2013年04月
2013年04月30日
ひたち海浜公園 ネモフィラ&チューリップ 2
たまごの森を離れてネモフィラのある「みはらしの丘」に移動。
水のステージを先ほどと反対側から見たところ。
何の行列かと思って先頭に行ってみると、レストハウスでメロンパンを買うためのもの。なんでも公園のある「ひたちなか市」の隣の隣の鉾田市(ほこたし)はメロンの生産量日本一で、ここでは春と秋にそのメロンを使ったメロンパンを限定発売している。昼前には売り切れる人気商品らしい。
ところでメロンパンはメロンとは基本的に無関係。パンに格子状の模様が入っていて、それがメロンに似ているところから名付けられた。普通のメロンパンは別にメロンの味はしない。だからここで売っているようなものはメロン入りのメロンパンというややこしいネーミングになる。
並んでまで買う気はないのでパスして先に進む。
こんな道を歩いて行く。
いよいよネモフィラが視界に入ってくる。
もうこの時点で違う世界を見ているようである。
そしてこれがネモフィラに覆われた丘の全景。
圧巻!
ローアングルにして水色の正体が花だとわかるように撮ってみる。
ネモフィラは親指の先くらいの小さな花。
レンズ交換ができるNEX-5Nというカメラを買ったのに、レンズ交換が面倒で私には向いていないとは何度かブログで書いた。でも今回はネモフィラの丘。とてもとても広い風景である。だから本日は広角換算24ミリにワイドコンバーターを装着して18ミリの超広角にしたレンズを必ず使うと固く誓って自宅を出たのである←オオゲサ
ズームレンズの一番広角側換算27ミリでの撮影。
上の写真の後にレンズ交換。
こちらはほぼ同じ場所から換算18ミリにしたレンズでの撮影。
右側の木の位置をそろえて撮ればよかったと反省。でも丘の起伏の形から18ミリは27ミリと較べて3割くらい広く写っているかな。
だからどうだ、より風景のイメージが伝わるかといえば微妙なところ。それと前から感じていたが18ミリにして横に広く写るのはいいのだけれど、縦にも広く写る。これに慣れていないせいか構図的に間延びしたような印象を受けてしまう。なおこの18ミリの写真は目で見た範囲より広い。18ミリと27ミリの比較から推測すれば、人間の視野角と同じに写るのは20〜22ミリくらいのレンズだと思う。
ここからしばらくは換算18ミリでの撮影。
先ほどまでいたのは丘の一番下。この写真の右に写っている木よりさらに右側。そして、いよいよ丘に登る。なだらかな丘だから登るのはまったくきつくない。
ちょっと登って麓(ふもと)を眺める。古民家を移築した広場になっている。こちらの「みはらしの丘」に対して「みはらしの里」の名前がついている。
少し地面が露出した部分がある。ズームレンズだったら画角を調整してそういうところが入らないように工夫する。このレンズは18ミリ固定なのでそういう自由がきかない。なかなか手強い。
でもこういう風景にはやっぱりこの広々感はいいね。
ネモフィラの中に女性が入っているように見えるが、あそこにも道がある。
さらに登ったところから見おろす。
ところどころ水色が薄くて葉っぱの緑が目立っているところがある。
途中にある鐘。
広角レンズは望遠レンズの逆で「遠くに写す」。だからこの程度のアップの写真でも相当に接近しなければいけない。赤の他人を撮っているから何となく気まずい。
鐘のあるところは広場になっていて、その先に頂上がある。あそこに何もないことはコキアを見たときに確認済み。
でも登ってしまった(^^ゞ
これは広場の一番奥から撮ったもの。
東側は海。港は造成中なのかな。
北側はこの公園の敷地だが未利用地の部分。
頂上からネモフィラが植えられている部分。
途中に芝生があってちょっと遠い感じになってしまった。
ズームで調節して構図を変えられないのが不自由に感じてきたので、ズームレンズに戻すことにした。これはズームレンズの換算50ミリくらいで撮ったもの。
下りながらネモフィラを堪能する。
なんとなくネモフィラを見て感じたイメージに一番近い写真。去年ここでコキアを見たとき、とてもこの世の景色とは思えないと感じた。しかしネモフィラの中を歩くとまるで「あの世に来たみたい」な気分に浸れる(^^ゞ
これはスイングパノラマで撮影。連写合成だから歩いている人が二重になっている。でも、こういう風景ならあまり気にならない。
ネモフィラのアップをもう一度。
ネモフィラの中心部は白くておしべが黒い。風が吹いて花が揺れると白地に黒い点で目や口を描いたように見えるときがある。揺れ方によっては笑っているようにも感じる。この日、私はネモフィラの妖精に微笑みかけられた!
ネモフィラと空のブルーが一体化して幻想的。
天国に行くときはこういうところを通る?
麓の「みはらしの丘」。
こういう人工的なものとの対比でネモフィラを見ると、まったく違う別世界が並立しているようで、とても不思議な感覚に襲われる。
上の写真で人々がカメラを構えているのが、この鯉のぼり。
鯉のぼりを間近で見るのは久しぶり。
売店はとても混雑。
名残惜しいがネモフィラとはここでお別れ。
ゲートへ戻ることにする。
これは水仙。
ひたち海浜公園では水仙→チューリップ→ネモフィラと春のイベントが続く。さすがに水仙はもうアップに耐えられる状態にはあらず。
水のステージの横側にある売店エリア。
一緒に遊びたい(^^ゞ
この日はイベントはなかったみたい。
午後1時16分に公園退出。
外に出てみると来た時と較べて5倍くらいの行列。
ネモフィラを見に来るなら早起きしましょう。
途中の売店で一鉢200円で売られていたネモフィラ。あの一面のネモフィラを見た後にこんな小さな鉢を買っても仕方ないだろう思っていたら、写真を撮っている間に2つ売れていた。
クルマだと運転していても横に乗っていても渋滞するとイライラするから、バスで来るのもありかと思う。
着いた時は私のバイク以外に小さなスクーターが2台だけだったのに、10台くらいの大型バイクが駐まっていた。私のBMW F800Rの隣はハーレーの珍しい水冷タイプ。
チューリップとネモフィラを存分に楽しんだ。
でもツーリングはまだまだ続く。
水のステージを先ほどと反対側から見たところ。
何の行列かと思って先頭に行ってみると、レストハウスでメロンパンを買うためのもの。なんでも公園のある「ひたちなか市」の隣の隣の鉾田市(ほこたし)はメロンの生産量日本一で、ここでは春と秋にそのメロンを使ったメロンパンを限定発売している。昼前には売り切れる人気商品らしい。
ところでメロンパンはメロンとは基本的に無関係。パンに格子状の模様が入っていて、それがメロンに似ているところから名付けられた。普通のメロンパンは別にメロンの味はしない。だからここで売っているようなものはメロン入りのメロンパンというややこしいネーミングになる。
並んでまで買う気はないのでパスして先に進む。
こんな道を歩いて行く。
いよいよネモフィラが視界に入ってくる。
もうこの時点で違う世界を見ているようである。
そしてこれがネモフィラに覆われた丘の全景。
圧巻!
ローアングルにして水色の正体が花だとわかるように撮ってみる。
ネモフィラは親指の先くらいの小さな花。
レンズ交換ができるNEX-5Nというカメラを買ったのに、レンズ交換が面倒で私には向いていないとは何度かブログで書いた。でも今回はネモフィラの丘。とてもとても広い風景である。だから本日は広角換算24ミリにワイドコンバーターを装着して18ミリの超広角にしたレンズを必ず使うと固く誓って自宅を出たのである←オオゲサ
ズームレンズの一番広角側換算27ミリでの撮影。
上の写真の後にレンズ交換。
こちらはほぼ同じ場所から換算18ミリにしたレンズでの撮影。
右側の木の位置をそろえて撮ればよかったと反省。でも丘の起伏の形から18ミリは27ミリと較べて3割くらい広く写っているかな。
だからどうだ、より風景のイメージが伝わるかといえば微妙なところ。それと前から感じていたが18ミリにして横に広く写るのはいいのだけれど、縦にも広く写る。これに慣れていないせいか構図的に間延びしたような印象を受けてしまう。なおこの18ミリの写真は目で見た範囲より広い。18ミリと27ミリの比較から推測すれば、人間の視野角と同じに写るのは20〜22ミリくらいのレンズだと思う。
ここからしばらくは換算18ミリでの撮影。
先ほどまでいたのは丘の一番下。この写真の右に写っている木よりさらに右側。そして、いよいよ丘に登る。なだらかな丘だから登るのはまったくきつくない。
ちょっと登って麓(ふもと)を眺める。古民家を移築した広場になっている。こちらの「みはらしの丘」に対して「みはらしの里」の名前がついている。
少し地面が露出した部分がある。ズームレンズだったら画角を調整してそういうところが入らないように工夫する。このレンズは18ミリ固定なのでそういう自由がきかない。なかなか手強い。
でもこういう風景にはやっぱりこの広々感はいいね。
ネモフィラの中に女性が入っているように見えるが、あそこにも道がある。
さらに登ったところから見おろす。
ところどころ水色が薄くて葉っぱの緑が目立っているところがある。
途中にある鐘。
広角レンズは望遠レンズの逆で「遠くに写す」。だからこの程度のアップの写真でも相当に接近しなければいけない。赤の他人を撮っているから何となく気まずい。
鐘のあるところは広場になっていて、その先に頂上がある。あそこに何もないことはコキアを見たときに確認済み。
でも登ってしまった(^^ゞ
これは広場の一番奥から撮ったもの。
東側は海。港は造成中なのかな。
北側はこの公園の敷地だが未利用地の部分。
頂上からネモフィラが植えられている部分。
途中に芝生があってちょっと遠い感じになってしまった。
ズームで調節して構図を変えられないのが不自由に感じてきたので、ズームレンズに戻すことにした。これはズームレンズの換算50ミリくらいで撮ったもの。
下りながらネモフィラを堪能する。
なんとなくネモフィラを見て感じたイメージに一番近い写真。去年ここでコキアを見たとき、とてもこの世の景色とは思えないと感じた。しかしネモフィラの中を歩くとまるで「あの世に来たみたい」な気分に浸れる(^^ゞ
これはスイングパノラマで撮影。連写合成だから歩いている人が二重になっている。でも、こういう風景ならあまり気にならない。
ネモフィラのアップをもう一度。
ネモフィラの中心部は白くておしべが黒い。風が吹いて花が揺れると白地に黒い点で目や口を描いたように見えるときがある。揺れ方によっては笑っているようにも感じる。この日、私はネモフィラの妖精に微笑みかけられた!
ネモフィラと空のブルーが一体化して幻想的。
天国に行くときはこういうところを通る?
麓の「みはらしの丘」。
こういう人工的なものとの対比でネモフィラを見ると、まったく違う別世界が並立しているようで、とても不思議な感覚に襲われる。
上の写真で人々がカメラを構えているのが、この鯉のぼり。
鯉のぼりを間近で見るのは久しぶり。
売店はとても混雑。
名残惜しいがネモフィラとはここでお別れ。
ゲートへ戻ることにする。
これは水仙。
ひたち海浜公園では水仙→チューリップ→ネモフィラと春のイベントが続く。さすがに水仙はもうアップに耐えられる状態にはあらず。
水のステージの横側にある売店エリア。
一緒に遊びたい(^^ゞ
この日はイベントはなかったみたい。
午後1時16分に公園退出。
外に出てみると来た時と較べて5倍くらいの行列。
ネモフィラを見に来るなら早起きしましょう。
途中の売店で一鉢200円で売られていたネモフィラ。あの一面のネモフィラを見た後にこんな小さな鉢を買っても仕方ないだろう思っていたら、写真を撮っている間に2つ売れていた。
クルマだと運転していても横に乗っていても渋滞するとイライラするから、バスで来るのもありかと思う。
着いた時は私のバイク以外に小さなスクーターが2台だけだったのに、10台くらいの大型バイクが駐まっていた。私のBMW F800Rの隣はハーレーの珍しい水冷タイプ。
チューリップとネモフィラを存分に楽しんだ。
でもツーリングはまだまだ続く。
2013年04月28日
ひたち海浜公園 ネモフィラ&チューリップ
見たいなと思っている花が3つある。困ったことに3つとも道路が大渋滞するゴールデンウイークに見頃を迎える。だから出かけるのを躊躇してしまう。でもその3つの花は来年も再来年も、その先もずっとゴールデンウイークが見頃なのである。渋滞をいやがっていたら永遠に見られない。だから「いつ行くんだ?今でしょう」と予備校の先生のキャッチフレーズを見習って、まずはそのうちの1つに出かけてきた。
バイクで向かったのは茨城県にある「ひたち海浜公園」。去年の秋にコキアをみて感激した国営の公園である。グーグルマップによれば自宅からの距離は135キロ。いい公園なのだがちょっと遠い。
地図はグーグルマップ。
自宅近くから首都高に乗り、6号向島線・三郷線から常磐自動車道に入って、途中で北関東自動車道に乗り換え「ひたち海浜公園」の出口で降りる単純明快な道順。コキアの時のブログを読み返すと午前8時過ぎに出発して10時半頃についたとある。所要時間約2時間半。その日も日曜日だったがゴールデンウイークはもっと渋滞するだろうから3時間半と計算。早起きしなくちゃと前日は早々に寝たのに、結局出発したのは7時30分(/o\)
渋滞はところどころあったものの、何とかすり抜け走行で公園到着は10時15分。結局2時間45分の行程と前回とそれほど変わらず。ただし、これはバイクだからの話。クルマなら昼までに公園に入れたかどうか。途中の渋滞もさることながら、高速道路の「ひたち海浜公園」出口2キロ先の標識のところからビッシリと数珠つなぎ。クルマで出かける人はご参考に。
2000台規模の駐車場。
でもバイクは片隅に10台分程度。
駐車料金はクルマ500円でバイクは250円とバイクは割高。
暖かかったので革ジャンは脱いで公園に入るとした。
スクリーン(ヘッドライトの上の風よけ)に白い縦線が入っているのは何かが写り込んでいるだけで割れているわけじゃない。ちなみにこのスクリーンはショットガンを撃ち込まれても割れないらしい。
ヘルメットは100円ショップの鍵付きワイヤーロープでバイクのキャリアにくくりつける。グリーンのワイヤーも鍵付きで、革ジャンの袖に通してバイクのフレームと、まだ長さが余るからヘルメットにも巻き付けてある。グリーンはサイクリング用のワイヤー。ただしその気になったらこれらの切断は簡単だが。
チケット売り場はそれなりの混雑。
でも並んでいたのは5分ほど。
大人400円。
そういえば前回来たときは入場無料の日だった。
入場ゲートをくぐったのは午前10時33分。
公園内から入場ゲートを振り返ったところ。「翼のゲート」の名前がついている。なおコキアの時に入ったのは南口ゲートで今回はそれとは別の西口ゲート。
西口ゲートを入ってすぐのところにあるのが、前回フラダンスを観て身体が溶けた「水のステージ」という施設。
水のステージの右側にあるのが「たまごの森」と呼ばれているエリア。ここではチューリップが植えられている。ただ時期的にそろそろ終わりのはずだし、いたんだチューリップばかりだったらテンション下がるなあと、おそるおそる訪れてみるとーーー
まったくOK \(^o^)/
とりあえず佐倉ふるさと広場にはなかった品種から。
ユリ咲き。筆で赤の線を描いたような模様のチューリップ。
その黄色版かと思いきや、線の入り方や数が違うし、花びらもフリンジ(ギザギザ)になっている。
佐倉にも同じ形はあったが、この色はなかった。
これもチューリップらしい。
たとえ植物学的にはチューリップでも、この花をチューリップと呼ぶのは間違っている気がするけど。
これは黒に近い色。
黄色の縁取りがフリンジになっている。なんとなく食虫植物っぽい。左下の蕾なんか指を近づけたらカパッと開いて食いちぎられそうである(^^ゞ
赤と黄色でユリ咲き。
ところで写真を見ると蕾がたくさんあるのがわかる。自宅で育てていると同じ品種は同じ時期に一斉に咲く。開花時期が違えば長く楽しめるので、そうしたいんだけれど、どうやって育てているのだろう。密集しているから球根を違う時期に植えたとは考えにくい。ナゾ
トロピカルフルーツみたいなチューリップ。
話は変わるが、この日はときどき強い風が吹いた。
風が吹くと花が揺れる→写真がブレル。でもこのチューリップはスポーツモードで撮ったから、強い風が吹いて花が傾いていてもブレていない。
スポーツモードはスポーツなど動きのあるものを撮るときに使うモードで、シャッタースピード(撮影する瞬間の長さ)を上げて(短くして)動きを止めるように撮る。この写真のシャッタースピードは1/2000秒。ちなみに1つ前のトロピカルフルーツは通常のオートモード撮影で1/15秒、一番最初の白赤は1/50秒とかなり違う。
とにかくブレなくなってこれは便利と思ったもののスポーツモードには難点もある。ややこしい話になるので説明は別の機会に。そこで風対策としてシャッタースピード優先モード(自分でシャッタースピードを設定できる)を使う。ただし、どれくらいのスピードがいいのか皆目見当もつかない。とりあえず1/1000もあればいいだろうとアバウトに。
というわけで風が吹いてきたらシャッタースピード優先モードにし、風がやんだら通常のオートモードに戻して撮影。シャッタースピードを速くするのも、いろいろ弊害があるのでできるだけ使いたくなかったから。しかし、このモード切り替えが超面倒。ボタンを押して画面をタッチして、その後ダイヤルを回さなければいけない。その繰り返し。風で花が揺れて写真がブレるなんてのはよくある話なので、被写体の揺れを検知して、それに最適なシャッタースピードにまであげるような機能を開発して欲しいと思う。
さて話はチューリップに戻って、たまごの森の中チューリップはこんな風に植えられている。松林の下に植えられるチューリップなんて珍しいと思う。
ここがたまごの森と呼ばれているのは、
卵形の遊具がいくつか置かれているから。
ひたち海浜公園のチューリップはなかなかセンスよく植えられている。
川が流れてきて下流には白い跳ね橋が架かっている。
ところで青いチューリップは存在しない。
だから川を表現しているのはムスカリという植物。まあ、ズルイちゃズルイ。
そういえば何年か前にサントリーが青いバラの品種を開発したと話題になった。是非チューリップもお願いしたい。ついでに緑も。水色とキミドリもあったらもっとうれしい。
川はさらに風車のほうへ流れていく。
チューリップは松林の下に植えられているから、日の当たるところと枝の陰影になるところができて、その対比もこれまた趣(オモムキ)あり。
無数にあるチューリップの花を見ていたら点描写のゴッホを思い出した。この風景をゴッホならどんなエネルギッシュな絵にしただろうか。ところで彼はチューリップの本場オランダ人なのに、ゴッホの描いたチューリップの絵は聞いたことがない。ナニユエ?
川のそばにある風車。
普通、川のそばにあるのは水車。オランダは国土が低いため風車で開拓地にたまる水をすくい上げて排水していたーーーだったっけ?
写真じゃわかりづらいものの、ここの黄色のチューリップはジャンボサイズ。赤と較べれば2倍くらいの大きさ。
ミックス植えのエリア。歌にあるように♪赤〜白〜黄色〜となっている。でも白が目立たないね。赤と黄色に対して白は倍の比率で植えるべしとアドバイスしておこう。
もうひとつのミックスエリア。
こんな景色を想像したことある?
もちろん得意技の下からアオって青空入りも忘れずに。
でも森の中で木があるから、佐倉の時ほど開放的なイメージにはならない。
その他あれこれキレイどころを。
どうよ、この密集感!
多少はきれいなチューリップが残っていればいいかくらいの気持ちで来たから、予想外の満開ぶりに大満足。
さて、次はいよいよ本命のネモフィラ。
ーーー続く。
バイクで向かったのは茨城県にある「ひたち海浜公園」。去年の秋にコキアをみて感激した国営の公園である。グーグルマップによれば自宅からの距離は135キロ。いい公園なのだがちょっと遠い。
地図はグーグルマップ。
自宅近くから首都高に乗り、6号向島線・三郷線から常磐自動車道に入って、途中で北関東自動車道に乗り換え「ひたち海浜公園」の出口で降りる単純明快な道順。コキアの時のブログを読み返すと午前8時過ぎに出発して10時半頃についたとある。所要時間約2時間半。その日も日曜日だったがゴールデンウイークはもっと渋滞するだろうから3時間半と計算。早起きしなくちゃと前日は早々に寝たのに、結局出発したのは7時30分(/o\)
渋滞はところどころあったものの、何とかすり抜け走行で公園到着は10時15分。結局2時間45分の行程と前回とそれほど変わらず。ただし、これはバイクだからの話。クルマなら昼までに公園に入れたかどうか。途中の渋滞もさることながら、高速道路の「ひたち海浜公園」出口2キロ先の標識のところからビッシリと数珠つなぎ。クルマで出かける人はご参考に。
2000台規模の駐車場。
でもバイクは片隅に10台分程度。
駐車料金はクルマ500円でバイクは250円とバイクは割高。
暖かかったので革ジャンは脱いで公園に入るとした。
スクリーン(ヘッドライトの上の風よけ)に白い縦線が入っているのは何かが写り込んでいるだけで割れているわけじゃない。ちなみにこのスクリーンはショットガンを撃ち込まれても割れないらしい。
ヘルメットは100円ショップの鍵付きワイヤーロープでバイクのキャリアにくくりつける。グリーンのワイヤーも鍵付きで、革ジャンの袖に通してバイクのフレームと、まだ長さが余るからヘルメットにも巻き付けてある。グリーンはサイクリング用のワイヤー。ただしその気になったらこれらの切断は簡単だが。
チケット売り場はそれなりの混雑。
でも並んでいたのは5分ほど。
大人400円。
そういえば前回来たときは入場無料の日だった。
入場ゲートをくぐったのは午前10時33分。
公園内から入場ゲートを振り返ったところ。「翼のゲート」の名前がついている。なおコキアの時に入ったのは南口ゲートで今回はそれとは別の西口ゲート。
西口ゲートを入ってすぐのところにあるのが、前回フラダンスを観て身体が溶けた「水のステージ」という施設。
水のステージの右側にあるのが「たまごの森」と呼ばれているエリア。ここではチューリップが植えられている。ただ時期的にそろそろ終わりのはずだし、いたんだチューリップばかりだったらテンション下がるなあと、おそるおそる訪れてみるとーーー
まったくOK \(^o^)/
とりあえず佐倉ふるさと広場にはなかった品種から。
ユリ咲き。筆で赤の線を描いたような模様のチューリップ。
その黄色版かと思いきや、線の入り方や数が違うし、花びらもフリンジ(ギザギザ)になっている。
佐倉にも同じ形はあったが、この色はなかった。
これもチューリップらしい。
たとえ植物学的にはチューリップでも、この花をチューリップと呼ぶのは間違っている気がするけど。
これは黒に近い色。
黄色の縁取りがフリンジになっている。なんとなく食虫植物っぽい。左下の蕾なんか指を近づけたらカパッと開いて食いちぎられそうである(^^ゞ
赤と黄色でユリ咲き。
ところで写真を見ると蕾がたくさんあるのがわかる。自宅で育てていると同じ品種は同じ時期に一斉に咲く。開花時期が違えば長く楽しめるので、そうしたいんだけれど、どうやって育てているのだろう。密集しているから球根を違う時期に植えたとは考えにくい。ナゾ
トロピカルフルーツみたいなチューリップ。
話は変わるが、この日はときどき強い風が吹いた。
風が吹くと花が揺れる→写真がブレル。でもこのチューリップはスポーツモードで撮ったから、強い風が吹いて花が傾いていてもブレていない。
スポーツモードはスポーツなど動きのあるものを撮るときに使うモードで、シャッタースピード(撮影する瞬間の長さ)を上げて(短くして)動きを止めるように撮る。この写真のシャッタースピードは1/2000秒。ちなみに1つ前のトロピカルフルーツは通常のオートモード撮影で1/15秒、一番最初の白赤は1/50秒とかなり違う。
とにかくブレなくなってこれは便利と思ったもののスポーツモードには難点もある。ややこしい話になるので説明は別の機会に。そこで風対策としてシャッタースピード優先モード(自分でシャッタースピードを設定できる)を使う。ただし、どれくらいのスピードがいいのか皆目見当もつかない。とりあえず1/1000もあればいいだろうとアバウトに。
というわけで風が吹いてきたらシャッタースピード優先モードにし、風がやんだら通常のオートモードに戻して撮影。シャッタースピードを速くするのも、いろいろ弊害があるのでできるだけ使いたくなかったから。しかし、このモード切り替えが超面倒。ボタンを押して画面をタッチして、その後ダイヤルを回さなければいけない。その繰り返し。風で花が揺れて写真がブレるなんてのはよくある話なので、被写体の揺れを検知して、それに最適なシャッタースピードにまであげるような機能を開発して欲しいと思う。
さて話はチューリップに戻って、たまごの森の中チューリップはこんな風に植えられている。松林の下に植えられるチューリップなんて珍しいと思う。
ここがたまごの森と呼ばれているのは、
卵形の遊具がいくつか置かれているから。
ひたち海浜公園のチューリップはなかなかセンスよく植えられている。
川が流れてきて下流には白い跳ね橋が架かっている。
ところで青いチューリップは存在しない。
だから川を表現しているのはムスカリという植物。まあ、ズルイちゃズルイ。
そういえば何年か前にサントリーが青いバラの品種を開発したと話題になった。是非チューリップもお願いしたい。ついでに緑も。水色とキミドリもあったらもっとうれしい。
川はさらに風車のほうへ流れていく。
チューリップは松林の下に植えられているから、日の当たるところと枝の陰影になるところができて、その対比もこれまた趣(オモムキ)あり。
無数にあるチューリップの花を見ていたら点描写のゴッホを思い出した。この風景をゴッホならどんなエネルギッシュな絵にしただろうか。ところで彼はチューリップの本場オランダ人なのに、ゴッホの描いたチューリップの絵は聞いたことがない。ナニユエ?
川のそばにある風車。
普通、川のそばにあるのは水車。オランダは国土が低いため風車で開拓地にたまる水をすくい上げて排水していたーーーだったっけ?
写真じゃわかりづらいものの、ここの黄色のチューリップはジャンボサイズ。赤と較べれば2倍くらいの大きさ。
ミックス植えのエリア。歌にあるように♪赤〜白〜黄色〜となっている。でも白が目立たないね。赤と黄色に対して白は倍の比率で植えるべしとアドバイスしておこう。
もうひとつのミックスエリア。
こんな景色を想像したことある?
もちろん得意技の下からアオって青空入りも忘れずに。
でも森の中で木があるから、佐倉の時ほど開放的なイメージにはならない。
その他あれこれキレイどころを。
どうよ、この密集感!
多少はきれいなチューリップが残っていればいいかくらいの気持ちで来たから、予想外の満開ぶりに大満足。
さて、次はいよいよ本命のネモフィラ。
ーーー続く。
2013年04月22日
ルーベンス:栄光のアントワープ工房と原点のイタリア展2
会場には版画が多く展示されていた。解説によると昔は絵を描いたら、その版画も後から作ることが多かったそうである。当時の絵は王侯貴族の所有物で限られた人しか見られないから、版画はもっと多くの人に見てもらうために作られたようである。
版画といっても浮世絵のような木版画ではなくエッチング。つまり彫刻刀で彫るんじゃなくって鉄のペンで描く版画。だから極めて精細な版画となる。エッチングは中学の授業でやった記憶がある。薬剤の化学反応を利用するし、こんな昔からある手法だとは思わなかった。
浮世絵の場合は絵師、彫り師、刷り師の三分業体制。どんな浮世絵にするかを創作するのは絵師で、喜多川歌麿とか葛飾北斎とかは絵師の名前である。エッチングの場合は調べてもよくわからなかったが、オリジナルの絵を模写して下絵を作り、それを鉄ペンで銅版に刻む作業は同一人物のような気がする。モノクロだと刷る技術もいらないから、刷るところまでも担当したのかもしれない。ここに貼り付けたのはすべてオリジナルがルーベンスの絵で、記した名前は、作業分担は不明なもののそれを版画にした人のものである。
「聖家族のエジプトからの帰還」リュカス・フォルステルマン
「キリスト降架」リュカス・フォルステルマン
「聖母マリアの被昇天」パウルス・ポンティウス
「キリストの磔刑(槍の一突き)」
ボエティウス・アダムスゾーン・ボルスウェルト
「ライオン狩り」
スヘルテ・アダムスゾーン・ボルスウェルト
「ヘロデの饗宴」
スヘルテ・アダムスゾーン・ボルスウェルト
「マリアの教育」
スヘルテ・アダムスゾーン・ボルスウェルト
こういう版画をじっくり見たのは初めてだと思う。何がよかったのが自分でもよくわからないのだがかなり気に入った。それとその精細さに驚いた。なんてったって江戸時代初期なんだから。もっとも鉄ペンでガリガリやりながらこんな緻密な版画を作るのは大変な作業らしく、2作品を紹介した弟子のリュカス・フォルステルマンなどは、ルーベンスのリクエストがあまりに厳しかったので頭にきて彼の暗殺を企てたという話が残っている(>_<)
版画のうち、「聖母マリアの被昇天」は去年に原画(の下書き)をマウリッツハイス美術館展でみた。見較べてみると、そっくり模写しているわけでもないのね。絵なんて完成してからも、あれこれ手を入れたくなるもの。そう考えると、ひょっとしたら版画のほうが図柄としては完成度が高いのかもしれない。(でも版画のマリアは顔がちょっとコワイ)
ところでルーベンスといえばどうしてもフランダースの犬が切り離せないが、ネロが最後にアントワープ大聖堂で見ながら死んでいった絵の版画が上に貼り付けた「キリスト降架」である。版画だから縦60センチ横40センチくらいとサイズは大きくないが、やっぱり圧倒するような迫力がある。それによくこんなヤヤコシイ構図を考えたなと感心させられる。
その原画がこれ。(これは展示作品ではない)
「キリスト昇架」
「キリスト降架」
元々は別々に制作されたものらしくタッチが異なるが、磔(はりつけ)の刑の上げ下げセットになっている。どちらも素晴らしい。もちろん今でもアントワープ大聖堂にある。でも、この絵が日本に来ることはないだろうなあ。
おしまい
版画といっても浮世絵のような木版画ではなくエッチング。つまり彫刻刀で彫るんじゃなくって鉄のペンで描く版画。だから極めて精細な版画となる。エッチングは中学の授業でやった記憶がある。薬剤の化学反応を利用するし、こんな昔からある手法だとは思わなかった。
浮世絵の場合は絵師、彫り師、刷り師の三分業体制。どんな浮世絵にするかを創作するのは絵師で、喜多川歌麿とか葛飾北斎とかは絵師の名前である。エッチングの場合は調べてもよくわからなかったが、オリジナルの絵を模写して下絵を作り、それを鉄ペンで銅版に刻む作業は同一人物のような気がする。モノクロだと刷る技術もいらないから、刷るところまでも担当したのかもしれない。ここに貼り付けたのはすべてオリジナルがルーベンスの絵で、記した名前は、作業分担は不明なもののそれを版画にした人のものである。
「聖家族のエジプトからの帰還」リュカス・フォルステルマン
「キリスト降架」リュカス・フォルステルマン
「聖母マリアの被昇天」パウルス・ポンティウス
「キリストの磔刑(槍の一突き)」
ボエティウス・アダムスゾーン・ボルスウェルト
「ライオン狩り」
スヘルテ・アダムスゾーン・ボルスウェルト
「ヘロデの饗宴」
スヘルテ・アダムスゾーン・ボルスウェルト
「マリアの教育」
スヘルテ・アダムスゾーン・ボルスウェルト
こういう版画をじっくり見たのは初めてだと思う。何がよかったのが自分でもよくわからないのだがかなり気に入った。それとその精細さに驚いた。なんてったって江戸時代初期なんだから。もっとも鉄ペンでガリガリやりながらこんな緻密な版画を作るのは大変な作業らしく、2作品を紹介した弟子のリュカス・フォルステルマンなどは、ルーベンスのリクエストがあまりに厳しかったので頭にきて彼の暗殺を企てたという話が残っている(>_<)
版画のうち、「聖母マリアの被昇天」は去年に原画(の下書き)をマウリッツハイス美術館展でみた。見較べてみると、そっくり模写しているわけでもないのね。絵なんて完成してからも、あれこれ手を入れたくなるもの。そう考えると、ひょっとしたら版画のほうが図柄としては完成度が高いのかもしれない。(でも版画のマリアは顔がちょっとコワイ)
ところでルーベンスといえばどうしてもフランダースの犬が切り離せないが、ネロが最後にアントワープ大聖堂で見ながら死んでいった絵の版画が上に貼り付けた「キリスト降架」である。版画だから縦60センチ横40センチくらいとサイズは大きくないが、やっぱり圧倒するような迫力がある。それによくこんなヤヤコシイ構図を考えたなと感心させられる。
その原画がこれ。(これは展示作品ではない)
「キリスト昇架」
「キリスト降架」
元々は別々に制作されたものらしくタッチが異なるが、磔(はりつけ)の刑の上げ下げセットになっている。どちらも素晴らしい。もちろん今でもアントワープ大聖堂にある。でも、この絵が日本に来ることはないだろうなあ。
おしまい
2013年04月21日
チューリップ日記:観察終了
昨日も寒かったが、今日は輪を掛けて寒い。
何と東京のお昼の気温は6度!!
自宅の中で冬に活躍した薄いダウンジャケットと暖パン着用。
最近よく揺れるし、どうなってる日本の風土。
さて、4月6日に満開の様子を報告したチューリップ日記。あの頃が今年のピークで、その後だんだんと勢いがなくなり、現在は2本を残し後は枯れてしまったという状態。
4月6日に書いたように、その日は夜に爆弾低気圧到来。家の中にいて、それほど強い風が吹いている感じはしなかったし、夜に何度かベランダに出ても風がベランダまで吹き込んではいなかったのだけれどーーー。
<4月7日>
寝ている間に本格的に吹いたのか?
オーマイゴッド(/o\)
かなり倒されているのだが、
全体写真を撮るとそうでもないように見えるから不思議。
倒されたせいで、こんなキレイな組み合わせが。
捨てる神あれば拾う神あり。
この日を境に、この薄紫がやたら開くようになったのが気掛かり。
薄紫のチューリップは中が黄色だが、赤紫は中が青紫で対比が鮮やか。でも花びらが影を作るので写真はうまく撮れなかった。
なお薄紫の球根は買っていないし、やっぱりピンクは別に咲いているしという問題については、薄紫とピンクの球根がパッケージに混ざっていたんだろうというのをとりあえずの結論とした。
<4月9日>
ぼちぼち痛み始めた花が出始める。
写真はキレイなところだけ。
このオレンジもナゾ。オレンジは八重咲きしか買っていないが1本だけ咲いた。これもパッケージに混ざっていたんだろう。
風で倒されたチューリップは、しばらくしたら自力で起き上がるかと期待したが無理みたい。まだ茎だけの時は起き上がったが、花か咲くと頭が重いんだろう。
<4月12日>
佐倉にチューリップを見に行った前日。
痛んだ花が多くなってきた。咲きそろったのは4月1日前後だから見頃は2週間ほどの計算。ところで各地のチューリップ祭りは1ヶ月近く開催している。やっぱり鉢植えだと長く咲かないのだろうか。
赤紫。
結局これが一番最後まで残るチューリップとなった。
紫と白のミックス。
これもパッケージとはずいぶん違う色。まあいいけど。
謎のオレンジと謎のピンク(これも数本しか咲かなかった)のツーショット。
その後はどんどん傷んでいくばかりで写真も撮らず。
でも観察日記なので最後の記録。
<4月20日>
残っているのは赤紫の2本のみ。
あんなに賑やかだったのに寂しい限り。
最後の勇姿。
上から撮ると花びらが痛み始めているのがわかる。
もう1本は横から撮ってもごまかしきれない。
哀れなり。
朽ち果てた姿はカラーじゃ可哀想だから白黒で。
なおこれが生まれて初めての白黒撮影である。
今年も楽しかった。
チューリップ畑で見るような圧巻さはないとしても、やはり自分で球根から育てたものは可愛い。まあ親バカみたいなもの。昨シーズンの花が小さいという反省を踏まえて、今シーズンは植えるときに肥料も入れてサイズ的にも満足。爆弾低気圧は仕方ないとして、赤いチューリップは最初から花を支えきれずに倒れかけていたから、来シーズンは茎が丈夫にに育てたい。
さあ、次回はいくつ植えようか!
何と東京のお昼の気温は6度!!
自宅の中で冬に活躍した薄いダウンジャケットと暖パン着用。
最近よく揺れるし、どうなってる日本の風土。
さて、4月6日に満開の様子を報告したチューリップ日記。あの頃が今年のピークで、その後だんだんと勢いがなくなり、現在は2本を残し後は枯れてしまったという状態。
4月6日に書いたように、その日は夜に爆弾低気圧到来。家の中にいて、それほど強い風が吹いている感じはしなかったし、夜に何度かベランダに出ても風がベランダまで吹き込んではいなかったのだけれどーーー。
<4月7日>
寝ている間に本格的に吹いたのか?
オーマイゴッド(/o\)
かなり倒されているのだが、
全体写真を撮るとそうでもないように見えるから不思議。
倒されたせいで、こんなキレイな組み合わせが。
捨てる神あれば拾う神あり。
この日を境に、この薄紫がやたら開くようになったのが気掛かり。
薄紫のチューリップは中が黄色だが、赤紫は中が青紫で対比が鮮やか。でも花びらが影を作るので写真はうまく撮れなかった。
なお薄紫の球根は買っていないし、やっぱりピンクは別に咲いているしという問題については、薄紫とピンクの球根がパッケージに混ざっていたんだろうというのをとりあえずの結論とした。
<4月9日>
ぼちぼち痛み始めた花が出始める。
写真はキレイなところだけ。
このオレンジもナゾ。オレンジは八重咲きしか買っていないが1本だけ咲いた。これもパッケージに混ざっていたんだろう。
風で倒されたチューリップは、しばらくしたら自力で起き上がるかと期待したが無理みたい。まだ茎だけの時は起き上がったが、花か咲くと頭が重いんだろう。
<4月12日>
佐倉にチューリップを見に行った前日。
痛んだ花が多くなってきた。咲きそろったのは4月1日前後だから見頃は2週間ほどの計算。ところで各地のチューリップ祭りは1ヶ月近く開催している。やっぱり鉢植えだと長く咲かないのだろうか。
赤紫。
結局これが一番最後まで残るチューリップとなった。
紫と白のミックス。
これもパッケージとはずいぶん違う色。まあいいけど。
謎のオレンジと謎のピンク(これも数本しか咲かなかった)のツーショット。
その後はどんどん傷んでいくばかりで写真も撮らず。
でも観察日記なので最後の記録。
<4月20日>
残っているのは赤紫の2本のみ。
あんなに賑やかだったのに寂しい限り。
最後の勇姿。
上から撮ると花びらが痛み始めているのがわかる。
もう1本は横から撮ってもごまかしきれない。
哀れなり。
朽ち果てた姿はカラーじゃ可哀想だから白黒で。
なおこれが生まれて初めての白黒撮影である。
今年も楽しかった。
チューリップ畑で見るような圧巻さはないとしても、やはり自分で球根から育てたものは可愛い。まあ親バカみたいなもの。昨シーズンの花が小さいという反省を踏まえて、今シーズンは植えるときに肥料も入れてサイズ的にも満足。爆弾低気圧は仕方ないとして、赤いチューリップは最初から花を支えきれずに倒れかけていたから、来シーズンは茎が丈夫にに育てたい。
さあ、次回はいくつ植えようか!
2013年04月20日
ルーベンス:栄光のアントワープ工房と原点のイタリア展
おお〜寒っ!な本日。
お昼過ぎの東京の気温は何と10度。もうすぐゴールデンウィークだというのに、上着にダウンジャケットを着てのお出かけ。
向かったのはルーベンス展。混むから基本的に土日には展示会には行かない方針だが、ちょっと時間繰りがうまくいかずズルズルと。気がつけば会期は明日の日曜日まで。昨年のリヒテンシュタイン展(ここと、ここで)でルーベンスは見たから今回はパスするかという気持ちと、たまたま連続しているけれど、まとまってルーベンスを見られる機会は少ないから見ておこうという気持ちが葛藤する。まっ10秒ほどで見に行こうという結論になったけど。
自宅からは東急東横線で行く。東急の渋谷駅は3月16日に場所を移転して、こちらではかなり大きなニュースになった。全国的にはどんな扱いだったのかな? 新しい東急渋谷駅を利用するのは今回が初めてである。
新しい東急渋谷駅は東横線を地下鉄の副都心線と接続させるために、今まで高架駅だったのを地下5階に移した。副都心線で池袋まで行って、その先の東武電鉄や西武電鉄で埼玉まで直通。つまり横浜と埼玉が1本で結ばれた。
しかし私はその方面に行く機会がほとんどないので、旧東急渋谷駅と同じく高架部分にホームがある山手線や地下鉄銀座線(地下鉄なのに始発駅の渋谷は高架駅になっている)などとの乗り換えが不便になってあまりメリットがない。とにかく今までの3倍くらい歩かなければいけない印象である。
展覧会をやっているのは駅から少し離れたところにある東急Bunkamura。写真はiPhoneで撮ったチケット売り場の順番待ち。並んだのは2〜3分でたいしたことはなかった。寒し少し雨も降っているし、ルーベンスは知名度こそフランダースの犬のおかげで高いが超人気のある画家でもないしーーーと会場内が混んでいないことを願いながらチケットを買う。
会場に入ってみたら、けっこう混んでた(/o\)
「自画像」
ふ〜ん、こんな顔してたんだ。
ルーベンスはドイツ生まれで当時はスペイン領、現在はベルギーのアントワープで主に活躍。1577年生まれで1640年没。時代的にはだいたい徳川2代将軍の秀忠と同じ位。だから彼は江戸時代初期の人である。
ちなみにこの時代はなのか、ルーベンスはなのか勉強不足で知らないが、ルーベンスの絵は基本的に工房制作方式。ルーベンスが描いた下絵に何名かいた弟子が色を塗り、仕上げをまたルーベンスがおこなうという大量生産?方式。その絵にルーベンスがどれだけ直接タッチしていたかで絵の値段も決められていたらしい。
「ロムルスとレムスの発見」
古代ローマ帝国を建国したとされている神話上の双子兄弟。母親は人間だが父親は神サマ。ちなみに古代ローマは日本と同じく八百万(やおよろず)の神々がいる。日本とちょっと違うのは、その神サマがすぐ人間の女性をナンパして、しかも子供を作ること。
ちなみにこの兄弟は王家の血筋。しかし、いろいろ政略的な事情で捨てられてオオカミに育てられたことになっている。ルーベンスの絵でも赤ちゃんの1人がオオカミの乳を飲んでいるのは、そのあたりのストーリーの表現。
絵ではわかりづらいが一応手前に魚が泳いでいて、ここは川の畔(ほとり)。左側にいるのは裸の男性は日本風にいえば川の守り神で女性が川の精霊。つまり捨てられはしたが神のご加護厚くすくすく建国の兄弟は育ちましたというめでたい物語。なぜ父親の神サマが自分で助けに来ないとツッコミたいが。右側でのぞき込んでいるのは羊飼いの男で、この後育ての親となる。後にこの兄弟同士は戦い、勝ったロムルスがローマを建国する。ロムルスとローマーーー何となく響きが似ているでしょ。
ほぼ2メーター四方の大きな作品。
やっぱりサイズが大きいと迫力やや存在感が違う。ルーベンスの絵は大きなものが多いから好き。何か精神的に訴えてくるようなタイプの絵ではないが、どっしりとした安定感があって完成度の高いルーベンスらしい作品。
「聖母子と聖エリサベツ、幼い洗礼者ヨハネ」
聖母子とはキリストと母親のマリアのこと。画面左の2人。エリサベツは英語風に表すならエリザベス。マリアの従姉妹で洗礼者ヨハネの母親。右側の2人。従姉妹同士が赤ちゃんと一緒にいるほほえましい絵であるが、考えてみると描かれているのは大物揃い。
ヨハネはキリスト教でよく聞く名前。でも実は二人いる。たぶんメジャーなのは使徒(キリストの弟子)ヨハネ。こっちの洗礼者ヨハネは絵で見てわかるようにキリストより年長で、後にキリストに洗礼を施すのが彼。いってみればキリスト教の先駆けのような存在。
だからこれは赤ちゃんのキリストとヨハネが仲良くしているメデタイ光景を描いた絵。描き込みも丁寧で美しい作品。ただエリザベツが老婆のように描かれているのが不自然でやたら気になった。
「三美神」
愛と美の女神はご存じヴィーナス。三美神とはその取り巻きの女神らしい。そんな西洋神話あるいは西洋美術での位置づけはさておき、三美神というくらいだから美しい女神=美しい女性像ということなんだろう。でも美の基準とは時代によって変わるんだなあと改めて感じたのがこの作品。
貧乳だし寸胴だしケツ垂れてるし脚短いしーーー(/o\)
顔もブサイクじゃないけれど別に美人でもない。
江戸時代初期の西洋人は、この三美神をみて「ハァハァ」したのかなあ? ナゾ もっとも源氏物語絵巻に描かれている平安美人よりはましだが(^^ゞ
「ヘクトルを打ち倒すアキレス」
ヘクトルはトロイの木馬で有名なトロイの王子。アキレスはアキレス腱の由来ともなったギリシャ神話の英雄。この二人の戦いを描いた作品。空中に浮かんでいるのはアキレスに加勢している軍神ミネルバ(女神)。相撲の行司のような役割に見えてしまうが。
門のようなフレームがあって左右に神か英雄かの彫刻があって、その上では天使が戦いを眺めている。何かと飾りの多い絵である。考えてみるとフレームの奥に絵があるというのは紙芝居と同じ構成。この時代、こういう絵というのは、人々が映画を見るような感覚で楽しんでいたんだろうなと想像する。
ーーー続く
お昼過ぎの東京の気温は何と10度。もうすぐゴールデンウィークだというのに、上着にダウンジャケットを着てのお出かけ。
向かったのはルーベンス展。混むから基本的に土日には展示会には行かない方針だが、ちょっと時間繰りがうまくいかずズルズルと。気がつけば会期は明日の日曜日まで。昨年のリヒテンシュタイン展(ここと、ここで)でルーベンスは見たから今回はパスするかという気持ちと、たまたま連続しているけれど、まとまってルーベンスを見られる機会は少ないから見ておこうという気持ちが葛藤する。まっ10秒ほどで見に行こうという結論になったけど。
自宅からは東急東横線で行く。東急の渋谷駅は3月16日に場所を移転して、こちらではかなり大きなニュースになった。全国的にはどんな扱いだったのかな? 新しい東急渋谷駅を利用するのは今回が初めてである。
新しい東急渋谷駅は東横線を地下鉄の副都心線と接続させるために、今まで高架駅だったのを地下5階に移した。副都心線で池袋まで行って、その先の東武電鉄や西武電鉄で埼玉まで直通。つまり横浜と埼玉が1本で結ばれた。
しかし私はその方面に行く機会がほとんどないので、旧東急渋谷駅と同じく高架部分にホームがある山手線や地下鉄銀座線(地下鉄なのに始発駅の渋谷は高架駅になっている)などとの乗り換えが不便になってあまりメリットがない。とにかく今までの3倍くらい歩かなければいけない印象である。
展覧会をやっているのは駅から少し離れたところにある東急Bunkamura。写真はiPhoneで撮ったチケット売り場の順番待ち。並んだのは2〜3分でたいしたことはなかった。寒し少し雨も降っているし、ルーベンスは知名度こそフランダースの犬のおかげで高いが超人気のある画家でもないしーーーと会場内が混んでいないことを願いながらチケットを買う。
会場に入ってみたら、けっこう混んでた(/o\)
「自画像」
ふ〜ん、こんな顔してたんだ。
ルーベンスはドイツ生まれで当時はスペイン領、現在はベルギーのアントワープで主に活躍。1577年生まれで1640年没。時代的にはだいたい徳川2代将軍の秀忠と同じ位。だから彼は江戸時代初期の人である。
ちなみにこの時代はなのか、ルーベンスはなのか勉強不足で知らないが、ルーベンスの絵は基本的に工房制作方式。ルーベンスが描いた下絵に何名かいた弟子が色を塗り、仕上げをまたルーベンスがおこなうという大量生産?方式。その絵にルーベンスがどれだけ直接タッチしていたかで絵の値段も決められていたらしい。
「ロムルスとレムスの発見」
古代ローマ帝国を建国したとされている神話上の双子兄弟。母親は人間だが父親は神サマ。ちなみに古代ローマは日本と同じく八百万(やおよろず)の神々がいる。日本とちょっと違うのは、その神サマがすぐ人間の女性をナンパして、しかも子供を作ること。
ちなみにこの兄弟は王家の血筋。しかし、いろいろ政略的な事情で捨てられてオオカミに育てられたことになっている。ルーベンスの絵でも赤ちゃんの1人がオオカミの乳を飲んでいるのは、そのあたりのストーリーの表現。
絵ではわかりづらいが一応手前に魚が泳いでいて、ここは川の畔(ほとり)。左側にいるのは裸の男性は日本風にいえば川の守り神で女性が川の精霊。つまり捨てられはしたが神のご加護厚くすくすく建国の兄弟は育ちましたというめでたい物語。なぜ父親の神サマが自分で助けに来ないとツッコミたいが。右側でのぞき込んでいるのは羊飼いの男で、この後育ての親となる。後にこの兄弟同士は戦い、勝ったロムルスがローマを建国する。ロムルスとローマーーー何となく響きが似ているでしょ。
ほぼ2メーター四方の大きな作品。
やっぱりサイズが大きいと迫力やや存在感が違う。ルーベンスの絵は大きなものが多いから好き。何か精神的に訴えてくるようなタイプの絵ではないが、どっしりとした安定感があって完成度の高いルーベンスらしい作品。
「聖母子と聖エリサベツ、幼い洗礼者ヨハネ」
聖母子とはキリストと母親のマリアのこと。画面左の2人。エリサベツは英語風に表すならエリザベス。マリアの従姉妹で洗礼者ヨハネの母親。右側の2人。従姉妹同士が赤ちゃんと一緒にいるほほえましい絵であるが、考えてみると描かれているのは大物揃い。
ヨハネはキリスト教でよく聞く名前。でも実は二人いる。たぶんメジャーなのは使徒(キリストの弟子)ヨハネ。こっちの洗礼者ヨハネは絵で見てわかるようにキリストより年長で、後にキリストに洗礼を施すのが彼。いってみればキリスト教の先駆けのような存在。
だからこれは赤ちゃんのキリストとヨハネが仲良くしているメデタイ光景を描いた絵。描き込みも丁寧で美しい作品。ただエリザベツが老婆のように描かれているのが不自然でやたら気になった。
「三美神」
愛と美の女神はご存じヴィーナス。三美神とはその取り巻きの女神らしい。そんな西洋神話あるいは西洋美術での位置づけはさておき、三美神というくらいだから美しい女神=美しい女性像ということなんだろう。でも美の基準とは時代によって変わるんだなあと改めて感じたのがこの作品。
貧乳だし寸胴だしケツ垂れてるし脚短いしーーー(/o\)
顔もブサイクじゃないけれど別に美人でもない。
江戸時代初期の西洋人は、この三美神をみて「ハァハァ」したのかなあ? ナゾ もっとも源氏物語絵巻に描かれている平安美人よりはましだが(^^ゞ
「ヘクトルを打ち倒すアキレス」
ヘクトルはトロイの木馬で有名なトロイの王子。アキレスはアキレス腱の由来ともなったギリシャ神話の英雄。この二人の戦いを描いた作品。空中に浮かんでいるのはアキレスに加勢している軍神ミネルバ(女神)。相撲の行司のような役割に見えてしまうが。
門のようなフレームがあって左右に神か英雄かの彫刻があって、その上では天使が戦いを眺めている。何かと飾りの多い絵である。考えてみるとフレームの奥に絵があるというのは紙芝居と同じ構成。この時代、こういう絵というのは、人々が映画を見るような感覚で楽しんでいたんだろうなと想像する。
ーーー続く
2013年04月17日
佐倉ふるさと広場 チューリップ・フェスタ3
会場で大きな一眼レフカメラや三脚を持って撮影しているのは圧倒的にジイさんが多い。しかしカメラ女子という言葉が流行っているように、女性でそういう人も少なくなかった。もっとも「女子」と呼べる年齢の人はあまりいないが。私のNEXのようなミラーレスカメラもたくさん見かけたが、カメラが小さく一眼レフを持っている人のように熱心に撮影している人も少ないのであまり目立たない。
会場が広いことはわかっていたし、一面に広がるチューリップを撮影したかったから換算24ミリの広角レンズと、それを換算18ミリにまで広げるワイドコンバージョンレンズも持って出かけた。でも結局レンズ交換はやっぱり面倒でーーー。やっぱり私にはレンズ交換は無理みたい。
ところで一眼レフで一生懸命撮影している人を見ると、その大きなカメラを2台持っている人がかなりいることに気がついた。たぶんカメラ2台に違うタイプのレンズをつけているのだと思う。な〜んだ、レンズ交換が面倒なのは私だけじゃないのか。よかった(^^ゞ
私のNEXについているのは換算27ミリから82.5ミリのズームレンズ(数字が小さいほど広い範囲が写り、大きいほど遠くのものが写る。レンジの直径や長さではなく焦点距離の数字)。とりあえず換算24ミリから120ミリか150ミリくらいあれば私には充分な気がする。
普通のコンパクトデジカメならそれくらいが標準だし、一眼レフタイプならソニーを含めてそのサイズのレンズは必ずラインナップにある。でもなぜかNEXのズームレンズは換算24〜75ミリ、27〜82.5ミリ、27〜300ミリと嫌がらせのように帯に短したすきに長しなレンズばかり。二本買わせようという魂胆にはのらないゾ。買ったって交換しないんだから!
チューリップは背が低い草花だから普通に撮ったら上から見下ろす感じになる。でもチューリップというのは横から見た形が美しい花である。だからカメラを腰あたりに構えて撮ったりもしていたのだが、いっそ下からアオって青空入りで撮ればどうかと思いつく。NEXは液晶画面がチルトする構造だからローアングルは得意である。
結果はなかなかおもしろい構図になったと思う。この日は晴れと曇りの天候の変化が激しかったが、青空で白い雲も写っているとそれなりにサマになる。例によってピントが合っていなかったりブレているのはご愛敬(花って風で揺れるのよ)。では青空写真をこれでもかというくらいご覧下さい。
なかなかキレイでしょ。
この和風模様は見事な卵形でもある。
浴衣にも見えてくる。
この3枚は黒っぽい赤の普通の形、八重咲き、フリンジ。
紫のバリエーション。
青空にピンクはよく似合う。
本数多めでもう1枚。
こいつは茎が紫がかった色。
違う角度で見るといろいろ発見もある。
こういう薄い色の時に限って空の色が白くなるーーー。
アップばかりじゃ飽きるから青空風景編。
後ろの黄色は菜の花。この写真は大きなサイズにしないほうがいい感じ。
偶然クルマの色が揃っていて全体のバランスが取れている。
チョット下から撮りすぎた(^^ゞ
なぜかノスタルジックな色合いに感じる。
黄色だと夏っぽい。
しばらくは説明なしで。
赤と黄色のミックス。
3色ミックス。
ごちゃごちゃミックス!!
86品種50万本のチューリップを堪能した。満足なり。
強い日差しで暑くなったり、急に冷たい強風が吹いてきたりしたが、まずまずの天候。なんと5時間近くも会場にいた。ゴールデンウイーク手前までは咲いていると思うので、よかったら是非。チューリップを見るとホンワカと幸せな気分になれるよ。
帰る頃にはすっかり春の陽気になってきたので、そのまま高速に乗って帰るのはもったいないと思いiPhoneで地図を眺める。利根川が近くだから川原でも見ようかと。それで目指したのが利根川ゆうゆう公園。
利根川までは適当に走ったのでマップに色づけしたルートとは違うかもしれない。でも佐倉から千葉ニュータウンの東をかすめて利根川に至る道は、チョットひなびた雰囲気のところもあって、造成された直線道路じゃないから緩いカーブが多くて飽きない。ただそれなりにクルマが多いのでゆっくりとしか走れなかった。
しばらくして利根川沿いについたものの、高い堤防の下側に道路が造られているので利根川はまったく見えない。誤算(/o\)
そのうちに利根川ゆうゆう公園の看板が見え入り口があった。しかし、その入り口は反対車線からまっすぐ進入するようについている。つまり両側で2車線の狭い道路でUターンをしなければその入り口には入れない。川沿いの道なので信号もなくクルマはビュンビュン走っている。対向車をやり過ごすには道路の右側に止まるから実質1車線の幅で、しかも一気に素早い180度ターンが求められるーーー私には無理、確実にコケる(>_<)
というわけで利根川ゆうゆう公園はパスしてそのまま直進。ところどころ堤防の上にアプローチするような入り口はあるのだが、すべて反対車線から進入する造り。それでようやく国道6号線と交差するあたりに進入できる場所を見つける。
とりあえず利根川。
NEXの電池はチューリップを撮りすぎてなくなってしまったので、
iPhoneで撮影。
さあ利根川を見るぞと堤防の上に登ってみたもののーーー。
川はまったく見えない。ゴルフ場になっていた。iPhoneのグーグルマップで確認したら川は、このゴルフ場の向こう側らしい。ガッカリ。
「とねがわ」の看板はなぜか裏側では利根川と漢字で書かれている。
住所はわからないが、海からの距離はわかる。
せっかくなのでBMW F800Rと利根川に来た記念撮影。
10分ほど休憩して6号線で東京に戻る。
それなりに渋滞していたがポカポカ陽気が快適であまり不満に思わず。その後は都心部の渋滞を避けて首都高湾岸線に出て自宅まで戻ってきた。走行約160キロ。バイクに乗ったというよりチューリップを見てきたわけだけど春を満喫した1日でした。
おしまい
おまけ:その1
これは私が会場でスケッチしたもの。
ーーーなはずがなく、写真をフォトショップで絵画風に加工してみた。
小さいと写真と区別がつかないのでクリックしてみて
おまけ:その2
ひとつ前のエントリーでパフォーマンスをやっていた女性のことを書いたが、何と本人からコメントが来た。いや〜悪口書かなくてよかった(^^ゞ
オリーブという名前の方。
パントマイム・人形振りと書かれているから、私が見たのは人形振りのほうかな? あまり詳しくないがパントマイムは動きにストーリーがあるものをそう呼ぶのだったよう思う。
彼女のブログはこちら。
やっぱりメチャ可愛い!
なおどこかで見かけたら私のブログで知ったと挨拶すること。
会場が広いことはわかっていたし、一面に広がるチューリップを撮影したかったから換算24ミリの広角レンズと、それを換算18ミリにまで広げるワイドコンバージョンレンズも持って出かけた。でも結局レンズ交換はやっぱり面倒でーーー。やっぱり私にはレンズ交換は無理みたい。
ところで一眼レフで一生懸命撮影している人を見ると、その大きなカメラを2台持っている人がかなりいることに気がついた。たぶんカメラ2台に違うタイプのレンズをつけているのだと思う。な〜んだ、レンズ交換が面倒なのは私だけじゃないのか。よかった(^^ゞ
私のNEXについているのは換算27ミリから82.5ミリのズームレンズ(数字が小さいほど広い範囲が写り、大きいほど遠くのものが写る。レンジの直径や長さではなく焦点距離の数字)。とりあえず換算24ミリから120ミリか150ミリくらいあれば私には充分な気がする。
普通のコンパクトデジカメならそれくらいが標準だし、一眼レフタイプならソニーを含めてそのサイズのレンズは必ずラインナップにある。でもなぜかNEXのズームレンズは換算24〜75ミリ、27〜82.5ミリ、27〜300ミリと嫌がらせのように帯に短したすきに長しなレンズばかり。二本買わせようという魂胆にはのらないゾ。買ったって交換しないんだから!
チューリップは背が低い草花だから普通に撮ったら上から見下ろす感じになる。でもチューリップというのは横から見た形が美しい花である。だからカメラを腰あたりに構えて撮ったりもしていたのだが、いっそ下からアオって青空入りで撮ればどうかと思いつく。NEXは液晶画面がチルトする構造だからローアングルは得意である。
結果はなかなかおもしろい構図になったと思う。この日は晴れと曇りの天候の変化が激しかったが、青空で白い雲も写っているとそれなりにサマになる。例によってピントが合っていなかったりブレているのはご愛敬(花って風で揺れるのよ)。では青空写真をこれでもかというくらいご覧下さい。
なかなかキレイでしょ。
この和風模様は見事な卵形でもある。
浴衣にも見えてくる。
この3枚は黒っぽい赤の普通の形、八重咲き、フリンジ。
紫のバリエーション。
青空にピンクはよく似合う。
本数多めでもう1枚。
こいつは茎が紫がかった色。
違う角度で見るといろいろ発見もある。
こういう薄い色の時に限って空の色が白くなるーーー。
アップばかりじゃ飽きるから青空風景編。
後ろの黄色は菜の花。この写真は大きなサイズにしないほうがいい感じ。
偶然クルマの色が揃っていて全体のバランスが取れている。
チョット下から撮りすぎた(^^ゞ
なぜかノスタルジックな色合いに感じる。
黄色だと夏っぽい。
しばらくは説明なしで。
赤と黄色のミックス。
3色ミックス。
ごちゃごちゃミックス!!
86品種50万本のチューリップを堪能した。満足なり。
強い日差しで暑くなったり、急に冷たい強風が吹いてきたりしたが、まずまずの天候。なんと5時間近くも会場にいた。ゴールデンウイーク手前までは咲いていると思うので、よかったら是非。チューリップを見るとホンワカと幸せな気分になれるよ。
帰る頃にはすっかり春の陽気になってきたので、そのまま高速に乗って帰るのはもったいないと思いiPhoneで地図を眺める。利根川が近くだから川原でも見ようかと。それで目指したのが利根川ゆうゆう公園。
利根川までは適当に走ったのでマップに色づけしたルートとは違うかもしれない。でも佐倉から千葉ニュータウンの東をかすめて利根川に至る道は、チョットひなびた雰囲気のところもあって、造成された直線道路じゃないから緩いカーブが多くて飽きない。ただそれなりにクルマが多いのでゆっくりとしか走れなかった。
しばらくして利根川沿いについたものの、高い堤防の下側に道路が造られているので利根川はまったく見えない。誤算(/o\)
そのうちに利根川ゆうゆう公園の看板が見え入り口があった。しかし、その入り口は反対車線からまっすぐ進入するようについている。つまり両側で2車線の狭い道路でUターンをしなければその入り口には入れない。川沿いの道なので信号もなくクルマはビュンビュン走っている。対向車をやり過ごすには道路の右側に止まるから実質1車線の幅で、しかも一気に素早い180度ターンが求められるーーー私には無理、確実にコケる(>_<)
というわけで利根川ゆうゆう公園はパスしてそのまま直進。ところどころ堤防の上にアプローチするような入り口はあるのだが、すべて反対車線から進入する造り。それでようやく国道6号線と交差するあたりに進入できる場所を見つける。
とりあえず利根川。
NEXの電池はチューリップを撮りすぎてなくなってしまったので、
iPhoneで撮影。
さあ利根川を見るぞと堤防の上に登ってみたもののーーー。
川はまったく見えない。ゴルフ場になっていた。iPhoneのグーグルマップで確認したら川は、このゴルフ場の向こう側らしい。ガッカリ。
「とねがわ」の看板はなぜか裏側では利根川と漢字で書かれている。
住所はわからないが、海からの距離はわかる。
せっかくなのでBMW F800Rと利根川に来た記念撮影。
10分ほど休憩して6号線で東京に戻る。
それなりに渋滞していたがポカポカ陽気が快適であまり不満に思わず。その後は都心部の渋滞を避けて首都高湾岸線に出て自宅まで戻ってきた。走行約160キロ。バイクに乗ったというよりチューリップを見てきたわけだけど春を満喫した1日でした。
おしまい
おまけ:その1
これは私が会場でスケッチしたもの。
ーーーなはずがなく、写真をフォトショップで絵画風に加工してみた。
小さいと写真と区別がつかないのでクリックしてみて
おまけ:その2
ひとつ前のエントリーでパフォーマンスをやっていた女性のことを書いたが、何と本人からコメントが来た。いや〜悪口書かなくてよかった(^^ゞ
オリーブという名前の方。
パントマイム・人形振りと書かれているから、私が見たのは人形振りのほうかな? あまり詳しくないがパントマイムは動きにストーリーがあるものをそう呼ぶのだったよう思う。
彼女のブログはこちら。
やっぱりメチャ可愛い!
なおどこかで見かけたら私のブログで知ったと挨拶すること。
2013年04月15日
佐倉ふるさと広場 チューリップ・フェスタ2
チョット珍しいチューリップあれこれ。
これは花びらの多いチューリップ。自宅でも今年は八重咲きの品種を植えたが、こちらのほうが倍くらい花びらが多い。形は全然違うが色のせいか菊を連想した。自宅の八重咲きと合わせて考えると、花びらの多い品種はガバーッと開きやすいようである。
これも八重咲き。
これだけを見ていたらチューリップとは思えない。
微妙に色形が上と違う。
バラを見ているような気になってくる。
ユリ咲き。
ユリ咲きに縁取り入り。
こういうギザギザはフリンジというらしい。
ツートーンのフリンジ。
ユリ咲きでフリンジ。色も黒っぽい赤とトリプル珍しい品種。
何となく和風な赤い模様入り。
昔、こんな配色のビー玉があったような。
紫の和風模様。
形は普通だが赤に白の縁取り。
こっちは紫がベース。
紫バージョンをいくつか紹介したが、紫という色自体も珍しいというかチューリップのイメージにない。ベランダの紫は、こんなガチンコ紫ではなく赤紫っぽい。
このチューリップはピンクというか薄いオレンジというか、そんな色なんだけれど、何というか色に透明感があって独特の雰囲気。残念ながら写真ではその色を伝えられない。私の腕のせいもあるが、カメラでは表現できない色というか質感の問題だと思う。今まで画像や映像でこんな色を見た記憶はない気がするから。
会場内ではいくつかのイベントもおこなわれてる。
これはオルガン。
こんな風にぐるぐる回して音を出す。
ハンドルの奥にあるのが穴あき譜面で、それを読み込んで自動演奏する仕組みの模様。オルガンの音だけではなくフルートのような音も出す。太鼓やシンバルも鳴っていた。ストリートオルガンというらしい。
不思議な形のお辞儀ではなく、これはパントマイムというか人形風の振り付けのパフォーマンス。
広い帽子のつばに隠れてあまり見えなかったが、演じているのはとても美しい女性。ずっとこの場所にいたかったが、後ろ髪を引かれる思いでチューリップを見に行く(^^ゞ
ーーー続く
これは花びらの多いチューリップ。自宅でも今年は八重咲きの品種を植えたが、こちらのほうが倍くらい花びらが多い。形は全然違うが色のせいか菊を連想した。自宅の八重咲きと合わせて考えると、花びらの多い品種はガバーッと開きやすいようである。
これも八重咲き。
これだけを見ていたらチューリップとは思えない。
微妙に色形が上と違う。
バラを見ているような気になってくる。
ユリ咲き。
ユリ咲きに縁取り入り。
こういうギザギザはフリンジというらしい。
ツートーンのフリンジ。
ユリ咲きでフリンジ。色も黒っぽい赤とトリプル珍しい品種。
何となく和風な赤い模様入り。
昔、こんな配色のビー玉があったような。
紫の和風模様。
形は普通だが赤に白の縁取り。
こっちは紫がベース。
紫バージョンをいくつか紹介したが、紫という色自体も珍しいというかチューリップのイメージにない。ベランダの紫は、こんなガチンコ紫ではなく赤紫っぽい。
このチューリップはピンクというか薄いオレンジというか、そんな色なんだけれど、何というか色に透明感があって独特の雰囲気。残念ながら写真ではその色を伝えられない。私の腕のせいもあるが、カメラでは表現できない色というか質感の問題だと思う。今まで画像や映像でこんな色を見た記憶はない気がするから。
会場内ではいくつかのイベントもおこなわれてる。
これはオルガン。
こんな風にぐるぐる回して音を出す。
ハンドルの奥にあるのが穴あき譜面で、それを読み込んで自動演奏する仕組みの模様。オルガンの音だけではなくフルートのような音も出す。太鼓やシンバルも鳴っていた。ストリートオルガンというらしい。
不思議な形のお辞儀ではなく、これはパントマイムというか人形風の振り付けのパフォーマンス。
広い帽子のつばに隠れてあまり見えなかったが、演じているのはとても美しい女性。ずっとこの場所にいたかったが、後ろ髪を引かれる思いでチューリップを見に行く(^^ゞ
ーーー続く
2013年04月13日
佐倉ふるさと広場 チューリップ・フェスタ
梅、河津桜、桃に続く春のお花見ツーリング第4弾はチューリップ。自宅のベランダにも咲いているが、やはり見渡す限りのチューリップというものを見ておきたくて。2月に昭和記念公園へアイスチューリップを見に行って、その数の少なさにガッカリしたが、春ならたくさんのチューリップを咲かせているところはあちこちにある。
今回選んだのが千葉県佐倉市にある佐倉ふるさと広場。ネットで調べたところ86品種50万本とある。ざっと調べたところ関東ではここが一番本数が多い。ちなみに富山、北海道、長崎には100万本以上の公園もあった。行ってみたいがチョット、いやかなり遠すぎる。
地図はグーグルマップ。
自宅から首都高に乗ってレインボーブリッジを渡って首都高湾岸線に入る。ディズニーランドを過ぎ幕張メッセを横目で見ながら走ると、その先あたりで東関東自動車道に接続する。東関東自動車道で北東に進み、四街道というインターで降りて7〜8キロ。自宅からは約70キロだった。
夕方に約束があったのと昼頃からはチューリップ客で周辺が大混雑するという話を聞いて午前八時に出発の予定。ところが6時半に起きたら淡路島で震度6弱の地震ということでしばらくテレビやネットで情報収集。阪神・淡路大震災のようなことではなさそうで一安心。
ちなみに各テレビ局は地震の特番を放送していたが、TBSだけはのんきにゴルフのマスターズの生中継。それが終わると情報バラエティのような番組になって、その冒頭は司会のオセロ松島がニコニコしながらオセロ解散のご挨拶。その後にようやく地震のニュース。TBSの優先順位というのは世間とはかなり違うらしい。もっとも地震はそれほど心配ないと思ってマスターズを見ていたから、私もそんなことを知っているわけで。
結局、何時に出発したか忘れたが到着は午前10時少し前。
ところで佐倉は桜とは関係ないのに佐倉市のマークはサクラなのね。
広大な敷地だが施設らしいものは、この小さな建物だけ。中は売店。実はチューリップが植えられているのは水田で、この季節以外はこぢんまりした公園らしい。
屋形船の切符売り場。45分の遊覧で大人1000円、子供500円。
屋形船はチューリップ・フェスタ中の期間限定イベント。
これが屋形船。
佐倉ふるさと広場は印旛沼に注ぐ鹿島川の河口にある。印旛沼はもともとひとつの大きな湖だったが周辺の干拓で2つに分断されたような形に。地図の上が北印旛沼で下が西印旛沼。なお印旛沼は水質汚染ワースト1位〜10位の常連(>_<)
先ほどの建物の反対側。
テラス席になっている。
バイクを駐めるのは自転車と同じ場所。
先ほどの建物の隣にあって無料。ただし舗装されていない。2〜3日前の雨のせいか地面が柔らかかったのでスタンドの下に板を引いて駐めた。たまたま隣に大型バイクが駐まっているが、小さなスクーター以外ほとんどバイクの姿はなし。
いよいよ見渡す限りのチューリップ!
風車はこの広場のアイコン。オランダ語でリーフデ=友愛という名前がつけられている。風車はオランダ製で塔もオランダ人が建設したとのこと。ただ、なぜにオランダ風車かはよくわからない。佐倉市とオランダのどこかが友好都市関係にあるわけではない。ポピーとヒマワリを見に行った「あけぼの山農業公園」にも風車があったから、千葉県は風車が好きなのかな?
それはさておき、
これでもかというくらいのチューリップを見てテンション上がりました。
ずーっと先まで、どこまで行ってもチューリップ!
この密集感がたまらないね。
チューリップ・フェスタは風車の周りは鑑賞ゾーンで、それ以外は「堀取り」ゾーンになっている。球根付きで掘り出して持って帰ることができる。上の「ずーっと先まで、どこまで行ってもチューリップ」はそのエリアの写真。
かなり人気がある様子で堀取りしている人をたくさん見かけた。スコップとかも貸してくれる。中にはこんなたくさん取っている人も。
チューリップから離れて広場の一角にある露店。
金魚すくいやヨーヨー釣りはしたことがあるが、この人形すくいはしたことがない。私が露店で遊ぶ年頃にはなかったと思う。
お好み焼きを買った。
でも広島風と書いてあるのに焼きそばが入っていなかった(/o\)
せっかくなので印旛沼(正確にはまだ鹿島川)を眺めながら食べる。
湖岸に整備されているサイクリングロード。
会場の隣にある鹿島川に架かっている橋から印旛沼を見渡す。
左岸のくびれのようなせり出しの先からが印旛沼。
欄干にこんなものを発見。
麒麟?
橋の上から見た会場。
午後1時頃の駐車場待ちのクルマ。
道路の両方向でクルマが並んでいる。写真には写っていないがクルマの列はこの10倍じゃきかない。クルマを駐めるのに1時間以上待つんじゃないかな。もしチューリップ満開の頃に来るなら、遅くとも午前11時までに来たほうがよさそうである。バイクなら駐車場はクルマとは別だから、渋滞の列をすり抜けて会場まで来ればいい。
クルマは500円。
協力費という名目になっている。書き忘れたが会場に入るのは無料。
駐車場から会場に向かう人々。ここのガードマンは親切で感じがよい。
ちなみに京成電鉄の佐倉駅からチューリップ・フェスタ期間中は臨時バスが出ている。徒歩だと40分くらいの不便な場所にある。
会場に戻る。
風車の裏側は芝生広場。
風車には登ることができる。
登れるところは登る主義であるが、なぜかこの日は風車に入らず。チューリップを見ているほうが楽しかったからかな。塔の入り口にいるボーイスカウトみたいなユニフォームを見た人は会場の係員。ボランティアらしい。
ーーー続く
今回選んだのが千葉県佐倉市にある佐倉ふるさと広場。ネットで調べたところ86品種50万本とある。ざっと調べたところ関東ではここが一番本数が多い。ちなみに富山、北海道、長崎には100万本以上の公園もあった。行ってみたいがチョット、いやかなり遠すぎる。
地図はグーグルマップ。
自宅から首都高に乗ってレインボーブリッジを渡って首都高湾岸線に入る。ディズニーランドを過ぎ幕張メッセを横目で見ながら走ると、その先あたりで東関東自動車道に接続する。東関東自動車道で北東に進み、四街道というインターで降りて7〜8キロ。自宅からは約70キロだった。
夕方に約束があったのと昼頃からはチューリップ客で周辺が大混雑するという話を聞いて午前八時に出発の予定。ところが6時半に起きたら淡路島で震度6弱の地震ということでしばらくテレビやネットで情報収集。阪神・淡路大震災のようなことではなさそうで一安心。
ちなみに各テレビ局は地震の特番を放送していたが、TBSだけはのんきにゴルフのマスターズの生中継。それが終わると情報バラエティのような番組になって、その冒頭は司会のオセロ松島がニコニコしながらオセロ解散のご挨拶。その後にようやく地震のニュース。TBSの優先順位というのは世間とはかなり違うらしい。もっとも地震はそれほど心配ないと思ってマスターズを見ていたから、私もそんなことを知っているわけで。
結局、何時に出発したか忘れたが到着は午前10時少し前。
ところで佐倉は桜とは関係ないのに佐倉市のマークはサクラなのね。
広大な敷地だが施設らしいものは、この小さな建物だけ。中は売店。実はチューリップが植えられているのは水田で、この季節以外はこぢんまりした公園らしい。
屋形船の切符売り場。45分の遊覧で大人1000円、子供500円。
屋形船はチューリップ・フェスタ中の期間限定イベント。
これが屋形船。
佐倉ふるさと広場は印旛沼に注ぐ鹿島川の河口にある。印旛沼はもともとひとつの大きな湖だったが周辺の干拓で2つに分断されたような形に。地図の上が北印旛沼で下が西印旛沼。なお印旛沼は水質汚染ワースト1位〜10位の常連(>_<)
先ほどの建物の反対側。
テラス席になっている。
バイクを駐めるのは自転車と同じ場所。
先ほどの建物の隣にあって無料。ただし舗装されていない。2〜3日前の雨のせいか地面が柔らかかったのでスタンドの下に板を引いて駐めた。たまたま隣に大型バイクが駐まっているが、小さなスクーター以外ほとんどバイクの姿はなし。
いよいよ見渡す限りのチューリップ!
風車はこの広場のアイコン。オランダ語でリーフデ=友愛という名前がつけられている。風車はオランダ製で塔もオランダ人が建設したとのこと。ただ、なぜにオランダ風車かはよくわからない。佐倉市とオランダのどこかが友好都市関係にあるわけではない。ポピーとヒマワリを見に行った「あけぼの山農業公園」にも風車があったから、千葉県は風車が好きなのかな?
それはさておき、
これでもかというくらいのチューリップを見てテンション上がりました。
ずーっと先まで、どこまで行ってもチューリップ!
この密集感がたまらないね。
チューリップ・フェスタは風車の周りは鑑賞ゾーンで、それ以外は「堀取り」ゾーンになっている。球根付きで掘り出して持って帰ることができる。上の「ずーっと先まで、どこまで行ってもチューリップ」はそのエリアの写真。
かなり人気がある様子で堀取りしている人をたくさん見かけた。スコップとかも貸してくれる。中にはこんなたくさん取っている人も。
チューリップから離れて広場の一角にある露店。
金魚すくいやヨーヨー釣りはしたことがあるが、この人形すくいはしたことがない。私が露店で遊ぶ年頃にはなかったと思う。
お好み焼きを買った。
でも広島風と書いてあるのに焼きそばが入っていなかった(/o\)
せっかくなので印旛沼(正確にはまだ鹿島川)を眺めながら食べる。
湖岸に整備されているサイクリングロード。
会場の隣にある鹿島川に架かっている橋から印旛沼を見渡す。
左岸のくびれのようなせり出しの先からが印旛沼。
欄干にこんなものを発見。
麒麟?
橋の上から見た会場。
午後1時頃の駐車場待ちのクルマ。
道路の両方向でクルマが並んでいる。写真には写っていないがクルマの列はこの10倍じゃきかない。クルマを駐めるのに1時間以上待つんじゃないかな。もしチューリップ満開の頃に来るなら、遅くとも午前11時までに来たほうがよさそうである。バイクなら駐車場はクルマとは別だから、渋滞の列をすり抜けて会場まで来ればいい。
クルマは500円。
協力費という名目になっている。書き忘れたが会場に入るのは無料。
駐車場から会場に向かう人々。ここのガードマンは親切で感じがよい。
ちなみに京成電鉄の佐倉駅からチューリップ・フェスタ期間中は臨時バスが出ている。徒歩だと40分くらいの不便な場所にある。
会場に戻る。
風車の裏側は芝生広場。
風車には登ることができる。
登れるところは登る主義であるが、なぜかこの日は風車に入らず。チューリップを見ているほうが楽しかったからかな。塔の入り口にいるボーイスカウトみたいなユニフォームを見た人は会場の係員。ボランティアらしい。
ーーー続く
2013年04月10日
謝る大学
大阪のUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)で関西の大学生がいろいろ迷惑行為をしていたことが報道されている。
神戸大学の学生はゴムボートで滑り降りるアトラクションで、ボートをわざと傾けて転覆させ、クレームをつけてアトラクションの無料券をせしめたらしい。同志社の学生は別のボート・アトラクションでボートから岸に飛び降りたり、またボートに戻ったりして運行を停止させたとのこと。
チラッとニュースを見ただけでは「コトの程度」がよく分からないが、ある限度を超えていたら業務妨害、強要などの罪に問われる可能性はある。その妨害による損害請求もあるかもしれない。まあオイタはほどほどにね。
この件でいかにも日本的であり、おかしく思うのが学生の通う大学が謝っていること。神戸大学はこの件が発覚後、学生と一緒に大学職員がUSJに謝罪に赴いたというからビックリする。副学長までが謝罪声明を出している。
神戸大学のホームページにある「お知らせ」より
本学学生の集客施設における迷惑行為について
2013年4月9日
神戸大学文学部学生が今年3月までに、大阪市の集客施設で迷惑行為、危険行
為を繰り返し、集客施設や、居合わせた観客の皆様にご迷惑をかけ、さらに
SNSに虚偽内容を含む書き込みをしていたことが通報により判明しました。
神戸大学は本人から事情を聴いて事実関係を確認するとともに、本人を伴って
この集客施設を訪問し、謝罪させております。本人は自分の行為について深く
反省していますが、今後、教授会において本人への処分を決定します。また、
今回の事案に鑑み、本学の学生たちが社会人としての自覚を持って行動し、
SNSにも真摯な対応をするよう指導して参ります。
(神戸大学、神戸大学文学部)
同志社大学のホームページにある「最新のニュース」より
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)における本学学生の迷惑行為
について(お詫び)
'13年4月9日 更新
去る3月12日、USJにおいてアトラクションの運行中に、本学学生が乗り物か
ら飛び降り、運行を停止させるという迷惑行為をしました。
本学学生の軽率な行為により、USJの関係各位ならびに来園されていた皆さま
に、多大なご迷惑をおかけしましたことは誠に遺憾であり、深くお詫び申しあ
げる次第です。 本学としましては、今後、学生として良識にもとづいた責任あ
る行動をとるよう指導してまいる所存です。
同志社大学
日本はやたら所属を気にするとか、両校ともブランド校だからこういった不祥事の場合は叩かれやすいとかいろいろあるけれど、ニュースを見ての1番の感想は、やっぱりこの国は「とりあえず謝っとけ」な文化なこと。
大学の課外授業や遠足でUSJに来ていたわけではないから、大学が謝る理由も必要もない。もっとも、そんなことは謝る側も分かっているはずで、角を立てない予防措置として謝るのが日本の文化あるいは作法。謝ることに特に深い意味はなく、いってみればコミュニケーションを円滑にするための技法。ソーリーはハローという意味でも使われるのが日本語。なんたってものを買うときに「すみません」と店員に声を掛け、よその家を訪問したら謝るだけじゃ気が済まず「ゴメンください」とまでいう国なのである(^^ゞ
すぐ謝ることの善し悪しはいろいろある。それは別の機会に。
ところで上に書いた神戸大学のコメントを注意深く読むと、大学としての謝罪の言葉はなく事実関係を述べているに過ぎない。職員が本人の謝罪に同行したことは過保護な気がするし「謝罪させ」という表現に何の権利があってと思うが、全体としてはスマートな書き方だと思う。文章にリズム感があり知的な印象。
それに較べて同志社。とりあえず謝っているだけの文章。できの悪い例文集を継ぎ接ぎして作ったのか、文章にリアリティのない紋切り型で謝られている感じがしない。次第です〜とか所存です〜という表現もクソ丁寧に書いておけばいいだろうという魂胆。結論を言えばとっても頭の悪そうな文章。
以前にも書いたが私は同志社大学卒業である。
後輩がUSJでアホな騒ぎを起こしたことより、この間抜けな対応のほうにガッカリした。OBとして大学に文句を言ったら謝ってくれるかな(^^ゞ
神戸大学の学生はゴムボートで滑り降りるアトラクションで、ボートをわざと傾けて転覆させ、クレームをつけてアトラクションの無料券をせしめたらしい。同志社の学生は別のボート・アトラクションでボートから岸に飛び降りたり、またボートに戻ったりして運行を停止させたとのこと。
チラッとニュースを見ただけでは「コトの程度」がよく分からないが、ある限度を超えていたら業務妨害、強要などの罪に問われる可能性はある。その妨害による損害請求もあるかもしれない。まあオイタはほどほどにね。
この件でいかにも日本的であり、おかしく思うのが学生の通う大学が謝っていること。神戸大学はこの件が発覚後、学生と一緒に大学職員がUSJに謝罪に赴いたというからビックリする。副学長までが謝罪声明を出している。
神戸大学のホームページにある「お知らせ」より
本学学生の集客施設における迷惑行為について
2013年4月9日
神戸大学文学部学生が今年3月までに、大阪市の集客施設で迷惑行為、危険行
為を繰り返し、集客施設や、居合わせた観客の皆様にご迷惑をかけ、さらに
SNSに虚偽内容を含む書き込みをしていたことが通報により判明しました。
神戸大学は本人から事情を聴いて事実関係を確認するとともに、本人を伴って
この集客施設を訪問し、謝罪させております。本人は自分の行為について深く
反省していますが、今後、教授会において本人への処分を決定します。また、
今回の事案に鑑み、本学の学生たちが社会人としての自覚を持って行動し、
SNSにも真摯な対応をするよう指導して参ります。
(神戸大学、神戸大学文学部)
同志社大学のホームページにある「最新のニュース」より
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)における本学学生の迷惑行為
について(お詫び)
'13年4月9日 更新
去る3月12日、USJにおいてアトラクションの運行中に、本学学生が乗り物か
ら飛び降り、運行を停止させるという迷惑行為をしました。
本学学生の軽率な行為により、USJの関係各位ならびに来園されていた皆さま
に、多大なご迷惑をおかけしましたことは誠に遺憾であり、深くお詫び申しあ
げる次第です。 本学としましては、今後、学生として良識にもとづいた責任あ
る行動をとるよう指導してまいる所存です。
同志社大学
日本はやたら所属を気にするとか、両校ともブランド校だからこういった不祥事の場合は叩かれやすいとかいろいろあるけれど、ニュースを見ての1番の感想は、やっぱりこの国は「とりあえず謝っとけ」な文化なこと。
大学の課外授業や遠足でUSJに来ていたわけではないから、大学が謝る理由も必要もない。もっとも、そんなことは謝る側も分かっているはずで、角を立てない予防措置として謝るのが日本の文化あるいは作法。謝ることに特に深い意味はなく、いってみればコミュニケーションを円滑にするための技法。ソーリーはハローという意味でも使われるのが日本語。なんたってものを買うときに「すみません」と店員に声を掛け、よその家を訪問したら謝るだけじゃ気が済まず「ゴメンください」とまでいう国なのである(^^ゞ
すぐ謝ることの善し悪しはいろいろある。それは別の機会に。
ところで上に書いた神戸大学のコメントを注意深く読むと、大学としての謝罪の言葉はなく事実関係を述べているに過ぎない。職員が本人の謝罪に同行したことは過保護な気がするし「謝罪させ」という表現に何の権利があってと思うが、全体としてはスマートな書き方だと思う。文章にリズム感があり知的な印象。
それに較べて同志社。とりあえず謝っているだけの文章。できの悪い例文集を継ぎ接ぎして作ったのか、文章にリアリティのない紋切り型で謝られている感じがしない。次第です〜とか所存です〜という表現もクソ丁寧に書いておけばいいだろうという魂胆。結論を言えばとっても頭の悪そうな文章。
以前にも書いたが私は同志社大学卒業である。
後輩がUSJでアホな騒ぎを起こしたことより、この間抜けな対応のほうにガッカリした。OBとして大学に文句を言ったら謝ってくれるかな(^^ゞ
2013年04月06日
チューリップは満開です
毎日ベランダを見ているし、新しい色の花が咲いたら写真に撮ったりしている。だから頭の中ではチューリップ観察日記をたくさん付けたつもりになっていたが、開花後についてブログでは3月20日に最初の開花があったことと、その花が24日には黄色からオレンジ色に変わったことの2回しか書いていなかった。
それから約2週間。
ベランダのチューリップは既に満開となっている。
<3月26日>
開花直後は黄色いこの八重咲きチューリップも、ほとんどがオレンジ色になってきた。後でも写真が出てくるが、この品種はガバーッと花が開くので、この頃が1番チューリップらしい姿をしている。
なぜが花びらに緑や黒っぽい色が混じって
シミのように見えるのが残念なところ。
<3月28日>
紫チューリップ開花。
同日に黄色チューリップも開花。
これは八重ではないから正真正銘の黄色チューリップである。
とどまるところを知らないオレンジチューリップの開きっぷり(^^ゞ
もっと南国の花のように思えてくる。
<3月31日>
赤チューリップ開花。
だんだんと賑やかになってきた。
赤チューリップは頭が重いらしい。
<4月2日>
白チューリップ開花。
これはユリ咲きという花びらの先端だけが開いたようになる品種。めでたく赤・白・黄色と揃ったので例年通りチューリップの歌を斉唱する(^^ゞ
白チューリップを入れて賑やかなところを撮りたかったのに、一番端っこに咲いたのでカメラを構えられず。
<4月5日>
あっというまに満開状態。
ベランダは東向きで朝はよく日が入って、少しチューリップが開きすぎ気味。
出勤前に何をしている私。
力強く開いております。
何もそこまで開かなくてもーーー。
去年発見した「チューリップ開きすぎの法則」。
それは白に近い色ほどガバーッと開くというもの。でもこのオレンジは八重咲きで品種が違うせいか色が濃いのにガバーッと開く。逆に今年植えた白はガバーッと開かない。この白はユリ咲きの品種。というわけでチューリップ開きすぎの第2法則。「第1法則が当てはまるのは普通のチューリップについてのみである」。
口直しにキレイどころのチューリップ。
ちょっとチューリップの色に関する情報修正。
キレイどころの1枚目の右側のチューリップ。このチューリップが咲いたときに紫色だと書いた(このエントリーの3月28日欄)そして2枚目に写っているまだ小さなチューリップがこの日初めて咲いたピンクのチューリップと思っていた。
しかし、改めて球根のパッケージを確認してみると、どうやら紫は3枚目に写っているチューリップのようである。つまり今まで紫と思っていたのはピンクのチューリップ。だから4枚目はピンクと紫のツーショット。
でも、だとすると2枚目に写っている小さなチューリップは何色? ピンクチューリップの色がちょっと薄く咲いた? あるいは今まで紫チューリップと思っていたのはピンクチューリップの色がすこし濃く咲いた? ちょっとナゾ
ちなみに植えたのは全部で7色。ただしうち1色は3色セットだから合計9色。別の球根のパッケージはこちら。
<4月5日の夜>
朝は日差しが強すぎてチューリップが開きすぎていたから、夜ならどうだとふと思い立ち撮った写真がこれ。
大失敗(/o\)
ピントが全然合っていない。オートフォーカスなんだが暗すぎてカメラがチューリップを「見えていない」状態で、見えていないのだからピントもあわせようがない(のだと思う)。
だったらフラッシュと考える。私の持っているNEX-5Nというデジカメは小型軽量化優先の設計なのかフラッシュが内蔵されていない。そのかわり、こんな外付けのフラッシュが付属している。デジカメはかなり暗いところでも撮れるし、フラッシュを焚くと写真がギラッと不自然な感じになるので私は基本的にフラッシュは使わない。だから内蔵されていなくてもかまわないのだが(実は内蔵されていないことは買った後に知った)、こういうイザというときに内蔵されていないと不便。
フラッシュをどこにしまったか探すのに1時間かかった(/o\)
その甲斐なく、結果はまたしても大失敗。
よく考えればシャッターを押す前にピントを合わせて、シャッターを押してからフラッシュが焚かれるんだった。
<4月6日本日>
予報では爆弾低気圧で台風並みの風が吹くとか。ひょっとしたらチューリップの花も全部散らされるかもと思い記念撮影。撮ったのは昼過ぎ。ちなみに夕方から雨が降ってきたが今現在(午後10時)特に風はなし。
全景。
今日は曇りだから全体的には昨日ほどガバーッと開いていない。
でもオレンジだけは、そんなことお構いなし。
ローアングルで。
やっぱりこれが紫なんだろう。
手前がピンクで奥に紫。
でも右から1本目・3本目と、2本目が違う色に見えて仕方がない。
赤チューリップでまっすぐ立っているものはない。それにしても、なぜ頭を支えきれないくらいに身体が細い? 右側の赤は白が混ざっているからまた別の品種。
たまたま柱の前にあって、ユリ咲きの形がよくわかる白チューリップ。
白と紫のミックス。
2色咲き3色混合という球根は買ってきたが、パッケージとずいぶん配色が違うような?
全体を収めたくてスイングパノラマで撮ってみる。
スイングパノラマとはこんな感じでカメラを平行移動しながら撮影する。幅が細い写真を100枚くらい連写して、それを自動的に合成して1枚の横長写真にしてくれる。ときどき広い風景を撮るときに使っているが、さすがにベランダではチューリップまでの距離が短すぎておかしな写真になってしまった。
普段はカメラを縦に構えてスイングパノラマを撮っている。距離が近いから極端に写真が歪んでしまった。もちろん自宅のベランダは曲線じゃない。それとなぜか写真の下側だけが波打ったように写っている。
これはカメラを横向きに構えて撮ったもの。
左から右へカメラを移動させているが、どうしても右側の途中で撮影が終わってしまう。
全部で70個の球根を植えて現在咲いているのは約40。昨シーズンは近所の庭先で咲いているチューリップと較べて少し花が小さい気がしたので、今回は植える時に肥料を混ぜた。その成果あって今年は遜色なし。3月中旬のバカ陽気のせいで最初の開花は3月20日と過去2年と較べて20日早かったのはブログにも書いたとおり。その後に極端に寒い日も続いたのがブレーキとなったのか満開時期は10日早いという結果に。
今からしばらくは少々寒くても文句は言わないから、できるだけ長く咲いていて欲しい。
それから約2週間。
ベランダのチューリップは既に満開となっている。
<3月26日>
開花直後は黄色いこの八重咲きチューリップも、ほとんどがオレンジ色になってきた。後でも写真が出てくるが、この品種はガバーッと花が開くので、この頃が1番チューリップらしい姿をしている。
なぜが花びらに緑や黒っぽい色が混じって
シミのように見えるのが残念なところ。
<3月28日>
紫チューリップ開花。
同日に黄色チューリップも開花。
これは八重ではないから正真正銘の黄色チューリップである。
とどまるところを知らないオレンジチューリップの開きっぷり(^^ゞ
もっと南国の花のように思えてくる。
<3月31日>
赤チューリップ開花。
だんだんと賑やかになってきた。
赤チューリップは頭が重いらしい。
<4月2日>
白チューリップ開花。
これはユリ咲きという花びらの先端だけが開いたようになる品種。めでたく赤・白・黄色と揃ったので例年通りチューリップの歌を斉唱する(^^ゞ
白チューリップを入れて賑やかなところを撮りたかったのに、一番端っこに咲いたのでカメラを構えられず。
<4月5日>
あっというまに満開状態。
ベランダは東向きで朝はよく日が入って、少しチューリップが開きすぎ気味。
出勤前に何をしている私。
力強く開いております。
何もそこまで開かなくてもーーー。
去年発見した「チューリップ開きすぎの法則」。
それは白に近い色ほどガバーッと開くというもの。でもこのオレンジは八重咲きで品種が違うせいか色が濃いのにガバーッと開く。逆に今年植えた白はガバーッと開かない。この白はユリ咲きの品種。というわけでチューリップ開きすぎの第2法則。「第1法則が当てはまるのは普通のチューリップについてのみである」。
口直しにキレイどころのチューリップ。
ちょっとチューリップの色に関する情報修正。
キレイどころの1枚目の右側のチューリップ。このチューリップが咲いたときに紫色だと書いた(このエントリーの3月28日欄)そして2枚目に写っているまだ小さなチューリップがこの日初めて咲いたピンクのチューリップと思っていた。
しかし、改めて球根のパッケージを確認してみると、どうやら紫は3枚目に写っているチューリップのようである。つまり今まで紫と思っていたのはピンクのチューリップ。だから4枚目はピンクと紫のツーショット。
でも、だとすると2枚目に写っている小さなチューリップは何色? ピンクチューリップの色がちょっと薄く咲いた? あるいは今まで紫チューリップと思っていたのはピンクチューリップの色がすこし濃く咲いた? ちょっとナゾ
ちなみに植えたのは全部で7色。ただしうち1色は3色セットだから合計9色。別の球根のパッケージはこちら。
<4月5日の夜>
朝は日差しが強すぎてチューリップが開きすぎていたから、夜ならどうだとふと思い立ち撮った写真がこれ。
大失敗(/o\)
ピントが全然合っていない。オートフォーカスなんだが暗すぎてカメラがチューリップを「見えていない」状態で、見えていないのだからピントもあわせようがない(のだと思う)。
だったらフラッシュと考える。私の持っているNEX-5Nというデジカメは小型軽量化優先の設計なのかフラッシュが内蔵されていない。そのかわり、こんな外付けのフラッシュが付属している。デジカメはかなり暗いところでも撮れるし、フラッシュを焚くと写真がギラッと不自然な感じになるので私は基本的にフラッシュは使わない。だから内蔵されていなくてもかまわないのだが(実は内蔵されていないことは買った後に知った)、こういうイザというときに内蔵されていないと不便。
フラッシュをどこにしまったか探すのに1時間かかった(/o\)
その甲斐なく、結果はまたしても大失敗。
よく考えればシャッターを押す前にピントを合わせて、シャッターを押してからフラッシュが焚かれるんだった。
<4月6日本日>
予報では爆弾低気圧で台風並みの風が吹くとか。ひょっとしたらチューリップの花も全部散らされるかもと思い記念撮影。撮ったのは昼過ぎ。ちなみに夕方から雨が降ってきたが今現在(午後10時)特に風はなし。
全景。
今日は曇りだから全体的には昨日ほどガバーッと開いていない。
でもオレンジだけは、そんなことお構いなし。
ローアングルで。
やっぱりこれが紫なんだろう。
手前がピンクで奥に紫。
でも右から1本目・3本目と、2本目が違う色に見えて仕方がない。
赤チューリップでまっすぐ立っているものはない。それにしても、なぜ頭を支えきれないくらいに身体が細い? 右側の赤は白が混ざっているからまた別の品種。
たまたま柱の前にあって、ユリ咲きの形がよくわかる白チューリップ。
白と紫のミックス。
2色咲き3色混合という球根は買ってきたが、パッケージとずいぶん配色が違うような?
全体を収めたくてスイングパノラマで撮ってみる。
スイングパノラマとはこんな感じでカメラを平行移動しながら撮影する。幅が細い写真を100枚くらい連写して、それを自動的に合成して1枚の横長写真にしてくれる。ときどき広い風景を撮るときに使っているが、さすがにベランダではチューリップまでの距離が短すぎておかしな写真になってしまった。
普段はカメラを縦に構えてスイングパノラマを撮っている。距離が近いから極端に写真が歪んでしまった。もちろん自宅のベランダは曲線じゃない。それとなぜか写真の下側だけが波打ったように写っている。
これはカメラを横向きに構えて撮ったもの。
左から右へカメラを移動させているが、どうしても右側の途中で撮影が終わってしまう。
全部で70個の球根を植えて現在咲いているのは約40。昨シーズンは近所の庭先で咲いているチューリップと較べて少し花が小さい気がしたので、今回は植える時に肥料を混ぜた。その成果あって今年は遜色なし。3月中旬のバカ陽気のせいで最初の開花は3月20日と過去2年と較べて20日早かったのはブログにも書いたとおり。その後に極端に寒い日も続いたのがブレーキとなったのか満開時期は10日早いという結果に。
今からしばらくは少々寒くても文句は言わないから、できるだけ長く咲いていて欲しい。
2013年04月02日
古河総合公園に桃を見に行く2
桃を見に行った土曜日も寒かったが、その後も東京は寒さが続いている。4月になったというのに、とうとう本日はコート着用で出勤。3月中頃の暖かさがウソみたい。予報によればあと1日我慢が必要な模様。
さて桃のお花見の続き。
桃畑というべきなのか桃林なのかよくわからないが、古河総合公園ではこんな風に植えられている。
ピンクの桃と赤い桃の花。
ピンクの後ろに白い桃。
白とピンクと赤。
色がたくさん混じっているほうが楽しいね。
これは接ぎ木して桃を増やしているのだろうか。
やたら背の低い桃。でも花はたくさんついている。
桃源郷ってどんなところなんだろう?
桃ばかりじゃ飽きちゃうから意味もなくモミジ(^^ゞ
同じく地面に落ちているツバキ。
これはなかなか見事な柳。
アップで撮った桃の花。
まずはピンク。
ちょっと葉のでた桃。サクラを見て葉桜だと残念がる人もいるが、
私は何となく葉っぱの生命感が好き。
赤い桃。
結構濃いめの赤で、こればかりだとちょっとキツイ。
ピンクの桃の中に差し色的に赤い桃があるといい感じ。
白い桃もキレイなんだが写真に撮るとぼやけた感じになるのが残念。
一番気に入ったのが、この白と濃いピンクのミックス。
華やかで美人な桃。紅白だから何となくメデタイ。
こいつは同じ木にミックスと赤が混じって咲いていたりする。
混血品種?
これなんて一番下が白で真ん中がピンク。1番上が少しだけミックス。
私はこのミックスが1番キレイだと思うんだけれど公園では植えられている本数は少なかった。まあソーメンの中に1本か2本ピンクや黄色の麺が混じっていたらとてもうれしいのと同じで、数が少ない方がありがた味があるのかもしれない。
これでバックが青空ならーーー
ウラメシヤ。
再び桃以外編。
すごくもつれている木があった。
葉はついていなかったが、まだ生きているの?
少し小高くなった場所。
階段が誘う。
登れるところは登る主義である!
多少は見晴らしがいい程度で別にフツー。
15秒で撤収。
公園のあちこち。
これはスイングパノラマで広めに撮影。
池と桃の花。
これもスイングパノラマ。
水面に花びらが落ちていてキレイだったが、
写真に撮ってみるとそうでもない。
鴨がいる場所も。
白い空とそれが映った水面で、写真の左側の角を丸めたようになってしまった。
舟でも浮かべて一杯やりたい。
桃の花をじっくり見たのはたぶん初めてかな。梅や桜とどう違うかといわれれば別にたいして違わない。まあ違いは別にどうでもよくて、木々の間を歩いて、ポケーっと花を眺めて脳みそをほぐすのが快感なのである。
半月ほどの間に梅、河津桜、桃と連続して花見ができて満足。これも手軽に出かけられるバイクだからこそかと思う。ちなみに帰りは首都高が大渋滞。しかし、おかげでライトアップされた千鳥ヶ淵のサクラもじっくり見ることができたので、よかったということにしておく。
おしまい
さて桃のお花見の続き。
桃畑というべきなのか桃林なのかよくわからないが、古河総合公園ではこんな風に植えられている。
ピンクの桃と赤い桃の花。
ピンクの後ろに白い桃。
白とピンクと赤。
色がたくさん混じっているほうが楽しいね。
これは接ぎ木して桃を増やしているのだろうか。
やたら背の低い桃。でも花はたくさんついている。
桃源郷ってどんなところなんだろう?
桃ばかりじゃ飽きちゃうから意味もなくモミジ(^^ゞ
同じく地面に落ちているツバキ。
これはなかなか見事な柳。
アップで撮った桃の花。
まずはピンク。
ちょっと葉のでた桃。サクラを見て葉桜だと残念がる人もいるが、
私は何となく葉っぱの生命感が好き。
赤い桃。
結構濃いめの赤で、こればかりだとちょっとキツイ。
ピンクの桃の中に差し色的に赤い桃があるといい感じ。
白い桃もキレイなんだが写真に撮るとぼやけた感じになるのが残念。
一番気に入ったのが、この白と濃いピンクのミックス。
華やかで美人な桃。紅白だから何となくメデタイ。
こいつは同じ木にミックスと赤が混じって咲いていたりする。
混血品種?
これなんて一番下が白で真ん中がピンク。1番上が少しだけミックス。
私はこのミックスが1番キレイだと思うんだけれど公園では植えられている本数は少なかった。まあソーメンの中に1本か2本ピンクや黄色の麺が混じっていたらとてもうれしいのと同じで、数が少ない方がありがた味があるのかもしれない。
これでバックが青空ならーーー
ウラメシヤ。
再び桃以外編。
すごくもつれている木があった。
葉はついていなかったが、まだ生きているの?
少し小高くなった場所。
階段が誘う。
登れるところは登る主義である!
多少は見晴らしがいい程度で別にフツー。
15秒で撤収。
公園のあちこち。
これはスイングパノラマで広めに撮影。
池と桃の花。
これもスイングパノラマ。
水面に花びらが落ちていてキレイだったが、
写真に撮ってみるとそうでもない。
鴨がいる場所も。
白い空とそれが映った水面で、写真の左側の角を丸めたようになってしまった。
舟でも浮かべて一杯やりたい。
桃の花をじっくり見たのはたぶん初めてかな。梅や桜とどう違うかといわれれば別にたいして違わない。まあ違いは別にどうでもよくて、木々の間を歩いて、ポケーっと花を眺めて脳みそをほぐすのが快感なのである。
半月ほどの間に梅、河津桜、桃と連続して花見ができて満足。これも手軽に出かけられるバイクだからこそかと思う。ちなみに帰りは首都高が大渋滞。しかし、おかげでライトアップされた千鳥ヶ淵のサクラもじっくり見ることができたので、よかったということにしておく。
おしまい