2014年11月

2014年11月28日

奥多摩湖〜鶴峠

寝坊したりエンジンがかからなかったりで出発が遅れてしまい、
今回のツーリングで断念したのは

 川合玉堂美術館に行く。
 澤乃井ガーデン(小澤酒造)で日本酒を買う。
 オーロラ湖でオーロラを見る。

と、もうひとつは温泉に入ること。奥多摩エリアはポツンポツンと温泉があちこちにある。

ツーリングの途中に温泉に立ち寄るライダーは多いみたいだが、私は今までに経験がない。暑い時は下着が汗びっしょりだから着替えを持っていかなければならないし、寒い時は温泉に入った後にバイクに乗って湯冷めしないかと心配だったり。それに革ジャン革パンにブーツと重装備なバイクウエアを脱ぐのが億劫でもある。でも何事も経験が大事と今回はチャレンジするつもりだったのに残念。いずれまた機会があるだろう。

グーグルマップは久しぶりの航空写真。
奥多摩エリアが山深いところだというのが改めてよくわかる。
地図2


青梅街道(411号)で奥多摩湖を越えて帰ってくるルートは4つ。

 1 そのまま411号線で柳沢峠を越えて勝沼に降りる。
 2 柳沢峠を超えてから201号と218号線で甲斐大和に降りる。
 3 139号線で松姫峠を越えて大月に降りる。
 4 18号線で鶴峠を越えて上野原に降りる。

勝沼まで行くとかなり遠回りだから実質的には2〜4の選択肢である。2と3は以前に走ったから今回は鶴峠経由で帰ってきた。

オーロラ湖から奥多摩湖を目指して走る。パトカーやミニパト7〜8台とすれ違った。奥多摩湖周辺か走り屋のメッカ奥多摩周遊道路でネズミ取りをしていたのかもしれない。奥多摩湖に近づくとハイカーが多い。道路の隅を歩いているとはいえ歩道のない狭い場所だから結構気を遣う。青梅街道を西に進んで奥多摩湖に行くのは初めて。多摩川を堰き止めて奥多摩湖を造っている小河内(おごうち)ダムも初めて見た。

もう4時近くだったので奥多摩湖は湖畔沿いにある紅葉を眺めながら素通り。ところで奥多摩湖には湖を横切る大きな橋が3つある。この日はそのうち2つを渡ったが、湖面までかなりの高さがあるのに橋の上から釣り糸を垂れている人がたくさんいて驚いた。魚が食いついたらかなりリールを巻き上げなければいけないと思うけど。なお写真はWikipediaから拝借。
はし


上の写真の深山橋を渡って411号線から139号線にに乗り換え。そのまま進むと山梨県の小菅村にでる。奥多摩湖はバイクやクルマも多くて賑やかだが、小菅村方面は交通量が少なくてのどかな感じ。


紅葉のあるところでBMW F800Rを駐める。
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何となく頭上に視線を感じて目を上げると。
あまり人に見られる位置ではないので撮って欲しかったらしい(^^ゞ
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139号線は小菅村役場の前でUターンするように曲がり、そのまま進むと松姫峠。途中で鶴峠を越える県道18号線と分岐している。18号線はまあ普通の山道。一部を除けばクネクネもやや控えめ。柳沢峠や松姫峠と違って「ここが鶴峠」という標識がなかったので、どこが峠だったのかわからなかったのが残念。ふもとの上野原に降りるまでに日が完全に落ちるのは確実だったので少し焦ったが、暗くなったところでクルマ4〜5台の集団にあたったのでその後ろをついていく。運良く割と速いペースで走る集団だった。バイクのライトで真っ暗な山道を走るのはやはり心許ない。


午後7時半帰宅で走行220キロ(だったと思う)。出発が遅くなって焦り、御岳渓谷ではオーロラ湖にいつまで日差しが差し込んでいるかが気になり、鶴峠では日没が迫りと何となくせわしなかったツーリングだった。次回はのんびりツーリングにしよう。


おしまい

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2014年11月27日

白丸湖=エメラルド湖=オーロラ湖

御岳渓谷を後にして7〜8キロ先にあるオーロラ湖に向かう。オーロラ湖というのは愛称。一般的には白丸湖(しろまるこ)で行政的な名称を白丸調整池という。白丸というのはこのあたりの地名で、そこに造られた白丸ダムで多摩川が堰き止められてできたのが白丸湖。

このダムは東京都交通局によって建設された発電用のダム。ここで造られた電気で都営地下鉄でも走らせているのかと思いきや、そのまま電力事業者に売却しているとのこと。ちなみに現在の売却先はF-Powerという会社。電力会社というと東京電力などの地域名がついた9電力会社しか思い浮かばないが、小規模なものまで含めると150社くらいある。

話のそれついでに、なにゆえ交通局が発電事業? 調べてみると東京都交通局の前身は明治の頃の東京市電気局。もともと電気を扱っていた部署が電車なども管轄するようになり、やがて電気局から交通局に名前が変わったらしい。今の時代に東京都が電力事業を行う必然性はないが、役所の仕事は肥大して減ることはないから残っているのだろう。

話は戻って白丸湖。ここはエメラルド湖とかオーロラ湖などと呼ばれている。水深がかなりあるらしく、水が緑色に見えるのでエメラルド湖。その濃い色の湖面に周りの景色が写り込んで、色合いによってはオーロラのように見える時があるのでオーロラ湖ということみたい。

だからオーロラを見るには陽の光によって景色が湖面に映り込んでいなければいけない。日没は午後五時頃だとしても白丸湖は山深いところにある細長い渓谷。つまり山に遮られてかなり早い時間から日が差し込まなくなる。当初は昼過ぎにここに着く予定だったが、最初のエントリーに書いたようにいろいろあって出発が遅れた。御岳渓谷を出たのが既に3時前。要するに絶望的(^^ゞ

まっ、通り道だし、どんなところかだけは見ておこうかと思って。青梅街道は多摩川沿いに走っているから、当然白丸湖も道路沿いにある。ただし青梅街道は川よりかなり高い位置にある。地図で見ると白丸湖の湖岸に降りられそうなのは一番端にあるダムのところか、湖の真ん中あたりに架かっている橋のところ。両方で降りる時間はなかったので橋のところでオーロラ湖の見物をすることにした。




笑顔のおばさんの看板が目印になっている奥多摩町町営の無料駐車場がある。
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駐車場の隣に味噌屋があった。
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米味噌、麦味噌のノボリが見える。味噌の原料は大豆のイメージが強いが、実は大豆プラス米や麦で作った麹(こうじ:説明は長くなるので省略)の複合原料で、その重量割合は同量か、甘口になるほど麹が多くなる。

それで味噌の8割は米麹を使った米味噌。でも別に米を感じるわけじゃない。麦味噌もおそらく麦の味や香りはしないと思うが、米味噌との違いが気になるね。


橋の名前は数馬峡橋という名前。
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橋の上から上流側。ほとんど日陰状態だから水の色もさえない。よって写り込みもコントラスト低し。上流側は川底が見えていたから、それほど深くはなさそうだ。
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下流側。紅葉の季節だから当然落ち葉が川にも落ちる。それを風情があると感じるかゴミっぽいと思うかは微妙なところ。
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橋を渡ったところ。
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川沿いに遊歩道が設けられているのだが、
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橋のそばの遊歩道入り口は閉鎖されていた。
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少し上流側に歩くとこんな建物がある。
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名前を見るとあの笑顔のおばさんのお店だった。
看板のイメージとはずいぶん違う純和風な建物。
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杉の木を横目に眺めながら先に進む。
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こういう細い階段のある遊歩道に変わる。
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見おろすエメラルドはいい感じだけれど、
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遊歩道は上り下りを繰り返すだけで、いつまで経っても川辺に降りられそうにない。結局10分ほど歩いて引き返してきた。
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ここは御岳渓谷と同じくカヌーが盛んな場所でもあるから、川辺に降りる場所はあるはず。今度来る時は、どこからアプローチすればいいのか調べてからにしよう。


ーーー続く

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2014年11月26日

御岳渓谷 その2

御岳橋から左岸に降りて上流へ歩き、
杣(そま)の小橋を渡ると川縁の斜面に御岳苑地という公園がある。
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川沿いの遊歩道より御岳園地の方がきれいな紅葉が多かった。
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しばらくベンチに座って紅葉を楽しんだ後、再び行動開始。

ベストの色が赤いからレスキュー隊にも見えるが、これからラフティングボートに乗る人たち。初心者のグループのようでインストラクターが1人1人のライフジャケットを確認していた。
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今度は右岸を下流に歩いて行く。
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川の流れは写真で見るより激しくはないが川底はかなり浅そう。
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対岸の風景。はっきりいうと紅葉はそれほどたいしたことはないけれど、渓谷の景色はなかなか見飽きない。
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先日、どこの海に行っても釣り人はいると書いた。
川にもいた(^^ゞ
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右岸はこんな雰囲気のところが多い。
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御岳橋を下から。
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上流を振り返る。
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右岸を御岳橋から少し下がったところにあるのが、日本画の大家である川合玉堂の美術館。戦時中に青梅に疎開し、そのまま定住して晩年を過ごしたので郷土の画家として扱いを受けている。
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この玉堂美術館は訪れる予定だったのだが、今回はツーリングのスタートが遅くなってしまったので断念。


玉堂美術館の前にある大イチョウ。御岳渓谷の紅葉のシンボル的存在。
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やはり瓦とか白壁とか日本的な風景に紅葉はよく似合う。
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御岳橋の200メートルほど下流にあるのが御岳小橋。こちらは歩行者専用。
この橋で再び左岸に渡る。
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御岳小橋の上から。
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橋を渡ったところの紅葉もきれい。
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玉堂美術館の対岸より。イチョウの大きさがよくわかる。それにしても街中で見るイチョウとはずいぶん形が違う。好き放題にノビノビと育った感じ。
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御岳渓谷では赤いモミジ越しに玉堂美術館の黄色いイチョウを撮るのがお約束らしいのだが、なかなかサマになるアングルを見つけられず。
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こちらは紅葉ではなく右側の山に注目。
杉の木は山肌に対して直角に伸びて行くみたい。
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上流は右。カヤックは流れに逆らって上流に進もうとしている。
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昨日のエントリーで書いたマットを背負っている人。こんな人がたくさんいる。マットだからどこかに敷くのだろうけれど、カヤックに入れるには大きすぎるように思える。今のところ何に使うものか正体不明。
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再び川原に降りる。
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なぜか水しぶきが好き(^^ゞ
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奥多摩湖はドヨーンとした緑色をしていることが多く、あまり水がきれいな印象を持っていなかった。御岳渓谷に来てかなり印象が変わる。



左岸をさらに1キロほど下流に歩いて行くと青梅の地酒メーカー小澤酒造(お酒のブランドは澤乃井)がある。ちょっと洒落たガーデンがあり工場見学や利き酒もできる。ふだん日本酒はまったく飲まないが正月用の日本酒を買う予定だった。しかしこれも出発が遅く時間が足らなかったので断念。蔵元でお酒を買うということに何となく憧れていたのに。
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というわけで御岳渓谷での紅葉見物終了。
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滞在約1時間半で次の目的地に向かう。
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ーーー続く。


▢▢▢▢▢▢▢▢
2014.12.21追記
マットの正体がわかりました。
http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/53089875.html

wassho at 08:14|PermalinkComments(0)   *ツーリング | お花畑探訪

2014年11月23日

御岳渓谷〜オーロラ湖〜鶴峠

寒くなる前に山を走っておこうというツーリング。紅葉情報を調べると有名どころは終了間際なところがほとんど。でも奥多摩はまだ多少は楽しめそうだったのでそちらに行くことにした。メインは青梅街道沿いにある御岳(みたけ)渓谷とオーロラ湖。奥多摩湖方面は何度かツーリングしているが、鶴峠を通る山梨県道18号線はまだ走っていなかったので、帰りはそれで中央高速まで降りることにした。
地図1


日が落ちるのが早いので午前7時には出発するつもりだったのに寝坊。それでも9時過ぎには準備万端整ったが、今度はなんとバイクのエンジンがかからず(>_<) ディーラーが開くのは10時から。メカニックに来てもらって出発したのが10時半と遅くなってしまった。エンジンの話はまた別の機会に。

三連休なのでこの時間帯からだとどこも渋滞。中央自動車道はインターチェンジの手前から混んでいた。八王子ジャンクションで圏央道に乗り換え青梅インターで降りる。奥多摩へつながる青梅街道に向かう途中でJR青梅駅の駅前を通る。青梅駅の周辺は町おこしで古い映画の看板が街のあちこちに掲げられている。バイクで走っているとチラッと見られる程度だが、それなりに楽しめた。10日に亡くなった高倉健の看板は見なかったと思うが合掌気分で青梅を走る。

駅前を過ぎると青梅街道に入る。国道411号線の青梅街道は八王子から奥多摩を経て甲府まで延びている。奥多摩から帰る時に走ったことはあっても、往きに通るのは初めてのような気がする。いい道なんだがこの日はクルマが多くノロノロ運転。平行して奥多摩湖まで半分くらいの距離まで通じている吉野街道(都道45号線)を使ったほうがよかったかもしれない。


御岳渓谷到着。ここは45号線沿いにある青梅市市営の無料駐車場。バイク置き場にはクルマが駐まっていたので隅っこに駐める。
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45号線を歩いて御岳駅に向かう。数分の距離。
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多摩川をまたいで45号線と青梅街道をつないでいる御岳橋。ちなみに山梨と埼玉の県境あたりの山間部を源流とする、あちこちの流れがやがて一本にまとまったのが多摩川。それをダムで堰き止めてできたのが奥多摩湖。行政的には奥多摩湖より下流が多摩川となっている。
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御岳橋の上から上流方向。
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御岳駅は青梅街道沿いにある。ここを通っているのはJR青梅線。終点の奥多摩駅は奥多摩湖より数キロ手前にある。なぜ奥多摩湖まで伸ばさなかったのか不思議。
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川岸へ降りる入り口は御岳橋のたもとにあった。
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こんな小径を下る。
濡れた落ち葉があって滑りやすい。
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とりあえず紅葉を1枚。
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御岳はカヌーが盛んな渓谷でもあり、2008年には全日本選手権も開催された。サーフィンをする場所はポイントだが、カヌーの場合はフィールドと呼ぶらしい。
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スラロームの練習をする人。上からぶら下げられたスキーならポール(旗門)に相当するものはゲートという名前。
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写真に写っているのは川で使うリバーカヤックというカヌー。カヤックというのはカヌーの一種と何となく理解しているが詳しくは知らない。そもそもボートとカヌーは何が違うのだ? ということでいろいろ調べてみた。このページがわかりやすいかな。


カヌーのお店もあった。写真の左にあるマットを担いでいる人を多数見かけたが、何に使うものかよくわからず。
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紅葉のトンネルになっているところはそんなに多くない。
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奥多摩は杉の産地でもある。下枝が落とされてよく手入れされている。花粉症の人は春になったらこの付近に来ないほうがいいかも(^^ゞ
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駅から上流方向へ進んで、ようやく川原に降りてきた。川は上流から下流を見て左岸右岸の区別だから左岸を歩いてきたことになる。少し先に吊り橋が見える。
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川に近づいてみる。水はきれい。
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ラフティング(急流川下り)のボートが通る。
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ところで奥多摩湖は水道用の貯水池なので、水質保全のため泳ぐものボートを出すのも禁止されている。その下流でリバースポーツが盛んなのは何か矛盾しているような?


吊り橋は杣(そま)の小橋という名前。杣なんて漢字は知らなかったな。材木を切り出すための山を杣というらしい。木偏に山だから、そのまんまの意味ね。
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注意の仕方とか対処の方法を書いておいて欲しい。
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吊り橋から下流方向を眺める。
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上流方向。御岳渓谷(御嶽とも書く)は御岳駅を中心に4キロほどの遊歩道が整備されている。ここは上流側1キロくらいかな。まだ先に続いているがここで右岸に渡って下流方向に戻ることにする。
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ーーー続く

wassho at 23:45|PermalinkComments(0)   *ツーリング | お花畑探訪

2014年11月21日

椿ライン〜芦ノ湖

真鶴でアマルフィを探した後は湯河原方向へ向かう。135号線は伊豆に向かうクルマで混雑。途中で75号線に右折すると湯河原駅の前を通り、その先が湯河原のメインストリート。だんだんと坂を上がるにつれて旅館が建ち並んで温泉街の雰囲気になってくる。道路沿いに川も流れていていい感じ。しかし、かなり以前だが湯河原には3回くらい泊まりに来ているのに街並みに見覚えがなかった。きっと夜に着いて宴会して二日酔いで帰るというパターンばかりだったからだ。


湯河原から箱根に抜けるには75号線の先にある湯河原パークウエイという有料道路か、椿ラインと呼ばれる道路を使うことになる。椿ラインは75号線の延長なのだが、東京近郊では一二を争うクネクネ道である。走り屋飛ばし屋が多いことで有名で事故も多い。この日も椿ラインに入ってしばらくしたところで、クルマとバイクが絡む事故があったようで警察が現場検証していた。ライダーは現場をウロウロしていたから大きな事故ではなかったみたい。
地図3



ところでバイクでは海や峠道に行くことが多い。
それでこの3年半でわかったことは、

  どこのへんぴな海に行っても必ず釣り人がいる。
  どこの急峻な峠道に行っても必ず自転車でツーリングしている人がいる。

ということ。自転車で峠道を上りきる達成感は格別なんだろうけれど、私はちょっと無理かなあ。もちろん椿ラインにも自転車で上っている人はたくさんいた。意外だったのは歩いている人もチラホラいたこと。登山・ハイキング姿ではなく普通のスタイルの観光客。まさか箱根まで歩いて行くとは思えないから、どこを目指して歩いているのか気掛かり。


椿ラインを1/3位走ったところにある休憩所。海に浮かんでいるのは初島で、その向こうの山並みは川奈あたりだと思う。この日は湯河原から箱根へ、つまり上り方向に椿ラインを走ったから海はほとんど見えなかったが、下りなら景色のいい道路なのかも知れない。
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奥にある建物の1階はトイレだが、
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2階はベンチでもテーブルでもない謎の板が並ぶ不思議な構造。
しかも朽ち果て感あり。
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2階から見た休憩所。ライダー談笑中。
この休憩所はヘアピンカーブを曲がったところにあらわれてビックリした。
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しばらく休憩してから箱根に向かう。このあたりは温暖な気候の場所だし、椿ラインは基本的に南斜面だから、まだ落ち葉は思ったほど積もっていなかった。


椿ラインの終点は箱根ターンパイクの終点でもある大観山。この日はドライブインには向かわずに、そのまま芦ノ湖まで降りる。


途中の展望台で富士山の写真を撮っている人がたくさんいたので、
つられて立ち寄り。
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逆光でシルエットでしか見えないのだが、富士山の冠雪がなくなっていたような。展望台の前にある木は芦ノ湖を写すのに邪魔だから移動させて欲しいな。
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ところで椿ラインを走っている時もそうだったけれど、走っている向きによっては西日が眩しくて視界が遮られるというか失われる。クネクネ道をところどころ当てずっぽうで走らなければならないから気を遣う。ヘルメットに内蔵されているサンバイザーを降ろしても効果なし。この季節は午後3時を回ったら帰路についているべしということかな。



何度も見ている芦ノ湖であるが、せっかく箱根に来たのだから見物。
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バイクを停めたのは芦ノ湖東湖畔の遊覧船乗り場。
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箱根駅伝の往路ゴール地点といった方がわかりやすいかも。
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こんな駅伝ミュージアムがあるとは知らなかった。
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駒ヶ岳の南斜面。山頂にあるのはロープウエーの駅。
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ボート置き場。
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海賊船が戻ってきた。この船はカニ歩きのように横にも進める。目の前でUターンしてから平行移動するように接岸していた。
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芦ノ湖出発は午後4時くらい。帰りのルートは御殿場に降りて東名で帰るか、小田原に降りて小田原厚木道路&東名で帰るかをまず決めなければならない。御殿場経由は先日の山中湖紅葉ツーリングと同じになるから小田原に降りることにした。小田原に降りるには箱根新道と旧道がある。なぜか名称はどちらも国道1号線。遊覧船乗り場から新道方向はとても渋滞していたので、旧道方向に向けて出発した。

これが大失敗。スムースに走れたのは最初だけで小涌谷あたりで渋滞し始め、宮の下手前からはなんと停滞! ニッチもサッチも進まない。道も狭いしところどころに観光バスもいるからスリ抜けもままならない。諦めて停滞につきあうことに。生まれて初めてバイクに跨ってタバコを吸った(^^ゞ どこかで道路工事をしていたわけでもなく自然渋滞。結局、箱根湯本まで降りてくるのに1時間半ほどかかった。たぶん普段は30分かからないはず。箱根に着いた時は8度くらいあった気温も日が落ちてからは6度まで下がり寒かった。


思わぬ大渋滞で帰宅は午後8時半。走行245キロ。
海と山、快走路に停滞と変化に富んだ1日であった。


おしまい

wassho at 07:52|PermalinkComments(0)   *ツーリング 

2014年11月19日

アマルフィな真鶴?

アマルフィはイタリアにある海岸沿いの街。付近の海岸線は世界でもっとも素晴らしいといわれているらしい。しかしアマルフィの名前を有名にしたのはその街の美しさである。よく紹介されるのはこんな写真。

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2009年に織田裕二主演で「アマルフィ 女神の報酬」という映画が封切られて日本でもそこそこ知られるようになった。DVDを借りて観たが全編イタリアロケで、アマルフィー以外の場所のほうが多かったような記憶もあるが、それなりに楽しめる映画だった。それにサラ・ブライトマン自身が出演して唱うTime To Say Goodbyeが絶品。

※この動画は映画とは関係ない↓




2年ほど前に知り合いと話をしている時に、この映画のことだったかイタリアの話だったかは忘れたが、とにかくアマルフィのことが話題になった。その時「真鶴にアマルフィに似た景色があるという人がいるらしいんですよ、本当ですかね?」ということを聞いた。

もちろん本当だとは思わなかった。真鶴に行ったことがなくても、それくらいは常識というかそれ以前の問題として判断がつく。だからその話のことは気にも留めなかったし、すっかり忘れていた。


ところが先日、横須賀の燈明崎の海岸に行った時、青い海の対岸に白い建物が並んでいる風景がまるで南ヨーロッパみたいだと感じて、その時に真鶴アマルフィ説を思い出した。ひょっとしたら燈明崎程度くらいならアマルフィに似ている可能性もあるかも知れない。それを確かめに来たのが今回のツーリングである。


はい、これが神奈川県足柄下郡真鶴町のアマルフィ(^^ゞ
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まあ海があって街の背後が山ということなら共通点はあるかも知れない。でもその理屈なら、私も目と鼻と口があるからキムタクに似ていると主張できる。もうちょっと期待していたんだけどなあ。ただしアマルフィのことを抜きにすれば、何となく趣のある風景ではある。



写真を撮ったのは真鶴漁港。奥にある建物の1階は魚市場で、2階が真鶴町町営の魚座というレストランになっている。
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こんな雰囲気。お店の人は感じよかった。
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地魚4種類お刺身定食、1700円也。
まっ、見た目通りのお味だけれど、たいしておいしくなかった。
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食後のお散歩。
このヨットハーバーも町営。
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一番手前の船はそこそこ大きいのに、手こぎボートのようにガランドウ。
何に使う船だろう。
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アマルフィを背景に(^^ゞBMW F800R
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ちなみに「アマルフィ 女神の報酬」には「アンダルシア 女神の報復」という続編がある。これもDVDを借りた。なぜならその映画では織田裕二がF800Rに乗って犯人を追いかけると聞いたから。3秒くらいそんなシーンがあっただけだった(>_<)


ーーー続く

wassho at 22:37|PermalinkComments(0)   *ツーリング 

2014年11月18日

真鶴 三ツ石

740号線で真鶴に近づいても東海道本線に遮られて山側から半島の方に降りることはできない。真鶴駅を過ぎてしばらくしてからようやく線路をくぐる場所があった。そこから135号線に入って少し戻る形で真鶴の中心部を目指す。

たぶんここが真鶴のメインストリートかなという所を通り抜けると、半島北側の海岸に出る。漁港がありマリーナがあり、琴ヶ浜という岩場の海岸を通り抜ける。琴ヶ浜には数件の料理屋が並んでおり、お店の人が道路に出て通りがかるクルマに対して呼び込みをやっていた。

とりあえず先端まで行くことにする。少し山を上ってたどり着いたのがここ。ケープ真鶴というのが1階にある売店や食堂のある観光施設で、2階に貝類博物館。ついでに観光協会も入っているということらしい。
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建物の横にスクーターが駐まっていたので便乗する。駐車場はここから少し下ったところにある。夏以外は無料。
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ケープ真鶴の内部はこんな感じ。ケープとは岬という意味の英語。
貝類博物館には入らなかった。
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箱根を41の見所に分け、ここ三ツ石がその30番。
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ちなみにジオパークとはユネスコが直轄ではないが絡んだ活動で「地球科学的に見て重要な自然の遺産を含む、自然に親しむための公園」を認定する仕組み。地球科学とは地学と似たような意味。日本には認定されたエリアが36箇所あるとのことだが、あまり聞いたことがないなあ。おなじくユネスコがやっている世界遺産とはかなり知名度が違う。それにしても世の中にはいろいろな仕組みがあるものだ。




建物の横を岬の先へ進む。
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ここを降りたところが三ツ石海岸で名勝「三ツ石」がその先端にある。
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降りていく途中にある喫茶店。ビーチパラソルが水平線と重なって海に浮かぶピラミッドのような写真になった。
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喫茶店の場所が海抜54メートル。
普通のビル1階分はだいたい3.5メートル計算だから海岸まで15階分降りることになる。降りたら昇ってこなければならないーーー。
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こんな階段を降りていく。
往きはよいよい帰りは怖い(^^ゞ
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海岸到着。
大きな岩は2つしかないのに、これが三ツ石。
三ツ石の名前の由来はわからず。
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真鶴半島全体は伊豆半島から南東方向に突き出しているが、この先端部分だけはほぼ南向き。というわけで海を向いて右側は西日の逆光で海がギラギラ。
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左側は順光。
同じ景色なのに、写真では光りの当たり方でまったく違う場所に見える。
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左側の方へ探検してみる。
こういうのは溶岩が固まったものだと思う。ゴツゴツしていて歩きにくい。
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獣道を見つけたので、そちらを進む。
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対岸に見えるのは小田原あたり(のはず)。
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緊急事態発生! 
岩の上に立って船の写真とかを撮りながら移動していたら獣道を見失った(^^ゞ
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まあ岩の上を歩いても問題ないんだけれど、ちょっと焦る。山で道を見失って遭難ーーーというようなことを聞くたびに「どうしたら道なんて見失う?」と思っていたが意外と簡単に見失うものだと実感。しかもこんな見通しのいい場所なのに。


ほとんど岩場伝いに戻ってきて最後にようやく獣道を再発見。
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さていよいよ喫茶店のところまで15階分の上り。
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息絶え絶えでたどり着いた(>_<)
バイク用のブーツは少し重いし、バイク用革パンは膝にプロテクターが入っていて膝を曲げにくいので余計に疲れる。気温は15度くらいだが汗びっしょり。
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しかし、あまりの息の乱れ=身体のなまり具合。自分に腹が立ってきて、この先の5階分くらいの階段をダッシュで駆け上がった。もっとも最後の方はスローモーションのダッシュになったけど(^^ゞ



高い位置から見た三ツ石。
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左側の大きな島が50キロ先の伊豆大島、右側が12キロ先の熱海沖合に浮かぶ初島。
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写真右端が伊豆半島の天城山。
真ん中の丸いコブが大室山で左側の小さく丸いのが小室山。
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ーーーと案内プレートに書いてあった。
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名勝三ツ石は岬の先っちょなので左右に広い海が見渡せて開放感抜群な場所だった。でも足腰と心臓には負担がかかる。ところで私はこの三ツ石が見たくて真鶴に来たのではないのだ。


ーーー続く

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2014年11月15日

真鶴〜椿ライン

真鶴(まなづる)はあまりメジャーな場所とは言えないかも知れない。京都府の日本海側に舞鶴(まいづる)というところがあって、どっちがどっちだったか時々わからなくなる。

真鶴は伊豆半島東側の付け根にある。北側を小田原、南側に湯河原〜熱海というメジャーなエリアに挟まれていて埋没気味。伊豆半島の東海岸を走っているのは国道135号線で、伊豆の入り口にあたる真鶴は渋滞するので真鶴道路というバイパスの有料道路が設けられている。この真鶴道路は真鶴の中心部ではほとんどが地下トンネルで出入り口もないから「伊豆に行くのに真鶴道路はよく使うけれど真鶴は素通り」という人が多いと思う。

私の感覚では真鶴を超えたら伊豆が始まるといったところ。伊豆にはたくさん名所があるので今まで真鶴にはほとんど興味もなかったが、2年ほど前に真鶴に関してちょっと気になる噂を小耳に挟んだ。それを確かめようというのが今回のツーリング。その前後のプランとしては先日走った南足柄広域農道を逆方向に走って小田原に出て、135号線ではなく平行して延びている神奈川県道740号線で進む。真鶴の後は湯河原の椿ラインという有名なクネクネ道を登って箱根経由で帰るというメニューを組み立てた。
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午前9時半ごろ出発。天気は快晴だが気温は12.5度でちょっと寒い。東名を大井松田インターで降りて78号線。南足柄広域農道と交差しているところがすぐわかるか心配していたが、案ずるより産むが易しで意外と風景を覚えていた。全くの貸し切り状態でミカン畑を快走。農道が終わってからは南下して小田原城の西側にでる。中学生と高齢者の二団体がいてお城の周りは人が多かった。そのまま直進して国道1号線を横切ると道路は県道73号線から国道135号線に名前を変える。

しばらく進むと崖が海岸まで張り出した地形で海よりかなり高いところを走る。眼下に青い海が見渡せていい景色だが、135号線になったあたりからノロノロ運転が始まる。夏の土日なら午前6時頃から渋滞していることも多い。その渋滞を緩和するために真鶴道路とその先に熱海自動車道というバイパスを造って、135号線と道路をダブルにしてある。しかし、そちらもいつも同じくらい渋滞している。

海岸沿いにでてから数キロ走ると県道740号線が分岐して135号線と並行して走っている。こちらはだいたいすいているという話を聞いたのでトライ。実は5年ほど前までこの県道740号が国道135号だった。今の国道135号は真鶴道路の一部で有料道路だったが、有料部分が真鶴の中心部だけに縮小されたので、無料になった部分が135線になり、それまでの135号線が県道に格下げされたといういきさつ。クルマでよく伊豆へ行っていた頃もいつも真鶴道路を使っていたので、この県道740号=旧国道135号線は初めて通る。


135号線から740号線に入ると、今までのノロノロ運転は幻覚だったのかと思うくらいガラガラ。というか対向車もなく私しか走っていない。いずれ真鶴の先で135号線に合流する10キロほどのルートだが、伊豆に行く時は試してみる価値あり。それにこの道はとても楽しいクネクネ道でもある。


135号線から分岐して1キロほどのところにある
JR東海道本線の根府川(ねぶかわ)駅。
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別に用もないのにこの駅に立ち寄ったのは、この駅が無人駅ということに興味を持ったから。東京から17番目、小田原や熱海といった大きな駅もすぐそばなのに無人駅というのが不思議。しかも天下の東海道本線。
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改札から見たところ。レトロでいい雰囲気。ホームはこの下にある。
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駅内部(改札口の手前をなんというのだっけ?)は人がいないだけで、普通の田舎の駅と同じ。
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駅舎の中からBMW F800R。
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よく考えたら駅員もいないし自動改札でもないからホームまで降りればよかった。まあこれから東海岸沿いに伊豆に行く時は740号線を使うから、そのうち機会もあるでしょう。ちなみに駅にいる時に電車が来たが、当たり前ながら普通にJRで見る電車だったのでちょっとガッカリ。



話は戻って740号線。
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根府川駅から先は本当に素晴らしい道路だった。地図を見てもわかるように適度なクネクネ。山の中を走っていても、開けた斜面を通っているので日当たりも開放感もたっぷり。ところどころ海も見える。渋滞していないことしか期待していなかったので満足度100倍!


ーーー続く

wassho at 23:07|PermalinkComments(0)   *ツーリング 

2014年11月14日

ロボットと暮らす明るい未来?

先日、とあるセミナーに参加してきた。
プログラムのひとつにロボット関係の専門家の講演があった。

ロボットというとどんなものを想像するだろうか?
鉄腕アトムやホンダのアシモのような人型ロボットがまず思い浮かぶが、専門家によれば特に明確な定義はないらしい。とりあえずの定義としては、センサーがついていて、そこから得られた情報をコンピューターで処理して何らかの動作をするのがロボットらしい。もちろん外観がどんな形かは問われない。ずいぶん昔から工場ではいろんな産業用ロボットが活躍している。お掃除ロボットを標榜するルンバは場所を関知するセンサーがあり、自分でどう動くかを判断して掃除をするからまさにロボットである。最近の洗濯機は水の汚れを関知して、すすぎに使う水の量を調節したり位はするからロボットの端くれともいえなくない。

洗濯機とか掃除機とか炊飯器とか家電といわれるものができて生活は便利になった。それらは徐々にロボット化していく。クローゼットと一体になって洗濯物を畳んでしまってくれる洗濯機や、食材の発注や料理もしてくれる冷蔵庫もいずれあらわれるに違いない。人間のやることはどんどんなくなっていく。


話は変わるが、
何日か前に「英辞郎」という辞書というか英訳和訳の例文がたくさん載っているサイトが不調で、ほぼ丸1日アクセスできなかった。海外とのやりとりはメールでおこなうが、私の英語は「英辞郎」の例文をコピペして単語を入れ替えることで成り立っている。だから、まともなメールが書けずとても苦労した。ここ何年かの海外クライアントとのビジネス経験で多少は英語ができるようになったのではなく、英文の作り方を覚えただけなのだと実感。

インターネットの時代になってから、あらゆる情報を得られるようになった。だから記憶したり記録したりということをあまりしなくなっている。資料となる情報だけでなく答えも簡単に見つかるから、自分で考えなくてもいい場合も少なくない。英語だってまだコンピューター翻訳は実用的ではないが、あと10年もしたら英辞郎のお世話にならなくてもすむかも知れない。


どんどん身体を動かす必要がなくなり、
頭も使う必要がなくなったら
人類はどんな生活をするんだろうね?

wassho at 08:05|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2014年11月10日

バイクとピースサイン

ピース

私の第1期のバイク時代、つまり高校生だった1970年代中頃はバイクがすれ違う時にピースサインを交わす風習があった。もっともライダー同士のコミュニケーションとか連帯感などというような大げさな意識はまったくなし。誰に習ったわけでもなくバイクを見かけたらピースするのはごく当たり前の無意識に近い行為だったように思う(少なくとも私の場合)。ツーリング中に限ったことではなく街中でもピース。当時はたくさんいた暴走族ともピースしていたような気がする(^^ゞ

そんな風習がいつ頃から始まっていたのかは知らない。ちなみに当時はまだ写真を撮る時にピースサインをする習慣はなかったと思う。

大学生になってバイクに乗らなくなり、その後いつの頃かは思い出せないが「今はもうピースサインなんてしませんよ」と誰かに聞いた。80年代になってレーサーレプリカがブームになり、前傾がきついライディングフォームのバイクが多くなった。それで遠くから近づいて来るバイクを見つけにくくなってピースサインが廃れたという話も聞いた。その説が正しいかどうかはよくわからない。レーサーレプリカには跨ったこともないが、そんなに視界がきかないものなの?

※レーサーレブリカとはレース用のバイクを公道を走れるように改造して
 販売していたモデル。


バイクとはまったく無縁に35年間を過ごし、なぜか3年半ほど前に気まぐれでバイク第2期が始まった。乗り出してみてピースサインは誰もやっておらず、あれは70年代の流行だったんだなということが改めて実感できた。

ところがである。つい最近すれ違うバイクから何回かピースサインをもらったのである。可能性は2つ考えられる。

   ピースサインは細々と存続していて3年半に数回は遭遇する。
   たまたまそれが重なった。

   また流行り出している。復活させようと誰かが仕掛けている。

何となく後者のような気がする。3年に数回の確率のものが立て続けに起きるというのは考えづらい。流行や仕掛けについてもバイク雑誌とかは読まないので、あまり詳しくないのであるが。


そのピースサインをもらったのは、秩父にダリアを見に行った時と先日の道志みちである。でもピースサインの出し方が昔とちょっと違った。

秩父1台目
左手がわずかにハンドルから離れているだけ。突然のことだったので指がピースの形になっていたかどうかもわからず。当然、返答はしなかった。

秩父2台目
岸壁から去る船を見送るように大きく手というか腕を振っていた。腕の振りに気を取られて、またもや指の形がピースサインかは確認できず。というかあまりに大きなアクションだったので、この先のネズミ取りを教えてくれているのかと思った。その後は注意して走ったが取り締まりはなかったから、やっぱりあれは挨拶だったのかな。

秩父3台目
これは明らかにピースサインだった。しかし38年間のブランクは大きく、瞬時に身体が反応せずピースサインを返すことができなかった。申し訳ないm(_ _)m


道志みち1台目
秩父ほどではないが大きく腕を振っているバイクに遭遇。秩父での経験でピースサインのことは頭にあった。しかし、たまたま道志みちでよく取り締まりをしている場所の近くだったので、その警告だと思い左手で軽く敬礼風にありがとうの返事をする。でも取り締まりはなかったから、ピースサインではない腕を振る形の挨拶もあるのか?

道志みち2台目
明らかなピースサイン。ようやく身体も慣れてきて38年ぶりのピースサインを高々と満面の笑顔で返す。フルフェイス(のヘルメット)だから顔は見えないけれど(^^ゞ


手や腕を振っていたバイクについては何となく不思議。秩父も道志みちもバイクが多いところなのに、すれ違うバイクすべてにあんなに大きなアクションをしているのかな。ナゾ

ピースサインが復活し始めているのかどうかはよくわからない。秩父と道志みちの日に限っても、そんなことをする人は数からいえば圧倒的に少数派である。それに今は趣味でバイクに乗っているのは40歳代以上がほとんどのはずだが、そもそも40歳代なら昔のピースサイン時代を経験していない。

でも38年ぶりのピースサインの交換は楽しかった。自分から積極的にピースサインを出すのはまだ照れくさくてできないと思うが、返事はこれからしっかりするつもり。

しかしである。考えてみるとバイク=若者だった70年代に、ピースサインを出し合っていたのはほとんどがティーンエイジャー同士。惰性でやっていたとはいえ若々しくて爽やかなイメージがある。さて、いい歳こいてクタビレたオッサン同士が交わすピースサインはこれいかに。秩父の1台目は五十肩で腕が上がらなかったのかも(^^ゞ

wassho at 23:23|PermalinkComments(0)   *バイク関連 

2014年11月09日

山中湖の紅葉 番外編

11月3日文化の日バイクツーリングの続き。


当初の予定では山中湖で紅葉を見てから箱根のあるところへ行くつもりだった。旭日丘湖畔緑地公園を後にしたのが午後1時半頃。まだ時間的な余裕は充分ある。そのつもりで御殿場の方面に向かい、途中でラーメンを食べて2時半。すると何となく「今日はもういいかあ」という気になってきた。出かける時に「三連休最終日なので夕方から高速道路はかなり渋滞する」といっていたのが頭にあったのかも知れない。でもまだ2時半。すぐそばの御殿場インターから高速に乗って帰るだけではちょっともったいないような気もした。

iPhoneでグーグルマップを見てみると箱根に向かう道でまだ走っていない道路を発見。下の地図の401号線がそれで、御殿場から箱根へ続く箱根裏街道(国道138号)から別れて長尾峠まで登っている。そこから736号で乙女峠に向かって、138号で分岐点に戻れば15キロほどの周回コース。御殿場インターから往復で25キロくらいで腹ごなしにはちょうどいい距離。
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地図でもわかるようにかなりクネクネしている。401号の道幅はやや狭といったところだが、道路の両サイドに落ち葉がたくさん積もっていて、場所によってはバイクだと道路幅の7割くらいしか使えないので実質的には狭い。もう少し暖かいシーズン向けのルートかな。景色はまさに山の中を走る峠道でまったく冴えない。途中で「しるこや」というお店があって、その隣が展望台のようになっていた。そこがお店の敷地かどうかはわからないが、長尾峠に出るまで眺望が開けているのはたぶんそこしかない。今回はスルー。

長尾峠からまっすぐ進めば箱根スカイライン〜芦ノ湖スカイラインへと続いている。そちらには行かずに今回は736号線で乙女峠まで下る。ちなみに長尾峠は静岡と神奈川の県境なので401号は静岡県道、736号は神奈川県道である。国道138号線の乙女トンネルが完成する1964年(昭和39年)までは、401号&736号が国道138号線で、現在は旧138号線ということになる。

736号線は以前にも走ったが林道レベルの道幅。これが乙女トンネルができるまで箱根に行くメイン道路だったとは信じがたい。ただしこちらは南側に山がないのでところどころ芦ノ湖が見えて景色はいい。

左下の枝にピントが引っ張られたのかボヤーッとなってしまった芦ノ湖。
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少し道幅が広くなったところにバイクを停めた。標識のあるところの道幅がとても狭いのがわかってもらえると思う。
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正面から写真を撮るのは久しぶりかな。BMW F800Rはサイズの違うヘッドライトが個性的だったのに、もうすぐマイナーチェンジで1灯式のヘッドライトになるらしい。


138号線にでて御殿場インターに向かっている時に、401号線ですれ違ったバイクとまたすれ違った。この周回コースを何度も回っているのかな。落ち葉のないシーズンならそれもいいかもしれない。その後は御殿場からブォーンと東名に乗って午後5時半に帰宅。走行255キロだが、もう5時を回ると暗くなっている。そこそこの距離のツーリングに行けるのはあと数回だろうな。


おしまい

wassho at 00:29|PermalinkComments(0)   *ツーリング 

2014年11月07日

山中湖の紅葉 その2

「夕焼けの渚・紅葉まつり」の入り口から東へ歩いて行く。
赤、オレンジ、黄色、緑、そしてブルースカイ。


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公園の歩道はこんな感じ。
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公園の外側の様子。
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この道路は道志みちと同じ国道413号線で、山中湖南湖畔の東半分ではマリモ通りと呼ばれている。マリモとはあの緑の丸いヤツ。山中湖はマリモの生息南限エリアらしい。有名な阿寒湖のマリモのように丸々としたものではないようだ。どこかに見せてくれるところがあるのかな。


公園の西の端にある見晴台。
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見晴台の中から。
富士山の山頂にかかる雲は取れていた。でも左側の稜線が見えないのが残念。
冠雪はしているがまだ少なくて微妙な感じ。
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同じく見晴台の中から。
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見晴台から普通に富士山を撮った時に一緒に写る紅葉はもう枯れかけている。だから見晴台の横にあるこういうきれいな紅葉と一緒に富士山を撮りたくて、身体を乗り出してカメラを構えたりしてみるがうまくいかず。


そこで
見晴台から撮れぬなら、見晴台ごと撮ってしまえホトトギス!
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でも雲と冠雪の白色がかぶっているので、黙って見せたら富士山は気づかれないかも。





戻りは湖畔を歩くことにした。
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天高いが雲も多い空。
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まっ、見晴台に上がらなくても富士山は見えるわけで(^^ゞ
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遊覧船とヨット。
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湖畔から公園の紅葉を眺めるのもなかなかいい感じ。
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スワンボートと、
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本物のスワン。
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これはボート乗り場に飼われている白鳥のようで人が近づいても動じない。この隣で白鳥のエサも売られているから、もらえると思っているのだろう。写真に錦鯉が2匹写っているのがわかるかな。コイのエサも一緒に売っていた。



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というわけで念願かなって2年前のリベンジ達成。
でも満足度は70点くらい。

なぜかというと鮮やかな赤の紅葉がなかったから。写真だと真っ赤に見えているものもあるが、山中湖の赤はややくすみ気味あるいはダーク気味。私はまるで鮮血を吸ったような赤い紅葉が好み。そういう紅葉が好きな人はこのあたりなら河口湖に行ったほうがいい。

河口湖と較べて山中湖のいいところは、湖畔を歩けるのと、湖畔を歩きながら紅葉と富士山が見えるところ。それとこれは人気の差なんだろうけれど、山中湖の方が人が少なくて落ち着いた雰囲気。山中湖なら公園や湖畔の紅葉が見えるところでお弁当を広げることも可能。河口湖はお祭り並の人出だからそれは無理。

山中湖にはもうひとつ欠点があって、遠くからドーンドーンという音が聞こえてくる。これは自衛隊の演習場の大砲か何かの音。ずっと鳴り響いているわけじゃないが、砲撃訓練が始まると結構耳障り。この日は文化の日だったが訓練は祝日でもやるみたい。
演習場

実は富士山の東側裾野というのはほとんどが自衛隊の演習場。適当な地図が見あたらなかったので超オオザッパだが緑色が北冨士演習場、オレンジが東冨士演習場。山中湖で聞こえるのは北冨士演習場の砲撃音。これは富士山頂でも聞こえるらしい。演習場は必要だとしても、こんなものが隣にあってよく世界遺産に登録されたなとも思う。


ーーー続く

wassho at 07:36|PermalinkComments(0)   *ツーリング | お花畑探訪

2014年11月03日

山中湖の紅葉  夕焼けの渚・紅葉まつり

2年前「夕焼けの渚・紅葉まつり」というイベントの1週間後に訪れたら、紅葉した葉っぱが跡形もなく落ちてしまっていてガッカリだった山中湖。急遽予定を変更して河口湖で紅葉を堪能できたからよかったのだが、逃した魚は大きいというか山中湖の紅葉のことは気になっていた。文化の日の三連休はずっと雨の予報から日曜日には天候が持ちなおし、月曜日の文化の日は現地の天気予報が晴れとなったのでリベンジとばかりに出かけてきた。


今回は道志みち経由で山中湖へ向かった。中央自動車道と東名高速をつなぐ部分の圏央道(けんおうどう)が6月に全面開通したので、道志みちへのアクセスが便利になった。それまでは中央・東名のどちらの高速道路でも最寄りのインターから道志みちまで30キロ近くあって、またそれがよく渋滞するルート。今は中央道から圏央道に入り高尾山インターで降りれば15キロくらいで道志みちに入れるし、その15キロのうち半分ほどはちょっと楽しい道路なのである。

それは大垂水峠(おおたるみとうげ)。甲州街道・国道20号線の一部で高尾山の南側を横切っているクネクネした道路。全国あちこちには走り屋のメッカと呼ばれる峠がある。大垂水峠はその中でももっとも古くから有名だったんじゃないかな。なんといっても東京と神奈川の県境で都心から近い。大昔にクルマで何度か走ったことはあるが、バイクで行くのは初めてである。
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午前9時出発、気温は17.5度。革ジャンの下はトレーナー・シャツ・下着という服装で、山中湖が寒い場合に備えて極薄ダウンジャケットも持っていくことにする。連休最終日なので混雑を予想していたが環七通りはガラガラ。いつもは永福インターから首都高に乗って中央道の高井戸インターに入るのだが、甲州街道も空いていたので高井戸の先の調布インターまでそのまま走ることにした。ちなみに中央道の始点である高井戸インターは一般道から入れず首都高としか接続していない。つまり高井戸から中央道に乗るには必ず手前から首都高も利用しなければいけないというボッタクリ構造になっている。ナットクイカン!


八王子ジャンクションから圏央道をインターチェンジひとつ分だけ走って高尾山で降りる。インターの前の信号を渡ったらもう大垂水峠の入り口。こちらからは下りになる。最後に来てから25年は経っているはずなので、どんな道路か記憶もなく、したがって再訪の感激もなし。大垂水峠はかなりクネクネしているのでスピードを求めるなら相当チャレンジングな道路。まっ、私はそんなことしないが。

だたし路面状況はあまりよくないし、スピードを抑えさせるための幅広凹凸舗装がかなり長い区間に渡って施されている。それによる振動がとても不快。大垂水峠はクネクネだけを見ればいい道路だと思う。でも昭和の中頃から改装していないじゃないかと思えるラブホテルや廃屋みたいな建物があったりと、どうも寂れた田舎感が漂うエリアでもあった。


本日二品目の道志みちは、山中湖まで60キロほど続く長い山道というか山あいの谷道。一部を除いてそんなにクネクネはしていない。この季節は周りの山々のところどころが、黄土色や茶色のまだらになっていてなかなかいい景色。


山中湖まで半分より少し先にある道の駅に到着。ここはいつもバイクが多い。この日はクルマも多くて、駐車場入り待ちの渋滞が影響したのか、道の駅のかなり手前から30キロ程度で走るノロノロ運転になってしまった。
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売店は大賑わい。
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見慣れない野菜。ラベルには「ずいき」と書いてあった。調べてみると芋茎と書き、里芋やハスイモの茎(くき)らしい。ネットにはいろいろな調理方法が載っているが、今まで食べたことはないなあ。ハスイモも初耳で、これはイモの部分は食べられないからハスイモは必ずずいきということになる。
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スーパーなどでは見かけない形の大根。
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これは食べるのではなく生け花用。名前チェックは忘れた。
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こんなフラワーバスケットもあって、私が見ていたわずかの間に2つ売れていた。
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道の駅のすぐ裏を流れる道志川。遠くの山も半分くらい色づいている。
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写真に撮るとたいした紅葉ではないのだが間近で見ると結構いい雰囲気。
この日は雲が多いが空は青かった。
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遠くの赤い紅葉がきれいだったのに電線多すぎ!
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道の駅からしばらく走ると標高1100メートルくらいになる。気温計は12.5度を指していてちょっと寒い。駐車場から出るタイミングはバラバラだからか、道の駅手前の渋滞がウソのように快適走行。ただし道志みちは山中湖と接続するところの交差点で大渋滞することが多い。渋滞していたら道志みちから枝分かれしている地道の抜け道を探すつもりだったが、信号待ち2回くらいで割とスムースに山中湖到着。



北側の湖畔にある長池親水公園。山中湖に来た時はだいたい立ち寄る。
残念ながら富士山山頂には雲多し。
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先ほども書いたが雲は多くても空がきれいだった。
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生け垣のレッドオータム越しに対岸。
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※レッドオータム=赤い秋=紅葉のこと。
 イチョウなど黄色いのはイエローオータムと英語ではいう(みたい)。




グルッと反時計回りに走って南側湖畔の旭日丘湖畔緑地公園。「夕焼けの渚・紅葉まつり」が開かれている山中湖の紅葉名所。
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山中湖は湖畔沿いに無料駐車場が充実している。でもバイク用はないし、この日は紅葉見物客で混雑していたので隅っこの空き地に駐める。


湖畔沿いの細長い公園。紅葉まつりの入り口は少し先みたいだ。
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300メートルほど歩いてから後100メートルの看板。
駐める場所が手前過ぎた。
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入り口到着。
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案内板によると、ここから600メートル先に富士山展望の見晴台がある。
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ゲートをくぐって山中湖のモミジ狩りスタート。
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ーーー続く

wassho at 23:53|PermalinkComments(0)   *ツーリング | お花畑探訪