2017年08月

2017年08月30日

高円寺の阿波おどり(4)

あづま通り商店街から曲がった場所は、純情演舞場へ向かうのに道路1本分北側だったみたいだけれど、それほど迷うことなく到着。演舞場となっていたのは高円寺庚申通り商店街というところ。
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写真の右側に進んだところがスタート地点。阿波おどりは隊列の最後尾に鳴り物(音楽隊)が続く。それで彼らは前方がつかえているので、まだこの場所で待機という光景。
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鳴り物が歩き出したので、それに続いて演舞場に入る。ここなど商店街に設けられた演舞場は通路が狭くて、踊り手と接するばかりだとは聞いていたがまさにその通りだった。写真右の青いチェックのシャツを着たおじいさんが、この後に移動したのでそこに陣取って見学することにした。
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おじいさんの足元にある白いテープがスタート地点の印。つまり桃園演舞場に続いて、またスタート地点からの見物となってしまった。本当はもう少し先で隊列が迫ってくる様子を正面寄りの角度で眺めたかった。しかし、おじいさんがいなくなって「あっ、場所空いた」とつい反射的にその場所へ。 ネットでいろいろな動画を見ると、踊りは後半につれて盛り上がるみたいだ。今回は阿波おどり見物まったくの初心者だったけれど、今後にこの経験を生かそう。


「北浦和阿呆連」。
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始まる前なのに、もう構えている姿が可愛らしい。
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クラシックの音楽祭であるラ・フォル・ジュルネ・オで初めて阿波おどりを見て、着物に網笠を被る女踊りはある一定以上の年齢が、それより若い女性(だいたいアラサーあたりが分岐点)はハッピを着て踊るものだと思っていた。しかし今回いろいろな連の踊りを見て、特にそんな決まりやしきたりはないみたいだ。子供はハッピの連が多いように思うが、この北浦和阿呆連は小学生と思われる女踊りも。
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お姉様達は着物の色が違っても、踊り方は同じだったような気がする。
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「騒連中」。
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「炎士」(えんじ)
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男性も女性も腰に何かぶら下げている。ハンマーのような形のものは鉦(かね)を叩くもの。木の箱にはスマホが入っているのかな?
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50人から100人はいるサンバのバテリア(打楽器隊)と較べると、阿波おどりの鳴り物は多くて30人ほどだから、音量ではかなわない。しかし、こんな手を伸ばせば届くようなところで太鼓を叩かれると話は別。強烈なビートに脳みそが揺れて快感(^^ゞ
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しかし鉦(かね)を目の前で打ち鳴らされると鼓膜が破れそうになる。阿波おどりは午後5時から8時まで。演舞場から次の演舞場へ移動する時間があるから実質的に踊っているのは2時間くらいかな。鉦担当の人は耳栓もしていないが、大丈夫なのかと他人事ながら気になる。
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「びっくり連」。
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少し年長のオジョウちゃんが指導するもボクちゃんは自由気まま(^^ゞ
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立っているのも疲れたので、その場にしゃがみ込む。
というわけでここからはローアングル。
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「美遊ひよこ連」は先頭の3名がひと踊りしてから隊列がスタートする。
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小さなひよこ。
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思春期のひよこ。
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お約束のひよこ(^^ゞ
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こちらは徳島からやって来た連。
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阿波おどりが好きで駆けつけるのか、あるいは招待チームみたいな位置づけなんだろうか。連の名前は舞女流華とかいてマジョルカと読む。ヤンキーかっ(^^ゞ


しかし踊りは細かな動きが多く入っていて、さすが本場の徳島はひと味違うと感心。
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ジ様もかくしゃくと。
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「郵便局連」。
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「胡蝶連」。
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「久米川連」。またしても目の前で鉦が(>_<)
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華純連(かすみれん)。鳴り物は後ろからスタートするのが一般的だが、スタート位置のサイドに並ぶ連もある。そうすると踊り手がよく見えない。でも後ろ姿を眺めるのも楽しい。
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提灯ではなく毛槍の「葵新連」。
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企業連の「コムシスグループ連」。
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ノリノリの宴会部長参上!
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目があうと近寄ってくる(^^ゞ
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「かせい連」。
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「ドコソコ連、スタートしてください」というような進行係のアナウンスが聞こえてくるのだが、このかせい連が踊り出してしばらくすると「お疲れ様でした」という声が響いて演舞場は拍手に包まれた。踊りが終わったというより終了時刻の午後8時になったからのような気がする。

それぞれの連は定められた演舞場からスタートして、すべての演舞場を順番に回ると最初のエントリーで書いたのは、私の勘違いだったようだ。パンフレットを見ると「かせい連」は後ふたつ踊っていない演舞場があるから、やはり時間で区切っているのかと思う。


ーーー続く

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2017年08月29日

高円寺の阿波おどり(3)

屋台村があると聞いていたのでやって来た中央公園。高円寺駅の東南にあることはわかっていたが、土地勘のないエリアなので少し遠回りしたかも。ところどころに立っているお巡りさんに尋ねてたどり着いた。缶ビール片手に話しかけても親切にしてもらえるのがお祭りのいいところ。

思っていたより小さな公園で、ご覧のように大勢の人々で賑わっていた。
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すだちビール。すだちで造ったビールではなく、ビールにすだちを絞って飲むみたい。ずいぶん昔に流行ったライムを入れるコロナビールみたいなものか。
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「インスタでめっちゃ大人気」と書かれている電球ソーダ。この写真にも小さく写っているが、電球ソーダってこんな飲み物ね。最近やたらよく聞く「インスタ映え」という言葉。ひょっとしたら今年の流行語大賞になるかも。
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何か少しつまみたかったが屋台のバラエティに乏しかったのでパス。すだちビールは少し興味があったものの行列に並ぶのが面倒で。




中央公園から高円寺駅方向、つまり中央演舞場へ向かう道路は人で一杯。
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上の写真の道をまっすぐ西に進めば中央演舞場となっている道路に出るはずなのだが、なぜか通行止めになっていて、いったん南下させられる。
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しばらくすると進んでは止まるを繰り返すようになる。こんなに混雑しているところを歩いたのは久し振り。
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ようやく中央演舞場に出る。先ほどまでの桃園演舞場と較べたら人が5倍くらい多い感じ。
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人垣の後ろからだから、あまりよく見えない。
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もう少し高円寺側に歩くと、ビルの横に1メートルくらいの出っ張りがあったので、そこによじ登って見物。
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高円寺駅の北側にある「ひがし演舞場」へ移動することにする。しかし駅のガード下は出番待ちの踊り手もたくさんいてほとんど身動きが取れない。
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DJポリスも出動! でも気の利いたことは何も言っていなかった。
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子供の踊り手の後ろについて、ようやくガード下を脱出。
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ひがし演舞場も人が多くて踊っているところがほとんど見えなかった。これは腕を伸ばしてカメラを高く掲げて撮影したもの。
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このあたりの混雑度合いはこんな感じ。
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ひがし演舞場は諦めて商店街の中をパレードするという純情演舞場に向かうことにする。純情演舞場はひがし演舞場の西に平行している。でも混雑していて進めず、人の流れについて行くとひがし演舞場の東側に平行している通りに出た。

あづま通り商店街というところ。もうこれくらいの人混みでは驚かず。
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路上ライブをやっていた。
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ずいぶんと長い商店街。高円寺には駅周辺に何と14もの商店街があるらしい。
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かなり北上したので、そろそろ西へ曲がらないといけない。でもそんな人の流れはなく。どうやらここは純情演舞場への迂回路ではなく、人々はあづま通り商店街を通って高円寺駅方面にアクセスしているみたいだ。

適当な角を曲がるといきなり寂しい雰囲気。でも遠くに照明が見えているので進むことにした。
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ーーー続く

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2017年08月28日

高円寺の阿波おどり(2)

2番手は「藤連」。この連も小さな子供が先頭。
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当たり前だけれど写真だから動きは撮れない。それでも踊っているように撮れることもあれば、そうでないこともある。これなんかは魔法をかけて時間が止まったようになってしまった。
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これだと歩いているように見えるから不思議。
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「希望連」。先頭は男女のペア。隊列の構成はいろんなパターンがあるみたいだ。
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この連は身体や精神に障害のある人を積極的にメンバーにしているようだった。薄いオレンジの着物を着ている人たちは目が見えていないようで、オレンジ色のハッピを着た人がサポートしている。
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なんとなく南米の民族衣装風。よく見ると柄は和風かな。
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「晃妙連」。提灯よりも後ろの建物に注目。この沿道に住んでいると阿波おどりをベランダから楽しめる。
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「舞蝶連」。この日に見た中で一番印象に残るパフォーマンスだった。
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先頭は女踊りでスタート前に一礼。着物も黒だし、とても伝統的な阿波おどりをするのかと思っているとーーー。
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その動きは前に進むだけじゃなく横にもステップしてアグレッシブ。
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こんな低い姿勢にもなる。
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彼女たちの踊りに見とれていると、子供達が前方へ駆け抜けた。
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そしてお姉様達はこんな可愛いポーズも。
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締めの踊りも上手だったが、前方を観ている人が多くてお気の毒(^^ゞ
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「しらいし連」。衣装が白ベースで爽やかなイメージ。
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「みたか銀座連」。提灯を掲げているのは何となく味のあるお兄さん。とっても似ているから双子かな?
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「でんわ連」はNTT東日本の企業連。
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ここまでで約30分。昨日のエントリーに書いたように私のすぐ前は地面に敷いたシートに座っている人がいるし、後ろには三重の人垣ができている。だから、ほとんど身動きできず姿勢的に辛くなってきた。それとビールも飲みたくなってきたので場所を変えることに。

高円寺駅方向へ移動しながら見た「本家大名連」。名前に何か由来があるのだろうか?
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フェイスペイントをした人が目立っていた出番待機中の「だむだん連」。
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中央演舞場は相変わらずの大混雑。今まで見てきた桃園演舞場は南へ向かってパレードするが、中央演舞場は北に向かう進行。だからここは最後尾。
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ーーー続く

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2017年08月26日

高円寺の阿波おどり

古くからの友人と、ただ集まって飲むだけじゃなく少しイベント性のあることをしようと始めた企画付き飲み会。お台場で実物大のガンダムを見て大江戸温泉に浸かったのが最初で、今までにプロ野球、競馬、マジックバー、浅草の三社祭、横濱ジャズプロムナード、浅草サンバカーニバル、牡蠣小屋などに出かけてきた。そして今回は高円寺の阿波踊り。(高円寺は寺の名前じゃなく地名ね)


阿波踊りは意外と全国に普及しており、特に関東では20数カ所の地域で開催されている。その中で高円寺はもっとも歴史が古く規模も大きい。60年前の1957年(昭和32年)に商店街の催し物として始まり、現在は2日間の開催期間中に100万人が訪れるといわれている。

本場の徳島で阿波踊りが始まったのは江戸時代初期とされる。県内から60万人、県外から60万人の合計120万人規模。元々の人口が違うから観客数では高円寺とそう変わらないが、参加する踊り手の人数は高円寺の1万人に対して徳島は10万人。さすが本場である。


東京での高円寺の位置関係。文字は駅名。
高円寺



最初に東京メトロ(地下鉄)丸ノ内線の新高円寺駅近くにある友人の店に立ち寄る。お店ができてもう何年も経つが顔を出したのは初めて。だって普段は高円寺に来る用事がないんだもん(^^ゞ ちなみに本日は生まれて初めての高円寺探訪でもある。

JR中央線の高円寺駅と丸ノ内線の新高円寺駅を結ぶ道路が閉鎖されて、阿波踊り会場のメインストリートとなる。
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高円寺駅方向へ向かって北上する。時刻は午後4時15分。阿波踊りの開始は5時からで、このあたりは会場の一番端なので、まだそれほど混雑していない。
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ところどころで阿波踊りの踊り手の姿を見かけるが数はそれほど多くない。
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道幅は片側1車線で、写真で見るより実際はもっと狭く感じる。
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4時半を回ると踊り手の人があちこちから現れだした。
今までどこにいたんだろう?
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4時45分。踊り手が道路を埋め尽くす。何となくワクワク。
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会場図。
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阿波踊りでパレードする8つのエリアが演舞場で、阿波踊りのチームが連と呼ばれる。それぞれの連は定められた演舞場からスタートして、順番にすべての演舞場で踊りを披露して終了となる。例えば中央演舞場からスタートした連はルック第2演舞場がフィニッシュ。

案内図ではどれも同じ広さのようだが、右側の「ひがし」「中央」「桃園」「みなみ」の演舞場が先ほど写真で紹介した2車線の道路なのに対して、左側の各演舞場は商店街の通路なのでかなり狭い。その分、カブリツキのド迫力を楽しめるとは事前にネットで調べた情報であったが、車道も浅草のサンバカーニバルと較べたらかなり狭い。いずれにせよ高円寺の阿波踊りは踊り手と観客の距離が近いパレードだといえる。

案内図に記されている連を数えたら85。地元の高円寺阿波おどり連協会に所属する連が31、徳島から参加している連が4、一般参加連と呼ばれる連が50。一般参加の意味がよくわからないが、地元と徳島以外という分類なのかもしれない。そのほとんどが東京または首都圏を拠点とする連だが、東京高円寺阿波おどり振興協会のホームページを見ると山形や福島から来ている連もあった。ところでいろいろ調べていると阿波踊りは「阿波おどり」と書く習わしのようなので、以降は阿波おどりで統一する。



中央演舞場は審査の行われるメインの会場で混雑していたので、桃園演舞場のスタート地点に陣取って見物を開始することにした。シートを敷いている人のすぐ後ろから立ち見。
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最初は「ひょっとこ連」。
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先頭は子供達。踊り始める前にしゃがんでポーズを決める。
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立ち上がって、いよいよ阿波おどりがスタート!
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ハッピダンサーズ。
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網笠に着物姿のお姉様たち。女踊りと呼ばれる。やっぱり阿波おどりの花形。
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男性陣は男踊りと呼ばれる。
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阿波おどりは後ろ姿もいい。
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踊り手最後尾は締め役の重鎮?
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音楽隊は鳴り物と呼ばれる。三味線に笛に大太鼓。
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そして阿波おどり独特のリズムをリードするのが鉦(かね)。あまり見かけない漢字。鉦の後ろにいるのが締太鼓と呼ばれる中太鼓。
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ーーー続く

wassho at 22:46|PermalinkComments(0) イベント、旅行 

2017年08月24日

アイスコーヒーは水出しで

夏になるとアイスコーヒーを作る。アイスコーヒーはホットコーヒーと違って、冷蔵庫に入れて数日ならあまり味は変わらない。だからまとめて作る場合が多い。まとめて作るとは時間が掛かるということである。私はマキネッタで淹れるのでなおさら。かなり面倒な作業となる。

同じく夏になると水出しの緑茶も作る。お茶パックや出汁パックと呼ばれる紙の袋に茶葉を詰めて、冷水ポットに沈めておくやり方。


そして、今年の夏のある日に閃いた。コーヒーも水出しできるのだから緑茶と同じやり方でいいのじゃないかと。

やってみたら大成功!
今までの方法と味に差はなし。
そして、あの手間は何だったんだと思うくらいに簡単。

2リッターの冷水ポットに対して、コーヒー豆(深煎り)はコーヒーメジャー10〜12杯分くらい。一晩で出来上がる。コーヒー豆の量や挽き方、抽出時間に研究の余地はありそうだが、今のところ極めて大雑把。濃すぎたら水で薄めている。


水出しコーヒーにはマニアも多い(お茶パックを沈める方法じゃないが)。しかし味はしっかり出て甘味も強いけれど、香りが立たないので私はあまり好きじゃない。でも作り置きするアイスコーヒーなら、どう淹れようと香りは最初だけだからあまり問題にならない。

とにかく手間いらずだから、アイスコーヒーをガブガブ飲みたかったら水出しがお勧め。


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wassho at 08:33|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2017年08月23日

USBアダプター機能付きの電源タップ(延長コード)

ソファの横にあるコンセントには延長コードが1本つながっていて、そのタップ(差し込み口が並んでいる部分)にはいろんな電気製品のプラグが刺さっている。年々増えて数が多いのはUSBケーブルで充電するためのアダプター。アダプターによっては隣の差し込み口まで覆うものもあって、差し込み口が足らなくなってきた。電気製品を使うたびにプラグの抜き換えをするのも面倒だし、見た目にもゴチャゴチャして印象が悪い。


そこで1つのアダプターで何本ものUSBケーブルをさせるものを買おうと考えていたが、
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あれこれ探しているうちに、こんな商品を見つけた。
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通常のプラグ差し込み口と、USBケーブルを差し込むアダプターが一体になったタイプ。すこぶる便利である。数人に尋ねると、こんなものがあることを知らなかったのでブログに書いておくことにした。


ついでにベルクロの結束テープを使って、USBケーブルも必要最小限の長さにしたので、アダプターが不要になったことも含めて超スッキリした。以前は床に掃除機をかけようと延長コードを持ち上げると地引き網状態だったから。
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本当はしてはいけないんだが、延長コード自体も緩めの輪にして結束テープで短くしてある。結束テープは100円ショップのもので充分。


実はデスクの下のほうが、ノートパソコンや外付けハードディスクなどの電源アダプターが7台も絡み合うスパゲッティ状態。こちらもあれこれ工夫してスッキリさせた。その工夫を説明するのがなかなか難しいので紹介はいずれそのうち。


そういえば以前にこんなことも書いた。冒頭の「涼しいデザインに変えた」とは、今も使っているシロクマのページデザインにしたということ。だからもう10年以上同じデザインということになる。文末の「〜の下書きでした」はブログを始めてから5年間ほどよく使っていた締め言葉。下書きから先へ進んだものはほとんどないのが残念(^^ゞ

wassho at 08:19|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2017年08月22日

チューリップ2017シーズン総集編(9)開花率は79%

さて、今シーズンの開花率はどうだったか。

2015年は25%と信じられない数字。それを受けて土作りにあれこれ工夫した2016年も57%と低調だった。ちなみに2014年は80%。それ以前は数えていないが80%〜90%位はあったと思う。つまりこの2年間が突出して低い。特に2015年の25%は何となくトラウマになっている。


切り取っておいた雌しべ。ひとかたまりが10本。15かたまりあるから150本。
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こちらは最後の日に切り取った受粉した雌しべ9本。種はできていなかったが
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合計で花が咲いたのは159株。植えた球根は202球だから開花率は

    159/202=78.7%

というわけで四捨五入して79%。

80%は超えて欲しかったけれど何とか納得できる数字。昨年並み以下なら、もうチューリップはやめようかと思っていたが、とりあえず来シーズンも植える予定。

球根を植える時の土いじりから始まり、芽が出て、大きくなって、ツボミが付いて花が咲いて、そして枯れるまでの姿もいろいろ面白い。なんだかんだで半年ほど楽しめるから、気がつけばチューリップを育てることが習慣になってしまった。他のものにチャレンジしたい気持ちもあるのだが、チューリップが一番簡単なので(^^ゞ


2017年シーズンの観察日記はこれにておしまい。

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wassho at 08:08|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2017年08月19日

ヒョウが降ってきた!!

本日は曇りのちゲリラ豪雨の予報だった。

午後5時過ぎから雷がゴロゴロと鳴り出し、5時20分頃、窓の外からカキーン、コキーンと聞いたことがないような音が聞こえてきた。ベランダに出てみるとヒョウ(雹)が周りの建物や窓ガラスにぶつかっている音だった。

ベランダに飛び込んできたヒョウ。
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直径2センチくらい。すごい勢いで降ってくるというか落ちてくるので、直接当たったら痛いと思う。

ヒョウが降っていたのは2〜3分で、その後はシャワーのような豪雨。それが15分くらい続いて雨はやみ、午後6時の現在は遠くで雷が鳴っている。なかなかドラマティックな展開である。


降ってくる氷が5ミリ未満ならアラレ(霰)で、5ミリ以上がヒョウというのが気象的な定義。アラレは何度か経験したがヒョウは初めて見た。長生きはするもんだ(^^ゞ

それにしても東京は8月になって本日まで連続19日間の雨。今年は梅雨明けしてから本格的な雨期になった感さえある。これもやっぱり異常気象? 毎年なにがしか異常気象なので、何が正常かわからなくなってきているけど。


以上、現場からのホットニュースでした。
いやヒョウだからアイスニュースかな?

wassho at 18:08|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2017年08月18日

ソファで歯磨き

歯磨き
一昨年の8月に20年振りとなる歯医者に行き、それがきっかけで丁寧に歯磨きをするようになった。10月の終わりにすべての治療を終えて、12月にまた歯石を取りに来いといわれたけれど、歯医者への苦手意識が災いしてあれから訪れていない。

でもその丁寧な歯磨きはずっと続けている。もっともそれをしたからといって芸能人のように歯が真っ白になるわけじゃない。あれはホワイトニングという漂白みたいなことをしなければいけないらしい。それでもタバコ、コーヒー、赤ワインと歯に汚れがつきやすいもののヘビーユーザーの割にはきれいに保たれているんじゃないかと思っている。歯石もそんなに溜まっていないと思うが、久し振りに勇気を出して歯医者に行ってみるか?


丁寧な歯磨きの欠点は時間が掛かることである。歯ブラシを歯1本各面あたり30回くらい小刻みに動かすのが丁寧ということ。それには10分以上確実に掛かる。

  それである時に閃いた。
  別に洗面所で歯磨きをしなくてもいいじゃないかと!


現在の歯磨きパターンは、朝は洗面所で以前よりは丁寧でも、まあ普通の歯磨き。夜はソファで20分かけての丁寧な歯磨き。20分というのはEテレの高校講座がその時間なので主にそれを見ながら歯磨きしている。


歯医者では、鏡の前で口を開いて磨き残しがないように確認しながら磨くように指導された。それで今までの歯磨きがいかにいい加減だったかと気付いたわけだが、しばらくすれば鏡を見なくてもすべての歯を磨けるようになる。つまり口を閉じて歯磨きできるから洗面所でなくてもOK。それでも慣れないうちはヨダレがこぼれるから、試すならティッシュを側に置いておいたほうがいい。なお力を入れすぎると磨きすぎで歯や歯茎を痛めてしまう。親指と人差し指の2本で歯ブラシをはさむ程度の力加減で充分。


歯はきれいになるし時間を有効に使えるから、
一石二鳥のナイスなアイデアだと自分では思っている。

wassho at 10:15|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2017年08月17日

チューリップ2017シーズン総集編(8)定点観測

今回は一週間ごとの定点観測風写真。三脚等を使わず手持ちでしゃがみ込んで撮っているので、毎回アングルが違うのはご愛敬。それでも毎シーズンこの記録を取っていることで、チューリップの栽培勘のようなものは養われてきたような気がする。もっとも球根を植えて水やりしているだけだが。


花は咲いていなくても、
株がどんどん大きくなるのを眺めているのは意外と楽しい。

【3月18日 土曜日】
【3月18日 土曜日】


【3月25日 土曜日】
【3月25日 土曜日】


【4月02日 日曜日】
【4月02日 日曜日】




今シーズン最初の開花は4月7日で遅かった。昨年は3月29日。ただし暖冬の影響なのか茎が伸びず葉の中で開花レベルの大きさになったので、実質的な開花はその1週間前くらい。その前年2015年は3月30日。しかしその後の開花が続かず、開花率25%と悲惨なシーズンだった。

【4月09日 日曜日】
【4月09日 日曜日】


【4月16日 日曜日】
【4月16日 日曜日】


【4月22日 土曜日】
【4月22日 土曜日】



今シーズンはメインとなる品種を決めずに、バラエティセットばかりのような球根の買い方をした。だから開花時期もバラバラで前半と後半ではベランダの景色が結構違う。一番きれいだったのは4月22日から4月29日までの1週間だったかな。

5月になり、ほとんどの花が枯れてから紫のフリンジが一斉開花。こういう全体写真だと枯れているものが多いので殺風景に見えるが、総集編(6)で書いたように人間の目は見たいところ、つまりきれいに咲いている花だけを見るのでそれなりに楽しめる。

【4月29日 土曜日】
【4月29日 土曜日】


【5月06日 土曜日】
【5月06日 土曜日】




ここから先は枯れ果ててモノノアワレを感じる記録。普段はゴールデンウイーク明けの次の土日あたりにベランダを片付ける。今年は開花が遅くて長かったのでプランターから株を抜いたのは6月3日。

【5月14日 日曜日】
【5月14日 日曜日】


【5月21日 日曜日】
【5月21日 日曜日】


【5月28日 日曜日】
【5月28日 日曜日】


【6月03日 土曜日】
【6月03日 土曜日】




ーーー不定期に続く
あと1〜2回かな。

wassho at 08:56|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2017年08月15日

肉体は滅びないけれど魂は消える

お盆

物質を分解した最小単位は原子で(素粒子とかの話はおいといて)、原子と原子が結合したのが分子。分子が集まって物質になる。物質は化学反応でいろいろと変化しても、その前後で原子の数は変わらないという質量保存の法則とやらを授業で習ったはず。


石油は動物の死骸のうち炭素(C)が、他の物質の原子と組み合わさってできたもの(たぶん)。死骸は分解・再構成され形を変えて石油になった。その石油を燃やすと石油はなくなるが、石油に含まれる炭素(C)が空気中の酸素(O)と結合して二酸化炭素(CO2)ができる。つまり原子は常に存在し続ける。


人間の身体もすべて原子でできている。全部でいくつあるかは知らないが、死んだとしても原子はひとつたりとも減らない。身体の70%は水分といわれるから、それらは蒸発してやがて雨になって戻ってくるのだろう。


さて心とか精神とか魂などと呼ばれるもの。これらは脳の活動によって生み出される成果である。脳は千数百億個の神経細胞ネットワークで電気信号をやりとりしているらしい。だから脳が機能しなくなった時点でそれらは消滅する。パソコンやスマホのCPUが壊れたり電気がなければ何もできないのと同じ。


「肉体は滅んでも魂は残る」とはよくいうが、科学的にはその逆で「肉体は滅びないけれど魂は消える」じゃないかと、ご先祖様が戻ってくるというお盆に考えたりして(^^ゞ

wassho at 22:57|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2017年08月14日

チューリップ2017シーズン総集編(7)受粉

今シーズンはチューリップが身籠もった!

花びらが落ちた後の雌しべは写真左のように、花が咲いていた時と長さ・太さが変わらないのが通常の姿。しかし右側のチューリップは雄しべが出ていところより上の、子房と呼ばれる部分が長く太く成長している。これは中に種ができているためと思われる。
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妊娠したチューリップがあちこちに。
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この姿になってからでは、これがどのチューリップだったのかはわからないが、どれも同じ品種のようで、なんとなく赤のパロット咲きチューリップのような気がする。


子房が裂けて中が見えている。まだピーマンの種みたいな状態。チューリップの種はこんな茶色い粒らしいから、これはまだ未熟な状態。
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球根で育てるのが一般的なチューリップだが、花が咲いて雌しべが受粉すれば種はできる。

ところでイチョウの木は雄と雌があるが、草花のほとんどは雄しべと雌しべがある両性花である。動物は近親で交尾すると遺伝的に問題が起こるが、植物でどうなるかは品種によって様々。チューリップは遺伝的な問題が起こる部類に属する。そこで同じ花の雄しべと雌しべで受粉しないよう雌雄異熟(しゆう・いじゅく)という機能が備わっている。

これは雄しべと雌しべの成熟スピードに差がついているもの。チューリップの場合は雄しべが先に花粉を出し、それが落ちてしまってから雌しべが受粉できる状態になる。こうして同じ花の中で受粉するのを防いでいる。

そうすると受粉するには昆虫に他のチューリップから花粉を運んでもらわなくてはいけない。しかしチューリップが咲くのは春先で、まだ昆虫の活動がそれほど盛んではない時期のため受粉しづらい。だから球根で増やすことになる。今年は咲くのが遅かったから受粉したのかもしれない。

ちなみに種を播いても発芽するまで3〜5年ほど掛かるとのこと。



元気に身籠もっているチューリップも、
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だんだんと枯れてくる。
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種の収穫なんて経験がないのでいつ取り出せばいいのか見当もつかない。裂けてしまったチューリップの種はピーマンみたいだったから、もう少し待って株を引き抜いてプランターを整理する時に取り出すことにした。


それで結果は、どの子房も中はグチャグチャ・ネチャネチャで種らしきものは見あたらず。手が汚れてしまったので写真も撮らなかった。まだ早かったのか、あるいは腐ってしまったのか。栽培種のチューリップは受粉しても種ができる可能性は低いという情報もネットにあった。

5年掛かっても発芽させてやろうと意気込んでいたのに残念。


ーーー不定期に続く

wassho at 09:06|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2017年08月13日

Unsplash

昨年末にiPhoneを買い換えてTwitterのアプリをインストールした時、同時にInstagramも入れた。Facebookのアカウントは以前から作ってある。ネットで調べ物をする際、公式ページがFacebook上にあることが増え、そこにアクセスすると、サインインしろと何度も表示される場合があるから。なおTwitter、Instagram、Facebookとも自ら投稿することはなく読むだけである。


最初、Twitterは朝起きる前にベッドの中で目覚まし効果を兼ねて読んでいた。しかしTwitterでしっかり読むのは流れてくる投稿の1/10もない。チラ読みするのを含めて1/5位。そんな読み方だと、つまり読まないもののほうが多いとiPhoneよりパソコンのほうが圧倒的に早い。だから今はあまりiPhoneでTwitterを使わなくなった。

それで寝起きに見ているのがInstagram。ギャラリー系というかきれいな景色や絵になるシーンの写真が中心。フォローしているアカウントは少ないが、検索のボタンを押せばお勧め写真がズラーッと表示されるので余り不自由はしていない。ただしフォローしているものと同傾向のものしか表示されないのが少々不便でもある。先日、京都の風景を撮っているアカウントをフォローしたら、お勧め画面が舞妓さんだらけになって困った(^^ゞ


ところで映画を観る、小説を読むことの目的は人それぞれだろうが、自分ではできない異体験をヴァーチャルに味わえるのが魅力。そして、それを一番手っ取り早くできるのが写真を見ること。レベルの高い写真は一瞬で別世界に連れて行ってくれる。

Instagramにも良い写真はたくさんあるが、写真を見るのが好きならUnsplashというサイトがお勧め。プロの作品を無料で見ることができる。数年前からあるのに日本ではあまり有名じゃないみたいで、グーグルで検索しても日本語で書かれているページは少ない。

ここがすごいのは見るだけじゃなく、商用利用であっても無料であり使用許諾も不要ということ。というか見るための写真集ではなく、使ってもらうための写真データベースとして運営されている。現在のストックは約20万点で約4万1000人の写真家が写真を提供しているようである。

Unsplashを見る場合、スマホよりパソコンのほうが見やすい。なおUnsplashのInstagramアカウントもある。ちなみにUnsplashという英単語は辞書には載っていない。水が跳ねる等の意味であるsplashに、否定や逆を表す接頭語のunをあわせた造語だと思うが、私の語学力ではそれでUnsplashが何を意味しているのかはよくわからず。


Unsplashで見つけた暑中見舞い的雰囲気の写真を何枚か。もう立秋は過ぎているが8月いっぱいは残暑ではなく暑中というのが私の主張。実践できるのはブログの中だけだけれど。

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wassho at 14:12|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2017年08月11日

第29小節が一拍ほど長い

昨年の今頃、アーノンクールが指揮したベートーヴェンのミサ・ソレムニスというCDを買った。ベートーヴェンの主要な曲はほとんどCDを持っているが、彼の作曲した宗教曲ってどんなだろうというのが動機。
ミサ・ソレムニス1


今年の2月になってCDを購入したアマゾンから「CDを制作したメーカーより不良箇所があるとの報告を受けたので、そのメーカーのサイトにアクセスして欲しい」とのメールが来た。通販でCDを買うとこういう連絡が来て便利なんだなと知る。メーカーのホームページでも告知はされているんだろうけれど、それを見に行くことはないし、またトップ画面にデカデカと表示されているものでもない。お店でCDを買っていたらこの情報を得なかったのは確実である。


ところで不良箇所ってなに? ノイズが入っていたりはしていないーーーと思いながらメーカーページにアクセスすると、そこには「第29小節が一拍ほど長い」と書かれていた。

ミサ・ソレムニス2

不良品扱いで新しく作成されたCDと交換となった。そこでパソコンに取り込んであった音楽ファイルで問題の箇所を新旧で聴き較べてみる。確かに一拍違う。♪キミガアヨオハが♪キミガアヨ・オオハになっているような感じ。実際にはもっとテンポの早い部分なので差はごく僅かで一瞬。しかし案内を読んだ時は、たった一拍長いことによく気付いたなと思ったが、この曲をよく知っている人なら違和感を感じただろう。メーカーが発売後に聴き直して発見したのか、あるいはユーザーから指摘されたのだろうか。


それにしても、どうしてこんなことが起きるのか。メーカーページの案内で「マスターテープ制作の過程で発生した」とあるから編集工程での操作ミスなのか。

CD(昔はレコード)を制作する時には、同じ曲を何度も録音して、それぞれの出来のよい部分をつなぎ合わせて編集する。始まったのはビートルズの時代あたりかな。クラシックはそんなことをしているイメージはないが、実際にはごく当たり前に行われている作業。

またクラシックはコンサートを録音した、いわゆるライブレコーディングも多いが、そういうCDでもつなぎ合わせは行われている。CD化を前提としたコンサートなら同じプログラムを複数の公演で演奏する。たとえ1日しか開かれないコンサートでもゲネプロと呼ばれる、衣装や照明なども含めて本番とまったく同じように演奏する通し稽古があるので、少なくとも2本の録音が確保できる仕組みになっている。コンサートでは演奏の出来不出来だけでなく観客が咳をしたなどのトラブルにも備えなければいけない。購入したミサ・ソレムニスもライブレコーディングである。


それで、もし編集工程での操作ミスだとしたら第29小節のところで別の録音をつなぎ合わせたことになる。ある録音のABCDEFのうちDEFを別の録音に差し替えるつもりが、間違えてDの後にDEFを足したから一拍多くなる。

しかしである。問題の箇所は音楽としてまったく途切れていない部分なのである。♪キミガアヨオハと♪チヨニヤチヨニをつなぐならイメージできるが、キミガとアヨオハのところで入れ替えた感じ。機材や編集技術の進歩でそういう箇所でも入れ替えが可能になったのかな。

私にとってCDの交換前と後で音楽的に違いはまったくなくても、その原因には興味が湧く。「不良品を聞かされていたのだからメーカーに説明責任を求める権利がある」と誰かソニーミュージックに尋ねてくれないかな。

wassho at 13:16|PermalinkComments(0) 音楽、オーディオ 

2017年08月09日

チューリップ2017シーズン総集編(6)

きれいに咲いていたチューリップも、やがて盛りを過ぎて花の形が崩れてくる。その朽ちゆく姿や、あらわになった雄しべ雌しべを愛でるのが私の高尚な変態趣味(^^ゞ


滅びの美学?
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雄しべ雌しべを花の横から。
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真上から眺める。
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萎れて面白い形になるチューリップはたくさんあるのだが、なぜか写真に撮るとイマイチなことが多い。写真のテクニックの未熟さを棚に上げて説明すると、それは人間の目というか脳は「見たい部分を強調して、なおかつ見たいように解釈あるいは改ざんして見ているから」である。仮に花に面白い形の部分が10%あったとしたら、私の目にはそれが30%に見えている。でも写真には10%分しか写らない。

機会があったら海岸に行った時に試して欲しい。海に向かって写真を撮る。そこに写っているのは砂浜、海、空である。そして、その3つに占める海の比率は目で見ているより少ないはずである。目は海を見たがっているのだ。

バイクであちこちツーリングするようになって、海を撮った写真に海があまり写っていないことに気がついた。最初はレンズの特性なのかなとも考えたが、レンズを変えたりズームの比率を変えたりしても結果は同じ。それに写真の周辺部ならともかく中央部が圧縮されるのがレンズというものの特性だとしたら写真は成り立たない。だから海は脳の中で広めに増幅されているというのが現在の仮説。

人間の視野や写真の構図を厳密に揃えて検証したわけじゃないから、この理論に100%の確証を持っているわけではない。でも好きになった女性はかわいく見えるから、たぶん当たっていると思うよ(^^ゞ


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ーーー不定期に続く

wassho at 08:27|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2017年08月08日

コーヒーを淹れるのは急須で充分

急須

朝に飲むコーヒーを淹れるのにドリップはやめて、フレンチプレスを使っていることを昨年末に書いた。またフレンチプレスではコーヒーの粉がわずかに混ざるので、カップに注ぐ時に茶こしを使っていて、だったら急須と茶こしだけでもいいんじゃないかとも書いた。


遅ればせながら実験してみた。

  急須に挽いたコーヒー豆を入れ、 
  湯を注ぎ4分後に、
  茶こしで漉しながらカップに注ぐ

実験する前からわかっていたが、急須で淹れたコーヒーはフレンチプレスで淹れたものと100%同じ味がする。原理的にはまったく変わらないのだから当たり前。


ところで日本の家庭(の一部で)でレギュラーコーヒーを淹れるようになったのは昭和40年代になってからだと思う。当初に使われていたのはサイフォンで、やがて器具が安価で手入れも簡単なペーパードリップが主流になった。コーヒーメーカーも基本的にはペーパードリップである。

考えてみると日本人は、コーヒーとは特別の器具を使って淹れるものと信じて疑わなかったことになる。おそらく見た目も味もお茶とはまったく違う飲み物だから、海外のやり方をそのまま真似て、急須という発想は生まれなかったのだろう。それに紅茶だって昔は茶こしごとカップに浸す淹れ方だった。ティーポットなんてものが知られるようになったのはずっと後になってから。そしてなぜか同じ機能なのに、急須とティーポットは使い分けるものだと思っている。和と洋は区別する発想は意外と根深いのかもしれない。そういやスパゲッティはフォークなのに焼きそばはお箸だ。あっ、焼きそばは中国か(^^ゞ


さてフレンチプレスは抽出が終わった後にメッシュのフィルターをポットに押し込んで、コーヒー豆がそれ以上お湯に触れるのを防ぐ、つまりコーヒーが「出過ぎ」ないようにする機能がある。これは急須にはできない芸当。自宅の急須は小さくてカップ1杯分しか容量がないから、急須に入れっぱなしにしておいたコーヒーがどんな味になるのかはまだ試していない。でも淹れた分だけを飲むのなら関係ないし、もしお代わりも一緒に淹れたいのなら、どうせ温め直すのだから最初から別のカップに注いでしまえばいいだけのこと。


まあとにかく急須と茶こしがあれば、コーヒーと日本茶そして紅茶にも対応できる。シンプルに暮らしましょう。私はフレンチプレスを買っちゃったので、それを使うけれど。



ついでに
  カップの上に広げて淹れるドリップバッグ式のコーヒー。
  お茶や紅茶のように、カップに沈めるティーバッグ式のほうが簡単で便利と思う。
  ここはひとつ柔軟な発想で商品開発を。

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後日追記
現在使っているのは、こんなティーポット
http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/53338681.html

wassho at 08:02|PermalinkComments(0) 生活、日常 | マーケティング、ビジネス

2017年08月06日

宇宙天気予報

宇宙

本日は久し振りにツーリングに行こうかと早起きしたのだが、もうその時点で充分に暑くて意気消沈(/o\) 最高気温の予想は34度、道路上の体感気温は37〜38度だっただろう。

ところで誰もがお世話になる天気予報。一昔前と較べれば随分と正確になったと思う。気象レーダーの精度や、データーを分析するコンピューターの性能向上とかが貢献しているのだろうか。

でもテレビでの台風情報は必要以上に大げさな気もする。「大変なことになります」と言ったほうが「たいしたことないでしょう」と言うより人々の関心を引き、それが視聴率アップにつながるからではないかと密かに疑っている。何となく3〜4割ほど「盛って」いる気がしなくもない。もちろん甚大な被害を被っているエリアも現実にはあるわけだから、用心に越したことはないけれど。


天気予報と話はまったく関係ないのであるが、先日、宇宙の天気予報というものがあることを知った。主に太陽の状況を観測して予報するもので、毎日発表され週間予報まである。人工衛星の運用など宇宙領域だけでなく、地上の電力網や通信網にも太陽活動は影響を与えることがあるらしい。

日本では国立研究開発法人(そんな法人の種類があったんだ)の情報通信研究機構の下部組織である宇宙天気情報センターが予報を出している。ちなみに本日午後3時の予報では

   太陽活動は静穏でした。
   引き続き今後1日間、太陽活動は静穏な状態が予想されます。
   地磁気活動は静穏でした。
   引き続き今後数日間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。
   高エネルギー電子の24時間フルエンスが、8月6日0時に高いレベルに達した
   ため、6日1時50分に臨時警報を発令しました。

とのこと。高エネルギー電子の臨時警報がどういうことかわからないが、とりあえず本日はいい天気のようだ。


空模様だけじゃなく太陽のことまで気にかけている人々がいることを知って、世の中って広いものだなと思ったしだい。

wassho at 21:59|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2017年08月04日

チューリップ2017シーズン総集編(5)アブラムシ(>_<)

それはチューリップもすっかり枯れ散った5月14日のこと。
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普通はこんな状態になったなら株を引き抜いて後片付けをする段階。でもどんなに萎れていても、花びらがまだ残っているうちはそのままにしておくことにしている。特に理由があるわけじゃない。作業が面倒だから先延ばしにしているだけともいえる(^^ゞ

それで何気なく枯れチューリップを眺めていたら!!!!

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そう、アブラムシ発見(>_<)(>_<)(>_<)

しかも、かなりの大量発生。だいたいベランダにある2/3くらいのチューリップの葉や茎にヤツラがへばりついていた。この1週間前に写真を撮った時にはいなかったのに。

アブラムシのことは知っているが、実はこの目で見たのは初めて。チューリップをこのベランダで植え始めて今シーズンで7年目で、またガーデニング歴はたぶん30年くらいだけれど、今までアブラムシが現れたことはなかった。


それにしてもである。
まずコイツらはどうやってチューリップを見つけ、そしてどこからやってくるんだろう? またこの時点で数万匹いたと思われるが、それが一斉に襲来したのか、それとも最初の集団がやってきて、この1週間で増殖したのか? そして花が満開のおいしそうな時じゃなく、こんな枯れかけたチューリップが好みなのか?

いろいろとナゾ
来シーズンまでに調べることにしよう。


今となっては過ぎたことだが、この日アブラムシを見つけた時の心境は

    怒り心頭に発する▼▼メ)

枯れかけているとはいえ、我が愛しのチューリップから樹液を吸い取るなんて断じて許し難し! 母なるガミラスの地下資源を盗掘している暗黒星団艦隊に遭遇したデスラー総統の心境である。ほとんどの人にはわからない例えでゴメン。


昔に買った殺虫剤があったことを思い出し探し出す。アブラムシにも効くとあったのでさっそく散布。しかしアブラムシは元々じっとしているから殺虫剤をかけて動きが止まるわけでもないし、またヒクヒクと死にかける様子も見せないから効果があるのかどうかよくわからない。

1/3くらいのチューリップに散布したところで殺虫剤はなくなってしまった。さてどうする。殺虫剤を買いに行ってもよかったのだが、まずは代用品で対処しようと。

最初に思いついたのは熱湯。たぶん一番確実。しかし枯れかけているとはいえチューリップも痛める。それに自分が火傷する確率も高かったので却下。

ゴキブリは食器洗い洗剤で窒息死するけれどアブラムシにはどうか、食用油は効くだろうかなどと考える。ネットで調べると一番多かったのが牛乳。でもあいにく冷蔵庫にはなかった。そして木酢液という情報を見つけた時に、普通の酢ならあることを思い出した。

残りのチューリップの分量から逆算して酢を半分ほどの濃度に薄めてスプレー散布。殺虫剤と同じように効いているのかどうかまったくわからないが、とりあえずすべてのチューリップの処理を終える。これでダメなら改めて殺虫剤を買ってこようかと。



翌日の朝はベランダに出る時間がなく、夜は暗くてよくわからず。その次の日に観察すると、ほとんどアブラムシはいなくなっていた。アブラムシが飛ぶのかどうか知らないが、いずれにせよ逃げるのなら殺虫剤や酢を撒いている時に逃げるはずだから、死んで葉や茎から離れ落ちたということになる。でもプランターの上を見ても死骸らしきものはまったく見あたらず。ますますナゾの深まるアブラムシ。


何はともあれ生まれて初めてのアブラムシ体験記でした。


ーーー不定期に続く

wassho at 07:45|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2017年08月03日

ビールはぬるめが意外と旨い

缶ビール

先日、友人宅にお邪魔した時のこと。奥さんが冷やし忘れていたとかでぬるいビールが出てきた。冷蔵庫に入れて30分ほどらしく缶が少し冷たくなっている程度。当然、中身のビールは冷えている状態とはほど遠く(/o\)

でもこれが意外と旨かったのである。いわゆるホップの苦みが芳醇に感じられて、ビール本来の味ってこんなのだったよなあと思った。


スーパードライが発売されてから今年で30年。その従来とは違った辛口でキリッとハードな味わいが大ヒットしたので、瞬く間に日本のビールはすべてその路線になってしまった。たまに昔のラガービールの苦さを懐かしく思うこともある。もちろんクラフトビール(地ビール)や輸入ビールにはスーパードライ味以外のものもあるとは思うが、それを探すほどビールマニアでもなく。

でもとりあえず、あまり冷やさなければ苦みの感じられるビールになることの報告。


しかしあの状態ではあまりにもぬるい。一般にビールは冷蔵庫で4時間冷やすと適温になるといわれている。だから30分から4時間のどこかに苦さと冷たさの妥協点があるはず。私は自宅でほとんどビールは飲まないので実験することはないと思うけれど、興味のある方は是非お試しを。


ついでに。
昔、同じようなシチュエーションで氷を入れたグラスに注がれたビールが出てきたことがある。それはとっても不味かった(>_<)

もうひとつついでに。

「ぬるい」は漢字で「温い」と書くと初めて知った。
でも「温かい」と混同しそうで漢字では書きづらい。

wassho at 08:44|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2017年08月02日

初めての生しらす

6月の頭に平塚市美術館へ行ったことを2つ前から4つ前のエントリーに書いた。東京には夕方までに戻ればよかったので、ゆっくりとランチを取る時間もあった。そこで前から食べてみたかった湘南名物の生しらすを食べようと。実は今まで生のしらすを食べたことがなかった。

「とびっちょ」は江ノ島にある生しらす料理の専門店。平日でも待ち時間2時間といわれる(たぶん)一番の人気店。たいていの人は待ち時間のあいだに江ノ島観光をすますらしい。
とびっちょ

もちろんそんな行列に並ぶつもりはなく、向かったのはJRで平塚から2駅隣の辻堂にあるショッピングモール。この中に「とびっちょ」が出店している。ここの混雑度合いは調べなかったが、もし行列していても、違う料理なら他にお店はいくらでもあるという判断。


辻堂も海岸は知っていても駅に来るのは初めて。何となくのどかなところをイメージしていたら、駅に直結する「テラスモール湘南」はビックリするくらい大きかった。(写真はホームページから借用)
テラスモール



3階の潮風キッチンというフードコートに10軒くらいの飲食店が集まっていて、そこに「とびっちょ」もあった。時刻は午後2時過ぎで行列はなくてラッキー。頼んだのは生しらすと釜揚げしらすが半分ずつの丼。
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初めて食べる生しらすの味は、説明するのが難しいけれど、釜揚げのしらすが生だったらこうだろうという想像通りの味。そしてわかったのは、私には生より釜揚げしらすの方が美味しかったということ。でも念願の生しらすを食べられたことには大変満足。


ところで値段は1290円。でも生しらす丼は1100円で釜揚げしらす丼が950円なのに、両方をミックスした生しらす釜揚げしらす丼がなぜ1290円になるのか不可解。


昔、湘南に住んでいた友人から「このあたりじゃ春になったらスーパーで生しらすを売っている」と聞いたことがある。そんなことが会話になるくらい、生しらすというのは痛みやすいので産地でしか食べられないものーーーというのが常識だった。しかし先日、駅前のスーパーでも生しらすがパック詰めで売られているのを発見! 流通の進化で常識も覆ったみたい。

wassho at 08:10|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2017年08月01日

チューリップ2017シーズン総集編(4)倒れてもーーー

前回の総集編(3)で「チューリップを育ていての悩みトップ3」の1つとして、花びらがガバーッと開いてしまうことと書いた。もう1つが写真のように花が倒れてしまうことである。茎の太さに対して花が重すぎるのかな。でも倒れていないものと較べて、特に茎が細いということはないから、茎の太さと花の重さの因果関係は不明。
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カウントはしていないが毎年2割くらい倒れるから結構な確率。為す術もなかったのだが、ある日、倒れて曲がったチューリップの茎を手で反対方向に曲げるというか、なぜたりさすったりして修正してやると元どおりになることを発見\(^o^)/

なぜこんな単純なことを今まで試したことがなかったのか、まさに目からウロコが落ちた気分。元に戻らないもののほうが多いが、だいたい1/3くらいはまっすぐになる。まっすぐになった後、またすぐに倒れてしまうということはなかったと思う。


しかーしである。
その作業を丁寧にやらないと、こんなふうに折れてしまう(^^ゞ
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こういうのを室内で楽しむのもいいかとも思ったが、茎が短いからか、あるいは花が水に浸かっていたからか、二日くらいで腐り始めてしまった。


とりあえずチューリップが倒れても諦めちゃいけないというお話。


ーーー不定期に続く

wassho at 07:09|PermalinkComments(0)   *チューリップ