2013年05月
2013年05月26日
生田緑地ばら苑
バラは春と秋に咲く。
去年の春は京成バラ園、秋は谷津バラ園に出かけた。年に2回、律儀に見に行くこともないのだが、何となくあのバラ園の香りを嗅ぎたくて出かけてきた。
今回は自宅から一番近いバラ園。
片道15キロほどだからツーリングというほどの距離じゃない。
生田緑地ばら苑とはーーー
小田急電鉄が経営する向ヶ丘遊園という遊園地が10年ほど前まであって、その敷地内にバラ園があった。遊園地閉鎖後はバラ園を川崎市が引き取って現在に至るーーーということらしい。向ヶ丘遊園には行ったことがあるような気もするし、ないような気もするし。行っていたとしても、かなり昔のことで誰と行ったかも思い出せない(^^ゞ
地図でバラ園を指しているやや左上側に緑色に塗られたエリアがある。そのあたりが生田緑地という公園である。面積は約180ヘクタールとかなり広い(ディズニーランドが約50ヘクタール)。公園といっても緑地を残そうというような趣旨の公園らしい。それなのに遊園地があったし今もゴルフ場はあるしと、イマイチよくわからない存在。そのうち緑地本体にも行ってみるつもりだが、特に目玉となるものもなくツーリングの目的地としては近すぎるので、いつになることやら。
地図は生田緑地ばら苑の位置関係だけ。
水色の線が東京と神奈川の境目の多摩川。だから東京から少しだけ神奈川に入ったあたり。ところで羽田空港は多摩川の河口の北側・東京側にある。意外と羽田空港の位置を知らない人が多いのでついでに紹介。
入り口は府中街道と呼ばれる神奈川県道9号線沿いにあってわかりやすい。数えてみると自宅から交差点を4回曲がるだけである。道路から入ってすぐのスペースは半分くらいが駐輪場に当てられておりバイクもそこに駐める。バイクは無料。しかし自転車がたくさんあるのでちょっと駐めにくい。写真を撮り忘れた。
生田緑地ばら苑は春と秋のバラのシーズンだけ開園している。
だから、これは春用の看板。閉園時間が早め。
ばら苑は小高い丘の上にある。
ということで駐輪場からテクテク登っていく。
ちなみにクルマの駐車場は丘の上の方にある。道路は三角コーンで左側が歩行者用、右側がクルマ用に別けられている。当然クルマはすれ違えないから登りと下りが交代交代の片側通行。敷地に入るまでに渋滞して、敷地に入った後もかなり待たされることになるからクルマで来るならそのつもりで。
登り道はまだまだ続く。
遊園地にリフトとか残っていなかったのかな(^^ゞ
途中にあった更地。
スケートリンクかリバープールの名残だろうか?
2つ上の写真では道路が奥で左にカーブしているが、そのカーブのところを右に入ったところがここ。片側通行なのでクルマが駐車場から「出待ち」をしている。誘導係の手際はよかった。
駐車場方向へ歩いていくと入り口の看板。
ーーーが、さらに階段。
誘導係の人が107段あるとか言っていた。
途中で振り返ると、こんな景色が見えるがたいしてうれしくもなし。
後半の階段。
どこのバラ園でも高齢者がたくさん来ているものだが、生田緑地ばら苑はこういうロケーションにあるせいか、来場者の平均年齢はやや低め。ただし高齢者や身体障害者は入り口で頼めば、ばら苑の真横まで車で送ってくれるサービスもあるようである。
ようやくばら苑に到着。
でも実際は10分くらいで、それほどきつくもなかった。
生田緑地ばら苑の全景。
登ってきたところより一段低い位置にある。
広さは谷津バラ園と同じくらいかな。
ちなみにバラの株数は
京成バラ園 7000株
谷津バラ園 7000株
生田緑地ばら苑 4500株
といわれているが、私の見たたところでは谷津バラ園と生田緑地ばら苑はほぼ同じ規模で、京成バラ園はそれらより2倍以上バラがあるように感じる。
ところで谷津バラ園は1957年、生田緑地ばら苑は1958年が創業で、どちらも創業当時は「東洋一のバラ園」とうたわれたとされる。ということは谷津バラ園は1年で東洋一の座を明け渡したことになるね。終戦から10年ほど経って高度成長期に入りつつあった当時の日本にとって「東洋一」というのが人々を引きつけるフレーズだったのかもしれない。
ちょっとした芝生があって、その周りが休憩スペースにもなっている。京成バラ園や谷津バラ園と違って生田緑地ばら苑は休憩する、座る場所が豊富にあるのが特徴。お弁当を広げている家族も多くいた。
なぜかバラ園ではお約束の白い西洋風彫像。
何かの寓話を題材にしているんだろうが、動物虐待にしか見えない(^^ゞ
全然関係ないが、鹿島灘海浜公園で松の芽を見つけて「今は茎のように見えているものが、そのうちほぐれてきて針のような松の葉になる(んだったと思う)」と書いたが、やっぱりそうでしたの証拠写真。
バラに話を戻して
いろんな形のバラがあるけれど、
やっぱりバラはこんな風に真ん中が軽く巻いている形が好き。
相変わらず黄色にはピントがビシっと合わない。
なお、このバラ園は黄色の品種が少なかったように思う。
好きーーー嫌いーーーと花占いをしたら日が暮れる?
これは配色がキレイで、食べたらおいしそうだった。
得意の青空入れアングルで撮るものの空の色がイマイチ。
ティッシュペーパーで作ったみたいなバラ。
白にピントは合わないものと諦める。
アップで撮るより少し離れてみていたほうがキレイだったかもしれない。
これは超ゴージャスで存在感があった。
やっぱり真ん中が軽く巻いたバラが好み。
アーチとか柱とかもバラ園のお約束。
他にもいろいろ種類があって、とても全部は撮りきれない。
とりあえず年に1回か2回、こんな風にバラだらけの場所に行くのはいいものである。生田緑地ばら苑は丘の上の窪地みたいなところにあるから、何となくバラの別世界にいるような気分も味わえる。京成バラ園や谷津バラ園は周りがマンションだらけで、それがちょっと興ざめ。
自宅から30分ほどの距離にこんな場所があって、なにか得した気分。土地は一杯余っているみたいだから、チューリップ苑とかネモフィラ苑とかも開設して欲しいなあ。
去年の春は京成バラ園、秋は谷津バラ園に出かけた。年に2回、律儀に見に行くこともないのだが、何となくあのバラ園の香りを嗅ぎたくて出かけてきた。
今回は自宅から一番近いバラ園。
片道15キロほどだからツーリングというほどの距離じゃない。
生田緑地ばら苑とはーーー
小田急電鉄が経営する向ヶ丘遊園という遊園地が10年ほど前まであって、その敷地内にバラ園があった。遊園地閉鎖後はバラ園を川崎市が引き取って現在に至るーーーということらしい。向ヶ丘遊園には行ったことがあるような気もするし、ないような気もするし。行っていたとしても、かなり昔のことで誰と行ったかも思い出せない(^^ゞ
地図でバラ園を指しているやや左上側に緑色に塗られたエリアがある。そのあたりが生田緑地という公園である。面積は約180ヘクタールとかなり広い(ディズニーランドが約50ヘクタール)。公園といっても緑地を残そうというような趣旨の公園らしい。それなのに遊園地があったし今もゴルフ場はあるしと、イマイチよくわからない存在。そのうち緑地本体にも行ってみるつもりだが、特に目玉となるものもなくツーリングの目的地としては近すぎるので、いつになることやら。
地図は生田緑地ばら苑の位置関係だけ。
水色の線が東京と神奈川の境目の多摩川。だから東京から少しだけ神奈川に入ったあたり。ところで羽田空港は多摩川の河口の北側・東京側にある。意外と羽田空港の位置を知らない人が多いのでついでに紹介。
入り口は府中街道と呼ばれる神奈川県道9号線沿いにあってわかりやすい。数えてみると自宅から交差点を4回曲がるだけである。道路から入ってすぐのスペースは半分くらいが駐輪場に当てられておりバイクもそこに駐める。バイクは無料。しかし自転車がたくさんあるのでちょっと駐めにくい。写真を撮り忘れた。
生田緑地ばら苑は春と秋のバラのシーズンだけ開園している。
だから、これは春用の看板。閉園時間が早め。
ばら苑は小高い丘の上にある。
ということで駐輪場からテクテク登っていく。
ちなみにクルマの駐車場は丘の上の方にある。道路は三角コーンで左側が歩行者用、右側がクルマ用に別けられている。当然クルマはすれ違えないから登りと下りが交代交代の片側通行。敷地に入るまでに渋滞して、敷地に入った後もかなり待たされることになるからクルマで来るならそのつもりで。
登り道はまだまだ続く。
遊園地にリフトとか残っていなかったのかな(^^ゞ
途中にあった更地。
スケートリンクかリバープールの名残だろうか?
2つ上の写真では道路が奥で左にカーブしているが、そのカーブのところを右に入ったところがここ。片側通行なのでクルマが駐車場から「出待ち」をしている。誘導係の手際はよかった。
駐車場方向へ歩いていくと入り口の看板。
ーーーが、さらに階段。
誘導係の人が107段あるとか言っていた。
途中で振り返ると、こんな景色が見えるがたいしてうれしくもなし。
後半の階段。
どこのバラ園でも高齢者がたくさん来ているものだが、生田緑地ばら苑はこういうロケーションにあるせいか、来場者の平均年齢はやや低め。ただし高齢者や身体障害者は入り口で頼めば、ばら苑の真横まで車で送ってくれるサービスもあるようである。
ようやくばら苑に到着。
でも実際は10分くらいで、それほどきつくもなかった。
生田緑地ばら苑の全景。
登ってきたところより一段低い位置にある。
広さは谷津バラ園と同じくらいかな。
ちなみにバラの株数は
京成バラ園 7000株
谷津バラ園 7000株
生田緑地ばら苑 4500株
といわれているが、私の見たたところでは谷津バラ園と生田緑地ばら苑はほぼ同じ規模で、京成バラ園はそれらより2倍以上バラがあるように感じる。
ところで谷津バラ園は1957年、生田緑地ばら苑は1958年が創業で、どちらも創業当時は「東洋一のバラ園」とうたわれたとされる。ということは谷津バラ園は1年で東洋一の座を明け渡したことになるね。終戦から10年ほど経って高度成長期に入りつつあった当時の日本にとって「東洋一」というのが人々を引きつけるフレーズだったのかもしれない。
ちょっとした芝生があって、その周りが休憩スペースにもなっている。京成バラ園や谷津バラ園と違って生田緑地ばら苑は休憩する、座る場所が豊富にあるのが特徴。お弁当を広げている家族も多くいた。
なぜかバラ園ではお約束の白い西洋風彫像。
何かの寓話を題材にしているんだろうが、動物虐待にしか見えない(^^ゞ
全然関係ないが、鹿島灘海浜公園で松の芽を見つけて「今は茎のように見えているものが、そのうちほぐれてきて針のような松の葉になる(んだったと思う)」と書いたが、やっぱりそうでしたの証拠写真。
バラに話を戻して
いろんな形のバラがあるけれど、
やっぱりバラはこんな風に真ん中が軽く巻いている形が好き。
相変わらず黄色にはピントがビシっと合わない。
なお、このバラ園は黄色の品種が少なかったように思う。
好きーーー嫌いーーーと花占いをしたら日が暮れる?
これは配色がキレイで、食べたらおいしそうだった。
得意の青空入れアングルで撮るものの空の色がイマイチ。
ティッシュペーパーで作ったみたいなバラ。
白にピントは合わないものと諦める。
アップで撮るより少し離れてみていたほうがキレイだったかもしれない。
これは超ゴージャスで存在感があった。
やっぱり真ん中が軽く巻いたバラが好み。
アーチとか柱とかもバラ園のお約束。
他にもいろいろ種類があって、とても全部は撮りきれない。
とりあえず年に1回か2回、こんな風にバラだらけの場所に行くのはいいものである。生田緑地ばら苑は丘の上の窪地みたいなところにあるから、何となくバラの別世界にいるような気分も味わえる。京成バラ園や谷津バラ園は周りがマンションだらけで、それがちょっと興ざめ。
自宅から30分ほどの距離にこんな場所があって、なにか得した気分。土地は一杯余っているみたいだから、チューリップ苑とかネモフィラ苑とかも開設して欲しいなあ。
2013年05月19日
浅草 三社祭
大学の頃に同級生だったり一緒にサーフィンをしていた友人と「ただ集まって飲むだけじゃなく、あまり経験していないイベントをする」という趣旨のことを去年からやっている。
ゲートブリッジを渡りお台場でガンダムをみて大江戸温泉
プロ野球観戦
競馬観戦
マジックバー
などに今まで出かけた。その途中にただの飲み会もあったが。
それで今回は浅草の三社祭。
かなり以前に祭りが終わりかけた頃に行ったことがあるが実質的には初体験。ところで場所はわかっているし、だいたいどんな祭りかも知っている。しかし、なにせ150万人も人出があるとされる祭りなので、事前に多少は情報収集しようと思ってネットをあれこれ検索するも、意外と三社祭の見学マニュアルみたいな情報はほとんどなかった。
とりあえず日曜のほうが楽しいらしい。水曜くらいの予報では日曜は雨だったので土曜にしようかと話していたが、徐々に天気予報の内容がよくなっていたので日曜日に行くことに決定。
新橋で待ち合わせて、銀座線で浅草まで。
とりあえず地上に出たら浅草のメインストリートの雷門通りだった。電車の中や駅の構内などはごく普通だったのに、いきなりの祭りボルテージ最高潮!
ひときわ人が集まっているところがあったのでヤジウマしてみると、テレビの街頭インタービュー集緑。この人はテレ朝のアナウンサーだったかな? あまり自信なし。インタビューされていたのは外人。
三社祭の構成がよくわからないのだけれど、とりあえず雷門通りにはいろんな御輿が順番にやってくる。御輿の数は約100基といわれている。この日一番はじめに見たのは美人のおネエさんが先頭を担ぐ「仲見世」と書かれた御輿。
頭には鉢巻きやねじり鉢巻き。女性ではこの写真のように頭にチョコンと載せている人が多い。これでよく落ちないものだといつも不思議に思っている。
浅草のアイコンである雷門。
提灯が半分畳まれているのは、この下を御輿が通るからだろう。
雷門をくぐると仲見世と呼ばれる土産物屋ストリート。
こういうのが仲見世テイスト。
浅草らしい和菓子。
イナセなおネエさんの後ろ姿。
コレガ、ニッポンノ、ゾウリデスカ?
そういえば長いこと雷おこしを食べていない。
仲見世を抜けると宝蔵門。
ちょっと漫画チックな仁王像。
畳まれた提灯を下から。
浅草寺(せんそうじ)の本殿。
内部の様子
本殿の高い位置から宝蔵門を眺めたところ。
五重塔。
浅草寺の由来は平安時代まで遡るが、空襲とかがあったので建物はすべて戦後の再建。雷門1960年、宝蔵門1964年、本堂1958年、五重塔1973年とすべて昭和の建物である。
境内の祭りっぽい風景。
二天門というところからいったん外に出る。
しかし、よく考えたら三社祭は浅草寺の中にある浅草神社の祭り。
浅草神社の愛称が三社様だから三社祭。
そっちに行くのを忘れた(^^ゞ
二天門から出たところの道路はガランとしていた。
消防署も祭り支度?
これは仲見世の裏側の通路。
煎餅を焼く店があった。
お店の裏口から仲見世通りをのぞいたところ。
再び御輿見物。
雷中と書かれた御輿。
どきどきヤーッと声を出し腕をあげて気合いを入れる。
ところで「ソイヤ、セイヤ」が東京の御輿の代表的なかけ声で、三社祭もてっきりそうだと思っていたが、そういう風には聞こえなかった。それに近いかけ声だとは思うがよく聞き取れず。
三栄と書かれた御輿。
外人さんも担いでいる。
ところで御輿というのは神社の氏子が担ぐものだが、三社祭で担いでいる8〜9割方は同好会とよばれる組織に属している浅草以外の人らしい。同好会と地元や氏子との関係までは調べていない。それと三社祭は、5年ほど前に暴力団排除の絡みでいろいろ話題になった。この日見た限りでは背中にモンモンを彫ったような人が担いでいる御輿はなかった。
こちらは停車中の御輿。
そろそろ疲れが出たのかダブルあくびのおネエさん達。
名前は読めなかったが元気のよかった御輿。
御輿はアーケードの中も練り歩く。
御輿とは別に太鼓や笛を吹く人をのせた山車(だし)もいる。御輿とペアなのか独立した存在なのかはよくわからなかった。呼び名も不明。とりあえず鼓笛隊と呼んでおく。
規模は色々あってこれは中規模な鼓笛隊。
これは大規模鼓笛隊。
比較的空いた道路を小規模鼓笛隊がやってきたので、カメラを地面において究極のローアングルで。
女性ばかりで担いでいる御輿。御輿の前後には男性もたくさんいたから、この時は女性だけで担ぐ時間帯だったのかもしれない。
おネエさん方、楽しそうです。
この御輿に限らず担いでいる人は老若男女みんな笑顔で楽しそうだったのが印象的。祭りというとどこか殺気だった場面もつきもの。しかし見た限りで三社祭にそういう雰囲気はまったくない。御輿同士でいがみ合うようなシーンも皆無。担いでいる人たちは純粋にパレードをエンジョイしている様子。
これは子供御輿。
なぜかほとんどが女の子だった。
休憩中の男衆。
ところどころに露店が出ていて、浅草寺の中も一角が露店スペースになっていたが、祭りの規模を考えると露店はとても少ない。
だから買い食いもしそびれて、お腹が空いたので飲食店街に向かう。浅草なので天麩羅とか和風なものが気分だが、どこも満員だったので結局焼き肉で。
ランチを食べて出て来たのが3時半くらい。
人出はさらに多くなっていた。
写真に撮ると歩くのも難しいようだが、実際はそうでもない。写真だと遠近感が希薄になるので狭いエリアに多くの人がいるように見えるだけ。一部の場所をのぞいて歩き回るのにそれほど不自由はしなかった。
最後に浅草界隈を少しだけ散策。
東武線の浅草駅と松屋デパート。ちょっとレトロで浅草っぽい。
隅田川を渡る吾妻橋(あずまばし)。
金色に輝いているのがアサヒビールタワー。ビル最上階はビールの泡を表現しているらしい。その右隣は同じくアサヒのスーパードライホール。もっとも「うんこビル」以外の名前で呼ばれることはあまりない(^^ゞ 一番左はご存じスカイツリー。スカイツリーは雷門通りや浅草寺からもよく見える。
吾妻橋のたもとには観光用の人力車。
吾妻橋の上から隅田川。
左側に停泊しているのは水上バス。新橋にある浜離宮とかお台場とかまで行くことができる。移動のためというより隅田川や東京湾沿いの運河のクルーズを楽しむ船。この日は写真一番左側のスロープに順番待ちの人がたくさん。
吾妻橋から雷門通り。
ここで本日のイベント終了。
ちょっぴり江戸っ子気分を味わえた1日でした。
おまけで浅草の位置図。
都心部の北東にある。
ゲートブリッジを渡りお台場でガンダムをみて大江戸温泉
プロ野球観戦
競馬観戦
マジックバー
などに今まで出かけた。その途中にただの飲み会もあったが。
それで今回は浅草の三社祭。
かなり以前に祭りが終わりかけた頃に行ったことがあるが実質的には初体験。ところで場所はわかっているし、だいたいどんな祭りかも知っている。しかし、なにせ150万人も人出があるとされる祭りなので、事前に多少は情報収集しようと思ってネットをあれこれ検索するも、意外と三社祭の見学マニュアルみたいな情報はほとんどなかった。
とりあえず日曜のほうが楽しいらしい。水曜くらいの予報では日曜は雨だったので土曜にしようかと話していたが、徐々に天気予報の内容がよくなっていたので日曜日に行くことに決定。
新橋で待ち合わせて、銀座線で浅草まで。
とりあえず地上に出たら浅草のメインストリートの雷門通りだった。電車の中や駅の構内などはごく普通だったのに、いきなりの祭りボルテージ最高潮!
ひときわ人が集まっているところがあったのでヤジウマしてみると、テレビの街頭インタービュー集緑。この人はテレ朝のアナウンサーだったかな? あまり自信なし。インタビューされていたのは外人。
三社祭の構成がよくわからないのだけれど、とりあえず雷門通りにはいろんな御輿が順番にやってくる。御輿の数は約100基といわれている。この日一番はじめに見たのは美人のおネエさんが先頭を担ぐ「仲見世」と書かれた御輿。
頭には鉢巻きやねじり鉢巻き。女性ではこの写真のように頭にチョコンと載せている人が多い。これでよく落ちないものだといつも不思議に思っている。
浅草のアイコンである雷門。
提灯が半分畳まれているのは、この下を御輿が通るからだろう。
雷門をくぐると仲見世と呼ばれる土産物屋ストリート。
こういうのが仲見世テイスト。
浅草らしい和菓子。
イナセなおネエさんの後ろ姿。
コレガ、ニッポンノ、ゾウリデスカ?
そういえば長いこと雷おこしを食べていない。
仲見世を抜けると宝蔵門。
ちょっと漫画チックな仁王像。
畳まれた提灯を下から。
浅草寺(せんそうじ)の本殿。
内部の様子
本殿の高い位置から宝蔵門を眺めたところ。
五重塔。
浅草寺の由来は平安時代まで遡るが、空襲とかがあったので建物はすべて戦後の再建。雷門1960年、宝蔵門1964年、本堂1958年、五重塔1973年とすべて昭和の建物である。
境内の祭りっぽい風景。
二天門というところからいったん外に出る。
しかし、よく考えたら三社祭は浅草寺の中にある浅草神社の祭り。
浅草神社の愛称が三社様だから三社祭。
そっちに行くのを忘れた(^^ゞ
二天門から出たところの道路はガランとしていた。
消防署も祭り支度?
これは仲見世の裏側の通路。
煎餅を焼く店があった。
お店の裏口から仲見世通りをのぞいたところ。
再び御輿見物。
雷中と書かれた御輿。
どきどきヤーッと声を出し腕をあげて気合いを入れる。
ところで「ソイヤ、セイヤ」が東京の御輿の代表的なかけ声で、三社祭もてっきりそうだと思っていたが、そういう風には聞こえなかった。それに近いかけ声だとは思うがよく聞き取れず。
三栄と書かれた御輿。
外人さんも担いでいる。
ところで御輿というのは神社の氏子が担ぐものだが、三社祭で担いでいる8〜9割方は同好会とよばれる組織に属している浅草以外の人らしい。同好会と地元や氏子との関係までは調べていない。それと三社祭は、5年ほど前に暴力団排除の絡みでいろいろ話題になった。この日見た限りでは背中にモンモンを彫ったような人が担いでいる御輿はなかった。
こちらは停車中の御輿。
そろそろ疲れが出たのかダブルあくびのおネエさん達。
名前は読めなかったが元気のよかった御輿。
御輿はアーケードの中も練り歩く。
御輿とは別に太鼓や笛を吹く人をのせた山車(だし)もいる。御輿とペアなのか独立した存在なのかはよくわからなかった。呼び名も不明。とりあえず鼓笛隊と呼んでおく。
規模は色々あってこれは中規模な鼓笛隊。
これは大規模鼓笛隊。
比較的空いた道路を小規模鼓笛隊がやってきたので、カメラを地面において究極のローアングルで。
女性ばかりで担いでいる御輿。御輿の前後には男性もたくさんいたから、この時は女性だけで担ぐ時間帯だったのかもしれない。
おネエさん方、楽しそうです。
この御輿に限らず担いでいる人は老若男女みんな笑顔で楽しそうだったのが印象的。祭りというとどこか殺気だった場面もつきもの。しかし見た限りで三社祭にそういう雰囲気はまったくない。御輿同士でいがみ合うようなシーンも皆無。担いでいる人たちは純粋にパレードをエンジョイしている様子。
これは子供御輿。
なぜかほとんどが女の子だった。
休憩中の男衆。
ところどころに露店が出ていて、浅草寺の中も一角が露店スペースになっていたが、祭りの規模を考えると露店はとても少ない。
だから買い食いもしそびれて、お腹が空いたので飲食店街に向かう。浅草なので天麩羅とか和風なものが気分だが、どこも満員だったので結局焼き肉で。
ランチを食べて出て来たのが3時半くらい。
人出はさらに多くなっていた。
写真に撮ると歩くのも難しいようだが、実際はそうでもない。写真だと遠近感が希薄になるので狭いエリアに多くの人がいるように見えるだけ。一部の場所をのぞいて歩き回るのにそれほど不自由はしなかった。
最後に浅草界隈を少しだけ散策。
東武線の浅草駅と松屋デパート。ちょっとレトロで浅草っぽい。
隅田川を渡る吾妻橋(あずまばし)。
金色に輝いているのがアサヒビールタワー。ビル最上階はビールの泡を表現しているらしい。その右隣は同じくアサヒのスーパードライホール。もっとも「うんこビル」以外の名前で呼ばれることはあまりない(^^ゞ 一番左はご存じスカイツリー。スカイツリーは雷門通りや浅草寺からもよく見える。
吾妻橋のたもとには観光用の人力車。
吾妻橋の上から隅田川。
左側に停泊しているのは水上バス。新橋にある浜離宮とかお台場とかまで行くことができる。移動のためというより隅田川や東京湾沿いの運河のクルーズを楽しむ船。この日は写真一番左側のスロープに順番待ちの人がたくさん。
吾妻橋から雷門通り。
ここで本日のイベント終了。
ちょっぴり江戸っ子気分を味わえた1日でした。
おまけで浅草の位置図。
都心部の北東にある。
2013年05月18日
富士の芝桜 2
さて帰り道。
ルートはいろいろ考えられる。
河口湖あたりでブラブラ遊んで中央高速で帰る。
河口湖から山中湖まで行って「どうし道」でクネクネしながら帰る。
富士山の周りを反時計回りに走って御殿場に出て東名で帰る。
芝桜会場の前の139号線を富士山を眺めながら南下して新東名で帰る。
どれも魅力的なルート。でも最終的に選んだのは一番遠回りになるが
本栖湖から国道300号線で西へ進んでひと山越えて
富士川沿いを南下して新東名で帰る。
というルート。
それを選んだのは何となく南アルプスを見たいと思ったから。
富士山の西側には富士川が流れていて、そのさらに西側が南アルプスである。富士川沿いを走る国道52号、あるいはそれと平行している山梨県道9号や10号からバイクで走りながら南アルプスが見えるかなと期待。
ちなみに日本アルプスは北と南と中央アルプスがあって、位置関係はこんな感じ。ついでに本家のアルプスはイタリアとフランスの中間くらいにそびえている。残念ながら飛行機の上からしか見たことがない。
芝桜の会場から来た道を戻るとすぐに本栖湖。今回は湖畔には降りず、そのまま本栖湖の北岸を走る国道300号線:通称本栖みちに入る。
300号線がそろそろ本栖湖から離れる手前で富士山と本栖湖がきれいに見えるところがあったので早くも小休止。
まるで絵はがきのように美しい光景である。
でも撮影したのは無粋な鉄パイプが組まれたこんな場所だったりする。
でもとりあえずBMW F800Rと富士山&本栖湖の記念撮影。
事前に情報収集をしていなかったので300号線が国道ならぬ酷道だったらどうしようかと不安だったが、道幅もそれほど狭くなく路面の状態もよかった。本栖湖から離れてしばらくはかなりのクネクネ道になる。
そのクネクネの途中にある展望台。見通しのきかないカーブが続く中で突然あらわれるので急ブレーキで停止。後続車が続いていたらヤバイんじゃない?というような場所にある。
ここは南アルプスを眺めるための展望台。
上の写真でも充分のような気もするが、改めましての南アルプス撮影。
下の案内板と照らし合わせれば写真中央の一番高い山が布引山:標高2583.7メートルのようだ。それはそうと手前の山の新緑がキレイ。
BMW F800Rの向こうにチラッと写っている300号線のクネクネ度合い。そういえばこういう道はずいぶん久しぶり。
ポカポカとした日差しを楽しみながらノンビリ走った。道路はほとんど貸し切り状態。でも途中で対向車線からやってくる10台くらいの暴走族(今は旧車會というのか?)に遭遇。ああいう連中もツーリングするんだ。
本栖湖から西に進んで山を越え富士川に出たところで国道300号線は終了。本栖湖からは25キロくらい。ずいぶんと短い国道である。そして富士川沿いに右岸を国道52号線、左岸を県道9号線が走る。9号線のほうが富士川の近くを走るので9号線で南下した。
のどかな田舎道である。
途中に小さな橋があった。
写真の奥に9号線が走っている。
上流側。
下流側。
さて写真で明らかなように、9号線はこの川の右岸を走っている。ちなみに川の右岸左岸は下流に向かっての右左である。それでここはどこだったんだろうと後で地図で確認したところ、(進行方向でいうと)9号線の左側に沿って流れている川なんてないのである。グーグルマップを最大倍率にして航空写真で確かめてもこの場所が見つからない。念のためマピオンでも探してみたが結果は同じ。この時、私は異次元空間をツーリングしていたのかな?
しばらく走っているうちに現実の世界に戻れたみたい。
その次に止まったのは富士川に架かる大きな橋。
この場所はハッキリしている。これは橋から9号線方向を撮ったもの。道路の向こう側に見延橋東詰という標識が写っている。
橋の真ん中あたりから。
交通量が少ないとはいえ、道路の真ん中に立って写真を撮るのは勇気が必要。
上流側。
空が広い。
下流側。
これから帰る方向に雲が多いのがちょっと気掛かり。
クジラが浮いているみたいな中州。
増水時にはあんなところまで達するらしい。
ところで富士川はあちこちで護岸工事みたいなことをやっている。水が濁っているのはそのせいかな?
この橋あたりから9号線は10号線に名前を変える。その10号線をしばらく走ってから富士川を渡り52号線に出る。それをまっすぐ行けば新東名の新清水インターチェンジである。本栖湖からここまでなかなか楽しいツーリングルートであった。
ところで富士川沿いを走りながら南アルプスを眺めるというのは企画倒れに終わった。富士川の位置からだと南アルプスの手前にある山に遮られて南アルプスまで見えない。ひょっとしたら多少は見えていたのかもしれないが、バイクで走りながらそれを眺めるのは無理。
たとえ見えていたとしても遠くに見える普通の山である。富士山のように特徴ある姿がドカーンと現れるわけではない。南アルプスという言葉の響きに、こんな景色を想像していた私がアサハカでした。
新東名に入る。
開通から1年ちょっと経ったわけだが、相変わらず路面状態はとてもいい。前にも書いたが道路と道路の継ぎ目の段差がほとんどないのがバイク的には助かる。でも以前は段差のショックをまったく感じなかったのに、今回は場所によっては多少感じるところもあった。自然に地盤沈下する? それなら継ぎ目の場所で同じように沈下するから段差はできないはず。地震の影響で継ぎ目の前後で上がったり下がったりしているのかな。
駿河湾沼津のサービスエリアに入る。新東名のサービスエリア(ガソリンスタンドのあるほう)やパーキングエリアに入るのは初めて。
本線という看板がなかったら遊園地の一角といっても通用しそう。
中のお店もおしゃれなイメージである。
吹き抜けもある。
きれいなおネエさんもいる。
売り場は大繁盛。
野菜も売っているし、なんと魚屋まである。
刺身には欠かせないワサビも。
2階にはバルコニー。
海が見えた。
山ツーリングのつもりだったから海を見られて得した気分。
現在位置。
地図は見た目の方向に合わせて上が南に設置されている。
上の写真で見える山影は伊豆半島だとわかる。
その後も一箇所で緊急工事とやらで一部が渋滞していた他は(でも工事していなかったけれど)、普段よりクルマも少なく快適な走行。やっぱりゴールデンウイーク明けの土日というのは狙い目かもしれない。
走行340キロで午後5時頃帰宅。
革ジャンを着てバイクで走って、暑くもなく寒くもなくという日はあまりない。この日はまさにそんな日。とにかくたっぷりな日差しが気持ちよかった。オマケの写真は富士川沿いで見つけた飛行機雲。慌てて雲を避けて回り込んで飛んでくれたらおもしろい写真になったのに(^^ゞ
おしまい
2013年05月12日
富士の芝桜
ブログを書くまで日数がたってしまったが、初回は出かけた日付でアップするのが私のルール。あそこへはいつ行ったっけ?と調べる時に便利だから。子供の頃のことは昨日のように思い出せるのに、しばらく前のことはサッパリ思い出せない(泣)
ゴールデンウイークに渋滞がひどくて断念した優先順位第2位の花見。実はそのプランBが今回のツーリングである。オリジナルプランでは埼玉県秩父市にある羊山公園というところに行くつもりだった。今回の本栖湖リゾートと羊山公園は関東の芝桜の双璧。ゴールデンウイークに羊山公園を選んでいたのは、そちらのほうが少し近いのと、富士五湖は標高が高いのでまだちょっと寒いかな=身体も寒いし芝桜も見頃になっていないかなと考えたから。プランBが何となく頭にあったので、あっさり諦められたともいえる。何事も選択肢を多く持っておくと柔軟に対応できる。
前日の晴れ時々雨というめずらしい天気予報は、朝起きてみると晴れ時々曇りに変わっていた。もっとも天気予報を見るまでもなく朝から日差したっぷりで快晴の予感。ところで5月12日はゴールデンウイークが終わって最初の日曜日である。ゴールデンウイーク疲れがでるのか、例年この日はあちこち空いていることが多い。それで当日はビックリするくらい道路がガラガラだった。
出発したのは午前8時半頃。自宅から数分で環七にでる。ほとんどクルマがいない。信号にも引っかからない。その気になったらバイクの最高速テストができそうである。あまりのクルマの少なさに「ひょっとして私はまだ寝ていて夢を見ているのか?」と思ったくらい。
あっという間に中央高速に乗る。四六時中混んでいる中央高速も奇跡の渋滞なし! 中央高速は東京→長野→名古屋を結ぶ高速道路で、山梨県の大月ジャンクションというところで分岐して富士山の方向に延びている。河口湖の手前のパーキングエリアで休憩したが、そこへの到着時刻は非公開(^^ゞ
高速を降りたら139号線で西に向かう。それなりに混んでいるし、ところどころ渋滞もしていたが、空は青くて雲は白くて、日差したっぷりで暖かくて風景も楽しくてまったく苦にならない。芝桜を見るのはやめて、この辺をグルグル走っていようかと半分真剣に考えた。
青木ヶ原の樹海を抜けると本栖湖。そこから芝桜祭りの会場である本栖湖リゾートまではすぐ。でも会場に入るクルマでその周辺はびっちり渋滞。まあバイクなのであまり苦労はしないが。
会場に入って誘導係が旗を振る方向に進んでいくと、まさかのダート!(舗装していない道)。しかも前日の雨でヌカルミあり。一瞬あせったが会場入り口から駐車場までも団子状態で進んでは止まるの繰り返しだったので特に問題はなかった。
駐車場に入ったのは11時前。
駐車場は広いが舗装なし。クルマ500円バイク300円。
バイクの駐車場も同じく未舗装。
スタンドが土の中にめり込まないように念のため板を敷いておく。バイクはかなり多かった。ざっと数えて50台くらい。
駐車場から入り口へ向かう。
山が雄大すぎて公園に入る雰囲気じゃないね。
案内図。現在位置は左側真ん中あたりの第一入場口。第二入場口のほうが芝桜に近いが、そちらは既に満車で入れなかった。
ところでここは富士本栖湖リゾートという場所で、そこに芝桜を植えて開催されているのが富士芝桜まつりということになっている。しかしこの富士本栖湖リゾートは特に施設もないし普段は何をやっているんだろう。ネットでざっと調べても芝桜の情報しかヒットしない。バブルの頃に造りかけて頓挫した元リゾート施設用地の有効活用かな?
チケット売り場。入園料は500円。
見頃という張り紙はかなり前からあるような気がする(^^ゞ
こんな道を歩いて行く。既に戻ってくる人も多数。
ゴールデンウイークとこの土日は午前6時から営業している。
会場まで5分の看板。
よく見ると80万株というところが書き換えられている。
普通のサクラも少しだけ残っていた。
さすがは富士山麓で標高高し。
会場まで3分の看板。
この看板では70万株。さっきの看板は張り紙して水増ししやがったな。
あと1分の看板ではまた80万株に修正。
なお入り口のところに5分の看板があったが、実際はそんなに掛からない。普通に歩いて3分くらい。それと案内図にこの道は「ミツバツツジの小道(4月下旬〜5月上旬)」とあったが、そんな花はなかった。ひょっとしたらポツンとくらいはあったかもしれないが写真にも撮っていないレベル。
公園部分の入り口の手前にはたくさんの屋台。
さくら葉餅というのが飛ぶように売れていた。
芝桜には餅を包めるような葉っぱはないんだけどな。
ここをくぐって芝桜まつりの会場へ。
環七も中央高速も渋滞なしでやってきたのに、
芝桜の会場でまさかの人渋滞!!
会場内には芝桜の香りが漂っている。説明するのは難しいが、草花の匂いとは明らかに違うし、何となく古風な感じの香り。
とりあえず写真左真ん中あたりに写っている橋のような展望台を目指す。
展望台の上から。
この絨毯のような景色が見たかったわけよ。
雲がなければ写真右側方向に富士山が見える。
なお珍しくネモフィラに続いて今回も広角+ワイドコンバーターで換算18ミリになるレンズに交換した。本当は展望台に登るまでしばらく並ばされて、やることがなかったから交換した。18ミリで撮るとワイドになるのはいいが縦にも長くて間延びした感じになるので、今回は画面サイズを16:9の縦横比に設定しての撮影。今回のエントリーの中で横長の写真が18ミリレンズでの撮影である。
絨毯ぽい風景あれこれ。
芝桜はサクラと名前が付いていてもサクラとはまったく関係ない。ちょっとサクラに似ていて(よく見ればかなり違う)、芝生のように地面を覆うように育つから芝桜という(のだと思う)。
アップで。
もう2色くらいあったような気もする。
お約束のローアングル。
ツートーン狙いで。
売店コーナー。この地域の名物が並ぶ。吉田うどんというのを食べたかったのに、間違って富士宮焼きそばの券売機に並んでしまう。途中で気がついたがまた並び直すのも面倒なので素直に焼きそば召し上がり。
竜神池と名付けられた池の畔。
丘に植えられたひたち海浜公園のネモフィラと違って、この公園は平地。見て歩くには楽でも風景的にはちょっと単調。だからここに池を掘ったのは正解だと思う。
少しだけ逆さ富士ならぬ、逆さ芝桜が湖面に映っている。
雲の流れが速いので現れては消える富士山。
でも注意していなくても富士山が顔を出すと、そこら中で「見えた、見えた」と声が上がるのですぐわかる(^^ゞ
会場内にいたのは1時間半くらい。
芝桜の絨毯と時々の富士山を楽しんで駐車場に戻る。
ーーー続く
ゴールデンウイークに渋滞がひどくて断念した優先順位第2位の花見。実はそのプランBが今回のツーリングである。オリジナルプランでは埼玉県秩父市にある羊山公園というところに行くつもりだった。今回の本栖湖リゾートと羊山公園は関東の芝桜の双璧。ゴールデンウイークに羊山公園を選んでいたのは、そちらのほうが少し近いのと、富士五湖は標高が高いのでまだちょっと寒いかな=身体も寒いし芝桜も見頃になっていないかなと考えたから。プランBが何となく頭にあったので、あっさり諦められたともいえる。何事も選択肢を多く持っておくと柔軟に対応できる。
前日の晴れ時々雨というめずらしい天気予報は、朝起きてみると晴れ時々曇りに変わっていた。もっとも天気予報を見るまでもなく朝から日差したっぷりで快晴の予感。ところで5月12日はゴールデンウイークが終わって最初の日曜日である。ゴールデンウイーク疲れがでるのか、例年この日はあちこち空いていることが多い。それで当日はビックリするくらい道路がガラガラだった。
出発したのは午前8時半頃。自宅から数分で環七にでる。ほとんどクルマがいない。信号にも引っかからない。その気になったらバイクの最高速テストができそうである。あまりのクルマの少なさに「ひょっとして私はまだ寝ていて夢を見ているのか?」と思ったくらい。
あっという間に中央高速に乗る。四六時中混んでいる中央高速も奇跡の渋滞なし! 中央高速は東京→長野→名古屋を結ぶ高速道路で、山梨県の大月ジャンクションというところで分岐して富士山の方向に延びている。河口湖の手前のパーキングエリアで休憩したが、そこへの到着時刻は非公開(^^ゞ
高速を降りたら139号線で西に向かう。それなりに混んでいるし、ところどころ渋滞もしていたが、空は青くて雲は白くて、日差したっぷりで暖かくて風景も楽しくてまったく苦にならない。芝桜を見るのはやめて、この辺をグルグル走っていようかと半分真剣に考えた。
青木ヶ原の樹海を抜けると本栖湖。そこから芝桜祭りの会場である本栖湖リゾートまではすぐ。でも会場に入るクルマでその周辺はびっちり渋滞。まあバイクなのであまり苦労はしないが。
会場に入って誘導係が旗を振る方向に進んでいくと、まさかのダート!(舗装していない道)。しかも前日の雨でヌカルミあり。一瞬あせったが会場入り口から駐車場までも団子状態で進んでは止まるの繰り返しだったので特に問題はなかった。
駐車場に入ったのは11時前。
駐車場は広いが舗装なし。クルマ500円バイク300円。
バイクの駐車場も同じく未舗装。
スタンドが土の中にめり込まないように念のため板を敷いておく。バイクはかなり多かった。ざっと数えて50台くらい。
駐車場から入り口へ向かう。
山が雄大すぎて公園に入る雰囲気じゃないね。
案内図。現在位置は左側真ん中あたりの第一入場口。第二入場口のほうが芝桜に近いが、そちらは既に満車で入れなかった。
ところでここは富士本栖湖リゾートという場所で、そこに芝桜を植えて開催されているのが富士芝桜まつりということになっている。しかしこの富士本栖湖リゾートは特に施設もないし普段は何をやっているんだろう。ネットでざっと調べても芝桜の情報しかヒットしない。バブルの頃に造りかけて頓挫した元リゾート施設用地の有効活用かな?
チケット売り場。入園料は500円。
見頃という張り紙はかなり前からあるような気がする(^^ゞ
こんな道を歩いて行く。既に戻ってくる人も多数。
ゴールデンウイークとこの土日は午前6時から営業している。
会場まで5分の看板。
よく見ると80万株というところが書き換えられている。
普通のサクラも少しだけ残っていた。
さすがは富士山麓で標高高し。
会場まで3分の看板。
この看板では70万株。さっきの看板は張り紙して水増ししやがったな。
あと1分の看板ではまた80万株に修正。
なお入り口のところに5分の看板があったが、実際はそんなに掛からない。普通に歩いて3分くらい。それと案内図にこの道は「ミツバツツジの小道(4月下旬〜5月上旬)」とあったが、そんな花はなかった。ひょっとしたらポツンとくらいはあったかもしれないが写真にも撮っていないレベル。
公園部分の入り口の手前にはたくさんの屋台。
さくら葉餅というのが飛ぶように売れていた。
芝桜には餅を包めるような葉っぱはないんだけどな。
ここをくぐって芝桜まつりの会場へ。
環七も中央高速も渋滞なしでやってきたのに、
芝桜の会場でまさかの人渋滞!!
会場内には芝桜の香りが漂っている。説明するのは難しいが、草花の匂いとは明らかに違うし、何となく古風な感じの香り。
とりあえず写真左真ん中あたりに写っている橋のような展望台を目指す。
展望台の上から。
この絨毯のような景色が見たかったわけよ。
雲がなければ写真右側方向に富士山が見える。
なお珍しくネモフィラに続いて今回も広角+ワイドコンバーターで換算18ミリになるレンズに交換した。本当は展望台に登るまでしばらく並ばされて、やることがなかったから交換した。18ミリで撮るとワイドになるのはいいが縦にも長くて間延びした感じになるので、今回は画面サイズを16:9の縦横比に設定しての撮影。今回のエントリーの中で横長の写真が18ミリレンズでの撮影である。
絨毯ぽい風景あれこれ。
芝桜はサクラと名前が付いていてもサクラとはまったく関係ない。ちょっとサクラに似ていて(よく見ればかなり違う)、芝生のように地面を覆うように育つから芝桜という(のだと思う)。
アップで。
もう2色くらいあったような気もする。
お約束のローアングル。
ツートーン狙いで。
売店コーナー。この地域の名物が並ぶ。吉田うどんというのを食べたかったのに、間違って富士宮焼きそばの券売機に並んでしまう。途中で気がついたがまた並び直すのも面倒なので素直に焼きそば召し上がり。
竜神池と名付けられた池の畔。
丘に植えられたひたち海浜公園のネモフィラと違って、この公園は平地。見て歩くには楽でも風景的にはちょっと単調。だからここに池を掘ったのは正解だと思う。
少しだけ逆さ富士ならぬ、逆さ芝桜が湖面に映っている。
雲の流れが速いので現れては消える富士山。
でも注意していなくても富士山が顔を出すと、そこら中で「見えた、見えた」と声が上がるのですぐわかる(^^ゞ
会場内にいたのは1時間半くらい。
芝桜の絨毯と時々の富士山を楽しんで駐車場に戻る。
ーーー続く
2013年05月11日
2013年05月09日
ゴールデンウイーク園芸日記
毎年ゴールデンウイークのうちの1日は土いじりをすることにしている。園芸用の土と腐葉土とか、赤玉という水はけをよくするために入れる小さな石などをかき混ぜるのがなぜか大好き。とはいっても昔ベランダをジャングルのようにしていた頃から較べると、あっという間に終わってしまい寂しい限り。でも増やしたら増やしたで面倒なんだなあ。
まずチューリップを引っこ抜いて球根を取り出す。チューリップはしばらくそのまま植えておけば、球根が成長して来シーズン用の球根になるのだが、それは地面に直接植えた場合の話。プランターで成長させた球根は芽を出しても、あまりまともな花はつけない。だから基本的に一回限りのおつきあい。でも土の下でチューリップが根を張っている範囲なんてしれているし、庭植えとプランター植えの何が違うんだろう。ちょっと疑問。
引っこ抜いた後、プランターの中をほじくったら芽を出さなかった球根が6つ出てきた。全部で70ヶ植えたらから64÷70=発芽率91%。まっ、こんなものか。6つのうち3つは腐ったようになっていたが、3つはほとんど買った時のままの姿。何が気にくわなかったのだろう?
次は部屋の中に入れたら久しぶりにたくさん花を咲かせたクリスマス・カクタスの剪定。弱って腐りかけている株を取り除いて、元気のない葉っぱは根元からばっさりやって、もうひと鉢増やすために残りの葉っぱをちぎっていったらずいぶん短くなってしまった。でもひと夏で元通りになるーーーはずだけれど、今までこんなに短くしたことはないので元に戻らなかったらどうしよう。
ちぎった葉っぱは、元のプランターの空いたスペースと、別のプランターに植えた。ネットで調べるとけっこう密集して植えるみたい。そうしたつもりだったが写真に撮ってみるとスカスカなのが気になる。今までの経験だと、この挿し木したクリスマス・カクタスはしばらく成長した後に弱ってくることが多い。しっかり育たなかったら新しいのを買ってくるゾと気合いを入れておく。
チューリップ日記でん何度も見せた4つのプランター。これには新しく種をまいた。何を育ているかは内緒。まあ夏に向けて小学校以来久しぶりに育てる花といったらアレかアレしかないけどね。そのうちこれでもかというくらいブログで紹介する予定。
まずチューリップを引っこ抜いて球根を取り出す。チューリップはしばらくそのまま植えておけば、球根が成長して来シーズン用の球根になるのだが、それは地面に直接植えた場合の話。プランターで成長させた球根は芽を出しても、あまりまともな花はつけない。だから基本的に一回限りのおつきあい。でも土の下でチューリップが根を張っている範囲なんてしれているし、庭植えとプランター植えの何が違うんだろう。ちょっと疑問。
引っこ抜いた後、プランターの中をほじくったら芽を出さなかった球根が6つ出てきた。全部で70ヶ植えたらから64÷70=発芽率91%。まっ、こんなものか。6つのうち3つは腐ったようになっていたが、3つはほとんど買った時のままの姿。何が気にくわなかったのだろう?
次は部屋の中に入れたら久しぶりにたくさん花を咲かせたクリスマス・カクタスの剪定。弱って腐りかけている株を取り除いて、元気のない葉っぱは根元からばっさりやって、もうひと鉢増やすために残りの葉っぱをちぎっていったらずいぶん短くなってしまった。でもひと夏で元通りになるーーーはずだけれど、今までこんなに短くしたことはないので元に戻らなかったらどうしよう。
ちぎった葉っぱは、元のプランターの空いたスペースと、別のプランターに植えた。ネットで調べるとけっこう密集して植えるみたい。そうしたつもりだったが写真に撮ってみるとスカスカなのが気になる。今までの経験だと、この挿し木したクリスマス・カクタスはしばらく成長した後に弱ってくることが多い。しっかり育たなかったら新しいのを買ってくるゾと気合いを入れておく。
チューリップ日記でん何度も見せた4つのプランター。これには新しく種をまいた。何を育ているかは内緒。まあ夏に向けて小学校以来久しぶりに育てる花といったらアレかアレしかないけどね。そのうちこれでもかというくらいブログで紹介する予定。
2013年05月06日
武蔵小山商店街〜林試の森
バイクばかり乗っていたらバカになるような気がして、ゴールデンウィーク最終日は25度近い陽気に誘われて近所をブラブラお散歩。第1目的地は武蔵小山の商店街。
ここは東京でも有数の800メートルの長さで有名。その横の道路はしょっちゅう通っているが、商店街の中に入ったことはなかったので一度行ってみたかった。
自宅から徒歩20分ほどで東急目黒線の武蔵小山駅に着く。
思ったより近かった。
ロータリーを挟んで商店街の入り口。パルムという名前が付いている。写真はiPhoneで。水平に構えていても(マンションはまっすぐ写っている)、商店街アーケードの建物が傾いているのが気に入らない。浜松の時と同じパターン。画像としてはキレイに撮れるのに残念。
韓国化粧品とかブランド質屋の看板。それなりに今っぽい業態があるのは商業エリアとして活性化しているあらわれかと考える。
こんな感じの賑わい。
駅への通り道にもなっていると思うが「商店街ってにぎやかなところだったんだ」と久しぶりに思い出した気がする。
アーケードでは龍がお迎え。色違いで4つくらいあった。
噂どおりとっても活気があった。
規模として大きいことは見逃せないけれど、なんとなく各商店に「やる気・売る気」が感じられる。別に大声を張り上げて呼び込みをしているわけじゃない。でも意気込みというのは不思議と伝わってくるもの。そうすると、そこにいる人も通行人じゃなくて買い物客になる。
普通の商店街にある洋品店なんて、洋品店という死語にふさわしい店ばかり。
しかしここではずいぶん違うイメージ。
一番ひっそりしてそうな業態のお店でも客はたくさん入っていた。
路面店の肉屋なんて久しぶりに見た。
昔ながらの肉屋じゃないから受け入れられているのだと思う。
こんな大きな自転車屋が商店街の中にある。
いわゆる全国チェーン店のお店もたくさんある。写真に撮ったのもローカルチェーン店である(海苔とお茶の店は不明)。たいていの駅前商店街なんて賑わっているのはそういうチェーン店ばかり。でもここは地元の個人経営のお店ががんばっているという感じ。何の変哲もない金物屋でさえ、そこそこ買い物客がいる。この活性化の秘密は何なんだろう。一往復して客がまったくいなかったのは仏壇屋と呉服屋だけだった。
ところでなぜこんなところに巨大な商店街がある? 武蔵小山駅というのは急行は停まるけがごく普通の規模の駅。だいたい目黒線自体が東急電鉄の中ではマイナーな路線。別にこのあたりに人口が密集しているわけじゃない。昔は渋谷に出るのに不便だったから地元が栄えた? でもその効果が今日まで続いているとも考えづらい。ナゾ
商店街を通り過ぎると中原街道という道路に出る。目黒通りや玉川通りとかに較べたら、この道路も幹線道路レベルはワンランク落ちる。
中原街道側から見た商店街。
やっぱり駅に近いほうが人通りは多い。
駅のほうに戻りながら、ちょっと路地にそれてみるとスナック系の飲み屋が多い印象。ポツンポツンとあるので写真的には寂しい感じだが、トータルではかなりの店がある。そのうち夜の散歩にこようか(^^ゞ
レトロな看板発見。
ホステスさんとチークダンスを踊るキャバレーっていうタイプかな?
看板だけ残っているようで店はなかった。
書いてあることがおかしい気がするけれど、目立つことは目立つ看板。
勤務時間が「〜晩6時」。こんなところで晩って表現する?
商店街を歩いただけでお店の中には入っていないので、ところどころ路地にそれながら往復して30分ほど。自宅から20分しか離れていないのに、まったく別の街に来たようで楽しかった。
駅ビル。写真の右方向がパルムの商店街。
わざわざこんな間の抜けた写真を貼ったのは、次の話との間に一呼吸置くため。
写真の左方向に西口商店街というノボリが見えたので行ってみた。
なんと見事なシャッター通り(/o\)
パルムとは規模がまったく違うとはいえ、
ロータリーの東西で、天と地の差にビックリ。
自宅の方向に戻りながらやってきたのは林試の森(りんしのもり)。もともと林野庁の「林業試験場」だったが、それが移転した後に公園として整備された。ここは自宅から徒歩10分ほどの近さなのでたまに来る。
それなりに広い公園。でもブラブラしながら公園を1周して1時間は掛からない。
広場や芝生や運動場があったりする。
ちょっとしたフィールドアスレチックや滑り台など。
水辺の風景。
徒歩10分でこんなところがあるのはなかなか幸せ。
1羽だけ大きな鳥がいた。
ゲッ! ヘビもいるらしい。
元は林業試験場だから、まさに公園内は森である。
この日はキャップ(わかりやすくいえば野球帽スタイル)を被って散歩をしていた。起きたままのボサボサヘアーを隠すためね。かなり暑く頭が汗で濡れてきた気がしたので、運動場のようなところを歩いている時に帽子を取った。
すると帽子のつばに手を掛け帽子を脱いだ瞬間、
まるでタイムスリップしたように昔の記憶がよみがえってきた。
そうやって帽子のつばを持って虫取りアミ代わりに蝶々を捕ったこと。
帽子をグローブにして柔らかいゴムマリで遊んだこと。
帽子が暑くて脱いだことなど何度でもあるが、こんなことを思い出したことは今までない。その時はたまたま子供が大勢遊んでいた場所だったからだろうか。それにしても人間の脳って不思議。思い出すかどうかは別として記憶自体は永遠に残っているのかもしれない。本日は長らく使っていなかった脳細胞の一部にビビッと電気が通って、頭脳が活性化したかな。
2〜3日キープして欲しいな(^^ゞ
ここは東京でも有数の800メートルの長さで有名。その横の道路はしょっちゅう通っているが、商店街の中に入ったことはなかったので一度行ってみたかった。
自宅から徒歩20分ほどで東急目黒線の武蔵小山駅に着く。
思ったより近かった。
ロータリーを挟んで商店街の入り口。パルムという名前が付いている。写真はiPhoneで。水平に構えていても(マンションはまっすぐ写っている)、商店街アーケードの建物が傾いているのが気に入らない。浜松の時と同じパターン。画像としてはキレイに撮れるのに残念。
韓国化粧品とかブランド質屋の看板。それなりに今っぽい業態があるのは商業エリアとして活性化しているあらわれかと考える。
こんな感じの賑わい。
駅への通り道にもなっていると思うが「商店街ってにぎやかなところだったんだ」と久しぶりに思い出した気がする。
アーケードでは龍がお迎え。色違いで4つくらいあった。
噂どおりとっても活気があった。
規模として大きいことは見逃せないけれど、なんとなく各商店に「やる気・売る気」が感じられる。別に大声を張り上げて呼び込みをしているわけじゃない。でも意気込みというのは不思議と伝わってくるもの。そうすると、そこにいる人も通行人じゃなくて買い物客になる。
普通の商店街にある洋品店なんて、洋品店という死語にふさわしい店ばかり。
しかしここではずいぶん違うイメージ。
一番ひっそりしてそうな業態のお店でも客はたくさん入っていた。
路面店の肉屋なんて久しぶりに見た。
昔ながらの肉屋じゃないから受け入れられているのだと思う。
こんな大きな自転車屋が商店街の中にある。
いわゆる全国チェーン店のお店もたくさんある。写真に撮ったのもローカルチェーン店である(海苔とお茶の店は不明)。たいていの駅前商店街なんて賑わっているのはそういうチェーン店ばかり。でもここは地元の個人経営のお店ががんばっているという感じ。何の変哲もない金物屋でさえ、そこそこ買い物客がいる。この活性化の秘密は何なんだろう。一往復して客がまったくいなかったのは仏壇屋と呉服屋だけだった。
ところでなぜこんなところに巨大な商店街がある? 武蔵小山駅というのは急行は停まるけがごく普通の規模の駅。だいたい目黒線自体が東急電鉄の中ではマイナーな路線。別にこのあたりに人口が密集しているわけじゃない。昔は渋谷に出るのに不便だったから地元が栄えた? でもその効果が今日まで続いているとも考えづらい。ナゾ
商店街を通り過ぎると中原街道という道路に出る。目黒通りや玉川通りとかに較べたら、この道路も幹線道路レベルはワンランク落ちる。
中原街道側から見た商店街。
やっぱり駅に近いほうが人通りは多い。
駅のほうに戻りながら、ちょっと路地にそれてみるとスナック系の飲み屋が多い印象。ポツンポツンとあるので写真的には寂しい感じだが、トータルではかなりの店がある。そのうち夜の散歩にこようか(^^ゞ
レトロな看板発見。
ホステスさんとチークダンスを踊るキャバレーっていうタイプかな?
看板だけ残っているようで店はなかった。
書いてあることがおかしい気がするけれど、目立つことは目立つ看板。
勤務時間が「〜晩6時」。こんなところで晩って表現する?
商店街を歩いただけでお店の中には入っていないので、ところどころ路地にそれながら往復して30分ほど。自宅から20分しか離れていないのに、まったく別の街に来たようで楽しかった。
駅ビル。写真の右方向がパルムの商店街。
わざわざこんな間の抜けた写真を貼ったのは、次の話との間に一呼吸置くため。
写真の左方向に西口商店街というノボリが見えたので行ってみた。
なんと見事なシャッター通り(/o\)
パルムとは規模がまったく違うとはいえ、
ロータリーの東西で、天と地の差にビックリ。
自宅の方向に戻りながらやってきたのは林試の森(りんしのもり)。もともと林野庁の「林業試験場」だったが、それが移転した後に公園として整備された。ここは自宅から徒歩10分ほどの近さなのでたまに来る。
それなりに広い公園。でもブラブラしながら公園を1周して1時間は掛からない。
広場や芝生や運動場があったりする。
ちょっとしたフィールドアスレチックや滑り台など。
水辺の風景。
徒歩10分でこんなところがあるのはなかなか幸せ。
1羽だけ大きな鳥がいた。
ゲッ! ヘビもいるらしい。
元は林業試験場だから、まさに公園内は森である。
この日はキャップ(わかりやすくいえば野球帽スタイル)を被って散歩をしていた。起きたままのボサボサヘアーを隠すためね。かなり暑く頭が汗で濡れてきた気がしたので、運動場のようなところを歩いている時に帽子を取った。
すると帽子のつばに手を掛け帽子を脱いだ瞬間、
まるでタイムスリップしたように昔の記憶がよみがえってきた。
そうやって帽子のつばを持って虫取りアミ代わりに蝶々を捕ったこと。
帽子をグローブにして柔らかいゴムマリで遊んだこと。
帽子が暑くて脱いだことなど何度でもあるが、こんなことを思い出したことは今までない。その時はたまたま子供が大勢遊んでいた場所だったからだろうか。それにしても人間の脳って不思議。思い出すかどうかは別として記憶自体は永遠に残っているのかもしれない。本日は長らく使っていなかった脳細胞の一部にビビッと電気が通って、頭脳が活性化したかな。
2〜3日キープして欲しいな(^^ゞ
2013年05月03日
牛島の藤
ゴールデンウイークお花見ツーリング第2弾は藤棚を見てきた。牛島とは藤棚の所在地である埼玉県春日部市にある地名。だから牛島にある藤という意味なのだが、国の特別天然記念物に指定されている有名な藤だから、牛島の藤と固有名詞扱いで呼ばれている。ちなみに最寄り駅はその藤に敬意を表してか「藤の牛島駅」と言葉の順序が逆さまになっている。
実を言うと、この日は牛島の藤を見に行くつもりではなかった。ゴールデンウイークに見頃を迎える花が3つあると前に書いたが、優先順位1位が先日のネモフィラで牛島の藤は3位だった。天候のこともあるし計画的に連休を過ごしているわけでもないから、行ける時に優先順位の高いものから見に行く作戦。でもーー
午前6時前起床。
優先順位第2位の花はちょっと遠方にあるから早起き。でも6時半頃ニュースで渋滞情報が流れる。この時点で既に40キロの報道。ぎっしりクルマが詰まった渋滞の生中継映像を見て戦意喪失(>_<) それで牛島の藤が繰り上げ当選。
地図はグーグルマップ。
牛島の藤も自宅から約60キロとそれなりに遠い。地図で「往き」と書いてある右側あたりは首都高中央環状線である。3年ほど前に渋谷・新宿間が開通して東京の西側から東北道や常磐道など東京の北側に入り口のある高速を利用する時は、混雑する都心中心部を避けられるようになって便利になった。来年には渋谷・品川間も開通して首都高湾岸線とも接続する。
でもバイクではほとんど利用したことがない。なぜかというと渋谷から新宿を超えて池袋の先まで、この区間の首都高中央環状線は地下トンネルだから。一度だけ試しに入ったがメチャクチャ暑い。しかしこの日は最低気温11度と真冬の冷え込み。それにネットで調べたらこの区間は渋滞なし。
というわけで首都高中央環状線地下トンネルに挑戦。雲が取れて日が差すのを待って午前8時45分出発。バイクの温度計は12.5度。首都高には富ヶ谷という入り口から入る。やっぱり暑い。しばらくして気温計は29.5度になった! もう少し暖かい日で渋滞していたら、やっぱりバイクでの利用は無理。
牛島の藤の最寄りインターチェンジは東北道の岩槻。中央環状線からは板橋ジャンクションで東に進んで首都高川口線に入るのが普通。でも板橋から先はいつも渋滞している。この日もジャンクションの分岐手前から渋滞していた。それでそのまま直進して首都高池袋線を走り美女木(びじょき)ジャンクションで東京外環状線を回るルートを選択。少し大回りになるが渋滞の中をすり抜けて走るのが面倒だった。
ジャンクションというのは高速道路同士が接続する場所。それで美女木ジャンクションにはなんと高速道路のくせに信号がある。普通は立体交差でぐるぐる回りながら接続する高速道路に乗り入れるものだが、そういう構造にするだけの土地がなかったらしい(>_<)
東北道に入ってからの渋滞は覚悟の上。でもすり抜け走行がイヤになって1つ手前の浦和インターで降りる。高速道路と並行して走る国道122号線はソコソコ空いていて得した気分。その後国道16号にでてからはかなりの渋滞で牛島の藤に着いたのは10時半頃。
正式名は藤花園というのかな。
それでパーラーサクランボというのはサクランボパフェとかを食べられるところではなくてパチンコ屋。藤棚とパチンコ屋の不思議な組み合わせ。
パーラーサクランボとBMW F800R。
パチンコ屋の駐車場って何となく治安的に心配だったけれど、戻ってきた時にイタズラとかの形跡はなし。
これが牛島の藤の入り口。駐車場のすぐ先にある。
ちなみに入園料は1000円とちょっと高い。
もうちょっと字の上手な人はいなかったの?
樹齢1200年。
2013年ー1200年=813年。鳴くよウグイス平安京(794年)だから、ここの藤は平安時代初期からあることになる。クレヨンしんちゃんの春日部が平安時代ってほとんど未開の荒野だったはずだから、まあ古い木だということは確かだとしても1200年というのはちょっとオーバーというか「言ったもの勝ち」な気がする。
それと牛島の藤は弘法大師が自ら植えたと伝えられている。もっとも弘法大師が杖で地面を叩いたら温泉が湧きでてきたとかいうアヤカリ伝説は全国に5000以上あるらしい。
こんな看板に園主として個人名が書いてあるのは珍しいし、すい子という名前も珍しい。
これが特別天然記念物の藤。
34メーター×14メーター。スイングパノラマでぎりぎり収まった。ちなみに植物で特別天然記念物に指定されているのは全国で30件。
こんな大きな藤を見るのは初めて。
園内には甘い香りが漂っている。同じ紫色が連想させるのかラベンダーの香りに近いような気がした。
藤棚の構造。
藤は一本立ちでもたくさん花をつけるが、こうして棚をつけると枝が横に延びて広がる。最初に誰が考えたんだろうね。
内部の様子。
古木だから根元は相当グルグル巻きになっている。この広い藤棚は2本の藤の木でできていた。
長い房が垂れ下がり、藤棚の内部は甘い香りが充満していてちょっと幻想的。
ただし中腰での見学が疲れる。
カメラのオートフォーカスは、レンズを動かしてコントラスト(色の濃淡)が一番ハッキリしたところをピントがあったと判断する。だから単色の白い花とかはピントが合いにくい。こういう同じような模様の繰り返しの場合も苦手みたいだ。液晶画面にはピントがあったマークが表示されていたのに、本日撮った写真のほとんどがピンぼけでちょっとガッカリ。
竹の棚と枝だと花。
この天然記念物の藤は紫と白のミックスの花だった。
これは別の藤棚。構造はこっちのほうがわかりやすい。
できるだけピントの合っているものを選んでアップの写真。
こういう大きな蜂が一杯いて、ちょっとビビる。
他の花いろいろ。
アヤメはかなり盛りを過ぎた感じ。アヤメとカキツバタとショウブはよく似た花。アヤメは花びらに虎のような模様がある。網目(あみめ)→アヤメと連想すると覚えやすい。カキツバタとショウブは花びらに、どっちかが白で、どっちかが黄色の模様がある。どっちがどっちか忘れた。
これはたぶんシャクナゲ。
これはたぶんツツジ。
なぜか白いツツジにピントがよく合っている。本日のメインじゃないのに。
ツツジとサツキもよく似ている。葉っぱがテカっているのがサツキだったように思うがあまり自信なし。ちなみにシャクナゲ、ツツジ、サツキは植物学的には近い品種。
マーガレット。
たぶん芝桜の1種。
以下は不明。
ところどころ小さな植え込みがあって他にもいろんな花が咲いていた。
敷地の一角に植えられていた竹。
藤棚を作るのに使うためかな。
かなり大きなタケノコ。
もう食べられない(^^ゞ
とっても大きなタケノコ!
相当に古そうな松。
松藤。
藤松。
これは天然記念物とは別の藤棚。
むこうは白×紫で、こっちは薄紫×紫。
牛島にはなかったが、もっとピンクがかった紫の藤もあったと思う。
こっちは白い藤。
これもなかなかきれい。
というわけで藤という渋めの花見。それほど広くない園内をぐるぐる回りながら2時間ほど目の保養。ここに付いた頃は気温も18度くらいに上がり、快晴で日差しもたっぷりでなかなか爽快な天候。
帰りは高速を使わず国道4号線でノンビリと郊外ツーリング。まだ埼玉の越谷や草加からもスカイツリーが見えた。上野、日本橋、新橋、品川と通って特に渋滞もなく自宅に戻ってきたのは午後3時前。やっぱり近場のツーリングにしてよかった。さて優先順位第2位をどうしようか?
実を言うと、この日は牛島の藤を見に行くつもりではなかった。ゴールデンウイークに見頃を迎える花が3つあると前に書いたが、優先順位1位が先日のネモフィラで牛島の藤は3位だった。天候のこともあるし計画的に連休を過ごしているわけでもないから、行ける時に優先順位の高いものから見に行く作戦。でもーー
午前6時前起床。
優先順位第2位の花はちょっと遠方にあるから早起き。でも6時半頃ニュースで渋滞情報が流れる。この時点で既に40キロの報道。ぎっしりクルマが詰まった渋滞の生中継映像を見て戦意喪失(>_<) それで牛島の藤が繰り上げ当選。
地図はグーグルマップ。
牛島の藤も自宅から約60キロとそれなりに遠い。地図で「往き」と書いてある右側あたりは首都高中央環状線である。3年ほど前に渋谷・新宿間が開通して東京の西側から東北道や常磐道など東京の北側に入り口のある高速を利用する時は、混雑する都心中心部を避けられるようになって便利になった。来年には渋谷・品川間も開通して首都高湾岸線とも接続する。
でもバイクではほとんど利用したことがない。なぜかというと渋谷から新宿を超えて池袋の先まで、この区間の首都高中央環状線は地下トンネルだから。一度だけ試しに入ったがメチャクチャ暑い。しかしこの日は最低気温11度と真冬の冷え込み。それにネットで調べたらこの区間は渋滞なし。
というわけで首都高中央環状線地下トンネルに挑戦。雲が取れて日が差すのを待って午前8時45分出発。バイクの温度計は12.5度。首都高には富ヶ谷という入り口から入る。やっぱり暑い。しばらくして気温計は29.5度になった! もう少し暖かい日で渋滞していたら、やっぱりバイクでの利用は無理。
牛島の藤の最寄りインターチェンジは東北道の岩槻。中央環状線からは板橋ジャンクションで東に進んで首都高川口線に入るのが普通。でも板橋から先はいつも渋滞している。この日もジャンクションの分岐手前から渋滞していた。それでそのまま直進して首都高池袋線を走り美女木(びじょき)ジャンクションで東京外環状線を回るルートを選択。少し大回りになるが渋滞の中をすり抜けて走るのが面倒だった。
ジャンクションというのは高速道路同士が接続する場所。それで美女木ジャンクションにはなんと高速道路のくせに信号がある。普通は立体交差でぐるぐる回りながら接続する高速道路に乗り入れるものだが、そういう構造にするだけの土地がなかったらしい(>_<)
東北道に入ってからの渋滞は覚悟の上。でもすり抜け走行がイヤになって1つ手前の浦和インターで降りる。高速道路と並行して走る国道122号線はソコソコ空いていて得した気分。その後国道16号にでてからはかなりの渋滞で牛島の藤に着いたのは10時半頃。
正式名は藤花園というのかな。
それでパーラーサクランボというのはサクランボパフェとかを食べられるところではなくてパチンコ屋。藤棚とパチンコ屋の不思議な組み合わせ。
パーラーサクランボとBMW F800R。
パチンコ屋の駐車場って何となく治安的に心配だったけれど、戻ってきた時にイタズラとかの形跡はなし。
これが牛島の藤の入り口。駐車場のすぐ先にある。
ちなみに入園料は1000円とちょっと高い。
もうちょっと字の上手な人はいなかったの?
樹齢1200年。
2013年ー1200年=813年。鳴くよウグイス平安京(794年)だから、ここの藤は平安時代初期からあることになる。クレヨンしんちゃんの春日部が平安時代ってほとんど未開の荒野だったはずだから、まあ古い木だということは確かだとしても1200年というのはちょっとオーバーというか「言ったもの勝ち」な気がする。
それと牛島の藤は弘法大師が自ら植えたと伝えられている。もっとも弘法大師が杖で地面を叩いたら温泉が湧きでてきたとかいうアヤカリ伝説は全国に5000以上あるらしい。
こんな看板に園主として個人名が書いてあるのは珍しいし、すい子という名前も珍しい。
これが特別天然記念物の藤。
34メーター×14メーター。スイングパノラマでぎりぎり収まった。ちなみに植物で特別天然記念物に指定されているのは全国で30件。
こんな大きな藤を見るのは初めて。
園内には甘い香りが漂っている。同じ紫色が連想させるのかラベンダーの香りに近いような気がした。
藤棚の構造。
藤は一本立ちでもたくさん花をつけるが、こうして棚をつけると枝が横に延びて広がる。最初に誰が考えたんだろうね。
内部の様子。
古木だから根元は相当グルグル巻きになっている。この広い藤棚は2本の藤の木でできていた。
長い房が垂れ下がり、藤棚の内部は甘い香りが充満していてちょっと幻想的。
ただし中腰での見学が疲れる。
カメラのオートフォーカスは、レンズを動かしてコントラスト(色の濃淡)が一番ハッキリしたところをピントがあったと判断する。だから単色の白い花とかはピントが合いにくい。こういう同じような模様の繰り返しの場合も苦手みたいだ。液晶画面にはピントがあったマークが表示されていたのに、本日撮った写真のほとんどがピンぼけでちょっとガッカリ。
竹の棚と枝だと花。
この天然記念物の藤は紫と白のミックスの花だった。
これは別の藤棚。構造はこっちのほうがわかりやすい。
できるだけピントの合っているものを選んでアップの写真。
こういう大きな蜂が一杯いて、ちょっとビビる。
他の花いろいろ。
アヤメはかなり盛りを過ぎた感じ。アヤメとカキツバタとショウブはよく似た花。アヤメは花びらに虎のような模様がある。網目(あみめ)→アヤメと連想すると覚えやすい。カキツバタとショウブは花びらに、どっちかが白で、どっちかが黄色の模様がある。どっちがどっちか忘れた。
これはたぶんシャクナゲ。
これはたぶんツツジ。
なぜか白いツツジにピントがよく合っている。本日のメインじゃないのに。
ツツジとサツキもよく似ている。葉っぱがテカっているのがサツキだったように思うがあまり自信なし。ちなみにシャクナゲ、ツツジ、サツキは植物学的には近い品種。
マーガレット。
たぶん芝桜の1種。
以下は不明。
ところどころ小さな植え込みがあって他にもいろんな花が咲いていた。
敷地の一角に植えられていた竹。
藤棚を作るのに使うためかな。
かなり大きなタケノコ。
もう食べられない(^^ゞ
とっても大きなタケノコ!
相当に古そうな松。
松藤。
藤松。
これは天然記念物とは別の藤棚。
むこうは白×紫で、こっちは薄紫×紫。
牛島にはなかったが、もっとピンクがかった紫の藤もあったと思う。
こっちは白い藤。
これもなかなかきれい。
というわけで藤という渋めの花見。それほど広くない園内をぐるぐる回りながら2時間ほど目の保養。ここに付いた頃は気温も18度くらいに上がり、快晴で日差しもたっぷりでなかなか爽快な天候。
帰りは高速を使わず国道4号線でノンビリと郊外ツーリング。まだ埼玉の越谷や草加からもスカイツリーが見えた。上野、日本橋、新橋、品川と通って特に渋滞もなく自宅に戻ってきたのは午後3時前。やっぱり近場のツーリングにしてよかった。さて優先順位第2位をどうしようか?
2013年05月01日
鹿島灘を走って帰ってくる
「ひたち海浜公園 ネモフィラ&チューリップ」のパート3である。
昨年は公園を出た後、大洗海岸あたりまで走り、そこから往きと同じ常磐自動車道へ戻って帰ってきた。今回は鹿島灘を鹿島まで南下して、そこから東関東自動車道〜京葉道路で帰ってくる作戦。特に意味はないが何となく鹿島灘を走りたかった。
前回と同じく公園の真ん中を通っている道路で海岸線に出て、阿字ヶ浦海水浴場や中世代白亜紀の岩礁などを眺めながら走る。ところで、このあたりではあちこちにクジラのイラストやモニュメントを見かける。こんなところでクジラがとれる?あるいは沖で泳いでいるの?
最初に訪れたのは那珂湊(なかみなと)の漁港に隣接している那珂湊おさかな市場。いわゆる観光客向けの魚市場&海鮮飲食店街である。前回ここを通りかかった時おいしそうな匂いがしていたから。
こんな感じで賑やか。
那珂湊はタコの街らしい。
5〜6件店が並んでいて、そのうちの1つに入ってみる。
カニが北海道やロシア産なのはまあ当然として、普通の魚でも那珂湊産じゃないものもチラホラ見かけた。まあしっかり産地表示されているけど。ところで今思い出したが、店の中でタコを見かけなかったような気がする。
ところで店の外にはこんなでっかい蛎殻(かきがら)が。
正体は岩ガキ。
せっかくだから食べることにする。
この兄ちゃん、顔はコワイが仕事は丁寧。
一番大きな700円のは売り切れで、これは500円の岩ガキ。それでもこんなビッグサイズ。この大きさの岩ガキは初めて食べる。味はまあ普通の岩ガキ。かぶりついた時ガツンと濃厚だが普通の牡蠣よりはちょっと単調な味。ポン酢がおいてあったので後半はそれを掛けて食べる。たぶん焼いたほうがうまいと思う。でも雰囲気は楽しめた。
干物もたくさん売っている。
スルメは食べたことがあるが一夜干しはない。八代亜紀の♪肴はあぶったイカでいい〜というのはこんなイカのことだろうか? 買ってくればよかったとちょっと後悔。
飲食店はどこも順番待ちだったので諦めた。
海側は駐車場になっている。ごらんのように満車状態。この市場周辺はかなり渋滞する。市場を訪れないならここを避けるルートを選んだほうが賢明。ちなみにバイクは市場の入り口あたりに駐めるようになっている。
駐車場から埠頭側に出ることができる。
そこそこ大きな漁船ーーーかと思ったけれど茨城県のマークがついているので、後で調べたら県所有の漁業調査船だった。ところで漁業調査船って何?
ブリッジ部分。
網の巻き上げ装置かな?
係留ロープ越しに沖合の防波堤。
こっちは小さな漁船でランプがたくさんぶら下がっているからイカ釣り漁船かな? ところで漁船の窓には丸い縁取りがある。あれは二重窓になっていて外側の窓ガラスはモーターで高速回転する。それによって雨をはじき飛ばす仕組みで目的はクルマのワイパーと同じ。でもクルーザーはたいていワイパーが付いている。同じ船なのになぜ違うんだろう? クルーザーを買うまでに調べようっと(^^ゞ
混雑しているけれど、たまにはこういう場所も活気があっていいね。
那珂湊を出た後は国道51号線をさらに南下する。
前回立ち寄った大洗海岸や大洗サンビーチを通り過ぎると道路は少し内陸側に寄って海は見えなくなる。でも何となく海沿いを走っているという雰囲気は感じられる。
しばらくすると道路は完全に内陸部分に。これがほどよいのどかさで開放感のあるいい道だった。基本的に直線道路。直線過ぎて取り締まりが怖くてあまりスピードを出せない(^^ゞ
次に訪れたのは鹿島灘海浜公園というところ。やっぱり一度は海岸に降りてみないとね。ここはネモフィラのエントリーで紹介したメロン産地の茨城県鉾田市(ほこたし)になる。
そこそこ広い駐車場があって、
こんな建物があって一瞬道の駅に来たのかと錯覚する。
ちなみに駐車料金は無料。
那珂湊でランチを食べ損ねたので、上の建物の中にある食堂で食べることにする。頼んだのは「しじみラーメン」。メニューに鉾田産しじみ使用と誇らしげに書いてあったので、出来上がるのを待っている間にiPhoneで調べると、鉾田市の北にある涸沼(ひぬま)という湖はしじみの生産量全国3位とのこと。鉾田市なんてまったく知らなかったがメロンといいシジミといいなかなかの自治体のようである。
しじみラーメンの写真は撮り忘れた。
これはしじみラーメンの残骸(^^ゞ
いわゆる塩ラーメンで具はシジミとネギだけ。特にシジミの味が濃厚という気はしないのだが、それなりにスープはおいしかった。
駐車場の隣にある芝生広場。けっこう広い。
変わった構造の建物があったので近寄ってみると、
子供の遊び場のようだった。
芝生があって海があるのに、こんな屋内遊戯施設が必要?
箱物行政だね。
芝生広場の横を通って海岸のほうに向かう。
途中に「見晴らしの丘」というのがあった。ひたち海浜公園でネモフィラを見たのも「みはらしの丘」。漢字とひらがなの違いはあっても茨城県は「ミハラシ」が好きなのかな。
金網の中に石を入れたようなものが見晴らしの丘を巻き付けるように設置されている。
補強? なんか中途半端だし丘に補強が必要とも思えないけど。
もちろん登れるところは登ることにしている。
一番てっぺんから下を見たところ。
人生は振り返らない主義だが、登ってきたところを眺めるのは好き(^^ゞ
頂上にある展望コーナー。
海がよく見える。
芝生広場と駐車場を眺める。
人は鐘があると鳴らしたくなる生き物である。
見晴らしの丘を降りて先を進む。
こういう下り坂で視界が開けて海が見えてくると、何となくテンションが上がる。
アレッ? 公園の外に出た。
海までバイクでも行けたのかな?
行けたみたい。
ただし駐車場はなさそう。
海岸線に降りたところにあった立て看板。
重々承知しております。
少し小高いところに展望コーナーがあった。
その手前には動物の置物。
展望コーナーの上から。
とても広い海岸線である。
砂浜に出てみる。
きれいな海岸である。
流木発見。
ちょっと小さめ。
お約束のローアングル。
こっちはカメラを持ち上げてのハイアングル。
波は小さい。マリンスポーツをしている人はいなかった。
流木2号発見。
防波堤に座って休憩。
なぜかクビの周りがマフラーを巻いたようなシルエットになっている。
手を挙げてみる(^^ゞ
流木3号。これは大物。
なぜか流木好き。
先ほど座っていた防波堤。
大きな石がたくさんある。大波の時に海から運ばれたのかと思ったが、角張っていて海の中の石っぽくない。それと石がたくさんあるのは写真に写っているエリアのみ。誰かが運んできた? 何のために?
ぼちぼち駐車場に戻る。
浜ユリ育成中。
これはハマナス。
♪知床の岬に〜ハマナスの咲く頃〜と名前は知っていたが見たのはたぶん初めて。知床の岬に咲くくらいなので寒い地方の花。鹿島灘は太平洋側でハマナスが自生している南限といわれている。花のシーズンはもう少し先の初夏。この日はチラホラ見かけた程度。
防風林として植えられている松から伸びた「松の芽」。今は茎のように見えているものが、そのうちほぐれてきて針のような松の葉になる(んだったと思う)。
駐車場に戻る途中に脇道があったので入ってみた。
簾(すだれ)のようなものの中で何かを育成している。
松だった。
防風林用かな。
囲いの中の松を撮ろうとカメラを持ち上げてがんばる私(^^ゞ
駐車場に戻ってきたのは4時53分。
クルマもまばらになっていた駐車場のBMW F800R。
なお、この公園にバイク用の駐車スペースはない。
きれいで広い海岸だったので大変満足。ボケーッとするにはいいところだけれど、そのために来るにはちょっと遠い。
この後も国道51号線をひたすら南下。
のどかな田舎の国道で信号も少ない。
そうこうして走っていると突然サッカーの鹿島スタジアムが現れる。
えっ!こんなところにあったの? 周りは田んぼばっかりで、けっこうヘンピな場所にあるような気がした。
鹿島スタジアムが見られるとは予想していなかったので得した気分。
このあたりから進路は南西向きになる。
ところでこの周辺の道路はところどころに大きな突起がある。地震の影響? まだ補修していない? バイクで走っていると何かを大きなものを踏んだのかと思うくらい揺すられてびっくりした。
しばらくして51号線は北浦を渡る。霞ヶ浦は誰でも知っているが、北浦はその霞ヶ浦の東側にある細長い湖である。このあたりに来てから風が強くなってきた。北浦の橋のにある吹き流しは真横を向いている。吹き流しが真横の場合は風速10メートルである。(吹き流しは真横以上にはならないので10メートルが計測の限界。真横になった吹き流しがさらにバタバタ暴れていたら10メートル以上というアバウトな計測となる)
北浦の橋を渡ったら潮来市(いたこし)。♪潮来の伊太郎〜ちょっと見なればーーの潮来である。私の年代なら橋幸夫よりボンチのおさむちゃんのほうが馴染みがある(^^ゞ
東関東自動車は潮来まで延びているので、そこから高速に乗る。後はひたすら走るだけ。京葉道路〜首都高湾岸線と乗り継いで途中の新木場で降り、ゲートブリッジ経由で帰ってきた。走行315キロで久々の300キロ越え。
写真はひたち海浜公園にあった記念撮影用のもの。
この日4月28日は私の誕生日。
好物のチューリップを見て、ネモフィラの幻想的な丘に登って、大きな岩ガキを食べて、特産のしじみラーメンも食べて、広い海岸を散歩して、ハマナスを見つけて、ついでに鹿島スタジアムの横も通って、もちろんバイクもたっぷり乗ってなかなか楽しいよい日でした。
何歳までこんなことやっているんだろう?
おしまい
昨年は公園を出た後、大洗海岸あたりまで走り、そこから往きと同じ常磐自動車道へ戻って帰ってきた。今回は鹿島灘を鹿島まで南下して、そこから東関東自動車道〜京葉道路で帰ってくる作戦。特に意味はないが何となく鹿島灘を走りたかった。
前回と同じく公園の真ん中を通っている道路で海岸線に出て、阿字ヶ浦海水浴場や中世代白亜紀の岩礁などを眺めながら走る。ところで、このあたりではあちこちにクジラのイラストやモニュメントを見かける。こんなところでクジラがとれる?あるいは沖で泳いでいるの?
最初に訪れたのは那珂湊(なかみなと)の漁港に隣接している那珂湊おさかな市場。いわゆる観光客向けの魚市場&海鮮飲食店街である。前回ここを通りかかった時おいしそうな匂いがしていたから。
こんな感じで賑やか。
那珂湊はタコの街らしい。
5〜6件店が並んでいて、そのうちの1つに入ってみる。
カニが北海道やロシア産なのはまあ当然として、普通の魚でも那珂湊産じゃないものもチラホラ見かけた。まあしっかり産地表示されているけど。ところで今思い出したが、店の中でタコを見かけなかったような気がする。
ところで店の外にはこんなでっかい蛎殻(かきがら)が。
正体は岩ガキ。
せっかくだから食べることにする。
この兄ちゃん、顔はコワイが仕事は丁寧。
一番大きな700円のは売り切れで、これは500円の岩ガキ。それでもこんなビッグサイズ。この大きさの岩ガキは初めて食べる。味はまあ普通の岩ガキ。かぶりついた時ガツンと濃厚だが普通の牡蠣よりはちょっと単調な味。ポン酢がおいてあったので後半はそれを掛けて食べる。たぶん焼いたほうがうまいと思う。でも雰囲気は楽しめた。
干物もたくさん売っている。
スルメは食べたことがあるが一夜干しはない。八代亜紀の♪肴はあぶったイカでいい〜というのはこんなイカのことだろうか? 買ってくればよかったとちょっと後悔。
飲食店はどこも順番待ちだったので諦めた。
海側は駐車場になっている。ごらんのように満車状態。この市場周辺はかなり渋滞する。市場を訪れないならここを避けるルートを選んだほうが賢明。ちなみにバイクは市場の入り口あたりに駐めるようになっている。
駐車場から埠頭側に出ることができる。
そこそこ大きな漁船ーーーかと思ったけれど茨城県のマークがついているので、後で調べたら県所有の漁業調査船だった。ところで漁業調査船って何?
ブリッジ部分。
網の巻き上げ装置かな?
係留ロープ越しに沖合の防波堤。
こっちは小さな漁船でランプがたくさんぶら下がっているからイカ釣り漁船かな? ところで漁船の窓には丸い縁取りがある。あれは二重窓になっていて外側の窓ガラスはモーターで高速回転する。それによって雨をはじき飛ばす仕組みで目的はクルマのワイパーと同じ。でもクルーザーはたいていワイパーが付いている。同じ船なのになぜ違うんだろう? クルーザーを買うまでに調べようっと(^^ゞ
混雑しているけれど、たまにはこういう場所も活気があっていいね。
那珂湊を出た後は国道51号線をさらに南下する。
前回立ち寄った大洗海岸や大洗サンビーチを通り過ぎると道路は少し内陸側に寄って海は見えなくなる。でも何となく海沿いを走っているという雰囲気は感じられる。
しばらくすると道路は完全に内陸部分に。これがほどよいのどかさで開放感のあるいい道だった。基本的に直線道路。直線過ぎて取り締まりが怖くてあまりスピードを出せない(^^ゞ
次に訪れたのは鹿島灘海浜公園というところ。やっぱり一度は海岸に降りてみないとね。ここはネモフィラのエントリーで紹介したメロン産地の茨城県鉾田市(ほこたし)になる。
そこそこ広い駐車場があって、
こんな建物があって一瞬道の駅に来たのかと錯覚する。
ちなみに駐車料金は無料。
那珂湊でランチを食べ損ねたので、上の建物の中にある食堂で食べることにする。頼んだのは「しじみラーメン」。メニューに鉾田産しじみ使用と誇らしげに書いてあったので、出来上がるのを待っている間にiPhoneで調べると、鉾田市の北にある涸沼(ひぬま)という湖はしじみの生産量全国3位とのこと。鉾田市なんてまったく知らなかったがメロンといいシジミといいなかなかの自治体のようである。
しじみラーメンの写真は撮り忘れた。
これはしじみラーメンの残骸(^^ゞ
いわゆる塩ラーメンで具はシジミとネギだけ。特にシジミの味が濃厚という気はしないのだが、それなりにスープはおいしかった。
駐車場の隣にある芝生広場。けっこう広い。
変わった構造の建物があったので近寄ってみると、
子供の遊び場のようだった。
芝生があって海があるのに、こんな屋内遊戯施設が必要?
箱物行政だね。
芝生広場の横を通って海岸のほうに向かう。
途中に「見晴らしの丘」というのがあった。ひたち海浜公園でネモフィラを見たのも「みはらしの丘」。漢字とひらがなの違いはあっても茨城県は「ミハラシ」が好きなのかな。
金網の中に石を入れたようなものが見晴らしの丘を巻き付けるように設置されている。
補強? なんか中途半端だし丘に補強が必要とも思えないけど。
もちろん登れるところは登ることにしている。
一番てっぺんから下を見たところ。
人生は振り返らない主義だが、登ってきたところを眺めるのは好き(^^ゞ
頂上にある展望コーナー。
海がよく見える。
芝生広場と駐車場を眺める。
人は鐘があると鳴らしたくなる生き物である。
見晴らしの丘を降りて先を進む。
こういう下り坂で視界が開けて海が見えてくると、何となくテンションが上がる。
アレッ? 公園の外に出た。
海までバイクでも行けたのかな?
行けたみたい。
ただし駐車場はなさそう。
海岸線に降りたところにあった立て看板。
重々承知しております。
少し小高いところに展望コーナーがあった。
その手前には動物の置物。
展望コーナーの上から。
とても広い海岸線である。
砂浜に出てみる。
きれいな海岸である。
流木発見。
ちょっと小さめ。
お約束のローアングル。
こっちはカメラを持ち上げてのハイアングル。
波は小さい。マリンスポーツをしている人はいなかった。
流木2号発見。
防波堤に座って休憩。
なぜかクビの周りがマフラーを巻いたようなシルエットになっている。
手を挙げてみる(^^ゞ
流木3号。これは大物。
なぜか流木好き。
先ほど座っていた防波堤。
大きな石がたくさんある。大波の時に海から運ばれたのかと思ったが、角張っていて海の中の石っぽくない。それと石がたくさんあるのは写真に写っているエリアのみ。誰かが運んできた? 何のために?
ぼちぼち駐車場に戻る。
浜ユリ育成中。
これはハマナス。
♪知床の岬に〜ハマナスの咲く頃〜と名前は知っていたが見たのはたぶん初めて。知床の岬に咲くくらいなので寒い地方の花。鹿島灘は太平洋側でハマナスが自生している南限といわれている。花のシーズンはもう少し先の初夏。この日はチラホラ見かけた程度。
防風林として植えられている松から伸びた「松の芽」。今は茎のように見えているものが、そのうちほぐれてきて針のような松の葉になる(んだったと思う)。
駐車場に戻る途中に脇道があったので入ってみた。
簾(すだれ)のようなものの中で何かを育成している。
松だった。
防風林用かな。
囲いの中の松を撮ろうとカメラを持ち上げてがんばる私(^^ゞ
駐車場に戻ってきたのは4時53分。
クルマもまばらになっていた駐車場のBMW F800R。
なお、この公園にバイク用の駐車スペースはない。
きれいで広い海岸だったので大変満足。ボケーッとするにはいいところだけれど、そのために来るにはちょっと遠い。
この後も国道51号線をひたすら南下。
のどかな田舎の国道で信号も少ない。
そうこうして走っていると突然サッカーの鹿島スタジアムが現れる。
えっ!こんなところにあったの? 周りは田んぼばっかりで、けっこうヘンピな場所にあるような気がした。
鹿島スタジアムが見られるとは予想していなかったので得した気分。
このあたりから進路は南西向きになる。
ところでこの周辺の道路はところどころに大きな突起がある。地震の影響? まだ補修していない? バイクで走っていると何かを大きなものを踏んだのかと思うくらい揺すられてびっくりした。
しばらくして51号線は北浦を渡る。霞ヶ浦は誰でも知っているが、北浦はその霞ヶ浦の東側にある細長い湖である。このあたりに来てから風が強くなってきた。北浦の橋のにある吹き流しは真横を向いている。吹き流しが真横の場合は風速10メートルである。(吹き流しは真横以上にはならないので10メートルが計測の限界。真横になった吹き流しがさらにバタバタ暴れていたら10メートル以上というアバウトな計測となる)
北浦の橋を渡ったら潮来市(いたこし)。♪潮来の伊太郎〜ちょっと見なればーーの潮来である。私の年代なら橋幸夫よりボンチのおさむちゃんのほうが馴染みがある(^^ゞ
東関東自動車は潮来まで延びているので、そこから高速に乗る。後はひたすら走るだけ。京葉道路〜首都高湾岸線と乗り継いで途中の新木場で降り、ゲートブリッジ経由で帰ってきた。走行315キロで久々の300キロ越え。
写真はひたち海浜公園にあった記念撮影用のもの。
この日4月28日は私の誕生日。
好物のチューリップを見て、ネモフィラの幻想的な丘に登って、大きな岩ガキを食べて、特産のしじみラーメンも食べて、広い海岸を散歩して、ハマナスを見つけて、ついでに鹿島スタジアムの横も通って、もちろんバイクもたっぷり乗ってなかなか楽しいよい日でした。
何歳までこんなことやっているんだろう?
おしまい