2015年08月
2015年08月29日
浅草サンバカーニバル
同級生や昔のサーフィン仲間とただ集まって飲むだけではなく、あまり経験していないことをするというイベントを不定期に開いている。今回は浅草サンバカーニバルを見に行ってきた。
浅草サンバカーニバルは毎年8月の最終土曜日。前々から行きたいと思っていたが予定が合わなかったり、うっかり忘れていたり、あまりの暑さにくじけたりーーー。ようやく念願かなっての初見物。
ところで東京はお盆休み明けから気温がずっと低い。この日も8月だというのに最高気温が20度を超えたか超えないかの肌寒さ。出かける気がなくなるほど暑いのも困るが、こんなに気温が低くてはサンバを見に行こうという盛り上がりに欠ける。しかも傘を差すほどではないが、ごくわずかな雨がときどき降っている。
事前に調べたところサンバカーニバルは
1)
午後1時から始まる。ただし最初はサンバではない地元パレードなどから。サンバチームのパレードは1時半から。
2)
まったく知らなかったが浅草サンバカーニバルは、サンバを踊りながらパレードするだけではなく、その内容を競い合うコトンテストである。今年の参加チームはS1リーグが9チーム、S2リーグが7チーム。S1やS2というのはサッカーのJ1とJ2みたいなものでS1が上位リーグ。毎年の審査結果でS1の最下位がS2に落ちて、S2のトップがS1に昇格する。
3)
パレードはS2〜S1の順番で、各リーグとも昨年の得点の低いチームから順にスタートする。つまり1年間の練習の成果を考慮しなければ、上手なチームほど出番は遅いことになる。
4)
浅草三社祭の人出は3日間で184万人なのに対して、サンバカーニバルは1日で50万人といわれている。人数的にはカーニバルのほうが少ないように思える。ただし三社祭は御輿が出るメインストリート以外に、浅草寺参りにも行くから人出が浅草エリア広くに分散する。それに対してサンバカーニバルはパレードのあるメインストリートに集中。しかも三社祭では歩行者天国になるメインストリートが、サンバカーニバルはそこをパレードするから歩けるのは歩道のみ。つまりサンバカーニバルはメチャクチャ混雑するということ。
気合いの入った人は朝から場所取りをしてパレードを待つみたい。もちろんそこまでの熱意はないので午後3時に新橋で集合して、カーニバルの後半狙いで見物することにした。新橋から浅草までは地下鉄で15分程度である。
実際には浅草の1つ手前の田原町(地図左下)の駅で降りた。どれだけ混雑しているかわからないが、ゴールからスタート地点に向けて行けるところまで進もうという作戦である。
国際通りから雷門通りに入ったところで最初のチームに遭遇。ここがゴール地点なので「お疲れ!イエーイ!」というような感じ。
女王様?がアサヒビールを持っている。これはコンテストに参加しているサンバチームではなくて、カーニバルに協賛しているアサヒビールのチームかも知れない。
道路の様子。
車道の一部までは出られる。この日は天気が怪しかったので例年より人出は少なかったと思われる。事前に調べたときは歩道をまともに歩けないという情報が多かったが、それほどでもなかった。
しばらく進んだところで陣取る。4〜5重くらいの人垣の後ろ。事前情報では「炎天下に耐えられずアーケードのある歩道側に移る人も多いので、粘っていれば最前列に出られるチャンスもある」ということだったが、本日は気温20度なのでそんなチャンスはなし。
アレッ、まだ1番目のチーム?もう3時半なのに(パレードは6時まで)と思ってしまったが、後で確認すると、これはS1リーグの最初のチームだった。
G.R.E.SというのはGremio Recreativo Escola de Samba(グレーミオ・ヘクレアーチヴォ・エスコーラ・ジ・サンバ)の略で、サンバ団体というような意味。半分くらいのサンバチームは頭にG.R.E.Sとついている。このSOL NASCENTE(ソウ・ナッセンチ)は「日出ずる国、日本」ということらしい。神戸から来ているチーム。
チームの旗を持っているのはポルタ・バンデイラ/PORTA BANDEIRAという役。ちなみに用語はこのSOL NASCENTEのホームページで調べた。ザッと読むとサンバパレードの構成がわかる。
私もクルマの上にいる男性のような体型を目指そう(^^ゞ
そしてクルマのサイドで踊っているのは、(全部のチームを見たわけじゃないが)今回のカーニバルでもっともお美しかったお二人\(^o^)/
打楽器隊はバテリアと呼ぶ。
これはちょっと盆踊り風?
やっぱりサンバといえば羽根のついたコスチュームでしょう!
ムチを持ったオネイサンも素敵だったけど(^^ゞ
2番目のチーム登場。
Bloco Arrastao(ブロコ・アハスタォン)。サンバはブラジル発祥だからチーム名もポルトガル語。
後ろに見えているパイプ椅子は6500円の有料席。事前に往復ハガキで申し込むという古風な方法で募集している。応募多数なら抽選らしいが、見たところ空席が1割弱程度あったように思う。じっくり見るなら、やはりここがベストポジション。
このチームはバナナがテーマだったみたい。
もちろんバナナ衣装だけじゃなくて、サンバなコスチュームのダンサーもいる。
各チームにはテーマがあって踊りにもストーリーがあるみたい。その内容がわかったほうが楽しめる。できれば沿道でパンフレットでも配ってくれればいいのだけれど、いまのところは公式ホームページに記載すらない。改善希望! ちなみに外国人見物客もけっこう見かけたが、公式ホームページが日本語だけなのも残念な感じ。
ーーー続く
浅草サンバカーニバルは毎年8月の最終土曜日。前々から行きたいと思っていたが予定が合わなかったり、うっかり忘れていたり、あまりの暑さにくじけたりーーー。ようやく念願かなっての初見物。
ところで東京はお盆休み明けから気温がずっと低い。この日も8月だというのに最高気温が20度を超えたか超えないかの肌寒さ。出かける気がなくなるほど暑いのも困るが、こんなに気温が低くてはサンバを見に行こうという盛り上がりに欠ける。しかも傘を差すほどではないが、ごくわずかな雨がときどき降っている。
事前に調べたところサンバカーニバルは
1)
午後1時から始まる。ただし最初はサンバではない地元パレードなどから。サンバチームのパレードは1時半から。
2)
まったく知らなかったが浅草サンバカーニバルは、サンバを踊りながらパレードするだけではなく、その内容を競い合うコトンテストである。今年の参加チームはS1リーグが9チーム、S2リーグが7チーム。S1やS2というのはサッカーのJ1とJ2みたいなものでS1が上位リーグ。毎年の審査結果でS1の最下位がS2に落ちて、S2のトップがS1に昇格する。
3)
パレードはS2〜S1の順番で、各リーグとも昨年の得点の低いチームから順にスタートする。つまり1年間の練習の成果を考慮しなければ、上手なチームほど出番は遅いことになる。
4)
浅草三社祭の人出は3日間で184万人なのに対して、サンバカーニバルは1日で50万人といわれている。人数的にはカーニバルのほうが少ないように思える。ただし三社祭は御輿が出るメインストリート以外に、浅草寺参りにも行くから人出が浅草エリア広くに分散する。それに対してサンバカーニバルはパレードのあるメインストリートに集中。しかも三社祭では歩行者天国になるメインストリートが、サンバカーニバルはそこをパレードするから歩けるのは歩道のみ。つまりサンバカーニバルはメチャクチャ混雑するということ。
気合いの入った人は朝から場所取りをしてパレードを待つみたい。もちろんそこまでの熱意はないので午後3時に新橋で集合して、カーニバルの後半狙いで見物することにした。新橋から浅草までは地下鉄で15分程度である。
実際には浅草の1つ手前の田原町(地図左下)の駅で降りた。どれだけ混雑しているかわからないが、ゴールからスタート地点に向けて行けるところまで進もうという作戦である。
国際通りから雷門通りに入ったところで最初のチームに遭遇。ここがゴール地点なので「お疲れ!イエーイ!」というような感じ。
女王様?がアサヒビールを持っている。これはコンテストに参加しているサンバチームではなくて、カーニバルに協賛しているアサヒビールのチームかも知れない。
道路の様子。
車道の一部までは出られる。この日は天気が怪しかったので例年より人出は少なかったと思われる。事前に調べたときは歩道をまともに歩けないという情報が多かったが、それほどでもなかった。
しばらく進んだところで陣取る。4〜5重くらいの人垣の後ろ。事前情報では「炎天下に耐えられずアーケードのある歩道側に移る人も多いので、粘っていれば最前列に出られるチャンスもある」ということだったが、本日は気温20度なのでそんなチャンスはなし。
アレッ、まだ1番目のチーム?もう3時半なのに(パレードは6時まで)と思ってしまったが、後で確認すると、これはS1リーグの最初のチームだった。
G.R.E.SというのはGremio Recreativo Escola de Samba(グレーミオ・ヘクレアーチヴォ・エスコーラ・ジ・サンバ)の略で、サンバ団体というような意味。半分くらいのサンバチームは頭にG.R.E.Sとついている。このSOL NASCENTE(ソウ・ナッセンチ)は「日出ずる国、日本」ということらしい。神戸から来ているチーム。
チームの旗を持っているのはポルタ・バンデイラ/PORTA BANDEIRAという役。ちなみに用語はこのSOL NASCENTEのホームページで調べた。ザッと読むとサンバパレードの構成がわかる。
私もクルマの上にいる男性のような体型を目指そう(^^ゞ
そしてクルマのサイドで踊っているのは、(全部のチームを見たわけじゃないが)今回のカーニバルでもっともお美しかったお二人\(^o^)/
打楽器隊はバテリアと呼ぶ。
これはちょっと盆踊り風?
やっぱりサンバといえば羽根のついたコスチュームでしょう!
ムチを持ったオネイサンも素敵だったけど(^^ゞ
2番目のチーム登場。
Bloco Arrastao(ブロコ・アハスタォン)。サンバはブラジル発祥だからチーム名もポルトガル語。
後ろに見えているパイプ椅子は6500円の有料席。事前に往復ハガキで申し込むという古風な方法で募集している。応募多数なら抽選らしいが、見たところ空席が1割弱程度あったように思う。じっくり見るなら、やはりここがベストポジション。
このチームはバナナがテーマだったみたい。
もちろんバナナ衣装だけじゃなくて、サンバなコスチュームのダンサーもいる。
各チームにはテーマがあって踊りにもストーリーがあるみたい。その内容がわかったほうが楽しめる。できれば沿道でパンフレットでも配ってくれればいいのだけれど、いまのところは公式ホームページに記載すらない。改善希望! ちなみに外国人見物客もけっこう見かけたが、公式ホームページが日本語だけなのも残念な感じ。
ーーー続く
2015年08月24日
スクラッピング法で歯磨き
先日、2回目の歯医者に行ってきた。
この日は歯茎の中の歯石を取るといわれていたので、どんなことをするのかと前日はあまり眠れないほど不安だった(^^ゞ しかし結論を言うと、今回も前回と同じような内容で、ビックリするようなことは何もなし。時々痛かったけれど、2回目で慣れてきたせいもあって気分的にはずいぶんと楽に終わった。具体的にどういうことをしたのかは分からないが、とりあえず歯石はめでたくすべて取れたらしい。
それで歯磨きの話。
1回目の治療以来、私は実に熱心に歯磨きをしている。時間は今までの3倍以上掛けているかもしれない。そのうちに飽きるかも知れないが、今のところはちょっとした趣味になっている。
私の世代は小学生の頃にローリング法という歯磨きを習った。そして何の疑いもなくローリング法をずっと続けていた。ローリング法なんて言葉も忘れていたが、歯磨きといえばそういうものだと思っていたし、歯ブラシを持つと手が勝手にローリング法で動いた。
ところが20年ほど前に親知らずの治療を受けた時に、ローリング法だと歯と歯茎の間の歯周ポケットを磨けないからダメですという指導を受ける。それで勧められたのが歯ブラシを歯周ポケットに向けて使うバス法。
私が子供の頃には歯周病とか歯周ポケットなんて話はあまり一般的ではなかったように記憶している。だからローリング法だったのかもしれない。そして新たに教えてもらったバス法は歯周ポケットから歯垢をを掻き出すという点で実に合理的だと思えた。それに手が勝手に動くほど慣れていたローリング法とはいえ、バス法を使い始めると歯ブラシを回転させるローリング法は面倒でもう戻れなくなった。
ーーーが、それがいけなかった。
バス法が悪いのではなく、中途半端に早合点した私のやり方が間違っていた。
●歯茎に歯ブラシを斜め上から当てている(だけな)ので、
歯の側面上部が磨けていない。※下の歯の場合
●必要以上に強い力で磨いているので歯茎を痛めている。
というのが歯医者の見立て。
歯茎が痛んでいる自覚は全くないが、私の歯茎は腫れているらしい。
今回教わったのはスクラッピング法。歯に対して歯ブラシを直角に当てる。基本的には横磨きだが、歯ブラシを大きく滑らさないで、小刻みに上下左右に動かして歯を一本一本磨く感じ。歯と歯の間にもブラシの先が入るようにするのが大切。
スクラッピング法だと歯周ポケットは磨けない気がするが、歯ブラシを歯に直角に当てても、ブラシの先端は曲がって歯周ポケットに入るという理屈。心配ならバス法を併用するのもいいかもしれない。
ブラッシング方法の図解はこちらで。
熱心に歯磨きをする様になったのは、実はスクラッピング方を教えてもらったからではなくて、「一度鏡を見ながら歯磨きして、すべての歯をきちんと磨いているか確認してください」というアドバイスがきっかけ。
鏡を見ながらやってみると、今までどれだけいい加減な歯磨きをしていたかを実感した。いわゆる四角い部屋を丸く掃くというやつ(>_<) それにバス法も20年ほどやっていたので、気がつくと歯ではなく歯茎を磨きにいってしまう。
というわけで、一度だけではなく毎回鏡を見ながら大きく口を開けて歯磨きしている次第。正しく歯磨きできているとは思うが、ヨダレが大量に口からこぼれるので、この姿は他人には見られたくないな。
また前歯と前歯の隙間は歯石を取った時にだいぶ落としてもらったとはいえ、たばこのヤニで黒ずんでいる。今までそこは見て見ぬ振りをしてきたが、こんな尖った歯ブラシを買ってきて磨くようになった。効果はまだわずかだが、1年位続けたらほとんど目立たなくなる手応えはあり。
正直にいうと歯ブラシを歯に直角に当てろとか、鏡を見ながら歯磨きしろといわれた時は面倒だなあと思っていた。でもやってみると意外に楽しい。できるだけ歯ブラシに力を入れないようにしているが、それでも以前よりはるかに口の中はスッキリする。自分の歯磨きは完璧だと自負できる人以外は、一度あれこれやってみたら再発見があると思う。
この日は歯茎の中の歯石を取るといわれていたので、どんなことをするのかと前日はあまり眠れないほど不安だった(^^ゞ しかし結論を言うと、今回も前回と同じような内容で、ビックリするようなことは何もなし。時々痛かったけれど、2回目で慣れてきたせいもあって気分的にはずいぶんと楽に終わった。具体的にどういうことをしたのかは分からないが、とりあえず歯石はめでたくすべて取れたらしい。
それで歯磨きの話。
1回目の治療以来、私は実に熱心に歯磨きをしている。時間は今までの3倍以上掛けているかもしれない。そのうちに飽きるかも知れないが、今のところはちょっとした趣味になっている。
私の世代は小学生の頃にローリング法という歯磨きを習った。そして何の疑いもなくローリング法をずっと続けていた。ローリング法なんて言葉も忘れていたが、歯磨きといえばそういうものだと思っていたし、歯ブラシを持つと手が勝手にローリング法で動いた。
ところが20年ほど前に親知らずの治療を受けた時に、ローリング法だと歯と歯茎の間の歯周ポケットを磨けないからダメですという指導を受ける。それで勧められたのが歯ブラシを歯周ポケットに向けて使うバス法。
私が子供の頃には歯周病とか歯周ポケットなんて話はあまり一般的ではなかったように記憶している。だからローリング法だったのかもしれない。そして新たに教えてもらったバス法は歯周ポケットから歯垢をを掻き出すという点で実に合理的だと思えた。それに手が勝手に動くほど慣れていたローリング法とはいえ、バス法を使い始めると歯ブラシを回転させるローリング法は面倒でもう戻れなくなった。
ーーーが、それがいけなかった。
バス法が悪いのではなく、中途半端に早合点した私のやり方が間違っていた。
●歯茎に歯ブラシを斜め上から当てている(だけな)ので、
歯の側面上部が磨けていない。※下の歯の場合
●必要以上に強い力で磨いているので歯茎を痛めている。
というのが歯医者の見立て。
歯茎が痛んでいる自覚は全くないが、私の歯茎は腫れているらしい。
今回教わったのはスクラッピング法。歯に対して歯ブラシを直角に当てる。基本的には横磨きだが、歯ブラシを大きく滑らさないで、小刻みに上下左右に動かして歯を一本一本磨く感じ。歯と歯の間にもブラシの先が入るようにするのが大切。
スクラッピング法だと歯周ポケットは磨けない気がするが、歯ブラシを歯に直角に当てても、ブラシの先端は曲がって歯周ポケットに入るという理屈。心配ならバス法を併用するのもいいかもしれない。
ブラッシング方法の図解はこちらで。
熱心に歯磨きをする様になったのは、実はスクラッピング方を教えてもらったからではなくて、「一度鏡を見ながら歯磨きして、すべての歯をきちんと磨いているか確認してください」というアドバイスがきっかけ。
鏡を見ながらやってみると、今までどれだけいい加減な歯磨きをしていたかを実感した。いわゆる四角い部屋を丸く掃くというやつ(>_<) それにバス法も20年ほどやっていたので、気がつくと歯ではなく歯茎を磨きにいってしまう。
というわけで、一度だけではなく毎回鏡を見ながら大きく口を開けて歯磨きしている次第。正しく歯磨きできているとは思うが、ヨダレが大量に口からこぼれるので、この姿は他人には見られたくないな。
また前歯と前歯の隙間は歯石を取った時にだいぶ落としてもらったとはいえ、たばこのヤニで黒ずんでいる。今までそこは見て見ぬ振りをしてきたが、こんな尖った歯ブラシを買ってきて磨くようになった。効果はまだわずかだが、1年位続けたらほとんど目立たなくなる手応えはあり。
正直にいうと歯ブラシを歯に直角に当てろとか、鏡を見ながら歯磨きしろといわれた時は面倒だなあと思っていた。でもやってみると意外に楽しい。できるだけ歯ブラシに力を入れないようにしているが、それでも以前よりはるかに口の中はスッキリする。自分の歯磨きは完璧だと自負できる人以外は、一度あれこれやってみたら再発見があると思う。
2015年08月16日
尚仁沢湧水(東荒川ダム親水公園)
尚仁沢湧水(東荒川ダム親水公園)
8月12日ツーリングの続き。
ハンターマウンテンでユリを見た後は、またもみじラインに戻る。南向きはほぼ下り。まったくの貸し切り状態なのでマイペースで走ることができた。ここはその名前の通り紅葉のときに一番混雑する道で全長28.5キロ。ビュースポットや道路沿いの滝もいくつかあるが、ハンターマウンテンから走り始めたばかりなので、停まる気が起きず本日はすべて素通り。
もみじラインが終わると竜王峡ラインという別の有料道路の入り口がある。正式名称である日塩有料道路は両者の総称であり、つまり2つの路線に分かれている。しかし竜王峡ラインはたった2.8キロ。もみじラインは塩原と竜王峡を結ぶ道路は他にないから意味があるが、竜王峡ラインには国道121号線が並行して走っている。2.8キロだとバイパスとしても短すぎる。何のために竜王峡ラインがあるのか、あるいはもみじラインと区切っているのかよくわからない。何か行政的なしがらみでそうなったのか。
さらに竜王峡ラインの1キロほど先には鬼怒川有料道路というわずか1.7キロの有料道路が待ち構えている。うっかり両方の有料道路を通ると、クルマなら150円+260円(短い鬼怒川有料道路のほうが高い)の410円がかかる。こういうせこい道路行政はそろそろやめて欲しいものである。
もみじラインを降りたら、国道121号線を1キロほど走って、次に県道63号線に入る。何となく予想はしていたけれど林道レベルというか県道ならぬ険道というべきか、かなりヘビーな道路。しかもクネクネの度合いが強いところほど道幅が狭いからやっかい。いくつかあるヘアピンカーブは、狭くてカーブがきつくて勾配が急と3拍子揃っている。救いは他にクルマが走っていないこと。尚仁沢湧水に着くまでの約13キロですれ違ったクルマは1台だけだった。
少し道幅の広くなったところでバイクを停める。
まさに山の中で、熊でも出てきそうである。
もみじライン〜63号線とクネクネを1時間弱走って尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)に到着。ここは環境省の名水100選に選ばれているだけでなく、いわゆる名水コンテストでも常にトップランクらしい。正確にいうと訪れたのは東荒川ダム親水公園。尚仁沢湧水はもっと山奥で湧いている泉で、その水がこの公園まで引かれている。
水場はこんな造り。
さっそく一杯。
冷たかった。水温は年間を通じて11度とのこと。飲んだ感じではかなりの軟水。とても口当たりがよいというか素直な味の水。よくいう水の甘さみたいなものはあまり感じなかった。
いろいろ注意書きが多いのは仕方がない。
こんな輩がいるから。
この東荒川ダム親水公園は、名前から想像してダムの付属事業として整備された公園かな。こんな山奥に公園を作る必然性は感じられない。水くみ場としての機能がなければ単なる税金の無駄遣い。
夏休みだというのに水くみ場以外には誰もいない。
芝生部分は草ぼうぼうで手入れがされていないみたい。
バードウォッチング用の壁。景色しか見えなかった(^^ゞ
公園はかなり広くて駐車場の奥にも広がっていた。
水が張られているのは子供が遊ぶ(ことになっている)ジャブジャブ池。
ちなみに東荒川というのは東京の荒川とは別の河川。
栃木県と茨城県を流れる那珂川(なかがわ)水系に属する川である。
公園を一歩きした後におかわり。
とても混雑する水場と聞いていたが、私が訪れたときは家族連れ2組と、大量のポリタンクを持ち込んでいるのが2組とまったくガラガラ。
東屋のようなところでじっくり味わう。ペットボトルの2〜3本ならバイクに積めるが、今回はその気はなく代わりにコップ持参。たぶん一期一会になるだろう尚仁沢湧水の名水をゆっくりと味わう。贅沢にも日本有数の名水で顔も洗った(^^ゞ
東荒川ダム親水公園より先の63号線は道幅もまともになり快適な田舎ロード。しかしこの付近が放射性指定廃棄物の処分場候補になっているらしく、それに反対するノボリが道路脇にずーっと、本当に延々にずーっと東北自動車道まで立てられている。これだけ見せつけられるとさすがに辟易してくる。
63号線を南下して街中に入ってくると、大谷石(おおやいし)の塀(へい)のある家が目につく。建て替える前まで実家の塀は大谷石だったので、大谷石には何となく愛着がある。中にはすべて大谷石でできた蔵のような建物もあって、そんなのは初めて見た。そういえば大谷石は栃木県が産地だったと思い出す。しかし何度が栃木県をバイクで走ったが、こんなに大谷石をたくさん見たのは初めて。日光あたりでは見た記憶がない。栃木県内でもエリアによって人気の差があるのかな。
東北自動車道には上河内のインターから入る。ここはスマートインターチェンジと呼ばれている出入り口。高速道路のサービスエリアとかパーキングエリアにETC専用の小さな(1車線の)出入り口を設けたもの。スマートインターチェンジから高速道路に入るのは初めて。普通のインターチェンジのETCレーンと違って、バーの前で一旦停止しなければならない。そしてバーが上がるまで数秒待たされる。ETC情報のやりとりは普通のインターと同じはずなのに何が違うのだろう。
帰りの東北自動車道は渋滞なくスムーズだった。気温は31〜32度。結局この日は山手トンネルを除いて一度も35度以上に上がることもなく、真夏のツーリングとしてはまずまず快適に走れた。首都高は川口線が渋滞していたが都内に入ると普通の混み具合。山手トンネルは避けて都心部を抜けて帰ってきた。
午後7時半帰宅。久々の12時間越え、そして久々の400キロ越えの走行417キロ。それなりに疲れたが、滝・ユリ・名水と変化に富んだ楽しい夏休みツーリングだった。
おしまい
8月12日ツーリングの続き。
ハンターマウンテンでユリを見た後は、またもみじラインに戻る。南向きはほぼ下り。まったくの貸し切り状態なのでマイペースで走ることができた。ここはその名前の通り紅葉のときに一番混雑する道で全長28.5キロ。ビュースポットや道路沿いの滝もいくつかあるが、ハンターマウンテンから走り始めたばかりなので、停まる気が起きず本日はすべて素通り。
もみじラインが終わると竜王峡ラインという別の有料道路の入り口がある。正式名称である日塩有料道路は両者の総称であり、つまり2つの路線に分かれている。しかし竜王峡ラインはたった2.8キロ。もみじラインは塩原と竜王峡を結ぶ道路は他にないから意味があるが、竜王峡ラインには国道121号線が並行して走っている。2.8キロだとバイパスとしても短すぎる。何のために竜王峡ラインがあるのか、あるいはもみじラインと区切っているのかよくわからない。何か行政的なしがらみでそうなったのか。
さらに竜王峡ラインの1キロほど先には鬼怒川有料道路というわずか1.7キロの有料道路が待ち構えている。うっかり両方の有料道路を通ると、クルマなら150円+260円(短い鬼怒川有料道路のほうが高い)の410円がかかる。こういうせこい道路行政はそろそろやめて欲しいものである。
もみじラインを降りたら、国道121号線を1キロほど走って、次に県道63号線に入る。何となく予想はしていたけれど林道レベルというか県道ならぬ険道というべきか、かなりヘビーな道路。しかもクネクネの度合いが強いところほど道幅が狭いからやっかい。いくつかあるヘアピンカーブは、狭くてカーブがきつくて勾配が急と3拍子揃っている。救いは他にクルマが走っていないこと。尚仁沢湧水に着くまでの約13キロですれ違ったクルマは1台だけだった。
少し道幅の広くなったところでバイクを停める。
まさに山の中で、熊でも出てきそうである。
もみじライン〜63号線とクネクネを1時間弱走って尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)に到着。ここは環境省の名水100選に選ばれているだけでなく、いわゆる名水コンテストでも常にトップランクらしい。正確にいうと訪れたのは東荒川ダム親水公園。尚仁沢湧水はもっと山奥で湧いている泉で、その水がこの公園まで引かれている。
水場はこんな造り。
さっそく一杯。
冷たかった。水温は年間を通じて11度とのこと。飲んだ感じではかなりの軟水。とても口当たりがよいというか素直な味の水。よくいう水の甘さみたいなものはあまり感じなかった。
いろいろ注意書きが多いのは仕方がない。
こんな輩がいるから。
この東荒川ダム親水公園は、名前から想像してダムの付属事業として整備された公園かな。こんな山奥に公園を作る必然性は感じられない。水くみ場としての機能がなければ単なる税金の無駄遣い。
夏休みだというのに水くみ場以外には誰もいない。
芝生部分は草ぼうぼうで手入れがされていないみたい。
バードウォッチング用の壁。景色しか見えなかった(^^ゞ
公園はかなり広くて駐車場の奥にも広がっていた。
水が張られているのは子供が遊ぶ(ことになっている)ジャブジャブ池。
ちなみに東荒川というのは東京の荒川とは別の河川。
栃木県と茨城県を流れる那珂川(なかがわ)水系に属する川である。
公園を一歩きした後におかわり。
とても混雑する水場と聞いていたが、私が訪れたときは家族連れ2組と、大量のポリタンクを持ち込んでいるのが2組とまったくガラガラ。
東屋のようなところでじっくり味わう。ペットボトルの2〜3本ならバイクに積めるが、今回はその気はなく代わりにコップ持参。たぶん一期一会になるだろう尚仁沢湧水の名水をゆっくりと味わう。贅沢にも日本有数の名水で顔も洗った(^^ゞ
東荒川ダム親水公園より先の63号線は道幅もまともになり快適な田舎ロード。しかしこの付近が放射性指定廃棄物の処分場候補になっているらしく、それに反対するノボリが道路脇にずーっと、本当に延々にずーっと東北自動車道まで立てられている。これだけ見せつけられるとさすがに辟易してくる。
63号線を南下して街中に入ってくると、大谷石(おおやいし)の塀(へい)のある家が目につく。建て替える前まで実家の塀は大谷石だったので、大谷石には何となく愛着がある。中にはすべて大谷石でできた蔵のような建物もあって、そんなのは初めて見た。そういえば大谷石は栃木県が産地だったと思い出す。しかし何度が栃木県をバイクで走ったが、こんなに大谷石をたくさん見たのは初めて。日光あたりでは見た記憶がない。栃木県内でもエリアによって人気の差があるのかな。
東北自動車道には上河内のインターから入る。ここはスマートインターチェンジと呼ばれている出入り口。高速道路のサービスエリアとかパーキングエリアにETC専用の小さな(1車線の)出入り口を設けたもの。スマートインターチェンジから高速道路に入るのは初めて。普通のインターチェンジのETCレーンと違って、バーの前で一旦停止しなければならない。そしてバーが上がるまで数秒待たされる。ETC情報のやりとりは普通のインターと同じはずなのに何が違うのだろう。
帰りの東北自動車道は渋滞なくスムーズだった。気温は31〜32度。結局この日は山手トンネルを除いて一度も35度以上に上がることもなく、真夏のツーリングとしてはまずまず快適に走れた。首都高は川口線が渋滞していたが都内に入ると普通の混み具合。山手トンネルは避けて都心部を抜けて帰ってきた。
午後7時半帰宅。久々の12時間越え、そして久々の400キロ越えの走行417キロ。それなりに疲れたが、滝・ユリ・名水と変化に富んだ楽しい夏休みツーリングだった。
おしまい
2015年08月15日
ハンターマウンテン ゆりパーク その2
ハンターマウンテンのユリは50種類400万本と言われている。本数でいえばたぶん日本で一番多い。ちなみに去年に訪れた富士見高原リゾートは50種類100万本。ただし富士見高原リゾートはユリ以外にも百日草とかケイトウとか他の花も咲いている。そしてこの2つが白樺のあるユリ園としては双璧。
いろいろなユリ。
品種名は表示されていなかった。
これ以外の種類もキレイに咲いていたが、写真がキレイに撮れなかったので(^^ゞ
どれもそれぞれ美しいけれど、最後に貼った濃いピンクに白い縁取りのあるユリが一番ゴージャスでよかったかな。また(クリックして)写真を拡大するとわかるように、花びらにトゲが生えているユリと生えていないユリがある。花びらにトゲがある花って他にあったっけ?
またチューリップやバラを見に行くと、チューリップやバラとは思えない変わった形をした品種がある。でも去年と今年に見た限りではユリにはそういうことはない。どれも常識的に思い浮かぶユリの形をしている。
色違いのツーショット。一本一本の植えられている間隔が広いので写真は撮りにくい。
白樺林を降りてきたところ。小さな展望台がある。
もちろん登ったが、
先ほどの写真を撮った場所が斜面の上にあたり、展望台と高さが変わらないので
見た感じが変わらず。
展望台から振り向いて白樺を見たほうがいい景色。
ここは密集してユリが植えられている。
駐車場で少し雨が降った後はやんでいたのだが、ここでまたパラッときてガスも立ちこめてきた。遠くに雷の音も聞こえ出す(>_<)
展望台の隣の屋根付きベンチに避難。
傘を差している人がいるが、あの傘は入り口で貸してくれる。傘とカメラを持つと不便なので私は借りなかった。幸いまた1分ほどで雨はやんだ。晴れ男伝説健在なり。もっとも曇り空だが。
ゲレンデに向かって下る道。
ここから先もずっとユリ畑が続く。
ここがゲレンデの上部で、この先がユリ平原という名前。
途中からは舗装道になる。
このあたりで日差しが戻ってきた。
振り返ったところ。
先に見える急斜面の奥が白樺林。急斜面を避けて左側から回り込んで降りてきて、このゲレンデがユリ平原ということになる。
ここから先は芝生だけのゲレンデ。開放感抜群のお散歩。
意味があるとは思えない道案内。
ちゃっかりユリの販売コーナーが出口になっている。
店長お勧めのカサブランカ。
2500円で売っていた時期があったかどうかは怪しいかも。
クルマなら買って帰りたい。
ロッジの食堂に入る。オフィスぽい殺風景な造りだった。
メニューも少ない。
とろっとハンタマ那須豚ロースカツ重にした。
まったく期待はしていなかったが、コロモがビックリするくらいサクサク。今まで食べたカツ類でNO.1かも。揚げたてではなく、既に揚げてあったものをご飯にのせているのは注文したカウンターで見えた。どうしたらこんなにサクサクになるのか不思議。味付けは天丼のタレのようなものをかけてある。那須豚は普通の豚肉だったがトータルでの満足度高し。コロモって大事なのね。
帰るときになって天候回復。でも園内では2分くらいしか雨に降られていないし、バイクで走っている時に降られるほうが困るから、いいタイミングでユリを見られたと思う。ユリの花にも雨露がついて艶っぽいし。
なぜかバギーの車種が変わっていた。
駐車場も入った時以外は雨が降らなかったようで、ヘルメットや革ジャンも問題なし。見ての通り地面もドライ。
この時点で午後3時前。約3時間のユリ見物だったことになる。
ーーー続く
いろいろなユリ。
品種名は表示されていなかった。
これ以外の種類もキレイに咲いていたが、写真がキレイに撮れなかったので(^^ゞ
どれもそれぞれ美しいけれど、最後に貼った濃いピンクに白い縁取りのあるユリが一番ゴージャスでよかったかな。また(クリックして)写真を拡大するとわかるように、花びらにトゲが生えているユリと生えていないユリがある。花びらにトゲがある花って他にあったっけ?
またチューリップやバラを見に行くと、チューリップやバラとは思えない変わった形をした品種がある。でも去年と今年に見た限りではユリにはそういうことはない。どれも常識的に思い浮かぶユリの形をしている。
色違いのツーショット。一本一本の植えられている間隔が広いので写真は撮りにくい。
白樺林を降りてきたところ。小さな展望台がある。
もちろん登ったが、
先ほどの写真を撮った場所が斜面の上にあたり、展望台と高さが変わらないので
見た感じが変わらず。
展望台から振り向いて白樺を見たほうがいい景色。
ここは密集してユリが植えられている。
駐車場で少し雨が降った後はやんでいたのだが、ここでまたパラッときてガスも立ちこめてきた。遠くに雷の音も聞こえ出す(>_<)
展望台の隣の屋根付きベンチに避難。
傘を差している人がいるが、あの傘は入り口で貸してくれる。傘とカメラを持つと不便なので私は借りなかった。幸いまた1分ほどで雨はやんだ。晴れ男伝説健在なり。もっとも曇り空だが。
ゲレンデに向かって下る道。
ここから先もずっとユリ畑が続く。
ここがゲレンデの上部で、この先がユリ平原という名前。
途中からは舗装道になる。
このあたりで日差しが戻ってきた。
振り返ったところ。
先に見える急斜面の奥が白樺林。急斜面を避けて左側から回り込んで降りてきて、このゲレンデがユリ平原ということになる。
ここから先は芝生だけのゲレンデ。開放感抜群のお散歩。
意味があるとは思えない道案内。
ちゃっかりユリの販売コーナーが出口になっている。
店長お勧めのカサブランカ。
2500円で売っていた時期があったかどうかは怪しいかも。
クルマなら買って帰りたい。
ロッジの食堂に入る。オフィスぽい殺風景な造りだった。
メニューも少ない。
とろっとハンタマ那須豚ロースカツ重にした。
まったく期待はしていなかったが、コロモがビックリするくらいサクサク。今まで食べたカツ類でNO.1かも。揚げたてではなく、既に揚げてあったものをご飯にのせているのは注文したカウンターで見えた。どうしたらこんなにサクサクになるのか不思議。味付けは天丼のタレのようなものをかけてある。那須豚は普通の豚肉だったがトータルでの満足度高し。コロモって大事なのね。
帰るときになって天候回復。でも園内では2分くらいしか雨に降られていないし、バイクで走っている時に降られるほうが困るから、いいタイミングでユリを見られたと思う。ユリの花にも雨露がついて艶っぽいし。
なぜかバギーの車種が変わっていた。
駐車場も入った時以外は雨が降らなかったようで、ヘルメットや革ジャンも問題なし。見ての通り地面もドライ。
この時点で午後3時前。約3時間のユリ見物だったことになる。
ーーー続く
2015年08月14日
ハンターマウンテン ゆりパーク
竜化の滝を後にして400号線を進む。対向車線のクルマは多いが、もみじラインに向かう方向はガラガラ。しばらくすると塩原の温泉街を通る。しかし夏休みだというのに人気も少なくクルマもほとんど走っておらず閑散とした雰囲気。このあたりの400号線は塩原バレーラインという名前をつけられているが、温泉街のあたりだけは400号線ではなくその脇道がバレーラインになっている。そちらなら賑やかだったかも知れない。もっとも400号線沿いにも大きなホテルは何軒かあったのだが。
もみじラインに入る。有料道路なのでゲートがあるがお金は後払い方式。つまり出口のゲートでお金を払う。ETCは使えない。ちなみにバイクは410円。
貸し切り状態のもみじラインをクネクネを楽しみながら走る。標高は1000mを超えているので気温も23度前後と低い。メッシュジャケットの下にはクールベストを着ているのでちょっと寒かった。途中に何軒かの温泉ホテルが並んでいる。奥塩原というエリアらしい。ところでハンターマウンテンもそうだが、有料道路の中にある施設で働く人も毎回通行料を払うのかな。
のんびりと走っていたら、緩いカーブで後ろからかっ飛ばしてきたバイクに抜かれた。そのライダーはほとんど膝スリ状態。あんなにバンクしている(傾いている)バイクを生で見たのは初めて。ここで抜くのってドウヨと思ったが、驚いたことにそのライダーは膝スリしながら左手を挙げて「抜かしてくれてありがとう」の挨拶をした!神業! 思わず「抜いてくれてありがとう」と心の中でつぶやいた(^^ゞ ※膝スリとは膝が地面に触れるまでバイクを傾けてコーナーを回ること。こんな感じ。
正午にハンターマウンテン到着。
バイクの駐車場は一番入り口に近い第1パーキングに設けられていてラッキー。クルマは第2から第3駐車場あたりまで埋まっていた。
もみじラインに入ったあたりから雲が濃くなり、駐車場で革ジャンやクールベストを脱いだりカバンを出したりしているうちに雨がぱらつき始めた。それで慌てて準備をしているとザッと本降りに。でも30秒も経たないうちに雨はやんだ。やっぱり山の天気は変わりやすい?ハンターマウンテンの標高は入り口で1178m、一番高いところで1638m。
エントランスホールではなくモール。
バギーで遊ぶこともできる。
チケット売り場。上りのリフト券込みで1600円。
雨が降っても払い戻しはできませんといわれる。払い戻せという奴がいるのか?
ホールではなくモールなので売店がメインの建物。
これはちょっと気を引かれたが何となくスルーしてしまった。
どんな味がするのか買っておけばよかったと今になって後悔している。
外に出てみると去年訪れた富士見高原リゾートとほとんど同じような構造。今のスキー場は皆こんな感じなのかな。もう長いことスキーには行っていない。
建物の横を抜けてリフト乗り場に向かう。
見上げるゲレンデはかなり広い。
ただし雲の厚さが気掛かり。
リフト乗り場。
ゲレンデを歩いてユリが咲いている上部エリアに行くこともできる。
この時点で雨は降っていなかったが、係員は椅子を拭く作業をしていた。
1年振りに乗るリフト。
リフトに乗ると写真業者が撮影してくるのがどこでもお約束。パラソルのあるところが撮影ポイント。私がリフトの手すりバーにカメラを置いて撮影していたからか「お写真は撮らなくてもいいですかね」と声をかけられた。満面の笑みの準備をしていたのに(^^ゞ
写真は出口近くに展示されている。1100円也。
リフトから眺めるゲレンデ。広々としていて気持ちがいい。
この景色を眺められただけでもここまで来た甲斐がある。
やがてユリの植えられたゾーンに入る。
リフトの真下にもユリが植えられている。
たくさんの花を真上から撮る機会は滅多にない。
リフト降り場到着。乗っていたのは7〜8分くらいだったかな。
案内図。
リフトを降りたところからは徒歩での登りになる。緩やかな勾配なのできつくはない。
ユリゾーンの入り口にいた馬。これに乗ってユリを見に行けるのではなく、柵で囲まれたエリアで乗馬体験ができるだけ。
何となくお疲れモードかも。
標高1300m。しかし樹齢60年というのは自慢するほどのことか?
いろいろと植えられているユリを横目に登っていくと白樺の林が見えてきた。
そしていよいよ白樺林に咲く色とりどりのユリ。
世の中にこんな美しい花畑の光景があるのかと思わせる。ユリの濃厚な香りも辺り一面に漂っており、何となく夢を見ているような気分にもなってくる。
白樺はそれだけでも美しい。
ユリだけでなくチューリップとかバラとか、色数の多い別の花と白樺の組み合わせも見てみたい。しかし、あまり詳しく調べたわけではないが、白樺と組み合わせるのはユリがお約束のようだ。白樺は標高が高くて気温の低い場所にあるから、そこで咲く花は限られているのかも知れない。
ーーー続く
もみじラインに入る。有料道路なのでゲートがあるがお金は後払い方式。つまり出口のゲートでお金を払う。ETCは使えない。ちなみにバイクは410円。
貸し切り状態のもみじラインをクネクネを楽しみながら走る。標高は1000mを超えているので気温も23度前後と低い。メッシュジャケットの下にはクールベストを着ているのでちょっと寒かった。途中に何軒かの温泉ホテルが並んでいる。奥塩原というエリアらしい。ところでハンターマウンテンもそうだが、有料道路の中にある施設で働く人も毎回通行料を払うのかな。
のんびりと走っていたら、緩いカーブで後ろからかっ飛ばしてきたバイクに抜かれた。そのライダーはほとんど膝スリ状態。あんなにバンクしている(傾いている)バイクを生で見たのは初めて。ここで抜くのってドウヨと思ったが、驚いたことにそのライダーは膝スリしながら左手を挙げて「抜かしてくれてありがとう」の挨拶をした!神業! 思わず「抜いてくれてありがとう」と心の中でつぶやいた(^^ゞ ※膝スリとは膝が地面に触れるまでバイクを傾けてコーナーを回ること。こんな感じ。
正午にハンターマウンテン到着。
バイクの駐車場は一番入り口に近い第1パーキングに設けられていてラッキー。クルマは第2から第3駐車場あたりまで埋まっていた。
もみじラインに入ったあたりから雲が濃くなり、駐車場で革ジャンやクールベストを脱いだりカバンを出したりしているうちに雨がぱらつき始めた。それで慌てて準備をしているとザッと本降りに。でも30秒も経たないうちに雨はやんだ。やっぱり山の天気は変わりやすい?ハンターマウンテンの標高は入り口で1178m、一番高いところで1638m。
エントランスホールではなくモール。
バギーで遊ぶこともできる。
チケット売り場。上りのリフト券込みで1600円。
雨が降っても払い戻しはできませんといわれる。払い戻せという奴がいるのか?
ホールではなくモールなので売店がメインの建物。
これはちょっと気を引かれたが何となくスルーしてしまった。
どんな味がするのか買っておけばよかったと今になって後悔している。
外に出てみると去年訪れた富士見高原リゾートとほとんど同じような構造。今のスキー場は皆こんな感じなのかな。もう長いことスキーには行っていない。
建物の横を抜けてリフト乗り場に向かう。
見上げるゲレンデはかなり広い。
ただし雲の厚さが気掛かり。
リフト乗り場。
ゲレンデを歩いてユリが咲いている上部エリアに行くこともできる。
この時点で雨は降っていなかったが、係員は椅子を拭く作業をしていた。
1年振りに乗るリフト。
リフトに乗ると写真業者が撮影してくるのがどこでもお約束。パラソルのあるところが撮影ポイント。私がリフトの手すりバーにカメラを置いて撮影していたからか「お写真は撮らなくてもいいですかね」と声をかけられた。満面の笑みの準備をしていたのに(^^ゞ
写真は出口近くに展示されている。1100円也。
リフトから眺めるゲレンデ。広々としていて気持ちがいい。
この景色を眺められただけでもここまで来た甲斐がある。
やがてユリの植えられたゾーンに入る。
リフトの真下にもユリが植えられている。
たくさんの花を真上から撮る機会は滅多にない。
リフト降り場到着。乗っていたのは7〜8分くらいだったかな。
案内図。
リフトを降りたところからは徒歩での登りになる。緩やかな勾配なのできつくはない。
ユリゾーンの入り口にいた馬。これに乗ってユリを見に行けるのではなく、柵で囲まれたエリアで乗馬体験ができるだけ。
何となくお疲れモードかも。
標高1300m。しかし樹齢60年というのは自慢するほどのことか?
いろいろと植えられているユリを横目に登っていくと白樺の林が見えてきた。
そしていよいよ白樺林に咲く色とりどりのユリ。
世の中にこんな美しい花畑の光景があるのかと思わせる。ユリの濃厚な香りも辺り一面に漂っており、何となく夢を見ているような気分にもなってくる。
白樺はそれだけでも美しい。
ユリだけでなくチューリップとかバラとか、色数の多い別の花と白樺の組み合わせも見てみたい。しかし、あまり詳しく調べたわけではないが、白樺と組み合わせるのはユリがお約束のようだ。白樺は標高が高くて気温の低い場所にあるから、そこで咲く花は限られているのかも知れない。
ーーー続く
2015年08月12日
竜化の滝にリベンジ
さて夏休み。
暑いし道路はどこも渋滞していても1日くらいはバイクに乗らないと。昨年、富士見高原リゾートで見た白樺林に咲くユリの風景が忘れがたく、今年もユリを見に行くことにした。ユリ園の規模が大きくて白樺もあるという条件で今回選んだのが、栃木県那須塩原にあるハンターマウンテンというところ。富士見高原リゾートと同じくスキー場の夏営業である。
ルートを確かめるために地図を見ていたら、2012年に訪れたのに立ち入り禁止で見られなかった竜化の滝が途中にあるので再訪問することに。ハンターマウンテンでユリを見た後は県道63号線沿いにある尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)で名水を飲んで帰ってきた。滝、ユリ、名水が今回のツーリングの3大テーマ。
相変わらず使い勝手の悪い新グーグルマップだが、できなくなったと思っていた地形図や航空写真図にルートを引くことができることを発見。新マップに変更された時からできたのか、最近改良されたのかはわからないが、以前と違ってわかりにくい場所に切り替えのメニューがある。
場所は遠いがルートはいたってシンプル。東北自動車道で西那須野塩原インターまで行き、国道400号線で西に進む。竜化の滝を訪れ、塩原の温泉街を抜けると日塩有料道路(通称:もみじライン、日塩は日光と塩原ね)に入る。もみじラインはバイクで走るにもいい道だが、ハンターマウンテンはもみじライン沿いにあるので通らざるを得ない。ハンターマウンテンを出た後はもみじラインを終点まで。次は国道121号線を少しだけ走って県道63号線で東へ。尚仁沢湧水の先あたりから63号線は南に進路を変え、そのまま走ると上河内インターに着く。観光地で道路標識も充実しているのでナビがなくても迷うことはない。
縮尺の大きな地図でハンターマウンテンの位置。
改めて眺めると、やっぱり遠い(^^ゞ
出発は午前7時。先週までの連日35度越えの猛暑日は治まり、夏休みシーズンの東京は33度くらいが最高気温。それで何となく涼しいと感じてしまうのが異常気象時代の対応力? この時点でバイクの気温計は29.5度だった。
首都高は山手トンネル経由のルートを選択。トンネル内が暑いから夏は避けるルートであるが、まだ朝早いので渋滞はないと踏んでの判断。入り口の電光掲示板が渋滞表示になっていたら違う路線にするつもりで向かう。無表示だったので山手トンネル突入。しかし入った瞬間に「暑っ」ではなく「熱っ!」と感じる。BMW F800Rの気温計は1分ごとの計測なので(たぶん)、まだ29.5度だったが尋常ではない熱気。アクアラインも暑いが、こんな入り口から温度が上がることはない。
それで次に気温計を見た時はなんと41.5度!!! ダチョウ倶楽部じゃないけれど「殺す気か!」である。事情をよく知らないライダーが渋滞時にこのトンネルに入ってしまったらかなり危険かもしれない。山手トンネルは全長18キロと長いので危険物積載車両は通行禁止になっている。温度と渋滞状況によってはバイクも進入禁止の措置が必要かとも思う。というか換気悪すぎやろ。
東北自動車道はスローダウンと渋滞の繰り返し。渋滞していた距離は全部で30キロ以上。まあ夏休みだから仕方ないかな。バイクは小回りが利くから(^^ゞそこそこのペースで走れるので助かる。ちなみに高速道路上は33度くらいだった。バイクはまともに走れている状態で30度だと結構涼しく35度以上になると地獄と、たった5度の気温差で大きく変わる。33度は何とか長距離をがんばれる温度。
西那須野塩原インターで降りる。ずいぶん長い名前で、高速道路の標示によると「西那須野・塩原」という地名の組み合わせのようである。那須と塩原はよく聞く地名だが、那須野というのは知らなかった。それでこの西那須野塩原インターで降りて400号線を走ると、いきなり牧場があったりして高原リゾート的な風景になる。もっともナビの標高表示は250mほどだったので高原ではない。気温は27度くらい。高速道路を降りて数分しか経っていないから、やっぱり高速道路というのは暑いのだと再確認。
前回に走ったときとは逆方向の景色を楽しみながら400号線を走る。
10時40分に竜化の滝に到着。
ここが滝に向かう正規の入り口だが、ここからの遊歩道は無駄にアップダウンを繰り返すだけなのは前回に学習済み。
という訳で400号線を歩く。交通量はそれなりに多い。
そしてこの場所から遊歩道に入る。
400号線の向こう側に流れている箒川(ほうきがわ)の川底が浅くなってできた布滝(ぬのたき)のまだ滝になっていない部分。もう少し下流に観瀑ポイントがあるが今回も訪れず。
抛雪の滝(ほうせつのたき)は滝口を眺めるだけなのも前回と同じ。後で気がついたが、この滝の滝壺は遊歩道に入った場所からそれほど離れていないから帰りに見てくればよかった。バイクで400号線を走っている時にそれらしきものには気がつかなかったが。
見覚えのある懐かしい道を進む。
橋を2つ渡って、
風挙の滝(ふうきょのたき)到着。駐車場からここまで10分くらい。
前回は通行止めになっていた竜化の滝への登り口。
風挙の滝のすぐ横を登っていく。
落石は注意しても避けるのは難しい(^^ゞ
前回は見られなかった風挙の滝の滝口。(滝が流れ落ちるところ・滝壺の反対語)
この先は台風か何かで遊歩道が崩れて通行止めになっていたのだから、かなり険しいルートだと想像していたが、まったく緩やかだった。
流れに敷かれているゴム管は水をどこかに送るもの。
水道になるのかな?
この階段を上ると、
こんな階段トンネルがあって、
その先がコンクリートで囲まれた観瀑台。屋根まであるのは落石対策と推察。
風挙の滝からは約5分。
念願かなって竜化の滝。
滝を評価するには「大きさ・迫力(含む水量)」と「佇まいや美しさ」の視点があると思う。竜化の滝はこの両者が高レベルでミックスされている。見ての通りの三段滝で一番上からの落差は60メートル。ちなみに風挙の滝は7メートル。
上段のアップ。
中断のアップ。
滝は文句なしに素晴らしかったが、観瀑台には言いたいことがある。屋根も壁もコンクリートなのに、なぜか床は地面のまま。それで周りの壁から滲み出してくるのか、入り込んでくる滝の飛沫はわずかだけれど、それでも四六時中だから溜まったのか、とにかく床には大きな水たまりができている。およそ1/5は長靴でも履いていないと立てない状態。そんなことは造るときに想像できたはず。それとできれば滝壺が見られる場所にも観瀑台を設置して欲しいな。
滝見物終了。
滝もよかったが森林浴効果も高い。
気温はたぶん25度以下。
好物の水しぶき撮影(^^ゞ
これは風挙の滝の上から。
幾何学模様の橋を渡って、
400号線に出て、
駐車場に戻る。
こんな看板があった。
箒川は見えるが川原に降りる道は見つけられず。
しばらく駐車場の片隅に座って休憩。
この時点では天気はそこそこよかったのだが。
ーーー続く
暑いし道路はどこも渋滞していても1日くらいはバイクに乗らないと。昨年、富士見高原リゾートで見た白樺林に咲くユリの風景が忘れがたく、今年もユリを見に行くことにした。ユリ園の規模が大きくて白樺もあるという条件で今回選んだのが、栃木県那須塩原にあるハンターマウンテンというところ。富士見高原リゾートと同じくスキー場の夏営業である。
ルートを確かめるために地図を見ていたら、2012年に訪れたのに立ち入り禁止で見られなかった竜化の滝が途中にあるので再訪問することに。ハンターマウンテンでユリを見た後は県道63号線沿いにある尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)で名水を飲んで帰ってきた。滝、ユリ、名水が今回のツーリングの3大テーマ。
相変わらず使い勝手の悪い新グーグルマップだが、できなくなったと思っていた地形図や航空写真図にルートを引くことができることを発見。新マップに変更された時からできたのか、最近改良されたのかはわからないが、以前と違ってわかりにくい場所に切り替えのメニューがある。
場所は遠いがルートはいたってシンプル。東北自動車道で西那須野塩原インターまで行き、国道400号線で西に進む。竜化の滝を訪れ、塩原の温泉街を抜けると日塩有料道路(通称:もみじライン、日塩は日光と塩原ね)に入る。もみじラインはバイクで走るにもいい道だが、ハンターマウンテンはもみじライン沿いにあるので通らざるを得ない。ハンターマウンテンを出た後はもみじラインを終点まで。次は国道121号線を少しだけ走って県道63号線で東へ。尚仁沢湧水の先あたりから63号線は南に進路を変え、そのまま走ると上河内インターに着く。観光地で道路標識も充実しているのでナビがなくても迷うことはない。
縮尺の大きな地図でハンターマウンテンの位置。
改めて眺めると、やっぱり遠い(^^ゞ
出発は午前7時。先週までの連日35度越えの猛暑日は治まり、夏休みシーズンの東京は33度くらいが最高気温。それで何となく涼しいと感じてしまうのが異常気象時代の対応力? この時点でバイクの気温計は29.5度だった。
首都高は山手トンネル経由のルートを選択。トンネル内が暑いから夏は避けるルートであるが、まだ朝早いので渋滞はないと踏んでの判断。入り口の電光掲示板が渋滞表示になっていたら違う路線にするつもりで向かう。無表示だったので山手トンネル突入。しかし入った瞬間に「暑っ」ではなく「熱っ!」と感じる。BMW F800Rの気温計は1分ごとの計測なので(たぶん)、まだ29.5度だったが尋常ではない熱気。アクアラインも暑いが、こんな入り口から温度が上がることはない。
それで次に気温計を見た時はなんと41.5度!!! ダチョウ倶楽部じゃないけれど「殺す気か!」である。事情をよく知らないライダーが渋滞時にこのトンネルに入ってしまったらかなり危険かもしれない。山手トンネルは全長18キロと長いので危険物積載車両は通行禁止になっている。温度と渋滞状況によってはバイクも進入禁止の措置が必要かとも思う。というか換気悪すぎやろ。
東北自動車道はスローダウンと渋滞の繰り返し。渋滞していた距離は全部で30キロ以上。まあ夏休みだから仕方ないかな。バイクは小回りが利くから(^^ゞそこそこのペースで走れるので助かる。ちなみに高速道路上は33度くらいだった。バイクはまともに走れている状態で30度だと結構涼しく35度以上になると地獄と、たった5度の気温差で大きく変わる。33度は何とか長距離をがんばれる温度。
西那須野塩原インターで降りる。ずいぶん長い名前で、高速道路の標示によると「西那須野・塩原」という地名の組み合わせのようである。那須と塩原はよく聞く地名だが、那須野というのは知らなかった。それでこの西那須野塩原インターで降りて400号線を走ると、いきなり牧場があったりして高原リゾート的な風景になる。もっともナビの標高表示は250mほどだったので高原ではない。気温は27度くらい。高速道路を降りて数分しか経っていないから、やっぱり高速道路というのは暑いのだと再確認。
前回に走ったときとは逆方向の景色を楽しみながら400号線を走る。
10時40分に竜化の滝に到着。
ここが滝に向かう正規の入り口だが、ここからの遊歩道は無駄にアップダウンを繰り返すだけなのは前回に学習済み。
という訳で400号線を歩く。交通量はそれなりに多い。
そしてこの場所から遊歩道に入る。
400号線の向こう側に流れている箒川(ほうきがわ)の川底が浅くなってできた布滝(ぬのたき)のまだ滝になっていない部分。もう少し下流に観瀑ポイントがあるが今回も訪れず。
抛雪の滝(ほうせつのたき)は滝口を眺めるだけなのも前回と同じ。後で気がついたが、この滝の滝壺は遊歩道に入った場所からそれほど離れていないから帰りに見てくればよかった。バイクで400号線を走っている時にそれらしきものには気がつかなかったが。
見覚えのある懐かしい道を進む。
橋を2つ渡って、
風挙の滝(ふうきょのたき)到着。駐車場からここまで10分くらい。
前回は通行止めになっていた竜化の滝への登り口。
風挙の滝のすぐ横を登っていく。
落石は注意しても避けるのは難しい(^^ゞ
前回は見られなかった風挙の滝の滝口。(滝が流れ落ちるところ・滝壺の反対語)
この先は台風か何かで遊歩道が崩れて通行止めになっていたのだから、かなり険しいルートだと想像していたが、まったく緩やかだった。
流れに敷かれているゴム管は水をどこかに送るもの。
水道になるのかな?
この階段を上ると、
こんな階段トンネルがあって、
その先がコンクリートで囲まれた観瀑台。屋根まであるのは落石対策と推察。
風挙の滝からは約5分。
念願かなって竜化の滝。
滝を評価するには「大きさ・迫力(含む水量)」と「佇まいや美しさ」の視点があると思う。竜化の滝はこの両者が高レベルでミックスされている。見ての通りの三段滝で一番上からの落差は60メートル。ちなみに風挙の滝は7メートル。
上段のアップ。
中断のアップ。
滝は文句なしに素晴らしかったが、観瀑台には言いたいことがある。屋根も壁もコンクリートなのに、なぜか床は地面のまま。それで周りの壁から滲み出してくるのか、入り込んでくる滝の飛沫はわずかだけれど、それでも四六時中だから溜まったのか、とにかく床には大きな水たまりができている。およそ1/5は長靴でも履いていないと立てない状態。そんなことは造るときに想像できたはず。それとできれば滝壺が見られる場所にも観瀑台を設置して欲しいな。
滝見物終了。
滝もよかったが森林浴効果も高い。
気温はたぶん25度以下。
好物の水しぶき撮影(^^ゞ
これは風挙の滝の上から。
幾何学模様の橋を渡って、
400号線に出て、
駐車場に戻る。
こんな看板があった。
箒川は見えるが川原に降りる道は見つけられず。
しばらく駐車場の片隅に座って休憩。
この時点では天気はそこそこよかったのだが。
ーーー続く
2015年08月06日
襟をきちんとアイロンできないクリーニング屋
最近クリーニング屋を変えた。
ワイシャツの襟をまともにアイロンできなくなったからである。
そのクリーニング屋を使い出したのは2〜3年前で、クリーニング24というチェーン店。それまで使っていた個人経営のクリーニング屋が閉店したのがきっかけ。店頭での受け渡し以外に、24時間利用できる受け渡し機があって重宝していた。機械を使って引き取ることは少なかったが、クリーニング屋の営業時間を気にしなくてもいいのは精神的に楽なものである。
その店はクレーム対策のためか「この汚れは落ちないかも知れない」などと、ことあるごとに言うのがウザかったが、そこで働いているパートのおばちゃん達はそれをいうのがマニュアルなんだろうとガマンしていた。仕上げについて不満を持ったことはなかった。というか、よく考えると今までクリーニングの仕上がり具合に気を払ったこともない。帝国ホテルのクリーニングは世界最高レベルで、各国のVIPにもファンが多いと昔からよく聞く。どんなすごいクリーニングか一度試したいと思っているのだが、未だ宿泊の機会に恵まれず(^^ゞ
それまで不満はなかったのだけれど、2ヶ月ほど前からワイシャツの襟の形がおかしくなった。上手く絵が描けないが、本来アイロンする位置より内側にプレスラインがずれて仕上げられている。
たまたまかなと思ったけが、それが2〜3回続いたので苦情を言ってみた。私が「襟のアイロンのかけ方がおかしい」と言ったからか、おばちゃん達は「アイロンではなくプレス機ですので」としきりに弁解していたが、とりあえずこの件を工場に伝えておくということになった。でも次に受け取ったワイシャツの襟はまた本来とは違う位置にプレスラインがついていた。
その次にワイシャツを出す時に「アイロンだろうがプレス機だろうが、襟のこんなところにラインが入ったものをクリーニングとは言わない」という趣旨を、彼女たちがコトの重要性を理解できる話術で伝えた(^^ゞ 戻ってきたワイシャツには、受付番号を書いた紙の番号札のところに、上のような襟のイラストに添えて「エリ注意」と書かれた紙のテープが一緒についていた。でも5枚のワイシャツのうち2枚は今までと変わらなかった。その次も同じだった。
単なる受け渡し係であるおばちゃん達に、これ以上は文句を言う気もなかった。という訳で別のクリーニング屋に変えたという次第。私がクリーニングに出しているのはごく普通のワイシャツで、それに今までは正しくアイロンできていた。プレス機がどんなものかは知らないが、たぶんワイシャツをセットする時に、襟を折るラインを正しい位置に持ってくる、ほんのひと手間を惜しんで、こういうことになるのだと思う。クリーニング工場の担当者が変わったのかも知れない。チェーン店といっても店舗数は7店である。
新しく利用し始めたクリーニング屋は個人経営のような店作りだったが、レシートを見るとクリーニング自体は別のチェーン店に委託しているようである。自分のお店でクリーニングをするところはもう少なくなっているのかも知れない。以前に使っていた個人経営店は夫婦でやっていたが高齢なので店を畳んだ。
新しいクリーニング屋では、今のところ襟のアイロンはまともに仕上がっている。このお店は年配のオッチャンがひとりで切り盛りしていて、訪れて2〜3回目で顔なじみになった時に、今までのいきさつを話した。驚いたことにオッチャンは「うちもそうですよ〜」と言った。ワイシャツ襟の苦情は今のところないらしいが、服の種類を問わずシワが寄っているとかプレスラインがおかしいというのはしょっちゅうらしい。それにクリーニング工場のレベルはだんだんと落ちているとのこと。
それにしてもワイシャツのアイロンひとつまともにできないなんて、日本のレベルも落ちたものである。とりあえずクリーニング難民にならないことを願うばかり。
ワイシャツの襟をまともにアイロンできなくなったからである。
そのクリーニング屋を使い出したのは2〜3年前で、クリーニング24というチェーン店。それまで使っていた個人経営のクリーニング屋が閉店したのがきっかけ。店頭での受け渡し以外に、24時間利用できる受け渡し機があって重宝していた。機械を使って引き取ることは少なかったが、クリーニング屋の営業時間を気にしなくてもいいのは精神的に楽なものである。
その店はクレーム対策のためか「この汚れは落ちないかも知れない」などと、ことあるごとに言うのがウザかったが、そこで働いているパートのおばちゃん達はそれをいうのがマニュアルなんだろうとガマンしていた。仕上げについて不満を持ったことはなかった。というか、よく考えると今までクリーニングの仕上がり具合に気を払ったこともない。帝国ホテルのクリーニングは世界最高レベルで、各国のVIPにもファンが多いと昔からよく聞く。どんなすごいクリーニングか一度試したいと思っているのだが、未だ宿泊の機会に恵まれず(^^ゞ
それまで不満はなかったのだけれど、2ヶ月ほど前からワイシャツの襟の形がおかしくなった。上手く絵が描けないが、本来アイロンする位置より内側にプレスラインがずれて仕上げられている。
たまたまかなと思ったけが、それが2〜3回続いたので苦情を言ってみた。私が「襟のアイロンのかけ方がおかしい」と言ったからか、おばちゃん達は「アイロンではなくプレス機ですので」としきりに弁解していたが、とりあえずこの件を工場に伝えておくということになった。でも次に受け取ったワイシャツの襟はまた本来とは違う位置にプレスラインがついていた。
その次にワイシャツを出す時に「アイロンだろうがプレス機だろうが、襟のこんなところにラインが入ったものをクリーニングとは言わない」という趣旨を、彼女たちがコトの重要性を理解できる話術で伝えた(^^ゞ 戻ってきたワイシャツには、受付番号を書いた紙の番号札のところに、上のような襟のイラストに添えて「エリ注意」と書かれた紙のテープが一緒についていた。でも5枚のワイシャツのうち2枚は今までと変わらなかった。その次も同じだった。
単なる受け渡し係であるおばちゃん達に、これ以上は文句を言う気もなかった。という訳で別のクリーニング屋に変えたという次第。私がクリーニングに出しているのはごく普通のワイシャツで、それに今までは正しくアイロンできていた。プレス機がどんなものかは知らないが、たぶんワイシャツをセットする時に、襟を折るラインを正しい位置に持ってくる、ほんのひと手間を惜しんで、こういうことになるのだと思う。クリーニング工場の担当者が変わったのかも知れない。チェーン店といっても店舗数は7店である。
新しく利用し始めたクリーニング屋は個人経営のような店作りだったが、レシートを見るとクリーニング自体は別のチェーン店に委託しているようである。自分のお店でクリーニングをするところはもう少なくなっているのかも知れない。以前に使っていた個人経営店は夫婦でやっていたが高齢なので店を畳んだ。
新しいクリーニング屋では、今のところ襟のアイロンはまともに仕上がっている。このお店は年配のオッチャンがひとりで切り盛りしていて、訪れて2〜3回目で顔なじみになった時に、今までのいきさつを話した。驚いたことにオッチャンは「うちもそうですよ〜」と言った。ワイシャツ襟の苦情は今のところないらしいが、服の種類を問わずシワが寄っているとかプレスラインがおかしいというのはしょっちゅうらしい。それにクリーニング工場のレベルはだんだんと落ちているとのこと。
それにしてもワイシャツのアイロンひとつまともにできないなんて、日本のレベルも落ちたものである。とりあえずクリーニング難民にならないことを願うばかり。
2015年08月01日
20年振りの歯医者
先週の火曜日、夕飯を食べていると舌先に何か固いものが。取り出してみると2〜3ミリ四方程度の歯のカケラのようなもの。虫歯の治療で削った歯の上に被せてあったものが取れたらしい。鏡で見てみると上の前歯の表側、歯茎に近いところにぽかりと穴が空いていた。
今から20年ほど前に親知らずを抜いた。私の親知らずは4本とも水平に生えているタチの悪いタイプ。それを抜くには歯茎を切開して、ノミと金槌で親知らずを砕いてーーーという今思い出しても身の毛もよだつ治療というか工事(>_<) そしてその後、他の虫歯の治療もしたのだが、前歯のことはすっかり忘れていた。まあ唇をめくらないと見えない場所だし。
親知らずを抜いたのは大学病院。診察券は見つかったが場所も遠いし、被せたものが取れた程度で大げさかなと思い、地元の歯医者に行くことにした。
水曜日の朝、ネットで地元の歯医者を調べる。口コミ情報みたいなものも調べたが、あまりたいした内容は載っていなかった。だからほとんど適当に第1候補と第2候補を選んだ。
第1候補に電話する。その日の午前中は無理と断られる。調べるまで知らなかったのだが歯医者はどこも木曜日が定休日。そして第1候補は金曜が臨時休業ということで最短でも土曜日になってしまう。という訳でまた電話しますと電話を切る。
第2候補も、その日の午前中は無理だったが、金曜日については先生に尋ねてみるという返事。1時間ほどしたら留守電に「金曜は無理だが、別の日はどうでしょう?」というメッセージが入っていた。それで土曜日はどうかと電話を入れると、土曜日も予約で一杯とのこと。最初からいつなら空いていると言ってくれればよいのに。
第2候補にまた電話しますと言って、再度、第1候補に電話すると土曜日の予約が取れた。電話の話し方自体は第1候補も第2候補も、同じようなレベルでまあまあ感じはよかった。
そして土曜日。
世の中のほとんどの人もそうだと思うが、私は歯医者が嫌いである。はっきり言って白バイやパトカーより嫌い、というより怖い(^^ゞ だからたまに歯が痛くなっても2〜3日すれば治ると無視を決め込み、歯医者に行くのは親知らず以来の20数年振りなのである。
問診票を書きレントゲンを撮って、この世でもっとも恐ろしい場所である歯医者の椅子に座る。生きた心地がしない(>_<) 個人病院で先生は1人。40代前半くらいかな。ザッと私が説明した後、ザッと口の中を見終わった先生は「歯石がひどいので、まずそれを取りましょう」という。それにイエスと答えはしなかったのだが、そういう治療をすることに。別に強引ではなく、さも当然というような流れにのることになった。
歯石を取るのは女性の歯科衛生士。椅子が倒され、口以外の顔にはタオルが掛けられた。今はそうするんだと浦島太郎。歯石は鉤針のようなで擦って取るものだと思っていたが、何かドリルのような回転音もする。ところどころ、あの脳天に響くような痛みと恐怖。だから歯医者はイヤなのよ(涙)
2回の休憩を挟んで合計20分くらいで本日の歯石取りを終える。その後ブラッシングの指導。その内容はかなり納得のいくものがあったので、また別の機会に書くかも知れない。そして、こう言われた。
あなたの歯石はひどくて、歯茎の中にまで溜まっている。
先ほどのブラッシングを2〜3週間ほど続けたら、
歯茎の状態が落ち着いてくるので、次回は歯茎の中の歯石を取る。
歯茎の状態が「落ち着く」とはどういうことか? 別に腫れてもいなければ痛くもないんだけど。それと歯茎の中の歯石を取るって、歯茎をめくるの?切り取るの? 質問しようかと思ったが怖くて聞けなかった(>_<)
説明が終わって終了となりそうだったので先生に「空いた穴は埋めないのか?」と尋ねると、しばらくそのままでも問題ないとの返事。他に虫歯があるかどうかも歯石を取ってみないと(歯が汚くて)よくわからないとのこと。この先生は、ちょっとした質問にも丁寧に答えるからまじめなんだろう。しかしホームページでは笑顔だけれど、話し方はちょっと無愛想。そしてまだ肝心の腕前はまだわからず。もっとも私にとって腕前とは治療が痛くないかどうかであるが。
今から2週間ちょっと、先ほど書いた正しい歯磨きに励むことになる。
それにしてもしばらくは歯医者通いで気の重い日々が続きそうである。
今から20年ほど前に親知らずを抜いた。私の親知らずは4本とも水平に生えているタチの悪いタイプ。それを抜くには歯茎を切開して、ノミと金槌で親知らずを砕いてーーーという今思い出しても身の毛もよだつ治療というか工事(>_<) そしてその後、他の虫歯の治療もしたのだが、前歯のことはすっかり忘れていた。まあ唇をめくらないと見えない場所だし。
親知らずを抜いたのは大学病院。診察券は見つかったが場所も遠いし、被せたものが取れた程度で大げさかなと思い、地元の歯医者に行くことにした。
水曜日の朝、ネットで地元の歯医者を調べる。口コミ情報みたいなものも調べたが、あまりたいした内容は載っていなかった。だからほとんど適当に第1候補と第2候補を選んだ。
第1候補に電話する。その日の午前中は無理と断られる。調べるまで知らなかったのだが歯医者はどこも木曜日が定休日。そして第1候補は金曜が臨時休業ということで最短でも土曜日になってしまう。という訳でまた電話しますと電話を切る。
第2候補も、その日の午前中は無理だったが、金曜日については先生に尋ねてみるという返事。1時間ほどしたら留守電に「金曜は無理だが、別の日はどうでしょう?」というメッセージが入っていた。それで土曜日はどうかと電話を入れると、土曜日も予約で一杯とのこと。最初からいつなら空いていると言ってくれればよいのに。
第2候補にまた電話しますと言って、再度、第1候補に電話すると土曜日の予約が取れた。電話の話し方自体は第1候補も第2候補も、同じようなレベルでまあまあ感じはよかった。
そして土曜日。
世の中のほとんどの人もそうだと思うが、私は歯医者が嫌いである。はっきり言って白バイやパトカーより嫌い、というより怖い(^^ゞ だからたまに歯が痛くなっても2〜3日すれば治ると無視を決め込み、歯医者に行くのは親知らず以来の20数年振りなのである。
問診票を書きレントゲンを撮って、この世でもっとも恐ろしい場所である歯医者の椅子に座る。生きた心地がしない(>_<) 個人病院で先生は1人。40代前半くらいかな。ザッと私が説明した後、ザッと口の中を見終わった先生は「歯石がひどいので、まずそれを取りましょう」という。それにイエスと答えはしなかったのだが、そういう治療をすることに。別に強引ではなく、さも当然というような流れにのることになった。
歯石を取るのは女性の歯科衛生士。椅子が倒され、口以外の顔にはタオルが掛けられた。今はそうするんだと浦島太郎。歯石は鉤針のようなで擦って取るものだと思っていたが、何かドリルのような回転音もする。ところどころ、あの脳天に響くような痛みと恐怖。だから歯医者はイヤなのよ(涙)
2回の休憩を挟んで合計20分くらいで本日の歯石取りを終える。その後ブラッシングの指導。その内容はかなり納得のいくものがあったので、また別の機会に書くかも知れない。そして、こう言われた。
あなたの歯石はひどくて、歯茎の中にまで溜まっている。
先ほどのブラッシングを2〜3週間ほど続けたら、
歯茎の状態が落ち着いてくるので、次回は歯茎の中の歯石を取る。
歯茎の状態が「落ち着く」とはどういうことか? 別に腫れてもいなければ痛くもないんだけど。それと歯茎の中の歯石を取るって、歯茎をめくるの?切り取るの? 質問しようかと思ったが怖くて聞けなかった(>_<)
説明が終わって終了となりそうだったので先生に「空いた穴は埋めないのか?」と尋ねると、しばらくそのままでも問題ないとの返事。他に虫歯があるかどうかも歯石を取ってみないと(歯が汚くて)よくわからないとのこと。この先生は、ちょっとした質問にも丁寧に答えるからまじめなんだろう。しかしホームページでは笑顔だけれど、話し方はちょっと無愛想。そしてまだ肝心の腕前はまだわからず。もっとも私にとって腕前とは治療が痛くないかどうかであるが。
今から2週間ちょっと、先ほど書いた正しい歯磨きに励むことになる。
それにしてもしばらくは歯医者通いで気の重い日々が続きそうである。