2016年07月

2016年07月30日

日比谷公園で変化朝顔

午前5時起床。
朝顔が早く咲くからではない。

本日は群馬の某所で花畑を見て、それからクネクネ道路沿いにある滝を楽しんで、最後に温泉に浸かるツーリングの予定だった。昨日の予報では晴れ時々曇り、朝起きたら文句なしの快晴。準備万端整えてから、念のために群馬の北側山地の天気予報をチェックすると、なんと現地は午後から雨(>_<) ヤフーの天気予報では弱雨の表示だったが、テレビの解説では本日の山の天候は変わりやすく、ところどころ強く降るとのこと。

その時点でまだ午前6時。目的地を変更すれば、どこにでもツーリングできる時間だけれど、なんとなく戦意喪失。しかし、もう一度寝るには目がさめすぎたので、日比谷公園で開催されている変化朝顔の展示会に出かけることにした。朝顔は朝に咲く花なので早朝からやっている。(文章は変化朝顔研究会のホームページから借用)
henkaasagao

しかし変化朝顔のついでに日比谷公園を散歩するとしても、それだけじゃ午前中に帰ってくることになる。だから六本木の国立新美術館でルノワール展も観ることに。もちろんバイクじゃなくて電車でお出かけである。



日比谷交差点。
手前はかつてGHQの総司令部があった第一生命ビル(現在のビルは1995年に建て替えられたもの)、その並びの奥が帝国劇場。
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皇居のお堀ドーン。
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銀座方向。真ん中のビルはペニンシュラ東京。
このクラスのホテルとしては幅の狭い敷地に建っている。
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日比谷公園は皇居から国道1号線を挟んだ南側にある。
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1番北東の有楽町門から入る。
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趣のある池。日比谷公園は江戸時代には大名屋敷が並んでいたエリア。
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池は心の字になっているらしいが、その形を見渡せるような展望場所はない。公園の周りの高層ビルからなら見えるのかな。
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このレトロな洋風建物はフェリーチェガーデン日比谷という結婚式場。元は公園事務所だったらしい。公園内にはいくつか民間の施設がテナントとして入っている。
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こちらは日比谷茶廊というレストラン。創業1949年の老舗。
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第1花壇と呼ばれる広場を通り過ぎると、
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会場らしいところが見えてきた。
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サルスベリが青空に映える。
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ネットで得た情報では上に貼った「変化朝顔 & 大輪朝顔 共催展示会」だったのに、現地では「超大輪朝顔展」になっていた。
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ここは日比谷公園の「陳列場」と呼ばれる施設。正面の奥の壁沿いに大輪朝顔、左側に変化朝顔が展示されていた。
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大輪朝顔。サイズ感が伝わるかな。
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アップでいろいろ。大輪すぎてクターっとした広がり方。
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こちらはやや小さいサイズ。それでも普通の朝顔の倍近くはある。
縞模様のものが多かった。
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なにやら品評中。
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こちらでは短冊に文字を書き込んでいる。
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見事選ばれると、こういう展示になる。
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団十郎というのは、この茶色い朝顔の名前みたい。短冊のない後ろの団十郎と見較べると、花そのものより鉢全体の姿形で選考されているみたいだ。




さて変化朝顔。ヘン顔じゃないよ。
変化朝顔とは突然変異によって朝顔とは思えない形となった朝顔のこと。江戸時代に大ブームがあったらしい。品種改良と同じように、いろいろな品種を掛け合わせて珍種を造るのだと思う。


細い花びらのものが多かった。
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極細の変化朝顔。
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花は咲いていなかったがセロリみたい。
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これだけ金屏風をバックに展示されていた。
貝割れ大根と正体不明の花?
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変わったのばかり見ていると、この程度ならまだ朝顔の面影があるように思えてくる。
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変化朝顔のことはつい最近テレビで知った。その時にネットで調べてこの展示会を知ったしだい。来るつもりはなかったのだが、本日のツーリングを中止にしたのでといういきさつ。それで初めて見た変化朝顔は、確かにめずらしい形には違いない。でも、じゃキレイだったかといわれると「ウ〜ン特に」というのが正直なところ。例えば金屏風の変化朝顔より普通の朝顔を貰った方がうれしい。変化朝顔というのは一般的な園芸をやり尽くして、ヘンタイ濃度の高まった人たちの高貴な趣味かな(^^ゞ 私はまだまだその境地には達していない。



外に置かれている朝顔のほうが日が当たって見栄えがするのだが、日差しがきつすぎるのか、まだ9時前なのに少し萎れ気味。無理やり大輪に育てているからか、花びらが自重に耐えきれないのかもしれない。
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これなんかまるでハンカチ。
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あまり趣味に合わなかったとはいえ、変化朝顔を見られたの貴重な経験だった。それに江戸時代からの庶民の園芸文化が、現在まで続いているのは何となくうれしい。会場では種がどうのこうのとマニアックな会話を多く耳にした。ところで毎年、朝顔を育てようと思っているのに気がついたら真夏になっている。来年こそは!


ーーー続く

wassho at 23:11|PermalinkComments(0) お花畑探訪 

2016年07月26日

ベンジャミンの挿し木 その2

前回のエントリーで書いたように5月15日、12本のベンジャミン・スターライトをチューリップを育てていたプランターに挿し木した。ネットで得た情報では1ヶ月ほどで枝から根が出るとのこと。


しかし4〜5日は挿した時と同じような状態だったが、
だんだんと元気がなくなり

5月25日ーーー枯れだしてきた(/o\)
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5月29日ーーー1本をのぞいて全滅状態(涙)
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とういうわけで再度チェレンジ。
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今回は4本。生き残った1本と新たに切った3本。3本しか切らなかったのは、もう適当な枝がなかったからで背水の陣。まあダメだったら来年また挑戦するけど。


もっとも、まさか12本中11本がダメになるとは思っていなかった。勢いのあるのを3本くらい選んで、それらをしばらく育てて1番いいのを最終的に選ぼうと思っていたのに。まさに捕らぬ狸の皮算用。とはいうものの、実は私が剪定(伸びすぎた葉や枝を切ること)をできるようになったのは割と最近。植物のカラダを切るなんて残酷なことはできない小心者だったのである。人は見かけによらないものでしょ(^^ゞ

剪定は植物のためにもいいことなのだと自分に言い聞かせてできるようになったが、「間引く」なんてのはまさに殺生そのもの。そんなことが私にできるのか? 結局12本育てることになってベランダがベンジャミンだらけになるのではと密かに危惧していたのだが、案ずるより枯れるが易し(^^ゞ


ところで11本が枯れた失敗はどうも土にあったようである。よく調べたら挿し木にはそれ専用の用土か、赤玉だけの土を使えと書いてあった。赤玉は赤土の粘土を丸めて焼き固めたもの。挿し木専用の土とは、赤玉に水苔とか保水性のよい材料を混ぜたものらしい。いずれにしても、それらはいわゆる植物の栄養・肥料成分を含んでいない。どうも挿し木にはそういう栄養・肥料成分は不要というか、かえってマイナスになるらしい。なぜそうなのかの理由までは調べていないが、挿し木して枝の先から根が出るまでは栄養分なしの土、発根してから後に栄養のある土に移し替えるというのがセオリーみたい。


6月4日ーーー赤玉100%の土に挿す。
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コップの水に浸した5月29日(日)から6月4日(土)まで、ほぼ1週間の間隔を開けたのは、水だけでも発根するという記事を見つけたから。何の変化もなかったので土に植えることにした。わざわざ挿し木専用土を買うのも面倒だったので、手持ちの赤玉だけを使っている。

ちなみに赤玉というのは普通は水はけをよくするために土に混ぜるもの。つまり保水力はない。だから毎朝、晴れていたら夜にも水やりをしないと赤玉が乾いてくるので、けっこう面倒である。



約1ヶ月後の7月10日。
6月4日の写真と較べて少し葉のサイズが大きくなっている。
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約1ヶ月で発根するということなので引き抜いてみた。
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4本中の2本で発根して、残り2本は発根なし。
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発根していなかった2本は赤玉100%の土に戻し、
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発根した2本は普通の土、つまり栄養・肥料成分のある土に植え替えた。
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7月23日の様子。
特に変化なし。
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発根していない2本は根もなしで1ヶ月半も枯れないのが不思議。根はなくても皮膚呼吸のように枝全体から水が吸えるのかな。だとしても水だけで栄養分なしだから、やっぱり不思議。

この4本の捕らぬ狸の皮算用としては、

  1本は普通に育てる。
  ベンジャミンは2本の幹を巻き付けて伸ばすことができるので、2本をそれにする。

そして大きなベンジャミンはそれ以上いらないから、残りの1本は

   盆栽にする! (盆栽の知識ゼロだけれど)


さて、どうなることやら。

wassho at 09:06|PermalinkComments(0)   *チューリップ以外 

2016年07月24日

ベンジャミンの植え替えと挿し木

自宅にある観葉植物のベンジャミンの斑入り品種であるベンジャミン・スターライト。あまり記憶が定かではないが、25年ほど前から育てているというか一緒に暮らしている。ある年の正月に帰省した時、母親が買ってきた苗があったので「これちょうだい」といって貰ってきた。いつのことかは忘れても「あんたのために買ってきたんじゃないのに」という顔をされたことはよく覚えている(^^ゞ

その年の春に苗用のポットから普通サイズのプランターに植え替えた。グングンと大きくなったので3〜4年後に、かなり大きなサイズのプランターにまた植え替え。それ以来、つまり約20年前からは放置状態。週に1回の水やり、たまに忘れて2〜3週間に1回の水やりしかしていない。手間いらずで私向きの品種である。

7〜8年で現在の大きさになったと思う。たまに園芸店で見るベンジャミンと較べると、幹の太さが貧弱なことが気になったが、それでも夏になるとたくさんの葉をつけて目を楽しませてくれた。もっと大きなプランターに植え替えれば、さらに成長するかと思ったことは何回かある。しかし近所にそれ以上に大きなプランターを売っていなかったし、冬には部屋の中に入れなければいけないので、これ以上大きくなっても困るという気持ちもあって、結果的に20数年間手つかずのままに。

ベンジャミンは12月から3月くらいまでは部屋に入れている。だんだんと葉を落とし、最終的に見た目では外で育てている時の半分以下の葉数になる。そして春になってベランダに出し、するとどんどん葉が増えてーーーというサイクルの繰り返し。ただし今のマンションはあまり日当たりがよくないので、どうも冬場に受けるダメージが大きいようで、それが蓄積したのか、ここ数年は何となくベンジャミンが弱々しい感じになってきた。時に今年はベランダに出して5月になってもほとんど葉が増えなかった。

というわけで、ようやく植え替えを決意し、ついでに挿し木でベンジャミンを増やすことにトライしてみた。今回は5月から昨日までの記録である。


【5月15日】挿し木

元気のないベンジャミン。葉の数は、この時期として例年の半分くらいである。
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枝ごと葉を切って水に浸す。
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最初に参考にしたサイトでは1時間ほど水に浸すと書いてあった。その1時間のうちにさらにいろいろ調べると、葉を半分に切れというサイトがあった。葉の活動を弱めて発根にエネルギーを回すというのは合理的に思えたので、そうしてみる。
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ベンジャミンはイチジクやゴムの木の仲間なので、葉を切ったり枝を折ったところから白いネバネバした樹液?が出てくる。(写真左側手前の葉に一滴分ほど写っている)
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挿し木なんてするのは初めて。成功確率もわからないので、とりあえず12本ほど挿した。プランターは4月までチューリップを植えていたもの。土もそのまま。どうもそれがいけなかったようでーーー
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【5月15日】植え替え

下の方の枝を切る。
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浄水ポットに入れていた炭を今まで表面の土の上に置いていたので、それを取り除く。
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定規を突っ込んでプランターと土を切り離す。
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幹を持って少し力を入れたら、あっさり引っこ抜けた。
約20年間、プランターの中に入っていた土は黒々としていて意外といい感じに思えた。もっとも養分を吸い取られたからといって、土の色が薄くなるわけではないから見た目では何もわからないが。
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根に絡まっている土を半分くらい落とす。
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炭はプランターの底のほうに敷いてみた。炭には微生物を増やす効果があるらしい。しかし何十年も土の上に転がってきた炭に、それが期待できるかどうかは不明。ただ捨てるのが何となくもったいなかったので入れてみただけ。土は培養土、堆肥、赤玉をだいたい均等に混ぜたもの。
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植え替え完了。新しいプランターは直径、高さとも36センチ。左下にあるのが、それまでのプランターで一回り大きなサイズに植え替えた。
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枯れ枝のようなものがまたたくさん残っていて不格好。この時はまだ5月で、夏になるとそんな枝からも葉が出てくる場合があるので、この時点では残してある。7月末の現在、枯れ枝と判断できたものはすべて取り除き、葉の数も3倍くらいになっているので、この写真よりは見栄えはよくなっている。


というわけで植え替えはうまくいったのだが、問題は挿し木で。


ーーー続く

wassho at 20:43|PermalinkComments(0)   *チューリップ以外 

2016年07月14日

佐久〜下仁田〜神流湖 その2

下仁田で国道254号から群馬県道45号に乗り換えて、5キロほど先にある道の駅で休憩。軽井沢レイクガーデンからここまで約2時間。
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このあたりは群馬県甘楽郡(かんらぐん)の南牧(なんもく)村。人口約2500名で、65歳以上が占める割合が57%と高齢化率日本第1位の村でもある。日本平均は2014年で26%。


45号線沿いの細長い敷地で、物販と飲食の建物が分かれている。地元の野菜が売られているのはどこの道の駅でも同じだが、多くのスペースを占めていたのがコンニャク。
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群馬県はコンニャクイモの収穫シェアでは約90%を占め断トツで全国トップ。ちなみにコンニャクイモは一時は1706%もの高率関税をかけて(つまり輸入品は価格が18倍になる)、外国産の輸入を徹底的に阻止していた。1706%というのはコメより高く全品目中でも最高税率。そんなゴリ押しができたのは福田・中曽根・小渕と群馬県出身の総理が多いからだというのが定説(/o\) 今でも数百%の関税率らしい。ところでTPPはどうなる?


砥石も名物みたい。
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食堂の建物。風が吹き抜けて気持ちがいい。
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名物に旨いものがあるのかないのかを確かめてみる。
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このあたりでは、このコンニャクを茹でて味噌ダレをつけたものを「コンニャクおでん」と呼ぶ。普通のおでんに入っているコンニャクをなんと呼ぶのか興味が湧いたが、お店の人に聞きそびれた。

おいしかったが、普段食べているコンニャクととても違うかというと、そんな風には感じなかった。もっともコンニャクの味を意識するのは(普通の)おでんくらいで、それはダシが利いた味だから比較するのも難しいけれど。ところでコンニャクはヘルシーだから、もっと商品やメニューの開発に取り組めば、豆腐と同じくらいのポジションを海外で得られると思う。農業を守るとは関税をかけるのではなく、そういうことなんだよ政治家諸君。


コンニャクおでんを前菜に、メインで食べたのはショウガ焼き丼。ショウガ焼き定食はどこでもあるが丼は珍しいと思う。下仁田ネギを食べたかったが、あれは冬野菜だからメニューになかった。
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お店のオバチャンは愛想もよくご飯もおいしかった。しかしなぜか水(お冷や)がまずい。もう長い間カルキ臭い水なんて飲んでいないので、それがカルキ臭なのか、何か他の味がしているのかよくわからないが、とにかく違和感のある水の味だった。群馬県は山のイメージがあるせいか、水もおいしい印象を持っていたのに意外。



道の駅のある45号線沿いには川が流れていて水遊びができる。
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登山やハイキングのコースも多数で自然豊かなところ。
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滝も多いらしい。最近は滝巡りをしていないが、今度調べてみよう。私の滝選びの基準である「見応えがあって、かつ駐車場から遠くない」を満たす滝があるかな?
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45号線は楽しく走れたものの、国道299号線〜462号線まで来るとちょっとダレてきた。何事も腹八分目くらいがいいのだが、ツーリングの場合そんなに上手くルートを組むことは不可能に近い。299号の十石峠付近は関東有数の酷道として有名。しかし私の走った県道45号との合流点より東側では険しいところはなかった。十石峠付近の写真もネットで見たが、前回のエントリーで書いた国道254号の旧道部分のほうが酷道レベルが高い気がする。

国道462号線沿いに流れているのが利根川水系の神流川(かんながわ)。あまり大きな川ではないが下久保ダムで堰き止められた神流湖がある。その付近にはところどころこんな分岐が。右が462号線。
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分岐先にはちょっとしたパーキングスペースと(写っていないが)ベンチなどがある。湖の見学用?ダム予算の地元対策費で造った?
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神流湖のかなり水位はかなり低かった。
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これより2日後の7月4日で貯水率54.3%と水資源機構のホームページに出ていた。13日の時点では貯水率49.3%で、これは平年比で約半分だそうだ。関東地方は今年の夏を乗り切れるのか心配。

神流川あるいは神流湖は道路よりかなり低い位置にあり、走りながらだとほとんどその姿は見えない。また299号・462号とも交通量は多くないのだが、道路工事で片側交互通行になっている箇所がたくさんあってテンポよく走れなかったのが残念。


神流湖を過ぎてしばらくすると462号は埼玉県に入り、最後は本庄児玉のインターチェンジから関越自動車道に乗る。高速道路上では気温が35度まで上がったが、幸い渋滞もなく戻ってこられた。

走行420キロで午後7時にガレージ着。なんとか12時間以内に収まる。夏のツーリングでは帰宅後30秒以内に風呂に飛び込むことになっている。軽井沢レイクガーデンで買ったバラの香りの入浴剤を入れてゴクラク・ゴクラク(^^ゞ



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おしまい

wassho at 09:18|PermalinkComments(0)   *ツーリング 

2016年07月12日

佐久〜下仁田〜神流湖

タイトルを変えたが、7月2日に訪れた軽井沢レイクガーデンの続き。



さすがに軽井沢まで来ると帰り道はいろんなルートが考えられる。ずっと南に下がり八ヶ岳を通って中央自動車道で帰ることもできるが、あまり欲張っても疲れるので次のようなルートを選んだ。

地図を見ると長野県道44号が楽しそうだったので、その入口である佐久市まで軽井沢レイクガーデンから西に進む。国道18号〜県道9号とわかりやすいルートで行くつもりだったが、ナビが県道157〜156号で案内したのでそれに従う。結果的にこの県道は正解だったと思う。

佐久から長野県道44号で東に。44号は並行して走っている国道254号と荒船というところで合流する。そこからは群馬県になり、さらに東に進むとネギで有名な下仁田。もしここまででクネクネがお腹一杯になったなら、そのまま254号を東に進んで下仁田インターで上越自動車道に乗るつもりだった。

下仁田からは群馬県道45号で南下。国道299号に当たって東に進む。299号はそのままだと南東方向に秩父から入間市まで続いているが、そこまで走る元気はなかったので、途中の分岐点で国道462号を選び、東に進んで本庄児玉インターから関越道に乗った。
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軽井沢レイクガーデンを出てしばらく157号線はほとんど直線道路。道路沿いにポツンポツンと別荘も建っている。別荘が集まっている別荘地ではないので軽井沢らしさは希薄でも、それでもリゾート地をツーリングしている気持ちよさは感じられる。

やがて山あいの畑を縫うようになって、だんだんと道幅が狭くなり、ところどころでは林道より狭く「あぜ道」にしか見えないようなレベルになる(/o\) 今までバイクで走った中ではたぶん一番細い道路だと思う。

あぜ道を抜けて、これでも「かなり道幅が広くなった」ところで。
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その後はあぜ道に戻ることはなかったが、林道レベルの道幅のところが多かった。クネクネも林道なみで、国道18号の抜け道程度にしか考えていなかったので、これはちょっと想定外。ペースは上がらなかったが森林浴はたっぷりできたかな。それとクルマはほとんど走っていない。

やがて県道157号は156号に変わり、そのあたりからごく普通の田舎道路に変わる。また軽井沢レイクガーデンを発った頃は気温25度くらいだったが、佐久に近づくにつれて30度を超えるようになってきた。レイクガーデンの標高は940メートルで、佐久はそれより250メートルほど低いけれど、標高差というよりだんだんと雲が取れて日差しが強くなってきたという感じ。

県道9号線に突き当たって156号線は終了。9号線を数百メートル南下して左折し、県道44号線に入って進路を東に向ける。44号線の最初は郊外の市街地、それからだんだんと山に囲まれて風景が変化していく。

ところで44号線をしばらく走った先でガソリンスタンドに入った。小規模で田舎っぽい造りではあるがエネオスの看板のあるスタンド。事務所からとても愛想のいいオバチャンが出てきたので「ハイオク満タン」と告げる。すると何と「ハイオクはない」とのこと! オバチャンは「タンクの工事をしてから」か「タンクが故障してから」とか説明してくれたが、ヘルメット越しで、まだエンジンを止めていなかったのでよく聴き取れなかった。とにかくこのガソリンスタンドではハイオクは売っていないのである。

最初のエントリーに書いた、この日に経験した4つの「そんなことってあるの!」のこれが第3弾である。



44号線をクネクネと走っていると、突然視界が開けて内山牧場というところに出る。
レイクガーデンからここまで約1時間。
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これは振り返って今まで走ってきた44号線を撮ったもの。木々に囲まれた道路から広いところに出た雰囲気が伝わるかな。もっと要所要所で道路の風景を撮ったほうが後で写真を見ても楽しめるのだが、バイクを駐めるのはなかなか面倒で。
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視界が開けていて気持ちのいい風景。
でもあまり牧場という雰囲気じゃないし、牛や馬も見なかった。
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先に延びているのが、これから走る44号線。
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44号線は内山牧場沿いに進んだ後に国道254号に合流する。地図には道路番号がないが、神津牧場を通るのも44号線で、つまり内山牧場から降りて、また神津牧場に向かうまでの254号線は44号線との共用区間。44号線はさらに東側で再び254号と合流してそこが終点。だからどちらを通っても最終的には同じなのだが、どうせなら44号線を最後まで走ることにする。
44号254号



神津(こうづ)牧場には家族連れの客がたくさんいて賑わっていた。
牧場の手前に、こんな「牛注意」の標識があって、
牛注意

シャレかと思っていたら、44号線に牛が歩いていたのでビックリ!

写真は神津牧場のホームページから拝借。写真は牧場内の道だと思うが、雰囲気はまさにこんな感じ。慣れているのか道路の端を行進する様子が可愛かった。
うし



牧場の先に荒船風穴というところがあることは地図で知っていた。その近くまでやってくると44号線がバリケードで封鎖されている。バリケードの前にはガードマンがいて、道路沿いの空き地が駐車場のようになっている。ガードマンはさも当然という様子で私を駐車場に誘導しようとする。???

結論を言うと土日祝日の午前9時から午後4時まで神津牧場先の44号線は通行禁止になっている。理由は富岡製糸場が世界遺産に登録されて、荒船風穴もその関連史跡であるため、ただでさえ細い道路にたくさんのクルマがやってきたら困るというもの。ガードマンは私が荒船風穴を見に来た観光客と思ったから駐車場に誘導しようとしたのだ。とにかく県道が観光スポットのために通行止めになっているとはビックリ。これが「そんなことってあるの!」の第4弾。


通行止め


ちなみに風穴というと富士山周辺の洞窟のようなものをイメージするが、荒船風穴はそれとは違って貯蔵庫施設のようだ。


仕方がないのでUターン。神津牧場で先ほどよりさらに多い牛の行進に遭遇しながら再び254号に戻る。先に貼った地図で見てもかなりのクネクネ道とわかるが、実際はまさに酷道で短い間隔での180度ヘアピンターンの繰り返し。バイクに乗っているというよりスキーをしているような気分だった。道幅は狭く濡れている。おまけにところどころに苔まで生えていて(>_<) 道幅も狭いからクルマなら、最初に内山牧場から254号線に当たったところまで戻って南下したほうがいいだろう。

この酷道部分は254号の旧道。本来の254号は一部を除いて緩やかなカーブで構成される走りやすい道。ただし長めのトンネルがいくつかあって、その中は暗いし路面が濡れている。あるトンネルで出口の後に道路が曲がっていたので、スピードを落とそうとリアブレーキをかけたら後輪が滑った。暗くて路面も濡れていたので見えなかったのだが、運悪くブレーキを踏んだところに「出口カーブ注意」とかそんな文字が道路に書かれていたのだと思う。センターラインなどと同じで道路のペイント部分はよく滑るからバイクにとっては鬼門。実際に後輪が横滑りしたのは数センチだけだと思うが、今まで滑った経験がなかったので、けっこうビビッた。



やがて254号線は下仁田に入る。下仁田というとネギをまず思い出すが、国道沿いにネギ畑は見えなかったし、もちろん町がネギ臭いわけでもない。もう充分に走った満腹感はあったが、まだ午後2時だったので群馬県道45号線で南下するルートを走ることにした。


ーーー続く

wassho at 08:00|PermalinkComments(0)   *ツーリング 

2016年07月09日

軽井沢レイクガーデンでバラ鑑賞 その4

ルゼ・ヴィラ(ホテル)から水辺沿いに歩くと、
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フレンチローズガーデンという名前のバラ園。
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そしてゴンドラ乗り場まで来て園内を1周したことになる。
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軽井沢レイクガーデンには4つのバラ園がある。そのうちイングリッシュローズガーデン、フレグランスローズパス、フレンチローズガーデンのことはブログにも書いている。残り1つのラビリンスローズガーデンはーーー見てこなかった(/o\) それは島の中央寄りにあって、私は外周部分しか歩かなかったから見落としてしまったらしい。まあ次に来た時のお楽しみということで。


アップであれこれ。
品種的にはそれほどバラエティに富んでいるとは感じなかったし、初めて見るようなものもなかったと思う。(写真はもちろん園内で咲いているバラのごく一部)また花びらの枚数が多いものが主流のようで、私の好きな「高島屋の昔の包装紙」に描かれていたようなタイプのバラが少なかったのはちょっと残念。
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入口近くの売店。ここはガーデン関連商品。
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バラの苗は4300円。かなりのお値段である。
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こちらはグッズ関連の売店。
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なぜかやたら時計を売っている。
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バラに関連したり、バラをモチーフにした商品も多いが、
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全体的にはアンティークテイストの雑貨店といった品揃え。
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売店の隣にあるレストランの噴水。
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売店の外観。これはレイクガーデンの外から出入りするためのもの。
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園内滞在は2時間弱。何度も書いたが、とても美しくて手入れの行き届いたガーデンだった。どの光景を写真に収めようか迷うほど。1週間経った現在でも、きれいな場所を歩いた幸せ感みたいなものが少し残っている。あちこちのバラ園を訪れているが、全体の雰囲気では断トツの1位である。一方で花数や密集感では少し物足りない感もある。ここは寒冷地だからワーッと一斉には咲かないのかもしれない。最初のエントリーでも書いたように、軽井沢ではバラが咲くのと梅雨のシーズンが重なる。しかし晴れた日に都合がつくなら是非訪れるべきバラ園だと推薦しておく。


ーーー続く

wassho at 21:18|PermalinkComments(0)   *ツーリング | お花畑探訪

2016年07月07日

軽井沢レイクガーデンでバラ鑑賞 その3

バラ以外にもいろんな花が咲いている。
見に来たのはバラだが、いい箸休めになる。


ビロードモウズイカーーだと思う。
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ムラサキツユクサ(紫露草)
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ルピナス
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オカトラノオ(丘虎の尾)
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ミツバチ(^^ゞ
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デージーかな。マーガレットとの違いがいつもわからないけど。
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ユーパトリウム?
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ゲラニウム?
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以下、名前を調べるのが面倒なので省略。
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この2つは私でも知っているクレマチス
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写真を撮った以外にもいろんな植物が実にきれいに植えられている。
バラ以外のシーズンに来ても充分に満足できると思う。



岸辺から再び水上遊歩道で島に戻る。
向こうに見えているのが島から岸辺に渡った水上遊歩道。
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前回のエントリーでも書いたが、どこでカメラを構えても、軽井沢レイクガーデンはサマになる風景だらけ。モネかトレンツ・リャドを連れてきたかったね。
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これは初回のエントリーで入場口から見た写真を載せたホテル。
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コーヒーは800円、カレーライスは1800円。
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こんな庭のある家に住みたいなあ。もちろん庭の手入れをする使用人付きで(^^ゞ
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これはホテルの横の小径なんだけど、橋の左側の
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草がとっても柔らかくて気持ちよさそう。どんな感触か確かめたかったが、ズボッと足が入ったら困るのでやめておいた。
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ーーー続く

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2016年07月06日

軽井沢レイクガーデンでバラ鑑賞 その2

イングリッシュローズガーデンと名付けられている最初の島に渡る。

見ての通りなんとも美しいガーデン。軽井沢まで2時間半バイクを走らせて体中に巡ったアドレナリンが、スーッと抜けていくのを感じる。バラの花数はやや少ないところもあったが、大変手入れが行き届いていて痛みが進んだバラは見なかった。早めに摘み取るから花数が少ないのかもしれない。

またガーデン全体にバラの香りが濃く漂ってちょっと夢見心地。あちこちのバラ園を訪れているが、なぜか香りを感じれれる時と感じられない時がある(近づいてクンクンすればもちろん感じられるが)。品種の違い?風の影響?理由はよくわからないが、敷地にいるだけで香りがすることのほうが少ないというのが経験則。
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この橋を越えるとメインの島に入る。
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橋の上から。右側がイングリッシュローズガーデン。
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ウッドチップを踏みしめながら歩く。
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花が咲いていなくても美しい草木。
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これはアスチルベかな。
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対岸に渡る水上遊歩道。
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そのたもとに咲いていたハナショウブ。
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先日、ジャーマンアイリスを見に出かけて、そのゴージャスさを堪能してきたが、日本のものにはやはり日本的なよさがあるなと実感。


水上遊歩道の上から。
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咲いているのは葉の形からスイレンに間違いない。
しかし花びらの数が少なくて私の知っているスイレンとはずいぶん違う。


岸辺に並んでいる少し古ぼけた「昔モダン」なイメージの建物にはいろんなお店が入っている。ただし入口は道路に面した反対側で、こちらから見えるのは建物の裏。
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軽井沢レイクガーデンは、軽井沢レイクニュータウンという軽井沢の中でも最大規模の別荘地の中心部にある。別荘地の開発が始まったのは1970年代の初め辺りで、バブル全盛期には池を掘って、それにスイスとフランスにまたがる湖と同じレマン湖という恥ずかしい名前をつけ(^^ゞ、三越も出店して南軽井沢ではもっとも賑やかな場所だった。

やがてバブルが崩壊し、三越やその他多数のショップも撤退。周りにあったリゾートホテルも廃墟状態となった。2000年前後には池=レマン湖の水も抜かれていたらしい。そこから先はあまり詳しく知らないのだが、10年ちょっと前あたりから、バブルの頃にショッピングエリアだったレマン湖を観光ガーデンに作り替えたのが軽井沢レイクガーデンといういきさつ。軽井沢レイクガーデンではレマン湖とは呼んでいないものの、グーグルマップでは今でもレマン湖と表示される。上の写真の建物群も一時は廃墟状態だったらしいが、今では半分くらいはお店が入っているとのこと。(帰りに店の前を通るのを忘れたので確認できず)


また軽井沢レイクニュータウンはある年代以上の日本人なら誰でもが知っている事件の舞台にもなった。それは連合赤軍の浅間山荘事件。クレーン車から巨大な鉄球をぶつけられた浅間山荘は驚いたことに現存しており、地図で確認すると軽井沢レイクガーデンから直線距離で800メートルほどの位置にある。

あまり知られていないが浅間山荘は河合楽器が所有する保養所だった。ちょっと気になって河合楽器の会社沿革を調べてみると、事件が起きた1972年(昭和47年)には「ピアノ生産累計台数50万台達成」と「住宅機器に進出」と書かれているだけだった。なお現在、浅間山荘は中国企業が投資目的で所有しているみたい。



さて水上遊歩道で対岸に渡ると、また見事なバラ園が広がっていた。
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湖の隅のほうからハープの音色が聞こえたので行ってみると、ハープの演奏をバックに絵本の朗読会をやっていた。
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こんな風に絵本を聞くのは初めて。もちろん絵本だからたいした内容の話ではないのだが、何となくおもしろくて休憩もかねて10分くらい聞いていた。ただ絵本は朗読者から離れた席からはよく見えない。絵も楽しんでこその絵本なので、朗読会用の特大サイズのものがあればいいのにと思う。


また岸辺の散策路に戻る。
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この道の左側には別荘が建っているのだが、この建物だけがちょっと異質。単に新築で洒落たデザインなのか、あるいは結婚式場か何かなのかもしれない。
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他の別荘はこんな感じ。
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この場所に建っている別荘は自分の庭から直接このレイクガーデンに入ることができる。つまりは一等地ともいえるが、庭の向こうをレイクガーデンの来場者が歩いているわけで落ち着かないかもしれない。まあ買う気はないから心配することもないけれど。



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この付近はフレグランスローズパスという名前がついている。とにかく美しい光景で、どこでカメラを構えても絵になる。
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ーーー続く

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2016年07月02日

軽井沢レイクガーデンでバラ鑑賞

今年は春バラを見に行かなかったからというわけではないのだが、軽井沢にあるバラの名所までツーリングしてきた。軽井沢レイクガーデンのバラがきれいとの噂は前から知っていたが、

  ちょっと遠い
  標高の高い軽井沢なのでバラが咲くのが梅雨時

ということで躊躇して今まで訪れる機会がなかった。まだ梅雨の最中ではあるが今年はカラ梅雨気味だし、この日の東京は曇り時々晴れ、軽井沢や途中経路は曇りの予報だった。山沿いでは雨が降るかもという天気予報のコメントが気になったものの、もし途中で雨が降ったらUターンして帰ってくることにして軽井沢に向かった。


往きのルートはシンプル。関越自動車道で藤岡ジャンクションまで行き、そこで上越自動車道に乗り換え。軽井沢碓氷インターチェンジで降りて15分程度のところに軽井沢レイクガーデンはある。帰りは長野県道157号〜156号で西に佐久市まで進み、そこから長野県道44号〜国道254号〜群馬県道45号〜国道299号〜国道462号と走りつないでクネクネを楽しみ、最後は本庄児玉インターで関越自動車道に。現地ツーリングはたいした距離ではないと思っていたが、改めて地図に表してみると藤岡から本庄児玉までは東京湾を一周程度したことになる。
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出発は午前7時半。いろいろ考えてバイクウエアはメッシュの革ジャンに、メッシュではない普通の革パンの組み合わせ。インナーはピチピチの速乾シャツではない普通のTシャツを選んだ。そして冷却用のベストはなし。この日の東京は30数度まで上がる予報だが、軽井沢は23度程度のはず。それに出発時の気温はまだ24度だった。バイクはいろんな地点の気温を考え合わせなければならないのが何かと面倒である。

関越自動車道まで普段は環七経由で向かう。つまり下道(一般道)。でも今回は首都高〜東京外環状と高速道路を使った。距離的には2倍近くになるが、軽井沢まで長丁場なので少しでも時間の短縮になるかと思って。でも結果的にあまり変わらなかったかも知れない。もちろん首都高の山手トンネルの渋滞は事前に確認した。トンネルに入ると気温は37.5度まで上昇で相変わらずの殺人トンネルぶりに閉口する。

東京外環状で数キロの渋滞はあったものの基本的には順調に進む。関越自動車道もクルマの数は多かったがスムーズに流れていた。ただし空は今にも雨の降りそうな濃いめの灰色。案の定、埼玉県に入ってしばらくしたあたりで雨が降ってきた。ごく弱い雨でヘルメットのシールドに水滴はつくが路面はまだ濡れていない。もし路面が濡れだしたら次のインターでUターンするつもりで走るが、幸い5分くらい走ったら雨は上がった。


上越自動車道の甘楽(かんら)パーキングエリアで休憩。
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わざわざ写真を撮ったのは(iPhoneだけど)、ここにはバイクの駐車場がなかったから。高速道路のパーキングエリアでバイクを駐める場所が設けられていない所は初めて。ところでこの日は「そんなことってあるの!」というのをあと3つも経験した。


午前10時軽井沢レイクガーデン到着。ここまで約170キロで2時間半。決してすっ飛ばしてきたわけじゃないのに思っていたより早く着いた。ちなみに駐車場は無料だがバイク専用のスペースはない。
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駐車場から入口に行くまでにもきれいにバラが植えられている。
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軽井沢レイクガーデンはこんな雰囲気の場所にある。
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入口と、そこにある噴水。
これだけで、そんじょそこらのバラ園とはレベルが違うことを伺わせる。
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入口から左方向はレストランなどへ向かう通路。
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右側はルゼ・ヴィラというホテルで、これはそのティーラウンジへつながる通路。この時間はまだオープン前。
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ルゼ・ヴィラはレイクガーデンの敷地内に建っているが、レイクガーデンのホームページには地図に「ホテル」と書かれているだけで説明もないから、資本的には別系列なのかも。後で書くかもしれないがこの付近はバブルが崩壊した後に何かとあったエリアでもある。


それはともかく、まだガーデンを見ないうちから素敵な雰囲気にテンションが上がる。そしてレイクガーデンに入ったとたん青空がのぞき始めた。駐車場で空模様はオールグレーだったのに。晴れオトコ伝説は健在なり(^^ゞ
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レイクガーデンは敷地の真ん中にレイク(湖というよりは大きめの池サイズ)があって、レイクのセンターにある島と、レイクの岸辺を散策する造りになっている。

このゴンドラにのってレイクを回ることもできる。20分のクルーズで1000円。書き忘れたがレイクガーデンの入場料は1200円。
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これは一番手前にある島。バラの手入れをしている人たちが写っているが、
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摘み取った花びらをバサッと捨てた。
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水面の花びらの見た目は(写真よりも)きれいだとしても、
こんなところに捨てなくてもいいのにと思っていると、

なんと花びらは魚のエサになっていた。
これが「そんなことってあるの!」の第2弾。
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ーーー続く

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