2013年12月

2013年12月31日

大晦日

2020年のオリンピックが東京に決まり、富士山が世界遺産に選ばれた2013年も大晦日である。もちろんいいニュースばかりではなかったし、惜しい人もたくさん亡くなった。皆さんはどんな1年でしたか? 私は普通よりちょい悪くらいだったかな。もっとも、思ったことの9割はうまくいかないという前提で生きているので、よほどのことがない限り私は幸せな1年を送れることになっている(^^ゞ


朝からあれこれ片付けごとをしていて、ちょっと飽きたのでチョロッとバイクで走り納め。手っ取り早くゲートブリッジまで。


本日は快晴なのに霞がかかったような天気だった。
この季節なら橋の真ん中に富士山が見えることが多いのに拝めず。
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ビルもボンヤリと霞んで見える。
右の方にある細長いのは東京タワー。
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ついでに東京湾越しの千葉方向。
いつもと違って対岸はほとんど見えない。
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バイクの気温計は12〜13度くらい。日差したっぷりでゲートブリッジのある若洲公園を散歩していたら暑かったくらい。お正月もこれくらい暖かかったら初乗りツーリングに行けるかもしれない。

さて
♪もう〜ひとつ寝るとお正月


長い1年に、いいこともあれば悪いことだってあるのはわかりきっていること。それなのに実に無責任な言葉で、こんな挨拶をするのが日本人のいいところ。

      よいお年を!

wassho at 19:11|PermalinkComments(0)   *ツーリング | 生活、日常

2013年12月28日

暖パンを卒業してダウンパンツに

ふた冬前の1月にたまたま買ったユニクロの暖パン。その暖かさに感激し、その後に極薄のダウンジャケットやモコモコの指先なし手袋などを買い増し、ヌクヌクと暖かくて節電にもなる生活を送った。当時のエントリーはこちらに。

  ユニクロの暖パン
  暖パン その後
  暖パン 節電効果
  暖パン生活 もこもこ手袋
  暖パン生活 グンゼの「おうちでコレッ

しかし昨冬も今冬も暖パンや極薄ダウンジャケットを部屋で着ているのに、暖房はほとんど付けっぱなしの状態。もっともエアコンの設定温度は23度で風量は微風レベルだから、かなりゆるめの暖房ではあるが。

一番の原因は、ふた冬前は暖パンやダウンを組み合わせた暖かさに心底感激したものの、身体が慣れてしまったのかあまり暖かく感じなくなったからだと思う。

というわけで、あの感激をもう一度とダウンパンツ購入!
ダウンパンツ2

これはモンベルというメーカーのダウンパンツ。最近、オフィスから数分のところに直営店ができて便利になった。XLサイズのつもりだったが、試着してみると意外にゆったりしたデザインでLサイズで充分。何となくうれしい。お値段は1万8300円。

それでどれくらい暖かいかというと

    コタツ並!

本日は朝から暖房不要。夜になった今の室温は15度だが同じく暖房不要。ちなみに現在の外気温は3度とチョー寒。

1万8300円だから節電効果で元を取るにはしばらくかかるとしても、この暖かさはそれを補ってあまりある快適さ。しかしユニクロはなぜダウンパンツを出さないのだろう。もっとも来シーズンに安いダウンパンツがユニクロから発売されたらショックを受けるが。


失敗談
写真で見てわかるようにこのダウンパンツはかなりボリュームがある。ダウンパンツってインナー用なのに、登山をする人はこの上にどんなアウターパンツを履くんだろうと思っていたら、私が買ったのは極寒地用だった!

ホームページで見て買おうと思っていたのはこちらの商品。ホームページの下のほうまで見なかったので、モンベルのダウンパンツにいくつかのラインナップがあると知らなかったというか、そんなことは気にもしていなかった。お店でズラーッとハンガーに掛けてあって、たまたま手に取ったのが極寒地用だったわけ。4700円高い商品を買ってしまったけれど、コタツ並に暖かいし、これを履いて外出はしないからイイヤ。


ちょっと値段は張るもののダウンパンツはお勧めの商品。なおダウンジャケットは夏になると安く売られているが、ダウンパンツはもともと需要が限られているのか夏になってもバーゲンはない。どのメーカーでも黒だけだし、基本はインナーだからユニクロの暖パンのようなおしゃれなデザインのものもない。でも一度履いたら、もう暖パンには戻れなくなるよ。

wassho at 23:47|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2013年12月18日

ターナー展

この秋に始まった絵の展示会で見に行きたかったのは、横浜美術館の横山大観展と、この東京都美術館のターナー展。興味を持った理由はどちらも同じで、横山大観もターナーも何となく知ってはいるけれど、まとまった数の作品を見たことがなかったから。残念ながら横山大観展は見に行けずじまい。まあ日本の画家だから今後も機会はいくらでもあるだろう。

一方のターナーの大規模な展示会は日本で過去2回しか行われておらず、今回を見逃すと次はいつになるかわからない。というわけで、気がつけば会期終了まで残すところ1週間ほどとなった先週に慌てて出かけてきた次第。


ターナーはイギリスを代表する画家で風景画を専門とする。1775年生まれ1851年没だから、日本では江戸時代後期の人(明治維新が1868年)。美術史的には印象派の前のロマン主義という時代に属する。ロマン主義についてはあまり詳しくないので説明はやめておく。

ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ルノワール、ゴッホなど、しょっちゅう展示会が開催されている画家と較べたらターナーの知名度は低いと思う。でもなぜか昔からその存在だけは知っていた。しかし「イギリス人の風景画家」なんてのにはまったく興味が湧かず。これはある種のブランドイメージの影響。イギリスという国にはあまり美術系のイメージがない。それに風景画というのも何となくそそらない。

とはいえイギリスでは序列第1位の画家(たぶん)だから、たまに何かで紹介される。いつ頃からかは忘れたが、やがて多少は気になる存在に。そして1年前の同じく東京都美術館で開催されたメトロポリタン美術館展。そこで見たターナーの「ヴェネツィア、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会の柱廊から望む」という作品にけっこうグラッと来た。というわけで、今回の展示会はかなり楽しみにしていたのである。その割に訪れたのは会期終了間際になってしまったが。


イチョウがきれいな上野公園。
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ここでポスターを撮るのは毎回のお約束。
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ターナー展なんてコケてるんじゃないかと心配していたが、平日の昼間に行ったのにけっこうな混雑。かつて私が食わず嫌いだっただけで、ターナーは日本でも人気があるみたい。

今回の展示会は「英国最高の巨匠、待望の大回顧展!」というキャッチフレーズがついている。回顧展というのは画家の生涯にわたる作品傾向を追っていくような構成の展示会。つまりターナーとはどんな画家かを理解するには便利な展示会。


なんだけどーーー
ある程度予想していたとはいえ初期の風景画はつまらなかった。

「ダーウェントウォーターとロウドアの滝、バロウデイル渓谷をカーフクローズ湾の岬より望む」
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事細かに場所を説明したタイトルであるが、どこのことかさっぱり? 絵の横に地図も必要かな。玄人ならいろいろ鑑賞のポイントがあるのだろうが、私にはごくごくフツーの絵にしか見えなかった。でも細部まで丁寧に描いてあることに驚く。



「ディドとアエネアス」
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これは現実の風景ではなく、古代ローマの詩人ウェルギリウスの作品をモチーフに描かれている。カルタゴの女王とトロイの王子の悲恋の物語。この絵もホテルならロビー正面ではなく、エレベーターホール当たりに飾られていそうな地味な絵である。

しかし細部の描き込みは非常に細かく、遠くの建物のディティールまでしっかり描かれている。ターナーはかなり几帳面な人だったように思える。一瞥しただけでは何とも思わない作品なのに、細部を観察しているうちに、だんだんといい絵に思えてくるから不思議。




「スカボロー:色彩の習作」
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透明感というキーワードが頭に浮かんだ印象的な作品。スカボローというのはイギリスの地名。こういった習作(練習のために描いたもの)はたくさん展示されていたが、そのほとんどがA4サイズくらいの小さなもの。列に並ばない私の鑑賞方法では並んでいる人の頭に遮られ、じっくり見られなかったのが残念。



ターナーは44歳の時に最初のイタリア旅行をしている。それは彼の画風に大きな影響を与えたようで、俄然として絵がおもしろくなってくる。

「ヴァティカンから望むローマ、ラ・フォルナリーナを伴って回廊装飾のための絵を準備するラファエロ」
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ターナーの几帳面さはタイトルの長さにも表れているのか? 300年前の画家であるラファエロまで登場させて「イタリア、よかったで〜」という感激があらわれているような作品。イギリスの風景と違って空もスカッと水色である。



「チャイルド・ハロルドの巡礼―イタリア」
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イギリスの詩人バイロンの作品をモチーフにした絵。私はこの風景を見てイタリアらしさを感じることはできないが(ヨーロッパ人なら見分けがつくのかな?)、目を引いたのは画面に大きく描かれている木。どうやら松らしいのだが、こんなキノコみたいな形の樹木は見たことがない。こんな松がイタリアにはあるのか、あるいはこれはターナーの創作なのか。それがやたら気になった作品。




「レグルス」
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この絵には見入ってしまった。見てわかるとおり遠くの方から強烈な光が差し込んでいる。その光景の不思議さ、そして明るい方を見てしまうという動物としての習性もこの絵のインパクトに一役買っていると思うが、それにしてもオーラのある絵である。

いちおう解説しておくとレグルスというのは古代ローマの将軍。敵国カルタゴに捕らえられ罰として瞼(まぶた)を切り取られ暗い牢獄に閉じ込められる(眠らさないということだと思う)。そしてある時、牢から出され太陽を見て失明する。この絵はレグルスが見た最後の光景を描いたらしい。

レグルス将軍のエピソード抜きでも、この絵の素晴らしさは変わらない。ブログに貼った写真ではわからないが、強烈な日差しのところは白い絵の具が幾重にも塗り重ねられていて、それがとても「いい感じの表現」になっている。それと200年近く前の絵画だから、その絵の具が少し汚れていたり黄ばんでいたり、さらにはひび割れたりしているのもいい雰囲気に一役買っている。

この絵は評判がよかったらしい。後で述べるが、それでどうもターナーは白い絵の具を塗り重ねる表現に味を占めたらしいのである?(←学説ではありません)



「ヴェネツィア、嘆きの橋」
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タイトルにベネチアとなくとも、ベネチアなんだろうなと想像できるわかりやすい作品。ただし左側のゴンドラは普通だが、右側の船のようなものは水面に映る影を一体にして表現しているのか、何が描かれているかがどうもよくわからない。船の上に小人が集まっているようにも見える。背景の建物はまだ細かく描かれているが、作風がだんだんとラフなタッチに変わっていることを感じる。昔なら橋の奥にある建物もしっかり描き込んだはずだ。



そして晩年のターナーは風景を描いてはいても、
ほとんど抽象画みたいな作風に変貌する。


「ヴェネツィア―総督と海との結婚の儀式、サン・マルコ小広場」
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これがあの描写の細かな風景画を描いていた同じ人物の作品とは思えない。でも配色がキレイでいい感じ。ラフなタッチによる幻想的さもちょうどいいくらい。レグルスはちょっとヘヴィー過ぎるから部屋のインテリアに1枚くれるなら、この絵がいいかも。


「フランス国王ルイ=フィリップのポーツマス到着、1844年10月8日」
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だんだんと過激になってくる。
もはやタイトルなしに理解不能。
やっぱり白い絵の具を塗り重ねるのに味を占めたか(^^ゞ




「湖に沈む太陽」
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そして極めつけがこれ。
もっともこの絵は貼り付けた写真から想像するのは難しいかも知れないが、会場ではレグルス以上に存在感があって、じっくり眺めている人が多かった作品。

でも冷静に考えれば、ターナーの作品を初期のものから順番に鑑賞して、そして湖に沈む太陽というタイトルがあったからこそ理解できたというか納得感があった絵のようにも思える。ある日突然この1枚だけを見せられたら「こんな絵の具を塗っただけの絵なら私でも描ける」と思ったかも知れない。イギリスの宝とも呼ばれる巨匠の作品を鑑賞しながら、プレゼン・テクニックのヒントを得てメモメモしていたのは内緒である(^^ゞ


ターナーの作風の変遷が勉強にもなったし、かなり作風が変化していった画家だからバラエティに富んだ展示で楽しかった。ただしターナーは風景の中でも海あるいは船を描いた作品が多いことで知られるが、今回は海や船の絵でいいものがなかったのが少し残念。東京は本日までで、来年は神戸で開催される。



美術館を出て上野公園のイエローオータム。
写真の左上は私の指m(_ _)m iPhoneはレンズがボディの隅にあるのでつい。
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公園の地図と美術館・博物館の案内看板。
上野公園は文化の森である。
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先日、箱根のポーラ美術館で見てきたモネ展が国立西洋美術館で開催中。ポーラ美術館と違って大混雑だと思う
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wassho at 07:24|PermalinkComments(0) 美術展 

2013年12月13日

アホお辞儀

おじぎ

オフィスが銀座なので周りに一流ブランドの店や高級アパレルの店がたくさんある。

いきなり脱線だが、ブティックという言葉が死語になって久しい。そういえば30年前も、当時はやっていたデザイナーズブランドの店をブティックとは呼ばなかったか。しかし今でいうセレクトショップのような店はブティックだったし、また衣料品販売店を総称してブティックというジャンル名が使われていた。「ブティックやレストランが集まったおしゃれなエリア」のように。今はあえていうなら「ショップ」という表現。これだと何のショップか特定できないからときどき不便。

ついでに、たまに職業欄にショップ店員と書いてあるのを見かける。ショップ店員って、ショップを日本語にすれば店の店員。店員が店の店員なのは当たり前なので、ショップ店員は言葉の使い方がおかしいと思うぞ。


さて話を戻すと、一流ブランドの店や高級アパレルの店などの一部で、この2年くらいで増えてきた光景。

客が店から出てくる。
店員も一緒に出てくる。
買ってくれた品物は店員が持っており、そこで客に渡す。

ここまではある程度高級な店なら昔から珍しくない。
最近増えたのは次のような光景。

客が店から遠ざかっていく。
その後ろ姿を、ずっと店員が見ている。
だいたい1ブロック離れたくらいのところで深々とお辞儀をする。
もちろん客が店員のほうを振り返るわけではない。
さらに1ブロック離れるまで、ずっと深々とお辞儀し続ける店もある。
お辞儀をしていない場合、店員の顔を観察できる。普通の顔をしている店もあれば、満面の作り笑顔でずっと客の背中を見ている店もある。


アホクサッと思いながらいつも眺めている。

客の姿が見えなくなるまで見送り続ける店主とか旅館の女将のエピソードというのは、大昔からたまにあった。おそらく、あるとき人事教育や研修系の会社のどこかが「これぞ接客業の鑑」としてマニュアルに取り入れ、それが流行りだしたんだろう。


客を見送るのもお辞儀をするのも悪いことではない。心がともなっていない形だけの見送りやお辞儀なんて意味がないと精神論を垂れるつもりもない。
アホクサッな理由の1つは、何事も限度あるいは適度な分量があるということ。ただ買い物をしてくれただけで客が1ブロック離れるまで、ずっと突っ立っていたりお辞儀し続けているのは明らかにやりすぎである。

その2は、頭を下げときゃ感謝の気持ちが伝わるだろうという自己満足な発想。ある意味、人を馬鹿にした態度でもある。店内での接客が素晴らしければ、客は充分に満足するはず。客に感謝するのではなく、客に感謝されるために切磋琢磨するのがビジネスである。

他にも理由は色々あるけれど、本日はこの辺で。


違和感を感じるアホお辞儀はテレビでも見られる。
ニュース番組の最後に全員が揃っての「では、また明日」というシーン。女子アナによっては前にあるテーブルに頭がくっつかんばかりに極端に深くお辞儀している人がいる。いつもキモッと思って見ている。もっとも、あそこまで頭を下げないと「あの女子アナは態度が生意気」とか言い出すアホも多いらしいから、そういう意味では防衛的行為かもしれない。そうなら気の毒ともいえるが、頭を下げてやり過ごすという、まさに下向きの発想はやっぱり気に入らない。


実はお辞儀でもっと違和感を感じて、これこそ問題だと思うことは別にある。なかなか表現が難しいので、それはまた別の機会に。

wassho at 22:48|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2013年12月12日

館山:城山公園のクジャク

クジャクを目指して山頂の広場からどんどん下る。
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孔雀園に到着。
予想以上に大きい!
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このゲートをくぐると、
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中にもうひとつ檻が。
最初に見えたフェンス全部にクジャクがいるんじゃなかった(^^ゞ
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クジャクの前にニホンザルを見る。

ランちゃん。
じっとしている時は顔をそむけられ、動いているとピントが合わない(>_<)
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こちらはメスなのにジョーという名前。
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ナゼか別々の檻で飼われていた。一緒だとケンカするのかな。他に猿はおらずこの2匹だけ。檻は2〜3畳ぐらいの広さ。きちんと世話はされているとは思うが、こんな狭いところにひとりぼっちで閉じ込められて、なぜかとても可哀想に思えてきた。


ランちゃんの檻の横にいたオウム。
猿よりもっと狭い檻の中にいるのに、鳥だと何とも思わないから不思議なもの。
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いよいよクジャク。
この4〜5倍の数のクジャクがいる。
フェンスが邪魔で写真が撮りにくい。
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そこでフェンスにレンズを突っ込んで撮影。普通のデジカメに較べるとミラーレスのレンズは太い。突っ込めるギリギリのサイズ。

遠くにしか写っていないが白いクジャクは初めて見た気がする。
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クジャクはまったく愛想がなく、ほとんど人間の存在は無視される。
運良く近くに来たところをアップで。
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少しピンぼけだが気を引くことに成功。
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首が緑色のクジャクは少し小さいし、尾っぽが色鮮やかでないからメス。
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ところで先ほどアップで撮影したクジャクにはトサカがないことに今気がついた。抜けた?ケンカして取られた?


オスの豪華な尻尾。
10分くらい見ていたけれど残念ながら羽根を開く姿は拝めず。
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孔雀園の中で咲いていた皇帝ひまわり。
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普通のひまわりとはずいぶん形が違う。皇帝というからどんな堂々とした姿なのかと思っていたが、サイズも小さいし普通のひまわりのほうが迫力がある。ところでこの皇帝ひまわりは、今年の夏に栽培に失敗したミニひまわりに似ている。あれはミニ皇帝ひまわりだったのかな。


孔雀園の中のイチョウとモミジ。
房総半島は暖かいから紅葉がまだ残っている。すでに葉っぱはアップに耐えられる状態ではないが。
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ところでムラサキの但し書きのあった皇帝ダリアは見なかったけど??



孔雀園からさらに下って(山頂までたくさん登ったからね)、
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駐車場に戻る。
外房方面はすこし天気が回復してきたみたいだ。
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帰りは127号線で海沿いをツーリング。館山からしばらくは海がちらちら見える程度だが、鋸南(きょなん)という所から先はまさにシーサイドロードになる。久々に走って楽しい道路。そのまま127号線で木更津まで行くつもりが脇道があったので入ってみた。

そのルートの最初は県道256号線で途中から国道456号線に変わる。どこに向かっているのかよくわからなかったものの、最終的に富津岬の近くにでた。何の変哲もない田舎道だったが、クルマがほとんど走っていないのに驚く。

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富津岬から先は県道90号線でコンビナートの横を走り国道16号線に出て、最後は袖ヶ浦インターからアクアラインへ。

ところで16号線を走っていると「アクアライン連結道路こっち」という標識があって、それに従って走ると袖ヶ浦インターに出る。でもアクアラインに一番近いインターは木更津金田インター。「アクアライン連結道路こっち」という標識があらわれる当たりから両方のインターへはほぼ等距離。袖ヶ浦から乗るのと木更津金田から乗るのでは料金が100円違う。なぜ木更津金田インターに誘導しないかなあ。100円騙し取られた!


超曇り空で最初はショゲていたけれど、クジャクを見たらなぜか元気が出てきて、久々にシーサイドも走れて、結果的には楽しいツーリングとなった。気温は出発時9.5度、館山では10度から11度。アクアラインのトンネルでは28度で冬はありがたい。このくらいの気温だとバイクウエアの防風性能に守られて直接的な寒さは感じない。でも身体がじんわり冷えてくるのがわかるのがバイク独特の感覚。この日に一番寒いと思ったのは北条海岸を散歩している時だった。

走行205キロ。年内にもう1回くらい乗れるかな。


おしまい

wassho at 07:52|PermalinkComments(0)   *ツーリング 

2013年12月11日

館山:城山公園

予定していた館山・洲崎の海岸巡りを中止して向かったのは、北条海岸からバイクでなら5分くらいのところにある城山公園。今まで訪れたことはないが、その存在は何となく昔から知っていた。
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道案内看板があったので迷うことなく城山公園到着。
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上の案内図の隣にあったのがこの看板。
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この公園は四季折々の花が咲くらしく見物客のための花案内。それは親切であるのだが、ちょっとよく見て欲しいのは皇帝ダリアの紹介。イラストの横に「ムラサキ」と書いてある。皇帝ダリアというのは淡い紫色の花を付ける。つまりこの案内は皇帝ダリアを黄色で描いてしまい、後で間違いに気がついて横にムラサキと書き加えたらしい。フツー描き直すやろ?



城が山にあるから城山公園である。
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残念ながら改修工事中の模様。もっともこの館山城は昔の城ではなく1982年(昭和57年)に建てられた鉄筋コンクリート製のレプリカ。ついでに書くと館山城がどんな城だったかの資料がないので、愛知県の犬山城をモデルに再現したというオチがついている。よっぽどお城を建てたかったのね。



城が建っている山頂は標高70メートル。3.5メートルで割れば20階建ての高さ。というわけでけっこうな上り坂。バイクの革ジャン・革パンは計ったことはないものの、転倒した時のためのプロテクターなどが着いているせいかかなり重い。最後は息が上がりかけたのは、そのせいにしておこう。
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登り坂の途中にあった山茶花(さざんか)。
この歌のせいもあって山茶花が咲いていると冬という感じがする。たまには焚き火でもしたいなあ。
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山頂に到着。
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改修中の館山城。
中は博物館になっている。300円取られるから入らなかった。
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サクラの説明だけれど、館山城の説明のかわりに。
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館山城は南総里見八犬伝のモデルになった里見一族のお城。城があったのは1580年から1614年。里見一族はいわゆる戦国大名の出身。ところで南総里見八犬伝は子供の頃に読んだはずでも、どんな話だったかさっぱり覚えていないや。


浅間神社。
神社といっても、この祠(ほこら)があるだけ。
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山頂の海側に面した展望台。
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館山の町並み。
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当然この城山公園も富士山の名所で、
晴れていればこの方向に富士山が見えたはず。残念無念
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写真で空き地のように見えているのは海上自衛隊の館山航空基地。飛行機ではなくヘリコプターの基地かと思う。基地の先にあるのが沖の島。バイクを買って間もない頃のツーリングで訪れたことがある。




ツワブキ。
公園内のあちこちで咲いていた。見ての通り菊の仲間。フキの一種でもあり、フキと同じように茎は食べられるらしい。
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山頂の広場で咲いていた赤と白がミックスの山茶花。
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山茶花だと思うが、ひょっとしたら椿かもしれない。ネットで画像検索すると赤と白のミックスは椿しか出てこないから。どちらもツバキ科でこの2つはよく似ている。雄しべ雌しべの広がり方が違うということであるが、ここの赤白はまだ花の中心が閉じたものばかりだったので判定できず。




山頂広場の片隅にこんな道案内を発見。
クジャクがいるらしい!
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ーーー続く

wassho at 07:15|PermalinkComments(0)   *ツーリング 

2013年12月08日

館山:北条海岸

館山までツーリングしてきた。
目的地に特に意味はない。そういえばしばらく千葉方面に行っていないな、海も見ていないなといったところ。三浦半島の東側から内房(房総半島の西側)までの東京湾に面しているエリアは、当たり前だけれど対岸が見える。それがどうにも「海は広いな大きいな」な気分を損ねる。

アクアラインで千葉に行くと外房(房総半島の東側)まではちょっと遠い。そこで房総半島の南端に突きだしている洲崎(すのさき)を少し南に回ったところまで行けば対岸のない海を眺められるだろうとの魂胆。
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往きはアクアラインで東京湾を渡り、館山自動車道道〜富津(ふっつ)館山道と高速を乗り継いで終点の富浦まで。この高速道路は君津というところから南は片側1車線となるのでカッタルイ。

富浦インターで降りて内房なぎさラインと呼ばれる県道250号を走る。館山湾に面したこのあたりは海水浴場がたくさんある。その中で一番大きい北条海岸でまずバイクを降りる。


はい、これが北条海岸。
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それがどうしたって?
うん、私もこんなはずじゃなかった。

天気予報では晴れ時々曇りだったのに、この日は超曇り。実はこの北条海岸は関東の富士見百景にも選ばれている場所。まあ自宅を出た時から曇りだったが、アクアラインを渡っている時、房総半島の南側は少し薄日が射していたから私が着く時には晴れているかもーーーと淡い期待も持っていたのだが。そんな期待も館山自動車道道〜富津(ふっつ)館山道を進んでいくうちにどんどんとしぼんでしまい、到着したらこんな景色だったという結末(涙)。


海と空の境もハッキリしない海を撮っても仕方ないので、
海岸の端っこまで行ってみる。
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隣の海岸との間に防波堤があった。
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注意したら先まで行っていいらしい(^^ゞ
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この手のものは先端まで行かないと気が済まないのはナゼなんだろう?
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岸のほうを振り返る。
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とりあえずBMW F800Rと曇りの北条海岸の記念撮影。
曇っているから対岸が見えなくてイイヤと強がり。
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予定ではこのまま内房なぎさラインを進んで洲崎へ行くつもりだったが、富士山も見えない曇天の海を見る気がなくなり予定変更。


ーーー続く

wassho at 23:10|PermalinkComments(0)   *ツーリング 

2013年12月05日

こんにちわ指導?

3つ前から6つ前のエントリーで書いた武蔵丘陵森林公園へ行った時のこと。

2度目のカエデ園も見終わって出口へ向かって歩いていると女子高生の集団とすれ違った。人数は30〜40名くらい。その日は日曜日だったが、制服姿だったから何となく課外活動っぽい感じだった。引率の教師がいたかどうかは見ていない。

彼女たちは横に2〜3人で長い列になって歩いていた。午後1時くらいで私が公園に来た時より多くの人がカエデ園を目指して歩いていた。別に彼女たちのことを意識していたわけではない。すれ違う多くの人たちの一部で、人というより風景みたいなもの。次のことがなければ、すれ違ったことさえ覚えていなかったはず。


すれ違った時、先頭の生徒が「こんにちわ」と私にいった。正確に言うと、その時は「こんにちわ」という声は聞こえたものの、それが私に向けていわれた挨拶だとは気付かなかった。だって見ず知らずの人だから。それに女子高生の集団に視線も向けていなかった。
あれっ?今「こんにちわ」という言葉が聞こえたぞと思った程度。

2〜3メートル後ろの2列目の生徒もすれ違う時に「こんにちわ」と私にいった。最初の「こんにちわ」で脳が「何だろう?」モードに入っていたせいか、今度は「こんにちわ」の「こ」で視線がその生徒に向いた。それでようやく彼女たちは私に挨拶をしているのだと事態が飲み込めた。

次々にすれ違う列ごとに「こんにちわ」と挨拶をされる。3列目からは私も「こんにちわ」と挨拶を返した。5列目くらいからは余裕も出てきて、飛びきりの笑顔で挨拶をした。おそらく何名かの女子高生は私に恋をしたに違いない(^^ゞ


でもあの「こんにちわ」は何だったんだろう。彼女たちはすれ違う人すべてに「こんにちわ」と挨拶するよう学校で指導されているのだろうか。あの公園ですれ違うのはかなりに人数になるはずであるが。それにあのときは集団だったが、一人で歩いている時もすれ違う人に挨拶するのかな。全員が「こんにちわ」といったわけじゃないが、半分近くの生徒が挨拶をしたと思う。最後のほうは挨拶を返すのが面倒だったのも正直なところ。

似たようなことは以前にもあった。どこかの海岸で部活の生徒がランニングしていたのだが、その生徒達もすれ違い際に「こんにちわ」と挨拶というより発声していた。生徒達はあまり広くない海岸を行ったり来たり往復してランニングしているから何度もすれ違ったが、その度に「こんにちわ」という掛け声が飛んできた。


挨拶することは悪いことじゃないとしても、見ず知らずというかまったく縁のない人とすれ違う時に挨拶するのは奇異な感じも受ける。昔、得意先だったある会社ではすれ違う人全員から挨拶を受けた。もちろんほとんどは私にとって見ず知らずの社員である。それはそういう社員教育だったのだが、面識はなくとも私は会社に来た社外の人=客人だから別におかしくも感じなかった。公園で遭遇した挨拶とは状況が違う。

でもまあ、ちょっと人数が多くて最後は面倒になってしまったが、彼女たちと「こんにちわ」「こんにちわ」と声を掛け合うのは楽しかったのも事実。コミュニケーションの基礎訓練、発声練習としてこれはこれでアリかなとも思える。引っ込み思案な生徒がいたら、それも治るかも知れない。私だって1人目に「こんにちわ」と挨拶を返す時はちょっと勇気がいった。その場では少し不思議な感じがしたけれど、若い生徒諸君の練習相手になるのもたまにはいいかな。

wassho at 22:11|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2013年12月04日

目の検査にご用心

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健康とカラ元気くらいしか取り柄がないのだけれど、周りの人にも勧められて先週、健康診断へ行ってきた。なんと15年ぶりである。

血を採ったり検便したりの結果はまだ出ていない。検査結果は送られてくるものだとばかり思っていたが、健康診断を受けた病院に行って説明を受ける必要があるとのこと。そんな仕組みだったっけ? あまりに昔のことでよく覚えていないや。

身体とは別に眼科検診も受けてきた。これは身体を診てもらった病院とは別の眼科医でおこなう。眼科に行くなんて15年ぶりどころか、小学校低学年の頃にモノモライができて以来の出来事!


最初にいくつかの機器を覗いて検査をした。七色の小さなバルーン(気球)のようなものが前後に動くのを見つめたり、何かを見つめていたらいきなり目に向けて風が吹き出してくるものだったり。その後は視力検査。これはやたら丁寧にレンズを何度も交換してやってくれた。その後にまた検査機器を覗いて、全部終了したら先生による診察。

問診をして、目を診られた後に「今から瞳孔を開く目薬を点眼します」といわれ、そして「今日はクルマで来られていますか?」と尋ねられる。この日は自転車に乗ってきた。その旨伝えると「4〜5時間は遠近感がなくなるので、できたら自転車も乗らずに押して帰ることをお勧めします」とのこと。

健康診断の案内はザッと読んだだけ。でも採血するから何も食べずに来るようにとは書いてあったが、目の検診でクルマに乗れないなどという注意事項はなかったと思う。もしクルマで来ていたらどうなっていたんだろう? もっとも、その時は瞳孔が開く?遠近感がなくなる? ナニソレ? 別に針に糸を通すわけじゃないから遠近感なんて関係ないよというような気持ちだった。


目薬を差す。10分ほど待合室で待ってくれといわれる。

1分経過ーーー特に変化なし。
3分経過ーーー気のせいか普段よりハッキリ見えるような。

7〜8分経過した頃、目が少し温かくなってきたような気がしてくる。そして視界が少しぼやけてくるのを感じる。待合室で私の向かいに座っていた人の顔が、さっきまでよく見えたのにボンヤリしてきた。

10分ほどしたら看護婦がやってきてペンライトで私の目を照らして瞳孔の開き度合いを確認。これって、ドラマで死んでいるかどうかを確かめるためにやっているのと同じ(^^ゞ どうも私の瞳孔は頑固で開き度合いが少なかったらしく、また目薬を差される。5分後に見に来ますと看護婦。

ますます視界がボンヤリしてくる。壁に大きなポスターが貼ってあってキレイな女性の顔がアップで大きく載っていたのだが、もはや顔らしきものにしか見えない。遠近感がなくなるというより視力が失われていく感覚。例えるなら普段の視力で見えている光景と、水の中で目を開いた時の光景の中間くらいの感じ。しかし極めて近いところ、例えば自分の身体は普段と同じように見える。遠くがボンヤリしているせいか、いつもよりクッキリ見える気もしないではない。遠くのものが見づらい時に眼を細めるが、瞳孔が開くとはその逆ということなのだろう。

看護婦がまた瞳孔を確認しに来て、合格だったらしく診察室に呼ばれる。目を上下左右に動かして観察された後、目の写真を撮る。先生がそれを確認した後、いろいろ説明してくれる。途中で先生から「目にホコリが写っているように見えることはありませんか?」と尋ねられる。年に何回か、ホコリというより「顕微鏡で見る透明のバイ菌」みたいなものが見えることがあるのを思い出し答える。ではもうひとつ検査ということで、ドロッとした液体が入った容器というかレンズみたいなものを目に押しつけられ、再び先生が観察。


結論を言うと特に異常なし。
透明のバイ菌が見えるのは右目に少しキズがあるらしい。でも視力に支障はないし、今後に病気へつながるようなものではないとのこと。白内障(病名くらいしか知らないのだが)の兆候はあるが、誰でも加齢に従って多少は出てくる範囲に収まっているという説明だった。ちなみに視力は右0.6と左0.4で1〜2年前にメガネを作った時よりよくなっているような?


視界はまだボンヤリしていたが、検診が終わる頃には、それにも慣れてきたので問題はないと思っていた。視力が0.1くらいだったら、こんな感じなのかなあと思ったり。ところが医院の外に出てビックリ。


     全然見えない!!!!


正確にいうと、こういうこと。
瞳孔が開く目薬によって、遠くのものがぼやけて見えるようになった。しかし医院の中では遠くのものといったって、それは部屋の壁止まりである。そして壁がぼやけて見えたところでたいして行動に影響はない。部屋の向こうの壁を気にして歩くわけじゃない。

それが外に出ると、ほとんどのものは部屋の壁よりさらに遠くにある。つまり医院の中は広さが限られているので、自分を中心に半径1メートルから壁で視界が遮られる5〜6メートル先までがよく見えない範囲のすべてだった。それが外に出てみれば半径1メートルから普段何気なく視界として意識している2〜300メートル先までもがよく見えなかったということ。建物の外に出ると見えない範囲が圧倒的に広がる。

これはけっこう衝撃的、そしてものすごく不安。空間認識というか自分がどこにいる、どういう状況にあるのかを知る情報が圧倒的に不足している感じ。先生に止められるまでもなくクルマの運転はしないだろうし、バイクなら怖くて乗れないと思う。当然、自転車は押して帰った。

この珍しい体験が文章で伝わったかどうかは自信がない。よかったら眼科医に行って「瞳孔が開く目薬を使う検査を受けたい」とお願いしてみて(^^ゞ それは冗談として、検診か何かで目の検査を受ける時は、そんな目薬を使うかどうかを確かめてから、クルマやバイクで行くかどうかを決めることをお勧めする。

wassho at 00:21|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2013年12月01日

チューリップ植えました

今年で4シーズン目になるチューリップの栽培。庭に植えたチューリップなら花が咲いた後、何もしなくても数シーズンは勝手に芽を出して花を咲かせるらしいが、プランターの場合は基本的に毎年球根を買って植えることになる。もっとも植える前の土いじりが好きでガーデニングをやっているようなものだから、まったく苦にはならないというか大好きな作業。

チューリップは10月から12月中頃までに植えるものとされていて、10月になると球根が売り出される。今までは近くのダイエーで球根を買っていたが、今年は11月の最初に売り場に行くと、もう欲しい色が売り切れていたりと品切れ気味。自宅の近くではダイエー以外に球根を売っているところはないので、今回は通販で球根を買うことにした。


通販の方が種類が多いし価格も安い。しかし1パック当たりの球根の数が多いのが難点。いろんな種類を揃えようとするとやたらたくさん買うハメに。あれこれ悩んで買ったのはこんな組み合わせ。


特大球 5色50球セット  920円
特大球 5色50球セット

赤・白・黄・桃・紫が各10球のセット。特大球とは球根の周りが12センチ以上ということらしい。ちなみに同じ5色50球セットで普通球は550円、11センチ以上の大球は770円だった。



普通球ジュエリーチューリップ 3種30球  560円
普通球ジュエリーチューリップ 3種30球

赤白2色咲・桃白2色咲・赤黄2色咲が各10球。どうせならこの2色咲きも特大球にしたかったのだが、特大球は5品種の50球セットしかなかったので諦める。



去年植えたのは70球。それで充分楽しめたし、どうせ春になればチューリップの名所に行くんだから、これくらいでいいかと思ったがーーー。球根屋のホームページを見ているうちについポチッと次のものも。


メルヘンチューリップセット 2種20球(各10球)  800円
カタログ写真を信じるならばパステルカラーの黄色とピンクである。
メルヘンチューリップセット 2種20球(各10球)



オレンジブレンド(無選別) 30球  900円
なんとなくオレンジ色もあったほうがいいかなと思って。
オレンジブレンド(無選別) 30球



え〜、というわけで合計130球!
金額は3180円プラス送料700円で合計3880円。
球根ひとつあたり約30円。4月まで芽が出た、伸びた、花が咲いたと5ヶ月楽しめるとして1ヶ月あたり776円。
まっ、いいか(^^ゞ


購入したのは国華園というところ。特に吟味したわけではなく検索で最初に出てきた2〜3軒から選んだ。
DSC03656

11月11日に楽天から注文。注文を受けたというメールが来るはずなのに来なかったから次の日に問い合わせ。それに対する返答メールはすぐに来たけれど、そこに注文は確かに受けたこと以外に、発送は11月下旬になると書かれていたのでちょっとビックリする。そのあと数時間して本来来るべき注文確定のメールが届いた。そこには発送時期が「通常、注文の7日〜10日後、場合によっては10日以上」と曖昧な表現。結局21日に出荷したとのメールがあって22日に届いた。通販は注文したら次の日には発送というのが当たり前になっているから、かなりのんびりしたペース。


箱の中には、こういう感じで球根が入っていた。
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130球植えました!
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昨シーズンまでのプランター4つでは足らず新たに2つ追加。

4つのプランターの土を全部取り出し、その一部に腐葉土、培養土、赤玉とを混ぜてパワーアップ。このマゼマゼしている時がなぜかやたら楽しい。底石を敷いた上に、そのパワーアップした土をプランターの1/3くらいまで入れる。去年と同じく「球根の肥料」というのをその上に薄く撒いて、その上に古い土と新しく買ってきた「園芸用の土」を半分ずつブレンドしたものをプランターの1/2くらいになるまで入れる。そして球根を並べたのが上の写真。

培養土というのは初めて買ったが、土に腐葉土と肥料その他を混ぜたもののよう。わりとフワッとしたいい感じの土だった。なお今回の土類を買ったのは肥料以外はすべて100円ショップ。ダイエーで買う半額くらいで済んだ。

もっとも球根というのは成長に必要な栄養分をすべて球根の中に持っているはずだから、本来はあまり土(の養分)に気を遣う必要はない。花が咲いた後の球根を肥らせるのに養分が必要になるが、プランターだとなぜか球根が育たないし。だから土のパワーアップはマゼマゼしたいがための趣味みたいなもの。でも今回は花の後によさそうな球根が残っていれば取っておこうかとも思っている。以前に前シーズンの球根を植えた時は小さな花しか付けなかったが。

球根は8球×2列で、その2列の間に5球か6球を置いてある。8球×2列は4球ずつ違う色を配置して色の組み合わせも考えるはずだったが、途中でどこに何色を置いたかわからなくなってしまった。まあ花が咲いた時のお楽しみ。

球根を配置した後は去年の土をプランター一杯まで被せる。一般に庭植えの場合は球根の上部から5〜10センチは土が被るように、プランターの場合は球根が土で隠れる程度に被せるべしといわれている。5〜10センチに土を被せるのが理想だがプランターは深さに限界があるので、被せる土より根が張るスペースを優先ということかと思う。でも球根の位置が浅いと土が茎を支えないと思うので、私は根のスペースを犠牲にしても3センチ程度は土を被せるようにしている。それも気休め程度の効果しかなく途中で倒れるチューリップが毎回できるが。


今のところベランダでの配置はこんな感じ。
では今年もチューリップ観察日記におつきあいを。
DSC03665



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備忘録

2013年04月21日:観察終了
2013年04月06日:チューリップは満開です
2013年03月24日:チューリップの色が変わった
2013年03月20日:3月なのに開花!
2013年02月24日:チューリップ日記1ヶ月間
2013年01月26日:チューリップ発芽
2012年11月25日:ひとつ穴のプランター


2012年シーズンまでのエントリーのまとめ

wassho at 22:19|PermalinkComments(0)   *チューリップ