2019年04月

2019年04月29日

根津神社でツツジ その2

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根津神社のツツジは丸く刈り込まれたスタイル。こういう形だと全部の「丸」が満開なところを見たいもの。でも品種によって早咲き、中咲き、遅咲きとあるから、なかなかそれは難しい。今回は中咲きのピークだったかな。早咲きのツツジはそれほど痛んでいなかったが、こんな風に葉が伸びているものも。
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それはさておき、ツツジを見たら南国気分になれる?ということをご存知か。

どんな花でも太陽の光をいっぱいに浴びていた方が美しく見えるが、特にツツジはその傾向が強いと思う。うまく表現できないが、単に色鮮やかなだけでなく、光の反射率が高いというか。私にはそれが魅力で、だからツツジは晴天の日に見に行かなければならない。それで開花状況と他のスケジュールと天候をにらみながらと、ツツジ見物はけっこうハードルが高いのである。

では光り輝くツツジを。
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なんとなく南国気分になってこない?

もっとも全部が光り輝くわけではない。次の2つなんかは普通に明るいだけ。
それでもキレイだけれど。
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この写真はデジカメの設定ミスで色が飽和しているように見える。でもそうじゃなくて実際にもこんな感じ、あるいはそれ以上で目がおかしくなったと錯覚するくらい。おそらく反射率の高い品種で、ある角度で光が当たった場合にこう見えるのだと思っている。ここまでくるとまさに南国気分である。
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細長い花弁の変わったツツジも咲いていた。
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オレンジ系のツツジは早咲きなのか少し痛んでいて、いいところだけを狙ったつもりだったが撮影センスが追いつかず(/o\)
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話は変わるが最近デジカメを買い換えた。以前の機種との一番の違いは白い花にも簡単にピントが合うこと。これにはちょっと感激。
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これなんかは小さな雄しべの先端がリアルに写っている。
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それはさておき晴天の日にツツジを見に行ったら、それがたとえ下町情緒の残る谷根千にある1900年の歴史を持つ神社であっても、つかのま南国リゾート気分を味わえるというお話。ただしツツジの花一点に視線と気持ちを集中する必要はあるけれど。
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おしまい

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2019年04月28日

根津神社でツツジ

ツツジなんてそこらじゅうに咲いていて景色のひとつ程度にしか思っていなかった。しかし何年か前にあしかがフラワーパークでツツジの美しさに圧倒され、今ではその季節が来るのが楽しみに。今回のツツジお花見は文京区にある根津神社。


実は文京区ってあまり馴染みがない。東京ドーム、椿山荘、東大、仕事ではトヨタの東京本社や講談社に何度か行ったくらい。位置的には千代田区の北側。ついでに首都圏以外の人のために書いてくと、豊島区は池袋、台東区は上野や浅草のあるところ。

地図

地下鉄千代田線の根津駅で下車。自宅からは乗り換え1回でアクセスは便利。ところで文京区の東側から台東区の西側にある谷中(やなか)、根津、千駄木の各エリアは近年、3つ併せて谷根千(やねせん)と呼ばれる観光スポットになっている。戦争での空襲の被害をあまり受けておらず、昔の街並みや下町風情が残っているところが人気らしい。その谷根千に足を踏み入れるのも今回が初めて。

駅を降りると「つつじまつり」のノボリ。鉄柱には「文豪の街」のプレート。文京区には森鴎外や夏目漱石ほか、明治から昭和にかけて多くの作家が住んでいた。
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根津駅から根津神社までの道路沿いに、こんな昭和レトロモダンな雰囲気の建物が。
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道端の所々に出店が。これはおそらく「つつじまつり」の人出を見込んで。
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300メートルほど歩くと根津神社入口。写真は神社とは反対方向だが、高い建物もなくのどかな雰囲気。ちなみに根津駅から神社とは逆の方向に同じくらい進むと上野公園に着く。
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根津神社の参道に向かう通路はあまり広くない。
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こういうのが谷根千の雰囲気なのかな。
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路地にまで行列が延びていたうどんのお店。
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飴屋さんはちゃっかり令和ブームに便乗(^^ゞ ちなみに本日は平成最後の日曜日。
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根津神社に到着。鳥居の向こうにツツジが見えてテンションが高まってくる。
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境内はかなりの混雑。
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本殿にお参りする人の行列。
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ツツジ苑を下から眺める。
丸く刈り込まれた姿を遠くから見るとモフモフした感じでカワイイ。
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ツツジ苑の入り口に向かうと人の流れが左右に分かれていた。とりあえず赤い鳥居が連なっている右側に向かう。
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千本鳥居といえば京都の伏見稲荷が有名。根津神社のは小さいサイズのものが多く、身長が170センチ以上なら屈んで歩かなければならない。
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それだからか?奉納料金は控えめ。ちなみにこちらが伏見稲荷の価格表で21万円から160万円以上となっている。坊主ならぬ神主ボロ儲け?
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この千本鳥居を渡ってツツジ苑に一番北側から入れると思っていたのだが、ツツジ苑の横を通り抜けただけだった。まあ鳥居をくぐれたからヨシとする。
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鳥居から眺めるツツジもきれいだったし。
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いったん本殿の方に降りてツツジ苑の入り口まで戻る。
屋台が出て賑やかな雰囲気だけれど、ちょっと狭い。
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ツツジも売られていた。小さな苗木は750〜850円。
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これくらいのサイズになると8000円くらい。
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千本鳥居を下から眺める。
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本殿に横の入り口から。
けっこう派手な建物だった。
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改めてツツジ苑の入り口。
入園料は200円。
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ツツジの満開と密集感を楽しむ。
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ツツジ苑を北側から眺めた光景。
写真の左下に先ほどの千本鳥居が写っている。
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ツツジの魅力はやはり色の鮮やかさかな。
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こんな取り合わせも堪りません!
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上からもじっくり眺めて、
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社殿エリアに降りてツツジ見物は終了。
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ツツジもよかったが新緑もきれいだった。
青空も最高。
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ーーー続く

wassho at 23:31|PermalinkComments(0) お花畑探訪 

2019年04月17日

ノートルダム大聖堂の火災

盛んに報道されているので火災のことはご存じのはず。
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写真はhttp://www.1242.com/lf/articles/171349/?cat=politics_economy&pg=cozyから引用


何ということだという気持ちはある。
涙を流しているパリ市民の姿に胸が痛む。

しかし世紀の大惨事のような扱いには少し違和感も感じている。報道によれば焼失したのは木造だった屋根と尖塔の部分だけ。石造りの大聖堂のほとんどは損傷していない。

だから再建は簡単とはいわないまでも、超絶に困難ということはないはず。鎌倉時代に建てられた大聖堂をすべて建て替えるならともかく、ニュース映像を見る限り全体の1割程度の工事じゃないかな。取りあえず今は「悲しみを煽っておけ」的な報道姿勢はどうかと思う。そんなことが気になる私はやっぱりひねくれてるのかな?


ところで大聖堂の再建のためにフランスの富豪を中心に、たった1日で既に1000億円近い寄付の申し出があったらしい。日本にも金持ちはいるが、なんとなく格の違いを見せつけられたような気もする。

それと、もしカルロス・ゴーンが健在なら直ちにアクションを起こしているはず。日産は彼にネコババされたのかもしれないけれど、フランスのルノーに倒産の危機を救ってもらったのは事実だから何かすべきだろう。

そんなことは私に言われなくてもわかっているかーーーと思って、日産のホームページを見てみると、最新のお知らせは2018年12月7日付けの「完成検査における不適切な取り扱いに関するリコールの実施について」だった。なんどゴーン事件のことも知らんぷり(/o\)

さすがは日産。
ブッチぎってた(^^ゞ

wassho at 23:54|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2019年04月11日

猿江公園でチューリップ

猿江公園にはチューリップも植えられていた。それほど大規模ではなく品種数もそこそこ。しかし配置などをよく考えて丁寧に植えられている印象。
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これはムスカリ。
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チューリップにはブルー系がないので、カラーバランスを考えて一緒に植えられることが多い。また青いムスカリを水の流れのような演出で配置することもある。猿江公園でもそうなっていたーーーが写真を撮り忘れた(^^ゞ


先日の横浜公園のエントリーでチューリップの写真はたくさん載せた。
今回はその時に撮らなかった下からあおったアングルのものをいくつか。
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自宅の近くにもこんな公園が欲しいなあ。


おしまい

wassho at 22:22|PermalinkComments(0) お花畑探訪 

2019年04月10日

猿江公園でアーモンドの花

ゴッホにアーモンドの花を描いた絵があって、それでアーモンドの花がサクラそっくりだと知ったことはブログでも何回か書いた。チョコレートになるカカオのように、南国的な植物だと思い込んでいたので意外だった。

それで調べたところ神戸、浜松、岡山あたりにはまとまって植えられているところもあるようだが、東京近郊には見あたらなかった。それらの地方にアーモンドが開花する時期のピンポイントで訪れる可能性は限りなく低い。

残念に思って数年。つい先日、江東区の猿江公園に1本だけではあるが、アーモンドの木があることを知る。公園のホームページをチェックすると3月27日に開花が始まったとの情報が載っていた。既に2週間近く経っている(/o\)

しかし今年はサクラも開花してから気温の低い日が多く長く咲いている。だからアーモンドもと思い、昨日、無理やり寄り道して(^^ゞ


地下鉄半蔵門線の住吉駅から徒歩1分。
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恩賜(おんし)公園というのは、元は皇室の所有地を一般開放して公園にしたところ。上野公園や井の頭公園など全部で5カ所ある。


中央広場。サクラと一緒にスカイツリーも眺められる。
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このサクラの花の下でお花見をしたら気持ちよさそう。
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少し離れたところにシダレザクラも。
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芝生広場と呼ばれている場所にもサクラがたくさん。ここはかなりのサクラ公園。
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ヤマブキとサクラのツートンショット。
子供の頃、色鉛筆のヤマブキ色が好きだったことを思い出す。
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散り始めではあるが、少し遠目で見ればまだまだ満開。
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本日の東京は雨で極寒。山沿いでは雪も積もっている。
朝より日中のほうが寒く、さらに先ほど午後8時の気温が3.8度。4月なのに(>_<)
しかし昨日は快晴でポカポカ陽気だった。
いつも思うが写真の背景は青空でないと。
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ソメイヨシノの色のこともあれこれブログに書いてきた。
こう見るともはや純白といっていいような。
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えっと〜、サクラを見に来たんじゃないんだ(^^ゞ
それで公園内を探すとピンク色の花を発見。

でもハナカイドウだった。
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ハナカイドウはバラ科リンゴ属、サクラもバラ科だから雰囲気は似ている。
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古代では美人を形容する時に使われ、また眠っている楊貴妃とも称されたハナカイドウ。よくわからない例えだが、確かに美しい花である。


それから公園内を歩き回るもアーモンドは発見できず。案内看板にも載っていたなかったので公園の管理事務所を訪ねて教えてもらった。

アーモンドは公園の入口付近にあった。てっきりサクラのように大きな木だと思っていたが、猿江公園にあったのは地面ではなく、コンクリートの土台で少し持ち上げられた位置に植えられている高さ2メートルほどのアーモンドだった。
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花がついていたのは木の一部。咲いて散った形跡はなかったから、すべての枝に花を咲かせるにはまだ若い木なのかもしれない。
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初めて見るアーモンドの花は、サクラというよりモモに近い姿。
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ハナカイドウのほうがキレイだったけれど(^^ゞ
とにかくアーモンドの花を見られてよかった、気持ちがスッキリした!
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それにしても、この花からあのナッツのアーモンドは想像できないね。


ーーー続く

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2019年04月09日

赤レンガ倉庫 FLOWER GARDEN 2019

4月7日の横浜公園チューリップの続き。
場所を移動したのでタイトルも変更。


横浜公園を出て日本大通り。統一地方選のキャンペーンカーが停まっていた。時刻は午後4時前だから、あともうひと仕事というところか。よく見ると小さなクルマ(電気自動車かな?)にハリボテを被せてある。なかなかグッドアイデア。
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大さん橋に近いエリアは歩行者天国になっていた。
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前々回のエントリーで紹介したように、日本大通りの広い歩道には花壇がある。
そこでネモフィラ発見。
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こちらに右折すると大さん橋や山下公園。
ここは昨年5月にトライアスロンを観戦した場所。
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大さん橋にはクルーズ船が停泊中。
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左手方向には赤レンガ倉庫。
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ブラブラ歩いて赤レンガ倉庫に到着。横浜公園からは約1キロ。
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赤レンガ倉庫は明治政府によって保税倉庫として建てられたもの。使われていたのは1989年(平成元年)まで。その後、放置の時代を経て2002年(平成14年)に商業施設としてリニューアル。


文明開化の香りがする?
それにしても文明開化って、それまでの日本の歴史を全否定するスゴイ言葉。
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赤レンガより、この赤いトタンが気になってしまう。
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やってきたのはFLOWER GARDEN 2019というイベントをやっていたから。
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ハート型をした花のアーチは、
その前に立って記念写真を撮る人が多く正面からの撮影は断念。
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それでどんなイベントかというと、このような花壇がいくつかあっただけ(/o\)
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植えられていた花はきれいだったよ。しかしーーー
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というわけでFLOWER GARDEN 2019と大げさなタイトルがついていたものの、日本大通りの花壇と同じようなものが見られただけ。大通りのほうがレベルは高かったかも。


メインはこのマーガレットらしい。
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マーガレットなのかデイジーなのかいつも迷う。ここは主催者がマーガレットといっているのでマーガレット。ちなみに私の判断基準は、優しい感じがしたらマーガレットで元気そうならデイジーというナゾ解釈。




倉庫を抜けた広場。
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大さん橋のクルーズ船はいつの間にか出港していた。
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以前は埠頭として使われていた名残のボラード(係留杭)。
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これを見るといつも石原裕次郎がマドロス姿で片足を載せている姿を思い出す。昭和生まれならわかるかな。マドロスってもう死語だが、船員という意味のオランダ語。


FLOWER GARDEN 2019にはガッカリしたけれど、久し振りに海というか海面を見られたのはよかったかな。無駄に前向き(^^ゞ


おしまい

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2019年04月08日

横浜公園でチューリップ その2

チューリップの名所に出かけるのは、きれいなチューリップを見たいという気持ちと、同時にたくさんのチューリップに圧倒されたいからだと思う。花の場合、ある規模以上になると量は質を凌駕する。桜の花見だって、どんなに名木でも1本だけじゃ物足りない。

横浜公園のチューリップはトータルの本数に不足はないが、割と小さな花壇がいくつもつながっている造園なので「わっ!チューリップだらけ」というインパクトには欠ける。それでもたくさん咲いているように撮れた写真を。

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そして量と共に大事なのが密集感。もちろん単位面積あたりの本数でいえばベランダのチューリップのほうが密度は高いのだが、絶対量が少ないので密集感は味わえない。もっとも写真での密集感はカメラレンズがどれだけ望遠かにも左右される。同じ密度で植えられていても、遠くのものは近くのものより密集して見える。望遠レンズで遠くのエリアを切り取ればより密集しているように写るという仕組み。

脳は近くと遠くの光景を混ぜ合わせてトータルの密集感を「感じる」ような構造に思えるが、カメラは正直だから広角レンズだとスカスカにしか写らない。新しく買ったデジカメのズームレンズは、望遠側もそこそこあるので、それなりに密集感はでていると思う。

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写真は被写体にピントを合わせて撮る。被写体の前後にあるものにはピントが合っていないから不鮮明なピンボケになる。このピントの合っていない状態をさらに進めて、不鮮明を通り越して色が溶けているように写っているものを「ボケ」という。

カメラマニアには「ボケ命」な人が多い。何が写っているかよりボケ具合が大事だったりすることも(^^ゞ 私はバイクツーリングの記録写真としてカメラを始めたので、あまりこだわっていない。しかし花なんかを撮る時は少しボケの入った写真もキレイかなと思うようになってきた。

ボケを大きくするにはいくつかの方法があるが、そのひとつとしてレンズが望遠なほどボケは大きくなる。今まで使っていた35mm換算24〜105mmのレンズに対して、新しいレンズは27〜202.5mmだから、かなりボケも大きくなった気がする。

また被写体の前にあるものがボケるのを前ボケ、後ろにあるものは後ボケという。ズームレンズの望遠側が伸びたので、花壇の奥にあるものもアップで撮れるようになった(今までは比較的手前の花を撮っていた)。奥にある花を狙うということは、必然的に手前に他の花が多く、それが写って前ボケになる。今回、カメラを買い換えてから初めて花壇の花を撮ったが、やたら前ボケの写真が多くて驚いた。狙ったわけではないのに前後でボケがトロトロになっているものも。度が過ぎるとわざとらしいから難しいところ。

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太陽を背にして被写体を撮るのが順光、被写体の後ろに太陽があるのが逆光である。肉眼でも順光のほうが見やすいし、カメラで逆光だと撮影が難しい。つまり肉眼でもカメラでも順光が基本。

しかしチューリップの場合、いくつかの品種は逆光で花びらが透けるように輝いてキレイなのである。もちろん真逆光じゃなく逆光気味ということだが。チューリップを見る時は花壇の周りを回って、色々な角度から見ることをお勧めする。

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そしてチューリップの不思議。写真のチューリップは光っているように見える。もちろん光っているのでも、ここだけ強力なスポットライトに照らされているのでもない。しかしピンク色のチューリップの中にはデジカメで撮ると、このように光っているように写るものがあるのだ。以前のデジカメでもそうで、画像センサーに特定の波長に対するバグでもあるのかと思っていたが、新しいデジカメでも同じだった。どうしてなんだろう? まあ写真的にはキレイだからOKなんだけれど。
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今回はカメラ的な切り口で写真を分類した。
その分類に入らなかったものもいくつか。

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ーーー続く

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2019年04月07日

横浜公園でチューリップ

3月22日にベランダチューリップの黄色が初開花したことをブログに書いた。あれから2週間ちょっと。いつもなら赤が咲いた、白が咲いたとはしゃぐ時期であるーーー。でも今シーズンはどうも咲きっぷりがイマイチ(/o\) これから盛り返してくれるといいのだが。

だからというわけでもないが横浜公園にチューリップを見に行ってきた。チューリップの名所はバイクツーリングであちこちに出かけた。しかしここはバイクを駐めづらそうだったので未訪問だったところ。ちなみに「山下公園」「港の見える丘公園」など有名な横浜の公園と違って「横浜公園」はあまり聞き慣れないが、ベイスターズの本拠地である横浜スタジアムのある場所。正確にいうなら横浜公園の中に横浜スタジアムがある。


地下鉄の駅を降り日本大通りにでる。
「にほん・おおどおり」である。何ゆえ、そんな大げさな名前?
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歩道には花壇。
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ルピナスが咲いていた。これも好きな花
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カラーリーフ(緑色じゃない草)がいい感じ。
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200メートルほど歩いて横浜公園に到着。この平べったい信号は初めて見た気がする。
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69品種16万球らしい。まあそこそこの規模。植え方はごく普通で特に見せ場はない。チューリップ名所巡りを数多くしてきたので目が肥えてしまい、少々のことじゃ「わあ、キレイ!」と感激できなくなったのがツライ。
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いつもと違って、とりあえず公園風景のみ。もちろんチューリップがメインの写真もたくさん撮ってあるが、まだ整理が追いつかず。特に今回は新しく買ったデジカメの機能を試すために、同じ場所で設定を変えて何カットも撮ったのでなおさら。もちろん、そのうちゲップが出るくらいブログに載せる予定(^^ゞ


横浜スタジアムの風景。
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訪れた時は試合が開催されていて声援がずっと聞こえていた。それにしても、あの鳴り物に併せて声を揃えた応援にはどうも馴染めない。やはり日本人は集団行動しないと気がすまないのか。あんな「村的」なものは昭和で終わると思っていたが、平成でますます盛んになり令和の時代も続きそうである。


これはスコアボードだから場外ホームランを打てば公園にボールが落ちてくるんだ。
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少しだけ観客席が見える。
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風船が飛ばされる。
そんなことをするのはタイガースだけかと思っていた。
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公園の一角にあった噴水。
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大好きなシャッタースピードを上げての水しぶき撮影。
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日本庭園もある。
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池の水はとてもキレイで鴨の足が見えた。
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造園は大雑把で、外国人観光客にこれが日本庭園だと思われては困るレベル。
別にここになくてもいいんじゃない。花壇にしましょう(^^ゞ
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ーーー続く

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2019年04月05日

目黒川でサクラ

サクラ見物の第5弾は4月3日に目黒川。そんなにサクラばかり見に行かなくてもいいのだが。もっとも今回は移動中に電車を途中下車してのチョコットお花見。ここは自宅からも近くて、サクラの季節には散歩がてらに出かけるお馴染みの場所。電車からも一瞬だけれど川沿いのサクラを眺められる。デジカメを持って訪れるのは久し振り。


東横線中目黒駅の改札を出ると山手通り。それを渡って、
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線路の高架沿いに進めば、
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目黒川に到着。駅からは100メートルくらい。
交通アクセス抜群のお花見スポットである。
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コンクリートで固められたけっこう深い川の両岸が桜並木になっている。
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橋の上は写真を撮る人がたくさん。
オバサンじゃない本物のカメラ女子も(^^ゞ
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最初の橋はサクラの枝振りがあまりよくなかったので移動。
だいたい100メートル間隔で橋がある。
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これが目黒川のサクラアーチ。
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川というより用水路のような造りに目をつむれば、やはり公園のサクラとは違った趣がある。また川に向かって枝が垂れている場所では、自分の足元より下までサクラがあるので、視界を覆うようなサクラ風景を楽しめる。もしパソコンでブログを見ているならクリックで拡大して、少しでも雰囲気を味わって欲しい。


ところで上野公園や千鳥ヶ淵は昔からの有名なお花見スポット。でも現在1番人気があるのは目黒川かもしれない。それは目黒川沿いにオシャレなレストランやショップが点在しているから。その雰囲気が他にはない魅力。だから若い人が多いし女性が多い。この日は平日だったからなおさら。

普通の屋台もあるけれど、
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こんな屋台や臨時店舗がたくさん。
シートを広げて飲めや歌えの花見とは別の世界がここにはある。
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特にイチゴを入れたシャンパンが人気で多くの人が買っていた。
インスタ映えする写真を撮っている女子がいたのでコッソリ便乗。
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提灯までオシャレ? フランス人に見られたら恥ずかしいような(^^ゞ
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通りの雰囲気を楽しみ、見上げたり眺めたり、
短い時間ではあったがサクラを満喫。
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2019年04月04日

千鳥ヶ淵でサクラ その2

珍しくレンズ交換。ここまでは35mm換算で27mm〜202.5mmのズームレンズ、ここからは15mm〜36mmの広角ズームレンズで撮った。レンズは数字が小さいほど広角で、大きければ望遠となる。もうサクラのアップも撮り飽きたし、広めに風景を収めようかと思って。こんなことをするのは新しいデジカメを買ってしばらくのうちだけだろうな。


千鳥ヶ淵緑道の様子。
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少し進むと千鳥ヶ淵名物のボートが見えてくる。
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ガードマンは「3時間待ちです」と言っていた。この時点で午後4時前だから、ボートを漕ぐ頃には夜桜ということになる。夜桜ならいいけれど、中途半端な時間に順番が来たら困るね。
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ボートの順番を待つ人。
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ボート乗り場の上が展望台になっていて、ボートが浮かぶ風景を眺められるようになっている。しかしご覧のように人でギッシリ。腕を伸ばしてカメラを持ち上げても人が写ってしまう。
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数分掛けて展望台の先頭にたどり着く。広角レンズは広ければいいというものではなく、広すぎると周りの余計なものまで写ってしまう。先ほどの写真が35mm換算で15mm。次の2枚は22.5mmと36mm。
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36mmじゃ普通なイメージだから広角ズームを持ってきてよかった。


カメラを2台並べて撮っている人がいた。立体写真?
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サクラの木の両サイドのポールにセットされているのは夜桜観賞用の照明。もうこういうものもLED照明の時代。
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ボートを眺めたりサクラを見上げたりして進む。
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いつのまにか緑道が対面通行になっている。
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それにしてもすごい混雑なのである。
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というわけで緑道から車道に降りる。
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靖国通りに突き当たって千鳥ヶ淵緑道は終了。円柱の鳥居は靖国神社。緑道の長さは約700メートルで、こちら側から緑道に入っていく人もたくさんいる。
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靖国通りも満開の桜並木。これなら渋滞でもイライラしないかも。
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上の写真とは反対方向の九段下に向かう。そしてここは千鳥ヶ淵の代名詞であるサクラとボートの有名な撮影スポット。先ほどのボート乗り場の展望台とは逆方向から撮ることになる。よく見る千鳥ヶ淵の写真はこちらからのものが多い。
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写っているのは通行人ではなく、撮影ポイントの順番を待って何重にも折り返して行列している人。撮影ポイントは写真左上にあるように数人分の広さしかない。30分以上並ぶんじゃないかな。もちろん私にそんなことは無理。


靖国神社側に渡る歩道橋も大混雑。
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少し進むと北の丸公園の入口。
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ここまでが千鳥ヶ淵。
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公園入口の田安門を挟んで、こちら側が牛ヶ淵。
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皇居のお堀は20以上に別れていて、名前に「淵(ふち)」がつくのは千鳥ヶ淵と牛ヶ淵だけ。他は半蔵濠や桜田濠などのように「濠(ほり)」で呼ばれる。元々あった水路を堰き止めたのが淵、地面を掘って水を流し込んだのが濠という区別。今となってはどちらも変わらないが。


サクラは枝の先から根本方向に向かって撮ると枝が目立たずいい雰囲気になる。だけれども咲いているのは高い位置なので、そういう撮り方は難しい。ここでは低い位置に垂れている枝があってラッキー。
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ワイドなレンズならではの構図で撮ったつもりだったが、ピントが奥にある花に(>_<)
ウ〜ン、詰めが甘い。
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田安門をくぐって北の丸公園に入る。
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最初にあらわれるのは日本武道館。屋根にあるタマネギは改修中。
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北の丸公園では先ほど歩いてきた千鳥ヶ淵緑道を対岸から見下ろすことができる。それには興味があったが、また今度にしようとここでUターン。
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九段下に向かう歩道はますます混雑。
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写真中央右寄りの筒のような建物は昭和館という国立の博物館。昭和全般の博物館じゃなくて、戦中戦後の苦労や悲惨さに特化した内容らしい。平成館もそのうちできるのかな。だとしたら何を展示する?


その昭和館の入口付近から牛ヶ淵のサクラを見て本日のお花見ウォーキングは終了。
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おしまい

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2019年04月03日

千鳥ヶ淵でサクラ

場所を移動したのでタイトルを変えたが3月31日の続き。

国立劇場は皇居沿いにあり、そのまま北上していくと千鳥ヶ淵に向かう。この日の目的はジンダイアケボノやコマツオトメなどの品種を見ることだったが、ここまで来て千鳥ヶ淵をスルーして帰る手はないかと。
マップ


国立劇場前の信号で内堀通りをお堀側に渡る。
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ところで東京の幹線道路として環七、環八つまり環状7号線や8号線が有名。実はこの皇居のお堀沿いを走る内堀通りが環状1号線となる。そしてその外側にある外堀通りが環状2号線。内堀・外堀というのは江戸城の時代にはお堀が2段構えになっていたから。内堀は皇居のお堀として残ったが、外堀はほとんどが埋められた。

(この地図は西が上になっている)
内堀外堀

ついでに書くと環状3号〜6号線もある。しかし6号線(山手通り)を除くといくつもの国道や都道をつなげた総称だし、環七、環八以外は「環いくつ」と呼ぶことはない。もし「環三通りへ」などとタクシーで言ってもたぶん通じない。


内堀通り越しに見た国立劇場。
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霞ヶ関方向の風景。
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皇居のお堀はところどころで分断されている。
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それはいくつかの出入り口があるから。
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しかし、こういうところは橋を架けておいて、敵に攻められて籠城するなら、その橋を破壊するものだと何となく思っていた。そうでないと堀を張り巡らせた意味がないような。しかし江戸城の兵力を持ってすれば門を守りきる自信があったのか。あるいは江戸城の時代は橋だった? 少し調べてみたがまったくわからず。

道路から門までは100メートル以上ある。ズームアップして警官がサボっていないか確認する(^^ゞ 右肩から垂らしている飾り紐が赤いから皇宮警察官。
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半蔵門から少し進むと内堀通りとお堀の間の敷地に千鳥ヶ淵公園がある。
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公園の中を千鳥ヶ淵方向へ進む。南北約450m、東西約20mの細長い公園。
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まさにお堀沿いの公園なんだけれど、このお堀は半蔵濠(はんぞう・ほり)。千鳥ヶ淵のお堀には面していない。千葉にあるのに東京ディズニーランドみたいなものか(^^ゞ
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皇居の周りにあるのはほとんどがソメイヨシノ。しかし舞姫というピンクのサクラ発見。やっぱりサクラはピンクじゃないと。
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基本的にこの光景が450m続く。
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シートを広げてお花見している人々。先日の上野の花見客と較べて上品な感じがするのは、やはり土地柄の違いかな。
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ソメイヨシノだけれど多少はピンクっぽいサクラも。光の当たり具合でも違って見えるのかもしれない。
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それにしてもサクラの幹はどうしてL字クランクのように直角に曲がる?
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千鳥ヶ淵の交差点で千鳥ヶ淵公園は終了。
また道路に出る。
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墓苑入り口の交差点を斜め右にそれると千鳥ヶ淵緑道に入る。
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少し歩くと戦没者墓苑の入口。この日は英霊の皆様も花見に出かけているだろうからとお参りは遠慮しておいた(^^ゞ
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いよいよ本物の千鳥ヶ淵沿いに出る。
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ーーー続く

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2019年04月02日

国立劇場でサクラ ジンダイアケボノやコマツオトメなど その2

ヤエベニシダレはまだほとんどがツボミ。ツボミの色は紅色に近いけれど、咲いたらその半分くらいの色の濃さになるのだろう。八重で枝垂れ(しだれ)だったら、かなりモフモフした雰囲気だと思う。それにしてもヤエ・ベニ・シダレとはわかりやすいというか芸のないネーミング(^^ゞ
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スルガコマチはまだ小さな木だった。これは次に紹介するスルガザクラからこの国立劇場の敷地内で自然交配で生まれた新種とのこと。国立劇場のオリジナルとして品種登録もされている。
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スルガザクラ。
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このサクラは花数が多く密集して咲くタイプ。
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まさにサクラ繚乱。
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国立劇場のホームページから。
パンフ

ここはいくつもの品種のサクラがコンパクトなエリアにまとまっていて楽しい。でも関山、稚木の桜、熊谷桜は見なかったなあ。まだ咲いていなかった、あるいはもう散ってしまっていたのかもしれない。あるいは単なる見落とし? まあとにかくサクラを見るには絶対のオススメスポット。特に私のようにソメイヨシノの白っぽさに満足できない人ならなおさら。



国立劇場の外観&のぼり。
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歌舞伎、能楽、文楽など伝統芸能のための施設だからだから、ここで何か観劇する機会はないかも。もっとジジイになったら興味が出てくるのかな? ちなみに初台には新国立劇場があって、そちらはオペラやバレエなどが中心。


前庭にはいくつかの出店。
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黒衣のゆるキャラ。歌舞伎などの舞台にいるのは黒子じゃなくて黒衣、クロコじゃなくてクロゴね。ところで黒衣を「見えないものとして鑑賞する」というのは、建前とか忖度とか、そういう日本的な心理構造とつながっているように思える。
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こんな無料イベントがあって人気だった。衣装を羽織り自分のカメラやスマホで劇場の係員が撮影してくれる。外人さんも楽しそう。
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ーーー続く

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2019年04月01日

国立劇場でサクラ ジンダイアケボノやコマツオトメなど

前回の上野公園のエントリーで、今後ソメイヨシノに取って代わるかも知れないジンダイアケボノやコマツオトメという品種のことを書いた。そうしたら、その品種を無性に見たくなって見たくなって(^^ゞ

ネット検索で国立劇場の前庭に数本ずつ植えられていることを知る。なおコマツオトメは上野公園にもあることがわかったが、当日は不覚にも気づかず。ただし植えられているのは1本だけ。またそれが原木らしい。

さて国立劇場。そういう施設があることは知っていても、催されているのは主に歌舞伎、能楽、文楽などの伝統芸能などで全く馴染みなし。どこにあるのかも知らなかった。調べてみると東京のど真ん中、皇居の西側に面した場所。隣は最高裁判所。最寄り駅は東京メトロ(地下鉄)半蔵門駅で自宅からアクセスもよし。


訪れたのは紀元前ならぬ令和前1ヶ月と1日の3月31日。ところで本日はめでたく新元号が発表された。でも1ヶ月前じゃなくて天皇の退位・即位と一緒でよかったんじゃないかな。いろいろと準備期間が必要という考えもわかるが、平成の時も乗り切れたんだし。何となく今から1ヶ月はどっちつかずで中途半端な期間になりそう。ちなみに私は元号が必要だとしても、暦は西暦を使うべきと考えている。その理由は10年ほど前に書いた


半蔵門駅から国立劇場までは歩いて5分ほど。
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これは下の案内看板の「現在地」の「地」あたりから撮ったもの。
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案内看板。敷地下側の黄緑で塗られている部分が植栽のある前庭。
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まずはコマツオトメ。
やっぱりサクラはこれくらいのピンクでなくちゃ。
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近づいてみるとソメイヨシノくらい白い花びらもある。
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次はジンダイアケボノ。全体写真ではビルを背景にしたコマツオトメとほとんど違わないように思えるが、実際はジンダイアケボノのほうがわずかに色が濃い。
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上野公園では曇り空でフラストレーションが溜まった。
しかし本日は晴れ!
青空に淡いピンク。たまりませんなあ(^^ゞ
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やっぱりサクラといったらこういう色でしょ。
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アップで撮ってもかわいい。
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よく見るとツボミはまったくのピンクで、開いたばかりの花びらのほうが色が濃い。だんだんと色が抜けていくのか? それとソメイヨシノもツボミはピンクだから、色の抜けが早い品種ということなんだろうか?



センダイヤ。
高知市内の仙台屋というのが紛らわしい(>_<)
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これはヤマザクラ。ヤマザクラの定義はいろいろあるが、ヤマザクラ=野生種で、そこから改良されたのがソメイヨシノなどの園芸品種だと私は解釈している。ヤマザクラの特徴はまず満開の時から葉桜なこと。そしてその葉が茶色系。だからどうしても地味な印象になる。
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華やかさには少し欠けても、じっくり見ると味わい深い。それに昔の日本人が眺めていたのはこういうサクラなのだ。いつの間にかサクラの達人気分。
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ーーー続く

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