2012年03月

2012年03月31日

コーヒーミルの話2

本日の東京はお昼頃を中心に、かなりの強風だった。瞬間最大風速28.5メートルだったというから、ほとんど台風並みである。電車も止まったし、アクアラインやゲートブリッジも通行止め。関東では今年、12年振りに春一番が吹かなかったので、名誉挽回とばかりに風の神様がんばっているのかな(^^ゞ 明日は晴れても風は残るということで、今週はバイクはお休みかも知れない。


それでは
プロペラ式以外の電動ミルいろいろ。ナイスカットミルを買うときにいろいろ調べたのでお披露目。お勉強のコツは発表すること。でも当面は買い換えることはないと思うから、その成果を生かせないのが残念。



まずは家電グループのAタイプ(1つ前のエントリー参照)。正確にはBタイプじゃないデザインのグループという分類。集めてみれば良くも悪くも、いかにもインダストリアルデザイン的な商品が並ぶ。

パーフェクトタッチII「メリタ パーフェクトタッチII」 
 実売5000円くらい

コーヒー器具はメリタとカリタがあってややこしい。メリタはドイツのメーカーで、メリタ・ベンツという女性が世界で初めてペーパー式のドリップを作ったのが起源。









セラミックミル C-90「カリタ C-90」 
 実売8000円くらい
 黒と白の2色あり

カリタは日本の会社。社名はドイツ語の「Kaffee(コーヒー)」と「Filter(フィルター)」をから取った造語といわれているが、どうも怪しい。なぜにコーヒーをわざわざドイツ語で? まったくの嘘じゃないんだろうけれど、そうやって言葉を組み合わせていたら「あっ、メリタに似たカッコイイ名前ができた!」というのが真相じゃないかな。創業は1958年。今の中国も真っ青なくらい日本もパクリ天国だった時代。違ってたらカリタの皆さんゴメンね、ナイスカットミル買ったから許して(^^ゞ ちなみにメリタのメとリを漢字にしたら「刈(かり)」だからカリタという説もある。


デバイススタイル「デバイススタイル GA-1]
 実売8000円くらい
 シルバー、赤、茶色の3色あり

あまり知らなかった会社。ざっと調べたら元ケンウッドの人が起こした日本のベンチャー企業らしい。いわゆるデザイン家電的なものを作っている模様。







コーン式 コーヒーグラインダー「デロンギ KG364J」
 実売9000円くらい

デロンギはイタリアの家電メーカー。オイルヒーターが1番有名かな。自宅に2台あるけれど最近はほとんど出番なし。デロンギの製品はイタリアらしくセンスがいい。それとイタリアものにありがちな、これ見よがしなところがないのが気に入っている。







bodum BISTRO「ボダム ビストロ」
 実売1万2000円位
 6色あり

ボダムはデンマークのキッチン家電のメーカー。ビストロはそのブランドのひとつ。このコーヒーミルに限らず、どの商品もポップというかモダンというか、そしてカラフルなのが特色。ボダムが似合うキッチンかどうかは別にしてデザインのクオリティは高い。実はナイスカットミルとビストロのどちらにしようか少し悩んだ。そんないきさつはいずれそのうち。








業務用のコーヒーミルも本当はいろんな形があるが、昔は喫茶店でよく見かけた形のミニチュア版がBタイプ。機能優先のデザインで、Aタイプと見較べるとレトロな感じすらする。ナイスカットミル以外に家庭用に売られているのは


フジローヤル 小型高性能ミル みるっこDX「フジローヤル みるっこ」
 実売3万8000円くらい
 黒とワイン色の2色

冨士珈機という会社の製品。フジローヤルがブランド。珈機というくらいだからコーヒー器具の専業メーカー。この珈機という造語はなかなかシブい。カリタやメリタは業務用と家庭用の両方を扱っているが、ここは基本的に業務用メーカーで「みるっこ」は例外的なラインナップ。







BONMAC(ボンマック) コーヒーミルBM-250「ボンマック BM-250」
 実売2万5000円くらい
 黒と茶色の2色

このミルを紹介しているブログや販売店はネット検索でたくさんヒットするが、ボンマック自身のホームページが見あたらない。どうもラッキーアイクレマスという会社の製品のようだ。デロンギやボダムも扱っているようだし、商社とメーカーの両方の機能を持っているらしい。







ナイスカットミル以外の7機種は使ったことがないし見たこともない。でも電動プロペラ式ミル、手動ミル、ナイスカットミルの3つを比較した経験でいえば、電動プロペラ式ミルだけがやや味が落ちるというのが現在の結論。

だから(プロペラ式以外の電動)ミルを買うのなら、値段とデザインの好みだけで決めても大丈夫。値段が高いほうがミルとしての性能は高いが、よほどマニアックにこだわるのなら別として、どれを買っても味に大差はない(はず)。

ところで自宅で珈琲豆を挽いている人はどれくらいいるんだろう。スーパーでは、もはやほとんど挽いた状態でしか珈琲豆を売っていないから、たぶん数パーセントくらいか。自宅でレギュラーコーヒーを飲んでいる人は30%位といわれているから、その内10人に9人は挽いた豆を買っている計算。押しつけるつもりはないが、せっかく飲むのに=同じお金を使うのにモッタイナイと思う。いきなりここに上げた機種を買うのに抵抗があるのなら、手動なら3000円以下で買えるからぜひ投資しましょう。挽き立てを淹れれば1日5分か10分くらい幸せになれるよ。


おしまい

wassho at 23:37|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2012年03月29日

コーヒーミルの話

せっかくアウトドア用のコンロを買ったのに、地震や電力不足で停電になったら珈琲豆を挽けないじゃないかと、震災対策としてはいささかよこしまな発想で購入したポーレックスの手動式コーヒーミル。単一の乾電池を3つ積み上げた程度のコンパクトさ、値段も2205円と安いのに、それで挽いた珈琲の味はちょっと衝撃的だった。プレミアムコーヒーを買うようになってから、ほとんどの場合ヨソで飲むものより自宅で自分で淹れたもののほうが旨いと、つまり珈琲に関しては充分に満足していた。それが今まで喜んで毎日飲んでいたものは何だったんだろうという思いである。


珈琲とのつきあいは長いからミルに関する知識そのものはあった。しかしなぜか、というか理由はまったくないけれど、今までまったくミルのことを気にかけたことはなかったのである。私にとって珈琲を淹れるとは、電動回転カッター式ミルでガーッと豆を挽いた後から始まる行為だった。ちなみにポーレックスのミルも挽き味にこだわって買ったものではまったくない。非常時の道具として単にコンパクトで安いから選んだだけである。

話は変わるが私にとってのコーヒーミルのように、あまりに当たり前になっていて普段まったく気にかけていなくても、それを改善することによって幸せになったり快適なったりするものは以外とあるのかも知れない。二匹目の青い鳥は他にないものかとあれこれ思案中である。まあ去年の今頃から再び乗り始めたバイクも、35年間すっかり忘れていたんだから同じようなものといえる。


ところでナイスカットミルを選ぶときに、電動で回転カッター式でないミルにどんな種類があるのか一通り調べたので、ブログのネタとして紹介しておく。なお私が今まで使ってきたタイプのミルを、ずっと回転カッター式と書いてきたが業界的にはこのタイプをプロペラ式と呼ぶようである。


プロペラ式以外の電動ミル(家庭用)は大きく3種類ある。

Aタイプ:家電的なデザイン。値段も様々。
Bタイプ:業務用のミルのミニチュア版。Aタイプより値段は高い。
Cタイプ:エスプレッソ用の豆を挽くことに特化した、あるいはそれを
     売り物にしているもの。

豆を挽く粗さをおおざっぱに言うと

  サイフォン  :細挽き
  ドリップ   :中挽き
  フレンチプレス:粗挽き

になる。たいていのミルはこれらをカバーするが、エスプレッソマシーン(ポンプで圧力をかけるタイプ:意味がわからなかったらパスして)は極細挽きが必要。それでCタイプはその極細挽きができるミル。ただしCタイプは私の選択肢になかったのでここでは取り上げない。フレンチプレスという入れ方は、それほどポピュラーでないから知らない人も多いかも知れない。気になったら自分で調べてね。とりあえずこんな器具

具体的には次回に。

wassho at 23:09|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2012年03月28日

プレミアムコーヒー

コーヒーイラスト考えてみれば小学校5年生くらいから今日に至るまで、インスタントコーヒーではない、いわゆるレギュラーコーヒーを飲まなかった日はたぶん十日くらいしかない。風邪をこじらせて珈琲を飲む元気もなかった時、喫茶店もないような田舎を旅行してコーヒーにありつけなかった時、それと修学旅行くらいかな。自分で珈琲を淹れるようになったのがいつ頃からかはあまり覚えていない。でも毎回ではないにせよ、中学生の頃には淹れていたような気がする。

というわけでNo Coffee No Life な人生を過ごしてきた。しかし逆にあまりに身近すぎて珈琲に凝るとか、こだわるということもなかった。おいしいと思えればそれでヨシなスタンス。


その基本スタンスは変わらないが、やや転機が訪れたのは6〜7年くらい前。ネット通販が普及してきて、いわゆるプレミアムコーヒーと呼ばれる珈琲豆が手軽に手に入るようになったから。プレミアムコーヒーにハッキリした定義はないようだが、読んで字のごとく高級な珈琲豆のことである。珈琲に詳しくなくてもモカとかブラジルとかキリマンジャロなどといった珈琲豆の種類は聞いたことがあると思う。それはお米でいえば、コシヒカリとかアキタコマチみたいなもの。それでコシヒカリにもピンからキリまである。まあプレミアムコーヒーというのは南魚沼産のコシヒカリのようなモノだといえば多少はイメージできるだろうか?

プレミアムとはいえ、それほどビックリする値段ではない。スーパーで売っている珈琲豆は100グラム200円前後。私が買っているのは600円ぐらいが中心。ちなみにスーパーのコシヒカリは1キロ500円くらいで、南魚沼産コシヒカリは1500円くらいと同じく3倍程度高価だから、先ほどの「プレミアムコーヒー南魚沼産説」は計算が合っていることになる。

プレミアムコーヒーは安いとはいえないと思うが、高級玉露なら100グラム1万円以上がざらにあることを思えば何とかまかなえる範囲。しかしプレミアム日本茶はなぜあんなに高いの?


200円と600円の珈琲豆はどう違うのか?
それは600円のほうがおいしい(^^ゞ

おいしさの説明は難しいが、あえて分析的にいえば

  1)味がしっかりしている。

  2)飲んで爽やかというか、胃にもたれたり刺激を感じることが
    まったくない

  3)甘みがある。
    これは豆の種類(個性)にもよるが、ほのかな甘みを感じる豆が
    多い。それまでも酸味と苦みは感じていたが、珈琲に甘みが
    あることはプレミアムコーヒーで初めて知った。


これらは豆のクオリティだけではなくて、焙煎の技術や品質管理、それと焙煎後の鮮度も加わっての結果。パック詰めされた珈琲豆の賞味期限は1年のようだが、1年もたったモノは元珈琲豆と呼ばなければならない。プレミアムコーヒーを通販している店は、だいたい焙煎した日に出荷して、次の日かその次の日には届く。(2)の飲んで爽やかというのはプレミアムコーヒーかどうかより、焙煎後の鮮度によるところが大きいかも知れない。

ただし目の前で焙煎している店で直接買うこともあるが、珈琲は焙煎したてがおいしいというものでもない。私の感覚では焙煎直後は「炒った」味がする。その後だんだん味が落ち着いて、焙煎後1週間から2週間位の間が1番おいしいように思う。その後は、あまり神経質にならなければ、豆の状態(挽かないということ)で焙煎後2ヶ月までは大丈夫。飲み較べれば違うんだろうけれど、毎日飲んで毎日少しずつ劣化していくから、あまり気にならないというか気づかない。


アレッ? 前回の続きでコーヒー歴は長くても、コーヒーミルのことは気にしたことがなかったという話を書くつもりだったのに。いつものように長い前書きになっちゃったので、今回はプレミアムコーヒーというテーマに変更m(_ _)m


ーーー続く

wassho at 21:54|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2012年03月27日

カリタ ナイスカットミル

震災あるいは計画停電対策として買った小型の手動式コーヒーミル。あくまで非常時に使う予定であったが、それまで使っていた回転カッター式の電動ミルとのあまりの味の違いに、結局そればかり使っていた。

ハンドルをガリガリ回すのはちょっと楽しいし、7〜8秒で済む電動式に較べればはるかに時間は掛かるものの、お湯が沸くまでの待ち時間があるわけだから、それほど不便だと感じていたわけじゃない。

でも一ヶ月弱毎朝毎晩ガリガリやってきて、ちょっと飽きた(^^ゞ
それで購入したのがカリタのナイスカットミルという商品。喫茶店で使う本格的なミルを小型にしたようなデザイン。定価は2万5725円だがアマゾンで送料込み1万5018円だった。回転カッター式ミルは3500円くらいだから高いちゃ高いが、まあヘタすりゃ一生使えるからヨシとしよう。※カリタというのはコーヒー器具のメーカーです。
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電動カッター式がなぜ味が落ちるのかはよくわからない。高速で回転するカッターによってコーヒー豆が熱を持って、その時に風味が飛んでしまうという解説をいくつかネットで見つけたが、あまり信用していない。なぜならカッターミルで挽いた豆を触っても熱も微熱も感じないから。モノ(カッターとコーヒー豆)がぶつかれば理論的に発熱するけれど、指で感じない程度の加熱が10秒程度あったとしても、それが決定的な違いになるとは考えづらい。

それで、よくビタミンCが失われるからレタスは包丁で切っちゃダメといわれるが、それと同じ理屈で、高速回転するカッター(金属)に数え切れないくらい接触する際に、味に関連する何かが化学変化的に失われているんじゃないかと想像している。


前回、電動カッターミルが「切り刻む」のに対して、手動ミルは「臼(うす)で挽く(すりつぶす)」からおいしいと書いたが、実はこのナイスカットミルは挽くのではなく切る方式。ただし回転カッター式が、こんな感じのカッターが毎分1500回転くらいの高速でグルグル回っていわば「叩き切る」とすれば、ナイスカットミルは、こういう2組の刃で挟んで「切りつぶす」感じ。片方が固定刃で片方が回転する。毎分400回転。ちなみに電動臼ミルの刃はこんな感じ。ソバを挽く石臼と違って一方に刃がついている。他にもコニカル刃とかフラット刃とかあるらしいのだが、ミルマニアになるつもりはないのであまり調べていない。(フラット刃というのはナイスカットミルのような刃のことかも知れない)


ーーー続く

wassho at 11:04|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2012年03月25日

観梅(かんばい)府中市郷土の森博物館

桜の花見は数え切れないが梅をわざわざ見に出かけたのは、まだ小学生低学年の頃(たぶん)に、母方の親戚一同と一緒に行った1回しか記憶にない。たぶん法事かなにかとセットになったイベントだったように思う。普段は会ったことのない遠い親戚の人がいて、少し緊張したことを覚えている。肝心の梅はまったく覚えていなくて、その時に生まれて初めて飲んだ甘酒が、やたら甘くてドロドロしていたことが印象的だった。


というわけで梅を愛でるなどという風流な習慣とは無縁であったが、今年はいい機会だからとバイクで出かけてみた。いい機会というのは、梅は通常2月が見頃である。つまりバイクで凍える思いで出かけて、なおかつ寒風吹きすさむ梅園を散策しようという気にはならない。

しかし今年は寒さが厳しく長く続いたために、東京近郊ではちょうど今が満開なのである。しかも梅は品種によって咲く時期が微妙にずれるらしいが、遅れてやってきた春のために、今年は全品種が一斉に咲いているという話である。


ネットであまり遠くなく梅の木の数が多いところを探して、出かけたのは府中市郷土の森博物館。ここに梅園が併設されている。地図はグーグルマップ。
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青く塗られた道路で南北に走っているのが環七。東西に走っているのが新宿と山梨・長野県を結んでいる甲州街道。F地点が府中市郷土の森博物館。

ついでにK地点が東京競馬場。T地点が調布飛行場(甲州街道に面した位置に味の素スタジアムがある)、Z地点がソバで有名な深大寺(じんだいじ)。多摩川を挟んでY地点がよみうりランドである。帰りは多摩川沿いに出てみたが、やや霞んで富士山が見えた。




梅祭り開催中。
左の建物が博物館。プラネタリウムも入っている。
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この地図で先ほどの博物館は一番下。
梅園が併設されているというより、梅園の隅っこに博物館があるといったほうが正しいか。ちなみに入場料は200円。プラネタリウムを見るなら400円の別料金が掛かる。
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昔の建物が移築されている。
これは小学校。教室を見学するには靴を脱がなければいけなかったのでパス。
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商店。
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明治天皇も立ち寄ったという旧家。
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蔵。
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茅葺きの農家。
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他にも色々あったが今回は梅を見に来たんだから、あまりじっくり見学しなかった。


さて、いよいよ梅園。
説明不要だと思うので写真で楽しんで。
(写真はクリックすると大きくなります)
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圧倒された。
ここには1100本の梅があるとされているが、咲き乱れるというのはこういうことか。それと、これだけたくさんあると、花に近づかなくても梅のいい香りが漂ってくる。ごくかすかな上品な香り。いかにも日本的な風情。


ぱっと見で区別するなら、白・薄いピンク・濃いピンクの3種類。
でもいろいろ種類があるみたい。
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写真に撮った以外に、もっとたくさんの札があった。
そしてヤバイ梅も発見(^^ゞ
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アップで撮ってみると満開度120%。ちょっと開き過ぎかも知れない。観梅シーズンの最後に間に合った感じ。私は散りかけの葉桜が意外と好きだけれど、梅にもそんなのがあるのかな?
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実は毎週海岸ばかりじゃ芸がないしと気まぐれで出かけただけだったのだが、とっても満足して帰ってきた。まさか私が梅見物なんて思いもよらなかったのに、バイクに乗って徘徊すると世界が広がるね。そろそろ桜も開花し始めているらしい。でも標高の高いところなら、まだ見頃の梅もあるはず。バイクに乗っていない人にも観梅お勧めです。

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wassho at 23:53|PermalinkComments(0)   *ツーリング | お花畑探訪

2012年03月20日

八景島・海の公園、野島公園

天気が悪かったり、寒すぎたり、忙しかったり、風邪を引いたりと1ヶ月ちょっとバイクに乗っていなかったが、久しぶりにヴォーンと徘徊!

出発は午後1時半くらい。気温12度。日差しもあったのでインナーダウンはやめてセーター着用。下はタイツ+暖パン+革のオーバーパンツのフル装備。とりあえず手袋もインナーをはめてのW仕様。


久々だし夕方からは寒くなるという予報だったので、ほどほどの距離ということで、横須賀の少し手前にある八景島シーパラダイスの隣にある「海の公園」に行くことにした。説明がくどいのは、ここはなぜか「海の公園」という特徴のまったくない名前がつけられているから。


バイクはバッテリーが弱っている気配もなく順調にエンジン始動。もう少し薄着でもよかったかも知れないが、別に厚くて困るということもなかった。

1号線を南下して、K地点の子安(こやす)あたりでナビをセットして首都高に乗る。ちなみに子安の1キロほど東側が幕末の生麦事件で有名な生麦(地名)である。
地図

首都高は横浜の中心部を抜けて、埋め立て地のコンビナート沿いを走る。海とセットだと殺風景な工業地帯もそれなりに絵になって見える。またこのルートはかなり高さのある高架道路なので開放感も抜群。

首都高湾岸線の終点からH地点の八景島まではすぐ。八景島シーパラダイスは水族館と遊園地が一体になったような施設で、首都圏ではそこそこ人気のあるところ。敷地内に入るだけなら無料だったように覚えている。

海の公園はU地点。八景島と続いているというか、八景島は出島なので海の公園の沖合いに八景島が突き出している。なおどちらも埋め立て地で自然の海岸線ではない。なおN地点は隣の野島公園。


こんな感じの海浜公園。
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砂浜は結構広い。
でも沖合いが八景島に遮られているので、あまり海という感じがしない。
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水はまあまあキレイだった。
ただし今の季節だからかもしれない。
一応、ここは海水浴場でもある。
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砂浜にこんな海草が打ち上げられていて、
かなり強めの磯の香りというか海苔の匂いがした。
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トンビがいるらしい。
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狭い海より松を見ている方がいいかも。
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砂浜に対して沖合い方に歩いて行くとバーベキュー広場になっている。
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沖合いから砂浜方向。
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シーパラダイスのジェットコースター。
嬌声も聞こえる。
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海の公園で1時間くらいボーッとする。
どちらかというと私はバイクに乗りたいというより、
ボーッとするところへバイクで行きたいのだと思う。


ついでに隣の野島公園にも行く。
ちょっと拡大した地図。どちらもグーグルマップ。
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ここは初めて来た。住宅地の中にあるので、公園が目に見えているのになかなか入り口が見つけられず迷ってしまった。


30メーターくらいの小高い丘の上に展望台があって、それを目指す。
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けっこうキツイ(^^ゞ
それにバイク用の防寒着なので坂道を登ると暑い。
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7〜8分でようやく展望台が見えてきた。
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展望台から先ほどの海の公園を望む。
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ここからだと沖合いも眺められて海に来たという感じを味わえる。
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この方向は富士山が見えるらしいが、当日は残念ながら。
西方向なので夕日の冨士で有名とのこと。
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展望台の周り。
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日産の追浜(おっぱま)工場のテストコースも見えた。
ここじゃ秘密のテスト走行はできないね。
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公園の隣りに伊藤博文の別邸があって公開されている。
灯籠が印象的。
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でもお屋敷は閉まっていた。
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別邸は海岸沿いに建てられている。
この先を右に曲がった野島公園の正面には、横浜に残る唯一の自然の海岸線がある(ここを歩いて行くんじゃないよ)。でも展望台への上り下りでくたびれたので今回はパス。
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海苔でも養殖しているのかな?
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伊藤博文別邸前でBMW F800Rの記念撮影。
彼にあやかれるかな(^^ゞ
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話は変わるけれど、バイクに安全性と利便性の2つの企みを施してみた。安全性のほうは企画倒れで失敗ぽいので、もうちょっと調整する予定。利便性のほうは大成功。この写真には写っていない。いずれそのうち報告する予定。

走行距離約100キロ、6時半頃帰宅。
久しぶりで楽しい徘徊でした。

wassho at 23:29|PermalinkComments(0)   *ツーリング 

2012年03月19日

カフェ・ナポレターナ (ナポリ式コーヒーメーカー)

たぶんほとんどの人が目にしたことがないと思われる、このヤカンが逆さまになったような珍妙な物体の正体は、ナポレターナという珈琲を淹れる器具である。地震対策で珈琲をどうしようかと、あれこれ検索しているときに見つけた。
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分解するとこんな感じ。
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中に入っている右のコショウ入れのようなものは、さらにこういう仕組みになっている。これがコーヒーフィルターになる。写真で床に接しているほうに「底」はなくパイプを切った形。
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フィルターにコーヒー粉を乗せメッシュのカバーをつける。
2枚目の写真の真ん中は、ただのカップなのにボイラーと大げさな名前がついている。ボイラーに水を入れフィルターをセットして(沈めて)、ヤカンの注ぎ口がついているほう(サーバーという)を逆さまにしてボイラーにかぶせる。

そのまま火にかけ、お湯が沸いたら(←注ぎ口から湯気が出るのが合図)ボイラーが上、サーバーが下になるように上下をひっくり返す。ボイラーのお湯が徐々にフィルターを通ってサーバーに落ちていく仕掛け。詳しくは販売店のホームページで。


ナポレターナのキモは、ボイラーに開けられた小さな穴にある。ボイラーとサーバーは密着しているが、この穴から空気が入ってボイラーからお湯が落ちる。小さな穴だから少しずつしか空気が入らず、ゆっくりとコーヒーが抽出される。シンプルだがなかなかのアイデア。ちなみにボイラーからサーバーにお湯が落ちる時間は2分半から3分。
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肝心のコーヒーの味には大変満足している。

ナポレターナで淹れると濃いめのコーヒーになる。ペーパードリップとエスプレッソの中間くらい。(コーヒー豆はペーパードリップ用の焙煎。私はあまり深煎りの豆は好まない)そして味も深め。味が濃いのはドリップと較べてお湯の温度が高いので苦みが多く出るからだろうか。味が深いコクがある、あるいはドリップと較べてやや複雑な感じがするのは、たぶんコーヒーオイルの影響。

コーヒー豆にはわずかにオイル成分が含まれていて味や香りに影響を与えるといわれている。ドリップの場合オイル成分はペーパーに遮られてあまりサーバーに落ちない。ナポレターナはオイルを遮るものがないのでオイルがタップリ抽出されたコーヒーになるというわけ。ただしオイルといっても別にコーヒーの表面に油がギラギラ浮いているわけではない。私の場合はクリームを入れるのでまったく目立たない。


いくつか気がついた点を。

1)
このナポレターナは薄いアルミ製。かなり華奢な造りで強度は低い。力をこめて握ったら変形しそう。いずれデコボコになる気がする。それはそれで使い込んだいい感じになりそうだが、ボイラーとサーバーの密閉度合いが緩くなると困る。

2)
ひっくり返すときに、少しお湯がこぼれる。
熱湯だから、ちょっとビビる。

だからデコボコになって密閉が緩くなるとマズイのである。

3)
わずかではあるものの、コーヒーカップにコーヒー粉が混じる。
私は平気だが、これがイヤな人には向かない。

ナポレターナのフィルターキャップの穴は1ミリ程度。豆も粗めに挽くし、抽出時にさらに膨張するから写真で見たイメージよりは粉は落ちてこない。落ちてくくるのは微粉と呼ばれる、豆を挽くときにできてしまう細かな粉末(ココアパウダーくらいの細かさ)。カップの底半分くらいに薄く残る。

4)
ペーパーいらずで経済的とはいえ、コーヒーカスを捨てるのはちょっと面倒。ゴミ箱に向けて振ったくらいでは、濡れたコーヒー粉は全部落ちない。結局洗い流すことになる。シンクのパイプが詰まったりはしないと思うけれど。



文章で説明すると手間が掛かる印象を受けるかも知れない。しかし沸かしてひっくり返すだけだからパーパードリップよりトータルの時間は変わらない。ちょっと濃いめの珈琲が好きならお勧め。


ステラただし強度を考えると、同じお店で売っているステラ・ナポレターナの方がステンレス製だからいいと思う。ボイラーとサーバーのハンドルが重なっているので、ひっくり返すのもやりやすそう。やや価格が高いし、容量もカフェ・ナポレターナと較べると少なめなのが難点。










アレッシーざっと調べた限り、今日本で買えるのは上の2つと、アレッシーの90018という製品のみ。アレッシーのデザインは派手だが、持ち手のところはよく考えられている。ただしホームページを見ても容量が不明。そして6万6150円!










今後、お湯が沸いたらいったん火を止めてコーヒー豆の「蒸らし」の時間を長くしてみたり、少しお湯の温度を低めでひっくり返すなど、いろいろ実験してみたいと思っている。コーヒー豆の分量も試行錯誤中。しかし基本的にナポレターレはテクニック不要である。

だから家電メーカーにお願い。
ナポレターナ方式の全自動コーヒーメーカー作って!

wassho at 08:54|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2012年03月18日

チューリップ日記2012年 そこそこ成長

2月19日に昨年より2ヶ月遅れで芽を出し、
半月後の3月6日には芽が増えただけで、
あまり大きくなっていなかった今年のチューリップ。

さらに半月たって、ようやく成長のピッチを上げてきたようである。

3月11日
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3月18日
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アレッ? 先週よりかなり成長した印象があったのに
写真に撮るとそれほどでもなかった。

ちなみにプランターの後ろに並んでいるミネラルウォーターは、以前に備蓄していたもので、3.11の後チェックしたら賞味期限を1〜2年過ぎていたヤツらである。その後新たに買い直したので、今は飲料用ではなく生活用水としてベランダで余生を過ごしてもらっている。


こっちの四角いプランターのは、この1週間で目に見えて大きくなった。

3月11日
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3月18日
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ただし四角いプランターには12個ずつ植えたのに、そのうちの1つのプランターでは奥の列で3つしか芽が出ていない。どうもダメっぽい。
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去年の2月27日がこんな感じなので、較べると発芽は2ヶ月遅れだったけれど、その後がんばって現在は1ヶ月遅れ程度まで差を詰めたというところかな。東京もそろそろ暖かくなりだすらしいから、今後の追い上げに期待しよう。

wassho at 20:48|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2012年03月14日

手動式コーヒーミル

「小さなことからコツコツと」始めることにした震災対策。水、食料、インスタント食品のためのお湯を沸かすーーーと続いた後に思い浮かんだのは


    停電になったら珈琲豆を挽けない!

であった。
やっぱり心がけが間違ってるかな?
電動

私はかなり珈琲を飲む。マグカップで一日に6〜8杯くらい。自宅では豆を挽いて淹れる。オフィスでは時間の節約のためにドリップパックだけれど。それで豆を挽くのには、こういう電動ミルを使っている。電動だから当然停電では使えない。






ということで震災対策?で購入したのがこれ。
ポーレックス

ポーレックスというメーカーの小型タイプ。
内容はメーカーのホームページより、こちらのお店のほうが詳しい。ちなみに購入したのは別のお店で2205円プラス送料580円=2785円だった。


マグカップ2杯分の珈琲豆を挽くのにはハンドルを100回くらい回す。ハンドルは重くない。豆を挽き終わるとハンドルから手応えがなくなる。100回と文章で書くと大変そうだが、それほど大した作業でもなかった。


最初からわかっていたけれど、電動ミルより手動ミルのほうが珈琲はおいしい。手動ミルは「臼(うす)で挽く(すりつぶす)」のに対して電動ミルは「回転するカッターで切る」仕組みになっている。説明するのは難しいが切り刻んだ豆よりすりつぶした豆のほうが、珈琲を淹れるときにふっくらと仕上がって、味もしっかりしているのにまろやかである。

また電動ミルで挽きの細かさの調整はカッターを回す時間で調整するが、時間が短いほど挽き=切り刻まれ度合いは不揃いになってしまう。だから事実上、電動ミルは細かく挽くことしかできない。


手動ミルで挽いたコーヒーがおいしかったので、震災対策のつもりで小さなミルを買ったことをちょっと後悔している。非常時あるいは、たまに使う分には充分だが(そのつもりで買ったのだが)、私が必要とする分量を毎日挽くにはハンディタイプだとちょっと役不足。でも避難所にも持って行きやすそうだからイイか(^^ゞ

wassho at 11:05|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2012年03月12日

賞味期限の誤算

昨日のブログを書いた後、
スーパーでとりあえずカップヌードルを6つ買ってきた。

カップヌードルとカップ焼きそばはとりあえず15ずつ買う予定。
それはどういう計算かというとーーー。

震災で壊滅的な打撃を受けても、3日あれば他の地域から救援がやってくるから、とりあえず3日間の食料と水を用意しておくべきと一般にいわれている。しかし私が住んでいるのは東京である。もし東京が救援される立場になったときは「小が大を助ける」ことになるから、余裕を見て1週間分くらいは準備して置いた方がいいかもしれない。

それでも15個というのは1週間分より8個多い。

実は「小さなことからコツコツと」始めることにした震災への準備は「多少は被害があってもそれなりに生活できる。しかし3.11の後に起きた品不足よりひどいことになるかもしれないから、半月分の蓄えがあれば気持ちに余裕を持って対応できるかな」程度を想定して進めている。

つまり生き延びるというよりは、半月間の品不足対策が今のところのキーワード。まあ心掛けとしてユルいといえばユルいかもしれないが、それでもやらないよりはマシだろうと思っている。


ついでにいうと半月間の品不足対策=自宅で調理だから、昨日書いたアウトドア用のガスコンロも都市ガスが止まった時の対策としてはちょっと大げさ。本当はイワタニのカセットガスコンロで用は足りる。というかイワタニならガスカートリッジがスーパーやコンビニでも売っていて便利。あのジェットボイルを買ったのはバイクのツーリング先でコーヒーやスープでも飲もうという企みもあるからで、震災対策に購入するなら普段から使える卓上型のものを勧める。



それで話は変わるが備蓄することにしたカップヌードルやカップ焼きそば。実は私はこれらを滅多に食べない。カップ焼きそばは年に1〜2回くらい、カップヌードルに至っては少なくとも過去10年間に食べた記憶がない。別に嫌いじゃないんだけれど何となく食べる習慣がない。(ラーメンじゃなくてカップヌードルなのは、ドンブリ型カップ麺よりカップヌードルのほうが場所を取らなくて便利と考えているから)

まあでも月に1回くらい食べて、その都度買い足していけばいいと考えていた。つまり賞味期限は1年くらいあって、それなら3つ余る計算になるが、3ヶ月くらいなら大丈夫だろうという算段。


ところが昨日買ってきたカップヌードル。自宅に帰って賞味期限を見ると2012年7月20日とある。一瞬、今年は2011年だったかと思ってしまったが、とにかく賞味期限は今年の7月。あと4ヶ月。そういえばカップヌードルには「今月のセール」とかの貼り紙があったので、あのスーパーは古いものを売りさばいていたのかと疑い日清食品のホームページでも確かめると「カップ麺は5ヶ月、袋麺は6ヶ月」と書いてある。

エ〜!インスタントラーメンの賞味期限って、そんなに短いの〜? 知ってた?

ウ〜ン、月に2回、カップヌードルとカップ焼きそばを合わせて月に4個、つまり毎週食べるのはちょっとキツイ。作戦を考え直さなくては。

wassho at 18:22|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2012年03月11日

ジェットボイル

本日は3月11日。
あの大地震と津波から1年。
行方不明者を含めると推定死者数は2万人弱。
現在もまだ避難生活を送っている人が34万人。
東北太平洋側4県の人口は700万人だから、
改めてその甚大さに圧倒される。


沖縄は例外のようだが、日本に住む限り大地震にいつか遭うと考えておくべきなのはわかっている。しかし「いつか」というのが曲者で、それは今日これからかも知れないし、ひょっとしたら私の葬式が済んでからかも知れない。

というわけでミネラルウオーター2リッター×24本を自宅に備蓄してある以外は特に「備え」もなかった。しかし首都圏大地震の確率が高まったらしいし、東日本大震災1周年を前にしてこの一ヶ月で震度2や3の揺れが増えてきたり、久々に緊急地震速報が鳴ったりしたので(震度1で発令された誤報だったが)、やや不安になってようやく重い腰を上げることにした。

「天災は忘れた頃にやってくる」という諺があるが、あれから1年と忘れないうちにということである。例え大地震に見舞われても生き延びる準備をしておくことが、亡くなられた方々に対する鎮魂になるとも信じている。


とはいうものの、どう備えればいいのかというのは考えてみると難しいというが、被害の想定しだいではキリがない。常にサバイバル装備一式を携えて出かけるわけにもいかない。とりあえずは「小さなことからコツコツと」始めることにした。


ミネラルウオーター備蓄に続く震災対策第2弾は食料の備蓄である。具体的にはカップヌードルとかカップ焼きそばとか、あるいはレトルトや缶詰の食品。それでレトルトは無理をすればそのままでも食べられるが、カップヌードルとかはお湯が必要。というわけで購入したのがアウトドアで使うガスコンロ。



購入したのはモンベルというメーカーのジェットボイルというバーナーと鍋が一体になったような商品。
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高校生以来キャンプとかには行っていないので、この手の商品には疎い。ざっと調べたところジェットボイルはバーナーの火力は弱いが、バーナーと鍋が一体化する構造で、とにかくお湯が早く沸くように設計された商品らしい。ちなみにジェットボイルの火力は1134キロカロリー。他メーカーのバーナーは3600キロカロリーとか4200キロカロリーとかである。

あまりに火力が違うので心配になったが、ネットでも本当にお湯が沸くのが早いとの評判が多かったので、どうせお湯を沸かすことくらいしかしないと思いこれを選んだ。



大きさはこんな感じ。思っていたよりコンパクト。
鍋(黒くなっている部分)の容量は1リッター。
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全体構成。
4つの部品全部を鍋の中に全部入れておくことができるので便利。
別にベランダで実験しなくてもいいのだが、アウトドア気分ということで。
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右下の水色のがガスボンベ。これ1本で12リッターのお湯を沸かせるとある。
その上がバーナー。
バーナーの左側がゴトク。黒い鍋はバーナーに直接セットできるが、それ以外の調理器具を使うときに利用する。
ゴトクの下のオレンジ色は、でこぼこの場所でガスボンベを安定させる道具。

ちなみに鍋はアルマイト製で、黒い部分はウエットスーツのようなゴム生地で覆われている。保温・断熱の仕組みになっていて、お湯が沸いても素手で持つことができるようになっている。


鍋の底側。
波形の部品が溶接されていて、これで表面積を増やして熱伝導効率を高めているのだと思う。こんな仕組みのヤカンって売っていないのかな?
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ボンベに安定装置とバーナーをセット。
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鍋をセット。
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火力の調整ノズルはバーナの下の方にある。
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その反対側の黒くて四角いボタンを押すと火花が飛ぶ。
電池式ではないが発火石でもない。
仕組みはまだ調べていない。
写真ピンぼけでゴメン。
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ノズルを少し開いて着火ボタンを2〜3回押したら、アッサリ火がついた。
写真はノズル全開の状態。炎はあまり大きくない。
IMG_4826


ちょっと迷ったのが鍋についているフタ。
4つ前の写真のとおりプラスチック系の素材。
これをつけたまま火にかけていいのだろうか? 匂いがつかない?溶けたりしない? 説明書には何も書いていなかったので、とりあえず本日はフタなしで実験。


水を500cc入れて沸騰するまでの時間を計る。
鍋の内側には500ccの目盛りがある。
もう少し細かく目盛りを振っておいてくれればいいのにと、やや不満。


写真のグラグラ煮立った状態になるまで3分30秒。気温は8度くらい。
しゃがみ込んで炎の写真を撮っていたりしたので意外と早く感じた。
IMG_4828

しかし普段お湯が沸く時間なんて気にしたことがないので、3分30秒がどの程度のものかを比較するために自宅のガスコンロでも実験。ヤカンに500ccの水を入れ、ヤカンのフタをしないで同様の状態になるまで2分30秒だった。


モンベルのホームページによるとお湯が沸くまで2分30秒とあるので、それはフタをした状態なのかも知れない。ついでにホームページで例の波形になっている鍋底の構造(フラックスリング)の説明を読むと、それによって熱効率が2倍に高められたとある。 2倍? このジェットボイルの火力は他のバーナーの1/3とか1/4なので、やっぱりそっちのほうが早くお湯が沸くのかな? まあ、もう買っちゃったし、セッティングも簡単で準備を始めて10分以内にカップヌードルを食べられるからいいや。


え〜問題はカップヌードルとかをまだ買っていないこと(^^ゞ

wassho at 19:30|PermalinkComments(2) 生活、日常 

2012年03月06日

予告編いろいろ

チューリップは、あれからあまり育たず。
40個植えたうち芽が出たのは今のところ15個くらい。
やっぱり寒いからかな?
まあ育ちだしたらイヤというくらいブログに載せるのでお楽しみに。


部屋の中で育てている観葉植物がある。名前は今思い出せないが、葉っぱだけで枝や幹のない種類。どうも最近傾いているなあと思っていた。それで日曜日に水をやろうとして、葉の一部が根本から折れているというか「離れている」ことに気がついた。見た目は全然元気なのになぜだろう。とりあえず「離れた」部分は水を入れた花瓶に挿してある。こんなやり方で根が出て鉢に植えられるようになるのかは分からないが、そのまま捨てるのは忍びなかったので。そのうち写真を撮ってブログに載せたいと思う。


バイクに、とある部品をつけようとネジを回していたら、ネジが外れてタンクとフレームの隙間にコロコロと落ちてしまった(/o\) どこに落ちたかは見つけたものの手はもちろん入らないし、ドライバーなどでも届かないところ。バイクを揺すってみてもネジは落ちてこない。バイクを走らせば落ちるかもしれないが直径数ミリのネジを道路で見つけられないし。というわけで部品は取り付けられず。東急ハンズでネジだけ買って来ないといけない。

ちなみにその部品は、ある効果を期待して買ってきたもだが、バイク用品じゃないし効果は使ってみなければ分からない。めでたく役立つことが分かればブログでも紹介したいと思う。期待はずれだったら恥ずかしいから載せないかもしれない。


この前の週末はついていない週末で、チューリップにはがっかりし、観葉植物は根本から折れて、バイクの部品も取り付けられなかった。ついでに暖房のないバイクのガレージで、あれやこれやしていたら風邪まで引いてしまった(/o\) 日曜日から微熱気味。それほどつらくはないが鼻水がやたらでる。



話は変わるが、もうじき3.11の大震災から1年である。
ここ1ヶ月くらい、東京はやや大きな揺れを感じることが多くなった。
首都圏大地震の確率が従来の予想より、かなり大きくなったという報道もある。


地震への備えは水しか自宅に備蓄していない
とりあえずそれで生き延びられるとは考えているが備えあれば憂いなしなので、とあるものを購入した。自宅に届いたら使用結果も含めて報告したいと思う。


上に書いたものと似たジャンルだが「地震の時にそんなものいらないだろう」というものも、ついでに買ってしまった。これは普段から使えるもので実は「地震対策のとあるもの」より期待していたりする。使用レポートを乞うご期待。

wassho at 17:02|PermalinkComments(0) 生活、日常