはプラスティックの一種で強度が高い素材。オッサン・オバサンなら誰でも知っている「象が踏んでも壊れない筆箱」もポリカーボネート製。
デザインは効果を考えれば納得しているけれど、頭でっかちになって軽快感が薄れたことは否めない。それにかなり角度が立っているから実用バイクのように見えてしまう。もっと背を高くして角度も立てれば防風効果は高まるが、スタイリングを考えれば、これくらいが限界かも。
もっともF800Rオリジナルの小さなスクリーンも、見れば見るほどヘンチクリンな形だから、Z technikのほうがまとまっているともいえなくはない。まっ、どっちにしても運転しているときは見えないからイイや。
※写真の右下は右上と向きを揃えるため、左右を反転している。
2011年12月14日
殿中でござる
本日は忠臣蔵の討ち入りの日だそうで、NHKが「歴史秘話ヒストリア」という番組で取り上げていた。私の忠臣蔵に対する考えは、ずいぶん前に書いたエントリーと変わっていない。ドラマとしてはおもしろいが、冷静に考えると違和感を感じる。
番組では吉良上野介(きらこうずけのすけ:討ち入られた人ね)、事件当時の将軍であった徳川綱吉、大石内蔵助の妻といった人物の立場で忠臣蔵を考察するといった内容。企画としてはおもしろいが、中身は上っ面だけを追った出来映えでまったく物足りない。NHKのコンテンツ制作能力もかなり低下しているみたい。そんなに力を入れて作った番組じゃないんだろうけど。
番組のエンディングで討ち入り側の赤穂藩(兵庫県赤穂市)と討ち入られた側の吉良町(愛知県西尾市)が、最近は親善・交流を進めていることが紹介されていた。最近ーーーーこの2つの地区は300年前に起きた事件で、つい最近までいがみ合っていたらしい。日本人は「すぐ水に流す」というのは間違いである(^^ゞ
そういえば10年ほど前、なぜか出版関係者の飲み会に誘われ、そこで知り合った某編集者と気が合って2次会3次会へと。かなり酒の酔いが回った頃に、彼に「私はね、wasshoさん、会津の生まれですから薩摩の人間とは仲良くなれないんですよ。あなたが薩摩の人でなくてよかったぁ〜」と真顔でいわれたのにはビックリした。白虎隊も戦った会津vs薩長の明治新政府軍の戊辰戦争は明治元年だから、133年前(当時)の恨みである。ちなみに彼はその時60歳くらい。会津の今の若い人たちも、そんな感情を多少は持っているんだろうか?
130年前ならまだ恨んでいるけれど、300年たてば親善も始まるということか。太平洋戦争が終わったのは66年前である。日本の近隣国とわだかまりなくつきあいができるようになるのには、まだまだ時間が必要なのかも知れないなどと番組を見ながら思った。
番組では吉良上野介(きらこうずけのすけ:討ち入られた人ね)、事件当時の将軍であった徳川綱吉、大石内蔵助の妻といった人物の立場で忠臣蔵を考察するといった内容。企画としてはおもしろいが、中身は上っ面だけを追った出来映えでまったく物足りない。NHKのコンテンツ制作能力もかなり低下しているみたい。そんなに力を入れて作った番組じゃないんだろうけど。
番組のエンディングで討ち入り側の赤穂藩(兵庫県赤穂市)と討ち入られた側の吉良町(愛知県西尾市)が、最近は親善・交流を進めていることが紹介されていた。最近ーーーーこの2つの地区は300年前に起きた事件で、つい最近までいがみ合っていたらしい。日本人は「すぐ水に流す」というのは間違いである(^^ゞ
そういえば10年ほど前、なぜか出版関係者の飲み会に誘われ、そこで知り合った某編集者と気が合って2次会3次会へと。かなり酒の酔いが回った頃に、彼に「私はね、wasshoさん、会津の生まれですから薩摩の人間とは仲良くなれないんですよ。あなたが薩摩の人でなくてよかったぁ〜」と真顔でいわれたのにはビックリした。白虎隊も戦った会津vs薩長の明治新政府軍の戊辰戦争は明治元年だから、133年前(当時)の恨みである。ちなみに彼はその時60歳くらい。会津の今の若い人たちも、そんな感情を多少は持っているんだろうか?
130年前ならまだ恨んでいるけれど、300年たてば親善も始まるということか。太平洋戦争が終わったのは66年前である。日本の近隣国とわだかまりなくつきあいができるようになるのには、まだまだ時間が必要なのかも知れないなどと番組を見ながら思った。
2011年12月13日
次期戦闘機 F35ライトニング
航空自衛隊の次期戦闘機にF35が内定したというニュースが流れた。今ならネットで検索すればすぐに見つかる。機種の説明でわかりやすく詳しいのはここかな。
洋服は春夏秋冬、携帯電話は年に2回、クルマは4年に1回モデルチェンジをする。対して戦闘機を含めて飛行機はそのサイクルがとても長い。現在、日本の防空用戦闘機として配備されているのはF4ファントムとF15イーグルという機種。F4ファントムが導入されたのは1974年から1981年。F15イーグルは1981年から1999年にかけて(細かな数字はまちがっているかもしれない)。
F35はF4の後継機種だが最後の、つまり最新のF4ファントムでもそろそろ30年たっている。飛行機って頑丈なのね。ジャンボジェットの名前で呼ばれるボーイング747は、確か私が小学生の時に初飛行したはずだが、いまだに飛んでいるし生産も続けられている。改修や改良はされているとしても製品寿命はビックリするほど長い。
だから飛行機のことをちょっと詳しくなっておくと、
そのネタは長持ちするのである。
F15に決まった前回の機種選定は私が大学生の頃。ときどき興味がないものの専門雑誌を買うが、たまたま飛行機雑誌を買ったら次期戦闘機の特集だった。だからその1冊のおかげで、候補機種だったF14、F15、F16、F18については世間の人よりは詳しい。戦闘機オタクとでも3分ぐらいなら話しは持つ。それがどうしたといわれれば、それまでだけれど、博学らしく見せることは仕事柄も多少はプラス(と信じている)。映画トップガンがヒットしたとき「F14戦闘機というのはーーー」とウンチクをたれたのはいうまでもない。中学1年の同級生で飛行機マニアだったM君から仕入れたネタは、いまだにスッチーとお知り合いになったときに役立っている(^^ゞ
本日は “今は何でもネットで調べられるが、年に2〜3冊は自分の守備範囲以外の専門雑誌を買うと意外なところで役に立つ。ネットで守備範囲以外のことってなかなか調べる気にならないし” という下書きでした。
洋服は春夏秋冬、携帯電話は年に2回、クルマは4年に1回モデルチェンジをする。対して戦闘機を含めて飛行機はそのサイクルがとても長い。現在、日本の防空用戦闘機として配備されているのはF4ファントムとF15イーグルという機種。F4ファントムが導入されたのは1974年から1981年。F15イーグルは1981年から1999年にかけて(細かな数字はまちがっているかもしれない)。
F35はF4の後継機種だが最後の、つまり最新のF4ファントムでもそろそろ30年たっている。飛行機って頑丈なのね。ジャンボジェットの名前で呼ばれるボーイング747は、確か私が小学生の時に初飛行したはずだが、いまだに飛んでいるし生産も続けられている。改修や改良はされているとしても製品寿命はビックリするほど長い。
だから飛行機のことをちょっと詳しくなっておくと、
そのネタは長持ちするのである。
F15に決まった前回の機種選定は私が大学生の頃。ときどき興味がないものの専門雑誌を買うが、たまたま飛行機雑誌を買ったら次期戦闘機の特集だった。だからその1冊のおかげで、候補機種だったF14、F15、F16、F18については世間の人よりは詳しい。戦闘機オタクとでも3分ぐらいなら話しは持つ。それがどうしたといわれれば、それまでだけれど、博学らしく見せることは仕事柄も多少はプラス(と信じている)。映画トップガンがヒットしたとき「F14戦闘機というのはーーー」とウンチクをたれたのはいうまでもない。中学1年の同級生で飛行機マニアだったM君から仕入れたネタは、いまだにスッチーとお知り合いになったときに役立っている(^^ゞ
本日は “今は何でもネットで調べられるが、年に2〜3冊は自分の守備範囲以外の専門雑誌を買うと意外なところで役に立つ。ネットで守備範囲以外のことってなかなか調べる気にならないし” という下書きでした。
2011年12月11日
神宮外苑のイエローオータム
暖かそうだったので、バイクで昼過ぎから2時間ほど徘徊。
とりあえず向かったのは神宮外苑のイチョウ並木。
道路が空いていて自宅から15分程度で着いた。
私の青山時代後期のオフィスは、イチョウ並木から徒歩2分くらいのところにあった。青山界隈には合計20年ほどいたから、隅々まで知り尽くしているはずだったが、久しぶりに訪れると見たことのないビルが多数(>_<) ついでに原宿とか表参道もグルグル徘徊。このあたりは地形の変化に富んでいるので美しい街だと思う。意外と空も開けている。そろそろカムバックしようかな?
これが神宮外苑のイエローオータム。
もう少し葉が落ちると、歩道が真っ黄色になる。
道路の奥の方に見える国会議事堂のようなものは絵画館。普通の美術館じゃなくて、明治天皇をたたえたような絵が中心(らしい)。明治神宮が明治天皇を祀った神社だから。神宮外苑も明治神宮が管理していたと思う(たぶん)。
イチョウ祭りとやらが開かれていて、絵画館に続く道路途中で通行止め。向こう側は歩行者天国になっている。左側の車列は駐車場の順番待ちをしているクルマ。右側は路上駐車のクルマ。
停める場所がなかったもんで堂々のダブルパーキング(^^ゞ
もっともエンジンはかけっぱなしで、わずかな時間わずか数歩離れただけだから、これは駐車ではなく停車(のつもり)。
緑とのコントラストがキレイだった。
ちなみに写真はすべてiPhoneで撮影。
その後は、皇居の横を通って銀座から新橋に向かい、海岸道路〜湾岸道路沿いを走って帰ってきた。気温13度前後。日差しもあったので寒さは感じない。真冬用の防寒ジャケットではなくて、まだ革ジャンのまま。海岸道路〜湾岸道路は別に海が見えるわけじゃない。それでも、ところどころ運河沿いを走ったりするので、わりと好みのルート。ただし白バイが時々いるのが難点。
真冬に修行のようなツーリングも楽しいかも知れないけれど、私の場合、この程度の徘徊でもバイクを満喫できる。
とりあえず向かったのは神宮外苑のイチョウ並木。
道路が空いていて自宅から15分程度で着いた。
私の青山時代後期のオフィスは、イチョウ並木から徒歩2分くらいのところにあった。青山界隈には合計20年ほどいたから、隅々まで知り尽くしているはずだったが、久しぶりに訪れると見たことのないビルが多数(>_<) ついでに原宿とか表参道もグルグル徘徊。このあたりは地形の変化に富んでいるので美しい街だと思う。意外と空も開けている。そろそろカムバックしようかな?
これが神宮外苑のイエローオータム。
もう少し葉が落ちると、歩道が真っ黄色になる。
道路の奥の方に見える国会議事堂のようなものは絵画館。普通の美術館じゃなくて、明治天皇をたたえたような絵が中心(らしい)。明治神宮が明治天皇を祀った神社だから。神宮外苑も明治神宮が管理していたと思う(たぶん)。
イチョウ祭りとやらが開かれていて、絵画館に続く道路途中で通行止め。向こう側は歩行者天国になっている。左側の車列は駐車場の順番待ちをしているクルマ。右側は路上駐車のクルマ。
停める場所がなかったもんで堂々のダブルパーキング(^^ゞ
もっともエンジンはかけっぱなしで、わずかな時間わずか数歩離れただけだから、これは駐車ではなく停車(のつもり)。
緑とのコントラストがキレイだった。
ちなみに写真はすべてiPhoneで撮影。
その後は、皇居の横を通って銀座から新橋に向かい、海岸道路〜湾岸道路沿いを走って帰ってきた。気温13度前後。日差しもあったので寒さは感じない。真冬用の防寒ジャケットではなくて、まだ革ジャンのまま。海岸道路〜湾岸道路は別に海が見えるわけじゃない。それでも、ところどころ運河沿いを走ったりするので、わりと好みのルート。ただし白バイが時々いるのが難点。
真冬に修行のようなツーリングも楽しいかも知れないけれど、私の場合、この程度の徘徊でもバイクを満喫できる。
2011年12月09日
映画「オーケストラ」〜バックグラウンド・ストーリー
たまたまレンタルした映画「オーケストラ」。観たかったからではなく、ツタヤでは4枚借りるとで1000円になるので、その枚数合わせのために選んだ作品。でも、なかなかよかった。どれくらいよかったかというと、わざわざブログに書くほどにである。
共産主義時代の政治的なイザコザから、30年前にモスクワのボリショイ・オーケストラを解雇された元楽団員達が、パリでボリショイ・オーケストラになりすまして演奏するというストーリー。公開は1年ほど前。まだ公式サイトが残っているので詳しくはそちらで。
主演のオッサン。アレクセイ・グシュコブというらしい。
写真は指揮者の正装をしているし、決めポーズだから渋い感じだけれど、けっこうブオトコ。日本じゃ不細工だと実力があっても脇役止まり。例外は渥美清くらいか。不細工でも実力のある俳優をメインの映画を作れば、日本映画も幅が広がるのに。
同じく主演のメラニー・ロラン。
名前は知らなかったが、以前ブログにも書いたParisという映画にも出ていたから顔は覚えていた。とにかく気絶するほど美しい(^^ゞ
さて、おもしろかったとは書いたが、実はこの映画の最初から2/3位まではあまり出来がよくない。何となくストーリーも演出も、練られていない感じの平凡なコメディタッチ。ときどきメラニー・ロランが出てくるから我慢できるレベル。
ラスト15分くらいで、まんまとボリショイ・オーケストラになりすまして、パリで満員の聴衆を前にして演奏するシーンになる。ここが圧倒的に素晴らしい。終わりよければすべてヨシの典型例。ちなみにメラニー・ロランは偽楽団員ではなく、バイオリン協奏曲のソリストとしてコンサートに呼ばれているという設定。
どう素晴らしいかーーーそれを私の文章力で表現できるわけがない(^^ゞ。
是非レンタルしてください。でも書かないと話が進まないので、ここからは、このDVDを観ないことには伝わらないことを承知で書く。
素晴らしい理由のひとつは、演奏する曲が素晴らしいからである。チャイコフスキーのバイオリン協奏曲。そういわれてもピンとこないかも知れないが、名曲中の名曲でCMなんかでもたまに使われているので聴けば知っている人は多いと思う。(←リンク先のユーチューブは、この映画のラストシーンの一部。いずれ削除される可能性もある) ちなみにチャイコフスキーはピアノ協奏曲は3番まで、交響曲は6番まで残しているけれど、なぜかバイオリン協奏曲は1つだけ。
しかしチャイコフスキーのバイオリン協奏曲はCDも持っている好きな曲だし、何度も聴いている。それでも、この映画で聴いた(観た)時は格段にのめり込んだ。
それはやっぱり映画にはストーリーがあるから。実はメラニー・ロランの母親も30年前に解雇された楽団員の一人でーーー非業の死を遂げーーー彼女は会ったことのない母親への想いをこの曲にーーーというようなストーリー設定になっている。けっこう胸に迫るものがあるので、このラストシーンで泣く人もいるかも知れない。
ドラマやCMでバックに流れる音楽は重要である。選曲によって印象はガラッと変わる。ニュース番組の特集コーナーでもドキュメンタリーをしみじみと見せたいときは、それっぽい曲を流すというセコイことをしている。いわゆるバックグラウンド・ミュージック。映像を引き立てる演出の手法である。
この映画を観て気づいたのはバックグラウンド・ストーリーというのもあり得ること。もしDVDを観た後に冷静になって考えてもらえばわかると思うが、メラニー・ロランの母親の件は、前半の平凡なコメディ同様、かなり強引で安っぽいストーリー設定なのである。そのストーリー設定だけではとくに感激もしないし、まして泣くことはない。
しかしバックグラウンド・ストーリーとして、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲をドラマチックに引き立てている。だから音楽というより、人間の感情表現そのもののように聞こえてくる。
う〜ん、やっぱりDVDを観ていない人には、
何いっているかわかんないだろうな(^^ゞ
公式サイトとユーチューブの映像で少しはわかったかなあ?
映画というのはストーリーと映像が主であって、音楽は従な存在。作曲家が主人公の映画でもそうだった。でもこの映画はそうじゃない。本日は “主と従。入れ替えてみたら、いろいろ発見があったり、新しい価値を作り出せるかも” の下書きでしたーーーと、何年かぶりに、マーケティングのブログらしかった時代のフレーズで締めてみる(^^ゞ
2011年12月06日
東京モーターショー2011
久しぶりに行ってきた。
平日の午前中だというのに、かなりの混雑。
あまりパッとしない自動車業界にとってはご同慶の至り。
なんだけど、
人が多く賑わってはいても内容的には淋しい印象を受けたのも事実。
☆展示車両が少なく感じた。
これは、会場が幕張メッセから東京ビッグサイトに移って狭くなったせいか?
☆コンセプトカーの類があまり出展されていない。
ほとんどが市販車ばかりで巨大なショールームのようなモーターショー。モーターショーでしか見られないようなヘンチクリンなクルマが減って華やかさがない。
☆ブースにも派手さがなく、いかにも経費削減しましたの苦労がにじみ出てしまっている。とくにトヨタのブースが殺風景なのにはちょっと驚いた。またダンスやイベントなどのショーアップもあまり見られず、お祭り気分が足りない。
金がかかっていないからショボイのか。
それは事実だとして、それだけでもないはず。
クルマに夢見る時代はとっくに過ぎたが、自動車メーカーやタッグを組む広告代理店など出店側の熱意も下がってきたのかも。お金がなくてもサプライズな仕掛けはできるはずだし、以前はもっとおもしろい展示も多かったように思う。展示全般に「お約束感」が漂っているのは否めない。もっともほとんどのことはやり尽くしたから、知恵を貸せと言われても即答はできないが。
ところで私が入場したときには既に受け付けが終了だったが、東京モーターショーでは試乗会もやっているようである。そんなこと今までやっていたっけ? どんなクルマに乗れるのかにもよるが、おもしろい試みだと思う。お祭りは見学するだけより、やっぱり自分で御輿を担いだ方が楽しいに決まっている。
ついでに言えば、お祭り企画もブースで開発者も交えたミニトークショーをするとか、このクルマ離れの時代にモーターショーに来る人の特性をもう少し考えるべきだとも思う。2年後に備えて、司会を務める家電芸人ならぬクルマ芸人の育成も急務かも。
逆の観点からは、もっと新しい入場者層を開拓しないとますますスケールダウンが進む。せっかくお台場という多く人が集まるエリアに移ったのに、そこに買い物や遊びに来ている人をかき集めようという工夫も見られない。
アニメ、オタク、痛車?とか、そういう集客力のある要素を取り組むことも必要。本物のオタクが来なくても、そういう世界をのぞいてみたいという気持ちは多かれ少なかれ多くの人にある。コンパニオンのコスチュームもメイドやAKBみたいなのが見たかった(^^ゞ
何となく否定的なことばかり書いたが、それでも世界最高水準にある日本の自動車産業のモーターショーである。周辺メーカーの展示も含めて情報・体験としては充実している。じっくり時間があるなら1日1500円の入場料の元は十二分に取れる。クルマに関心がなくても社会勉強として楽しめると思う。もっとも全部回ったらクタクタになるけど。
個人的に関心を持っていたクルマの感想
★レンジローバー・イヴォーク
シビれた!
誰かクリスマスにプレゼントして!
残念ながら、順番待ちだったので室内には乗り込めず。
★新型ポルシェ911
だいたい予想通り。
子供の頃のあこがれだったカレラ6顔に近づいたのがうれしい。
↑
マニアックすぎるので解説は控えます(^^ゞ
職業的に関心を持っていたクルマの感想
★トヨタ86
人がいっぱいでよく見られなかった。
兄弟車種のスバルのクルマのことはすっかり忘れてた(^^ゞ
さて、これで40年前に若者だった人たちに受けるのか?
こんなチャレンジができるのはさすがトヨタ
★そのほかは企業秘密m(_ _)m
もちろんバイクも見た。
バイクはクルマ以上に若者離れ。しかし展示車にまたがっているのは意外と20代の若者が多かった。まあ、オッサンが多く来る時間帯ではなかったが。なお外国バイクメーカーはKTM(オランダのバイクメーカー)以外は出展していなかったみたい。
これはヤマハのコンセプト・モデル。
自転車みたいだけれどバイク。
やっぱりクルマもバイクもこういう意欲作がバンバン展示されていないと淋しい。
ところで、もし私がこのバイクを買うなら、このバイクに似合う服装は自分で何とかするけど、このバイクに似合うヘルメットはヤマハが一緒に発売してくれないと、何をかぶればいいのか思い浮かばない。
追伸
写真はiPhoneで撮った。
ブログに載せる程度なら充分キレイだと思う。
東京モーターショーをネタにした過去のエントリーはこちらからどうそ。
2007年10月26日
2009年10月22日
2009年11月10日
2011年12月05日
グラコロで知る冬
女性A「え〜! もうグラコロやってるの?」
女性B「そうよ、知らなかったのぉ〜?」
女性A「もう冬だね」
女性B「そうね」
これは先週、マクドナルドの前を通りかかった時に、私の前を歩いていた二人連れの女性から聞こえてきた会話。後ろ姿から推定すると彼女たちは30歳くらい。
ご存じない方のために書いておくと、グラコロとはマクドナルドの冬季限定メニュー。たぶんグラタン・コロッケの略。
コマーシャルで「グラコロ〜グラコロ〜」とよく流れていたから、名前は知っていたけれど、今まで食べたこともなければ、気にしたこともなかった。しかしグラコロで季節を感じる人がいるとはーーー同じ場所を歩いていても、違う世界に住んでいる人が目の前にいるようで、その会話が印象深かった。
でもマクドナルドのニュースリリースによれば、20年近く冬だけに発売しているらしいから、私に馴染みがないだけで、グラコロで季節を感じる人がいても不思議ではない。彼女たちは中学校時代から、毎年冬になるとグラコロを食べていたのかもしれない。そう考えると、これは単なる世代ギャップ(/o\)
世相のすべてを知ることは不可能であるが、
季節の代名詞になっているようなことを、仕事柄見過ごすわけにはいかない。
とりあえず、販売期間が終わる前に食べに行こう。おいしそうだし。
女性B「そうよ、知らなかったのぉ〜?」
女性A「もう冬だね」
女性B「そうね」
これは先週、マクドナルドの前を通りかかった時に、私の前を歩いていた二人連れの女性から聞こえてきた会話。後ろ姿から推定すると彼女たちは30歳くらい。
ご存じない方のために書いておくと、グラコロとはマクドナルドの冬季限定メニュー。たぶんグラタン・コロッケの略。
コマーシャルで「グラコロ〜グラコロ〜」とよく流れていたから、名前は知っていたけれど、今まで食べたこともなければ、気にしたこともなかった。しかしグラコロで季節を感じる人がいるとはーーー同じ場所を歩いていても、違う世界に住んでいる人が目の前にいるようで、その会話が印象深かった。
でもマクドナルドのニュースリリースによれば、20年近く冬だけに発売しているらしいから、私に馴染みがないだけで、グラコロで季節を感じる人がいても不思議ではない。彼女たちは中学校時代から、毎年冬になるとグラコロを食べていたのかもしれない。そう考えると、これは単なる世代ギャップ(/o\)
世相のすべてを知ることは不可能であるが、
季節の代名詞になっているようなことを、仕事柄見過ごすわけにはいかない。
とりあえず、販売期間が終わる前に食べに行こう。おいしそうだし。
2011年12月03日
チューリップ観察日記2011年12月3日
10月中頃に買ったチューリップの球根を植える。
暖かい秋が続いていたが、ようやく寒くなってきたので、
そろそろよかろうかと。
前回、花が落ちたり茎が折れたりしたのは密集して植えすぎたからと考え、今回はゆったりした間隔で植えようーーーというのは以前に書いた。
しかし、
いざ植えようと球根のパッケージを見たときに
はたと気がついた。
めっちゃ密集しているヤン(^^ゞ
急遽、ネットでいろいろ情報収集。
球根2つか3つくらいの間隔で植えろと書いてあるものが多い。
それで結局こんな感じに。
新しく買った長方形のプランター2つには12個ずつ。
赤、白、黄色、ピンクの球根を混ぜて植えるか、色別に植えるか少し迷ったが、とりあえず今年は色別にした。写真の左側6つは黄色で、右側はピンク。もう一つのプランターには赤と白。
球根はワンパックに10個入りだったので、各色4つ残る。
それは今までの丸いプランターに。大きめのプランターには4色をミックスして植えた。前回は大小5つのプランターに、新しく買ってきた15個の球根と、花が咲いた後にとっておいた数個の球根を植えている。今回は16個を分けて植えたから、結局密度は同じ程度ということになる。ただ今回は茎が土に支えられることを期待して、すべてやや深めに植えた。
さて、どうなりますことやら。
暖かい秋が続いていたが、ようやく寒くなってきたので、
そろそろよかろうかと。
前回、花が落ちたり茎が折れたりしたのは密集して植えすぎたからと考え、今回はゆったりした間隔で植えようーーーというのは以前に書いた。
しかし、
いざ植えようと球根のパッケージを見たときに
はたと気がついた。
めっちゃ密集しているヤン(^^ゞ
急遽、ネットでいろいろ情報収集。
球根2つか3つくらいの間隔で植えろと書いてあるものが多い。
それで結局こんな感じに。
新しく買った長方形のプランター2つには12個ずつ。
赤、白、黄色、ピンクの球根を混ぜて植えるか、色別に植えるか少し迷ったが、とりあえず今年は色別にした。写真の左側6つは黄色で、右側はピンク。もう一つのプランターには赤と白。
球根はワンパックに10個入りだったので、各色4つ残る。
それは今までの丸いプランターに。大きめのプランターには4色をミックスして植えた。前回は大小5つのプランターに、新しく買ってきた15個の球根と、花が咲いた後にとっておいた数個の球根を植えている。今回は16個を分けて植えたから、結局密度は同じ程度ということになる。ただ今回は茎が土に支えられることを期待して、すべてやや深めに植えた。
さて、どうなりますことやら。
2011年12月02日
コンビニの不思議:ジッポー
私のジッポーのライター。
なかなかカワイイでしょ。
バイクで海辺に行くことが多くなったので、風に強いジッポーを持っている。
普段は使っていない。※写真は販売店から引用
そういえば大学生の頃は、大学のマーク入りジッポーを持っていて、先日30年ぶりに同窓会で大学を訪れた際に買いたかったのだが、キャンパスに出店を開いていた生協には売っていなかった。残念
さてジッポーは古くからある商品だし、一部にはマニアというかコレクターもいるが、喫煙人口の中でジッポーを使っている人なんて、何十年も前からごくごく僅かである。なのに不思議なのは、ほとんどのコンビニでジッポーのオイルや発火石を売っていること。ついでにいえば、ヤニ取り用のミニパイプなんかも未だに売っている。
コンビニは取り扱っている4000商品のうち、7割が1年以内に入れ替わる「売れ筋商品しか売らない」業態である。カップラーメンでいえば業界全体で年間1000種類ほどの新商品が開発され、それらのほとんどがコンビニの棚を目指して淘汰される。それほど競争の激しい売り場。
それなのに、なぜジッポーのオイルなんて、ノンキな商品を売っているのだろう? コンビニでジッポーのオイルを買っている人を見たことある? 私は一度もないけど。
そういう観点で、お弁当や食品飲料以外の棚を見ると、こんなものどれくらい売れるのかと思う商品もチラホラある。それでもジッポーのオイルよりは売れそうだけれど。コンビニの日用品は食品とは別の考え方で仕入れられているのだろうか?残念ながらコンビニ業界をクライアントに持った経験がないので、今のところナゾ
ついでにジッポーの話。
考えてみればジッポーを使うのも25年ぶりくらいである。昔のジッポーは火を付けるとオイルの匂いがきつかったが、今のオイルはほとんど匂いがしない。喫煙器具としては進化と言えるとしても、ちょっと寂しい気もする。
そういえば当時はその匂いを消すためにオイルと一緒にコロンを少し垂らしていたのを思い出した。(ジッポーの中は綿が入っていて、それにオイル=ベンジンみたいな、さらっとしたオイルをしみこませて使います)
それとジッポーの純正オイルは容量が少ないから気づきにくいものの、実はベラボーに高い。現在133ccで500円〜600円くらい。500円をリッターに換算すれば3800円近い。念のために書いておくとガソリンはただいまリッター140円前後である。それでジッポーをずっと使っていた頃は、キャンプのコンロ用の燃料を使っていた。中身はほとんど同じ(と、誰かに聞いた)。値段は忘れたが純正オイルの1/3くらいだったように思う。そのうち調べてみよう。
なかなかカワイイでしょ。
バイクで海辺に行くことが多くなったので、風に強いジッポーを持っている。
普段は使っていない。※写真は販売店から引用
そういえば大学生の頃は、大学のマーク入りジッポーを持っていて、先日30年ぶりに同窓会で大学を訪れた際に買いたかったのだが、キャンパスに出店を開いていた生協には売っていなかった。残念
さてジッポーは古くからある商品だし、一部にはマニアというかコレクターもいるが、喫煙人口の中でジッポーを使っている人なんて、何十年も前からごくごく僅かである。なのに不思議なのは、ほとんどのコンビニでジッポーのオイルや発火石を売っていること。ついでにいえば、ヤニ取り用のミニパイプなんかも未だに売っている。
コンビニは取り扱っている4000商品のうち、7割が1年以内に入れ替わる「売れ筋商品しか売らない」業態である。カップラーメンでいえば業界全体で年間1000種類ほどの新商品が開発され、それらのほとんどがコンビニの棚を目指して淘汰される。それほど競争の激しい売り場。
それなのに、なぜジッポーのオイルなんて、ノンキな商品を売っているのだろう? コンビニでジッポーのオイルを買っている人を見たことある? 私は一度もないけど。
そういう観点で、お弁当や食品飲料以外の棚を見ると、こんなものどれくらい売れるのかと思う商品もチラホラある。それでもジッポーのオイルよりは売れそうだけれど。コンビニの日用品は食品とは別の考え方で仕入れられているのだろうか?残念ながらコンビニ業界をクライアントに持った経験がないので、今のところナゾ
ついでにジッポーの話。
考えてみればジッポーを使うのも25年ぶりくらいである。昔のジッポーは火を付けるとオイルの匂いがきつかったが、今のオイルはほとんど匂いがしない。喫煙器具としては進化と言えるとしても、ちょっと寂しい気もする。
そういえば当時はその匂いを消すためにオイルと一緒にコロンを少し垂らしていたのを思い出した。(ジッポーの中は綿が入っていて、それにオイル=ベンジンみたいな、さらっとしたオイルをしみこませて使います)
それとジッポーの純正オイルは容量が少ないから気づきにくいものの、実はベラボーに高い。現在133ccで500円〜600円くらい。500円をリッターに換算すれば3800円近い。念のために書いておくとガソリンはただいまリッター140円前後である。それでジッポーをずっと使っていた頃は、キャンプのコンロ用の燃料を使っていた。中身はほとんど同じ(と、誰かに聞いた)。値段は忘れたが純正オイルの1/3くらいだったように思う。そのうち調べてみよう。
2011年12月01日
無駄の削減こそが無駄
野田首相が誕生してから、増税ムード一辺倒である。
いずれ近いうちに税金をふんだくられることになるんだろう。実にけしからん。いついかなる時、いかなる理由でも私は増税に反対である。だって、そのお金でもっと楽しく暮らしたいモン(^^ゞ もう少し真面目に言えば、増税は本当に必要かと疑っているし、増税は経済ひいては財政にマイナスだから反対である。
と、以前に書いた文章をコピペして本日のブログである。
たまには、旅日記以外のテーマで書かないと頭がナマル。
増税の錦の御旗は震災復興。ところで財政再建という重要なテーマもあったはずだが、最近聞かない気がするけど大丈夫?
さて復興に必要なお金は20兆円らしい。ビックリするような金額に思えるが、冷静に考えればそうでもない。日本の予算規模は一般会計92兆円と特別会計220兆円併せて310兆円。それに復興費用の20兆円は一度に必要な金額ではない。とりあえず1年に5兆円と仮定する。310兆円の内の5兆円である。
それくらい、いくらでもヤリクリできるヤロというのが私の金銭感覚。
年収620万円の人が10万円ほど予期せぬ出費が増えても大騒ぎにはならない。特別会計は法律で使い道が限定されていることくらいは知っているけれど、未曾有の非常事態という認識に立てば、そんな法律などいくらでも変えるべきなのが政治であろう。仮に一般会計だけに限っても、年収920万円の人の50万円相当である。充分ヤリクリできる範囲の金額。
つまり、水ぶくれ・硬直化した予算の中身に手を付けないで、20兆円だけ支出を増やそうとするから増税が必要となる。野田首相は、もともと増税賛成派の人だが、全国知事会あたりで「不要な道路やダムはもちろん造りませんが、緊急に必要でない道路やダムも東北復興のための資金に回すために10年ほど、ということはたぶんあなたの知事在任期間中は造りません」と是非いって欲しいものだ。東北復興に日本が一丸とならなければといっている連中の態度がどうなるか見物である。
さて増税の前に無駄を削減しろという議論がある。それは結構な正論ではあるが実効性はあまりない。仕分け会議で無駄と判断されたものだって、官僚は屁理屈をつけて巧みに復活させている。すべてを仕分けできないし、それに何が無駄で何が無駄でないかは、突き詰めれば哲学的というか答えのでない議論になる。
無駄は削減すべきだが、無駄と判定するには必要性がないことを証明・説得しなければならない。必要がある証明は仮定の可能性をあげればいいから簡単だけれど、その否定は困難。もちろん無駄を指摘される当事者たちは自己の存在証明をかけて反論してくる。だから、そんな議論こそが「無駄」である。それに、その手の議論で官僚に勝てる政治家はいない。
ではどうするのか?
求められるのは、すべてを必要だと認めて、でもお金がないからヤリクリしましょうね、これがなくても、とりあえずすぐ困らないからガマンしましょうねという考え方である。そしてどの事業をガマンするのか? それを議論して収拾がつくはずがない。それでときどき予算一律削減なんて手法がとられる。それもひとつの手だがお金というのは中途半端に使うのは効率が悪い。
今や超成熟社会の日本、予算の使い道のほとんどはそれがなくてもすぐ困らないものがほとんどである。だからガマンする予算はサイコロを振って決めればいい。担当の官僚同士のジャンケン大会だってかまわない。それで1年に5兆円や10兆円くらい削ったって世の中は悪くならないと断言しよう。だって、もともと無駄な予算なんだから(^^ゞ
というわけで、とりあえず政治家や官僚は「ヤリクリ」という言葉を、手の甲にでも入れ墨して欲しいと思っている。
財政再建の話は、そのうち。
いずれ近いうちに税金をふんだくられることになるんだろう。実にけしからん。いついかなる時、いかなる理由でも私は増税に反対である。だって、そのお金でもっと楽しく暮らしたいモン(^^ゞ もう少し真面目に言えば、増税は本当に必要かと疑っているし、増税は経済ひいては財政にマイナスだから反対である。
と、以前に書いた文章をコピペして本日のブログである。
たまには、旅日記以外のテーマで書かないと頭がナマル。
増税の錦の御旗は震災復興。ところで財政再建という重要なテーマもあったはずだが、最近聞かない気がするけど大丈夫?
さて復興に必要なお金は20兆円らしい。ビックリするような金額に思えるが、冷静に考えればそうでもない。日本の予算規模は一般会計92兆円と特別会計220兆円併せて310兆円。それに復興費用の20兆円は一度に必要な金額ではない。とりあえず1年に5兆円と仮定する。310兆円の内の5兆円である。
それくらい、いくらでもヤリクリできるヤロというのが私の金銭感覚。
年収620万円の人が10万円ほど予期せぬ出費が増えても大騒ぎにはならない。特別会計は法律で使い道が限定されていることくらいは知っているけれど、未曾有の非常事態という認識に立てば、そんな法律などいくらでも変えるべきなのが政治であろう。仮に一般会計だけに限っても、年収920万円の人の50万円相当である。充分ヤリクリできる範囲の金額。
つまり、水ぶくれ・硬直化した予算の中身に手を付けないで、20兆円だけ支出を増やそうとするから増税が必要となる。野田首相は、もともと増税賛成派の人だが、全国知事会あたりで「不要な道路やダムはもちろん造りませんが、緊急に必要でない道路やダムも東北復興のための資金に回すために10年ほど、ということはたぶんあなたの知事在任期間中は造りません」と是非いって欲しいものだ。東北復興に日本が一丸とならなければといっている連中の態度がどうなるか見物である。
さて増税の前に無駄を削減しろという議論がある。それは結構な正論ではあるが実効性はあまりない。仕分け会議で無駄と判断されたものだって、官僚は屁理屈をつけて巧みに復活させている。すべてを仕分けできないし、それに何が無駄で何が無駄でないかは、突き詰めれば哲学的というか答えのでない議論になる。
無駄は削減すべきだが、無駄と判定するには必要性がないことを証明・説得しなければならない。必要がある証明は仮定の可能性をあげればいいから簡単だけれど、その否定は困難。もちろん無駄を指摘される当事者たちは自己の存在証明をかけて反論してくる。だから、そんな議論こそが「無駄」である。それに、その手の議論で官僚に勝てる政治家はいない。
ではどうするのか?
求められるのは、すべてを必要だと認めて、でもお金がないからヤリクリしましょうね、これがなくても、とりあえずすぐ困らないからガマンしましょうねという考え方である。そしてどの事業をガマンするのか? それを議論して収拾がつくはずがない。それでときどき予算一律削減なんて手法がとられる。それもひとつの手だがお金というのは中途半端に使うのは効率が悪い。
今や超成熟社会の日本、予算の使い道のほとんどはそれがなくてもすぐ困らないものがほとんどである。だからガマンする予算はサイコロを振って決めればいい。担当の官僚同士のジャンケン大会だってかまわない。それで1年に5兆円や10兆円くらい削ったって世の中は悪くならないと断言しよう。だって、もともと無駄な予算なんだから(^^ゞ
というわけで、とりあえず政治家や官僚は「ヤリクリ」という言葉を、手の甲にでも入れ墨して欲しいと思っている。
財政再建の話は、そのうち。