2020年05月

2020年05月31日

魅惑の月が逝く

朗報の後は悲報である。

5月4日に金盛丸と一緒にポットからプランターに植え替えた魅惑の月だったが、
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19日に弱っているのを発見。
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23日には腐りかけたようになってきた(>_<)
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ピンボケでわかりづらいが、土の表面に白いものがたくさんある。
塩? ナンデ?
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昨日の30日。
まだ少し形を残しているが触ったら崩れた。
ご臨終確定(৹˃ᗝ˂৹)
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しかしこの白い結晶は何なのだ。
塩のように思えるが、舐めて確かめる勇気は出ず。
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さらにベンジャミンのプランターに敷いてあるウッドチップにも、別の形状の白い破片のようなものがあるのを見つけた。これはどこかから剥がれ落ちたような感じである。まったく正体不明。
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23日には魅惑の月以外の、金盛丸と緋牡丹のプランターには異常はなかったが、昨日には一部に白い結晶が見られた。もっとも魅惑の月が枯れた原因がこの結晶とは限らないのだが。

ネットで調べると炭酸カルシウムが固まる白華現象と、カビが原因の白絹病というが画像的に近かった。しかし白華現象は土にはできないし、白絹病も違うと思う。土の表面にあるのはどう見ても鉱物結晶だ(2つ前の写真をクリックで拡大してもらうとよくわかる)。ベンジャミンの白い破片は手がかりすらつかめず。

とりあえず白い結晶は除去した。ベンジャミンの白い破片も。
いずれにしても謎すぎる。

wassho at 10:08|PermalinkComments(0)   *チューリップ以外 

2020年05月30日

柿は垂直に成長中

ベランダガーデニングに朗報と悲報がーーー。

まずは朗報から。

柿が5月13日に種まきから100日後に発芽したものの、どうも元気がなさそうと前回に書いた。しかしそれは取り越し苦労だったようで。

これが5月17日。
頭を持ち上げるパワーが感じられなかった。
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しかし19日には90度になり、
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23日には45度くらいにまで。
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しかも2つ目の芽も見えてきた!
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ただし種の部分はまだ固くて葉がでる気配なし。
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そして本日30日の先ほどの撮影。
垂直にまっすぐにまで伸びた。
2つ目も90度。
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種ももうすぐ取れそうである。
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なおこの柿は前回も書いたように「種あり柿」のほう。「種なし柿」は依然として発芽の気配なし。ひょっとしたら「種なし柿」なんだから、その種は種としての機能を持っていないのかも。種の見た感じは「種あり柿」との違いはなかったが。

とりあえず柿は順調なんだけれどーーー(/o\)

wassho at 09:08|PermalinkComments(0)   *チューリップ以外 

2020年05月29日

富士通ゼネラルにはコモドギアのバイク版を是非!

もうバイクには乗っていないのだけれどーーー


数日前に、富士通ゼネラルがウェアラブルのエアコン「Comodo gear(コモドギア)」を発売するというニュースがあった。詳しくはニュースや富士通ゼネラルのホームページを見てもらうとして、要約すると

  ペルチェ素子を使ったネックバンドで頸動脈を冷やす。
  ネックバンドは170グラム。別ボディとなる電源とラジエター部分は670グラム。
  稼働時間は2〜4時間。

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ペルチェ素子というのは電流を流すと片面が冷えて片面が温まるという半導体。パソコンのCPU冷却や車載冷温庫などに使われている。


この記事に関心を持ったのは、以前から夏のバイクツーリングにバイク用のエアコンが欲しいと思っていたから。超小型エアコンをバイクに装着して、冷気をパイプでバイクウエア内に循環させるというのがそのアイデアだった。

エアコンは通常のコンプレッサー型のものを想定していたが、そうかペルチェ素子があったかと膝を叩いた←表現が古い。


また昨年に入院した際に39.9度という高熱を出した。その時に看護師さんが額だけじゃなく両脇と両そけい部(脚の付け根)にもアイスパックをしてくれて、とても楽になった経験がある。その当たりは血管が太くて、そこを冷やすと体温を下がるのに効果的とのこと。

ネックバンドで冷やす頸動脈も太い血管だが、加えて両脇と両そけい部そしてヘルメットで頭を冷やせば、冷気をバイクウエア内に導かなくても大丈夫かなと思ったしだい。

そして電源・ラジエター部分はバイク側に装着すれば、稼働時間の制限もなくなる。


いいアイデアだと思うんだけどなあ。
でもバイクマーケットなんて規模が小さいから無理だろうなあ(^^ゞ
どなたか富士通ゼネラルにお知り合いがいたら是非ご提案を。


ところでバイクを降りて早いもので2年ちょっと。
駐車場がなくなったのがその理由で、その状況は変わらないけれど、ホンダが4月からHondaGOというバイクレンタル事業を始めた。

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そして、その取扱店が徒歩5分くらいの場所にあることを知る。
きっと多分そのうち(^^ゞ

wassho at 23:47|PermalinkComments(0)   *バイク関連 

2020年05月27日

清盛と秀吉の17年間

たまには歴史をテーマにの第2弾。
前回の続きで、本能寺の変の11日後に光秀を破ったのが秀吉。


秀吉はその後の数年で天下統一を果たし、権力も富も望むかぎりを手に入れた。大阪城もすごいけれど、極めつけは黄金の茶室。あんなのはドバイの王族だって持っていないゾ(彼らが茶室を欲しがるのか?というツッコミはナシで)。他に聚楽第や伏見城、京都の大仏なども。箱物以外では北野大茶会、醍醐の花見など湯水のごとくお金を使っている。

それが天下人として栄華を極めるということなのかも知れない。しかし本能寺の変が起きたのは1582年で、秀吉が亡くなったのが1598年。つまり彼が権力の座にあったのはわずか17年なのである。歴史では信長〜秀吉〜家康を一連の流れで捉えることが多いし、この期間は日本史のハイライトで出来事も多いから、秀吉の時代はもっと長いと感じてしまいがち。

ちなみに17年間だった「秀吉時代」前後の政権存続期間を記すと

   鎌倉時代 1192年〜1333年 142年間
   室町時代 1336年〜1573年 238年間
   江戸時代 1603年〜1868年 266年間


歴史上の短期政権はもうひとつあって、それは平氏。平氏が政権を掌握していたのは1167年から壇ノ浦で滅亡する1185年までとされる。ただし実質的には京都を脱出した1183年までとも考えられ、それなら秀吉と同じ17年間となる。その17年で「平家にあらずんば人にあらず」の権勢を誇ったのだから、これまたスゴイ。

もちろん秀吉は本能寺の変の時点で、信長の後継を狙えるポジションにまで迫っており、1582年にゼロからスタートしたわけじゃない。平氏といえば下層とはいえ貴族出身で、清盛の祖父の代にはかなりの勢力だった。それでも日本の歴史に燦然と残る時代を、たった17年間で築いたことは特筆に値すると思うのだ。なぜかこのことは歴史でほとんど話題にならないが。



ところで、
けっこう歳食っちゃったわけだが、
まだ17年残っているかな?

なお17年しか維持できなかったのだという皮肉な見方はやめて、
素直に人生の励みにしましょう(^^ゞ

wassho at 08:08|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2020年05月26日

明智光秀の三日天下

たまには歴史をテーマに。

今年の大河ドラマ「麒麟がくる」は明智光秀が主人公。オンエア直前に沢尻エリカがパクられて撮り直したり、現在はコロナのせいで撮影できず来月から放送休止になるなど踏んだり蹴ったりみたいだ。

麒麟がくる


さて光秀といえば本能寺の変である。信長に対するこのクーデターは、その動機や背後関係において日本史最大のミステリーともいわれている。いろんな推察がされているが、光秀直筆の日記でも見つからない限り謎は解けないから、これからも歴史ファンを楽しませてくれるだろう。

信長には勝利した光秀だが、秀吉との戦いに敗れて命をとす。本能寺の変からわずか11日後の出来事。11日じゃ語呂が悪いからか、なぜかそれを三日天下と呼ぶ。しかし実質的には信長を倒しただけで、まだ天下を取ったとはいえない。歴史の if が許されるなら、光秀には3ヶ月くらいは天下を取って欲しかった。なぜなら、それくらいの期間があれば本能寺の変に関する記録が残ったと思うから。

それなのに、せっかちすぎるゾ秀吉(^^ゞ

wassho at 06:39|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2020年05月23日

チューリップ2020 総集編

シーズンを締める恒例の総集編。

散々だった2019シーズンから一変して、今シーズンのチューリップはよく咲いてくれたのでブログもたくさん書いた。というわけで残っているテーマは時系列の記録写真くらい。


ところで時系列記録は週末の土日に撮ることにしている。しかしなぜか今シーズンは4月21日(火)というのが混ざっていた。コロナの自粛のせいで曜日感覚がおかしくなっていたのかも知れない。

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ピークは4月4日。別の品種でもう1回賑やかになるかと期待したものの、そこから徐々にフェードアウト。4月11日から25日は全体写真だとみすぼらしいが、個別に花を眺める分にはそれなりに楽しめた。

参考までに2019年と2020年のピーク時の比較。
いかに去年がダメダメだったかが分かる。
2019-20ピーク比較


写真でプランターの横にある銀色のモノは、光を嫌うアブラムシ対策でペットボトルにアルミホイルを被せたもの。昨シーズンから始めた。効果は微妙だけれど大量発生は防いでいるような気もする。

というわけで今年も見つけた憎きアブラムシ。
発見は5月8日。
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3株ほどについていた。
これで2017年の初発生から4シーズン連続になる。それまでは何もなかったのに、どうしてその時からアブラムシが来るようになったのだろう。

またいつも思うのだが、チューリップが元気な時ではなく枯れかけてから発生するのが不思議。こちらとしては、そのほうが助かるけれど。ひょっとしたら動物でも死肉が好きなのもいるから、そういう習性なのかな。

なお今まではベランダの南側から発生したが、今回は北側のプランターだった。


基本的には春のひとときを楽しませてくれたチューリップの労をねぎらい? すべて枯れ果てて緑色が抜けてからプランターを片付けるのだが、5月8日にアブラムシを見つけたので翌日の5月9日に撤収。
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来シーズンもたくさん咲きますように。

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wassho at 21:19|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2020年05月21日

長い鉤括弧(かぎかっこ)が嫌い

これはお菓子のパッケージの説明書き。
「」の線がやたらに長いのに注目して欲しい。
手書きなら鉤括弧を示す水平・垂直2本の線は同じ長さで書くはず。

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出版・印刷業界では30年ほど前からDTPという技術が導入され始めた。DTPとはデスクトップ・パブリッシングの略で、簡単に言うと印刷の一歩手前までの作業をすべてパソコンで行うことである。

その頃から、つまりDTPによって長い「」が出現した。
時系列的に私の理解しているところでは

   30年前は「」の形でDTPか、そうでないかが判別できた。
   20年前はほぼすべてがDTPになり、ほとんどが長い「」になった。
   最近は長くない「」も見るようになってきた。

といったところ。


印刷物に使われるフォントと一般のパソコンに入っているフォントでは種類が違うものの、標準フォントの新旧を比較してみると、新しいMacでは「」が少し短くなっている。ただしWindowsは長いままである。

2フォント比較

参考までにMacとWindowsで私のブログを表示させてみると。

<Mac>
3フォントMac

<Windows>
4フォンWindowsト

なおiPhoneでは同じApple社製だから短い「」なのは当然として、
Androidも短い「」だった。


パソコンのフォントで「」が長い理由はよく分からない。昔から疑問に思っているのだが、そんなことを気にしている人はほとんどいないみたいで、ネットで調べてもヒットしない。私の推察では

  昔は画面が荒くて視認性が悪かったので、わかりやすいように「」を長くした。
  しかしMacでは画面性能が向上したので「」をあまり長くしなくなった。

  Windowsパソコンは画面性能が低いものもあるし、ブラウザやメールは
  未だにギザギザ文字だからまだ長い「」を使っている。

といったところ。

ただしフォントのデザイナーが長い「」を単にカッコイイと思っているだけかも知れない。なぜなら教科書体という「文字の書き方のお手本」に近い形とされるフォントでは、Windows系である游フォントでも「」の長さが控えめだから。

フォント比較

パソコンと印刷物の話が混ざって少しややこしくなったけれど、とにかく長い「」には違和感を感じる。おそらくその理由は日本文字として美しくないからだ。

周りにある印刷物を手に取って、一緒に憤慨して。

wassho at 21:46|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2020年05月19日

お茶が熱いと吹き出すシーンはあり得ない

少し前まではドラマなどでよく見られたシーン。

   ちょっと昭和な感じの職場で、
   気の利かない女子社員からお茶を渡されて、
   それが熱すぎて口から吹き出す。

今は女性にそんなことをさせたら問題になるから、
そういうドラマはもうないかも知れない。

吹く


話は変わって5月12日に断熱マグカップの話を書いた。そして、そのメリットのひとつとして飲み口が熱くならないことを紹介した。

もうおわかりかと思うが、

   飲めないような熱いお茶なら、
   取っ手のない茶碗は、まず熱くて持てないし、
   もちろん茶碗の飲み口は、唇を触れられないくらい熱いので、
   飲むまでに至らない。

   それでも飲んだとしたのなら、
   事前に相当熱いのを承知した上であるから、
   飲んで初めて熱いと気がついて、
   ビックリして吹き出すのはおかしい

のである。
つまりあのシーンは実際にはあり得ない、いわゆるお約束の演出である。

どうでもいいことに気がついてしまった(^^ゞ

wassho at 20:10|PermalinkComments(0) 映画、ドラマ、文学 

2020年05月18日

2020年シーズン チューリップの開花率は74%

今シーズンはかなり楽しませてくれたベランダ・チューリップ。昨シーズンは散々だったので、もうチューリップはやめようかと半分思っていたけれど、いい時も悪い時もあるのがガーデニングなのかも知れない。


さて恒例の雌しべの本数確認。
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ちなみにこちらが昨シーズン。
62本しかない。
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ひと束10本にして数えてみると156本あった。
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植えたのは212球なので
 
   156本 ÷ 212球 = 開花率74%\(^o^)/


過去の開花率を並べてみると歴代3位の記録。全体的な勢いは今までで最高によかったと感じていたが、23品種を購入したうちの3品種がまったく発芽しなかったのが響いたみたい。

   2014年 80%
   2015年 25%
   2016年 57%
   2017年 79%
   2018年 58%
   2019年 48% 球根を減らしたので見かけの開花率は34%
   2020年 74%


それと毎年のことだが、シーズン後半になると小さなツボミのまま終わってしまう株が出てくる。それが今年は多かったような気がする。
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ここに並べたのは15本だが、もっと小さいまま萎んでしまったのもあるので、もう10本くらいはあったかも知れない。
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ところでチューリップが咲き始めた頃、昨シーズンと違って勢いよく咲いていくので嬉しくなり、調子に乗ってチューリップの後に植える花を買ってしまった(^^ゞ

植え付けは1ヶ月後の予定。
何を植えるのかは、その時のお楽しみということで。

wassho at 20:33|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2020年05月17日

柿も発芽!ーーーしたけれど

2月2日に食べた後の種を植えたリンゴと柿。
リンゴは36日後の3月9日に発芽したが、柿は沈黙のまま。
5月いっぱいは水やりを続けて、それでダメだったら諦めようと思っていたが、

5月13日に発芽しているのを発見\(^o^)/
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2月2日からはちょうど100日後になる。

種からは根と芽が反対方向に伸びるものと思っていたが、種から根が伸びて、種の部分を押し上げ、そして種のところが葉になるようである。

しかし種が重いのか、4日後の本日も芽は曲がったまま。種がようやく地面から離れた程度。そして地面に近いところの色が微妙なのが気になる。種を触ってみると固い種そのものの感触で、外して葉を出せる感じではなかった。
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リンゴの時のように「元気に発芽した」という感じがしない。
このまま成長するのかな?
ちょっと不安。

なおこの発芽はポットに4粒植えた種あり柿のほう。
種なし柿はポットの土を少しほじってみたが発芽の気配はまったくなし。

気長に見守りましょう。

wassho at 15:33|PermalinkComments(0)   *チューリップ以外 

2020年05月16日

チューリップの散りゆく風情を愛でる

あまり賛同は得られないかも知れないが、盛りを過ぎて朽ちていくチューリップを眺めるのも意外と楽しいものである。たまにとても面白い表情を見せてくれることもある。そんなわけで毎年、株を引き抜くまで写真を撮り続けている。こんなヘンな写真がたくさん見られるブログは他にないだろうという無駄な自負を持って(^^ゞ


まずはちょっとキレイドコロから。
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味のある形のヤツラ。
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時系列バージョンで。
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関係ないけど「壁の花」という言葉を最近は聞かなくなったような?


忘れちゃいけない雄しべ雌しべの観察。
まだみずみずしいものや、すっかり干からびたものも。
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盛りを過ぎた後に観察していると意外な発見もある。

この白いユリ咲きのチューリップは満開の時に雄しべ雌しべは見えず、散り始めると種?みたいなものが出てきた。
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またチューリップの雌しべの先端は、一般に3つに分かれているものだが、
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この品種の雌しべは変わった形をしている。こんなのは初めて見た。
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直射日光が当たったり、それによって透けたり陰影ができると写真的においしいとブログに書いた。それは散りゆくチューリップでも同じ。
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遠目にはちょっとシャレオツなカットを最後に。
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ルパンの五ェ門じゃないけれど「また、つまらぬものを撮ってしまった」(^^ゞ

wassho at 20:11|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2020年05月14日

徒然にコロナ関連2題

2日前に興味深いニュースが。

    4月の自殺者は前年同月と較べて359人少ない1455人であり、
    これは19.8%の減少と過去5年間で最大の減少幅となった。

このニュースの扱いが比較的大きかったのは、コロナウイルスによる経済への影響で生活に行き詰まって自殺する人が増えるという予想に反したからだと思う。

ニュースにはこんなコメントが添えられていた。

    新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、家族ら同居する人が外出せず家に
    いることや、職場や学校に行く機会が減り、悩むことが少なかったことなどが
    要因とみられています。

まあそうなのかも知れない。
でもこんな仮説は検証不可能。

私の仕事では事象を集め、分析し考察し、仮説を立てて、それを検証するという作業が多い。だからかも知れないが「世の中、検証できることばかりじゃない」という当たり前のことを改めて感じたしだい。



もうひとつは3月下旬頃の話。
日本で緊急事態宣言が出されたのは4月7日。このような動きは海外のほうが先行していて、ロックダウンなどという聞き慣れない言葉が突如現れたのがその頃である。

ロックダウンとは都市封鎖のことで、当然そのエリア内の人は不要不急の外出が禁止または制限される。「大変だよな〜不便だよな〜」と思いながらニュースを見ていた人が多かったと思う。

そんな中、3月28日にスペインでは一歩進めて

     不要不急の労働禁止を発令!

働くことが何よりの美徳とされ、「仕事だから」「仕事があるから」と言えば大抵のことは許される日本人的にはまさに衝撃のニュースである。


不要不急の仕事って何?というのが、まず思い浮かぶところであるが、それ以外にも

    おそらくヨーロッパとは働くことの価値観が違う。
    日本で「あなたの仕事は不要不急だ」なんて言ったら、
    それは全人格の否定に等しい。

    しかし冷静に考えたら、
    不要不急のモノやコト=誰かの仕事に取り囲まれた生活をしているなあ。

などと考えが巡り、さらには

    自分は人や社会に本当に価値のある貢献をしてきたのだろうか?

と反省し、でも

    本当に価値のあるってナンや?

と哲学的樹海に迷い込んだり(^^ゞ
でも、そんなのもコロナの楽しみ方のひとつかと。



ついでに。
3月には最後の晩餐が外出自粛でキャンセルになったパロディーがネットに出回ったが、
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最近はオンラインで晩餐しているらしい(^^ゞ
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もう少しの辛抱で、また集まれたらいいね。

wassho at 18:43|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2020年05月12日

断熱マグカップで2杯目のカフェ・アメリカーノ

2年前に「魔法瓶タンブラーは夏の必需品」という話を書いた。
そろそろまた活躍する季節である。
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その時に保冷力があるなら保温力もあるけれど、ホット系は飲み干すまでの時間がコールド系に較べて短いから、それにはメリットを感じないとも書いた。

ーーーが、しかし昨年の秋頃からこんな魔法瓶マグカップを使っている。

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正確にいうなら断熱性のあるマグカップ。
ステンレス製でごく薄い真空層を持つ二重構造になっている。
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どうして買ったかというと、2杯目のコーヒーはチンして温め直すより、熱いまま保温しておいた方が劣化しないと気づいたから。それでフレンチプレスならぬ急須で淹れるコーヒーには魔法瓶水筒を使っていたのだけれど、カフェ・アメリカーノ(エスプレッソのお湯割り)用のエスプレッソは量的に魔法瓶水筒とマッチしないのが気になって。ただしコーヒーを冷ましてしまうことによる味の劣化はエスプレッソのほうが顕著。


断熱マグカップといっても熱は上から逃げるので、その保温力は陶器製のマグカップと較べて「チョットはマシかな」程度である。しかし、この製品にはこんなフタが付属しており、それを被せることで保温力は格段にアップする。
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マキネッタでエスプレッソを淹れる。それを2つ買ったこの断熱マグカップに分けて注ぐ。1つはお湯も注いですぐに飲む。もう1つはフタをしておき、後で再度沸かしたお湯を注いで飲むという使い方をしている。(1つ目は断熱マグカップの必要はないが)


フタは普通の樹脂製で断熱性は持っていない。だから魔法瓶水筒のような保温力はないのだが、2杯目を飲むまでの30分から長くて1時間程度であれば、カフェ・アメリカーノだからお湯も足すのでトータルでは満足できる程度の保温力にはなる。そして冷めたエスプレッソに水を足してチンして温めるより、このやり方のほうがフレッシュな味わいを楽しめるので満足している。

もっとも、そのレベルなら陶器のマグカップにフタをしても同じかも知れない。断熱マグカップを買う時にそこまで考えが及ばなかっただけのこと。クヤしいから断熱マグカップと陶器マグカップにそれぞれフタをした場合の比較実験はしていない(^^ゞ



繰り返しになるが、断熱マグカップはフタをしない限りそれほど保温力は高くない。いつまでも暖かいまま飲めると期待して買っちゃダメよ。でも他にメリットが3つある。


その1は軽いこと。
測ってみると163gだった。陶器のは331gで約2倍の重さ。断熱マグカップの上から1cm当たりまで水を入れると441gになる。同量を陶器に移すと609g。441gに慣れると、たまに609gを持った時に重くていやになるーーーほどのことはないが重たいなあと感じる。人間は楽な方に流れがち(^^ゞ


その2は茶渋がつかない。
今のところコーヒーにしか使っていないから正確にはコーヒー渋。陶器のはきれいに洗ってもいつの間にか茶渋がこびりつく。断熱マグカップの内側はステンレスのままで塗装はされていない。ステンレスには茶渋はつかないものなのか? 半年ほど毎日使い続けて、今のところ漂白剤や激オチ君の出番はない。


その3は飲み口が熱くならない。
陶器マグカップなら最初に飲む時の唇に伝わるアチチという感覚。ごくわずかな不快感なんだけれど、それもチリも積もればナントヤラ。そのことから解放されるのは思ったよりハッピー感あり。

なお飲み口は極薄で口当たりもいい。断熱タンブラーのほうは飲み口が鋭角なのが気になったが、こちらは同じメーカーで構造も一緒なのに、わずかに丸みのある飲み口に加工されている。この飲み口の断熱タンブラーがあるなら買い換えたいくらい快適。


断熱タンブラーほど絶賛お薦めではないが、そこそこお薦めかな。

wassho at 19:07|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2020年05月10日

リンゴの発芽を鉢分け

4月25日に順調に成長中とブログにしたリンゴの発芽。
それから半月ほど経った5月9日の様子。

  <4月25日>
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  <5月9日>
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葉が大きくなって日陰ができるので、そろそろ間引きの時期かと。
ただし種6粒を植えて4発芽したうちの1つはご臨終 Ω\ζ゜)チーン
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3本を1本に絞るのはまだ時期尚早な気がしてきて、
2つのプランターに分けることにした。

1本を引き抜いて根を観察。一番下で少し枝分かれしている。
それにしても、この極細の「茎」が本当に「幹」になるのだろうか。
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鉢分け完了。
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左側はいずれ1本にするとして、このプランターサイズで大丈夫なうちは2鉢体勢で育てるつもり。プランターをサイズアップしなければならなくなった時、そこまで大きくなったリンゴの1つを捨てられる自信はーーーない(^^ゞ

wassho at 13:29|PermalinkComments(0)   *チューリップ以外 

2020年05月09日

緋牡丹と多肉植物の植え替え

植物学的には多肉植物>サボテン。育てているのは緋牡丹(ひぼたん)と金盛丸というサボテン、そして魅惑の月という多肉植物だからタイトルが正確じゃない。でも私の頭の中で緋牡丹は独立していて、小さいサボテンは多肉植物という独自の分類になっている。


現在のベランダ・ラインナップは緋牡丹が4本。
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左が金盛丸で、右が魅惑の月。
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ゴールデンウィークにこれらを植え替えた。目的は昨年の12月に世田谷ボロ市で買ってきたままのポットに入っている多肉植物を大きなサイズの鉢に植え替えることと、緋牡丹を4本まとめて寄せ植えにすること。


それぞれを鉢やポットから抜く。
左側は2018年の12月に買って、2019年の11月に白い鉢に植え替えた緋牡丹。右側が2019年の12月に買ったままポットに入っていたもの。
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右側は想定通りだけれど、左側の根が少ない。
昨年の12月に植え替えた時は、右側と同じくらいの長さがあり、それをこの写真のようにカットした。そこから成長していないというか逆に減少しているようにも思える。
4 151dd6de

左側が入っていた白い鉢は赤玉4割、バーミキュライト4割、培養土2割の配合だった。引き抜く時に感じたのはバーミキュライトがけっこう詰まった状態になっていたこと。赤玉は水はけがいいだけ、バーミキュライトは水はけがよくて保水力もあるような気がして、バーミキュライトを多めに入れたからだろうか。粒子は砂くらい細かいから固まりやすいのかなあ。もっとも根が少ないのが土のせいかどうかは不明だが。


右側の根の長いのはカットした。
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緋牡丹は植え替えの際に、根を数日は乾かせとネットに書いてあったので、
ベンジャミンのプランターに並べる。
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金盛丸と魅惑の月はこんな感じ。
何となく元気良さそう。
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植え替え完了。
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金盛丸のコブの部分は切り離して土に植えれば育つ、つまり株を増やせるらしい。しかし、こぶ付きが何となくカワイイので当面はこのままのつもり。

先ほど書いたように、緋牡丹を植えていた白い鉢はバーミキュライトが多めだったが、残りの4ポット分の土と混ぜたらイイ感じになったので、それをそのまま使った。つまり新しい土の投入はなし。あまり栄養はいらない植物だから大丈夫じゃないかと。ただしチューリップの球根を買った時にオマケでついていた顆粒状の肥料を混ぜておいた。分量的にはごくわずかで気持ち程度の配合である。


4日後に緋牡丹を1つのプランターに。
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前回の土は使い切って、こちらは新たに赤玉7割、培養土3割くらいでブレンド。今回はバーミキュライトなし。オマケの肥料も入れた。植え替えたら1週間は水をやらないらしいので現在放置中。


ところで右奥の緋牡丹。本来はピンクなのに、どうも元気がなくて色が悪くなってきた。何となくしぼんできたような気もする。これは購入した時の写真。この色に戻ってくれるかな?
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wassho at 15:06|PermalinkComments(0)   *チューリップ以外 

2020年05月08日

チューリップは成長にも撮影にも太陽光が必要

本当は今シーズンのいい写真を選んで「2020チューリップ・ベストショット」のようなタイトルにするつもりだったのだが、たいした写真がなかったので(^^ゞ方針を変更した。


写真を上手に撮るには感性やテクニックやカメラ性能よりも、まずは背景の青空だというのは常々思っているところ。それと多少関連するが、今シーズンのチューリップ写真を整理していて、太陽光の大切さもあたらためて感じたしだい。

論より証拠。
似たようなアングルで直射日光があるなしの比較を。

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※パソコンで読んでいるならクリックして写真を拡大した方が違いが分かる。

感じ方は人それぞれかも知れないが、私には光の当たっている写真のほうが生き生きとして魅力的に思える。また光が当たれば影もできるわけで立体感も増す。それによって花のクォリティ(値段と言ってもいい)がワンランク上がったように感じる。これからは初めて人と会う時は、第一印象をよくするために晴れた日に外で会おうかな(^^ゞ


ちょっと趣向を変えて水滴写真。今シーズンは咲き始めてから雪が降ったり、かなりの豪雨の日もあって、ベランダチューリップに水滴のつくことも多かった。

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水滴がついていると盛りの過ぎたチューリップも趣があるように見えたりする。
人と会う時は豪雨の日を選ぶべきか?

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話を戻すと、これらは割と気に入ったカットなんだけれど、日の射している写真と見較べると、どうしても地味な気がしてしまう。

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ただし光が当たっていればすべてOKかというとそうでもなくて、これなんかはごく普通。

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光が当たっているだけでなく、この2枚目のように陰影があるとさらにヨシ。
いったいどこで人に会えばいいのだ?(^^ゞ

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引き続き光が当たっているシリーズを。ベランダは東向きなので、奥まで日が射すのは今の季節だと9時半から10時頃の間だけ。雲のない日に、その時間帯に自宅にいなければ撮れないわけで、太陽いっぱいの写真はあまり多くない。

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また自分の影がチューリップを覆わないために、横から光が当たっているアングルで撮ることになる。そういう逆光状態で光が透けると美しいが、品種によっては色がとても薄くなってしまうものもある。

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「色の白いは七難隠す」という言葉がある。こと写真に関しては「光が強いと七難隠す」かな。これの2枚目はもうピークを過ぎて、花びらの縁が少しシワになっている状態なのだが、まったく元気そのものに見えてしまう。

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太陽光の話は(/_')/チョットコッチニオイトイテ

ベランダではいろいろな品種を比較的混ぜ植えの状態で育てている。だから色が混ざった万華鏡のような写真を撮りたいとおもっているーーーが、まだまだ道は遠い。だいたい色によって咲く時期がバラバラだし。

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次のチューリップ日記は恒例の「あの写真」の予定。

wassho at 08:30|PermalinkComments(0)   *チューリップ 

2020年05月05日

AmazonミュージックでAORを探してみたら

4月の中頃に

   docomoのキャンペーンでAmazonプライムの会員になり、
   そのサービスのひとつであるAmazonミュージックで、
   プライム会員の特典に含まれるPRIMEコースをなぜか選ぶことができず、
   仕方なく「30日間無料お試し」のUNLIMITEDコースに登録した。

などの話を

   ドコモがアマゾンで若返った話
   ドコモがアマゾンで若返った話 その2

で記事にした。

それで「その2」の最後に書いた「AORの名盤 330選」で紹介されているアルバムがAmazonミュージックにどれくらい揃っているのかを、UNLIMITEDコースの無料お試し期間が切れる5月3日まで暇を見つけては探していた。

その結果発表をすると

   約150アルバム

紹介されていたのは330アルバムだから

   150÷330=45%

のヒット率となる。思ったより少なかったが、およそ40年前の「それなりにしかヒットしなかった音楽」も含めてこれだけ聴けるのは素晴らしい気もするから、評価はなかなか微妙である。ちなみにAORとは1980年前後に流行った、ちょっとソフト系のロックね。


UNLIMITEDコースは更新しなかった。それで自動的にPRIMEコースに変更となる。両者の違いは品揃えの曲数で

   PRIMEコース    200万曲  費用はプライム会員費に含まれる
   UNLIMITEDコース 6500万曲 月額980円(プライム会員は月額780円)

現在Amazonミュージック・アプリのマイミュージック(ブラウザのブックマークのようなもの)に登録してあるのは131アルバム。これはCDを持っていたり、聴いてはみたものの気に入らなかったアルバムはマイミュージックに残さなかったから。

UNLIMITEDコースで登録して、PRIMEコースでは聴けないアルバムはアプリ上で暗く表示される。この画像では逆に光っているように見えるクリストファー・クロスとジョージ・ベンソンとダイア・ストレーツの3枚ががPRIMEコースでも聴けるアルバム。

Amazonミュージックスクショ

それが全体でいくつあったかというと34アルバム。34÷131=26%だから、かなり寂しい結果になった。もっとも200万÷6500万=3%だから、その比率と較べると歩留まりはかなりいいとも言えるが


この1ヶ月間、自宅ではAORばかりを聴いていた。今まで「あの曲を聴きたい」と突発的に思った場合はYouTubeで探していた。しかしアルバムを通しで聴くと「記憶からは消えていても、かすかに聞き覚えのある曲」なんかがあって、その方がタイムスリップ感が強い。もちろん初めて聴く曲も多かったけれど、同じAORだからやはり1980年プラスマイナス数年の時代の雰囲気を感じさせる。

というわけでAORにどっぷり浸かっていたのだが、それでもUNLIMITEDコースを更新しなかった理由は単純で、いつも聴いていたら懐かしくなくなってしまうから(^^ゞ

お試し期間の1ヶ月間では、同じくブログの「その2」で紹介した「ロックの名盤 435選」まで手が回らなかったのは残念。しかしAORと同じ比率でヒットするなら44枚程度の計算になるから、そこそこ楽しめるだろう。現在メインで聴いているクラシックやジャズボーカルは、他社の音楽配信サービスも含めてこれからじっくり調べるつもり。


話はそれるが、ゴールデンウィークの楽しみのひとつだったラ・フォル・ジュルネ(クラシックの音楽祭)が、今年はロナウイルスのせいで中止になって凹んでいるーーー

wassho at 20:45|PermalinkComments(0) 音楽、オーディオ 

2020年05月04日

洗足池公園を経由して3区巡りの散歩 その2

頼朝の愛馬「池月」の銅像があるのは、池の西側中程にある千束八幡神社の境内。千束と書いて「せんぞく」であり、こちらのほうが平安時代からある地名。後に日蓮(鎌倉時代)がこの池で足を洗ったという言い伝えができて「洗足」の漢字も使われるようになった。現在は大田区と目黒区に「せんぞく」の地名があるが、大田区は北千束と南千束であり目黒区は洗足。でも大田区にあるこの池が洗足池だからややこしい。

千束八幡は平安時代初期の860年の創建とされる。でもひっそり・こぢんまりとした神社である。逆光が強くて本殿をiPhoneでは正面から撮影できなかった。
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それにしても区立公園の敷地に神社があるのは政教分離的にどうなんだろう? 神社が先にあったのは確かだけれど。少し調べてみたがよく分からなかった。


池月橋の名前を付けられている太鼓橋。
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橋の上から弁財天に向かって。弁財天のある出島はツツジが水面近くで咲いていてイイ感じである。ただし出島の中から、それは見えないのだが。
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池の神様?
写真ではわからないが、すごく大きくて黄金色に輝いていた。
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池月橋を渡ったところにシャクナゲが咲いていた。
色や形はツツジと同じでも大きくて派手。
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少し進んだところにジャーマン・アイリス。残念ながら盛り過ぎ。
もう一面あったがなぜかこの色の品種だけ。
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公園の南側まで来て、いったん外に出る。
道路は中原街道。バイクで千葉からアクアラインを通って帰ってくる時は、環八から中原街道に入り、洗足池をチラッと眺めるのがツーリングの締めくくりみたいなものだった。
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やむを得ぬ事情でバイクを降りて約2年。また乗れる日は来るのかな。ところでフルフェイスのヘルメットならコロナウイルスに対して最強だよね(^^ゞ


公園正面から。
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この浮世絵は歌川広重が晩年に制作した名所江戸百景にある洗足池。
千束の池袈裟懸松

タイトルは「千束の池袈裟懸松(せんぞくのいけ・けさがけのまつ)」。日蓮がここで足を洗った時に、袈裟(けさ:僧侶の服)を松に掛けたという伝承がある。今でも袈裟懸けの松と呼ばれるものはあるのだが、それは日蓮の時から数えて3代目だという。それって関係ない別の木やろ(^^ゞ

名所江戸百景は1856〜1858年の制作。
黒船来航が1853年、明治維新が1868年だから江戸の最後期。

位置的には上の写真と同じだと思うが、当然ながら160年前はずいぶんと雰囲気が違う。もっとも広重は見下ろすような視点で描いており、この付近にそんな小高い場所はないから、全体的にあれこれ創作が入っているのだろうが。


洗足池の由緒をいろいろと解説した看板。今年の3月に建てられたばかりのピカピカなので、自分の姿が映り込まないように斜めから撮影。
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これで勝海舟の墓があることを知り、それを見に行くことに。場所は最初に訪れた桜広場のあたり。逆戻りすることになるが、散歩=歩くことが目的なんだからまあいいかと。


途中で横にそれる道があったので入ってみる。
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特に何もなかったがモミジの種が見られた。
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ピンクのプロペラみたいなのが種。
もう少し朽ちてきたら、これが切り離されて風に乗って遠くまで種を運ぶという仕掛け。この種は何度か見たことがあるが、花はまだない。


お約束のモミジ日の光透け。
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池を2/3周ほど戻って勝海舟の墓所へ。彼が盟友となった西郷隆盛の死を悼んで建てた記念碑などが同じ区画にあった。
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西郷隆盛留魂詩碑(りゅうこんしひ)。西郷の詠んだ漢詩が刻まれているとのことだが、字は読み取れなかった。
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勝海舟夫妻のお墓。右が勝海舟で左が民子夫人。
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これを見ると仲睦まじい夫婦だったように思える。しかし民子夫人は勝海舟と同じ墓に入るのはイヤだと遺言していたらしい。理由は勝海舟が妾4人と妾腹の子供5人を自宅に同居させるなどのトンデモ亭主だったから。当時は妾がいるのは珍しくないとしても、正妻と同居するのは常軌を逸している。明治維新の立役者も、今はこの墓の中で奥さんにシバかれているのかも(^^ゞ


墓所のあたりから公園の外に出て、中原街道に向かって歩いていると勝海舟記念館というのがあった。もっとも今はコロナウイルス自粛で閉館中だったが。次に洗足池まで散歩する時には見学できますように。
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このあたりに勝海舟関連のものが多いのは、彼が洗足池の景観を気に入って別宅を建てたから。晩年は本宅になっていたようである。墓をこの場所にするのも彼の遺言による。西郷隆盛も勝海舟の家によく遊びに来ていたようで、二人で池の周りを散策したのかな。

ちなみに勝海舟が洗足池を見たのは、戊辰戦争で江戸に攻め上がってきた西郷隆盛と池上本門寺(ここから約3キロ)で、いわゆる江戸城無血開城の交渉に向かう道中だったと言われている。ということは1868年。歌川広重の浮世絵はその10年ほど前に描かれているから、彼が見た洗足池はあんな景色だったのだろう。




中原街道を少し歩いて品川区に入り、立会道路という変わった名前の道を北上。ここは桜の木が多くて、後で調べたら2kmほど桜並木が続いているとのこと。来年は花見に来よう。西小山の駅前に出て隣の武蔵小山駅まで歩く。駅ビルに入っている無印良品で買いたいものがあったから寄り道したのだけれど、コロナウイルスで駅ビルの店舗はほとんど休業中(>_<) 諦めて自宅に向かう。武蔵小山の先からは目黒区。

3時間半ほどの散歩だったかな。iPhoneのヘルスケアアプリで確認すると、1万5326歩で9.2kmという記録だった。公園で写真を撮っていたりしたので、時間の割に距離が少なかった。でも心地よく疲れたし、源頼朝や勝海舟、西郷隆盛など歴史上の人物とシンクロした気分になれていい散歩だった。


おしまい

wassho at 20:51|PermalinkComments(0) イベント、旅行 | お花畑探訪

2020年05月03日

洗足池公園を経由して3区巡りの散歩

自宅のある目黒区から大田区に少し入ったところにある洗足池公園まで行き、帰りは品川区もかすめながら歩いたというルート。区境に近い場所が目的地だったので、たまたま3区をまたいだお散歩になった。
マップ

ゴールデンウィーク5連休初日の昨日は、最高気温25度で快晴と絶好のお出かけ日和。コロナウイルスで Stay at home なんだけれど、散歩は「密」な状態にはならないので。ついでに言うと、この日は暑かったのでマスクもしなかった。もちろん公園がやたら混雑している場合に備えて持っては出かけたが。道路で人がたくさんいた場合は? ルート的にその可能性はほぼないし、もし突然瞬間的にそういう状況になったら息を止めればいいかと(^^ゞ


まずは円融寺通りを南下していく。すると15分ほど歩いた頃に敷地の周りがツツジで囲まれた大規模なマンションがあった。最初はきれいにツツジが咲いているなと思って足を踏み入れたのだが、
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角を曲がっても、その次の角を曲がっても延々と。
どんだけツツジ好きやねん(^^ゞ
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咲いていたのは3色。
これだけ植えるなら、もっと種類を増やせばいいのに。
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ツツジマンションを後にして先に進む。環七を渡ると大田区である。そこからさらに南下。自宅から洗足池(せんぞくいけ)まではほぼ一本道。中原街道まで出て洗足池に向かう予定だったが、途中でこんな標識を発見。ここを曲がって公園の裏側から入ることにした。
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洗足池公園に到着。ここまでで約40分の散歩。
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現在位置は洗足池案内図の「案」の字の下あたり。
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地図に公園面積は7.7ヘクタールで池の面積が4ヘクタールとあるが、公園面積は道路を挟んだ子供広場や桜山、松山を含んだ面積であり、現地感覚的にはほとんどを池が占めている公園である。



まず地図で水生植物園と記されているところへ。

アヤメが数本あった。先日の散歩で近くのマンションの植え込みにアヤメがあってビックリしたが、今年はアヤメに縁があるのか? ちなみにアヤメ、カキツバタ、ハナショウブは似たような品種だが、大規模に栽培されているのはハナショウブが圧倒的に多い(気がする)。
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ピントが後ろの看板に(>_<)
この日は身軽に散歩したかったのでデジカメを持たずiPhoneでの撮影。


キショウブはたくさん咲いていた。
これは「黄色のハナショウブ」ではなく独立した品種。
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ジグザグ橋で池を渡る。
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これで池の2/3くらいが見えているかな。
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鯉と亀。
亀が泳いでいるのを見るのは久しぶり。たいていは甲羅干しの姿だから。
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桜広場と呼ばれるエリア。
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ブランコやジャングルジムがあったが、先日の林試の森公園と違って使用禁止になっていなかった。あちらは東京都立、こちらは大田区立。行政の対応がバラバラなのは好ましくないが、こんな遊具までコロナ対象にしなくていいと思う。
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フジが咲いていた。
想定していなかったのでラッキー\(^o^)/
ただしもう終盤なのか香りはほとんどなかった。ザンネン。
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ところで日本でフジは藤棚にしているところがほとんど。しかしヨーロッパではそうでもないみたい。下のリンクは東松山ぼたん園の駐車場から見えたフジ。圧巻の藤棚もいいけれど、こういうナチュラルなものも見たいな。

     https://livedoor.blogimg.jp/wassho/imgs/d/e/deecec83.jpg


池の東側沿いに歩いて正面(南側)に向かうが、
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途中で行き止まりになっていた。
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というわけでジグザグ橋を戻って、池の北から西側沿いに進むことに。
それにしてもいい天気で初夏を満喫。
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池の北側に小島が突き出したような神社エリアがある。
弁財天とのこと。
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池月(いけづき)は源頼朝の愛馬とされる。
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頼朝は流刑地であった伊豆半島の付け根中央部の韮山付近で挙兵→次に湯河原付近を目指すが、そこでの平家との戦いで敗北→真鶴から海路で房総半島に逃走→勢力を盛り返して陸路で鎌倉を目指す→その途中に洗足池で宿営する。ここまでは史実。

そして「するとどこからともなく天地を震わす嘶き(いななき)と共に野飼いの馬が現れ、これが名馬だったので捕らえて頼朝の馬とした」というお約束の伝説が語られる。しかし、それは馬泥棒やろ(^^ゞ 池月というのは、その姿が池に映る月影のようだったかららしい。

それはともかく洗足池の周りを頼朝も歩いたのかと思うと何となくワクワクする。しかし、この馬の銅像は、もうちょっと上手な彫刻家を起用できなかったの?と思う。絵の上手な小学生レベルである(>_<)
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ーーー続く

wassho at 16:10|PermalinkComments(0) イベント、旅行 | お花畑探訪

2020年05月02日

いつもは腹を切れとーーー

ゴールデンウイーク、お盆休み、年末年始の道路渋滞はお約束なんだけれど、冷静に考えればそれは高速道路が欠陥商品だからである。カップラーメンを食べるのにお湯を入れて数時間待たされるようなもの。

ニュースではさも風物詩のように渋滞風景を伝えるが、いつも「10km以上の渋滞が発生したら責任者は腹を切れ、腹を!」と心の中で怒っている。また30km、40kmの渋滞予想が出ると「それは自分たちが無能であることを晒している」とは思わないのか?とも。

さてゴールデンウィーク本番が始まった本日午前11時の関東エリアの高速道路状況。
渋滞を示す赤い線はまったくなし!

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もちろんこれはコロナウイルスによる外出自粛の影響。
いつもなら真っ赤になっている地図が恋しい(^^ゞ



ドラえもんの公式サイトでこんな壁紙が無料でダウンロードできるようになっていた。スマホ用のサイズもあるし、ビデオ会議用のものもある。

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ちなみに
    Stay at home  イギリス英語
    Stay home    アメリカ英語

なんだそうである。
逆さまの語順のホームステイと勘違いしちゃダメだよ(^^ゞ

さて、何をして遊ぼうかな。

wassho at 11:25|PermalinkComments(0) ノンジャンル