2012年10月

2012年10月29日

リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝展

六本木の国立新美術館で開催されている「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」を見てきた。訪れたのは少し前で先々週金曜日の19日。

上野と違って、六本木だとオフィスのある銀座から近いから助かる。地下鉄に乗っているのが10分、オフィスから美術館の展示室までドアtoドアで30分くらい。

六本木ミッドタウン。
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カメラはiPhone。こんなもの撮っていたらオノボリさんみたいかな。
ミッドタウンにはサントリー美術館があり、六本木ヒルズには森美術館があるから、いつのまにか六本木は美術館の多い街になっている。

ミッドタウンから国立新美術館までは歩いて5〜6分。
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ここからは六本木ヒルズもよく見える。
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美術館の内部。
左側が、この建物の特徴であるガラス壁。
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撮影はここまで。
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ところでリヒテンシュタイン。ヨーロッパの小さな国ということは何となく知っていても、どこにあるのかもわからず。

調べてみたらスイスとオーストリアに挟まれた位置にあった。
  全体的な位置はここ
  地図に国名がなかったので外務省のページも。

面積は160平方キロメートル。外務省のホームページには小豆島に相当と書かれているが、小豆島の面積といわれてピンとくる人がどれだけいる? ルートすると約13キロ四方。品川区と大田区と目黒区と世田谷区を足すと同じく160平方キロメートル。バチカンやモナコのように極端に小さな国ではないらしい。


ちなみにリヒテンシュタインは公国である(候国とも書く)。その昔に王様がいて、その臣下の貴族に公爵や侯爵がいたわけだが、その公爵や侯爵が治めていた地域が単なる領地ではなく、国としての扱いを受けていたのが公国・候国。公と候の使い分けは曖昧みたい。リヒテンシュタインの元首は侯爵だが、国は公国と表記されることが多い。
王政・貴族政の時代が終わりそれらはなくなったが、いろいろな政治的な絡みの中で残っているのが現在の公国。今も存在しているのはリヒテンシュタインのほかに、ルクセンブルク、モナコ、アンドラの4カ国。アンドラというのは滅多にその名前を聞かないが、スペインとフランスの中間にある小さな国。

それで、そのリヒテンシュタイン侯爵家が、昔からことのほか美術収集に熱心で、そのお宝の一部を日本で公開するというのが今回の展示会。ちなみにリヒテンシュタイン侯爵家のコレクション数は3万点で、個人としては(一族というべきか)英国王室に次ぐ規模とパンフレットにあった。だったら英国王室はと調べてみると、なんと絵と版画だけで約20万点。やっぱり王家と侯爵家じゃケタが違うね。






「踊るファウヌス」
  マッシミリアーノ・ソルダーニ
ちょうこく

展示室に入って一番最初に向かえてくれたブロンズ像。絵は好きだけれど、彫刻や彫像にはいまいち関心がわかない。世間的にもたぶんそうだと思う。絵が好きな人は大勢いても彫刻ファンという人には出会ったことがない。小説は読んでも詩集を買う人がいないとの同じようなものか。
というわけで侯爵家の名を冠した展示会の入り口においてあるこの彫刻が、名作であることを疑いはしない。でも、どこが素晴らしいのかさっぱりわからず。とりあえずホーケーだったことを報告しておく(^^ゞ


ーーー続く

wassho at 22:58|PermalinkComments(0) 美術展 

2012年10月25日

国営ひたち海浜公園 その4

前2回は違うタイトルを付けたが、
「ひたち海浜公園」ツーリングの4本目。


私が広場のステージに着いたときフラダンスのプログラムはもう終盤だったらしく、3組30分くらいで観たところで残念ながらフラダンスは終了。それで前菜のコスモス、メインディッシュのコキアに続いてデザートを見に行くことにする。


途中で遊園地になっているエリアを通る。
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ところでジェットコースターに乗るとヒューッと腰というか身体が浮きそうな感覚になる。それをより楽しむ乗り方を知ってる? そのコツは下りになったら足を床から浮かすこと。ヒューッの感覚がより強くなるからお試しあれ。


そろそろ秋バラの季節。
それで、ひたち海浜公園を締めるデザートはローズガーデン。
ーーーのつもりだったが、バラはほとんど咲いていなかった(/o\)
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開花率10%くらいでガッカリ。



駐車場に戻ったのは午後2時半で、この公園に4時間ほどいたことになる。この日は公園出発の時刻が読めなかったから、3パターンのツーリングプランを考えてきた。

  Aプラン
   そのまま「ひたち海浜公園」のインターチェンジから帰る。

  Bプラン
   ちょこっとだけ海岸線を走ってから帰る。

  Cプラン
   海岸線を鹿島灘の真ん中あたりまで南下し、そこから西に向かって
   ついでに霞ヶ浦も見てから帰る。


結局Bプランを選択。プランと呼ぶほど大げさなものでもないが。公園の真ん中を突っ切っている道路で海岸沿いに出る。海がよく見える気持ちのいい道だった。
帰り地図



しばらく走るとアンモナイトの化石などが発見された、中生代白亜紀の地層が海岸に露出したエリアがある。中生代白亜紀とは恐竜が絶滅した時代。その前の中生代ジュラ紀が恐竜が繁栄した時代。ジュラシックパークのジュラシックはジュラ紀の意味。中生代白亜紀はだいたい6500万年前から1億5000万年前の期間。まったく想像がつかないくらいの大昔、そして気が遠くなるほどの長い期間だね。


こんな風に岩が縦に海に突き出している。突き出しているものがあれば先端まで行くのが海に来たときのオキテ。しかしさすがに、ここはちょっと無理(^^ゞ
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いつものローアングル。
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岩が倒れたようになっているところがあった。
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近づいてみると岩の中に砂利が詰まったようになっている。色も白っぽいしコンクリートの堤防が倒れたと思ってしまいそう。
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ここは茨城県の観光スポットになっているものの、予備知識がなければ単にゴツゴツした岩がある海岸にすぎない。まあ予備知識があっても、特に感激もしなかったが。岩の景色という点では房総半島の野島崎灯台周辺のほうがおもしろい。


さらに走って大洗(おおあらい)の海岸に出る。大洗海岸の北側は割と岩が多く、南側ほど砂浜になる。ここは大洗の一番北側。海水浴シーズンの駐車場は有料だったと思うが、このシーズンは無料。1000台規模の大駐車場。
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駐車場から見下ろした海岸。
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基本的にジャリ浜なんだが、こういう風に撮ると広い砂浜に見える。
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ローアングルで撮ったら石ころにピントが合ってしまった。
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サーファーが20名くらい。これはデジタルズームでかなり拡大して撮ったから画像が荒い。何倍にしたかは忘れた。
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イカ焼きを食べる。
都内の祭りの露天で食べるイカ焼きとは、かなり鮮度が違う。
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大洗は市街地を挟んで北側と南側に海水浴場があって、南側はサンビーチと呼ばれている。ネーミングに特に意味はないと思われる。私なら大洗ノースショアとサウスショアにするけれど。(ハワイの有名なサーフポイントにノースショアというのがある)


サンビーチ到着。
見てわかるように、ここはビーチが広い。
というか、遠いっ!
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流木発見。
でもあまりいい形ではなかったので遠目に撮影。
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ローアングルも飽きたので普通に撮る。
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大きな(といっても写真じゃサイズがわからないが)貝殻がたくさん打ち上げられていた。
たぶんハマグリ。
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こんな遊びをしている人が。
スカイダイビングとかハングライダーとかとか「空飛ぶ」系のスポーツもやってみたい。私は昔パラセールを一度体験しただけ。
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サーフな光景。
でもサンビーチの波はあまりよくなかった。
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なんだかんだで午後4時半くらいになり日も傾いてきた。
本日のツーリングはここで切り上げ。水戸大洗のインターチェンジから、ひたすら高速道路を走って帰る。走行290キロ。距離的にはたいしたことないのに、現地滞在時間が長いので戻りは遅くなってしまった。でもコキアはもちろんよかったし、フラダンスが楽しいと大発見もあって何か得したようなツーリングでした。
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おしまい

wassho at 22:31|PermalinkComments(1)   *ツーリング 

2012年10月24日

フラダンスを観た、溶けた

コキアが植えられている「みはらしの丘」のふもとは「みはらしの里」と名付けられている。古民家があったり、ソバが畑に植えられていたりと和風テイストがコンセプト。

写真手前の白い小さな花が、ソバの花。
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古民家が2軒。
コメが乾されていて、足踏み式の脱穀機を使った脱穀体験コーナーがあった。
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古民家の内部。
この手の古民家は割とあちこちで展示されているので、特に目新しさはなし。
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かやぶき屋根って何層にもなっているのね。
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コキアでホウキ作りのイベント。
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ホウキ作りも楽しいと思うが、ここはコキアを見た人が感激して降りてくるんだから、なぜコキアの種を売らないかな。儲かりまっせ(^^ゞ

ところでコキアを育てるのは難しくないとのことだが、鉢植えではあのモッコリとしたカワイイ形にはならないらしい。残念。


ステージのある広場に戻ってくる。
先ほどよりさらに混雑。
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ご当地アイドルだって。
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ステージではフラダンスをやっていた。
地元のフラダンス愛好家のお姉様方らしい。
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出番待ちのお姉様方。
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そこそこの観客。
私がいたのはステージ前のセンターだから、この2倍の観客数。
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さてフラダンス。
ほとんどの人が何となく知っていても、それほど詳しいわけでもないだろう。ゆったりしたフラダンスと、腰を激しく振るタヒチダンスの違いもよくわからない。私もそんな一人。男性ダンサーがタイマツを振り回して口から火を噴くのは何ダンスだっけ?

フラダンスはテレビとかでチラッと見たことがある程度。初めてじっくりフラダンスを観た。とてもとてもよかった。ゆったりとしたハワイアンミュージックにあわせて、ゆったりと踊るフラダンス。観ているだけで身体も気持ちも溶けそうになる。うまく表現できないが、とても自然とシンクロしたような感覚になるダンスなのである。踊っている人も気持ちよさそうに見える。屋外イベントなのもよかったと思う。

今までフラダンスなんかに興味もなかったし、このステージに腰を下ろしたのも、たまたま「みはらしの丘」で歩き疲れたから。しかしフラダンスの認識が180度変わった。機会があったらまた観たい。ナポリを見て死ねという言葉があるが、フラダンスも見ておくべきである(2回目の比喩)。


ただしダンスは一連の動きなので、
瞬間しか撮れない写真だと、その良さを伝えるのは難しい。
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シェーみたいになってしまった(^^ゞ
シェーが懐かしかったら、間違いなく中高年以上!
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ーーー続く

wassho at 00:10|PermalinkComments(0)   *ツーリング | イベント、旅行

2012年10月23日

コキアのレッドオータム

レッドオータムとは紅葉のこと。コキアは和名を箒草(ほうきぐさ)といい、ホウキの材料になるくらいだから少々固い。でもじつは木ではなく草である。つまり1年で枯れる。草が赤くなって紅葉というのかどうかは自信がない。でも、とにかく赤くなる。たまに見かけるからそれは知っていたものの、そのコキアが丘一面に群集していると聞いてはるばるやってきたのが、この「ひたち海浜公園」。


理屈抜きで写真でお楽しみを。
よかったらクリックして大きく見てください。


この世の植物とは思えない可愛らしさ。
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こんな感じでコキア、コキア、コキアである。
その数3万6000株。
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上から見たところ。
逆光だから、ちょっとハードな感じに撮れている。
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丘の上の方のコキアは、わずかに緑色が残っている。
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あそこが頂上。
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登ってみたら、別に何もないんだけれど、
でも周りに遮るものもないので360度パノラマな風景が楽しめる。
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紅葉は山の中で見ることが多いから、紅葉と海を一緒に見られる機会はあまりないかもしれない。
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ススキとセイタカアワダチ草。子供の頃、セイタカアワダチ草はどこの空き地でも生えていたような気がするが、そういえば最近はあまり見ない。もっとも都会の真ん中で暮らしていたらそんな空き地もないが。
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ずーっと広がっているのは、この公園の使われていない敷地。前回書いたように総面積350ヘクタールのうち開業しているのが190ヘクタールで、160ヘクタールが手つかずという太っ腹。
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遠くに少しピンクがかってキレイなコキアがあったので、デジタルズーム3倍くらいで撮ってみた。でも写真じゃ、あまり違いがわからず残念。
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コキアを取り囲むようにコスモスも植えられている。
花の状態は中央フラワーガーデンよりよかった。
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丘の横側に降りる。
コスモスとコキアの対比がファンタジック。
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この日も換算24ミリの広角レンズと、それに装着すると換算18ミリになるワイドコンバーターを持って出かけたのに、面倒なのでレンズ交換せず。やっぱり私には無理みたい。


これはスイングパノラマで撮影。
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コスモス、コキア、芝生があって空は青くて、写真に写っているより何倍もキレイな風景だった。キレイなだけじゃなく、コキアはそのユニークな形で心がなごむ。ナポリを見て死ねとの言葉があるが、コキアも見ておくべきである。


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ーーー続く

wassho at 07:30|PermalinkComments(2)   *ツーリング | お花畑探訪

2012年10月21日

国営ひたち海浜公園

ひたち海浜公園は茨城県ひたちなか市にある公園。その名の通り国営。所管は国土交通省。ちなみに国営公園は全国に17箇所ある。

それで茨城県なんで、地図を見てもわかるように少し遠い。鹿島灘の北のはずれにその公園はある。ちょっと躊躇したけれど、どうしても見たいものがあって出かけてきた。

自宅から、ひたち海浜公園までは約140キロ。距離は長くても道順はきわめてシンプルでナビいらず。首都高で6号向島線・三郷線を走り、そのまま常磐(じょうばん)自動車道に入り、友部(ともべ)のジャンクション(高速道路の交差点みたいなところ)で北関東自動車道に乗り換えて東に走れば「ひたち海浜公園」の出入り口がある。
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途中で休憩した千代田というパーキングエリア。
ファミリーマートがあった。何かと便利かも知れないが、何となくツーリングの非日常感が薄れてつまらない。店内が街中のファミマと同じかどうかチェックするのは忘れた。これはiPhoneで撮影。
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午前8時すぎにガレージを出発して、ひたち海浜公園には午前10時半頃に着いた。所要時間約2時間半。ただし高速の出口から公園の駐車場まではかなりの渋滞。クルマならその部分だけで、もう1時間近くかかったと思われる。

写真では小さくてわかりづらいが、入場ゲート横のチケット売り場のシャッターが降りている。この日は年に何回かある入場無料の日だったようでラッキー! 

通常の入園料は400円。駐車料金はバイクは250円でクルマなら500円。なお駐車場は3箇所あって駐めたのは南駐車場。クルマ2000台分の広い駐車場だが、バイク用のスペースは20台分くらいだった。バイクで来る人はあまりいないみたい。
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ひたち海浜公園はとにかく広い。総面積350ヘクタールで、現在公園として利用されているのが190ヘクタール。ディズニーランドが50ヘクタールくらいだから、その巨大さがわかる。

それで公園内をくまなく楽しみたい人向けには、レンタル自転車と写真のシーサイドトレインという乗り物が用意されている。バスなのになぜかトレイン。レンタル自転車は3時間300円。シーサイドトレインは1日乗り降り自由で500円。
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私も最初シーサイドトレインを利用するつもりだった。しかし乗車するまでにかなり並ばなければいけないので諦めた。レンタル自転車も同様。いつもそうなのか、この日が無料だからかわからないが、売店なんかもどこも列ができていた。敷地が広く人口密度が低いので、公園自体はそんなに混んでいる印象がないのだが。

というわけで本日は歩き。園内をすべて巡るわけじゃないから何とかなる。それでもトータルで4〜5キロは歩いたと思う。



最初に向かったのは中央フラワーガーデン。ひたち海浜公園は海浜公園の名前がついていても、それは海沿いにあるというだけで別に海岸に出られるわけでもなく、名物は季節毎に植えられる植物である。ひたちフラワー公園と呼んだほうが実体に近い。

このブログで何度か紹介した「あけぼのやま農業公園」を巨大にしたような公園。ちなみに、あけぼのやま農業公園は面積24ヘクタール



中央フラワーガーデンは現在コスモス畑になっている。
まずはピンクとホワイトのコスモス。
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お約束のローアングル、花の上にカメラ突っ込みイ〜ノの写真。でもちょっと蕾の多いエリアで突っ込んでしまった。
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NEX-5Nでドアップは撮れないので、これはトリミング(写真の切り抜き)をしてある。なかなかキレイな姿の花を見つけるのは難しい。標準で付属のズームレンズは、それほど望遠ではないので奥の方の花は撮れないし。
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チョコレートコスモスという種類。こんな色のコスモスがあるとは知らなかった。チョコレートの香りがすると書いてあった−−−が、しなかった。
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オレンジ色のコスモス。
なぜか他の色と較べると、植えられている数が少ない。
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これはキバナコスモス。コスモスの亜種で夏から咲く品種。しかしコスモスが咲く時期だと、ちょっとありがた味にかける印象は否めない。
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こっちは黄色のコスモス。
松とコスモスの組み合わせはあまり似合わないね。
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コスモスと松と、白く塗られてちょい西洋風のベンチ。
テンデバラバラです。
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コスモスのお勉強はここで。
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空撮でもしないと全体像は捉えられない。
この中央フラワーガーデンだけでも相当の広さ。
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でもコスモスは前菜。
今日はそれを目当てに来たわけじゃない。


こんな道をテクテク歩いて行く。
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途中で「たまごの森」というところを通る。
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屋台が集まっているエリア。
さっきも書いたように、どの店も並んでいる。
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ダントツ人気がこのお店。列の長さは写真に写っている4倍くらい。ぶつ切りハムの串焼きみたいなのを売っていた。食べたかったけれど、キホン並べない性格なもので。
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屋台はこの野外ステージの脇にある。
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これはサイクリング道路。
歩道と自転車道は明確に別けられている。さすが国営公園。
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池沿いに歩いて野外ステージを裏側から見たところ。
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コキアカーニバルの看板。
どうしても見たかったというのは紅葉したコキア。
緑のコキアはここで参照
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チラッとコキアが見えてきた。
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コスモスにピントがあった写真でコキアの出し惜しみ(^^ゞ
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ーーー続く

wassho at 23:30|PermalinkComments(0)   *ツーリング | お花畑探訪

2012年10月18日

尖閣と竹島:それは違うんじゃない?5

中国政府が9月18日に反日デモを100都市以上でけしかけたり、結局ハッタリだったが1000隻ほどの漁船を尖閣諸島に向かわせたり、税関で日本からの輸入品に嫌がらせの徴税をしたり、日本で開かれたIMFの総会に閣僚を派遣しなかったりと、反日的な対抗策を連発していることについて、ニュース解説などでは次のように言われている。

胡錦濤国家主席がウラジオストックで開かれたAPEC首脳会議で、野田首相に“立ち話”という形で「国有化は受け入れられない。大局的な観点での行動を」と伝えた。それなのに、その二日後に日本が尖閣諸島の国有化を決定したので“メンツをつぶされた”と怒り心頭に発して強硬になっていると。
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立ち話外交の2日後に政府が国有化を決定したのは事実である。でもそのあとの「メンツをつぶされたから」という解説が気に入らない。中国人はメンツにこだわると何となく日本人は思い込んでいる。だから「二日後の国有化でメンツをつぶされ」というストーリーにはやたら説得力があるからだ。

 中国人は本当に他国の人々と較べて、やたらメンツを重視するのか?
 胡錦濤はメンツのために対日政策を取り仕切っているのか?

仮に前者がイエスであったとしても、後者は単なる推測のひとつに過ぎない。そんな単細胞なら中国13億人のトップにまでなれないと考える方が常識的。でももう真実のように語られている。さもありそうな「上手に作られたストーリー」は思考停止に誘い込むから要注意である。特にマスコミの諸君には注意して欲しいんだけれど。


逆にいえば1つの事実があれば、残りは嘘でもストーリーいかんですべてを真実と思い込ませることも可能。詐欺師はよくこの手を使う。マーケティングでもたまにある。消費者を騙そうというより、そのマーケティングに関わっている人々自身が、そのストーリーを真実だと思い込んでいる場合のほうが多い。

日本人は相手のメンツをつぶしたとしたら「それは申し訳ないことをした」と反省する素直な民族、次は少し譲らなければと思う謙虚な民族だから、ひょっとしたらそれが中国の作戦かも!
   ↑
  よくできたストーリーでしょ(^^ゞ

wassho at 22:45|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

訂正:デジカメのマクロモード NEX-5N

8月に山中湖の花の都公園で、百日草の写真をドアップで撮ろうとしてうまくいかなかったことを書いた。デジカメでドアップにするにはマクロモードというものに切り替える。それを忘れたか、あるいは勝手にマクロモードに切り替わる全自動モードがうまく機能しなかったのが原因だろうと思っていた。結論からいうとその反省は間違い。NEX-5Nでドアップは最初から撮れない。。


ドアップに撮ろうと被写体に近づきすぎるとピントが合わなくなる。前に使っていたイクシーでは、たいだい4〜50センチが近づける限界。それがマクロモードに切り替えると、3センチくらいにまで近づいてもピントを合わせられる。どのデジカメにもマクロモードは備わっている。

ここから話がややこしい。

デジカメにはいろんなタイプがあるが、1つの観点としてレンズを交換できるかどうかで区別できる。交換できないのがコンパクトタイプといわれる普通のデジカメ。交換できるのがミラーレスとか一眼レフなどと呼ばれる中型から大型のデジカメ。

それでマクロモードに切り替えれば3センチくらいまで近づけるというのは、レンズ交換ができないコンパクトタイプにのみ当てはまる。ミラーレスとか一眼レフタイプといったレンズ交換タイプは、マクロモードにしてもレンズの最短撮影距離(近づいてピントが合う限界)は縮まらない。

なぜそうなっているのかの理由は知らない。デジカメはフィルムカメラと較べてフィルム代やプリント費用が掛からないのはもちろんとして、暗いところでもフラッシュなしでも撮れるのと接写ができるのがメリットと思っていたから、コンパクトタイプより高いカメラを買ったのに、それができないとは裏切られたようでちょっと不満。でも、そういうことになっているらしい。


ところで、このマクロモードとは何かとわからないことだらけである。ネットで検索すると「マクロモードでの撮影の仕方」にはたくさんヒットするものの、いろいろ検索ワードを変えてもマクロの仕組みそのものについて知ることはできなかった。イクシーでマクロモードに切り替えてもレンズを構造的に動かしている気配はないから、カメラ内部のセンサー(フィルムに相当するところ)の電気的な処理だと思う。だったらなぜレンズ交換タイプでマクロモードができない?

さらにマクロモードが効かないのに、どうしてカメラの設定にマクロモードがある? 後で書くがマクロレンズと呼ばれる交換レンズがあって、そのレンズを使うときのためなのかもしれないが、だったらマクロレンズを装着していないときはマクロモードに切り替えられないようにすべきだ。(ほかのカメラは知らないが、NEX-5Nは今どのレンズを装着しているかをカメラが判別している)



NEXで接写したければ、マクロレンズと呼ばれるレンズを使う必要がある。ソニー純正のSEL30M35(35ミリ換算45ミリ)というレンズなら約4センチまで接近できるとカタログにある。マクロレンズは電気的な処理のマクロモードと違って、レンズの構造的に近くまで焦点が合うように造られたレンズ(たぶん)。なおマクロレンズは接写専用ではなく、普通に遠くのものも撮影できる。

それでこの純正マクロレンズの定価は3万円である。レンズの種類は違うが、無理矢理較べればNEX-5Nに付属していた広角レンズも同じく定価3万円。強引に推論すればレンズにマクロ機能を付けるのは、別に高くつくことでもないらしい。だったらズームレンズにもマクロ機能を付けておいてくれればいいのに。


ついでにNEX-5Nに付属していたズームレンズの最短撮影距離は25センチーーーなのだが、コンパクトデジカメの場合最短撮影距離とはレンズの先端から被写体までの距離を指すのに対し、レンズ交換式の場合はセンサー(フィルムに相当するところ)位置から被写体までの距離を指す。面倒なのでセンサー位置=ボディの厚みは考えずにレンズの長さだけをで計算すると

 最短撮影距離25センチ ー レンズの長さ6センチ=19センチ

が被写体に近づける距離になる。手のひらを開いて親指から小指までの距離よりちょっと短い程度か(ズームレンズなので望遠側にするとレンズも伸びるけれど)。イクシーのノーマルモードの4〜50センチよりは短いが接写という距離ではない。

こういう基準位置の違いはカメラの世界では当たり前らしく、カタログや説明書をチラッと眺めた程度では見つけられない。超不親切。私もたまたまカメラに詳しい人と話していて、そのことやマクロモードのことを知った。カメラメーカーはミラレースや小型の一眼レフを、旧来のカメラマニアではなくコンパクトデジカメではちょっと物足りなくなった人たちに売ろうとしているはず。それなら、こういうところから発想を変えて改めないとダメだと思うね。


本日は、ミラーレスや一眼レフといった高いデジカメは、安いコンパクトデジカメのような接写ができず、どうしても接写したければ別途マクロレンズを買う必要があり、カメラの世界の掟はいざ知らず、それは理不尽じゃぁというお話でした。

wassho at 11:17|PermalinkComments(2) 生活、日常 

2012年10月16日

鵜原理想郷 続き

今回、目的地として決めていたのは鵜原理想郷のみ。後は適当に海岸線を走って、適当に気が向いたところでバイクを停めようという作戦。海岸沿いを走る道路は国道128号線〜県道297号線〜国道410号線と続く。ずっと海が見られる場所を走っているわけではないが、今回は脇道にそれてチョコチョコと海沿いを走るパターンは基本的になし。


勝浦から西へ向けて次の大きな街は鴨川。128号線を走っていると以前訪れたことがあるマルキというサーフポイントが目に入った。波もそこそこサイズがあったので立ち寄りたかったが、ここは西側からだと橋を渡ったところにあって左折して入り口に向かえない。Uターンして戻ってくるのも面倒だったのでパス。


ところで今回、勝浦〜鴨川間を走ったので、これで九十九里浜の北端の犬吠埼から東京湾側の千葉市まで、グルッとバイクで房総半島一周が完成したことになる。半島とか湖とかがあると、あるいはちょっとした広場でも、なぜか一周してみたくなるのは子供の頃から変わらない習性である。
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鴨川の西のはずれに道の駅があったので入ってみた。
円形ピラミッドみたいな変わった建物。たぶん本来は水が上から流れてくるように造ったんだろうな。(ここからの写真は付属のズームレンズ)
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建物の一番上から。漁港というより停泊所といった感じ。
手前は道の駅の敷地。左下に足湯が写っている。温泉ではないと思う。
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建物の中は、いたって普通。
1階がお土産屋、2階が食堂。
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食堂でサザエどんぶりを注文した。出てきたのは卵どんぶりの具にサザエの切り身がいくつか入っているもので、ちょっとガッカリ。その具がサザエでもエリンギでもあまり変わらないような料理だった。900円じゃこんなものか。写真は撮り忘れた。ちなみに勝浦や鴨川はサザエやアワビが名物である。海女(あま)さんとかもいるのかな?


国道128号線は和田というところから内陸側に方向を変え、代わりに海岸沿いを走っているのが県道297号線。通称房総フラワーライン。春には道の両側が菜の花でいっぱいになるらしいが、この季節はところどころに花が咲いているだけ。コスモスとかたくさん植えとけばいいのに。だから正式名称は「春はフラワーライン」だと思う(^^ゞ


それでこのフラワーライン。海岸沿いを走っているが防風林に遮られて海はほとんど見えない。ところどころ海岸に通じる通路みたいなものがあるが、クルマやバイクでは入れない。駐める場所もない。航空写真で見ると4キロくらいの長い砂浜が続いているのに残念。そのうちバイクを駐める場所を見つけて、海岸に侵入して探検してみようと企んでいる。

国道128号線から分岐した春はフラワーラインは、国道410号線に接続している。410号線は勝浦に行く途中でも通ったが、房総半島の真ん中を縦断し西海岸寄りをグルッと取り囲むように走っている道路である。なおフラワーラインは、この房総半島先端部分の国道410号線と、その東西に接続している県道297号線と県道257線の総称。でも花が咲くのは県道だけ(だと思う)。


国道410号線に接続してしばらく走ったところにある瀬戸浜という場所。バイクを駐めた場所の前はスロープになっていてボートをおろす構造になっている。
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堤防の上は遊歩道で、隣の瀬戸浜海水浴場につながっている。
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流木発見。
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空はうろこ雲。
秋ですね。
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海岸にはたくさんの海草が打ち上げられていた。
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流木2号発見。
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お約束のローアングル撮影。
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気をつけないと足元まで波が来る。
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この防波堤の左側はゴツゴツした岩があるが、右側は完全な砂浜。
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もちろん防波堤があれば先端までいってみるのがお約束。
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左側のゴツゴツ岩。
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NEX-5Nの連写機能を使って撮影。
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ファイルを順番に切り替えて見るとパラパラ漫画のようになる。「お〜、動画みたい」と喜ぶ。よく考えればデジカメは動画も撮れるんだった。


瀬戸浜を過ぎて千倉というところから野島崎灯台の手前までの6〜7キロは、410号線から一本海側の地元道を走る。以前にも走ったが、この道は本当に海沿いで適度にコーナーもあって、バイクじゃなくてもクルマでも自転車でも徒歩でも楽しめる。海も黒っぽい岩があるところ、白っぽい岩があるところ、砂が固まったような岩があるところと変化に富んでいる。房総半島の先端にくることがあるなら文句なしのお奨め。


最後にバイクを駐めたのは白浜運動公園前の海岸。
西の空が少し夕焼けになっていた。
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上の写真はNEX-5Nの「夕焼けモード」で撮った。以前のデジカメにもあった機能だが、こんなものを使ったのは生まれて初めて。これがなかなか食わせ物で、実際の夕焼けはもっと赤かった。そのくせ実際よりかなり暗く写す。

夕焼けモードではなく普通のオートモードで撮った同時刻の写真がこれ。先ほどの写真と較べると1時間は前のイメージだが、明るさはこちらのほうが正しい。
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普通モードと夕焼けモードの違いを確かめるために、夕焼けモードと同じ方向の写真を撮っておかないツメの甘さが我ながらカワイイ(^^ゞ


夕焼けがキレイになるもう少し暗くなるまで待ってみようかと思ったが、待っているあいだにすることがないのに気づき帰路につく。
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しばらく国道410号線を走って館山自動車道経由でアクアライン。館山自動車道でなぜか気温が17.5度まで下がりYシャツと革ジャンだけではちょっと寒かった。木更津で気温は22度まで回復。アクアラインのトンネルが暑かったのは間違いないが、超渋滞ですり抜けに専念していたので気温ははっきり覚えていない。トンネルを抜けて東京になると24度だった。

走行約290キロ。
久しぶりにシーサイドロードを堪能できたツーリングでした。


おしまい

wassho at 00:55|PermalinkComments(0)   *ツーリング 

2012年10月13日

鵜原理想郷

千葉というか房総半島にはしばらく出かけていない。房総半島内陸部にはバイクで走って楽しい道もたくさんあるが、基本的に私にとっては千葉=海なので、今年の「暑さ対策:夏に海禁止令」でご無沙汰になってしまった。それと外気温より10度近く上昇するアクアラインのトンネルを、夏に通ったら気絶してしまう。

鵜原(うばら)理想郷というのは勝浦の西隣にある。理想郷とは何とも大げさな名前であるが、このあたりを別荘地として開発するときに名付けたらしい。地名でも公園の名前でもなく、鵜原の海岸線に突きだしている半島をそう呼ぶようである。ネットで検索すると「与謝野晶子がこの地を訪れーーー」といった記述が多くある。

ところで「与謝野晶子が愛したドコソコ、アレコレ」って、そこら中にあるような気がするのは私だけかな? それとどこも彼女がご当地のことを歌に詠んだことを自慢するが、歌人だからどこかに出かけたら歌に詠むでしょうとツッコミたくなるのも私だけ?


アクアラインで東京湾を横切って木更津東のインターで降りたら、その後は久留里街道(国道410号線)〜清澄養老ライン(国道465号線)〜大多喜街道(国道297号線)で房総半島の中程を横断していく。地図で赤く色を付けたのがそのルートで、これが予想外におもしろい道だった。適度なコーナーとアップダウンが連続していて、ノンビリ走っていても飽きない。なおどれも国道だが465号線はところどころ林道レベルの細さになるのがご愛敬。
tizu



勝浦に出て西へ少し走れば鵜原。鵜原理想郷は去年、大東崎灯台や勝浦の八幡岬へ行ったツーリングの下調べをしているときに知った。房総半島有数の景勝地ということだったが、広いエリアでかなり歩き回らなければならないということで、その時は季節的に断念。


鵜原理想郷への道は少々わかりにくい。道案内看板もたくさんあるし、ナビも鵜原理想郷の駐車場に案内してくれるのだが、そこから理想郷の中にどう入っていったらいいのかがよくわからない。駐車場(といってもクルマが5〜6台停められるくらいの空き地)に着いたが、理想郷への入り口が見えないから「ここは入口から離れた第2第3駐車場かもしれない」と思い、ぐるぐるバイクで回っているうちに半島をまたいだ鵜原の海水浴場に出てしまった。ちょうど通りかかった釣り人に尋ねると、こちらからも行けるし、その方が近道とのこと。
ちずうばら

航空写真で「通常の入り口」と書いたのが駐車場のあるところ。結局、半島全体が理想郷でメインの入り口があるわけではなく、適当な道で半島に登るということらしい。半島の先端が景勝地なわけだから、私が使った入り口のほうが山道を歩く距離が少なくなって好都合かも。

バイクを駐めたのは航空写真で砂浜が切れているあたり。無料の駐車スペースが3〜4台分あった。海水浴場の有料駐車場もあって、この季節は係員もいないからクルマでも駐める場所に苦労することはないだろう。



千葉の海って、こんなに青かったっけと思う鵜原海岸。
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サーフィンの講習会かな?
でも鏡のように平坦な海面だった。
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海岸線を半島の先へ歩いて行く。
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漁業権のことは以前にも書いたけれど、漁師が養殖しているわけでもないのに独占できるのはおかしいと思っている。
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漁港というか船着き場。漁船5〜6隻くらいの規模。
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その船着き場にある小さなトンネルを抜けていく。先ほどの釣り人に教えてもらわなければ、たぶんUターンしていただろう。
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こんな道を上っていく。
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それほどきつくはないし、距離も思ったほどではなかったが、この日は気温25度くらいと暖かかったので、それなりに汗をかいた。

それとそこら中にクモが巣を張っているので、用心のために中腰で歩く必要あり。クモは明るい場所にしか巣を張らず発見は容易だが、万一のために帽子を持って行くことをお奨めする。
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どうも鵜原理想郷には観光客のための道案内という概念がないらしい。駐車場からの入り口もそうだし、この半島の中にも何もない。あったのはこんな看板程度。半島の先端はいくつかの岬に枝分かれしているが、どの道がどこに通じているのかまったくわからない。行き止まりになっている道も多数。親切心という観点からは理想郷にはほど遠い。
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ブツクサ言っているうちに海が見えてきた。
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それぞれの岬にある休憩所。
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久しぶりに見る太平洋の水平線。
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しばらく眺めて、違う岬に行くことにする。
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少し高台に登るとモニュメントのようなものが見えたので、そこを目指す。
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途中にあった何かの碑。たぶん句碑。
とりあえず与謝野晶子ではなかった。
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小さな漁港が見えた。
ほとんど平地はなさそうなにの人間って逞しい。
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岬先端に到着。先ほどと同じ作りのあずまや。
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お地蔵さん。
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近づいてみると鐘だった。
こういうシンプルな作りのものも鐘楼(しょうろう)と呼ぶのかな?
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ここは「手弱女平(たおやめだいら)」という名前の岬。手弱女とは優しい女性、しとやかな女性という意味。なぜここが手弱女なのかを解説したようなものはなし。まあ道案内もない場所だから期待する方が無理か。
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勝浦方面を望む。
海から突きだしている白い塔は勝浦海中公園。海の中から魚を眺められる。魚が塔の周りに集まらなければ「入場料返せ!」になるから、餌付けでもしているんだろうか?
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夏前に買ったNEX-5Nというデジカメには、35ミリ換算で27ミリ〜82.5ミリのズームレンズと、24ミリの広角レンズがセットでついてる。ついでに、その24ミリの広角レンズに付けると18ミリまで広角になるというワイドコンバーターも一緒に買った。(NEX-5Nのあれこれは、興味があったら7月のブログで読んでちょうだい)

最初からウスウス予感していたように、レンズ交換なんて面倒なことは私の性に合わない。レンズテスト以外の時で広角レンズやワイドコンバーターを使ったのは白糸の滝だけだったかな。まあ、それもレンズテストみたいなもの。もっぱらズームレンズばかり使っている。バイクツーリングの時はいつも広角レンズとワイドコンバーターも持って出かけてはいるのだが。

それで、せっかく買ったのにもったいないと思い、鵜原理想郷は雄大な景色の場所でもあるので、今回はレンズ交換するゾと心に決めていた。それでも3種類の交換は面倒なので、広角レンズ+ワイドコンバーター=18ミリ相当の超広角のみ。


(ここからが18ミリレンズでの写真)
確かに広く撮れるーーー。しかし目で見ている範囲と近いのだが、何となく景色が遠くに感じるのが不満。それと構図をよく考えないと単にだだっ広い風景になって間が抜けてしまう。でも景色なんだから構図を考えるといっても、どうすればよいものやら。
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海のように元々だだっ広い風景なところは向いているといえる。でも広く写る分、手前の崖などいらないものも入ってしまう。カメラを上に向ければ崖は入らないが、空ばっかりの写真になってしまうし。超広角レンズで広く写った方が便利と単純に考えていたが、意外と撮るのが難しい。
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超広角=広い範囲が写る=景色用と考えないで、意外と近くのものを遠くの風景と一緒に撮るというのが向いているのかもしれない。
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景色でも、これくらいメリハリがある景色なら、
何も考えずに撮ってもそれなりに様になる。
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手弱女平を離れて入ってきた場所に戻ることにする。
カメラは18ミリ相当のまま。


ピンクの門を下った場所には家がある。理想郷の中に住んでいる人がいるらしい。ほかにも数件の家があった。鵜原理想郷は別荘地を開発するときに付けられた名前だが、どの家も別荘のようには見えなかった。
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不思議なのがこれ。私有地につき立ち入り禁止で門が閉じられているが、この向こう側は崖。立ち入りたくても立ち入れない(^^ゞ 誰かがシャレでおいていったのかなあ?
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こういう撮り方も18ミリだと迫力が増すような気がする。
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クモの巣に気をつけながら来た道を戻る。すると例のトンネルから登ってすぐのところに、別の岬に続いている道があることを発見。まったく道案内がないのでわかりにくい観光地である。


この岬が一番いい景色だったかな。
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圧巻は鵜原海岸と対岸を見渡す風景。18ミリレンズ大活躍!
たぶん与謝野晶子の時代には人工物などほとんどなく、いかにも大自然の中のオアシスのような風景だったのかと思う。この岬に立って初めて理想郷と名付けた人の気持ちがわかったような気がした。
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ーーー続く

wassho at 23:50|PermalinkComments(1)   *ツーリング 

2012年10月11日

尖閣と竹島:それは違うんじゃない?4

<それは違うんじゃない その4>

政府は竹島について国際司法裁判所に提訴するらしい。よく報道されているように、この裁判所は当事者両国が裁判に合意しなければ裁判は開かれない。韓国は裁判に応じないと明言しているから、当然裁判はなし。

政府は提訴することによって竹島問題を国際社会にアピールできるとしているが、これはきわめて疑わしい。

 「国際司法裁判所の領土問題に関する最近の判決」

  2005年 ベナン・ ニジェール - 国境の河川の複数の島の領有権に
  ついて、河川左側の島をニジェール領、右側の島をベナン領とした。

  2007年 ニカラグア・ ホンジュラス - カリブ海の4島について領有権を
  ホンジュラスに認めた。

  2008年 マレーシア・ シンガポール - シンガポール海峡の2島と1つの
  低潮高地について、領有権をシンガポールに認めた。

一方的な提訴だけじゃなくて、裁判が開かれて判決の出た事案である。
知ってたあ〜?

国際司法裁判所って言葉の響きはすごいけれど、ここで何か起きたって関係国以外が注目するようなパワーがあるわけではない。まして判決ができるわけでもない一方的な提訴だし。


それと国際社会に向けてアピールーーーというのはよく使われる・好まれるフレーズだが、アピールして領土問題が解決するか?という根本的な問題がある。提訴がパフォーマンスに過ぎないことは政府も認めているというか国民的な合意もある。

しかしそのパフォーマンスに意味がないことは認識されていないように思う。裁判に訴えるという対応に溜飲を下げる人もいるだろうが、実体は政府として一生懸命やっていますよという内政向けの目くらまし。アレッ?どこかで聞いたようなフレーズ(^^ゞ

wassho at 23:13|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2012年10月10日

尖閣と竹島:それは違うんじゃない?3

領土問題とは直接関係ないが、中国では日本・日本人を罵るときに小日本という蔑称を使う。発音はシャオリーペン。小とは日本の国土が狭いということではなく子供という意味らしい。翻訳?するならクソガキ日本という意味かな?

ついでに英語で日本人の蔑称はジャップ(JAP)である。しかし言葉は生き物なので、終戦直後の日本人は進駐軍にジャップといわれてむかついたのかもしれないが、今ジャップといわれても特に気にも掛からずスルーしてしまいそう。JAPが単にJAPANを短縮しただけでヒネリがないのも影響している。

JAPANの英語短縮形は、JAPが先に使われていたからかJPNとするのが一般的。でも海外のクライアントと仕事をしていると、けっこうな頻度でJAPと短縮されている。もちろん喧嘩を売られているのではなく、先方は単純にJAPANの頭3文字で短縮しただけ。ちなみにフランス(France)はFRA、イタリア(Italy)はITAと頭3文字の短縮のほうがグローバルスタンダード。

話を戻すと中国では反日デモの際「小日本」と叫ぶのであるが、仮に反中デモを行う場合、それに対抗する言葉がないのは淋しい(^^ゞ 外交は対等が原則、知恵を絞って素敵な罵り言葉を考えましょう!


それは冗談として、今後国際社会に向けて中国の行動への非難を訴えるのなら、枕詞となる形容詞は統一した方がいい。このブログでは何度かネーミングの重要さを紹介してきたが、いわゆるレッテル張りもそれと似た効果を持つ。例えば中国を非難するときは常に「強欲な中国」という枕言葉を使い続ける。これは常に使う、統一して使うということが大切で「強欲」とか「傍若無人」とか「無法者」とか、その時々によってバラバラではレッテル張りの効果が出ない。

また英語にしたとき簡潔で語呂のいい言葉を選ぶのも重要。ブッシュはイラクなどを「ならず者国家」と非難したが、英語のRougeが「ならず者」と訳された時点で日本語的にはピンとこないレッテルになってしまった。逆もまた真なり。

要は枕詞を使い続けることによるネガティブなブランドイメージの形成が狙い。尖閣諸島問題は日中にとっては懸案事項でも国際的には些細な話。そんなに真剣に取り合ってもらえるわけではないから、イメージ戦略が大事になる。外交には表も裏もあるというのは常識だとして、加えていろんな分野の手法も動員すべき。外交官や政治家にネーミングやレッテルといったマーケティングの知識はないだろうから、ギャラが折り合えばいつでも外務省の顧問になってあげるよ(^^ゞ

wassho at 10:12|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2012年10月08日

ゴルフ観戦雨天中止

ゴルフイラスト昨日の日曜日には生まれて初めてゴルフトーナメントを見に行く予定だった。競馬プロ野球に連れて行った中国人のTさんが、タダ券を手に入れたということで誘ってくれたもの。尖閣諸島や反日デモとは関係なく、私個人としては日中友好促進中である。

しかし残念ながら当日は雨。雨でもトーナメントは開催されているが、雨の中観戦するほどゴルフ好きではない。というかゴルフは昔やっていたが今は無縁になっている。最後にコースに出たのは日韓ワールドカップの時だから2002年である。なぜ覚えているかというと、そのときもゴルフは数年ぶりで、一緒に回った人にも同じように数年ぶりのゴルフの人がいて「お互いワールドカップ並みの頻度ですね。次はドイツ大会の時にまたご一緒しましょう」というような会話をしたから。結局その日を最後に私はクラブを握っていないけど。

午前8時半に現地(横浜の戸塚)集合の予定だったが、Tさんとは午前6時頃に電話で話して様子を見ようと決め、10時頃にまた連絡して最終的に取りやめにした。昼過ぎに雨は止む天気予報で実際その通りなったけれど、ゴルフの試合は午後3時半くらいで終わるし、雨上がりで足元も悪いだろうし、何となく出鼻をくじかれた感じ。

開催されていたのはキャノンオープンというトーナメントで、場所は横浜市の戸塚カントリー倶楽部。前日に行き方を調べてビックリしたのは、なんとこのゴルフ場は自宅から電車で1時間かからない。

ゴルフをやめた一番の理由は「下手だからつまらない」であるが、朝早くに出発して遠くのゴルフ場に行き、帰りは渋滞して何時間もかかるというのも遠因だった。ゴルフ人口は90年代中頃をピークに約4割減少したといわれているから、近くのゴルフ場でも回れるようになっているかな? あるいは少々遠いゴルフ場でもバイクで行けば早く帰ってこられる。ツーリングと思えば一石二鳥。

ブラジル大会までにはゴルフを再開しようか(^^ゞ

wassho at 22:11|PermalinkComments(0) イベント、旅行 

2012年10月07日

尖閣と竹島:それは違うんじゃない?2

前回に書いた領土問題=相手国政府の内政向けの目くらましでなく相当に深刻でやっかいな問題だけれど、それはそれで別にいいんじゃないと思っている理由。それは隣に国があったら、つきあっていく上でもめることもあるだろうし、時には領土でももめるでしょうという単純な認識である。


ウィキペディアに掲載されている世界各地の領土問題を数えてみると、未解決が47、解決済みが32あった。合計79地域。領土問題でいざこざがあるなんていうのは、さほど特殊なことでもないのだ。もちろん、のんびりと平和に暮らせるに越したことはないが、世の中の半分以上はやっかい事でできている。仮に今、尖閣諸島の問題がここまで顕在化していなくても、いつかは起きる問題だった。今回の騒動がどういう決着を付けるかはわからない。しかし領土なんてものは、どちらかにしか帰属しようがないから円満な解決なんてものもあり得ない。だから今回の決着がついても、またしばらくすれば同じ問題が繰り返される。

大事なのはあまりエキサイトしてこの問題を捉えないことである。頭に血が上れば勝てる試合も勝てなくなる。領土問題なんてよくある話、未曾有の国難に瀕しているわけでもないという冷静さが必要と思う。もちろんこれは弱腰とか穏便主義などとは別の話。取ったら取られる、取られたら取り返すの繰り返し、ただそれだけのこと。



<それは違うんじゃない その2>

よく聞く「領土問題は存在しない」というフレーズ。外交的・政治的な言い回しなのは理解できるが、何となく詭弁な響きがあることは否めない。「そういうことはなかったことにしたい」という逃避的心理の反映と感じてしまうのは私だけかな? それと、これだけ尖閣諸島のことが問題になっているのに「領土問題は存在しない」と二言目には発言する政治家のセンスというかボキャブラリーのなさにも情けなくなってくる。


<それは違うんじゃない その3>

これまたよく聞く「実効支配」。これはわかりにくい概念。竹島には韓国軍が駐留している。北方領土にはロシア人が生活している。対して尖閣諸島は無人島である(太陽電池で動く小さな照明設備レベルの灯台はあるらしいが)。

だから実効支配といっても尖閣諸島についてその最大の実体は、日本の領土だと主張し、外国の船などがやってきた場合に追い返すこととなる。それでこれが実にあやうい状況な気がする。

日本でニュースを見ると中国や台湾の船が尖閣諸島の了解に侵入し、しばらくしたら出て行ったということになっている。しかし最近は「ここは日本の領海だ」という巡視艇の警告に対して「ここは中国(あるいは台湾)の領海だから出て行け」と反論していると聞く。そして領海侵犯はもう日常茶飯事になってしまった。

海上保安庁の巡視艇だって燃料補給や乗組員交代で尖閣諸島を離れる必要がある。だから視点を変えて眺めると、中国の「出て行け」という警告に対して巡視艇が出て行ったという構図も成立する。今の「出て行け」合戦がさらに頻繁化・長期化すれば、第三国から見てどちらが実効支配しているのかわからなくなるだろう。


それと実効支配という言葉は支配の上に実効という形容詞をわざわざ付けた言葉である。日本は本州を実効支配しているなんて表現はしない。別に言葉の揚げ足取りをする気はないが実効支配と先にあげた「領土問題は存在しない」がセットになると、自ら「微妙なところもある」と表明しているような気がしなくもない。


そして「実効支配しているのだから日本の領土だ」という主張。これは論理的ではない。ある国の実効支配というのは、対立国にとって不法占拠だからである。実効支配と正当性は別の問題。けっこう頭のいい人が、このロジックを使っていてビックリすることも多い。やっぱり領土問題だと頭に血が上りやすいのかと思ったり。


アメリカは尖閣諸島が日本に実効支配されており、日米安全保障条約の適用の範囲という立場である。実際に何か起こったとき、その言葉を鵜呑みにできるかどうかは別として、そのアメリカの姿勢が中国に対する牽制になっていることに間違いない。

しかしその日米安保適用の前提となる実効支配が「出て行け」合戦なのである。「出て行け」合戦で実効支配が決まるなら軍事的な小競り合いも上陸作もは必要ない。より多くの船を出した方が勝ちである。質で中国を引き離しても、量の勝負となるとーーー。そのあたりが気がかり。


ーーー続く

wassho at 23:48|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2012年10月03日

尖閣と竹島:それは違うんじゃない?

senkaku

尖閣、竹島と何かと騒がしい領土問題。これについて深い考察や、解決に向けてのアイデアを持っているわけではない。たぶんほとんどの人と同じように「面倒なことになったなあ〜」「いつまで続くんだろうねえ〜」といったところ。最近すっかり旅日記と化しているこのブログだが、たまには硬派なネタも書いておかないと頭もなまる?ので、いろいろ感想というかニュースを見ていて「それは違うんじゃない?」と感じたことを少し書いてみることにした。


<それは違うんじゃない その1>

こういう論調がある。

韓国大統領は政権末期でいろいろ問題を抱えており、国内での人気取り政策として竹島に上陸したり天皇に謝罪しろとか発言している。あるいは、中国政府は民主化や格差拡大に対する国民の不満から目をそらすために、領土問題や反日デモを利用あるい仕掛けている。

李明博大統領や中国政府首脳と話し合ったことはないから(^^ゞ、本当のところは知らない。そういう要素がゼロだと否定するつもりはないが、どの程度のウエイトをもっているかはまったく憶測の積み重ねである。


国民の内政への不満を外交で目をそらさせるというロジックは大昔から聞く。でも、そんなことが可能かは大いに疑問。その外交が日々の生活に直結している問題か、あるいは湾岸戦争を仕掛けて勝つというような大規模な外交でもない限り、成功例はほとんどないように思う。マスコミも含めて政治業界の人々だけが信じている幻想。

明日、中国が「野田首相のおっしゃるとおり尖閣諸島は日本の領土でしたゴメンナサイ」といってきたとして、野田首相の支持率が上がる? 日本の報道だけ見ているとスルーしてしまうが、韓国で「野田首相は弱体化している民主党に危機感を持ち、歴代首相と較べて竹島問題で強硬な姿勢を取っている」というような報道をされているのを見ると、そのおかしさに気付く。


この尖閣諸島や竹島に対する中国・韓国の行動を相手国の内政事情によるものと考えるロジックには問題が2つある。

1つは、これから尖閣諸島や竹島についての国家戦略を考えていく際、私の仮説が正しいとしての話だが、相手国の姿勢はその内政事情によるものだという間違った前提を含めて戦略を考えれば、必然的にその戦略は間違ってしまうということ。

2つめも似たようなことだが、たとえば中国での反日デモのニュースを見て深刻な気分になったところで、これは中国人の中国政府への不満の表れだなんて解説を聞くと、「ナンだ、日本に怒っているんじゃないのか」とホッとするというか安心してしまう。人間誰しも嫌われていると思いたくないからね。

でも、それでは冷静な状況認識にならない。尖閣諸島の問題で反日デモが起きたというより、日頃からの反日感情が尖閣諸島のことで火がついたと見るほうがおそらく正しいだろう。多くの中国人が日頃の憂さ晴らしや、単なるお祭り騒ぎ感覚でデモに参加していたとしても、反日というのが「ノリやすいテーマ」だからこそ、あれだけの規模に拡大したと見るべきである。仮に尖閣諸島が韓国やその他の国のものだったら、ああいうデモにはならないはず。


話はそれるが、戦前の帝国主義時代に起因する中国や韓国の心の底にある反日感情というのは、そう簡単には解決しない。というか、たぶん時間によってしか解決できない。すでに戦後70年ほどたつけれど「そういうこともあったなあ」というレベルになるにはあと150年くらいは必要かな。16世紀後半の秀吉による朝鮮侵攻を根に持っている韓国人はさすがにいないと思う。

ついでにもう一つ話をそらすと、日本はアメリカと戦争をしたのに親米感情の強い国である。戦後のきわめて早い段階から反米感情はなかったと思う。もっともアメリカに対してはこっちから仕掛けて負けた戦争だから、日本と中国・韓国の関係とはいきさつがまったく違う。でも戦後の対米感情変遷の研究をすれば中国・韓国とのつきあい方に何か役立つかもしれない。



話を戻すと、いずれにせよ尖閣諸島・竹島の問題は相手国政府の内政向けの目くらましが本質ではなく、純然たる領土問題=相当に深刻でやっかいな問題だと考えるべきだろう。

でも、それはそれで別にいいんじゃないかと私は思っている。

ーーー続く

wassho at 22:52|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済