2019年10月

2019年10月31日

コーヒーは温め直すより保温しておいたほうが

自宅でコーヒーはいつも2杯分を淹れる。
2杯目は電子レンジでチンして温めて飲む。

それはもう何十年も続けてきた風習。
でも先日から2杯目のコーヒーは魔法瓶で保温して飲むようになった。

使っているのはバイクツーリングで活躍した魔法瓶構造の水筒。
e7bf16a6

魔法瓶といっても内部はガラスのビンではなくステンレスの二重構造。ツーリングから帰ってきてもまだコーヒーは温かいほどの保温力があるから、自宅で2杯目を飲む30分や1時間程度では熱々のまま。魔法瓶からコーヒーカップに注ぐときにわずかに冷めるものの充分に許容範囲。


ところで2杯目のコーヒーを

    冷めたのを温め直す
    熱いまま保温しておく

ーーーのどちらがおいしいか。私には保温しておいたコーヒーのほうがおいしいように思う。エスプレッソのお湯割りであるカフェ・アメリカーノの場合は特にその差が顕著。もっともカフェ・アメリカーノではお湯をまた沸かす必要があるが。(今気がついたが、最初にカフェ・アメリカーノを作ってから保温すればいい)

何かと実験好きではあるが、温め直したのと保温しておいたコーヒーの同時飲み較べはしていない。そのうちやると思うけれど、これが気のせいだったらイヤだなあ(^^ゞ

wassho at 23:18|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2019年10月29日

雨の六本木ヒルズ52階から

六本木ヒルズの52階にある森アーツセンターギャラリーにバスキア展を見に行ってきた。その話しはまた改めて書くとして、展示室を抜けたところにある窓から見た風景を。

今日はずっと雨だったが、雨なら混雑していないと考えて展覧会に足を運んでみた。だから見晴らしはまったくよくないが、雨に濡れた街を上から眺めるのもオツなもの。


窓は北向きで、写真センターの上の方にあるベージュのタワーのあたりが青山一丁目。その後ろにある緑豊かなところは赤坂御用地。左側に目をやれば建設中の国立競技場も見える。
IMG_1770


六本木ヒルズのすぐそばにある国立新美術館。あのガラスでできた窓の部分を上から見るとこういう形になっていることは知っていたが、自分の目で見ると微妙に新鮮。
IMG_1775


国立新美術館の前にあるヘリポートは米軍のもの。この敷地は赤坂プレスセンターという平和な名前がついているが、東京23区内にある唯一の米軍基地である。なお画面のほとんどを占める緑で覆われた部分は青山墓地。
IMG_1776


iPhoneの望遠で撮ったのでボケボケだけれど、国立競技場の外観はほとんど完成の模様。
IMG_1777


これは赤坂御用地のハズレにある迎賓館。拡大しすぎてあまり原形をとどめていないが。普段は一般開放しているらしいので、そのうち見に行くつもり。
IMG_1778


少し東を向いて、右側にかたまって立っているビル群が東京ミッドタウン。
IMG_1769



展望写真を撮るにはふさわしくない日の写真を載せるのが、このブログのいいところ(^^ゞ

wassho at 23:47|PermalinkComments(0) 美術展 | イベント、旅行

2019年10月27日

リンゴの皮むき器じゃないけれど

リンゴの皮むき器というものがある。
皮むき器

どうやって皮をむくかを動画で。


昔はこんな業務用しかなくて数万円はした。
今は家庭用が1000円〜2000円くらいで売っている。
業務用

便利だなあ買おうかなと思うときがあるけれど買っていない。
その理由はリンゴは皮付きでかじることが多いから(^^ゞ

ただしリンゴを細かく刻んでヨーグルトの中に入れて食べるのは好きで、
その時は皮をむく。

もっともヨーグルト・リンゴは、ヨーグルトをよく食べる春夏はリンゴがあまり出回っておらず、冬は寒くてヨーグルトを食べなくなるという矛盾をはらんでいる。つまり、ほとんど秋限定のメニュー。

ウチの台所は狭くて皮むき器を買ったら使わないときにジャマになる。
それも買っていない理由のひとつ。



ところが先日、野菜用のピーラー(皮むき器)でもリンゴの皮をむけることを知った。
ピーラー1

ピーラーはこんな使い方しか考えたことがなかった。
同じ皮なんだからむけて当然といえるが、ちょっと目からウロコ。
ピーラー2


野菜用のピーラーなら持っているので、先ほどリンゴで試した。
私が包丁でむくより1/4位の薄さで(^^ゞキレイにむける。
ただし包丁のように続けてむくことができないので、時間がかかるのが難点。


こういう縦型のピーラーならクルクルとむけるかも知れない。
ピーラー3



リンゴカッターというリンゴの芯を抜いてリンゴを等分に切り分けるものもある。リンゴを包丁で切った後、芯のところを「く」の字に切り落とすのが苦手だから、これは便利そう。
リンゴカッター


買ってみた。
上から押しつけて切るわけだが、けっこう力がいる。
リンゴの汁が飛んで顔にかかる(^^ゞ

これで等分に切り分けてからピーラーで皮をむいたほうが早いかも知れない。


めずらしくキッチンネタでした。

wassho at 18:58|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2019年10月25日

Amazonでキャンセルと再購入と配送トラブル その3

10月20日に在庫のある商品を発注したのに、配送予定日が3週間先になっていて、メールで問い合わせたら「それはおかしいが、原因はわからないので商品が届くまで待ってくれ」との返事が来てまったく解決しなかった件の続き。


前回の投稿に書いたように「商品が届くまで待ってくれ」としか書かれていないが、問い合わせをして「Amazonは問題を把握した」のだから、それなりの対応をしてくれるだろうと考えて21日を過ごす。

夜になって注文履歴をチェックしてみると、
配送予定日は11月8日から10日のままである(/o\)

この時点でメールの返答があってからおよそ26時間の経過。
もう少し時間がかかるのかな?と人のいいワタシ(^^ゞ


翌22日は即位礼の祝日。昼前に注文履歴を見ても状況は変わらず。

そこで20日にアマゾンから来たメールには「4点の商品のうち1点が配送を遅らせる原因となっている」と書かれていたので、その商品をキャンセルした。直後に注文履歴を確認したが配送予定日は変更されていなかった。

2時間ほど経っても配送予定の表示が変わらなかったので、再度Amazonに問い合わせることにした。まったく手間がかかるゼ。

今度はメールではなく電話にした。問い合わせ画面に電話番号を打ち込むとAmazonからかかってくるシステム。待ち時間はおよそ1分と表示されていた。随分と早いものだと思ったが、前回の投稿に書いたように問い合わせ先を知るのは至難の業だから、問い合わせてくる人は意外と少ないのかも知れない。


電話番号を入力してクリックすると数秒で電話が鳴った。ハヤッ!

iPhoneの表示によれば電話は宮城県から。コールセンターがそんなところにあるのか。かけてきたのは発音から推測するに中国人だった。もはや全国各地で外国人が働いている時代である。

まず前回のメールをそちらで読めるかを確認。読めるということなので、そのメールで原因と言われていた商品をキャンセルしたのに、配送予定日が変更されない旨を伝えた。結局、彼も「おかしいですね」と言うだけで詳しいことはわからなかった。結論としては「配送準備になっているので、もう少し待って欲しい」ということ。彼の言う配送準備の定義は不明だが、おそらく受注に問題がなければ、受注して出荷されるまでが配送準備のはず。今までの経緯から、私の注文がすぐに出荷される段階に入っているとは思えなかった。だから、それ以上問い合わせることはやめた。

誤解のないように書いておくと、担当者はとても丁寧に説明したし、私も愛想よく受け答えして最後には謝辞を伝えた。おそらく彼は人の役に立つ仕事をしたという満足感を得られただろう。


今回の一件でわかったのは、何かトラブルがあってAmazonのカスタマーセンターに連絡しても、彼らが把握できるのは、我々がアマゾンのホームページで得られる自分の顧客関連情報とほとんど変わらないということ。そして問題を関連部署に問い合わせたり、問題解決のための行動は取らないということ。つまり話を聞くだけで何の役にも立たない存在。かなりガッカリである。Amazonがエゴサしてこのブログを読んでくれるといいんだけれど。



それで最終的にどうしたかというと、日付が変わった23日の深夜に残り3点の商品もキャンセルした後、それらをすぐ再発注した。予想通り、今度は10月23日〜24日の配送予定が表示され、そして24日にメデタク到着。当初は3週間後とされていた配送予定が約40時間で届いたことになる。
配送予定日

またAmazonで配送の遅れの原因となっていた商品は別のところで購入して、それも24日に到着。実はそちらの方が安かった。ありがとうAmazon(^^ゞ


以上が、また同じようなことが起きたときのための防備録。もっと大きな問題だったり、あるいは強引にネジ込めば対応も違うのかも知れないが、Amazonのカスタマーサービスには問題解決能力がなく、自力でナントカしなければいけないことを学んだ。それと超難解な問い合わせ先の探し方も。

それでも考えてみれば、少々手こずったものの最初の発注から4日後にはすべての商品が揃ったのだから、便利な世の中になったものだ。


おしまい

wassho at 19:57|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2019年10月24日

Amazonでキャンセルと再購入と配送トラブル その2

さて10月20日に支払い方法を間違えたのでキャンセルした件。

マーケットプレイス扱いの商品については前回のブログにその顛末を書いた。それ以外のAmazon扱いの商品4点は、キャンセルが受理されたというメールを受け取った直後に改めて発注した。

ところが注文履歴のページを見てびっくり。10月20日の発注なのに商品の到着予定が11月8日から10日と3週間も先になっているではないか。

注文

もちろん発注するときに、すべての商品に在庫があることは確認した。配送の早いプライム会員じゃなくても、いつも発注の翌々日かその次の日には届く。1週間前の台風19号の影響? Amazonの倉庫は自宅からクルマで30分ほどのところにあるし、配送体制になにがしか影響を受けたとしても3週間先はあり得ない。

そこで「在庫がある商品なのに、どうして配送に3週間もかかるのか?」という問い合わせをメールで送った。


ところでAmazonに問い合わせをする場合、その問い合わせ先を見つけるのは容易ではない。もし時間があるなら、この先の文章は読まずに、すぐ見つけられるか試してみて欲しい。

  アカウントサービスのページを開くと、いろいろな項目が並んでいるが、
  そのどこにも問い合わ先の情報はない。

  問い合わせ先を知るには、まずページを一番下までスクロールして、
  下から2番目の段にある「ヘルプ&ガイド」の「ヘルプ」をクリック。
  すると配送状況や返品などの項目が並んだページが現れる。
  しかし、それらを開いても問い合わせ先は記載されていない。

  問い合わせ先の案内は、その下の「よくある質問」の一番最後に書かれている
 「問題が解決しない場合は」を選び、その中の「カスタマーサービスに連絡」をクリック
  してようやくたどり着く。

先ほど「問い合わせ先を見つけるのは容易ではない」と書いたが、困難を極めると表現した方が正確かも知れない。何かトラブっても問い合わせ先を見つけられなかった人も多いんじゃないかな。まさに意図的に見つけにくくしているとしか思えない。対応に手間のかかるダイレクトな問い合わせをできるだけ減らしたいのだろうが、これでは企業姿勢として問題だと思う。


さて問い合わせ方法は電話、チャット、メールから選べる。電話は電話番号を入力するとAmazonからかかってくるシステムになっている。この時はメールを選んだ。メール送信はウエッブ画面から行う。

「在庫がある商品なのに、どうして配送に3週間もかかるのか?」という問い合わせを入力してクリック。すぐ問い合わせを受けたという自動返信メールが届いた。時刻は10月20日の午後6時21分。そのメールには12時間以内を目安に返信すると書かれている。ウエッブ画面では12時間〜24時間と書かれていたような気もするが、ちょっと記憶が曖昧。

約3時間半後の午後9時46分に回答のメールが来た。

話はそれるが、前回のブログに載せたAmazonからのメールは、宛名の後に句読点があったが、このメールには句読点は打たれていなかった。前回のは自動返信メールでいわば会社公式の文面、今回は担当者が書いたものだがフォーマットは統一されていないみたいだ。

それはさておき、
できたらよく読んで欲しい。(文面をクリックすると拡大して表示される)

メール2-1

メール2-2

この人も商品をカートに入れて試したらしい。要約すると「4つのうち1つの商品が、在庫があるにもかかわらず、なぜか配送が遅れる原因となっており、その理由についてはわからないから、届くまで待ってくれ」という内容である。文面は詳細に丁寧に書かれているが、何の解決にもならなかった。

メールには次のようなボタンがあった。

メール2-3

もちろん「いいえ」をクリック。するとAmazonのウエッブページにジャンプして評価や感想を書く画面が現れる。「丁寧なメールを頂戴したが、問題を解決してくれないと意味がない」と書いておいた。

ただこの時は「商品が届くまで待ってくれ」としか書かれていないが、問い合わせをしてAmazonは問題を把握したのだから、それなりの対応をしてくれるだろうと考えていた。

しかし、それは希望的観測に過ぎなかった。


ーーー続く

wassho at 20:45|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2019年10月23日

Amazonでキャンセルと再購入と配送トラブル

気がつけば何かとよく使っているAmazon。普通の暮らしで必要なものなら売っていないものはないかもしれない。先日、若い連中に「Amazonって本の通販から始まったんだぜ」と言ったら信じてもらえなかった。これって歳がわかる質問になるかも(^^ゞ


久しぶりにトラブったので記録しておく。
しかも2つ同時に。

<10月20日>
5点の商品を発注する。

発注を確定した直後、支払いに使うカードを間違えたことに気づきキャンセルの手続きをした。5点のうちの1点はAmazonが販売しているのではない、いわゆるマーケットプレイス扱いの商品。

Amazon扱いの商品はほとんどクリックするだけでキャンセルされるが、マーケットプレイス扱いの商品は理由を自分で書かなければいけない。それが出品業者に送られてキャンセルの可否がメールで知らされるシステムになっている。まだ発注してから2〜3分も経っていないのだが、そういう仕組みなら仕方ないと「支払い方法を間違えたので、再発注するからキャンセルしたい」旨のことを書き込む。

5分ほどしてAmazon扱いの商品のキャンセルが受理されたとのメールが届く。

その2分後にマーケットプレイス扱いの商品について、こんなメールが来た。
メール1

話はそれるけれど、このメールのように宛名の後に句読点の「、」を入れてあるメールがたまにある。これにはどうも違和感を感じてしまう。ついでに句読点を「くとうてん」と読むなんて日本語はなんて難しいんだ。

さて、そのメールには「注文はキャンセルされたので」私が書いた「支払い方法を間違えたので、再発注するからキャンセルしたい」というメッセージは配信されなかったとある。

だったら再発注しなければならない。しかしAmazonの注文履歴のページを見ると、まだ注文済みとして残っている(Amazon扱いの4点はキャンセル済みになっていた)。それが正しいのなら再発注するとダブってしまう。

さてどうする。そんなに急ぐ商品でもなかった。この日は日曜日だったし、22日の火曜日は即位の礼で祝日だし、零細業者なら対応は遅いかも知れないとしばらく様子を見ることにした。

結論を書くと10月22日に商品は届いた(^^ゞ

教訓その1
      マーケットプレイス扱い商品のAmazonのメールは疑え


さて話を10月20日に戻すと、マーケットプレイス扱いの商品を除いた4点については、キャンセル後すぐに再発注をした。そしてそこからがトラブル本番の始まりだったのである。


ーーー続く

wassho at 19:25|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2019年10月19日

これから自宅では爪先立ちで過ごす?

私は姿勢や歩き方にはちょっとウルサい。

私が立っている時のオリジナルの姿勢はいわゆるふんぞり返った状態。おそらく骨盤の後傾が人より大きいのだと思う。決して性格のせいではない(^^ゞ 生まれつきのものなので、そんなことはずっと気にもしていなかったのだが、30歳半ば頃から長い距離を歩くと腰がだるく感じるようになった。そういうときは少し前屈みになるとやわらぐ。それで自分の姿勢の状態に気がついた。

それから姿勢や歩き方については自分なりに様々な工夫をしてきた。あれやこれや試行錯誤があったけれど、もう矯正も身について現在の私の姿勢は悪くないと思っている。人に尋ねてまではいないが。

というわけで姿勢や歩き方については、かなりポリシーを持っている。ただし、それをブログで紹介するのはやめておく。なぜなら文章だけで説明するのはとても大変だから。動画を撮らなきゃいけなくなる。


話は変わって「明日も晴れ!人生レシピ」というNHKの番組がある。いちおう録画リストに入ってはいても、年寄り臭いテーマが多いのでタイトルを見てスルーする放送も多い。

10月4日の放送が「疲れも痛みもオサラバ!?ヒミツの体の使い方」。タイトル的には微妙なところ。だから見ないで録画リストに残ったままになっていた。少し見て、つまらなかったらやめようと先ほど再生してみた。するとビックリ、

  今まで見たテレビ番組の中で一番役に立つ内容だった!
  目からウロコが何枚も落ちた!
  録画リストから消去しないよう保護設定までした(^^ゞ


一番印象的だったのは合気道の先生が指導していた、爪先立ちを3秒すると正しい姿勢になるとの解説。原理はよくわからないものの、やってみると正しいはずの私の姿勢がさらに正しくなった。この姿勢だと何時間でも立っていられる。たった3秒で効果てきめん! 現在の姿勢になるまで矯正するのにけっこう苦労したのに。

写真は正しい姿勢だと、左右20キロずつのポリタンクを楽に持ち上げられ、ずっと持っていられるのを証明する実験風景。自分では試していないが、おそらく確かだろう。

明日も晴れ!人生レシピ

他にも人間には「みぞおち、膝が安定しているA型」と「首、股関節、足首が安定しているB型」に分かれる話も興味深かった。それによって立ち上がり方や階段の上り方も違うという。なお手をグーに握るとき指の第2関節(指先から2つ目)から曲がればA型、第3関節からだとB型とのこと。確率的には半々らしい。

文章では細かく内容を説明できない。
姿勢とかに興味がある人は再放送予定をたまにチェックしましょう。

     「明日も晴れ!人生レシピ」の再放送予定


ところで爪先立ちすると正しい姿勢になるわけだが、もちろんその効果はそんなに持続しない。その正しい姿勢を身体に覚え込ませる必要がある。

そのため自宅では常に爪先立ちで過ごすことにした。とても大変そうに思えても、自宅では座っている時間が圧倒的に長いからできるんじゃないかなと考えている。忘れないように壁のどこかに「爪先立ち!」と貼っておこうか。


正しい姿勢や歩き方にこだわるのは、そのほうが圧倒的に楽だから。
そして私は楽するためなら、どんな苦労もいとわないという矛盾した性格(^^ゞ

wassho at 20:31|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2019年10月18日

和紙のフロアライト

リビングの一角に佇むフロアライト。
シェードは和紙でできていてワビ・サビな雰囲気。
でもどこかシャープなところもあって、なかなかいいでしょ。

IMG_1737

これはニューヨーク近代美術館にもその作品が永久コレクションされている、あの有名デザイナーのーーーじゃなくて、実は私の手作り(^^ゞ


材料は、まずAmazonでも楽天でも売っている小型のランプスタンド。
お値段は電球なしで2750円。

ランプスタンド


これに白熱電球100ワット相当のLEDレフランプを装着。レフランプというのは丸い電球より光を前に押し出すタイプ。いってみれば電球の上につける「傘」を内蔵したような構造。ガラス部分が黄色いのは、これが電球色だということをカタログ写真で示しているだけであって、実際には白い色をしている。2つで2200円だったから、今回は1100円分を使用。

電球


ランプスタンドの手前に、このシンプル極まりない704円のブックスタンドを置く。
これを見つけられたのが今回のキモかな。

ブックスタンド


それを和紙で囲い、両端を折り曲げて糊付け。つまりシェードは電球の前面にしかない。でもリビングのコーナに置く照明なので、それで充分という設計。だからこそのレフランプでもある。和紙は4枚で660円だったから1枚165円。

和紙

というわけで合計4719円で和紙を使ったワビ・サビ照明の完成。
実際はランプスタンドの高さ調整のためにウレタンの板をかましてある。それは使い古しなので、ちょっと汚れているのはご愛敬。写真をクリックして拡大しないように。

照明で部屋の模様替えをしようと考えて、あれこれ探したけれど気に入ったものがなく、じゃあ自分で作ろうかと。作るといっても和紙を切って糊付けするだけだから、手先が器用でない私でも大丈夫。のりしろの幅が左右で違うとか、それが少し斜めになっているとかはあるが、出来上がって10分も経てば気にならなくなった。写真をクリックして拡大しないように(2度目)。


ところで
私は夜にくつろぐ時は少し暗めの照明を好む。そして蛍光灯は絶対にダメなタイプで、断じて白熱灯派だった。しかし時代の流れには逆らえず、リビングに4系統ある照明も今回で3系統がLED電球になってしまった。

もちろんすべて電球色のものを選んでいる。しかし白熱灯に近い黄色みがかった光は出すものの、LED電球の光の質感は蛍光灯と同じで冷たく無機質。リビングと寝室以外はまだすべて白熱灯なので、廊下やトイレで白熱灯の優しい光にホッとする。

やっぱり選択を間違えたかな。それで現在、リビングの1系統を白熱灯に戻すことを検討中。
白熱灯はLED電球と較べて電気代は10倍になるが(/o\)

今や白熱灯が切れたらLED電球に付け換えるのが当たり前のような風潮。世間は光の質感のことを気にしないのかな。そんな話題を聞いたことがないのがナゾ

wassho at 20:37|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2019年10月14日

台風一過の多摩川べりを歩く その2

川岸から戻ってまた二子玉川駅方向へ歩く。

赤い橋は第三京浜
DSCF3484


水流は橋脚にぶつかって渦を巻いたりするが、その様子は丸子橋のほうが激しかった。
DSCF3486


台風の後に多摩川にやってきた一番の目的は、川幅いっぱいまで増水した様子を見たかったから。単純なスゴイもの見たさ(^^ゞ 到着した時刻にはもう水かさが減っていてそれは果たせなかったが、そのかわりこうして氾濫が収まった直後の川沿いを歩くことができたのも貴重な体験。

最初は不法投棄された粗大ゴミとか産業廃棄物が散乱しているだろうと想像していた。しかし、前回の投稿の写真を見てもわかるように、そういうものは見当たらず。流木もない。目にしたのはほとんど草の類いである。嫌な臭いもしなかった。

ものすごい水量になった割には、意外と川は荒れないものなんだなというのが感想。ひょっとしたら全部海まで流れたのかも知れないが。



二子玉川駅に近づいてきた。正面で横に伸びている白いラインはプラットフォームの屋根。右側のマンションは駅の東側エリア再開発でできたもの。再開発が終了したのは2年くらい前だったかな。
DSCF3488


少し高台になったところから多摩川の様子を眺める人々。
DSCF3490


再開発のビル群。一番左のビルには楽天の本社が入っている。前回の投稿で紹介したように対岸にはAmazonの倉庫があるから、多摩川を挟んで睨み合っているわけだ。
DSCF3495

DSCF3497

※ビルが傾いているのは何回か書いたようにカメラというのはそういう風にしか映らない特性だから。台風の強風で傾いたんじゃないよ。



話を多摩川に戻して。
水流のパワーを感じる痕跡。鋼管が根元でねじ曲がっている。
DSCF3499


二子玉川駅に到着。
DSCF3501


駅の高架をくぐる。
DSCF3504

多摩川がこの付近で氾濫したとき、ここでクルマがほぼ天井まで水没している映像を見た。しかし、この時点ではもう周囲の壁に水の跡などは残っていなかった。


高架下を抜けてさらに上流側へ。
アスファルトが砂で白くなっているから川の水がここに来たことがわかる。
DSCF3506


このマンションもおそらくなにがしかの被害はあったと思う。
DSCF3507


あちこちで掃除をしていた。
DSCF3509


川の氾濫には2種類ある。

    土手や堤防から水がオーバーフローした越水
    土手や堤防が崩れる決壊

この付近で起きたのは越水だろう。だからそれほど土砂が流れ込んでいない。決壊なら次の日の昼にほとんど片付いているということはないはず。越水したところに川の流れが集中して決壊に至ることも多いらしいから、越水で済んだのは不幸中の幸いかも知れない。それでも住民はそれなりに大変だろうけれど。


この付近のはずの越水した場所も見に行くつもりだったが、どれだけ先にあるか知らなかったし、そろそろ歩き疲れてきたので本日の台風の爪痕見学はここで終了。


ところで台風、英語ならタイフーンと似たようなものにハリケーンとサイクロンがある。発生する場所で名前が違うだけで似たような気象現象。改めて気づいたがヨーロッパには台風がないんだ。ズルイ!        (図はhttps://hp.otenki.com/2270/から引用)
台風の種類

それでハリケーンは最大風速を元にカテゴリー1から5までの分類がある。今回の台風19号が近づいてきた時「この台風は地球史上最大級で、存在しないカテゴリー6に相当する」とあおる記事があった。ねえねえ、19号の予想最大風速は60メートルで、それはハリケーンだとカテゴリー4に該当するんだけど。マスコミ(特にネット系)はこんな基本チェックすら怠るのかと呆れる。


二子玉川の駅前。ここだけ見ていると何もなかったかのよう。
DSCF3514


自宅に戻ってiPhoneの歩数計を見ると、そこそこの距離だった。
きっと10キロは痩せたはずだ(^^ゞ
IMG_1728



おしまい

wassho at 19:27|PermalinkComments(0) イベント、旅行 | 生活、日常

2019年10月13日

台風一過の多摩川べりを歩く

台風19号は予報通り昨日の午後9時頃に東京に達したようで、その頃からかなりの強風が吹き始めたのが部屋の中にいても感じられた。東京の瞬間最大風速は懸念されていた60メートルではなく41.5メートルだったらしい。それでも歴代2位の記録である。しかし自宅付近ではそれほどでもなく体感的には普段の台風並みといったところ。念のためにベランダに出してあるベンジャミンの木を部屋の中に取り込んでおいたが、その必要はなかったかもしれない。

その強風も午後10時過ぎには収まって音は聞こえなくなった。想像を絶するレベルの台風と身構えていたから、たった1時間とはちょっと拍子抜け。テレビから続々と流れてくる災害情報がなにかよそ事のように思えてくる。もちろんマスコミは大きな被害のことを報じる必要があるから仕方がない。でももう少し地図とかのビジュアルを工夫して、どこの話しをしているのかを直感的にわかるようにして欲しいかな。目黒区にも避難勧告が発令されたけれど、それはごくわずかなエリアだった。


Yahoo!の防災速報というアプリをiPhoneに入れていて、普段の豪雨予報も含めて災害情報が発生すると知らせてくれる。昨日はそのアラームがよく鳴った日だった。数えてみると15回。それ以外に初めて国土交通省からも2回通知があった。国土交通省のアプリなんて入れていないから、あれはdocomoの機能なんだろう。

そして忘れもしないのが、そろそろ台風の影響が強まってくると思っていた午後6時22分にピィーピィーと鳴った緊急地震速報。台風だというのにーーーー

     思わず「オニ!」と叫んだ

まあ自宅ではほとんど揺れなくて安心した。しかし強烈台風と巨大地震のダブルパンチも確率は低いとはいえあり得るわけで、それは想像するだけで恐ろしい。今回はそれに気づかせてくれたありがたい経験なのかも知れない。



さて一夜明けた本日は、いわゆる台風一過の晴天。テレビをつけると昨夜に世田谷区の一部で氾濫した多摩川の様子を空撮で映していた。川幅いっぱいに濁流が流れている。台風でそうなることは今までもあったけれど、本日はタイミングよく休日だし、天気もいいからそれを自分の目で見に行こうかと。


多摩川は奥多摩の山奥に源流を持つ。それが奥多摩湖に流れて、そこから先が多摩川と呼ばれる。また中流から下流にかけては東京と神奈川の県境にもなっている川である。

バイクを降りてからブログに地図を載せるのは久しぶりかな。東横線の多摩川駅で多摩川に出て、川沿いを田園都市線の二子玉川駅まで歩いてきた。
地図




多摩川駅から多摩川までは歩いて数分。写真は中原街道に架かる丸子橋。
DSCF3406


ホームレスも避難したみたい。
DSCF3407


川の名前は多摩川で、二子玉川駅の玉川は地名。
DSCF3410


橋の上は増水を眺める人が多数。考えることは皆同じ(^^ゞ
DSCF3411


テレビで見たのは早朝に撮影した映像で、昼過ぎに着いた多摩川は川幅の半分くらいの水量になっていた。しばらく使っていなかったカメラのバッテリーを充電するのに2時間ほどかかってしまったのが痛恨。
DSCF3415

DSCF3419


写真じゃ伝わらないがかなりのスピードで流れていた。まさに濁流であるが、意外と汚い感じはしない。
DSCF3420


電車が来たので撮り鉄になる。
DSCF3421


川幅の真ん中あたり。
DSCF3423


上流を見て左側の様子。ちなみに左岸・右岸というのは上流から下流を見ての左右だから、これは右岸ということになる。
DSCF3425


東横線の鉄橋。橋脚あたりはまだかなり渦巻いていた。
DSCF3428




「左岸」を上流の二子玉川駅方向に歩く。土手の中へは立ち入り禁止のテープ。
DSCF3431


道路の右側は田園調布の住宅街。
DSCF3432


このあたりは歩道がない。クルマも多いから本来はこの道路の右側の一段下になったところを歩く。でもそれじゃ川が見えないから、この細い路肩を進む。それはわかっていたので本日は目立つように白いパンツにピンクのポロシャツという服装で来た。
DSCF3434


しばらく歩くと水につかった野球場が見えた。昔はジャイアンツの多摩川グランドだったところ。現在は大田区が運営している。
DSCF3436


そこの君、無理だって(^^ゞ
DSCF3438


川辺に降りたいが、超ぬかるんでいたり水浸しだったり(/o\)
DSCF3439

DSCF3441


手前の川のように見えたり、水を張った田んぼのようなのも本来は緑地である。
DSCF3442

DSCF3444


ようやく降りられそうなところを見つける。
DSCF3448


上流方向。
DSCF3449


下流方向。それにしてもいい天気。
DSCF3450


これも川じゃなくて増水ね。
DSCF3456


川岸にいる人発見!
DSCF3460


コンクリート沿いに進んだものの、その先は超ぬかるみで、半分水没した芝生を進まなければいけないことがわかって川岸まで行くのを断念。
DSCF3461

DSCF3463

DSCF3465

実は何気なく履いてきたのがスエードのデッキシューズ。だからあまり泥をつけたくなかった。それでぬかるみを避けていたというわけ。

    本日の教訓
         増水後の川辺を歩くなら靴に注意。
         本格的に探検したいなら長靴が望ましい。


また川岸まで行っている人を発見。
でもこの水浸しの芝生を歩くのは無理。
DSCF3470


と思っていたら、しばらく先にこんなコンクリートが。
DSCF3472


結局、コンクリートの横の芝生はぬかるみが少なくて、そこを歩けた。
DSCF3473


芝生広場の真ん中から見る景色は最高。
DSCF3474


でも最後はこんな状態で苦労した。
DSCF3476


なんとか川岸到着。だからといって特に何もないのだが。どうしても行けるところまで行かないと気が済まないのが性格みたい(^^ゞ
DSCF3477

DSCF3478


少し写真が小さいが対岸にAmazonの倉庫があった。
DSCF3480



ーーー続く

wassho at 21:33|PermalinkComments(0) イベント、旅行 | 生活、日常

2019年10月12日

風速60mは時速216km!

東京は台風19号接近中である。
おそらくは直撃の模様で、通過するのは午後9時頃と見られている。
朝から断続的に強い雨が降っていたが、今現在(午後5時半)は風も強くなってきた。
でもまだ暴風雨という感じにはなっていない。

ところで本日は台風の影響の少ないうちに買い出しに行くつもりでいたのに、なんと近くのイオンも東急ストアも臨時休業(/o\) コンビニは各店の判断らしいがどうも閉まっている模様。まあ1日くらいナントカなるでしょう。電車も昼過ぎからほとんど運休し始めた。まさに臨戦態勢で台風を迎える。


今回の台風は最大瞬間風速が60mと予想されている。
今までそんな数字は聞いた記憶はないから、いかに強い勢力かがわかる。

しかしである。この風速60m。普段の台風でよく聞く30mあたりより強いとは理解できても、具体的にイメージできない。それは風速が秒速何メートルの単位だから。もちろん普通の人が慣れ親しんでいるのは時速何キロである。

換算は簡単。

   60m×60秒×60分=216,000
   メートルをキロメートルにするために1000で割って

   なんと時速216km!!

昔、100ウン10キロで走るクルマのサンルーフから顔を出して死ぬかと思った経験があるけれど、216キロでそんなことをする勇気はないなあ。(勇気とは言わないか)

ちなみに聞き慣れた風速30mでも時速108キロである。最近、台風が近づくとニュースで「命を守るために」とか、かなり強い表現が使われ出した。それはそれでいいとして風速を時速で表現したら効果的だと思う。


それにしても風速60mとか、夏には最高気温38℃とか39℃とかの予報が当たり前になってきたり、なにか私が生まれ育った日本とは違う国になってきたようなのが気がかり。

台風


wassho at 17:36|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2019年10月10日

PayPayデビュー

ペイペイロゴ


消費税増税に伴う措置として始まった「キャッシュレス・消費者還元事業」。現金払いじゃなければ来年の6月30日まで、支払った金額の5%または2%のポイントをつけますよという制度。

もちろんそれは最近よく取り沙汰されるスマホ決済じゃなくても、従来からあるクレジットカードなどにも適用される。でもこれを機にPayPayを試してみることにした。理由は新しいものを使っておかないと世間知らずのジジイになるという単純なもの。


PayPayで支払うには自分のスマホに表示されるバーコードまたはQRコード(バーコードの四角いヤツね)をお店に見せる方法と、お店が提示しているQRコードをこちらが読み込む方法の2種類がある。まだコンビニ(セブン・イレブン)とスーパー(東急ストア)でしか使っていないが使い勝手はずいぶん異なる。

コンビニは「自分のスマホを見せる方式」である。この場合はカードより手間がかからない。

  1:「PayPayで」と告げる。
  2:スマホを取り出す。
  3:スマホのスリープを解除する。
  4:PayPayを立ち上げる。(私は第1画面に置いてあるからスクロールは必要ない)
  5:スマホの画面を見せる、店員がバーコードをスキャンする。

合計5ステップ。昔ならスマホのスリープを解除するのに暗証番号の入力が必要だったが、今は指紋あるいは顔認証だからスムーズ。

これがカードだと

  1:「カードで」と告げる。
  2:財布を取り出す。
  3:財布からカードを抜き出す。
  4:読み取り機にカードを差し込む
  5:読み取り機からカードを抜く。

5ステップなのは変わらないがPayPayのほうがカードより便利。それは読み取り機にカードを差し込んで決済が完了するまで5秒ほど時間がかかるから。PayPayのバーコードスキャンなら瞬時である。また些細なことだが「財布の狭いカード入れ部分からカードを抜き出す」という動作が微妙に面倒。


スーパーは「お店のバーコードをこちらが読み込む方式」になる。これはちょっと面倒。

  1:「PayPayで」と告げる。
  2:スマホを取り出す。
  3:スマホのスリープを解除する。
  4:PayPayを立ち上げる。(私は第1画面に置いてあるからスクロールは必要ない)

    ここまではコンビニと同じだが

  5:支払いボタンをタップする。
  6:スキャン支払いをタップする。
  7:カメラモードになるのでレジの横にあるQRコードに向けて読み込む。
  8:支払う金額を自分で打ち込む。
  9:打ち込んだ金額を店員に見せる。
  10:支払いボタンをタップする。
  11:支払い完了の画面を店員に見せる。

ーーーとコンビニの倍以上のステップを踏まなければならない。スーパーは「キャッシュレス・消費者還元事業」の対象外だし、東急のクレジットカード以外は現金払いじゃないとお店のポイントがつかないから現金のほうがお得。

ただしPayPayは時々キャンペーンをやっているから、その期間中なら節約になる。10月5日は金額に上限はあるものの支払金額の20%のキャッシュバック(PayPayの残高にプラスされる)があったし、現在は1.5%のキャンペーン中。ちなみに東急ストアのポイントは0.5%相当。こちらもよくポイント10倍セールとかしているけれど。


もっともキャンペーンがなくても、あるいは「キャッシュレス・消費者還元事業」が終了したとしても、PayPayにするかどうかはともかく、少額の買い物の支払いでもキャッシュレスというのは今後も続けそうな気がする。財布からお金を出して渡してお釣りをもらう、できるだけ小銭が少なくなるように工夫して払うという手間が省けるのはやはり便利。私はその手間が面倒なので、小銭で膨れ上がった財布を持っていることが多いから(^^ゞ それに散歩の時のように、立ち寄るとしてもコンビニ程度の場合は財布を持たずに出かけられる。


話は変わるが、中国ではもう完全にキャッシュレス社会になって、屋台のお店のようなところでも人々がスマホを使って支払っているシーンをニュースなどで見る。もはや中国人は財布を持ち歩かないともいわれている(←事実かどうかは未確認)。

実は中国では偽札が多い。もう15年前の体験になるが、一番高額である100元紙幣(現在1500円ほど)を使うと、コンビニでも偽札発見機に通されたし、タクシーで支払ったら運転手がお札に穴が開くほどにらみながらチェックしていた。

今では中国の大都市の物価は日本ともうそれほど変わらないから、毎回の支払いにそんなことをしていたら大変なはず。だから中国のキャッシュレス化はそういう特殊な事情が後押ししているのかと思っていた。しかし、それよりもスマホ1つで済むという単純な利便性が受けているのだと今は考えている。

そういうのも今回PayPayを使い始めて見えてきた視点。百聞は一見にしかずじゃないが、情報や知識だけでなく体験してみないとわからないことはやはりある。何かと理屈をつけて、試しもせずに新しいことを否定するジジイにはなりたくないと、ジジイを体験し始めているからこその発想に涙(^^ゞ

wassho at 21:13|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2019年10月07日

2020年シーズンのチュリーリップ球根を発注 その2

さて2020年シーズンに向けて発注したチューリップは


春いっぱい100球セット 5184円 富山県農業協同組合
1春いっぱい100球セット


富山県農業協同組合で他のセットも買うつもりだったが、10品種も入っているこのセットと品種が被るセットがほとんどだったので、残りのセットは国華園で買うことにした。

バイヤー推奨セット 4種24球 2581円 国華園
アイスクリームという品種に惹かれて(^^ゞ
2バイヤー推奨セット


9月号Eセット 4種24球  2041円 国華園
好みのフリンジ(花びらがギザギザになる)品種が3つ入っているので選んだ。
3 9月号Eセット

ところで赤いチューリップのバレリーゲルギエフはクラシックの指揮者と同じ名前。調べてみるとスペルも同じValery Gergiev。バラだと有名人の名前をつけた品種はたくさんあが、これもそういうことなのかな。少し調べてみたけれどわからず。


バルブオブザイヤー桃セット 4種24球 1717円 国華園
ピンクが多ければキレイかなというシンプルな理由。
4バルブオブザイヤー桃セット


お徳用20球入 オレンジ 810円 富山県農業協同組合
オレンジ色のチューリップが好きなので。
5お徳用20球入 オレンジ


お徳用20球入 白 810円 富山県農業協同組合
色物ばかりじゃクドくなってしまうので白も必要。もっとも開花する時期は品種によってバラバラなので、狙ったような効果を得られるかは咲いてみないとわからないが。
6お徳用20球入 白


以上の24品種で合計212球。プランターに植えられるのは、8球・7球・8球の3列で23球×8プランターの184球。だから28球余る。それは昨シーズンにユリを植えたプランターにでも植えようという算段。


発注したのは9月30日。いつもよりかなり早いのは消費税対策(^^ゞ 上に書いたのは8%の消費税込みでの値段。

富山県農業協同組合の球根は10月5日にもう届いた。国華園は私の知る限り日本でもっとも配達の遅い通販サイトなので、おそらく届くのは11月中旬だろう。ちなみにクレームを入れるとその翌々日くらいに届く(^^ゞ しかし国華園に同時に発注した園芸用土は10月2日、つまりAmazonと同じペースで届いたから、チューリップの球根だけどうしてそんなに発送が遅いのかはナゾ


とにかく来年はいっぱい咲いてくれることを願う。もし開花率50%を切ったら、もうチューリップはやめようかと考えている。←2019年シーズンのショックでかなり弱気


おしまい

wassho at 20:51|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2019年10月06日

2020年シーズンのチュリーリップ球根を発注

チューリップイラスト

2019年シーズンのチューリップは開花率48%。球根の数を減らしていたので、従来と較べると見た目の開花率では34%。総集編を除けば初開花の時しかブログもアップできない散々な状況だった。

実はその前シーズンも低調だったのでチューリップ・モチベーションが下がり、チューリップをやめる「予行演習」としてユリにも初めてチャレンジしてみたのが2019年シーズン。しかし香りはとてもよかったものの、3品種しか植えなかったこともあってイマイチ楽しめず。

というわけで来シーズンのユリはなし。ユリ以外に何を植えるか考えなければと思いつつ、グズグズしているうちに球根を発注する時期になってしまった。結局は懲りもせずまたチューリップだけを植えることにした。


2018年シーズンまでは1つのプランターに8球・7球・8球の3列で23球を植えていた。しかし開花率が下がってきたのは詰め込み過ぎが原因かと考え、2019年シーズンは8球・8球の16球に。23球でもよく咲いたシーズンもあったから論理的とはいえない行動であるが、とりあえず何か変えなきゃという気持ちから。残念ながらその甲斐もなく開花率はさらに下がったので来シーズンはまた23球に戻す。

   
2019年シーズンは13品種の球根を買って、そのうち3品種はまったく咲かなかった。発芽すらしなかった品種もある。つまり不良品の球根。まあ過去にも色々あったので、今回はいつもの国華園だけではなく購入先を2つに分けた。富山県花卉(かき)球根農業協同組合というところ。

バリエーションの豊富さという点では国華園が上。また国華園のほうが価格も安い。例えばごく普通の形の単色チューリップの普通サイズ100球で較べてみると

   国華園       1749円
   富山県農業協同組合 3630円

と2倍以上の差。国華園はオランダからの輸入品、富山県業協同組合は国産なのが価格の違いになっているのだろう。こんなところで日本の競争力のなさを実感するとは。しっかり咲いてくれれば我慢するけれど。


どんなチューリップを発注したのかは次回に。


ーーー続く

wassho at 23:39|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2019年10月04日

日本人は農耕民族だという思い込み

思い込みシリーズの第2弾。
第1弾はここと、ここで。


農耕民族・狩猟民族という分類を聞いたことがあると思う。

一般に「農耕民族である日本人は控えめで従順」だから「狩猟民族でバイタリティがあって攻撃的な西洋人」にかなわないなどの自虐的あるいは言い訳の文脈で使われる場合が多い。

いわゆる遺伝的な特性がどの程度の過去から遡っているのかは知らない。しかし農耕民族・狩猟民族に区別するとは大昔の食料生活行動に由来する考えである。そんなに大昔のことが影響するのなら、というか影響すればこそ農耕民族・狩猟民族の区別は矛盾した考え方になる。


日本列島にホモ・サピエンスが現れたのは約4万年前だといわれている。
グラフはそこからの歴史区分を大雑把にまとめたもの。

年代グラフ

旧石器時代はもちろん狩猟生活。縄文時代の晩期は農耕も行われていたようだが基本的には狩猟生活の時代。本格的な農耕が始まったのは弥生時代からである。一目瞭然だが、4万年の歴史の中で日本人が農耕民族になったのは、たかだか3000年前からに過ぎない。もし遺伝的なことを歴史年数で分けられるなら、日本人の血の92.5%は狩猟民族になる。


ところで日本人はどこからやってきたのか。南アフリカで誕生した人類はヨーロッパに渡り、それから東に進んでアジアに入る。そして極東の日本列島までやってきたと考えるのが現在の学説。この旧石器時代にやってきた人が発展して縄文時代につながったようである。一方で弥生時代は、アジアのどこかにいた集団が、ずっと後になって日本に移り住んできて発生した社会。この人達は農耕の技術を持っていた。

その弥生人が縄文人を滅ぼした、いや混血して共存したとか諸説ある。仮に我々が弥生人の純血子孫だとしたら日本人は農耕民族説が成り立ちそうに思える。でも弥生人も数万年の年月の末に農耕技術を獲得したのであって、狩猟民族だった時代のほうが圧倒的に長い。だから先ほどの理屈を当てはめれば、弥生人だって狩猟民族の血のほうが濃い。


ついでに農耕民族・狩猟民族説に都合よく、遺伝的な特性は3000年ほど前から遡り、それより過去は関係ないとした場合はどうか。

狩猟生活では獲物を求めて移動しなければならないから、人間は大きな集団を構成できない。農耕社会になって定住でき、大きな集団になって、やがて文明を生み出していった。それで古代文明が始まったのは

   メソポタミア文明  5500年前
   エジプト文明    5000年前
   インダス文明    4600年前
   黄河文明      6000年前

ようやく3000年前に弥生時代に入り農耕社会となった日本は、古代においては圧倒的に後進国だった(/o\) さらにヨーロッパでギリシャ文明が始まったのは2800年前、ローマ文明が2500年前である。

   日本がまだ弥生時代でこんな風景だった頃
弥生時代

   ギリシャでは
ギリシャ

   ローマ帝国では
ローマ

であったわけで、西洋人のほうが遙かに早く先進的な農耕民族に進歩していた。だから遺伝的特性の遡及3000年限界説を採ったとしても農耕民族・狩猟民族説は成り立たない。むしろ日本人のほうが狩猟民族の血が濃くなってしまう。


いつ頃から広まったかわからないものの、西洋人に対する体格的な劣等感が屈折して、農耕民族・狩猟民族二元論に開き直ったというのが私の見立て。二元論は単純ゆえにわかりやすいから説得力があるし、この場合はなんとなく遺伝をベースとした科学的根拠があるように思えるから信じ込みやすい。あるいは救いを求めたのかな。それと肉を食べている西洋人を狩猟民族、米を食べている日本人を農耕民族と勘違いしている人も多そうだ。もちろんそんな分類はまったく非論理・非科学的。


とりあえず西洋人と対峙して負けそうになったら、
縄文人DNAを呼び覚ましてガンバロウ(^^ゞ

wassho at 21:45|PermalinkComments(2) ノンジャンル 

2019年10月02日

THE TRUE SIZE OF …

2回続いた「日本は小さな国」という思い込みの番外編。

日本は小さな国と思ってしまう要因のひとつに、世界地図で見たときに日本が小さいのもさることながら、日本の左右にあるロシア、中国、カナダ、アメリカがとても大きく感じられるのも影響しているだろう。

でもこれは(ロシアとカナダについては)地図による錯覚の一種。球体である地球を平面に描くのだから、地図にはどうしてもひずみが生じる。

メルカトル図法

上の地図はメルカルト図法で描かれている。
これは地球儀に円筒を被せて回転させながら陸地をなぞるような手法。球体だから地球の幅は赤道が1番広くて、南北になるほど狭くなる。でもメルカルト図法はどこも赤道と同じ幅で描くので南北にある国ほど引き延ばされて描かれる。だからロシアやカナダは実際より広くなってしまう。まあ日本も多少は広くなっているのだけれど。

地図に必要な情報である面積、角度、距離のすべてを正確に描く方法はない。どれを重視するかで地図にはいろいろな描き方(図法)がある。メルカルト図法がもっともポピュラーだが、Wikipediaで数えると26種類。

例を挙げると

  グート図法
グート図法

  ボンヌ図法
ボンヌ図法

  舟形多円錐図法
舟形多円錐図法

努力は認めるが使いづらいわ!(^^ゞ



ところで地図のことを調べていてTHE TRUE SIZE OF …という面白いサイトを見つけた。直訳すれば「〜の本当の大きさ」。ここではメルカルト図法で描かれる国の広さを補正して表示する機能を提供している。


左上の検索窓に(英語で)国名を入力すると、その国に色がつく。これは日本を選択した状態。なおTHE TRUE SIZE OF …にアクセスすると、最初からアフリカ大陸に色のついている部分があるが右クリックすれば解除できる。

1

日本をヨーロッパに移動。ヨーロッパにほうが緯度が高いので少し大きくなる。そして、これを見れば「日本は小さな国」じゃないのがよくわかる。ちなみに日本がヨーロッパに位置していたらフランス、スペイン、スウェーデン、ノルウェーに次いで5位の広さとなる。さらに広いロシアとウクライナ、デンマーク領のグリーンランドを加えても8位と大健闘。

2

北欧まで緯度を上げるとさらに大きくなってうれしい。
3


メルカルト図法では大きくのさばっているロシアも赤道上に移動するとーーー。
プーチンに会ったら見せてやろう(^^ゞ

4

5

1番の恩恵を受けているのはグリーンランド。
メルカルト図法では実際の17倍の面積で描かれている。

6

7

日本をグリーンランドの位置に持ってくるとこんな大国に!

8


南極はメルカルト図法だととてつもなく拡大されるし、地理として載せる意味もあまりないので通常の世界地図ではカットされる。試しに太平洋の真ん中に移動。生まれて初めて南極の広さがイメージできた。

9

10



パソコンならではのアイデアを実現した実に素晴らしいサイトである。
伊能忠敬が知ったら腰を抜かすこと間違いなし(^^ゞ

wassho at 22:16|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2019年10月01日

可住地面積で較べてみれば、やっぱり狭かった

前回は世の中に「日本は小さな国」との思い込みがあることを書いた。
実際の面積は世界194カ国中で61位の広さで、ドイツ62位(95)、イタリア71位(80)、イギリス78位(64)等より広い。 ※カッコ内の数字は日本の面積を100とした比率の値

だから、わざわざ「日本は小さな国」と強調するのは、事実に即していないキャッチフレーズだというのがその趣旨。イギリスを小さな国といったりはしないのだから。



ではあるけれど、少し視点を変えるとまた違う事実も浮かび上がってくる。

日本が世界で61位とは国土の面積37.86万平方kmを他国と比較してはじき出されたもの。しかしその37.86万平方kmには人が生活できない土地も含まれる。それで用いられるのが可住地という考え方。国土の総面積から林野や原野と主要湖沼を差し引いたのが可住地面積。山奥にも住んでいる人がいるとか、川の面積はどうなってる?とか疑問も浮かぶものの、とりあえず(/_')/ソレハコッチニオイトイテ

日本は島国といわれることが多いが、山国でもあるわけでこの可住地が少ない。
表は国土交通省が作成した資料の一部を抜粋したもの。

可住地面積比較

これを見るとヨーロッパ3カ国と較べていかに日本の可住地割合が低いかがわかる。その結果、日本より国土の小さいイギリスやドイツと較べても、日本の可住地面積はその半分ほどしかない。

そして広さの感覚を最終的に決めるのは人の数。1人なら四畳半で生活できても親子4人じゃキツい。ちなみに人口は

   日本    1億2700万人
   イギリス  6200万人
   フランス  6300万人
   ドイツ   8200万人

イギリスは可住地面積が日本の2倍あって、人口は日本の半分だから、日本は四畳半に親子4人で暮らしている状態?

もっといろいろな国と比較したかったものの、各国の可住地面積についてはあまり資料を見つけられなかった。

グラフは可住地1平方kmあたりの人口密度。https://www.yutorism.jp/entry/area からの引用。ただしデータの出典がどこかは示されていない。

可住地人口密度

こちらのホームページでは各国の可住地面積データがないので「総面積マイナス森林面積だけ」の暫定的な値を用いて、197カ国の可住地面積や可住地人口密度を比較している。(表頭の▲▼マークを操作すれば各項目で並べ替えられる)

それによると日本の可住地面積は世界85位と総面積の61位から大幅にランクダウン(>_<) また可住地面積人口密度は第10位となっている。総面積での人口密度は25位といわれているから、こちらはうれしくない大幅アップ。


とにかく
日本は小さな国とは間違った思い込みであっても、日本が狭い国なのは確かである。それも世界ワースト10入りを果たしているレベル。

まあ少子化で人口はこれから加速度的に減ってくるけれど。
でも、それはそれで大問題(/o\)

wassho at 23:22|PermalinkComments(3) ノンジャンル