2012年02月

2012年02月29日

東京は大雪?

昨日は東京に大雪注意報とかテレビがいっていたので、寝る前に窓の外を見たが雪も雨も降っておらず。降り出しそうな湿っぽい感じもなかった。しかし朝起きてみると東京にしてみればかなりの積雪。ニュースによれば午前3時頃から降り出したらしい。


子供の頃から雪が降るとなぜかウレシイ。小学生の時「向こうの方がいっぱい降っている!」と、友達と校庭を走り回ったことを覚えている。でも、そっちに行ってみても雪の降り方は元の場所と同じ。離れた場所は同じ視角で広い面積を見ることになるから、雪が多く見えるのだと気づいたのはかなり大人になってから。

自宅近く。
交通量が多いので車道にほとんど雪がないが、
歩道はご覧の通りの雪景色。
IMG_0132


駅までの道のりも雪が積もると普段とは違った表情を見せる。
なかなか絵になりそうな風景もいくつかあったのだが、
写真を撮るには手袋を外す必要があり、寒いのでパス。
ちなみに写真はiPhoneで撮影。


駅のプラットフォーム。
駅員が雪かき中。
手前に雪がないのは屋根があるから。
IMG_0134


新幹線を始め電車は多少遅れ気味ということだったが、
特に待たされることもなくオフィスのある銀座に着く。


さて、銀座の雪景色は如何にと期待して地下鉄の駅から地上に出ると
全然積もっていない!
ただの雨の景色!
IMG_0136


最寄り駅から銀座駅までの所要時間は約20分である。直線距離なら10キロ程度。それでこんなに違うのかとかなり驚き。やっぱり都心のど真ん中は冬でもヒートアイランド現象なんだろうか?

以上、東京地方、本日は雪ところによっては雪でないのレポートでした。

wassho at 16:20|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2012年02月27日

ライブドア ブログの広告

最近、ライブドアのブログの最初に画像付きの広告が表示されるようになった。
これが滅茶苦茶ウザッタイ。
文章広告と違ってカラー画面の広告だから、
ブログのデザインや雰囲気を遠慮なくぶちこわしてくれる。


ブログの記事の最後に文章広告が入るようになったのは数年前から。私のブログはエントリー(ブログの投稿のこと)の最後に意味のない改行を入れて空白スペースを作っている。実はこれはエントリーの後ろに表示される広告をできるだけ目に触れないようにする工夫である。この文章広告の現れ方はマックかウインドウズか、ブラウザーは何を使っているかによって多少違うようで、ウインドウズではエントリーの最初にも表示されることもあったようである。また広告が始まった初期の頃、マックでは広告が表示されないことが多かった。


この文章広告も最初は気になったが、もう最近は慣れたというか、目が自動的に無視するようになった。しかし最近始まったカラー画面広告は文章広告と違って目が慣れることはないだろう。ついでに書いておくと、これらの広告と私とはなんの関係もない。ライブドアが勝手に挿入している広告である。


この目障りなカラー画面広告を消す方法はない。
いくつか補足すると

1)現在利用しているのは無料のブログサービスだが、これを有料版に代えれば
  広告は消せる。もちろん金を払う気はない(^^ゞ

2)検索ページからブログに来たときにカラー画面広告が表示されるようである。
  ブログをブックマーク(お気に入り)に登録して、直接アクセスすれば表示され
  ない。

3)「晴れ時々マーケティング」のタイトル部分をクリックして、ページを再表示
  させれば広告は現れない。

4)タイトル部分をクリックするとブログの先頭ページにジャンプしてしまう。
  つまり過去のエントリーを検索ページで探してアクセスしている場合、
  目的とは違うページになってしまう。

5)その場合は、ブラウザーのURL(そのページのアドレス)欄にカーソルを
  置きリターンする、つまりページを再読込させるとカラー画面広告は消える。
  ただし、なぜかブラウザーの再読込ボタンを使って再読込させるとカラー画面
  広告は消えない。

6)グーグルとヤフー以外の検索ページあるいはリンクからアクセスした場合には
  カラー画面広告は表示されない。これはこの広告がグーグルの広告システムを
  利用しているからだろう。ヤフーも検索エンジン(エンジン=仕組みのこと)
  は2年ほど前からグーグルのものを利用している。上に書いた2,3,5で
  カラー画面広告が消えるのはグーグルの誘導からいったん離れるからだと
  思う。



無料サービスに広告を入れることは仕方ない。
しかし無料だからといって、何をやってもいいということにはならない。ライブドアも一流の無料から二流の無料になってきたように感じる。早く悔い改めてくれることを祈ろう。少なくともカラー画面広告は、エントリーの後に配置すべきである。そういえば自分で解決したけれど、去年の12月9日に「今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします」と問い合わせに対する返事メールが来てから、今日までナシノツブテである。シャレで今年の12月9日に「1年待ちましたが、まだですか?」とメールしてやろうかと思っている(^^ゞ

wassho at 19:18|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2012年02月24日

フェルメールからのラブレター展

去年の5月に引き続き、渋谷の東急文化村でフェルメールの展覧会を開催している。去年はフェルメールの作品が1点だけだったが、今回は3点展示。ラブレター展というのはフェルメールには手紙を書いたり読んだりしているモチーフの作品が何点かあって、今回は3点とも手紙を描いた作品だから。


手紙を読む青衣の女
青衣は「あおごろも」と読むのかな? 
ちなみに英語のタイトルはWoman in Blue Reading a Letter. オランダ語はちょっと探したけれど見つけられなかった。
手紙を読む青衣の女

いかにもフェルメールな感じの作品。
今回は平日の午後4時頃という微妙な時間にいったので、それほど混雑しておらず、昨年は味わえなかったフェルメールの「静かさ」も多少は味わえた。


ブログの小さな画面だとホッペタにアザがあるように見えるかも知れないが、これはカールした髪が垂れている。(絵はクリックすると大きくなる)館内はわりと暗めの照明で、本物を目の前に私も最初はアザだと思っていた。もうちょっと明るく展示してくれてもいいと思うけど。


ネットで検索すれば絵の解説も山ほどある。でもこういう人物スナップのような作品は、あまり学術的なことは気にしないでボーッと眺めてキレイだとかイイ感じだとか思えるかどうかを私は重視。というわけで面倒なので解説も省略(^^ゞ


ところでフェルメールの描く女性は妊婦のようにお腹が大きい。この時代のファッション?とも思ったが、展示されていた他の画家の作品では普通の腰回りだから、これは彼の画風なんだろうか。




手紙を書く女
こっちはタイトルにヒネリなし。
手紙を書く女

フェルメールが残した作品は35点ほどと少ないが、そのうち6点で手紙をモチーフにしている。つまり手紙大好き画伯。今ならスマホをいじっている構図で、今っぽさを表現できるような「象徴性」が当時の手紙にはあったのかも知れない。意外と最先端を追求していた人だったりして。


それと当時、手紙を書くことは用件や気持ちを伝える行為だけでなく、教養や人格も表現するものだったらしい。平安貴族の和歌みたいなものだったとしたら、手紙を描くことによって(当時の人が見れば)作品に物語性や格調を感じただろう。別にゲスの勘ぐりをしているわけではなく、絵の天才ならそういうマーケティング的?戦略性も持ち合わせていたに違いないと思っただけ。


ついでにフェルメールが生きていたのは1632年〜1675年。日本だとだいたい3代将軍徳川家光の時代。フェルメールが描いているのは王侯貴族ではなく普通の市民。家光の時代、日本の市民の生活がどんなものかあまり知らないが、ずいぶん生活レベルが違うなあという想像はつく。

それで今の我々の生活様式は、江戸市民のそれではなくフェルメールが描いたスタイルの延長線上にある。17世紀の西洋人がタイムマシンで現在のヨーロッパにやってきたら「ここは未来」と思うだろうけど、江戸市民が今の日本を見ても理解不能かも知れないーーーなどとフェルメールの名画を見ながら、まったく関係ないことを考えるヘンな私。




手紙を書く婦人と召使い
手紙を書く婦人と召使い

前の2つの柔らかいタッチとはちょっと違い、少しくっきりした作風。召使いの前で書いて、たぶん召使いに届けさせるか郵便局?まで持って行かせるのだろうから、ラブレターじゃないような気がする。なんとなく肩が怒っているようにも見える。

ところでテーブルにクロスを掛けて、その上で手紙は書きにくいだろうなあと、またつまらぬことを考えてしまった。そういえば「下敷き」って欧米にもあったっけ?



以上3点がフェルメールの作品。
ちなみにどれもA3サイズより二回り大きい程度で小振りな作品。しかしフェルメールの絵は30数点しか残っていないのに、そのうちの3点が1つのコーナーにまとめられており、とても豪華な印象を与える展示だった。



フェルメール以外の作品をいくつか。

眠る兵士とワインを飲む女
ヘラルト・テル・ボルフ

   愛想が尽きたといった女性の表情 
   最近、私もやりがちのパターン(^^ゞ
眠る兵士とワインを飲む女




生徒にお仕置きをする教師
ヤン・ステーン

   タイトルを読むまで子供が泣いている理由がわからなかった作品。
   しかし教師が持っているペシッ!とやる道具はなんだろう?
生徒にお仕置きをする教師




公証人と依頼人
ヨープ・アドリアーンスゾーン・ベルクヘイデ

   絵がどうこうというより徳川家光の時代に、
   もうこんな職業があったことに驚いた作品。
公証人と依頼人




3月14日まで。
ちょっと展示作品が少ない気もするが、
フェルメールを3つ見られるから行って損はしない。お勧め。

wassho at 08:19|PermalinkComments(0) 美術展 

2012年02月22日

暖パン生活 グンゼの「おうちでコレッ」

暖パンも、その後に買い足した極薄ダウンジャケットも、1つだけ売れ残っていたレディースの「もこもこ指なし手袋」も、ヌクヌク生活に大いに貢献している。いい買い物だった。本当は極薄ダウンパンツが欲しいけれど今年はガマン。


写真はグンゼの「おうちでコレッ」という変わった名前のルームシューズ。
ダウン入りのルームシューズというかスリッパのような商品。
グンゼの「おうちでコレッ」

ダイエーで指なし手袋を探しているときにたまたま見つけた。極薄ダウンジャケットの暖かさにまだ毎日感激している頃だったので、これはいいものを見つけたと思い買ってきた。ダイエーでの値段は税込み980円だったように覚えている。


ダウン入りと書いたが、このルームシューズはダウン50%、フェザー50%の配合である。ダウンとは水鳥の胸の部分。フェザーはその他の部分の羽。ダウンのほうが細くてふんわりしていて暖かい。ただしフェザーに較べて高価。

このあたりまで知っている人は多いと思うが、じゃダウンとフェザーは原料としてどのくらい価格が違うのかを知らない人が多い。実は私も知らない。さっきネットで検索してみたが適当な資料は見つからず。
羽毛

話は戻ってダウン50%フェザー50%の割合。安物のダウンジャケットでもダウン70%くらいだから、このルームシューズのクオリティは高くない。まあ1000円ならそんなものかという気もするが。ちなみにユニクロの極薄ダウンジャケットのダウン比率は90%。ハッキリとした記憶ではないのだが、ダウン比率が50%以上じゃないと「ダウンジャケット」と名前をつけてはいけなかった決まりがあった気がする。布団の場合はダウン比率50%以上が羽毛布団、50%未満が羽根布団だったと思う。



さて、このグンゼの「おうちでコレッ」。ダウン(フェザーも含めて)がタップリ詰まっていて見るからに暖かそうだが、実際はそうでもない。

やっぱりフェザーが多いからだろうか? フェザーは羽根の芯があって固いので「かさ」を稼ぐために混ぜられるもので、ダウンに較べて保温力はかなり劣るとされる。それもよく聞く話。ただしどの程度劣るのかも、ざっとネットで調べた範囲では具体的な数値はわからず。たぶんダウンジャケットや羽毛布団を作ったり売ったりしている人のほとんども知らないだろう。通説を何となく、曖昧に信じていることは多いものだ。


体感的にはダウン90%の極薄ダウンジャケットの暖かさと較べたら、「おうちでコレッ」のダウン混合比率は20%くらいじゃないの?という気がしてくる。自宅ではトレッキング(山歩き)用のちょっと厚めで目の詰まったウールソックスをはいているのだが、これは普通のソックスに較べたら抜群に暖かい。ただし2000〜3000円するけど。それで「山歩きソックスだけ」と「普通のソックス&おうちでコレッとの組み合わせ」を較べたら山歩きソックスだけのほうが暖かかった。


実は「おうちでコレッ」の1番の弱点はダウンの多い少ないではなく靴底部分にある。いわゆる固い靴底はなく、ダウン・フェザーが詰まっている部分よりは多少しっかりした布になっている程度。つまりとても薄い。内側の足裏と接する中敷き部分はフェルトっぽい素材がつかわれているが、トータルで極薄なことに変わりはない。だから床の冷たさが伝わってきて、余計に評価が下がる。(私の自宅はほとんどフローリング)。なお靴底がないから履き心地はスリッパではなく足袋(たび)に近い。もっとも足袋をはいたことがないので、それはあくまで私の想像。


せっかくいい買い物を続けてきたのに、残念ながらこれは失敗ーーーといっても間違いではないのだが、いいところがひとつだけある。

朝起きて、あるいは家に帰ってきて「おうちでコレッ」をはいてもちっとも暖かくないのだが、なぜかお風呂から上がって足が温かい状態で「おうちでコレッ」をはくと、なかなか足が冷めない。ほとんどコタツ状態をキープ。暖かくはならないがが、冷まさないというちょっと不思議な特性を持っている。1000円だから、その機能だけでも別に損をした気分にはならない。

というわけでなかなか評価の難しい商品。とりあえず風呂上がりの足冷えに困っている人だけにはおおいにお勧めできる。(そんな特定の冷え性があるかどうかは別として)

wassho at 00:08|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2012年02月19日

チューリップ日記2012年 ようやく発芽

ようやく芽がのぞきだした今年のチューリップ。
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昨シーズンは植えてから1週間で芽を出した株もあったのに、今年はまったく芽を出さず、ひょっとして「死んでる球根」でも買ってきたのかと心配していたが、ようやく一安心。


ちなみに昨シーズンの記録。

  11月21日:植える
  12月19日:芽が出る
   2月27日:5センチから15センチくらいまで育つ
   3月27日:大きいのは30センチくらい
   4月13日:開花

比較すると約2ヶ月遅れ。
なお今シーズンは12月3日に植えた。

理由はよくわからないが、
とりあえず東京の平均気温は昨シーズンよりちょっと寒い。
温暖化はどこへ行った?

    2010年12月:9.9度
    2011年1月:5.1度
    2011年2月:7.0度

    2011年12月:7.5度
    2012年1月:4.8度
    2012年2月:5.1度(本日まで)

これからペースアップするのかな?、それとも2ヶ月遅れで6月頃に咲く?
元気に咲いてくれりゃ、どっちでもイイや。
まあ気長に見守ります。

wassho at 20:03|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2012年02月18日

暖パン生活 もこもこ手袋

暖パンのネタも4回目。

ところで今現在、グーグルで「暖パン」と入れて検索すると235万件ヒットする。そして、なぜかこのブログが上から4番目と5番目に表示される。1〜3番目はユニクロのホームページだから本家以外では最上位。どこにもリンクを張らずこっそり書いているブログが、なぜこんな上位にくるのかナゾ


さて1回目のエントリーで身体は温かくても手は寒いことを書いた。家の中で手袋をするのも何かと不便だと使わなかったけれど、2〜3日して「指先なしの手袋」ならOKかなと思いつく。


試しに使うんだからと100円ショップに買いに行く。自宅の近くにはコンビニの1/5くらいの広さの小さな100円ショップしかない。指先なしの手袋は売っていなかった。オフィス近くの無印良品と有楽町駅にあるユニクロの小型店をのぞいて見るも指先なし手袋はなし。近所のダイエーにもなかった。すでに1月も中頃で、指先なし手袋を売っているシーズンは終わっていたのかな?


軍手なら自宅にたくさんあるから、その指先をちょん切ってやろうかと考える。でも白い作業軍手を部屋の中ではめる気にはなれず。その時、自宅近くのローソンストア100で指先なし手袋を以前に見かけたことを思い出す。ローソンストア100というのは生鮮食品も売っている100円コンビニみたいなところ。駅へ行く方向とは別のところにあるので普段はあまり利用していない。


あった。
というか、一足だけ売れ残っていた(^^ゞ
もこもこ手袋

女性用のフリーサイズ。
「もこもこ」素材で、色もいかにも女性向け。
もこもこ素材はニットだから、手は入るし指の長さも関係ないからキツくもなかったが、こんな感じの毛糸の手袋をイメージしていたからちょっとためらう。でも他で探すのも面倒だからお買い上げ。


結論をいうと、この「もこもこ指先なし手袋」は信じられないくらい暖かい。手の甲がジワーッとポカポカしてくる。暖パンをはいたときの暖かさに感激したのがブログのテーマにしたきっかけだが、感激度合いでいえばこっちの方が上。


ひょっとして部屋の中で手袋なんかしたことがないから、やたら暖かく感じるのかなと考えて、バイク用に使っているインナーグローブと較べてみた。話にならないくらいモコモコの圧勝。普通の毛糸の手袋で較べてみる。やっぱりモコモコのほうが暖かい。バイクの厚いウインターグローブと較べる。さすがにこれはウインターグローブの勝ち。

もこもこ素材は、空気を多く含むから暖かいのか? 理由はよくわからないが、このジワーッとくる暖かさは今まで経験したことがない。指先なし手袋だから、第二関節より先は素の指だけれど、手の甲が温まって血行がよくなるのか、もこもこ素材で覆われているところとの差をそれほど感じないのが不思議。なお、ここまでの比較は部屋の中での話。



こんなに暖かいのなら、このモコモコ素材の指先「あり」手袋を、バイクのインナーグローブにすれば、あの冷たくて指先が痛くなる難行から逃れられるかもとほくそ笑む。とりあえず指先なしモコモコと、普段のインナーグローブを左右の手それぞれにはめて、その上からウインターグローブをつけて近所を歩いて実験。

結果は摩訶不思議。部屋の中ではモコモコの圧勝だったのに、インナーグローブにしてみると、モコモコと普段のインナーグローブの差はまったくない。気のせいかモコモコのほうが暖かいかもーーーと思える程度。外側のグローブによってモコモコが押さえられ潰れて空気を溜められないからなのか? 理由はよくわからないがガッカリ・ションボリ。



しばらく前からモコモコ素材をよく目にするようになったが、見た目の雰囲気がカワイイから流行っていると勘違いしていた。手袋を使ってわかったのは「もこもこオソルベシ」である。靴下とか、その他の素材としても抜群に暖かいに違いない。ただしネットでざっと調べたところ、ほとんどが女性用か子供用のものにしか使われておらず男性用が売られていない。

   求むメンズ・モコモコ!

それと
現在フリースの裏地がついている暖パンも、モコモコにすればもっと暖かくなるかも。
誰かユニクロに試作させて。

wassho at 22:05|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2012年02月16日

船中八策 大阪維新の会

橋下徹氏率いる大阪維新の会が発表した「船中八策」。どんな内容なのかよりも、まず船中八策とネーミングしたコミュニケーションセンスの良さに感心した。「坂本龍馬の国家構想である船中八策になぞらえた」というメッセージは「次期衆院選に向けての8つの公約」という当たり前の表現よりも100倍以上インパクトがある。坂本龍馬=幕末の日本を変革したというイメージは日本人にすり込まれているから、龍馬の船中八策というものを知らなくても、維新の会が発表したその中身を読んでいなくても、何となくポジティブなイメージが先行する。同じ中身を発表しても「船中八策」と名付けられていなければ、私もたぶんブログで取り上げていない。


実は大阪維新の会が発足したとき、正確には「維新の会」という名前に決まったときは否定的な印象を持っていた。世の中には〇〇維新とか〇〇ルネッサンスと名付けられたものがいろいろある。たいていの場合、明治維新やルネッサンスのことをよく理解していない連中が、単に「新しさや改革のイメージ」を狙ってネーミングする場合が多い。そんな安直なネーミングをするレベルのものだから、内容ももちろん伴わない。

だから大阪維新の会も、たぶんその程度のものかと。しかし維新の会を船中八策とセットで考えてネーミングしたのなら、その戦略性には脱帽である。維新の会にはなかなかの切れ者がいると考えるべきだろう。もっとも維新の会は安直な考えでネーミングして、その後に船中八策という「使えそうな」ネーミングを発見したという線もあり得るけど。


まあそれやあれやで
今やニュースで名前を聞かない日はない橋下徹氏。しかし正直なところ大阪府知事あるいは大阪市長として、そして維新の会の政治活動も含めてあまり関心を持っていなかった。

主な理由は2つ。

まず単純に、基本的に今までは大阪の話であり、何がどうなろうと現在の私にはほとんど関係・影響がない。もちろん大阪の有権者でもない。

次に大阪都構想が典型例だと思うが、彼の政策というか政治アピールは仕組みやシステムを変えるという話が中心なこと。言い換えれば具体的な目的とか、目指すべき理想像が語られていない。政治家でも経営者でも目的の設定がリーダーの1番の努めであり、目的を設定できる能力のあるものが本当のリーダーである。目的を作「れ」ず、その場その場の対応でずっとごまかしてきたから、国と、そして多くの企業もドツボにはまっているのが現状。

極論すれば目的を達成するための仕組み作りは番頭にまかせておいても構わない。少なくとも仕組みを変えただけで、自動的にモノゴトが良くなることはない。もっともコンサルタントとしては「やり方を変えてみましょう」とよく提案するけれど(^^ゞ


どうもそのあたりが気に入らないのだが、
そうはいっても目的と手段の区別はなかなか難しいのも事実。
例えば年収1億円になるという目的をたてたとする。極めて具体的な目的だが、1億円で何をしたい・どんな暮らしをしたいのかということを考えれば1億円は手段でしかない。1億円で海辺の別荘とヨットを買うんだとする。別荘とヨットに何を望んでいるの?と問われたら、別荘とヨットも手段である。考えていくときりがない。

個人の目的でもこうだから、グループの適切な目的となるとさらに難しい。もちろん哲学的に考え詰めていくのではなく、目的は人々の原動力となるものでなくてはならない。だから極めて高い知力が必要。目的を設定できる能力のあるものが本当のリーダーであるというのはそういう意味でもある。

もっとも仕組みを変えただけで、自動的にモノゴトが良くなることはないのだが、意図を持って上手に設計すればある程度の誘導は可能。あまり正論を吐くより、手段的な目的のほうがわかりやすくて政治的には有効という場合も多い。日本の政治は今まで、それすらできていなかったのだから。


それで船中八策。
ニュースで報道されたのは手段の話しばかりだったが、少しは目的なことも書いてあるかもと期待して大阪維新の会のホームページを見てみると

ーーー本日現在、何も載っていない。
少なくともトップページには船中八策の「せ」の字もない。

     ナンデ?

wassho at 18:38|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2012年02月13日

暖パン 節電効果

ここと、ここで書いたユニクロの暖パンの話の続き。正確には、それと極薄ダウン(商品名はプレミアムダウン・ウルトラライトジャケット)を加えた部屋着生活の話。


ここしばらくは朝起きると室温は14度か15度。それで暖房をつけるかどうかは半々くらい。温度とはあまり関係なく、その日の気分で決めているような気がする。

夜、オフィスから戻ると室温は13度から15度。ほとんどの場合、暖房をつける。ただしエアコンの設定は18度。暖パン+極薄ダウンだと、それ以上は必要ないというか暑い。それでご飯を食べてお風呂から上がってくるまで暖房はついている。風呂上がりは暑いんだから、風呂に入る前に暖房を切れば良さそうなものだが、浴室から出たとき寒かったら風邪を引きそうな気がして。もっとも、部屋が寒くなるほど長い間お風呂に入っているわけでもないから、これも気分的な問題。

それでお風呂から上がって暖房を切って、しばらく涼んで暖パンをはく。身体が温まっているうちは極薄ダウンを着ると暑い。ちなみに極薄ダウンの下は半袖Tシャツと、長袖トレーナーか極薄フリース。フリースはこれまたユニクロ製で、とにかく今年の冬、自宅で私はユニクロの回し者のような恰好をしている。

身体の火照りがおさまったら極薄ダウン着用。キルティングパーカーから買い換えた極薄ダウンは、フードのついていないタイプにしたので、頭が寒いと感じたらニット帽をかぶる。これに似た感じのゆったりしたタイプのニット帽で、後ろ側の折り返し部分は首まで伸ばしてネックウォーマーも兼用。頭が温まると、ちょうどいい具合に眠たくなっているのも好都合。

休日の場合、基本的に昼間は暖房なし。晩ご飯の前に暖房をつけて、後は平日と同じ。金曜や土曜の夜に遅くまで起きているときは、最後のほうに暖房をつける場合もある。


ーーーと、こんな生活をしていて、届きました今月の電気料金請求書。期間は1月6日から2月5日だから、ちょうど暖パン生活を始めた頃から。請求書によると電気使用量は、

   「今月分は昨年と較べ30%減少しています」

とのこと\(^o^)/ 

    ※東京電力の請求書には昨年分との比較が載っている


というわけで暖パンに投資した費用は、もう元を取った。来月には極薄ダウン分も回収できるはず。ということは、その後は「利益」である。ずっと寒ければいいのに(^^ゞ 来シーズンに極薄ダウンのパンツを買っても大丈夫なことがわかった。


私はエコ派ではないので、軽くて暖かいのがうれしくてやっていたら、結果的に節電になっただけ。でも、このご時世、景気見通し的にも電力事情的にも節電は大事である。もっとも「軽い」というのを無視すれば、ドンドン着込めばいいわけだから、暖パンや極薄ダウンという便利なものがない昔から暖房なしは可能である。

だから問題は夏。裸になったって暑い。ここは繊維メーカーに「着たら涼しくなる素材」の発明をがんばってお願いしたい。シャツ1枚に1万円でも2万円でも払うから、重ね着したら風邪を引くくらいの高性能なものを是非!

wassho at 21:31|PermalinkComments(1) 生活、日常 

2012年02月12日

東京ゲートブリッジ&葛西臨海公園

0全景

レインボーブリッジやベイブリッジの時と較べると、事前の盛り上がりは1/100程度だったが、東京ゲートブリッジが本日一般開通。江戸っ子なら初物はイッテおかないとーーーということでバイクで渡りに出かける。いつから江戸っ子になった?


上の写真はヤフーニュースから。レインボーブリッジのような吊り橋ではなく、変わった構造になった理由も書かれている。


東京の湾岸エリアの地理を知らない人に、ゲートブリッジの場所を説明するのは難しい。東京湾はあちこち埋め立てられていて、下の地図のO地点あたりが臨海副都心。一般的にはお台場といわれるエリア。お台場の先(沖合い)にはもうひとつ大きな埋め立て地があって、西側とは海底トンネル(ピンクの点線)でつながっている。ゲートブリッジは少し線を太くした場所で、東側陸地と道路でつなぐためのもの。なおグーグルマップはまだ対応していないので手書き。
00地図

地図の左下のピンクの線は環七。それを埋め立て地のほうに走っていく。J地点は羽田空港の北側にある城南島海浜公園。海底トンネルをくぐってまっすぐ行くとゲートブリッジに着く。自宅からバイクだと30分くらい。ちなみにブルーのラインはお台場に行く道路。お台場に行くには、さらに別の海底トンネル(点線)を通る。お台場=レインボーブリッジの印象が強いせいか、この海底トンネルからお台場に行けることを知らない人が意外と多い。

ちなみにRがレインボーブリッジ、Gは銀座。
Wが若洲海浜公園、Kが葛西臨海公園、Dがディズニーランド。

ところで海底トンネルとゲートブリッジで挟まれた大きな埋め立て地はゴミの処分場。夢の島というのが昔は処分場の代名詞だったが、それはY地点。すでに埋め立てが終わって公園になっている。改めて地図で見ると、今となっては小さなエリアだったことがわかる。




本日の開通は午前10時。初乗りマニアでその頃は込むだろうと思い、午後2時頃にやってきたのだが、それでもごらんの大混雑。皆、江戸っ子の血が騒ぐらしい(^^ゞ とりあえず橋の手前に止めてBMW F800Rと一緒に記念撮影。
01西から



渡った。
ノロノロ運転だけれど、そのほうが初渡りの雰囲気があってよかったかも。

写真が撮れなくて残念だが、橋の上からは絶景である。
バイクを止めて眺めていたかったくらい。
特に北側の眺めが素晴らしい。海を挟んで高い位置(地上55メートルくらい)から、都心部分が一望できる。スカイツリーも見える。東京タワーも見えたはずだが、バイクを走らせながら長くは横を向いていられないので目に入らなかった。なお当然ナビの地図は対応していないので、ナビ画面では海の上を走っていることになる。「海に入っています!」とか警告してくれるかと、ちょっと期待していたのにナビは知らんぷり。


ゲートブリッジは歩道もある。この日は初渡り客で一杯。景色を楽しむなら徒歩の方が適している。ちなみにゲートブリッジは一般道で車道も歩道も無料。でもここの歩道は、例え通行料を1万円取られたとしても歩いて景色を見る価値がある。ただし高所恐怖症なら気絶するよ。

なお徒歩の場合、入り口は東側のみで西側まで歩ける。ただし、そこで橋の外には出られず、また東側まで戻ってこなければいけない。まあ西側で降りても埋め立て地のど真ん中で何もないが。

クルマやバイクでゲートブリッジを渡るなら、西側からの方がいい。東側へ下るとき、若狭公園の緑と、その向こう側に見える都会の風景が実に雄大である。逆に東側から西側に降りるときは、埋め立て地の殺風景な景色。ただし運がよければ富士山が見えるはず。





東側へ降りた。
Uターンして帰るのももったいないので、葛西(かさい)臨海公園まで行くことにする。
02葛西公園マップ


ここはJRの駅からもすぐ近くの公園。
というか、この公園のために駅を作ったのかな?
03-1JR駅


クルマの駐車は有料だが、バイクはこんな歩道沿いに無料で停められる。
03-2駐車場


地図でもわかるようディズニーランドくらいある、かなり広い公園。
本日は日差しもあって暖かかったので、真冬にしては人も多かった。
04


とっても現代建築っぽい、この建物は展望ハウス。
05-1展望ハウス


海側はこんな感じ。
写真をクリックして大きくすれば、右の方にゲートブリッジが写っている。
06


ちょっとズームでゲートブリッジを撮影。
逆光なのでくっきりは撮れず。
07ブリッジアップ


海岸(人工砂浜)へは、この葛西渚橋(かさいなぎさばし)を渡っていく。
08-1葛西渚橋


海を見たという満足感はあまり得られず。
08渚


渚橋の上から。
09橋の上から1

10橋の上から2


日本で1番、世界でも2番目に大きい観覧車がある。
11観覧車


こんな乗り物が走っていた。
汽車の形をしているがレールがないからクルマ。
でも名前はパークトレイン!
12遊覧馬車


無料バードウォッチングのイベント?
13-1

13-2


この公園には水族館や、大きな池もある(バードウォッチングはそっちがメイン)。でも今日はゲートブリッジ初渡りのついでに立ち寄っただけだから、あまりブラブラせず。ゲートブリッジができて自宅から1時間以内でこられるようになったから、これからチョクチョク来るかも知れない。



同じ道を通って帰る。
午後4時過ぎ頃だったが、ゲートブリッジ手前の道路は、往きよりも大渋滞。クルマならゲートブリッジにたどり着くまでに1時間近くかかったかも。

東側の入り口はバイクを停めるような場所がなかったので、西側で降りてから再び記念撮影。西からも東からも、橋の途中までは景色を眺めながらゆっくり走り、橋の終わりのほうでは普通のスピードになるので、橋の終点は混雑していない。
20り


走行50キロ。
距離は短かいが、初物を味わえて満足感が大きかった。
近いうちに徒歩で渡ってみようと思う。

wassho at 23:54|PermalinkComments(2)   *ツーリング | 社会、政治、経済

2012年02月10日

革のオーバーオール・着てみたら

革オーバーオール

2月3日と6日の続き。

さて、この革のオーバーオール。
下にはくタイツや暖パンと合わせてに評価になるけれど、防風・防寒の性能については満足している。私がそんな乗り方をするかどうかは別として、暖パンの代わりにダウンパンツを着用すれば極寒の長距離ツーリングでも大丈夫だろう。ちなみにユニクロの暖パンの裾はゴムひものアジャスターが付いている。それで裾をぎゅっと絞ってブーツの中に入れ、オーバーオールの裾はブーツの外に出して使っている。


体型にもよるだろうが、少なくとも私のようなタップリとしたウエスト(^^ゞの人間にとってはオーバーオール、つまり吊りズボンはやっぱり楽である。革だから、それなりに重量もあるが幅広のサスペンダーのせいで肩が凝ることもない。


上半身の着込む順番として、胸当て(胸まで届くほど長くはない)と腰当て?部分は、アンダーシャツ+シャツの上になる。その上から極薄ダウン+バイクジャケット。だから革製の胸当てと腰当ては、かなり身体に近い位置。革の冷たさによってお腹や腰が冷えないかが、購入前にはやや気になっていた。しかし2回ほど100キロ強のツーリングに出かけたところ、特にその部分が冷たいとは感じなかった。風が直接当たらないから大丈夫なのかも知れない。


丈の短い革ジャンなどを着ると、バイクに乗ったとき前掲するから腰の部分がめくれてしまったり、隙間が空いて風が入ったりする。もちろん、このオーバーオールなら腰の上までカバーしているからそんな心配もない。ただ冬用のバイクジャケットは丈が長いので、その恩恵は受けられないけど。

ところで、このオーバーオールはオーバーパンツ(重ね着用)としてゆったり目に作られている。それで思いついたんだけれど、バイクウエアメーカーには是非、こういうオーバーオール(サロペットともいう)スタイルで、真冬以外に着る普通シルエットの革パンを作って欲しい。中高年がほとんどなのがバイクライダーの現状。必然的にメタボ体型比率も高いからニーズは高いはず。

革は柔らかくて身体に馴染む。色というか染めも深くていい感じ。ただしバイクと接する裾の内側が、すぐ傷だらけになってしまうのは仕方ないか。ラナパーでキズを隠せるか今度試してみよう。不思議なのはオーバーオールの吊りズボンなのに「ベルト通し」があるデザイン。ナニユエ?

別にこのオーバーオールのせいじゃないが、腰周りには上半身と下半身に着ているもの全部が重なることになる。ジャケットと極薄ダウンをのぞいても、下着のパンツ+タイツ+下着のシャツ+シャツ+暖パン+このオーバーオールの6層構造。やっぱりオシッコの時はなかなか「取り出しにくい」(^^ゞ


デザイン的にはオーバーパンツ(重ね着)を前提に作られているから、かなりブカッとしたデザイン。ややワイルドなイメージでもある。ブログに貼り付けたモデルの写真は格好良く撮影されているものの、私が着ると魚市場で働く人の防水ズボンみたいな感じに見えるのが情けない(>_<)


結論としては、満足して使っている。
でも本当は、このオーバーオールには大事な点で気に入らないところがある。
今回は、それを割り切って購入したのだが。


ーーー続く

wassho at 00:20|PermalinkComments(0)   *バイク関連 

2012年02月08日

危険なホイップクリーム?

先日、20代前半の女性とランチ。
昼食を食べながら、なぜか話題は朝食のことに。


基本的に私は朝食を食べない。コーヒーを飲むだけ。でもたま〜に菓子パンを食べる。それは前の日にスーパーやコンビニで見かけて、なぜか食べたくなることがあるから。ただし本当に食べたいのは買ったその時で、次の日の朝に菓子パンを食べる食欲があるとは限らず、数日後、賞味期限が切れているかもしれない頃に食べることもしばしば。最近よく買うのはアップルパイとか、ホイップクリーム入りのあんパンとか。


すると彼女は「実はトーストにホイップクリームを塗って食べるのが大好きなんです」とホイップクリームに反応。生クリームを泡立てればホイップクリームになるんだろうけど、朝からそんなこと面倒じゃない? あっ、電動の泡立て器があるか?ーーーなどと話すと、「絞ればいいだけのホイップクリーム」がスーパーなどで売られているとのこと。

そんな商品があるとは全然知らなかった。私はコーヒー用に生クリームをいつも買う。なんとその商品は生クリームの横に陳列されていた。関心のないものは見えていても、いかに目に入らないものかを改めて実感。

ホイップクリーム駅前のスーパーで売られていたのは明治のデザートホイップという商品。


試しに買った。
マヨネーズのように絞るだけ。
そこそこ甘い。菓子パンのホイップクリームと同じ程度かな?




彼女と違ってトーストにはマーガリンのほうが私は好き。でも、バターロールとかクロワッサンとかにホイップクリームを塗って食べるとヤバイです! どんどん塗ってしまうし、パンもいくらでも食べられる。甘くて幸せ(^^ゞだけれど、ますますメタボになりそう。誰しも子供の頃、デコレーションケーキのホイップをお腹一杯食べてみたいと思ったことがあるはず。まさかこの歳でその夢が叶うとは。


ところでランチをした彼女はホイップクリームが大好きなくせに、
ダイエットのために普段の朝食はご飯らしい。ズルイ!

wassho at 16:51|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2012年02月07日

平清盛 訂正

ここと、ここで書いた平清盛の話。
2番目のエントリーで「平清盛は幼名を平太といい、元服して清盛を名乗る」と書いたのは間違い。正確に言うと大河ドラマではそういう設定になっているが、清盛の幼名ははっきりと分かっておらず、平太というのはドラマの上での設定。

謹んでお詫び申し上げるーーーほどのこととも思っていないが(^^ゞ
念のために書いておきます。
清盛のことはあまり知識がないものだから、つい史実だと思ってしまった。

どうでもいいけど「平家の男の子だから平太」というのは素直なネーミング。
でも名前を漢字で書くと「平平太」と暗号のようになってしまうね。


歴史については、まあまあ知っているつもりだけれど、学術的な文献や資料を読むわけでもなく、ある程度解釈された歴史物語を楽しむだけ。だから作者がどこかに紛れ込ませた創作を歴史的な事実だと思い込んでいることは、他にもたくさんあるかもしれない。信長・秀吉・家康なんかは日本人の中に何となくの共通イメージがあると思うが、それらも史実と創作の入り交じったもの。

というか誰かが最初に書いた創作も、時代がたって引用を繰り返されるうちに史実のようになってしまうのかもしれない。楽しむ分には、それも含めて歴史かな。冷静に考えれば、今生きている人や、今起きている事件や出来事についても、それほど多くの事実を知っているわけでもないはず。


ところで、
先週の大河ドラマは見忘れた(^^ゞ

wassho at 19:38|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2012年02月06日

革パンツの裾上げ

革オーバーオール


このオーバーオールはデグナーのネット通販で買った。夜に注文して、次の日の昼前には発送したとの通知。翌日にはもう届いた。
あまり知らないメーカーだったけれど、ちょっと感激。手書きの礼状まで添えられていたから、とても誠実なメーカーとの印象を持った。






恐る恐るはいてみる。迷わず一番大きなXLを注文したし、ホームページには仕上がり寸法も載っていたので一応確認はしてあるが、2枚も重ね着するから不安だった。しかし重ね着状態で、あっさりウエストのボタンは留まったので一安心。

ーーーしかし、裾(すそ)がかなり長い。
注文するときにウエストばかりを気にして、裾上げのことをすっかり忘れていた。それとバイクの場合、シートに座って膝を曲げた状態で乗るから、それにあわせて普通のパンツよりは裾は長く仕上げる。私の脚の長さだと、もう一着のクシタニというメーカーの革パンは裾上げなしでちょうどいい長さ。デグナーも同じくらいの長さだと油断していた。


ホームページを読むと、寸法を指定してデグナーに送れば、有料だが裾上げをしてくれるとわかった。しかしそれも面倒だったので、次の日、前の冬にワイルドファイヤを3本も買って馴染みになったジーンズショップに持って行く。しかし革とデニムではミシンの針が違うらしく、革は扱えないと断られる。これまた想定外のショック。念のため自宅近くのジーンズショップに電話で確かめるも同じ答え。



「革」「裾上げ」ーーなどの言葉でネット検索。するといわゆる洋服のリフォームショップで革パンツも直してくれそうだとわかった。とりあえず大手らしくてオフィスの近くのこの店に電話する。愛想のいい男性が出て革パンツの裾上げも承っていますと答える。どれくらい時間が掛かるかと尋ねると愛想よく1週間ほどといわれたので、愛想よく「わかりました、ありがとう」といって電話を切る(^^ゞ 次に、この店に電話する。10日間ほどといわれる。諦めず、この店に電話する。2週間といわれる(/o\)。革パンツを通販で買おうと思っている皆さん、リフォームショップでの裾上げは、かなり時間が掛かるようです。


実はこの革のオーバーオールには、自分で裾上げをするための説明書が入っていた。縫うのではなくボンドで接着する方法。ボンドも同封されている。手先は器用ではないのでやりたくはなかったものの、次の休みにバイクに乗りたかったので挑戦してみた。


説明書。
最後の解説がオチャメ。 (クリックすると大きくなります)
取説

さて、生まれて初めての裾上げ。
だいたい裁縫なんて、小学校5年生の家庭科の授業以来である!


切る。
ちょっと曲がってしまったものの、なんとか許容範囲。

説明書には書かれていないが、ボンドを塗る上限、つまりどこまで折り返すかの位置にも線を引いておけば正確にできると思いつく。我ながらカシコイ。

ボンドを塗って、説明書通りに乾かして、いよいよ折り曲げ。

ーーーが、しかし
 革がたるんで平行に折り曲げられない(>_<)
 折り曲げる途中にボンドを塗った面同士が途中でくっつく(>_<)(>_<)
 無理に剥がして、苦労して平行にしたのに、またずれる(>_<)(>_<)(>_<)


結局、たるんだところが少しシワになったり、折り返しを平行に修正できないところができて、パンツの左右、あるいは片脚でも前後の長さが数ミリ違う結果に。でもまあ、ブカッとしたデザインだし、しょせん遊び道具だし、これでヨシとしよう。


ポイントは、難しいのは裾を折り曲げていく作業だということ。これは「輪」になっているものを折り曲げていくから難しい。革の厚みもあるのでなおさら。今から思えば、折り曲げる部分の生地2カ所に縦に切り込みを入れて、輪ではない形にすればよかった。どうせ後で接着するのだし。

それと裾上げの長さを決めるときは、タイツや暖パンをはかずに長さを測ったので、完成後にタイツや暖パンの上にオーバーオールをはくと、少し持ち上げられるのか、思っていたイメージより僅かに裾が短くなっている。


まあ、何事も経験しなければわからないことがある。
今後、自分で裾上げをする方はどうぞご参考に。


ーーー続く

wassho at 00:22|PermalinkComments(0)   *バイク関連 | 生活、日常

2012年02月04日

養老川臨海公園・袖ヶ浦海浜公園

夕方に約束があったのに、朝起きたらあまりに天気がいいのでバイクでブラブラ。先週は八景島に行くつもりが、そこをパスして湘南まで行ってしまった。じゃ改めて八景島でもと考えたが、二週続けて1号線を走るのも芸がないので反対側の千葉の海浜公園へ行くことに。


写真はいつものグーグルマップ。
自宅に戻ってからルートを確認してみると、
東京湾を丸くグルッと回ってきたんだなあと実感。
00地図

ちょっと小さいがA地点が自宅あたり。首都高に乗って時計回りに進んでいく。位置関係の紹介のために書いたrがレインボーブリッジ、dがディズニーランド、hは羽田空港である。



最初に目指したのは1地点の養老川臨海公園。
レインボーブリッジやディズニーランドのあたりを走る首都高は首都高湾岸線。その先で東関東自動車道に接続している。目的地近くまでできるだけ高速道路で行くつもりだったが、ナビの指示に従っているうちに一般道に降ろされてしまう。京葉道路(高速)を使うと少し遠回りになるのでお節介を焼いてくれたんだろうか?


ここは桟橋があって釣りができるようになっている。
というか、そのための公園。桟橋に出るのは有料。
01桟橋


でも周りは工場地帯。
プラントの横を走ると、薬品臭い匂いがして身体に悪そう。
02プラント


桟橋は岸側の建物から延びている。
3階が展望台で、2階が桟橋への入り口。
1階はマリンルームという表示があったので入ってみると、


子供の遊び場だった。
03マリンルーム


マンボウやクジラのレリーフ。
もちろん、ここで釣れるわけではないよ。
04マンボウ



ちょっと気になったのがコレ。
05ボラード

コレは石原裕次郎が足を乗せたり(^^ゞ、船を係留するためのロープを巻き付けるものである。ちなみにボラードという。ナンデ、こんなところにあるのだろう。昔はここが岸壁だった? 岸辺の水深はきわめて浅かったから、こんな大きなボラードが必要な船が接岸したとは考えにくい。波止場の雰囲気をだすために埋めたのかな? ナゾ


養老川臨海公園はあくまで釣りを楽しむための施設であって、海を見てボーッとしたり、散歩を楽しんだりという目的には設計されていない。つまり釣りをしないのであれば、あまり楽しい場所ではない。なお駐車場は無料。




というわけで、そそくさと2地点の袖ヶ浦海浜公園へ向かう。
30分くらいで到着。こちらも駐車場は無料でラッキー。
11入り口



広場のようなところを抜けていくと、
海辺の遊歩道に出る。
冬だからか、海はそれなりに青かった。
残念ながら富士山は見えなかったけど。
12広場

13遊歩道

14青い海



風力発電。たった1基だけ。
風がない日だったので、ほとんど回っていなかった。
16風車


展望台。
ちょっと傾いているようにも思えた。
(写真だと、なぜかさらに傾きが強調される)
17展望台



登った。
高いところ好きである(^^ゞ
18上から





展望台を降り、ポットに入れてきた珈琲を飲みながら、しばらくベンチでマッタリする。袖ヶ浦海浜公園に到着したときの気温は12.5度。日差しもかなりあったので、まったく寒くなくポカポカしている。ゴロンと昼寝でもしたい気分。周りはコンビナートだし、向こう岸も見えている狭い東京湾だけれど、それなりにリラックスできて満足。


帰りはアクアライン。この公園から入り口までは10分ほど。あっという間に帰宅して、ちょっと物足りない。走行距離125キロで先週と変わらないのに高速道路が多かったせいかな。でも腹八分目がいいのかも知れない。
19アクアライン


ところで
大寒波の昨日は東京も明け方に凍り付いた。本日の出発時にバイクの温度計は9.5度。もちろん2枚重ねにしたグローブで指も大丈夫。楽勝、楽勝と思って油断していたらーーー。

高速道路を走ると、風で熱を奪われるのか指先がだんだんと冷たくなってくる。気温は10〜10.5度。指先が痛くなるほどまでには至らなかったが、一般道とはかなり違うもんだと実感。平均速度で考えれば、たぶん3倍以上速いから仕方ないか。

先週の経験だと2枚重ねで指が痛くなるのは気温5度から。本日の結果から、それが高速道路なら9度が境目かな? 指対策をさらに考えるべきか、寒けりゃ乗らないポリシーで行くべきか、ちょっと思案中。

wassho at 23:40|PermalinkComments(0)   *ツーリング 

2012年02月03日

革のオーバーオール

革オーバーオール


バイク用に買った革のオーバーオール。
デグナーという京都にあるメーカーの製品。
写真はホームページから借用。






基本的にバイクウエアは革製を着たいと思っている。もし転倒して道路上をズルズル滑っていった場合、その衝撃程度にもよるが布製だと破れるか裂ける。革の場合は消しゴムが減るように、少しずつ革が削れていく。だから皮膚が露出する危険性は革のほうが低い(たぶん)。


バイク用の革パンは1着持っているが、中にタイツははけても暖パンまでのサイズ的余裕はない。というわけで寒さ対策に購入。オーバーオールというデザインも珍しくて気に入った理由。先日の湘南ではタイツとユニクロの暖パンの上に、これをはいて気温3度の中を走ったが、まったく寒さは感じなかった。


転倒と風には強いが、革の弱点は冷えること。これは素材として熱伝導率が高い=熱を伝えやすいからである。簡単にいえば暑ければ熱くなるし、寒ければ冷たくなる。もちろん身体の熱も奪う。だから街中で見る内張の薄い革のジャケットやコートなんかは、見た目と違ってあまり暖かくはない。しかしこの革のオーバーオールは素肌に着るわけでもなく、タイツと暖パン(これ自体が2層構造)の重ね着で、シルエットもブカッとしているから大丈夫だと判断した。空気は熱伝導率が低いので断熱効果が高い。ちなみに空気8ミリでコンクリート55センチと同じ断熱効果があるといわれている。

正直に言うと、気温3度での走行で革が冷たくなっていることは多少感じた。寒くなかったというのは、タイツや暖パンの保温効果、それと革の防風効果が革の冷たさを差し引いて上回ったということ。もっと気温が低かったり、あるいは3度でも長い時間走れば評価は変わるかも知れない。

でも私はそういう状況でバイクに乗るほどの根性はないから、これで大丈夫。


ーーー続く

wassho at 11:37|PermalinkComments(0)   *バイク関連 

2012年02月01日

カーキ色って何色? 本編

カーキブーツ小ピー


本題の色の話。
買ったブーツはリーガルの表示によればカーキ色である。







それで、このカーキ色というのが、なにかと曖昧な言葉で前から気になっていた。このブーツのように黄土色(おうどいろ)を示す場合もあるし、くすんだオリーブグリーンをカーキ色と呼ぶ場合もある。キイロとミドリじゃ大違いなのに。


織田裕二


ミドリ系で有名なのは、
やっぱりこの人だろう。





数えた訳じゃないがアパレルがカーキという場合はミドリ系が多いような気がするし、年代が若いほどカーキと聞けばミドリ系を連想するようである。

だいたいカーキって何よ?と思い、khakiを辞書を引くと「カーキ色」としか載ってなかった(/o\) ネットで調べると元々ペルシャ語やヒンズー語の「土埃(つちぼこり)が語源のようである。そうなると黄土色が正解となる。それとカーキ色なる言葉は、軍服の色の呼び名として広まった。一説によるとインドを占領したイギリス軍が白い服だと汚れが目立つので、軍服を現地の土で「土染め」したのが由来。だったら黄土色に染まったはずである。

戦争世代なら黄土色のカーキは帝国陸軍の軍服=国防色をイメージするだろう。明治の最初は黒っぽい軍服だったが、日清・日露戦争で中国奥地の荒野が戦場となり、濃い色だと目立つ=標的にされやすいことから、次第に変更されたらしい。

一方でヨーロッパの場合は森を切り開いてできた国が多いせいか、軍服には森や草原で目立たない緑色を採用するケースが多かったようである。やがてカラーの映像や写真での報道がおこなわれるようになったのがベトナム戦争。ジャングルでの戦争だから軍服は当然緑色ベース。この頃からミリタリーグリーンといわれるように軍服=緑色とのイメージが定着したようだ。そして軍服=カーキだから、三段論法的にカーキ=緑色の使い方が広まったというのが私の推測。

そういうわけでカーキは黄土色だったり、くすんだオリーブグリーンだったりとややこしい状況になっている。

アパレルのカーキが緑色を意味するのは、ミリタリーファッション=緑色の影響だろう。そして色の言葉を一番よく使うのがアパレル業界で、年代が若いほど=ファッションに関心がある=カーキと聞けばミドリ系を連想する。まあこれも推測だけれど。


言葉というのは生き物で時代によって意味合いも変わっていくから、カーキ色はまさに過渡期なのかも知れない。服を買うときに間違えることはないとしても、古い小説や昔のことを調べてカーキの言葉があったら、黄色か緑かどちらのカーキか多少は注意が必要かな。



おしまい


追伸  
パソコン画面の色の表示は、それほど正確ではないので貼り付けた2枚の写真の違いがわかりづらいかも知れない。ブーツは少し濃いめの黄土色、織田裕二のコートはグリーン系である。もしまったく違いがわからなかったら、パソコンの買い換えを検討しましょう(^^ゞ

wassho at 22:57|PermalinkComments(0) ノンジャンル