2016年03月

2016年03月31日

牡蠣小屋で送別会 その2

いよいよ牡蠣バーベキューで送別会宴会の開始。
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炭はテーブルに着いた時には既に熾(おこ)されていた。牡蠣を挟むトング、貝殻をこじ開けるナイフ、軍手、その他必要なもの一式はもちろんお店に用意されている。焼き方はテーブルにも解説書きががあるし、初めて来たといえば店員が丁寧に教えてくれる。最初に牡蠣の平たいほうを下側にして2分ほど焼き、ひっくり返してさらに2分。貝殻の口が開いたらOKといったところ。ときどき貝殻の一部が爆(は)ぜてパーンと大きな音がする。破片が飛んでくるということはないが、灰のようなものが空中に舞って頭に降りかかる。

とてもおいしかった。牡蠣の他はハマグリ、サザエ、海老、ウインナー、ハムステーキなどを焼いて食べる。昨日のエントリーに牡蠣小屋の様子を載せているが、その雰囲気もおいしさに一役買っているのはいうまでもない。海もすぐ隣で、最初は曇りだった空もだんだんと青くなり天気にも恵まれた。いくらでも食べ、いくらでも飲める気分。


お店のことをホームページで調べた時「船での来店も可能。船着き場あり」と書いてあった。可能だとしても「そんなヤツはいないだろう」と思っていたが、7〜8組いた客のうちなんと2組が船での来店。写真はクルーザーで帰っていく客。牡蠣小屋から階段を降りた下に駐められるようになっている。徒歩15秒、クルマの駐車場よりはるかに近い!
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貝殻付きの大きな牡蠣を見ていると生牡蠣でも食べたくなるが、ここで提供されるのは加熱用の牡蠣。ところで牡蠣には生食用と加熱用があって、その違いは鮮度だと思っている人が意外と多い。両者の違いは養殖する海域と、海から引き揚げた後の洗浄方法の違いであって鮮度はまったく関係ない。

大雑把にいうと養殖する海域の大腸菌その他の細菌の数で生食用か加熱用かの海域が決められる。もちろん生食用の海域のほうが大腸菌などは少ない。これだとやっぱり生食用の牡蠣のほうがいいような気がするが、問題はもうちょっと複雑。

一般に陸地に近いほうが大腸菌などは多く、沖合のほうが少ない。しかし陸地に近いほうが牡蠣の栄養分となるプランクトンなども多くいるから牡蠣の味はよくなる。またほとんどの生食用牡蠣は減菌処理が行われている。これは殺菌処理された海水を浄化槽で循環させ、その中に牡蠣を1日程度入れておく。牡蠣が水を吸う・吐き出すという生態を利用して、牡蠣の身の中にある細菌を外に出させるというもの。ただしその過程で牡蠣が痩せるし旨みも減ってしまう。加熱用牡蠣は調理の熱で細菌を殺すのが前提だから、普通に洗浄するだけで減菌処理はされない。

だから味の面では加熱用牡蠣のほうがおいしいことになる。生で食べられるもののほうが「いいもの」だと考えて、生食用を鍋や牡蠣フライにするというのはまったく無意味。でもスーパーでは生食用と加熱用が同じくらいの比率で売られている。生ガキを自宅でそんなに多くの人が食べているとは思えないから、生食用を「いいもの」と考えて買う人も多いような気がする。

ところで高級な生食用牡蠣というのは細菌がひじょうに少ない海域で養殖されたもの。ある基準値以下だと減菌処理なしでの出荷が認められているから身が痩せていない。でもそんな牡蠣はなかなか手に入らない。禁断の裏技は、先ほどの説明でわかったかも知れないが、加熱用の牡蠣を生で食べること(>_<) 体験談は聞いたことがあるが私は食べたことがないし、もちろんお勧めもしないけれど。



初めての牡蠣小屋体験は大変満足いくものだった。
食べ過ぎて、しばらくは牡蠣を見たくない(^^ゞ

もしここに行くなら1つだけアドバイス。お店にある調味料は醤油とポン酢だけ(タバスコもあったが、これは肉やチキンも売っているからそのためのものだと思う)。だから山ほど牡蠣を食べ続けると味がちょっと単調になる。レモン汁とかオリーブオイルやガーリックパウダー、保冷がちょっと面倒ではあるがバターなどを持っていくといい。材料や飲み物の持ち込みはお断りと書いているが、調味料なら大丈夫だと思う。なおこのお店は4月3日で今シーズンの営業は終了。


酔い覚ましに山下公園まで散歩。
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お約束の氷川丸。
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公園を挟んでホテル・ニューグランド本館。
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屋根にある看板の書体がクラシックでいい感じ。ただし玄関は同じくクラシックだが別の書体だし、印刷やウエッブ媒体ではまったく違う今風の書体である。あまり深く考えていないのかも。


ベンチで最後の歓談。
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集合と同じく元町・中華街駅まで戻って解散。よく食べよく飲み、そしてよく歩いた1日だった。グーグルマップでなぞってみると散歩距離は5キロくらい。

地図



おしまい

wassho at 08:49|PermalinkComments(0) イベント、旅行 

2016年03月27日

牡蠣小屋で送別会

大学同級生のM君が4月から転勤となるので送別会。彼が東京に来てから、たまに集まる時はただ飲むだけじゃなく、もう少しアクティブなことをしようとなり

   プロ野球
   競馬
   大江戸温泉
   マジックバー
   三社祭
   横濱ジャズフェスティバル
   浅草サンバカーニバル

など、いろいろと出かけたことはこのブログにも書いてきた。だから送別会もその趣旨でやりたかったが、ちょっと手頃なイベントが見つからず。でも普通の飲み会じゃつまらないので牡蠣(かき)小屋を選んだのが今回の企画。

牡蠣小屋というのは焼き牡蠣を出す飲食店である。牡蠣が採れる浜の小屋で牡蠣を焼いて食べていたのが原型だろうが、それがだんだんとお店となり東京にも増えてきた。小屋というのは昔の名残でそう呼ばれているだけの業態名で、渋谷ならパルコの中にもお店がある。

あちこちに牡蠣小屋はあるが、今回は横浜の新山下の埠頭にある「ひろしま元祖 ミルキー鉄男のかき小屋」を選んだ。海に面したお店で雰囲気も昔ながらの牡蠣小屋に近いので、バーベキュー的なイベント気分を味わえると考えての企画。


集合は最寄り駅である元町・中華街駅。牡蠣小屋とは逆方向になるが、せっかくなので中華街をブラッとしていくことにする。


中華街メインストリートの入口である東門。
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ご覧の通りの大賑わい。中華街って人気あるのね。
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小籠包のお店は店を取り囲むように行列ができていた。
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小籠包とか豚まんとかテイクアウトで食べられる点心のお店が流行っているみたい。
結構いいお値段。
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中華な雰囲気を眺めながら歩く。
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中華な商品にも興味があったが、この日は立ち寄らず。
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とにかくどこまで行っても人また人。
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これはメインストリートと交差する横丁みたいな通り。道幅が狭いのでさらに混雑。
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この門までがメインストリート。
今回は散歩だけで飲み食いはなし。
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中華街には何回か来ているが、最後に来たのは15年前くらいでとても久し振り。昼間に来たのは初めてで、こんなに混雑している印象は持っていなかった。自宅から電車1本で来られるから、そのうちじっくり探検&飲み食いしてみよう。




中華街見物を終えて牡蠣小屋に向かう。お店のある新山下は駅からかなり離れている上に、さらに中華街を西に抜けてからだと30分以上かかった。ただし高速道路沿いを歩いて行けばいいので方向を間違えることはない。
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霞橋。たまたま通りかかったところにあった。
オリジナルは1896年(明治29年)に隅田川に架けられた鉄道用の橋で、その後に横浜鶴見区の操車場に転用された。老朽化したので操車場の橋は架け替えられたが、歴史遺産ということで2013年にここに再転用されたもの。知らなきゃただの鉄骨にしか見えないが。
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霞橋が跨いでいるのは新山下運河。運河というと地面を掘って造るイメージ。しかし東京湾の運河のほとんどは埋め立て工事の際に、埋め立てずに海を残した場所である。
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途中で高速道路からは少し離れたが、再び高速道路沿いの道に出て、しばらく進むと牡蠣小屋の看板が見えてきた。
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ただし、この付近から道を歩いている人がやたら多くなる。看板のところを曲がった先が牡蠣小屋なのだが、何と長蛇の列!
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しかしこれは手前の横浜ベイホール(ライブハウス)に入る順番を待つ人だとわかってひと安心。ハロプロのJuice=Juiceというアイドルが握手会をしていたらしい。ワーワーと話をしながら歩いている我々とは対照的に、アイドル好きのオタク諸君は黙々と無言で歩き、そして静かに列に並んでいるのが、ちょっとウ〜ンな印象だった。

この新山下はバブルの時代に横浜ベイサイドクラブがあったところ。いわゆるウォーターフロントのディスコがもてはやされた頃で、東京・芝浦のゴールドと、ここ新山下のベイサイドクラブがツートップだったように思う。(ジュリアナはもう少し後にできた)。横浜だからベイサイドクラブにそんなに来たわけじゃないけれど、逆にそれはとことん遊ぶと決めた日だから何かといろいろ思い出がある。


横浜ベイホールの隣が正式名称「ひろしま元祖 ミルキー鉄男のかき小屋 by TYCOON」という長い名前の牡蠣小屋。
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TYCOON(タイクーン)というのはかなり昔=ベイサイドクラブの頃からあった大きなシーフードレストラン。そこが昨年閉店し「ミルキー鉄男のかき小屋」が、店舗の一部を借りているという形。

だからタイクーンの入口から入って元レストランだったところを抜けていく。この写真だけでもどれだけ大きなレストランだったかわかるはず。入口には誰もおらず、床に道順の矢印が張ってある。
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そしてガラッと雰囲気が変わって、
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テラスだったようなところにテントを張って蠣小屋にしつらえてある。埠頭の縁にあるテラスなのでまさに海の真横。別にわざわざビールケースを椅子にすることはないと思うが、これも牡蠣小屋的演出かな。


ーーー続く

wassho at 23:48|PermalinkComments(0) イベント、旅行 

2016年03月26日

咲きそうなんだけれど。。。

3月19日につぼみ宣言を出したベランダのチューリップ。

あれから暖かい日が3日、そうでもない日が2日、寒かった日が1日あり、本日はかなり寒い。つまり寒い日のほうが多かったわけだが、それでも花びらが見えているつぼみは、現在11個になっている。

色数でいうと5色。
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つぼみのアップだけの写真だと順調のように見える。しかし問題は今年のチューリップの背が低いこと。正確にいうなら背丈は今の時期としては例年並みなのであるが、まだ背が低いのにもかかわらずつぼみをつけていることである。

CDジャケット(12.5センチ)の背丈しかないのに、2日ほど暖かい日が続けば咲きそうな位につぼみが大きくなっている。
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これなんかCDジャケットの半分ほどのミニチュア・チューリップである。
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紫のチューリップだけでなく全般的に同じ傾向。左側に1本だけ背の高いのがあるが、つぼみをつけるチューリップというのは本来はこれくらいの背丈になる。右側の赤いチューリップなんて、まるで二頭身!
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なにゆえ? この冬は暖冬の後に寒波という変則的な気候だったからチューリップがおかしくなった? それならよそのも同じはずだが、近くにチューリップを植えているところが見えるお宅はないし、その確認だけにまだ咲いていないチューリップ畑までツーリングするのもーーー。

        ナゾ  ナゾ  ナゾ (/o\)


ちなみに突然変異で全身が花のようになっている、あのチューリップ。
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成長はしているが、ちょっと弱ってきたように感じる。何とかがんばって欲しい。茎や葉っぱなしで花だけが地面に直接のっているように咲けば、チューリップ、いや植物の歴史に残るかもしれないんだから(^^ゞ


この土日は寒いが、月曜からは暖かいらしい。
次の週末はベランダが少し賑やかになっている予感。

wassho at 16:01|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2016年03月24日

中川やしおフラワーパークに桃を見に行く その2

川べりに出る。
景色は殺風景で見るべきものはない。
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この一帯は20年ほど前までゴミの不法投棄で荒れた土地だったらしい。それを地元の人々が協力してきれいにし、さらに自治体や国を動かして公園に整備したという。そんないきさつがあるから、桃の木の1本1本にも里親がついていたり(たぶん地元の人や会社だと思う)、個人に花壇用の土地区画を貸し出したりしているんだろう。ここはいいコミュニティが育っているのかもしれない。


川べり側からは菜の花越しに桃の花を見ることになる。
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構図のアイデアとしては悪くなかったと思うが、
電線が多すぎ(>_<)
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風はほとんどなかった日だったが、
どうしても泳ぐ鯉のぼりを見たくて、しばらく粘ってみる。
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その甲斐あって風が吹き始め、
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ヤッター\(^o^)/
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やっぱり鯉のぼりはこうじゃなくっちゃ。
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でもすぐメザシ状態に戻ったーーー
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しかし鯉のぼりを見ていると季節感が狂うなあ。
念のために書いておくとこの日は3月21日。


黄梅と書かれた木。公園内に2〜3本あった。
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よく知らなかったので、調べてみるとジャスミンの仲間で植物学的に梅とは何の関係もない。花の形も梅に似ているように見えない。こんな黄色い梅モドキを植えなくていいから、白い桃を植えて欲しいというのが正直なところ。


これはミモザ。そんなに見かける花ではないが、たまたま自宅近くに植えているお宅があるので私には馴染み深い。
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本来はもっと鮮やかで真っ黄色な花だが、開花してからだいぶ経っているようでオレンジに近い色になっていた。ちなみにゆで卵を細かく刻んで野菜にのせたのがミモザサラダ。卵もミモザも同じ黄色だから。




公園から駐車場を挟んだ先に、
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川の駅と名付けられたボート置き場があった。
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あきらかに道の駅をパクった便乗ネーミング。以前、海沿いにある食堂&土産物屋で海の駅を名乗っている店があったが、ここは事務所しかない単なるボート置き場。ノボリにはマリーナとも書かれている。マリーナはレジャーボート用の港という意味だが、川に港というのもピンとこない。とにかく突っ込みどころの多いネーミング。ところでここから東京湾に抜けるまで20キロはあると思うけれど、こんなところに船を駐めて不便じゃないのかな。

ところで私が訪れたことがある海の駅は便乗商法のお店だったが、道の駅と同じく国土交通省が所管する海の駅というものも全国に150箇所ほどある。1000箇所以上ある道の駅と較べれば数が少ないし、基本的にレジャーボートのための施設だから世間的にはあまり知られていない。私も立ち寄ったことはないが、そのうち海の駅巡りツーリングでもしてみようか。



最後に桃のアップ。
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やっぱりもう一色欲しい!


1時間ほど公園にいて、帰りも往きと同じく1時間ほど程度で午後4時半に帰宅。その時刻ならまだ昼間と感じられる季節になってきた。走行65キロ。サクッと短いツーリングだったが、春本番がやってきたワクワクした気持ちの1日だった。


おしまい

wassho at 08:56|PermalinkComments(0)   *ツーリング | お花畑探訪

2016年03月21日

中川やしおフラワーパークに桃を見に行く

桃の節句の雛祭りは3月3日で、桜が咲くよりずいぶん早い時期だけれど、旧暦の3月3日は今の4月初旬から中旬なので(その年によって違ってくる)、桃と桜はだいたい同じ時期に咲く。東京近郊では桃のほうが早いかな。そろそろ満開になっているところがあったので出かけてきた。ちなみに東京の桜開花宣言は本日で、満開になるのは1週間か10日後くらいか。


桃の花ツーリングの目的地は埼玉県八潮市にある中川やしおフラワーパーク。中川というのは利根川の支流で、八潮市を流れている川の名前。八潮市は足立区や葛飾区の隣なので片道30キロちょっとの道のり。
地図

前日は最高気温18度と春本番の暖かさだったのに、本日午前9時の気温は8.5度と冬に逆戻り。空模様も灰色で出鼻をくじかれる。近場だしもっと気温が上がってから出かけることにして午前11時まで待つ。しかし気温は10度を超えたが空の色が先ほどより暗くなっている。ネットで雨雲レーダーを確認すると、八潮市にはなかったものの途中のルートには薄くかかった雨雲が広範囲に(/o\) パラついている程度だと思うが、雨の中をバイクで走る気はないので中止に決定。

それでハードディスクに溜まっているテレビ録画を見て過ごしていたら、午後1時前に急に空が明るくなってきた。というわけで急遽1時半頃に出発のツーリングとなる。

本日は首都高が往復の95%を占めるルート。2号目黒線で都心部に入ってから6号向島線で八潮を目指す。向島線は浅草の隅田川沿いを見おろしながら走るしスカイツリーも見えるから気持ちがいい。ここを走るのはずいぶん久し振りかもしれない。


1時間で中川やしおフラワーパーク到着。
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桃の花と菜の花。そして青空。
いや〜来られてよかった\(^o^)/
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鯉のぼりはまだ気が早いと思うなあ。
でも菜の花と一緒に見たことはないから初体験でうれしい。
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とりあえず菜の花撮影。
なぜか菜の花の黄色を見ると元気が出てくる気がする。
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奥の上流方向に進む。
公園は河川敷沿いの細長い地形でこのあたりが中心部分。
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鯉のぼりもここにある。
この日は風がほとんどなかったので並んでぶら下がったメザシ状態(^^ゞ
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一番奥に桃の回廊的な植え方をしているところがあった。
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午前中の天候がウソのような快晴。
やっぱり花は青空を背景に見たほうがきれい。
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ここの桃の木は1本ずつ里親がいるらしく名札がついていた。
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気温は12度でも日差しが強く歩き回っていると暑かった。冬用のバイクジャケットは駐車場においてきたが、その下は極薄ダウンに薄手ウールのタートルセーター。革パンの下にはタイツもはいている。バイクで走っている時はこれくらいは必要。バイクの場合、現地での服装のバランスをとるのがなかなか難しい。
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こちらは赤い色の桃。
ピンクより先に咲くのか僅かに盛りを過ぎている印象。
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赤桃とピンク桃のツーショット。
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中川やしおフラワーパークにあったのはこの2種類だけ。
白や私が好きな赤白ミックスの源平桃がなかったのは残念。



土手の上から桃を眺める。
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土手の下に桃、菜の花、川の順番。
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土手下には屋台も出ている。
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小さな区画の花壇がたくさんあって、桃の里親と同じように名前がついている。家庭菜園向けに土地を貸し出しているところがあるけれど、それの花壇版みたいなものか。
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ーーー続く

wassho at 23:14|PermalinkComments(0)   *ツーリング | お花畑探訪

2016年03月19日

チューリップのつぼみ宣言と突然変異?

先ほど福岡で全国トップを切って桜の開花宣言が出された。例年より4日、昨年より3日早いらしい。開花宣言というのは気象台近くに桜の標準木というのがあって、そこで5輪以上咲くと出されるというルール。標準木の隣の木で先に5輪咲いたらどうなるんだろう?


さて桜と違って私のベランダでは、ひとつでも見つければつぼみ宣言である。窓からは葉っぱに隠れて見えにくい位置につぼみができていて発見が遅れたが、たぶんこの2〜3日のうちに膨らんだと思う。ただ、このサイズのつぼみとしては、全体の背丈がかなり低いのが気掛かり。
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他にまだ固く締まったつぼみが1つと、花びらが見えていない状態のものが2つあった。つぼみとは「咲いていない状態の花」という定義だから、花びらがなければつぼみとは呼ばないのかもしれない。でもまあ形になってきてメデタシ。
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チューリップ成長度合いの時系列。
これは前回2月21日の観察日記にも載せた写真。
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3月5日
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3月13日
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3月19日
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この1週間でグッと成長したことがわかる。
別の角度からの写真。

3月5日
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3月13日
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3月19日
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今シーズンに植えたチューリップは10品種(色柄だと20種類)で184球。プランターに8球・7球・8球と3列で、それぞれの列は2分して違う品種か色柄にしている。つまり1つのプランターには1/2列ずつ6種類のチューリップが植えてある。

品種によって早咲き遅咲きがあるので、発芽のタイミングは異なってくる。
これは3月5日の状態。
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3月13日までの時点で、発芽していない1/2列があるプランターは5つくらいあった。昨シーズンの発芽率50%、開花率25%というのがトラウマになっているので(/o\)ちょっと焦る。
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でも本日、こんな状態の1/2列は1つだけなので、今シーズンは大丈夫だろうと確信する。
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品種による成長スピードの違い。手前の列と真ん中の列でこれだけ差がある。
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でもこの2つは同じ品種のはずだから差がありすぎ!
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膨らんだつぼみもあれば、昨日今日に芽を出したものもあって、今年は長くチューリップを楽しめそうである。
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今シーズンに目立つのは、1つのところからたくさんの葉が伸びるパターン。
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3月13日にこんなだったこの株は、
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現在なにか大変なことになっている。
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さてタイトルにも書いた突然変異。
3月5日にはごく普通だった1つの芽が、13日には先端に花びらのようなものが現れ、
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今日はこんな感じ。
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こいつは葉っぱなしで全身で花になるつもりなのか?もちろん今までこういう風に育った経験はない。少し不気味でもあり、この先どうなるのか楽しみでもある。



年が明けてから例年以上に寒暖の差が激しい気候が続いたが、そろそろ春らしい感じになってくる予感。とはいっても3日前の最低気温は2.9度だったけれど。

これからここにチューリップの花がたくさん咲くと思うとワクワクするね(^^ゞ
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wassho at 16:07|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2016年03月02日

曽我梅林 その2

梅は枝が上に延びて花をつける。満開の梅を見ていると、その生命力と美しさが天に昇っているようである。見ていてもきれいだし、こちらの背中もスーッと伸びるというか、頭のテッペンから何か抜けていくような感じがして気持ちがいい。
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こちらは逆方向に垂れるしだれ梅。
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見る角度によっては梅が空から降ってくるようでもある。
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花数が多いと打ち上げ花火にも見えるし、
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正月の飾り物である餅花を連想したりする。なんとなくおめでたい気持ちにもなるのも観梅のいいところ。品種改良してピンクと白い梅が交互に咲くようにしてくれたら、もっとメデタクなれるのに(^^ゞ
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曽我梅林は食用梅を生産している果樹園なので売店周り以外にベンチとかはない。こうやって地面に座ってくつろいだりお弁当を食べるのが、ここでの鑑賞スタイル。売店で貸しゴザも用意されている。
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梅林のあちこちにあった水瓶。どれも一杯に水が張られている。雨水だけでこれほど溜まるとは思えない。それに何のための水? 梅の木に水を撒くためだとしたら数が少なすぎる。一切がナゾの水瓶。
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こういうのを道祖神というのかな。かなり昔からある雰囲気。
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黄色や白の粉が吹いたようになっている。
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曽我梅林ではあまりなかったが、梅林ではよく見かける光景。白いのはたぶんウメノキゴケ。黄色も同じく地衣類の何かだろう。地衣類はコケという名前が付いていてもコケとは別物。コケと地衣類の違いはーーーよく知らない(^^ゞ 地衣類は付着しているだけで寄生しているのではないから木の生育には影響ないらしい。


引っ掻いたような模様のある梅の木。花だけじゃなくて幹を見て回るのも楽しい。
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川沿いに多くの人が写真を撮っている木があった。
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これくらい離れていると梅の花にも見えるが、
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これは河津桜。
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今年は河津桜を見に行く時間は取れないと思っていたのでラッキー。ソメイヨシノは花見に行くという幸せ感が好きだが、花そのものは河津桜のほうが断然いいと思っている。

梅と桃と桜の違いは花びらで見るなら

   梅:花びらの先が丸い
   桃:花びらの先がとがっている
   桜:花びらの先が割れている

もう1つの見分け方ポイントは以前に書いたから、気になったら参照してちょうだい

こちらが梅の花。
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花びらの先が丸くて、茎が伸びずに枝に密着して直接花が咲いているのが梅。河津桜の写真は茎があまり写っていないけれど、花びらの先が割れているのはわかると思う。



曽我梅林は食用梅の生産地を開放しているところだから、品種は少ないし、グニャグニャとビックリするような曲がり方をしている鉄幹と呼ばれる老木もない。梅の木は整然と植えられており、日本庭園的なしつらえがあるわけではない。そういう意味ではちょっと単調だし風情を期待してはいけない。

そのかわり本数は3万5000本と圧倒的。数がもたらす密集感もあるし、お腹一杯になるまで梅を見ることができる。面積は45ヘクタールと90ヘクタールという情報があってはっきりしないが、仮に45ヘクタールだとしても充分に広いことに変わりはない。かなりの見物客が来ていたが食堂や売店のある広場以外は混み合うこともない。(ちなみにディズニーランドが51ヘクタール)。

いってみれば素朴でノンビリした梅林である。お土産屋なんかも観光地でよくあるガツガツした雰囲気は皆無。


帰りは海沿いを走りたくなり、2〜3キロ南下して国道1号線に出る。海と山があって小田原はいいところである。小田原の1号線は片側1車線でローカルな雰囲気。いつの季節に走ってもなぜか夏休みの気分を思い出すから不思議。

国府津〜二宮〜大磯と進み、そういえば平塚の海岸に降りたことがないのを思い出す。茅ヶ崎の手前の平塚漁港あたりに出たかったのだが、右折できる交差点がなく、そのまま相模川を渡って茅ヶ崎〜辻堂と来てしまった。

それでバイクの無料駐車場がある定番の鵠沼海岸。
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隣は江ノ島。あまり乗れるような波は来ていなかったがサーファーは50人くらいいたかな。風がとても強くウインドサーフィンはすごいスピードで走っていた。
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広い砂浜を見るとなぜか落ち着く。
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江ノ島から国道467号を北に上がり、藤沢を経由して新湘南バイパス西向きで圏央道に乗った。しかし藤沢の手前がいつも以上に大渋滞。海沿いを西に戻って北向きの新湘南バイパスにすればよかったと後悔。地図を貼って説明するほどのことでもないので詳細は省略。

東名の渋滞をこなして午後6時半頃帰宅。走行170キロ。
今年も梅を見に行けてよろこばし。
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ところで松竹梅でおめでたい組み合わせになる。梅はあちこち見に行っているし、松も三保の松原までツーリングした。でも竹を目的に出かけたことはバイクでもそれ以外でも一度もない。竹も名所があるのかな? あったとして竹を見て楽しいかな? そのうち調べてみよう。まあタケノコご飯ツーリングになる気もするけど。


おしまい

wassho at 09:07|PermalinkComments(0)   *ツーリング | お花畑探訪