2019年03月
2019年03月30日
上野公園で満開のサクラ、でも曇り空 その2
不忍池からは、この階段を上がって上野公園のメイン敷地に入る。
そこにあるのは清水観音堂。京都の清水寺に見立てたお堂である。創建は1631年と公園内でもっとも古い建物。中央の「月の松」は江戸時代には浮世絵にも描かれた名物。明治初めに台風の被害で失われたが、2012年に150年振りに復元された。江戸庶民も花見の時にこの松を「まん丸や〜」と眺めていたはず。
清水観音堂に面しているのが上野公園のメインストリートである「さくら通り」。見事に満開。その美しさや華やかさを満喫できた。でも曇り空が背景だと写真がパッとしないのが残念。
提灯が吊り下げられているところも。夜だとまた違う光景を楽しめそう。
場所取りして夜桜に備える人たち。そういえば飲めや唄えのお花見はもう長らく参加していない。かつては1日に3カ所のお花見をハシゴしたことがある(^^ゞ
少し高い位置から。
公園中央の広場でさくら通りは終了。正面に見えているのは東京国立博物館。
さくら通りを振り返って。不忍池と較べると人口密度は3〜4倍。
ちなみにこの日は平日。
パンダの郵便ポスト。
広場の西側にあるのが上野動物園の正面入口と、レンガ造りの東京都立美術館。展覧会のレポートはまた後日。
美術館の横にある道がいい雰囲気だったので歩いてみる。ここまで来ると人はまばら。たくさん並んでいるサクラも見応えがあるけれど、これくらいの本数のほうが風情があるかな。
上の写真の奥に見えているのは寺ではなく東京国立博物館の門のひとつ。黒門と呼ばれる重要文化財で、元は丸の内にあった大名屋敷の正門。そこから東宮御所と高松宮邸を経て博物館に移築された。この手のものとしては東大の赤門と並ぶものらしい。しかし知名度じゃかなり差があるかな。
さて、これは上野公園入口にあるシダレザクラ。淡いピンクがいかにもサクラ。
しかしソメイヨシノはツボミや雄しべ雌しべの部分はピンクだけれど、花びらはほとんど白である。でも私が子供の頃はもう少しピンク色が濃かったような気がする。
ちなみに財団法人日本色彩研究所が歴史的資料に基づいて監修した桜色がこれ。色の表現方法であるRGBデータで記すとR254、G238、B237。もちろんこんな淡い色は使っているパソコンやスマホによってずいぶん違って見えるかもしれない。それでもソメイヨシノよりは色が濃いことは間違いない。つまりこれが日本人のDNAに刻み込まれているサクラつまりはソメイヨシノの色なんだと思う。
そんな話をある人としたことがある。すると彼の家には大きなサクラ(ソメイヨシノ)の木があって、生まれた時から毎年、サクラが咲いたらその前で家族写真を撮っているという。そして子供の頃の写真と現在のとでは明らかにサクラの花の色が薄くなっているらしい。その写真を見ていないし、写真の色の再現性がどれだけ正確かの問題もある。でもさもありなんと思う。そして彼によれば、色が薄くなってきたのはサクラが老木になってきたからではないかと。
老木というとソメイヨシノには寿命60年説というのがある。今のようにたくさんのソメイヨシノが植えられたのは戦後からなので、そろそろ日本中のソメイヨシノが枯れ始めるというもの。その真偽はさておき、最近は枯れてしまったソメイヨシノの植え替えにジンダイアケボノやコマツオトメという品種のサクラを植えるようである。
どちらも花が咲く時期や姿形はソメイヨシノと変わらず、ただ花の色が少し濃いらしい。やった!ピンクのサクラ復活。とはいってもジンダイアケボノやコマツオトメが日本のどこでも見られるようになるまで50年くらいかかるかもしれない。
よし、それまで生き延びてやるぜ(^^ゞ
おしまい
そこにあるのは清水観音堂。京都の清水寺に見立てたお堂である。創建は1631年と公園内でもっとも古い建物。中央の「月の松」は江戸時代には浮世絵にも描かれた名物。明治初めに台風の被害で失われたが、2012年に150年振りに復元された。江戸庶民も花見の時にこの松を「まん丸や〜」と眺めていたはず。
清水観音堂に面しているのが上野公園のメインストリートである「さくら通り」。見事に満開。その美しさや華やかさを満喫できた。でも曇り空が背景だと写真がパッとしないのが残念。
提灯が吊り下げられているところも。夜だとまた違う光景を楽しめそう。
場所取りして夜桜に備える人たち。そういえば飲めや唄えのお花見はもう長らく参加していない。かつては1日に3カ所のお花見をハシゴしたことがある(^^ゞ
少し高い位置から。
公園中央の広場でさくら通りは終了。正面に見えているのは東京国立博物館。
さくら通りを振り返って。不忍池と較べると人口密度は3〜4倍。
ちなみにこの日は平日。
パンダの郵便ポスト。
広場の西側にあるのが上野動物園の正面入口と、レンガ造りの東京都立美術館。展覧会のレポートはまた後日。
美術館の横にある道がいい雰囲気だったので歩いてみる。ここまで来ると人はまばら。たくさん並んでいるサクラも見応えがあるけれど、これくらいの本数のほうが風情があるかな。
上の写真の奥に見えているのは寺ではなく東京国立博物館の門のひとつ。黒門と呼ばれる重要文化財で、元は丸の内にあった大名屋敷の正門。そこから東宮御所と高松宮邸を経て博物館に移築された。この手のものとしては東大の赤門と並ぶものらしい。しかし知名度じゃかなり差があるかな。
さて、これは上野公園入口にあるシダレザクラ。淡いピンクがいかにもサクラ。
しかしソメイヨシノはツボミや雄しべ雌しべの部分はピンクだけれど、花びらはほとんど白である。でも私が子供の頃はもう少しピンク色が濃かったような気がする。
ちなみに財団法人日本色彩研究所が歴史的資料に基づいて監修した桜色がこれ。色の表現方法であるRGBデータで記すとR254、G238、B237。もちろんこんな淡い色は使っているパソコンやスマホによってずいぶん違って見えるかもしれない。それでもソメイヨシノよりは色が濃いことは間違いない。つまりこれが日本人のDNAに刻み込まれているサクラつまりはソメイヨシノの色なんだと思う。
そんな話をある人としたことがある。すると彼の家には大きなサクラ(ソメイヨシノ)の木があって、生まれた時から毎年、サクラが咲いたらその前で家族写真を撮っているという。そして子供の頃の写真と現在のとでは明らかにサクラの花の色が薄くなっているらしい。その写真を見ていないし、写真の色の再現性がどれだけ正確かの問題もある。でもさもありなんと思う。そして彼によれば、色が薄くなってきたのはサクラが老木になってきたからではないかと。
老木というとソメイヨシノには寿命60年説というのがある。今のようにたくさんのソメイヨシノが植えられたのは戦後からなので、そろそろ日本中のソメイヨシノが枯れ始めるというもの。その真偽はさておき、最近は枯れてしまったソメイヨシノの植え替えにジンダイアケボノやコマツオトメという品種のサクラを植えるようである。
どちらも花が咲く時期や姿形はソメイヨシノと変わらず、ただ花の色が少し濃いらしい。やった!ピンクのサクラ復活。とはいってもジンダイアケボノやコマツオトメが日本のどこでも見られるようになるまで50年くらいかかるかもしれない。
よし、それまで生き延びてやるぜ(^^ゞ
おしまい
2019年03月28日
上野公園で満開のサクラ、でも曇り空
上野公園にある東京都立美術館で「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」という展覧会が開催されている。開催期間は2月9日から4月7日まで。だったらサクラが咲いてからにしようと。東京は昨日に満開と発表され、いろいろスケジュールの都合で本日に訪れることになった。
ところでサクラの開花を所管している?のは気象庁で、同庁指定の標本木で5つ以上の花が咲いたら開花宣言が出されることは、毎年ニュースになるから知っている人は多いと思う。それで満開は全部咲くじゃなくて、標本木の80%以上が開花することと定義されている。だからサクラを見て「8分咲きかな」なんていうと恥をかくよ(^^ゞ
最初は不忍池(しのばずのいけ)からエントリー。
公園本体より、こちらのほうが人が少なくて落ち着いた雰囲気。
入口付近の様子。見てわかるように曇り空。
水面に突き出すように設置されているデッキ。
ユリカモメが集まっていた。
動いているユリカモメを撮るのは難しい。動いているものにピントを合わせやすくするモードもあるのだが、この日はそれを使わずに数打ちゃ当たる式の撮影。
だんだんとサクラゾーンに近づいてきた。
テントを張って場所取りをしている人。
ソメイヨシノと、品種は不明だがピンク色のサクラ。
残念ながら青空じゃないので写真が冴えないが、
背景に少しでも色があるとちょっとはいい雰囲気になる。
サクラの楽しみ方はいろいろ。
奥に進むと両サイドにサクラが植えられていて見応え充分。
風に揺れるヤナギ。
とにかく青空じゃないのが残念、残念。
ボート乗り場は行列が。料金はリーズナブル。
サクラ越しの弁天堂。
でもこの木はあまり咲いていなくて中途半端な絵ヅラになってしまった。
弁天堂を裏から回って弁天堂前の広場に出る。
弁天堂の前にある提灯。林家正蔵より氷川きよしのほうがセンターなんだ。
不忍池に架かっている橋を渡って岸に戻る。
岸には上野動物園西園の入口がある。
金ピカの大道芸人。けっこう歳食っている(^^ゞ
ーーー続く
ところでサクラの開花を所管している?のは気象庁で、同庁指定の標本木で5つ以上の花が咲いたら開花宣言が出されることは、毎年ニュースになるから知っている人は多いと思う。それで満開は全部咲くじゃなくて、標本木の80%以上が開花することと定義されている。だからサクラを見て「8分咲きかな」なんていうと恥をかくよ(^^ゞ
最初は不忍池(しのばずのいけ)からエントリー。
公園本体より、こちらのほうが人が少なくて落ち着いた雰囲気。
入口付近の様子。見てわかるように曇り空。
水面に突き出すように設置されているデッキ。
ユリカモメが集まっていた。
動いているユリカモメを撮るのは難しい。動いているものにピントを合わせやすくするモードもあるのだが、この日はそれを使わずに数打ちゃ当たる式の撮影。
だんだんとサクラゾーンに近づいてきた。
テントを張って場所取りをしている人。
ソメイヨシノと、品種は不明だがピンク色のサクラ。
残念ながら青空じゃないので写真が冴えないが、
背景に少しでも色があるとちょっとはいい雰囲気になる。
サクラの楽しみ方はいろいろ。
奥に進むと両サイドにサクラが植えられていて見応え充分。
風に揺れるヤナギ。
とにかく青空じゃないのが残念、残念。
ボート乗り場は行列が。料金はリーズナブル。
サクラ越しの弁天堂。
でもこの木はあまり咲いていなくて中途半端な絵ヅラになってしまった。
弁天堂を裏から回って弁天堂前の広場に出る。
弁天堂の前にある提灯。林家正蔵より氷川きよしのほうがセンターなんだ。
不忍池に架かっている橋を渡って岸に戻る。
岸には上野動物園西園の入口がある。
金ピカの大道芸人。けっこう歳食っている(^^ゞ
ーーー続く
2019年03月26日
見頃前のサクラでX-T30の試し撮り その2
当日のサクラは5分咲き未満といったところ。
お花見客もまばら。
よく咲いているところを狙って。しかし高いところで咲いているのでXF10-24mm(35mm換算15-36mm)ではあまり寄れない。
別のところにあった割と低い位置で咲いていたサクラ。
ほとんど白色だからソメイヨシノとは別の品種と思う。
園内ブラブラ。
林試の森公園は面積12ヘクタール(3万6000坪)でそこそこの広さ。幅約700メートル、奥行きは深いところで200メートルといったところ。
住宅地にあって周りにそれほど高いビルもないので、場所によっては森の中にいるような気分に浸れる。自宅近くの貴重な気分転換スポット。
1週間後まで場所取りするつもり? それってドウヨ?
1枚目はシャガ。園内のあちこちに咲いていた。木がメインの公園なので花は少なく目立ったのはこれらくらい。ツバキはかなり傷んでいたので離れた位置から。
前回のエントリーで、2本のレンズのうち普段はXF10-24mm(35mm換算15-36mm)を使う理由として、望遠側(テレ端という)で36mmあればたいていは間に合うはずだからと書いた。実はもうひとつ考えがあって、どうしても足りなければデジタルズームを使えばいいやと思っていた。2倍くらいの拡大率なら、少なくともブログに載せる程度のサイズならほとんど画像は劣化しない。
そしてX-T30を買って説明書を読んでわかったこと。
このカメラにはデジタルズームの機能がない(/o\)
てっきりどんなカメラにもデジタルズームはあるものだと思っていた。それと前にも書いたように、SONYのα6400と比較してX-T30を選んだのは、SONYの広角ズームがテレ端で換算27mmまでだったから。でもSONYにはデジタルズームが搭載されているから、それを使えば54mmということになり、それこそたいていは間に合う。
ちょっと判断早まったかも(^^ゞ
まっ、レンズで寄れなければトリミングという手もある。
実はシャガの写真のオリジナルはこうだった。
公園の一番東にある広場は芝生はないのに芝生広場という名前。そこにあったのは河津桜。このサクラは早咲きで2月から咲く。だから見頃はとっくに過ぎている。
私は河津桜が好きなんだけれど、この公園にあるとはうかつにも知らなかった。とりあえず来年の2月が楽しみ(気が早い)。
皮のない木、白っぽい木など見て楽しむ。
階段状になった広場。人が写り込まないように撮ったつもりが、後で見たら右下にレジャーシート(>_<) ありがちなミスだが広角レンズを使うとこういうことが増えそう。
木に空洞ができて、そこにネットが張ってあった。単なる保護か、あるいは空き缶などを捨てる輩がいるのか、どっちなんだろう。
今回はシャッターを押しただけの試し撮りで、X-T30の様々な機能までは試さなかった。追い追いトライすると思うが、実際にはそれほど使わないかも。とりあえずわかったことはーーー
1)
オートフォーカスは早いし正確。もっともそれまで使っていた8年前の機種との比較だから当然といえば当然。
2)
やっぱりちょっと重い。今回の現地滞在は1時間ほどで苦になるほどじゃなかったものの、それが数時間になったら多少は影響あるかも。慣れの問題とも思うが。
ちなみにX-T30が383g、XF10-24mmのレンズが410gで合計793g。今まで使っていたNEX-5Nは269g、組み合わせていたSEL1670Zというレンズが308gの合計577g。その差は216g。
3)
これは承知の上で購入したのだが、NEX-5Nと較べてX-T30のグリップ(右手で握る部分)はかなり浅い。富士フイルムのカメラはクラシックテイストなデザインで、メーカーは大きなグリップはふさわしくないと考えているみたいだ。もちろん私はバカげた考えだと思っている。
実はこの小さなグリップでも撮影にはあまり不自由はしない。撮る時は左手でレンズのところも持つから。全体の重量を支えているのはどちらかといえば左手で、右手は添えている程度。問題はカメラを持ち歩く時。
私はカメラを首からぶら下げない主義である。その理由の1つはローアングルで撮ることが多いから。自分がかがみ込むのではなく、可能な限り液晶画面のチルト機能を使う。だから首ストラップを使うとイチイチ外さなければならず面倒。理由の2つ目はカメラを首からぶら下げるなんてブサイクだと思っているから。あっ、これでほとんどのカメラマニアを敵に回したかも(^^ゞ
だから常に手に持って歩いている。その場合、グリップのところを上にしてカメラを縦に持つことになる(文章にするとややこしいが、右手でカメラを持って腕を降ろせばそうなる)。NEX-5Nだとグリップに人差し指を引っかけるように持てて楽だった。しかしX-T30ではそれだと安定せず、かなりしっかりと握らなければならない。カメラの重さそのものよりも、持ち歩いている時に力を入れていることで、より重さを感じるのかもしれない。
そして懸念するのは写真を撮りに行くといっても、カメラを構えている時間はわずかで、ほとんどの時間カメラは手に持って運ばれていること。つまりグリップを握りしめている時間がとても長い。金属ボディだったNEX-5Nと違いX-T30はラバーが張ってある。それが摩耗してみすぼらしくならないか、あるいはベタついてこないかが気掛かり。
この小さなグリップでも撮影に差し支えないと判断して購入したのだが、カメラを持ち運ぶことまでは頭が回らなかった自分のイタラナサに悔しい思い。
オプション品としてこんな後付けタイプのグリップも売っている。メーカー自らがこのカメラの欠陥を認めたようなもの。またデザイン的に「取って付けた」違和感があるし、装着することでさらに重量も90g増える。悩みどころ。
重量&グリップに課題があり、そしてデジタルズームがないのは想定外だったが、X-T30には概ね満足している。バイク再開のめどは立っていないけれど、またあちこち出かけようと思う。
おしまい
お花見客もまばら。
よく咲いているところを狙って。しかし高いところで咲いているのでXF10-24mm(35mm換算15-36mm)ではあまり寄れない。
別のところにあった割と低い位置で咲いていたサクラ。
ほとんど白色だからソメイヨシノとは別の品種と思う。
園内ブラブラ。
林試の森公園は面積12ヘクタール(3万6000坪)でそこそこの広さ。幅約700メートル、奥行きは深いところで200メートルといったところ。
住宅地にあって周りにそれほど高いビルもないので、場所によっては森の中にいるような気分に浸れる。自宅近くの貴重な気分転換スポット。
1週間後まで場所取りするつもり? それってドウヨ?
1枚目はシャガ。園内のあちこちに咲いていた。木がメインの公園なので花は少なく目立ったのはこれらくらい。ツバキはかなり傷んでいたので離れた位置から。
前回のエントリーで、2本のレンズのうち普段はXF10-24mm(35mm換算15-36mm)を使う理由として、望遠側(テレ端という)で36mmあればたいていは間に合うはずだからと書いた。実はもうひとつ考えがあって、どうしても足りなければデジタルズームを使えばいいやと思っていた。2倍くらいの拡大率なら、少なくともブログに載せる程度のサイズならほとんど画像は劣化しない。
そしてX-T30を買って説明書を読んでわかったこと。
このカメラにはデジタルズームの機能がない(/o\)
てっきりどんなカメラにもデジタルズームはあるものだと思っていた。それと前にも書いたように、SONYのα6400と比較してX-T30を選んだのは、SONYの広角ズームがテレ端で換算27mmまでだったから。でもSONYにはデジタルズームが搭載されているから、それを使えば54mmということになり、それこそたいていは間に合う。
ちょっと判断早まったかも(^^ゞ
まっ、レンズで寄れなければトリミングという手もある。
実はシャガの写真のオリジナルはこうだった。
公園の一番東にある広場は芝生はないのに芝生広場という名前。そこにあったのは河津桜。このサクラは早咲きで2月から咲く。だから見頃はとっくに過ぎている。
私は河津桜が好きなんだけれど、この公園にあるとはうかつにも知らなかった。とりあえず来年の2月が楽しみ(気が早い)。
皮のない木、白っぽい木など見て楽しむ。
階段状になった広場。人が写り込まないように撮ったつもりが、後で見たら右下にレジャーシート(>_<) ありがちなミスだが広角レンズを使うとこういうことが増えそう。
木に空洞ができて、そこにネットが張ってあった。単なる保護か、あるいは空き缶などを捨てる輩がいるのか、どっちなんだろう。
今回はシャッターを押しただけの試し撮りで、X-T30の様々な機能までは試さなかった。追い追いトライすると思うが、実際にはそれほど使わないかも。とりあえずわかったことはーーー
1)
オートフォーカスは早いし正確。もっともそれまで使っていた8年前の機種との比較だから当然といえば当然。
2)
やっぱりちょっと重い。今回の現地滞在は1時間ほどで苦になるほどじゃなかったものの、それが数時間になったら多少は影響あるかも。慣れの問題とも思うが。
ちなみにX-T30が383g、XF10-24mmのレンズが410gで合計793g。今まで使っていたNEX-5Nは269g、組み合わせていたSEL1670Zというレンズが308gの合計577g。その差は216g。
3)
これは承知の上で購入したのだが、NEX-5Nと較べてX-T30のグリップ(右手で握る部分)はかなり浅い。富士フイルムのカメラはクラシックテイストなデザインで、メーカーは大きなグリップはふさわしくないと考えているみたいだ。もちろん私はバカげた考えだと思っている。
実はこの小さなグリップでも撮影にはあまり不自由はしない。撮る時は左手でレンズのところも持つから。全体の重量を支えているのはどちらかといえば左手で、右手は添えている程度。問題はカメラを持ち歩く時。
私はカメラを首からぶら下げない主義である。その理由の1つはローアングルで撮ることが多いから。自分がかがみ込むのではなく、可能な限り液晶画面のチルト機能を使う。だから首ストラップを使うとイチイチ外さなければならず面倒。理由の2つ目はカメラを首からぶら下げるなんてブサイクだと思っているから。あっ、これでほとんどのカメラマニアを敵に回したかも(^^ゞ
だから常に手に持って歩いている。その場合、グリップのところを上にしてカメラを縦に持つことになる(文章にするとややこしいが、右手でカメラを持って腕を降ろせばそうなる)。NEX-5Nだとグリップに人差し指を引っかけるように持てて楽だった。しかしX-T30ではそれだと安定せず、かなりしっかりと握らなければならない。カメラの重さそのものよりも、持ち歩いている時に力を入れていることで、より重さを感じるのかもしれない。
そして懸念するのは写真を撮りに行くといっても、カメラを構えている時間はわずかで、ほとんどの時間カメラは手に持って運ばれていること。つまりグリップを握りしめている時間がとても長い。金属ボディだったNEX-5Nと違いX-T30はラバーが張ってある。それが摩耗してみすぼらしくならないか、あるいはベタついてこないかが気掛かり。
この小さなグリップでも撮影に差し支えないと判断して購入したのだが、カメラを持ち運ぶことまでは頭が回らなかった自分のイタラナサに悔しい思い。
オプション品としてこんな後付けタイプのグリップも売っている。メーカー自らがこのカメラの欠陥を認めたようなもの。またデザイン的に「取って付けた」違和感があるし、装着することでさらに重量も90g増える。悩みどころ。
重量&グリップに課題があり、そしてデジタルズームがないのは想定外だったが、X-T30には概ね満足している。バイク再開のめどは立っていないけれど、またあちこち出かけようと思う。
おしまい
2019年03月24日
見頃前のサクラでX-T30の試し撮り
桜の見頃にはまだ早いが、
新しく買ったデジカメX-T30の試し撮りを兼ねて近くの公園へ。
元は林業試験場だった場所なのが名前の由来。
カメラにつけていったのはXF10-24mmのズームレンズ。これは広角側一杯10mm(35ミリ換算15mm)での撮影。さすがに広々と写る。
ただ景色をワイドに撮りたいという気持ちはあるのだけれど、広角レンズは横だけじゃなく縦にも写る範囲が広がって間延びした感じになるのがツライところ。
以下、レンズの焦点距離は35mm換算の値。35mm換算の説明は省略するが、数字が小さければ広い範囲が写る広角レンズ、数字が大きければ遠くのものが大きく写る望遠レンズだと思ってくれればOK。
7年前に買って先日まで使っていたデジカメでは27-82.5mmのズームレンズと24mmのレンズがセットになっていた。普通のデジカメは持っていたが、本格的なカメラを買ったのはその時が初めて。
それでわかったのは風景を撮るのに27mmでは広角側が物足りないということ。またズームレンズでない24mmレンズ(単焦点という)は適切な画角にするために自分が動かねばならず使い勝手が悪いこと。そしてレンズを交換するのも面倒。写真を撮るのは好きでも、メインはあくまで物見遊山であって、撮影はサッサと済ませたいタイプである。
バイクツーリングで景色のいいところへ行くことが多かったので、広い範囲を撮りたいという気持ちが強くなり、しばらくして24mmのレンズを18mmに広角化するアダプターを買った。しかし、先ほど書いたように広角すぎると縦に伸びた分間延びするので、私のセンスとテクニックにはtoo muchという結論に。
そして何年か後に買い増したのが24-105mmのズームレンズ。広角側が24mmあればとりあえずは満足できる。それまではよく縦撮りのパノラマ撮影をしていたが(横にカメラを構えてのパノラマはさすがに長すぎる)、そのレンズにしてからはほとんど出番がなくなった。
しかし望遠側は82.5mmから105mmになってもそれほど変わらず。実は焦点距離と画角の関係は正比例ではなく、広角側は数mmで大きく画角が変化するのに対し、望遠側では20〜30mm程度ならほとんど変化しない。その原理は難解で説明に逆三角関数が必要。もし知りたければこのページをご参考に。
もっとも望遠側で105mmあればたいていは事足りる。しかし花を撮ることが多くなると、撮りたい花が花壇の奥の方に咲いていて近づけないことも。ただし望遠レンズ=焦点距離が長い=レンズも長くなり荷物になるから手を出さなかった。
それで今回のカメラ買い換えに当たって、私が欲しかったのは20-200mmくらいのレンズ。広角側は18mmじゃ持て余すけれど、24mmよりはもう少し広く撮りたいこともある。望遠側については105mm以上のものを使ったことがないので適当な数字。
でもそんなレンズを作っているメーカーはないのだ(/o\) 1本で何でもまかなえるレンズがあると売り上げに響くから。レンズ交換式カメラは、カメラよりもレンズを売ってナンボのビジネスモデル。
レンズ一体型カメラだとSONYのRX10は24-600mmというスペック。少し気になったものの広角が24mmまでだしサイズがかなり大型なので選考から外れた。ボディの質感がプラスチックぽかったのもネガティブ要因。またニコンのCOOLPIX B500は22.5-900mm。22.5mmは魅力的だったが、画像センサーサイズがかなり小さい(普通のデジカメと同じ)ので除外。私の腕前ならそんなことが関係ないのはわかっている。イヤ、だからこそ性能の高いカメラが必要なのだと自己正当化。
というわけで無い物ねだりを諦めて選んだのがXF10-24mm(35mm換算15-36mm)とXF18-135mm(35mm換算27-202.5mm)の2本のレンズ。まあ普段は36mmまであればたいていは間に合うはず、そして花がメインの時は広角側を我慢してXF18-135mmを使おうという算段。あくまで現地でレンズ交換しない前提(^^ゞ
なお富士フイルムのX-T30と同価格帯・ほぼ同時期発売でSONYにはα6400というモデルがある。写真の色合いで富士フイルムは魅力的でも、カメラのハードウエアとしての性能はSONYにかなり引き離されている。加えてSONYのカメラに慣れているし、持っているレンズも使える。それでもX-T30にしたのは、SONYには広角ズームレンズが15-27mmのものしかなかったから。望遠側が27mmまでだとレンズ1本だけじゃちょっとキビシイ。
レンズの話が長くなったので続きは次回。
新しく買ったデジカメX-T30の試し撮りを兼ねて近くの公園へ。
元は林業試験場だった場所なのが名前の由来。
カメラにつけていったのはXF10-24mmのズームレンズ。これは広角側一杯10mm(35ミリ換算15mm)での撮影。さすがに広々と写る。
ただ景色をワイドに撮りたいという気持ちはあるのだけれど、広角レンズは横だけじゃなく縦にも写る範囲が広がって間延びした感じになるのがツライところ。
以下、レンズの焦点距離は35mm換算の値。35mm換算の説明は省略するが、数字が小さければ広い範囲が写る広角レンズ、数字が大きければ遠くのものが大きく写る望遠レンズだと思ってくれればOK。
7年前に買って先日まで使っていたデジカメでは27-82.5mmのズームレンズと24mmのレンズがセットになっていた。普通のデジカメは持っていたが、本格的なカメラを買ったのはその時が初めて。
それでわかったのは風景を撮るのに27mmでは広角側が物足りないということ。またズームレンズでない24mmレンズ(単焦点という)は適切な画角にするために自分が動かねばならず使い勝手が悪いこと。そしてレンズを交換するのも面倒。写真を撮るのは好きでも、メインはあくまで物見遊山であって、撮影はサッサと済ませたいタイプである。
バイクツーリングで景色のいいところへ行くことが多かったので、広い範囲を撮りたいという気持ちが強くなり、しばらくして24mmのレンズを18mmに広角化するアダプターを買った。しかし、先ほど書いたように広角すぎると縦に伸びた分間延びするので、私のセンスとテクニックにはtoo muchという結論に。
そして何年か後に買い増したのが24-105mmのズームレンズ。広角側が24mmあればとりあえずは満足できる。それまではよく縦撮りのパノラマ撮影をしていたが(横にカメラを構えてのパノラマはさすがに長すぎる)、そのレンズにしてからはほとんど出番がなくなった。
しかし望遠側は82.5mmから105mmになってもそれほど変わらず。実は焦点距離と画角の関係は正比例ではなく、広角側は数mmで大きく画角が変化するのに対し、望遠側では20〜30mm程度ならほとんど変化しない。その原理は難解で説明に逆三角関数が必要。もし知りたければこのページをご参考に。
もっとも望遠側で105mmあればたいていは事足りる。しかし花を撮ることが多くなると、撮りたい花が花壇の奥の方に咲いていて近づけないことも。ただし望遠レンズ=焦点距離が長い=レンズも長くなり荷物になるから手を出さなかった。
それで今回のカメラ買い換えに当たって、私が欲しかったのは20-200mmくらいのレンズ。広角側は18mmじゃ持て余すけれど、24mmよりはもう少し広く撮りたいこともある。望遠側については105mm以上のものを使ったことがないので適当な数字。
でもそんなレンズを作っているメーカーはないのだ(/o\) 1本で何でもまかなえるレンズがあると売り上げに響くから。レンズ交換式カメラは、カメラよりもレンズを売ってナンボのビジネスモデル。
レンズ一体型カメラだとSONYのRX10は24-600mmというスペック。少し気になったものの広角が24mmまでだしサイズがかなり大型なので選考から外れた。ボディの質感がプラスチックぽかったのもネガティブ要因。またニコンのCOOLPIX B500は22.5-900mm。22.5mmは魅力的だったが、画像センサーサイズがかなり小さい(普通のデジカメと同じ)ので除外。私の腕前ならそんなことが関係ないのはわかっている。イヤ、だからこそ性能の高いカメラが必要なのだと自己正当化。
というわけで無い物ねだりを諦めて選んだのがXF10-24mm(35mm換算15-36mm)とXF18-135mm(35mm換算27-202.5mm)の2本のレンズ。まあ普段は36mmまであればたいていは間に合うはず、そして花がメインの時は広角側を我慢してXF18-135mmを使おうという算段。あくまで現地でレンズ交換しない前提(^^ゞ
なお富士フイルムのX-T30と同価格帯・ほぼ同時期発売でSONYにはα6400というモデルがある。写真の色合いで富士フイルムは魅力的でも、カメラのハードウエアとしての性能はSONYにかなり引き離されている。加えてSONYのカメラに慣れているし、持っているレンズも使える。それでもX-T30にしたのは、SONYには広角ズームレンズが15-27mmのものしかなかったから。望遠側が27mmまでだとレンズ1本だけじゃちょっとキビシイ。
レンズの話が長くなったので続きは次回。
2019年03月22日
黄色チューリップから初開花!
昨日、桜の開花も発表された東京は、この3日間ほど最高気温が20度前後で暖かい。それにつられたのか2019年シーズンのベランダチューリップがメデタク初開花\(^o^)/
3月16日に紫色のツボミが葉にくるまれているのを見つけたから、てっきりそれが最初に咲くと思っていた。しかし3日前からこの黄色チューリップの茎が急に伸び始め「ツボミが膨らみ色づく」というステップを踏まずにいきなり開花。今までこういうことはなかったから、今朝ベランダを見た時はちょっとビックリした。
これが昨日の写真。ツボミはまだ草の色をしている。
この状態から1日で開花するとは。
まあとにかく、毎日早起きする季節がやってきました。
3月16日に紫色のツボミが葉にくるまれているのを見つけたから、てっきりそれが最初に咲くと思っていた。しかし3日前からこの黄色チューリップの茎が急に伸び始め「ツボミが膨らみ色づく」というステップを踏まずにいきなり開花。今までこういうことはなかったから、今朝ベランダを見た時はちょっとビックリした。
これが昨日の写真。ツボミはまだ草の色をしている。
この状態から1日で開花するとは。
まあとにかく、毎日早起きする季節がやってきました。
2019年03月21日
次のデジカメは富士フイルムのX-T30
正月明けに新宿御苑へロウバイを見に行った時にデジカメがダメになった。オートフォーカスのピントがまったく合わない。同時に液晶画面にレンズの絞り値が表示されなくなった。レンズ交換式のカメラなので、その時点では不具合が起きているのがカメラなのかレンズなのかは判明せず。もっともレンズが故障している確立は低いと思っていたが。
自宅に戻って別のレンズを装着してみると、そのレンズでもオートフォーカスは機能しなかった。なぜかレンズの絞り値は表示されたけれど、この時点でご臨終になったのはカメラ本体だと確定。
使っていたのはSONYのNEX-5Nというカメラ。購入したのは2012年の6月。発売はその1年ほど前。つまりもう8年前の製品。ということで修理ではなく買い換えることにした。ちなみにNEXというブランドはもうない。
カメラに詳しくない人のために書いておくと、レンズ交換式のカメラの場合、レンズとカメラが接するところをマウントという。その規格(構造)が各メーカーによって違うので、SONYのカメラには(原則として)SONYのレンズしか装着できない。だからキャノンやニコンのカメラを買って、私が持っているレンズを使うというわけにはいかない。
だから順当に考えればレンズはOKなのだからSONYのカメラを買えばいい。ちょうどNEX-5Nと同じ系統のα6400という機種が1月16日に発表されたところであり、それにするか、その1つ前のモデルで値段も落ちているα6300にするかなどと考えた。
しかし買ったのは富士フイルムのX-T30というモデル。これにしたのはいくつかの理由があるが、基本的には気分転換したかったというのが最大の決め手かな(^^ゞ
カメラに装着しているレンズがXF18-135mmF3.5-5.6で、隣にあるのがXF10-24mmF4。どちらもズームレンズ。18や135というのはレンズの焦点距離。数字が小さいほど広角レンズ(写る範囲が広い)で大きければ望遠レンズ。NEX-5N用には3本のレンズを持っていた。でも撮影先でレンズ交換をしたのは7年間で数回しかない。つまり私はレンズ交換なんて面倒なことは出来ないタイプ。それでも2本買った理由はいずれそのうち。
16-70mmのレンズを装着したNEX-5Nとの比較。NEX-5Nが抜群にコンパクトなのでX-T30が大きく見えるが、実際はほどよいサイズといったところ。ただしちょっと重い。
X-T30は発売前に予約して発売日の昨日に届いた。設計品質は高くても製造品質にはちょっと難のあるのが富士フイルムのカメラ。だから発売直後の製品はリスキーなんだけれど、NEX-5Nが壊れてしまったのでしかたなく。
それで本日はあれこれ設定の確認。NEX-5Nと較べると操作体系が少し複雑で、慣れるまで時間がかかりそう。それと液晶画面がスマホのようにタッチパネルになっているのだが、それで操作できるはずのいくつかの機能が上手く作動しない。不良品なのか私の設定や操作が間違っているのか。見当違いのクレームをつけて恥をかかないように、もう少し調べてみるつもり。
さっそく近所を散歩して試し撮りするつもりでいたが、説明書と格闘しているうちに時間が経ってしまい。それで記念すべき初撮影はベランダのチューリップ。どういうわけか1つの茎にツボミが2つできるというやっかいなことになっている(/o\)
自宅に戻って別のレンズを装着してみると、そのレンズでもオートフォーカスは機能しなかった。なぜかレンズの絞り値は表示されたけれど、この時点でご臨終になったのはカメラ本体だと確定。
使っていたのはSONYのNEX-5Nというカメラ。購入したのは2012年の6月。発売はその1年ほど前。つまりもう8年前の製品。ということで修理ではなく買い換えることにした。ちなみにNEXというブランドはもうない。
カメラに詳しくない人のために書いておくと、レンズ交換式のカメラの場合、レンズとカメラが接するところをマウントという。その規格(構造)が各メーカーによって違うので、SONYのカメラには(原則として)SONYのレンズしか装着できない。だからキャノンやニコンのカメラを買って、私が持っているレンズを使うというわけにはいかない。
だから順当に考えればレンズはOKなのだからSONYのカメラを買えばいい。ちょうどNEX-5Nと同じ系統のα6400という機種が1月16日に発表されたところであり、それにするか、その1つ前のモデルで値段も落ちているα6300にするかなどと考えた。
しかし買ったのは富士フイルムのX-T30というモデル。これにしたのはいくつかの理由があるが、基本的には気分転換したかったというのが最大の決め手かな(^^ゞ
カメラに装着しているレンズがXF18-135mmF3.5-5.6で、隣にあるのがXF10-24mmF4。どちらもズームレンズ。18や135というのはレンズの焦点距離。数字が小さいほど広角レンズ(写る範囲が広い)で大きければ望遠レンズ。NEX-5N用には3本のレンズを持っていた。でも撮影先でレンズ交換をしたのは7年間で数回しかない。つまり私はレンズ交換なんて面倒なことは出来ないタイプ。それでも2本買った理由はいずれそのうち。
16-70mmのレンズを装着したNEX-5Nとの比較。NEX-5Nが抜群にコンパクトなのでX-T30が大きく見えるが、実際はほどよいサイズといったところ。ただしちょっと重い。
X-T30は発売前に予約して発売日の昨日に届いた。設計品質は高くても製造品質にはちょっと難のあるのが富士フイルムのカメラ。だから発売直後の製品はリスキーなんだけれど、NEX-5Nが壊れてしまったのでしかたなく。
それで本日はあれこれ設定の確認。NEX-5Nと較べると操作体系が少し複雑で、慣れるまで時間がかかりそう。それと液晶画面がスマホのようにタッチパネルになっているのだが、それで操作できるはずのいくつかの機能が上手く作動しない。不良品なのか私の設定や操作が間違っているのか。見当違いのクレームをつけて恥をかかないように、もう少し調べてみるつもり。
さっそく近所を散歩して試し撮りするつもりでいたが、説明書と格闘しているうちに時間が経ってしまい。それで記念すべき初撮影はベランダのチューリップ。どういうわけか1つの茎にツボミが2つできるというやっかいなことになっている(/o\)
2019年03月16日
2019年03月15日
いとしのカローラ
最近テレビでよく流れているカローラスポーツのCM。♪あなたに会いたくて〜会いたくて〜という歌が印象的だし、中条あやみがカーブでハンドルを切る素振りをする仕草が超絶にカワイイ。私もこんなドライブデートがしたい!
CMはほぼ毎日見ている気がするが、昨日、歌のシーンで彼女がハモっていることに気がついた。関係ないけれど、アイドルグループって、どうしてハモらずにユニゾンで歌うのかな?
それはさておき、そうして頭が「カローラのCMソング」モードになった時、小学生の時にカローラのCMで♪僕の心をカローラ〜という歌があったことを突然に思い出した。脳は今まで見聞きしたことをすべて記憶しているが、重要じゃない記憶は自分ではアクセスできない「忘れた」領域に保存され、関連する情報に接した時に「思い出した」領域に戻されるというのが私の持論だが、まさにそんな感じで大昔の記憶が一瞬で甦ってきた。ついでに当時好きだった女の子のことまで思い出したのは内緒(^^ゞ
そして便利なインターネット時代。「僕の心をカローラ」で検索すると、すぐにその曲は見つかった。その曲名が「いとしのカローラ」。聴いてみると最初の4小節は懐かしかったが、「君といつまでも〜」というサビの部分は記憶なし。前半のほうがメロディーが印象的だし、ひょっとしたらCMの中ではその部分だけが使われていたのかもしれない。
少し調べてみると、当時はカーディーラーの販促グッズとして、この歌のソノシート(もう知らない人のほうが多いだろうなあ)を配布していたらしい。そのジャケットが下の写真。ちょっとサイケ調入っているのが最先端モードだったのかも。サイケも死語かな(^^ゞ
CMはほぼ毎日見ている気がするが、昨日、歌のシーンで彼女がハモっていることに気がついた。関係ないけれど、アイドルグループって、どうしてハモらずにユニゾンで歌うのかな?
それはさておき、そうして頭が「カローラのCMソング」モードになった時、小学生の時にカローラのCMで♪僕の心をカローラ〜という歌があったことを突然に思い出した。脳は今まで見聞きしたことをすべて記憶しているが、重要じゃない記憶は自分ではアクセスできない「忘れた」領域に保存され、関連する情報に接した時に「思い出した」領域に戻されるというのが私の持論だが、まさにそんな感じで大昔の記憶が一瞬で甦ってきた。ついでに当時好きだった女の子のことまで思い出したのは内緒(^^ゞ
そして便利なインターネット時代。「僕の心をカローラ」で検索すると、すぐにその曲は見つかった。その曲名が「いとしのカローラ」。聴いてみると最初の4小節は懐かしかったが、「君といつまでも〜」というサビの部分は記憶なし。前半のほうがメロディーが印象的だし、ひょっとしたらCMの中ではその部分だけが使われていたのかもしれない。
少し調べてみると、当時はカーディーラーの販促グッズとして、この歌のソノシート(もう知らない人のほうが多いだろうなあ)を配布していたらしい。そのジャケットが下の写真。ちょっとサイケ調入っているのが最先端モードだったのかも。サイケも死語かな(^^ゞ
2019年03月09日
「カメラを止めるな!」をテレビで観た
昨日、テレビで放送されていた「カメラを止めるな!」という映画をテレビで観た。今はまだ3月初めだけれど、今年、これ以上に楽しい体験が出来るだろうかと思うくらい最高に面白かった。
「カメラを止めるな!」が公開されたのは昨年。300万円という低予算で制作され、当然ながら出演しているのは無名の俳優ばかりで、当初はミニシアター2館だけで始まったインディーズ映画。しかし徐々に口コミで評価が広まり、やがて全国で上映されて、国内外の映画祭で賞をたくさん取り、2018年の映画ランキングでは邦画の7位に入っている。興行収入は31億円。31億円÷300万円=1033倍だから10万円ほど出資しておけばよかった(^^ゞ
「カメラを止めるな!」のストーリーを説明するのは難しい。まず冒頭に37分間のB級感たっぷりのゾンビ映画が展開される。これは劇中劇みたいなもので、メインはそのゾンビ映画の企画から撮影までの人間模様を映画にしたもの。だから撮影シーンでは、ゾンビ映画撮影のメイキング映像を観るような作りになっている。
ゾンビ映画と書いたが、正確にはケーブルテレビ局の開局記念として「ゾンビもので、生中継で、ワンカット」の番組として企画されたものという設定。ワンカットというのは1台のカメラを回し放しにして撮影するという手法。これがキモとなっている。生中継で1つしかないカメラの撮影を止められないから、撮影中に次から次に降りかかるトラブルをスタッフが必死に乗り越えようとする珍妙な行動に笑わされる。ゾンビ映画の中で??と思うシーンもあるのだが、それは裏でこういうハプニングが起きていたのかということがわかり、それにもニヤニヤしてしまう。
ウン、ストーリーの説明になっていないし、面白さもまったく伝わらない文章だね(^^ゞ
DVDやアマゾンのネットビデオもあるからぜひ観ましょう。ちなみにウチのテレビには24時間全チャンネル自動録画という機能がついているのだが、昨日はその録画で2回続けて観た!
念のために言っておくと、冒頭の37分間はわざとB級アルアルな仕上げにしていると思うが、全体としてもB級映画であることに変わりない。なんたって300万円で撮ったドタバタ劇。ちなみに300万円はスターウォーズ撮影予算の2秒分なのだとか。でも二層構造になっているストーリーは緻密だし、コメディ部分もよく練られていて素直に笑える。そして作品に対する情熱や映画愛のようなものが画面から伝わってくる。その「純な」な部分がちょっぴりうらやましくもあり、またこの作品に好感をいだく理由かもしれない。
とりあえずオススメ★5つ。
何のためにもならないけれど、ぜひとも観るべき映画。
「カメラを止めるな!」が公開されたのは昨年。300万円という低予算で制作され、当然ながら出演しているのは無名の俳優ばかりで、当初はミニシアター2館だけで始まったインディーズ映画。しかし徐々に口コミで評価が広まり、やがて全国で上映されて、国内外の映画祭で賞をたくさん取り、2018年の映画ランキングでは邦画の7位に入っている。興行収入は31億円。31億円÷300万円=1033倍だから10万円ほど出資しておけばよかった(^^ゞ
「カメラを止めるな!」のストーリーを説明するのは難しい。まず冒頭に37分間のB級感たっぷりのゾンビ映画が展開される。これは劇中劇みたいなもので、メインはそのゾンビ映画の企画から撮影までの人間模様を映画にしたもの。だから撮影シーンでは、ゾンビ映画撮影のメイキング映像を観るような作りになっている。
ゾンビ映画と書いたが、正確にはケーブルテレビ局の開局記念として「ゾンビもので、生中継で、ワンカット」の番組として企画されたものという設定。ワンカットというのは1台のカメラを回し放しにして撮影するという手法。これがキモとなっている。生中継で1つしかないカメラの撮影を止められないから、撮影中に次から次に降りかかるトラブルをスタッフが必死に乗り越えようとする珍妙な行動に笑わされる。ゾンビ映画の中で??と思うシーンもあるのだが、それは裏でこういうハプニングが起きていたのかということがわかり、それにもニヤニヤしてしまう。
ウン、ストーリーの説明になっていないし、面白さもまったく伝わらない文章だね(^^ゞ
DVDやアマゾンのネットビデオもあるからぜひ観ましょう。ちなみにウチのテレビには24時間全チャンネル自動録画という機能がついているのだが、昨日はその録画で2回続けて観た!
念のために言っておくと、冒頭の37分間はわざとB級アルアルな仕上げにしていると思うが、全体としてもB級映画であることに変わりない。なんたって300万円で撮ったドタバタ劇。ちなみに300万円はスターウォーズ撮影予算の2秒分なのだとか。でも二層構造になっているストーリーは緻密だし、コメディ部分もよく練られていて素直に笑える。そして作品に対する情熱や映画愛のようなものが画面から伝わってくる。その「純な」な部分がちょっぴりうらやましくもあり、またこの作品に好感をいだく理由かもしれない。
とりあえずオススメ★5つ。
何のためにもならないけれど、ぜひとも観るべき映画。
2019年03月06日
カルロス・ゴーンーーーとそれほど関係ない話
カルロス・ゴーンが保釈された。
起訴されている容疑に関してはよくわからないというか、そんなに関心を持って調べていないので特に意見はない。ただその内容が事実だとしても、金銭に関するイザコザならば話し合って元に戻せば解決すること。そんなそぶりもなくいきなり検察に頼った、あるいはチクッた日産の対応は不可解。いわば当事者能力がないことを証明したようなもの。
そのカルロス・ゴーンは日本でもっとも有名な経営者の1人である。有名なのは外国人ということもあってメディアによく取り上げられたせいもあるが、倒産しかけていた日産を立て直した実力者だから。その奇跡の業績V字回復は日本の産業史に特筆されるべきもの。コストカッターと呼ばれた手法で泣きをみた人や会社も多かったが、それなしに日産の存続はなかったと思う。ちなみに経営破綻寸前の日産は2兆円の借金をかかえ、販売している46車種の中で利益が出ているのは3車種だけという状況だった。
日産がルノーと提携してカルロス・ゴーンが送り込まれたのは1999年。ただちに2002年度までの3つの業績目標を設定し、1つでも未達なら経営陣全員が辞任と公約した「日産リバイバルプラン」を掲げた。そして有言実行。2003年には2兆円の借金も完済した。当時の日産を伝えるニュースには熱狂に近いものがあったと思う。それ以来(今回の事件まで)「ゴーンさんスゴイね」「日産よかったね」というのが多くの人がいだいている印象だと思う。
さて、ようやく本日の本題。
日産はルノーと提携した、端的にいえば救済を求めたわけだけれど、ルノー以外にもいくつかの候補があった。一番有力だったのはベンツ。その話が流れてルノーに決まった時は「大丈夫かいな?」という雰囲気だった。提携の内容がどうというよりも、天下のベンツとフランスの地味な自動車会社であるルノーとでは、ブランドイメージ的に大差なのがその理由。カルロス・ゴーンに関しては、その手腕よりMr.ビーンに似ているほうが話題だった(^^ゞ
もっともルノーに決定するまでのいきさつは、世間的にそれほどニュースになっていたわけではない。しかしクルマ業界関連の人でもルノーの前はベンツだったというと「そうでしたっけ?」という反応が多い。20年前のことだからオジイちゃんしか知らないということはないはず。それだけゴーン旋風がすごかったということか。もはや忘れ去られた過去になっている。
現在、日産はベンツ(会社名としてはダイムラー)とも資本提携しているので「日産 ベンツ」で検索しても、その情報ばかりで「ルノーの前にベンツが候補だった」話にたどり着くことは難しい。
というわけで、ちょっと昔のことを知っているゾというのが本日のブログ。
何となく歴史の証人になった気分。
それにしても先ほど拘置所からカルロス・ゴーンが出てくるニュースを見たが、どうして帽子とマスクで顔を隠し作業服姿で、さらに屋根に脚立を積んだ軽ワゴン車で移動したのだ? 謎すぎる。エッ、ひょっとしてこの変装で逃亡するつもり?(^^ゞ
画像はhttps://www.sankei.com/affairs/news/190306/afr1903060036-n1.htmlから引用
起訴されている容疑に関してはよくわからないというか、そんなに関心を持って調べていないので特に意見はない。ただその内容が事実だとしても、金銭に関するイザコザならば話し合って元に戻せば解決すること。そんなそぶりもなくいきなり検察に頼った、あるいはチクッた日産の対応は不可解。いわば当事者能力がないことを証明したようなもの。
そのカルロス・ゴーンは日本でもっとも有名な経営者の1人である。有名なのは外国人ということもあってメディアによく取り上げられたせいもあるが、倒産しかけていた日産を立て直した実力者だから。その奇跡の業績V字回復は日本の産業史に特筆されるべきもの。コストカッターと呼ばれた手法で泣きをみた人や会社も多かったが、それなしに日産の存続はなかったと思う。ちなみに経営破綻寸前の日産は2兆円の借金をかかえ、販売している46車種の中で利益が出ているのは3車種だけという状況だった。
日産がルノーと提携してカルロス・ゴーンが送り込まれたのは1999年。ただちに2002年度までの3つの業績目標を設定し、1つでも未達なら経営陣全員が辞任と公約した「日産リバイバルプラン」を掲げた。そして有言実行。2003年には2兆円の借金も完済した。当時の日産を伝えるニュースには熱狂に近いものがあったと思う。それ以来(今回の事件まで)「ゴーンさんスゴイね」「日産よかったね」というのが多くの人がいだいている印象だと思う。
さて、ようやく本日の本題。
日産はルノーと提携した、端的にいえば救済を求めたわけだけれど、ルノー以外にもいくつかの候補があった。一番有力だったのはベンツ。その話が流れてルノーに決まった時は「大丈夫かいな?」という雰囲気だった。提携の内容がどうというよりも、天下のベンツとフランスの地味な自動車会社であるルノーとでは、ブランドイメージ的に大差なのがその理由。カルロス・ゴーンに関しては、その手腕よりMr.ビーンに似ているほうが話題だった(^^ゞ
もっともルノーに決定するまでのいきさつは、世間的にそれほどニュースになっていたわけではない。しかしクルマ業界関連の人でもルノーの前はベンツだったというと「そうでしたっけ?」という反応が多い。20年前のことだからオジイちゃんしか知らないということはないはず。それだけゴーン旋風がすごかったということか。もはや忘れ去られた過去になっている。
現在、日産はベンツ(会社名としてはダイムラー)とも資本提携しているので「日産 ベンツ」で検索しても、その情報ばかりで「ルノーの前にベンツが候補だった」話にたどり着くことは難しい。
というわけで、ちょっと昔のことを知っているゾというのが本日のブログ。
何となく歴史の証人になった気分。
それにしても先ほど拘置所からカルロス・ゴーンが出てくるニュースを見たが、どうして帽子とマスクで顔を隠し作業服姿で、さらに屋根に脚立を積んだ軽ワゴン車で移動したのだ? 謎すぎる。エッ、ひょっとしてこの変装で逃亡するつもり?(^^ゞ
画像はhttps://www.sankei.com/affairs/news/190306/afr1903060036-n1.htmlから引用
2019年03月02日
チューリップは8割方発芽
1月20日に5つが初発芽して、2週間後の2月2日に33の発芽を数えたチューリップ。それから1ヶ月経った現在はこんな状態。だいたい8割くらいの発芽状況。ちなみに今年はいつもの184球から128球に減らした。
球根の皮を被ったまま発芽しているヤツ。
やたらヒョロッとしているヤツ。これはたぶん育たない。こんな隅っこに球根は植えていないから、手前の芽が本芽かもしれない。
ユリはまだ発芽のキザシなし。
定点観測位置。
iPhoneだともう少し背丈が伸びると全体をカバーできなくなる。
新しいデジカメはもう注文した。ただし発売日が3月末の新機種を予約したので、チューリップの初開花に間に合うかどうか微妙なところ。
昨シーズンは
つぼみが大きくなる:3月25日
初開花:3月27日
その前のシーズンは
つぼみが大きくなる:4月4日頃
初開花:4月7日頃
発売日延期なんてことになりませんように。
カメラ業界ではたまにある話なのでちょっと気掛かり。
球根の皮を被ったまま発芽しているヤツ。
やたらヒョロッとしているヤツ。これはたぶん育たない。こんな隅っこに球根は植えていないから、手前の芽が本芽かもしれない。
ユリはまだ発芽のキザシなし。
定点観測位置。
iPhoneだともう少し背丈が伸びると全体をカバーできなくなる。
新しいデジカメはもう注文した。ただし発売日が3月末の新機種を予約したので、チューリップの初開花に間に合うかどうか微妙なところ。
昨シーズンは
つぼみが大きくなる:3月25日
初開花:3月27日
その前のシーズンは
つぼみが大きくなる:4月4日頃
初開花:4月7日頃
発売日延期なんてことになりませんように。
カメラ業界ではたまにある話なのでちょっと気掛かり。