2018年07月

2018年07月29日

デスクの電源配線を「持ち上げて」整理

デスク周りで電源が必要な機材は

  パソコン
  ハードディスク4台
  電気スタンド
  無線LANのルーター

の合計7台もあって、それらのコンセント(正確にいうならプラグ)が電源タップいわゆる延長コードに刺さって足元に転がっていた。当然配線は絡み合ってスパゲッティ状態になる。たまに整理しても、なぜかいつの間にかスパゲッティ状態に戻っている。延長コードに延長コードを足していたから、デスクの床に掃除機を掛ける時も、一度ですべてを持ち上げられず面倒だった。また丁寧にやらないと、たまにACアダプターが外れかける。

たぶん同じような状況にある人は多いかと思う。そしてそんなものだと思っている。
私もそうだった。

しかし1年ほど前に、たまたまケーブルトレーという名前の商品を見つけた。
ケーブルトレー

これは素晴らしいと購入しようと思ったが、この製品はデスクにコの字型のクランプで固定する仕組み。そしてそのクランプが対応している厚みが3センチまで。私のデスクの厚みは6センチあるので取り付けられない。

今までスパゲッティ状態が当たり前だと思い、それをそれほど苦にはしていなかったのに、一度この製品を知ってからは何が何でもの要改善項目になってしまった(^^ゞ



似たようなものはいくつかあったが6センチの厚みに対応しているものはなかった。それであれこれ調べて購入したのがこれ。
テーブルハングラック1

元々はこういう用途で使うためのもの。商品名はテーブルハングラック。
テーブルハングラック2


ついでに電源タップもACアダプターを挿しやすいコンセントの間隔が広いものを購入。コンセントは6口しかないが、ハードディスク4台の内2台は古いものでバックアップのバックアップ用途でしか使っていなかったから、普段は電源をつながないことにした。余った1口にはスマホやタブレット用のUSB充電器を挿している。
電源タップ


そして現在の状況。写真に撮るとゴチャゴチャしているが、それまでと較べれば天と地ほどのスッキリさ。以前のスパゲッティ状態ならとても写真では紹介できない(^^ゞ
IMG_0990


これでメデタシメデタシのはずだったのだが想定外の問題が。


ーーー続く

wassho at 23:48|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2018年07月24日

セスキでヌルッと温泉気分

セスキ

セスキというものをご存じ? 商品パッケージに「セスキってなに?」と説明されているものが多いから、知名度はそれほど高くないのかもしれない。


セスキは炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムが混ざりあった化合物。炭酸水素ナトリウムの通称は重曹。だからセスキは重曹の親戚みたいなもの。もっとも重曹という名前に馴染みがあっても、重曹って具体的に何?と問われても大抵の人は答えられないだろうから、セスキは重曹に似たものというのは説明になっていないけれど。

重曹はベイキングパウダー・膨らまし粉の主原料であるが、アルカリ材でもあるので油汚れなどに対する洗浄力も持っている。石油由来のものではないので、環境に優しいナチュラルな洗浄剤としてお掃除好きの人々に使われることが多くなってきた。

セスキもその流れで注目されだした素材。洗浄剤としての応用範囲は重曹より広いようだ。ただしこちらは食品としての用途はないみたい。

以上、簡単ながらセスキの解説。
それにしてもセスキって語呂が悪い。


お掃除好きじゃないのでセスキとかかわることもなかった。しかしセスキは入浴剤としても使え(セスキや重曹は入浴剤に成分として含まれることが多い)、とっても温泉ぽくなるらしいということを何ヶ月か前に知った。

それで試してみると

1)
「お湯の当たり」が確実に柔らかくなる。例えるなら水道水を沸かしたお風呂と、ミネラルウォーターを沸かしたお風呂くらい違う(もっともミネラルウォーターを湧かしたことはないのだが)

2)
お湯がヌルッと温泉のようになる。これはセスキがアルカリ性だからかな。ヌルヌルを楽しみたくて、手で腕や脚をよくなでるのでマッサージ効果もアップしている。

3)
成分に炭酸とあるが、別に泡が出たりはしない。


けっこう入浴剤好きで温泉タイプもいろんなものを使ってきたが、セスキほど温泉らしくなるものは初めて。セスキは無色無臭なので、そのうち湯ノ花を粉末にした入浴剤と混ぜて使ってみようかとも思っている。

お風呂に入れているセスキの分量はマグカップ1/4程度。かなり多いかもしれない。お湯がアルカリに傾くので肌が弱かったり敏感な人は、もっと少なめから試したほうがいいかな。


もはや私のお風呂には欠かせなくなったセスキ。自宅で温泉気分を味わいたかったら、ぜひお試しを。ちなみにセスキはドラッグストアの住宅用洗剤のコーナーに、重曹やクエン酸と一緒に並べられていることが多い。

wassho at 22:20|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2018年07月23日

夏のお風呂は39度で

本日は埼玉県の熊谷で国内最高気温を更新する41.1度となり、また東京の青梅でも40.8度を記録した。東京で40度を超えたのは観測史上初めてとのこと。こんな記録更新はあまりうれしくないなあ。ちなみに東京都心の最高気温は37.4度。ヒートアイランド現象なのか午前1時に28.6度だった気温が、なんと午前2時〜3時に30度越えとなっている。

8月はもっと暑いのか、これから夏は毎年こんな気温になるのかーーーなにかと気掛かりだけれど、なるようにしかならないから心配しても仕方がないか。


お風呂湯船

さて夏は湯船に浸からずにシャワーだけという人は多いと思う。風呂に入ると暑い、それがツライだから億劫になるーーーというのが主な理由だろう。私も以前はそうだった。でもある時、風呂の給湯器は温度調整ができるという単純な事実に気がついた。

それで少しずつ給湯温度を下げていき、夏のお風呂は39度だと快適だということがわかった。暑さを感じることもなく、のんびりと浸かってられる。ユニットバスで窓がないので、以前は浴室のドアを開けてサーキュレーターで風を送り込んでいたが、その必要もなくなった。

人によって感じ方は違うだろうし、また給湯器の温度設定がどれだけ正確かもわからないから、興味があったら少しずつ温度を下げて試して欲しい。私&自宅のお風呂の場合、38度だと微妙にもの足らない。温度設定のできない給湯器の場合はーーー水温計を使って測りましょう(^^ゞ


シャワーと較べてお風呂は、より身体の内部まで温まるので血行がよくなる、免疫力が高まるといわれている。また水圧や水の粘性によるマッサージ効果、浮力による筋肉や関節への負担軽減などの効果もある。

39度のお風呂の場合、暖まっているという感覚はあまりないが(お風呂上がりに身体を拭いた後、汗が噴き出してくることもない)、それでも体温よりは高い温度だから、それなりの効果はあるのだと思う。感覚的にはシャワーを浴びるよりは「身体が楽に」なる。またリラックス感も長く続く。

ところで40度を超える気温だったら、
そこにいるだけで身体が暖まるお風呂効果があるのだろうか?

wassho at 19:20|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2018年07月20日

魔法瓶タンブラーは夏の必需品

魔法瓶タンブラー

昨年の夏に何気なく買ってから手放せなくなっているのが、魔法瓶のように真空断熱構造になっているタンブラー。

ところで、こういうものはタンブラーという名前がついていることが多い。それでタンブラーって定義はどうなんだろうと調べたら、コップあるいはガラス製ならグラスと同じ意味のようだ。しかしウイスキー用の高級グラスのことをタンブラーと呼んだりもするが、今は真空断熱構造になっている縦長のコップを指すというのが一般的みたい。ネットで「タンブラー」を画像検索すると、ほとんどがこの手の商品になる。


さて夏は冷たい飲み物をよく飲む。今みたいに殺人的な猛暑だったらなおさらのこと。魔法瓶タンブラーの優れているところはいくつかある。

まず冷たい飲み物が温く(ぬるく)ならない。だから飲み物が冷えている場合は氷を入れる必要がない。また飲み物が冷えていなくて氷を入れた場合も、氷が溶ける量が少ないから飲み物が薄まらない。ちなみに氷を入れたものを飲み終えて、タンブラーの約1/3程に氷が残っていた場合、4〜5時間経ってもまだ氷は少し残っているからビックリする。

もっとも魔法瓶なんだから、温くなりにくいのは当たり前のこと。それを期待して買ったわけだが想定外によかった点もある。

1つは断熱構造だからタンブラー自体が冷たくならないこと。つまりタンブラーを持った時に冷たくない。それまで冷たい飲み物を入れたコップを持って、指が冷たいと思ったことはなかった。でも魔法瓶タンブラーを使ってから「無意識に我慢していたんだな」と気がついた。わずかなことだけれど、魔法瓶タンブラーで冷たいものを飲むのは実に快適である。

2つ目は結露しないこと。水滴の心配がないからテーブルにコースターは不要。また指も濡れないので、これも先ほどの快適性につながっている。


使ってみてわかった難点もある。まず金属製である素材。好みによるが私は陶器やガラス製のほうが質感的に好き。それに唇が触れるタンブラーのエッジ部分がかなり鋭角なのも気になるところ。もう少し丸みを帯びた形状にして欲しい。

ところで冷たいものが温く(ぬるく)ならないというのは、暖かいものが冷めないということでもある。だからホットコーヒーや熱いお茶も保温性という点で魔法瓶タンブラーは有効。しかし冷たい飲み物はガブガブ飲む=量が多い=飲む所要時間が長い=保冷性が大切なのに対して、ホット系飲料はその逆であまり保温性にメリットを感じない。だから感触が好みでないこともあって、いまのところ魔法瓶タンブラーを使うのは夏だけである。

また長さに対して口径が狭いので、底のほうを洗いにくいのも難点である。キッチリ洗いたければ柄のついたコップブラシが必要。おそらく保冷性を高めるために普通のコップよりスリムなプロポーションになっていると思われる。でもオンザロック用の広口魔法瓶タンブラーも欲しいなあ。


たかだか保冷性に優れたコップというだけであるが、真夏には冷たいものをたくさん飲むから生活に与える影響は意外と大きい。お勧め商品である。

wassho at 19:54|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2018年07月18日

北米大陸と南米大陸はつながっている

別にまったく知らなかったわけじゃない。
関心がなくて気に留めていなかった、忘れていたというか。
パナマ運河あることを考えれば当然なのだけれどーーー


カナダ、アメリカ、メキシコのある北米大陸。そしてブラジル、コロンビア、アルゼンチンなどがある南米大陸。両者に挟まれているのが中米といわれるエリア。グアテマラ、ホンジュラス、コスタリカなどの国名が思い浮かぶが、なんとなく島国的なイメージを持っていた。でもこれらの国は南北両大陸に細長くつながっている。だからアラスカから南米大陸の先端まで歩いて行けるのだ。

中米地図

どうして勘違いしていたのだろう。キューバやジャマイカなど中米で名前をよく聞く国が島国だからだろうか。何人かに「北米と南米がつながっていること知ってる?」と尋ねてみると「そうだったっけ」との答えだったのでブログにしてみたしだい。

ちなみに両大陸と地続きにある国は

    グアテマラ
    ベリーズ
    ホンジュラス
    エルサルバドル
    ニカラグア
    コスタリカ
    パナマ

名前は知っていても、コーヒーの産地と暑そうな国のイメージしか浮かんでこない。あとはゲリラとか内戦。コスタリカはサッカーが強いかな。

中米で島国なのは

    バハマ
    タークス・カイコス諸島(イギリス領)
    キューバ
    ケイマン諸島(イギリス領)
    ジャマイカ
    ハイチ
    ドミニカ共和国
    プエルトリコ(アメリカ領)
    アメリカ領ヴァージン諸島
    イギリス領ヴァージン諸島
    アンギラ(イギリス領)
    セントクリストファー・ネイビス
    アンティグア・バーブーダ
    モントセラト(イギリス領)
    グアドループ(フランス領・海外県)
    ドミニカ国
    マルティニーク(フランス領・海外県)
    セントルシア
    バルバドス
    セントビンセント・グレナディーン
    グレナダ
    トリニダード・トバゴ
    アルバ(オランダ領)
    オランダ領アンティル

ぜんぶで24。そのうち外国の領土となっているのが11と半分近くある。21世紀になってずいぶん経つのに、まだまだ植民地時代の名残はあるんだね。

それにドミニカ共和国とドミニカ国があるとは知らなかった。国名がカブっているって他に例があったかな?人口1000万人で野球が強いのがドミニカ共和国。ドミニカ国は人口わずかに6万人の小さな国。面積750平方kmだから奄美大島くらい。


大陸が地続きという点では、アジア&ヨーロッパのユーラシア大陸とアフリカ大陸もつながっている。両大陸の途中に掘られたのがエジプトのスエズ運河。こちらは正しく認識していた。中米より中東のほうが日本人としては関わりが深いからかもしれない。

それにしても韓国まで渡れば、アジアやヨーロッパを回って南アフリカまで歩いて行けるなんて何となくロマンを感じる。もちろん私は飛行機に乗るけれど(^^ゞ

wassho at 20:37|PermalinkComments(2) ノンジャンル 

2018年07月16日

クロアチア

サッカー・ワールドカップの決勝戦はフランスが4-2でクロアチアに勝利。クロアチアの1点は、フランスのキーパーにバックパスされたボールに対して、クロアチアのフォワードがプレッシャーを掛けに行き、キーパーのミスを誘ってゴールしたもの。プレッシャーを掛けるシーンはよく見るけれど、本当に得点できることもあるんだとビックリ。

さてサッカーの話はここまで。本日のエントリーは前回に書いた「ワールドカップやオリンピックを機会に少し世界に目を向ける」の話。ただしあまりの酷暑にこの3連休は引きこもっていて、その暇つぶしに書いたものだから、そのおつもりで。


それでクロアチア。
サッカー以外ではたまに名前を聞く程度。白地図で場所を指し示すことができる人はほとんどいないと思う。簡単に説明しておくと

アドリア海を挟んでイタリアの東側、ギリシャの北側にあるいくつかの国が集まってユーゴスラビアという国を作った。1943年のこと。
   ↓
いろいろ仲違い(なかたがい)して分裂し、1992年にユーゴスラビアは解体。

そのいくつかの国というのが

   クロアチア
   コソボ(承認していない国もある)
   スロベニア
   セルビア
   ボスニア・ヘルツェゴビナ
   マケドニア
   モンテネグロ
ユーゴスラビア地図


ユーゴスラビアにチョコッと興味を持ったのは大学生の時。チトー大統領(1892-1980)というのがユーゴスラビアをまとめた立役者で、世界史に名前が残るレベルの政治家。ある授業で教授が「僕はチトーが来日した時、彼に呼ばれて一緒にメシを食いに行った」と言ったから。「ヘエ〜、このオッサン、そんなに有名あるいは優秀なのか」と思った。まあタダそれだけの話。

一般的に知られているのはユーゴスラビア時代の1984年にサラエボで開催された冬季オリンピックだろう。もっともサラエボ・オリンピックは覚えていても「それはどこの国?」と尋ねられたら答えられない人は多いかもしれない。


さてチトー亡き後のユーゴスラビアは紛争の歴史でもある。さらに遡ると第1次世界大戦はオーストリアの皇太子がサラエボで暗殺されたのがきっかけ。バルカン半島はヨーロッパの火薬庫などといわれ、昔からきな臭かったエリア。

話はそれるがバルカン半島は、ギリシャ、アルバニア、旧ユーゴスラビア、ルーマニア、ブルガリアを含めたエリアを指す。しかし半島になっている、つまり海に細長く突き出しているのはギリシャだけなので、バルカン半島という呼び名にはとても違和感を感じる。

それはさておきユーゴスラビアの紛争に話を戻すと、主なものは

   スロベニア紛争(十日間戦争)(1991年)
   クロアチア紛争(1991年 – 1995年)
   ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(ボスニア紛争)(1992年 – 1995年)
   コソボ紛争(1996年 - 1999年)
   マケドニア紛争(2001年)

ニュースでよく報じられていたのはボスニア紛争とコソボ紛争かな。特にボスニア紛争は規模が大きく、オリンピックのあったサラエボも戦場になったからよく覚えている。広場にいる市民をビルの上から狙撃するというショッキングなドキュメンタリー番組を見たこともある。「民族浄化」という言葉もこの紛争では使われた。

ユーゴスラビアでの紛争は民族紛争である。ボスニアの場合はボシュニャク人vsセルビア人vsクロアチア人。ボスニア紛争あるいはユーゴスラビアに関する本は何冊か読んだことがある。しかし読んでいる時は何となく理解したつもりでも、24時間後にはすっかり頭から抜けてしまう。

基本的に話が込み入っていてややこしいし、仕事や生活で縁のないエリアだし。肌感覚として身につかないといったところ。だから現在、旧ユーゴスラビアは7カ国になっているが、それらの国名を聞くと苦手意識が先に立ってしまう。


ニュースで見たボスニア紛争では、破壊された市街地、銃弾で蜂の巣のようになった建物などが記憶に残っている。先ほど書いたように「それ以来は縁がない」なので、その記憶であのエリアの印象が固定されていた。

その印象が変わったのはジェームズ・ボンド役がダニエル・クレイグに変わって最初の「007 カジノ・ロワイヤル」の映画を観た時。舞台となったカジノが旧ユーゴスラビアのモンテネグロにあって、とてもきれいな街並みだったから。もう内戦の傷も癒えてよかったねという感想を持つと共に、機会があればいずれ訪れてみたいと思ったくらい。

もっとも映画を見終えた後、カジノの場所はモンテネグロではなく、あのエリアと曖昧にしか覚えていなかった。それでワールドカップで普段は聞かないクロアチアの名前を聞いた時、あのきれいな街並みのクロアチアと勘違い。当然、準決勝と決勝戦はクロアチアをひいきして応援した(^^ゞ

それで今調べてみたらカジノがあったのはクロアチアではなくモンテネグロ。しかも舞台設定はモンテネグロでも、実際の撮影はチェコで、映画の風景とモンテネグロとは似ても似つかないとかーーー。


ということで酷暑で頭が回らない日にふさわしいオチ(^^ゞ
皆様、熱中病には気をつけましょう。

wassho at 13:04|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2018年07月14日

サッカー・ワールドカップ:なぜイングランド?

イングランド国旗

準決勝のクロアチアvsイングランド戦を観たことは前回に書いた。

ところで、ごく当たり前にイングランドといわれているけれど、なぜイギリスじゃないのかと思う人は少ないのかな。ラグビーでも同じようなことがあるから、だいたいの想像はついていたが、この機会に調べてみた。

結論から書くと、

   ほとんどの国は1国・1チームでしかワールドカップの予選に参加できないが、
   例外的な扱いを受けている国もある。

   その代表例がイギリス。イギリス本土から4チーム、海外領土から7チームが
   エントリーできる。

   ワールドカップを主催しているのは国際サッカー連盟(FIFA)で、通常は各国に
   1つの下部組織がある。日本なら日本サッカー協会。

   しかしイギリスはサッカー発祥の地であり、国際サッカー連盟の設立以前から
   イギリス各地域のサッカー協会が存在していた。

   それら各地域のサッカー協会が個別に国際サッカー連盟に加入することが認められ
   たので、その協会の数だけチームがエントリーすることになる。

100%正確な説明じゃないが、だいたいそんなところ。

その各地域の協会とは、イギリス本土が

   イングランド
   スコットランド
   ウエールズ
   北アイルランド

海外領土が

   モントセラト(中米)
   イギリス領ヴァージン諸島(中米)
   ケイマン諸島(中米)
   タークス・カイコス諸島(中米)
   バミューダ諸島(北大西洋)
   アンギラ(中米)
   ジブラルタル(イベリア半島=スペイン)

日本で置き換えるなら、ワールドカップに北海道代表、本州代表、四国代表、九州代表それに沖縄代表、淡路島代表、佐渡島代表、伊豆諸島代表、瀬戸内海代表など11チームがワールドカップを目指せるということ。ずるいぞイギリス(^^ゞ

もっともワールドカップ本大会に出場できる力を持っているのはイギリス本土の4チームだけ。中米・北大西洋の海外領土6チームは5次予選まである北中米・カリブ海ブロックの1次予選ですべて敗退している。ジブラルタルも欧州予選で得失点差マイナス44という下から2番目の成績だった。

今回のロシア大会に出場できたのはイングランドだけだが、確率的には準決勝〜決勝のすべてをイギリス勢が占めることもあり得る。イングランドとスコットランドの仲が悪いのは有名。もし決勝戦がその組み合わせで、しかもイギリス国内開催のワールドカップだったりしたらスタジアムは阿鼻叫喚の地獄図になるかも(^^ゞ


他にイギリスのように地域や海外領土のチームがワールドカップに参加できる国は

   中国:香港、マカオ
   デンマーク:フェロー諸島(北大西洋)
   オランダ:キュラソー島(中米)、アルバ(南米)
   アメリカ:グアム、プエルトリコ(中米)、アメリカ領ヴァージン諸島(中米)

など。ほかにもサンマリノのような一応は独立国だけれど、イタリアの保護国のようなミニ国家も参加資格を持っている。

ところでプエルトリコが国ではなくてアメリカの属州的な存在だというのは何となく知っていたが、ヴァージン諸島がアメリカ領とイギリス領に分かれているのは知らなかった。そしてグアムがアメリカそのものではなく海外領土だとわかってビックリ!


ワールドカップやオリンピックの時は、少し世界に目を向けるいい機会。それでいろんな発見や気づきがある。そんな話が何回か続くかも。

wassho at 10:48|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2018年07月13日

サッカー・ワールドカップ準決勝で気付いたこと

日本がベスト16で敗退した後はニュースのダイジェストは別として、ワールドカップの試合を丸ごと見ることはないと思っていた。理由は以前にも書いた通り、応援する選手やチームがなければスポーツ観戦は盛り上がらないものだからである。

だったんだけれど、準決勝を2試合とも見てしまった(^^ゞ
しかもフランスvsベルギー戦は生中継で。

もっとも見ようと思って見たのではなく、その日はたまたま遅くまで起きていて、そろそろ寝なきゃと思った時に試合が始まったので、ついズルズルとであったが。

フランスの戦術は守備をガチガチに固めて、一瞬の隙を突いて超高速カウンター攻撃を仕掛けるもの。日本にあんなスピードがあるかどうかは別として、参考になる戦い方じゃないかなと思った。結果は1ー0でフランスの勝利というかベルギーの攻めあぐね負け。初めて見るフランスチームに対して、日本戦で馴染みのあるベルギーチーム。気持ち的にはベルギーの肩を持っていたので少し残念。

せっかくフランスvsベルギー戦を見たので、ついでにクロアチアvsイングランド戦も見るかとなり、こちらは録画で見た。我が家のテレビには24時間・全チャンネル録画機能がついているので、ワールドカップやオリンピックの時は便利。

イングランドが試合開始直後に得点し、クロアチアが後半に追いつき、さらに延長戦で追加点を上げ2−1でクロアチアの逆転勝ち。この試合は面白かった。いわゆる日本の組織的なサッカーを見慣れている目には、ボクシングでいうならノーガードの打ち合いのように写った。

ところでロアチアvsイングランド戦は録画で見たが、実は試合結果を事前に知らなかった。つまり日本が敗退した後は、どこの国が勝とうが興味がない程度のサッカーファンである。日本戦以外つまりヨソの国同士の試合をすべて観たのも実に久し振り。



それで気がついたのはーーー
日本戦じゃない、すなわち熱中して試合を観るのではなく少し客観的に眺めていると、サッカーのことがよくわかるということ。具体的にいうと日本戦だとボールのあるところしか見ていないが、日本戦以外だともっと選手のいろいろな動きに目が行くようになる。

テレビの解説で「A選手がここにいる時、B選手がこう動いて、だからここにスペースができてーーー」などといわれることがある。そんな風に観戦というか観察するなんて一生無理と思っていたが、解説者とはレベルの違いはあるとはいえ意外とわかるものである。

生活やビジネスでも前のめりになりすぎると、視野狭窄に陥って事が上手く運ばないことがある。サッカー観戦でも同じなんだと改めて気付いた。

私のサッカーを見る目もちょっとは進化したかな。
でも日本戦だと熱中するから、今までと変わらないかも(^^ゞ


サッカー・ピッチ


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2018年07月12日

チューリップ2018 総集編 その2

恒例の定点観測。

ブログでは4月5日に「7割ほど開花」、4月8日に「早くも盛りを過ぎ」と書いてきた。改めて1週間スパンでの撮影を見ると、今シーズンは本当に咲いていた時期が短かったことがわかる。

         3月19日
0319

         3月25日
0325

         4月1日
0401

         4月8日
0408

         4月15日
0415

         4月22日
0422

         4月29日
0429

         5月6日
0506

         5月13日
0513


ついでにアブラムシを発見したのは4月22日。昨シーズン(それが生まれて始めてのアブラムシ体験)もそうだったけれど、どうして枯れ始めの時期になって発生するのか不思議。ヤツラは樹液を吸っている。もっとチューリップが若い時期のほうがオイシソウなものなのに。だから害虫が発生したら「被害」と書くのが普通だが、花が咲き終わってからだと被害という気もあまりしない。

昨シーズンは全体の2/3位のチューリップにアブラムシがついていた。今年は2〜3の株だけ。見つけた日に自宅にあった殺虫剤をスプレー。次の日にアブラムシが葉から落ちたり変色したりの様子はなし。だいたいヤツラは動かないから見た目では生きているか死んでいるかもよくわからない。また殺虫剤を使おうと思いボトルをよく見ると、対象害虫にアブラムシは含まれていなかった(^^ゞ

昨シーズンにアブラムシについて調べた時、牛乳を吹き付けると効果的という情報が多かったことを思い出す。そこで牛乳を霧吹きに入れてスプレーしてみた。数日後に観察すると、ほとんどアブラムシはいなくなっていた。牛乳はなかなか効果的。アブラムシの気管に入り、乾燥して固まって窒息するらしい。牛乳が腐って臭わないか心配したが、スプレーする牛乳の量なんかしれているからかベランダに異臭はなし。


プランターから枯れた葉を引き抜き、球根を掘り起こしたのは6月になってから。何年か前に元気そうな球根を翌シーズンに植えたこともあったが、発芽して成長するもののツボミはつけなかった。プランター栽培の場合、チューリップの球根は基本的に使い捨て。だから掘り起こした球根をしっかりと観察していない。生きのいいのと黒ずんで傷んでいるような球根が半分ずつ程度かな。ただし、土を掘っても球根の痕跡が見つからない場所もけっこうあった。

球根が腐って土になった? しかし今シーズンの開花率は58%でも、発芽率は(正確に数えてはいないものの)9割以上はある。4月の終わりまで葉はあったから球根も存在していたはず。それから腐ったとしても、1ヶ月少しで分解して土になるか? ナゾ


今シーズンの観察日記は、これにておしまい。
DSC09334


wassho at 20:12|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2018年07月10日

チューリップ2018 総集編

4月1日から8日までの平均最高気温が、昨年の17.2度に対して今年は21.6度と4度以上も高かった。おそらくそのせいで今シーズンのチューリップは開花している時期が短かった。開花時期が短いということは一斉に咲いたことになる。でもその割には超満開な印象はなかった。それはつまり開花率が低かったからーーーとは、ウスウス気づいてはいたが。


毎年恒例の、切り取った雌しべで咲いた花数を確認する行事。
撮影したのは5月の始め。
DSC09589

ひとかたまりが10本。11かたまりと2本あるから112の花が咲いたことになる。
そして植えたのは194球。
だから開花率は112÷194=58% (/o\)

去年の夏には土を熱湯消毒し、土のリサイクル材を始め様々な園芸用土を買って、それをマゼマゼして土作りに手間も掛けたのに(落胆)


ちなみに花を数えているのは2014年から。開花率の推移は

   2014年 80%
   2015年 25%
   2016年 57%
   2017年 79%
   2018年 58%

2013年以前は数えてはいないが、目分量で80〜90%程度。2015年に25%という記録的な低い数字になって開花率を意識するようになった。そして昨シーズンはようやく8割近くまで戻し、だからよろこんで土造りも励んだのに(溜息)


というわけで来シーズンもチューリップを育てるかは今のところ未定。とはいっても、バラとかにもチャレンジしたい気持ちはあるのだが手入れが難しそうだし。なにかと悩み多きガーデニングライフ。まっ、それも楽しみのうちだけれど(^^ゞ


ーーー続く

wassho at 22:33|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2018年07月06日

ワールドカップ2018 雑感 その2

雑感その2は、サッカーそのものとあまり関係のないお話。


1)
コロンビア戦のエントリーで、スタジアムに「漢字だけの広告」つまり中国企業が中国人だけを対象にした広告があって驚いたということを書いた。よく考えると中国チームは、このワールドカップに参加していないことに気づいて2度目のビックリ!


2)
タトゥーを入れている外国人選手は以前からいたものの、今大会からグッと多くなったような気がした。ところで日本では入れ墨はヤクザが入れるもの、タトゥーは入れ墨ではないオシャレな表現というのが一般的な認識かと思う。図柄のセンスというか狙っているところもずいぶん違う。

その認識はおそらくタトゥーがワンポイント的な図柄から始まったことも影響している。しかしタトゥーも、その面積が広くなってくるとパッと見、あるいは遠目では入れ墨と区別がつかなくなってくる。写真の左はメッシだが、ほとんどモンモン! サッカーユニフォームより着物で賭博場にいたほうが似合いそう(^^ゞ  
入れ墨

写真引用:https://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20170824/632431.html

日本の温泉やスーパー銭湯では入れ墨のある人は入浴禁止なところがほとんど。プールも入場できない(普通の銭湯や海水浴場のことはよく知らない)。法律的な根拠はなく慣習のようだが、他人に不快感を与えるというのがその理由だろう。不快感というより、入れ墨=ヤクザ=恐怖というべきか。

スポーツ選手に限らず外国人でタトゥーを入れている人は、日本人と較べて圧倒的に多い。それで上記の温泉のような制限があると、外国人訪日客を増やす障害になるとの理由で、観光庁あたりが制限緩和に動いているようだ。

しかしそれは何となくワンポイントのオシャレ・タトゥーを前提にしているような気がする。メッシでも温泉に入れるのか? タトゥーの面積で区分けできるのか? メッシが大丈夫なら、倶利迦羅紋紋(クリカラモンモン)が背中にあるソノ筋の皆さんを断る理由も失われる。

2020年の東京オリンピックあたりに、この問題がどうなっているかに少し興味。


3)
ワールドカップを観ていると、過去に日本代表やJリーグの選手だった人が解説者やレポーターとしてテレビに登場する場合がある。中には「ずいぶんと歳を取ったなあ」という印象の人も。4年に1度しかサッカー番組を観ないから余計にそう思うのかもしれない。しばらくして、彼らは私より若いと気づいて落ち込む(^^ゞ


ーーー続く

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2018年07月05日

ワールドカップ2018 雑感

サッカーワールドカップ2018ロシア

ベスト8も出揃いワールドカップはこれからが本番。しかしニュース映像はチェックするだろうが、ひと試合を丸々見ることはないかな。スポーツは応援する選手やチームがあってこそ楽しいもの。Jリーグは特に贔屓チームがないので見ていないが、ワールドカップだと日本を応援できるから盛り上がる。他のスポーツも同じでオリンピックや世界大会しか見ない。ある意味、普段はほとんどでスポーツを楽しめていないわけで、Jリーグやプロ野球などで応援するチームがある人をうらやましく思うこともある。


さていろいろと雑感。
ベルギー戦は長く記憶に残るいい試合だった。しかし冷静に今大会の戦果を振り返ってみれば1勝2敗1引き分けに過ぎない。しかも勝利したコロンビア戦は試合開始直後に退場者が出て10名相手のチームだった。

やっぱりテッペン遠いわあーーーと思う。私の目の黒いうちにワールドカップ優勝という歓喜の日は来るのかな。あまり先だと、その瞬間に心臓麻痺なんてことにもなりかねないから、できるだけ早めにお願いしたい(^^ゞ


観戦する立場(反対語は試合をする側)でいうと、日本に世界トップレベルのストライカーが出てきて欲しいかな。その選手にボールが回るだけで何かが起こりそうな予感がする、相手チームもビビるような。野球でいうならホームランバッターのような存在。もちろんサッカーでシュートを打つのはフォワードの選手だけじゃないし、チームプレーに重きをおいている日本の基本戦略にそぐわないかもしれない。だからあくまで観戦する立場。やはりチームには華が欲しい。

華とは少し違うが本田が引退するらしい。これで中田英寿〜本田圭佑と続いてきたカリスマ性を持った選手が日本代表からいなくなる。そういう選手がいないチームはやはり少し魅力に欠ける。サッカーが上手いからといってカリスマ性があるわけではない。持って生まれた資質によるところが大きい。今回のメンバーを眺めてみると長友にわずかな可能性を感じるが、やっぱり違うかな。これから日本代表に入る若い選手にそういう逸材がいればいいけれど(Jリーグを見ないから知らない)。二刀流の大谷クンが三刀目としてサッカーを始めてくれないかなあ(^^ゞ

ところで日本のサッカーはパスを主体としたもの。それは体格差などを考慮してのものと思う。でも今回のワールドカップを何試合か見て思ったのは「やっぱりドリブルで切り込むサッカーのほうが面白い」ということ。マラドーナの5人抜きのようなものを期待しているわけではない。でもゴール前でもう少しスルスルと内側に入れるような選手は必要だと思う。空中戦じゃ不利なんだから。

身長のことは今回も前回のワールドカップの時も書いた。それとは別にセネガル戦を見て気付いたのは、背が高ければ脚も長いという当たり前の事実。サッカーは脚でボールを奪い合う競技だし、キーパーなら腕の長さも有利に働く。日本代表の平均身長が180センチを超えないとベスト8は難しいというのが何となく私の持論。

ちなみに平均身長178.8センチだった今回の日本代表の対戦結果は

  コロンビア 180.6センチ  勝ち
  セネガル  183.9センチ  引き分け
  ポーランド 183.2センチ  負け
  ベルギー  185.3センチ  負け

ほら、一番身長の低いコロンビアにしか勝てていない。
もちろんこれは後付けの理屈であるが。


ーーー続く

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2018年07月03日

ワールドカップ2018 ベルギー戦

サッカー2018ベルギー戦

過去に観たワールドカップの日本戦で一番いい試合だったと思う。しかし残念ながらベスト8に進出ならず。世界の壁はやはり高かったと実感。

こんなことを言うと非国民扱いされそうだけれど、最初から勝てるとは思っていなかった。どれだけ健闘してくれるかなといった気持ちで、午前3時からテレビ観戦スタート。案の定、前半は10対3位のイメージでベルギーに押されっぱなし。でも失点せずに終わったから、そんなに無残な結果にはならないだろうというのがハーフタイムでの予想。

しかし、しかし、しかしである!
後半の立ち上がりで日本が先制。そしてすぐ2点目を追加。おそらく試合を観ていたすべての日本人は「信じられない」という気持ちと「ひょっとしたら」という夢見心地になったに違いない。もちろん私もである。アイスコーヒーを飲みながらテレビを見ていたのに、まるで酔っぱらっているような気分だった(^^ゞ

でもその後に3点を取られて逆転負け。

ベルギー1点目は、まあ相手のラッキーゴールだったかな。2点目は195センチの選手を途中投入したベルギーの采配勝ち。以前にも書いたが日本はもっと身長を重視した選手育成をすべきである。バスケットやバレーボールの日本代表は平均身長190センチ以上なのだから、それは無理な相談ではないはず。

この時点、そしてアディショナルタイムに入ってもまだ同点。つまり予想以上に善戦していたわけで、だから延長戦あるいはPK戦で「もしかしたら」という期待は持ち続けていた。FIFAランキングはベルギーが3位で日本が61位。陸上競技でランキング3位と61位が戦えば、100回やっても3位が勝つが、そうじゃないのがサッカーである。

しかし残り2分くらいのところで、キーパーが手で転がしたボールをきっかけにベルギーのカウンター攻撃が始まり、そして3点目を許してしまう。日本が点を取った時「このキーパー相手にゴールを決めたのは素晴らしい」というような解説があったから超一流選手なんだろう。そして優れたキーパーはゴールを守るだけではなく、得点にも貢献するのだということを初めて知った。


つかのま見た夢はホイッスルと共に終了。でも充分に満足したし、いい試合だったと思う。こんなに強いのに1次リーグで、なぜあんなゲームしかできなかったのかと思うくらい。

若干の不満は、1次リーグと違ってイージーな場面でのパスミスが多かったこと。あれがなかったらもう5回くらい相手のゴール前に攻め寄れて、そして5回のチャンスがあれば1点は取れたのにと思ってしまう。もちろん好き勝手にifを楽しむのがスポーツ観戦の醍醐味である。

ついでに疑問は2点先制した後も日本の戦いに変化がなかったこと。もっと守りに入ってもよかったと思う。あれこれモーソーした仮説は、

1)ベルギーと戦うことに「いっぱいいっぱい」で攻撃寄り、守備寄りという選択ができなかった。だいたい2点先行するなんて想定外だったのかも。

2)もう1点取って、より安全マージンを高めたかった。

3)攻撃が最大の防御だと考えた。

4)ポーランド戦でわざと負けるという「究極の守り」に入り、それを散々叩かれたことがトラウマになっていた。

5)戦い方は変化したのだが、素人の私が感じ取れなかった(^^ゞ


日本のサッカーは、ワールドカップに出れるか出れないかのレベルという認識だった。でも今回で、まだはるか遠くだとしても、ベスト8の背中が見えるくらいのことろまで進化したことがわかった。考えてみれば40分ほどとはいえ、夢見心地になるなんて久しくなかったこと。4年後もまたそんな体験を願っている。

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