2020年06月

2020年06月28日

もう発芽していたグラジオラス

球根を植えたのが9日前の6月19日。一部のプランターは土が足らなかったので、土を新たに買ってきた最初の水やりをしたのがその翌日。

それでほぼ1週間ぶりとなる本日、水やりをしようかとベランダに出てみると、グラジオラスがボコボコ発芽していてビックリ。
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4日前の24日にベランダに出た時には発芽していなかった。もっともこんなに早く発芽するとは思っていなかったから、プランターをよく見たわけではないので、発芽直後の小さな芽なら見逃していたのかも知れない。ちなみにチューリップなら植え付けてから発芽までに1ヶ月半から2ヶ月ほどかかる。


こうやって大きさを比較してみると、大きいのは発芽3〜4日経っているような気がする。
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数えたら発芽は40芽。
植えたのは115球だから現在35%の発芽率。品種による偏りはないみたいだ。

いつもとは違って初発芽は見逃したものの、ともかく発芽してメデタシ\(^o^)/

wassho at 21:23|PermalinkComments(0)   *チューリップ以外 

2020年06月26日

超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵 その2

以前にも書いたように私が超写実的絵画が好きなのは、それを眺めると

  本物以上に本物そっくりなのに、
  本物じゃないと知っていることから来る混乱で
  頭がクラッとして、そこに不思議な快感を覚える

からである。もっとも写真やCGで頭がクラッとはしないから、人が手で描いたものなのにという感嘆が心の底にあるのだと思う。


それはさておき、
今回の展覧会で頭がクラッときたベスト2をまず発表。

第2位

「綾〇〇〇的な」 石黒賢一郎 2014年

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これ絵でっせ、絵。あ・ぶ・ら・え!
筆に絵の具つけて塗ってまんねん。
ビックリしすぎて関西弁になる(^^ゞ  

クラッとするの意味がわかってもらえたかな?
タイトルの綾〇〇〇は、もちろんエヴァンゲリオンの綾波レイを示している。この猫耳はエヴァグッズでよく見かける。綾波レイを伏せ字にするのは著作権とかの関係だろうか?



第1位

「信じてる」 三重野 慶 2016年

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ひょっとしたらこの作品は、今から一生忘れないかも知れない。
まるで息づかいまで聞こえてきそうなほどリアル。
クラッとを通り越して気絶寸前。



ベスト2と中途半端な選出になったのは、リアルさの点でこの2つが群を抜いていたから。こういう絵を見てクラッとする快感を求めてやって来たのである。だから目的を果たせてよかったのであるが、ここで少々問題が。

人物画は他にもたくさん展示されている。それらは

   リアルさではベスト2の作品より劣る
   しかし絵全体の佇まいや雰囲気では勝るものもある

ということ。
それらをいい絵だなあと思っても、超写実絵画の展覧会だとの意識があるから、どこか物足りなさも同時に感じてしまう。もちろん通常の観点でいえば、これらも超写実的なことに変わりないのであるが。



「5:55」 生島 浩 2007-2010年

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「未来」 森本草介 2011年

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「籐寝椅子」 島村信之 2007年

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「レッスン」 島村信之 2008年

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「存在の在処」 石黒賢一郎 2001-2011年

この人物のリアルさは1位2位に次ぐ出来映え。背景にいろいろ描き込まれていて情報量が多いので、リアルさの総量でいえば1位2位をしのいでいる。しかしクラッと度合いはそれらと較べてかなり低い。オッサンがリアルでそれがどうしたという感じ。

どうやら自分もオッサンのくせに、オッサンにあまり価値を認めていないようだ。というわけで人物より壁の汚れとか、黒板に書かれたチョークも文字などにやたら目を奪われた作品。

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お口直しに(^^ゞ

「聖なるもの THE-I」 野田弘志 2009年

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この絵の超写実的な描写は相当に優秀なのだけれど、黒いドレスが油絵の具でテカテカ光っていて「本物らしさ」が損なわれて残念だった作品。照明の当て方が悪かったのだろうか?


「夏至を待つ日」 大矢英雄 2013年

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リアリティはそれほど追求していないと思う。しかし何となく雰囲気よし。



技術点と芸術点をどう分配するかと、まるでフィギュアスケートの審査員になったような気持ちでの作品鑑賞となった。


ーーー続く

wassho at 23:22|PermalinkComments(0) 美術展 

2020年06月24日

超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵

バナー

写実絵画あるいは超写実絵画、またはスーパーリアリズムと呼ばれる絵画のジャンルがある。一言でいえば、まるで写真かと思うほどに精緻に描いた絵のこと。もしブログをパソコンで見ているなら、上のバナーをクリックして拡大すれば、だいたいの感じはつかめるかと。

2017年には湘南の平塚市美術館で「リアル(写実)のゆくえ」という展覧会を見てきた。そんなところまで出かけたくらいだから、私はけっこう写実絵画のファンである。何が好きなのかについては、こちらに少し書いた

千葉にホキ美術館という、その写実絵画を専門にした美術館がある。設立は2010年で、私がその存在を知ったのは2015年くらいだったかな。そのうちバイクでツーリングがてら訪れようと思っていたが、なかなか果たせず。そして2018年3月にはバイクを手放してしまい。もちろん電車でも行けるが、千葉でも少し奥まったところにあるので、なかなか腰が上がらずにいた。

そうこうしていると昨年の秋に「10月25日の集中豪雨で被害を受けたため、無期限の休館」というニュースが(>_<) ナッテコッタイ! 詳しい状況はわからなかったが、作品が損傷したのではなさそうなのでひと安心。それでも、ますます訪問が遠のいた。

と、思っていたら渋谷の東急Bunkamuraで「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」という展覧会が開かれることになった。休館中に他の美術館に作品を貸し出しての開催かと思う。期間は今年の3月18日〜2020年5月11日だった。前売り券も買って楽しみにしていた。

しかし、今度はコロナ襲来(/o\)
正確には覚えていないが、小池都知事が不要不急の外出自粛を求めた3月25日の次の日あたりから4月7日までがまず休館になり、結局その後も5月11日まで休館が延長、つまり展覧会が中止になった。

ショボーンとなっていたら、6月11日から29日まで特別展として展覧会を再開するとの知らせが来た。内容はまったく同じようである。おそらく5月11日以降も作品は東急Bunkamuraに置いたままだったのじゃないかな。

そんなこんなで、何度目の正直かわからないけれど、本日に念願かなって写実絵画の展覧会を見てきたしだい。



渋谷のスクランブル交差点、午後3時半頃。平日のこの時間帯としてはコロナ前の1/2〜1/3の人出かな。昔と違って渋谷にはそんなに行かないので、あまり自信なし。でも渋谷らしい混雑感がまったくないのは確か。
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東急Bunkamuraに行くのにセンター街を通る必要はないが、
なんとなく雰囲気を見ておきたくて。
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センター街の外側に出て坂を上がると見えてくるのが東急百貨店本店。渋谷駅にあった東横店は今年の3月に閉店してしまった。
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本店の前の道を少し進むと隣にBunkamuraの入り口。
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Bunkamura(文化村)はコンサートホール、劇場、映画館、美術館などがある複合文化施設。地下1階にあるザ・ミュージアムと呼ばれる美術館にはエスカレーターで降りる。
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コロナ対策でまず体温測定。
非接触の体温計で人が計測するのではなく、カメラのようなものの前に立つだけ。

36.5度で無事クリア。
しかし記念にと思ってiPhoneで撮影しようとすると37.7度に!
iPhoneが熱を持っていたのかな。
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次に「連絡先記入用紙」に名前や電話番号を書かされる。
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その後にチケットを買って、展示室の入り口でその用紙を渡す仕組み。また人が多い場合は入場制限を行うとのこと。この時は制限なし。まあ、そんなに人気のあるジャンルの展覧会じゃないから。

しかし、こんな面倒なことがいつまで続くのだろうが。Bunkamuraでは美術館でチケットが買えるが、国立西洋美術館や東京都美術館などではチケットを事前購入しなければいけないシステムになっている。現地で当日チケットは発売していない。

開催されないよりはマシともいえるが、美術展覧会のような無言のイベントに制限は無意味ともいえる。コロナについては被害の最小化を目指すのではなく、医療崩壊が起こらない程度にコントロールすべきという考えを持っている。しかし、なかなかそういうことを主張しづらい社会的風潮。電車に乗っていると全員マスクをしている。だったら私はマスクを外してもいいはずと思っても、そんな勇気もなく(^^ゞ

展覧会の感想は次回からに。


ーーー続く

wassho at 23:36|PermalinkComments(0) 美術展 

2020年06月23日

今度はアメリカン・チェリーの種まきに挑戦

昨日に書いたように、6月21日に種なし柿の種(おかしな表現だが、種なし柿を食べたら出てきた種)が発芽しないので、ポットをほじくってみたら白い2ミリくらいの虫に食い荒らされて、種の中身がなくなっていた。そんな害虫被害は想定外だったが、発芽自体はもうあきらめていたので、次の種を用意していた。


それがアメリカン・チェリー。この食べたてのホヤホヤの4粒の種を、柿の種(こう書くと違うものに思えてしまうが)を取り出したポットに植えた。
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種食い虫がいたポットなので、少し心配はしたが、棒で土をほじくっても虫はいないようだったし、だいたいこの「食べた果物の種を植えるガーデニング」は半分シャレでやっているので、まあいいかと。


ところで、そこら中に桜の木があるのに、それにサクランボがなっているのは見たことがない。調べてみたら、サクランボがなるのと花を観賞するのとでは、同じ桜でも種類が違うようだ。実を付けるほうの桜は桜桃(おうとう)と、なぜか桃の字を付けて区別する。実桜(みざくら)ともいう。もっとも花の桜も小さくて黒っぽいから目立たないが、実はなっているらしい。ただし食べられる味ではないとのこと。明日にでも桜の木を観察してみようと思う。


さてサクランボには和物とアメリカン・チェリーがある。私は断然アメリカン・チェリーが好き。和物は酸っぱすぎる。もっとも、いわゆる高級サクランボは食べたことがないのだが。

そのアメリカン・チェリーはアメリカからの輸入物である。ということはアメリカには桜桃の桜はたくさんあるということ。初代大統領のワシントン(1732〜1799)が父親の桜の木を折った話は有名であるが、それは桜桃だったのかな。少し調べたがよくわからなかった。

花のほうの桜は1912年に日本からワシントン(地名)へ贈られたものが、立派な桜並木になって毎年桜祭りが開催されるほど。でもアメリカでワシントン以外で花見をしている話は聞いたことがないから、やはりアメリカの桜は桜桃なんじゃないかなと思っている。
ワシントン桜


私のアメリカン・チェリーが芽を吹いて育ったら、じっくり調べることにしよう。

wassho at 20:45|PermalinkComments(0)   *チューリップ以外 

2020年06月22日

種なし柿の種を虫に食われていた

5月30日に柿の成長の様子をブログに書いた。

その後も順調で、最初に発芽した芽は種の皮が外れ、
もうひとつも近いうちに外れそうである。
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ただしこれは「種あり柿」を植えたポット。
「種なし柿」のほうは沈黙を守ったまま(/o\)
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もう無理だろうということで種を掘り出してみた。
1つは貝が開いたように口を開けている。
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開いていなかった方も、触ってみると力を入れることなく2つに割れた。
種の中に中身がない状態である。
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そしてどちらの種も内部にごく小さな白い虫がいた。体長は2ミリくらいで、かなりチョロチョロ動き回る。余りに小さくて鮮明な姿を写真に撮れなかったが、クリックで拡大すれば虫の形くらいは確認できる。
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こいつらが柿の種の内部を食い荒らしたのだろうか。だとしたら、どうして種あり柿は被害がなかった? それに土の中に元から潜んでいたのか、それとも匂いでも嗅ぎつけて、どこかからやってきて土の中に潜り込んだのか? 何かとナゾ

少し調べてみたが、似たような事例を見つけられず。
気が向いたらそのうちじっくり調べてみよう。

なお撮影はすべて6月21日。

wassho at 23:37|PermalinkComments(0)   *チューリップ以外 

2020年06月19日

グラジオラスの植え付け

すっかり忘れていて6月もそろそろ後半になってしまったが、前回に書いたように、ようやく本日に植え付け。作業は午後4時頃から。


土は基本的にチューリップのものをそのまま利用する使い回し。グラジオラスは「じゃがいもの作れるところなら育つ」といわれるくらい痩せ地でも育つらしいから。

まず、チューリップを抜いた後はプランターに入ったままになっていた土を、半分くらい取り除いて別のバケツに移す。そのプランターに残った土の上に炭化鶏糞を薄く振りかける。プランター当たり手でひと握りの半分ほど。

その上に新しい培養土。プランター当たりふた握り分をほど撒いたら、手持ちの培養土がなくなってしまった。ちょっと足りないと思ったので、その上に腐葉土を追加。こちらは握り3つ分。

ということで今回は階層的に土を足しただけでマゼマゼはなし。
腐葉土の上に球根を置いていく。


普通球のグラジオラス60球は65型のプランターに6球×2列で各12球を植え付け。チューリップなら23球入れているから、かなり余裕を見た配置。

6色あるので

   赤白黄桃緑紫     赤白黄桃緑紫
   赤白黄桃緑紫     紫緑桃黄白赤

と同じ色を2列揃えたのと、逆方向から並べたパターンを作り、またスタートする色の順番を変えたりして合計5プランター。

バンビーノ35球は同じ色を3つずつ並べ、全体的には適当に配置して65型を3プランター。ラッフル20球は丸形のプランターに10球根ずつの2プランター。
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ラッフルは少し詰め込みすぎた。同じサイズの丸形プランターがもう1つあるから、3プランターにしてもいいのだが、チューリップの時と違って、この季節はベランダには観葉植物がたくさんあるので、できるだけプランターの数を少なくしたかった。

というわけでラッフルは球根3つを間引き。(間引きとはいわないか)
右側はもう1つ減らしたほうがいいかも。
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この後、バケツに移していた土を球根の上に被せる。
ただしチューリップを植えた時はプランターに満タンまで入れた土は、チューリップを引き抜いた時に球根にひっついて9割くらいに減っている。それをふたたび満タンにするので少し足りなくなる。結局ラッフルを植えた丸形プランターに被せる土がなくなってしまった。
(深さを稼ぐためウォータースペースを設けないのが私の流儀)

土を買いに行くのはもう面倒なので、
ラッフルには明日まで裸で過ごしてもらうことにした(^^ゞ


特に意味は無いけれど、プランターに並べた球根を超ローアングルで。
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wassho at 19:34|PermalinkComments(0)   *チューリップ以外 

2020年06月16日

次のガーデニングはグラジオラス

今年はチューリップの生育がよかったのがうれしくて、チューリップの後に植える花をつい買ってしまったことは以前に書いた。

それがグラジオラス。

注文は4月2日に国華園で。
国華園にしては珍しく1週間くらいで球根が届いた。

グラジオラスにしたのに深い意味はない。チューリップを片付ける5月中旬以降に植え付けられて、次にチューリップを植える11月下旬までに咲き終わる花の中で、何となく賑やかで楽しそうだったから。なお昨年はユリを育てたが、あれはチューリップと同時期に植え付ける。

購入したのは以下の3セット。

「普通球6色60球セット」 1,399円
6色セット


「ラッフルセット 5種20球」 1399円
ラッフル


「 バンビーノ福袋 35球 (3〜4品種見計らい)」 869円
バンビーノ


グラジオラスは子供の頃に実家で咲いていた記憶があるが、まったく知識なし。品種は直感で選んだ。普通球はその名の通り普通のグラジオラスで、ラッフルは花びらがフリルのようになるゴージャスタイプ。バンビーノは背丈の低い品種。

グラジオラスで少し躊躇したのは背丈の高さ。バンビーノでも50〜70cm、それ以外は80〜120cmとカタログにある。ネットで調べると、倒れないように支柱を立てろとか書いてある。そんな面倒なことはできないのですべてバンビーノにしたかったのだが、国華園には上に書いた品種しかなくて。

でも昨年のユリは80〜120cmで倒れることはなったので、今回も何とかなるんじゃないかと。全部で115球あるから、すべてに支柱は立てられないけれど、まとめてロープを這わせるなど、出たとこ勝負で臨機応変に対応するつもり。


ところでグラジオラスは球根を植えてから3ヶ月で開花するらしい。それで5月に植えると8月に咲くことになるが、真夏だと高温で花の色が汚くなるので、5月を避けて3〜4月か6月に植えろと球根に同封されていた説明書に書いてあった。

それで6月になったら植えるつもりが、すっかり忘れていた。実は球根は玄関に置いてあるのだが、4月からそこにあるので見慣れて存在感がなくなってしまい(^^ゞ

とりあえずこの2〜3日中に時間を作って植えるつもり。





wassho at 23:41|PermalinkComments(0)   *チューリップ以外 

2020年06月10日

テレビメーカーにお願い

ブラウン管の時は部屋のコーナーに斜めにテレビを置いていた。
いわゆる薄型大型テレビになってからはソファの正面に移動した。
現在、多くの家庭でテレビは座る場所と正対した位置にあると思う。

それで無理を承知のお願い。

テレビがついていない時、あるいは映し出される映像が暗いシーンの時に、テレビを見ている自分の姿が映り込む。これをなんとかして欲しい。

この季節、部屋の中ではパンツとTシャツだけである。
そんな自分を見たくない(^^ゞ

TV


wassho at 20:29|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2020年06月08日

サンセベリアの植え替え

2年前の2018年、秋の終わりの11月6日

  夏にサンセベリアの葉が増えすぎてプランターがギュウギュウなので、
  株分けしないといけないが、もうすぐ休眠期だから、
  それは次の春に実施する。

ということをブログに書いた。これはその時の写真。
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そのつもりだったのだが、春になって、そろそろ室内からベランダに移そうかと思っていた4月の頭に、半分くらいの葉の根本が腐ったようになって折れるという事態に(/o\)

原因は不明。たまにそういうことは起きるが、あんなにたくさんの葉が折れたのは初めて。何が悪かったのだろう。

葉が減ってしまったので、2019年春の株分けは中止。


2020年の現在も、葉の数に対するプランター容積は余裕があるが、ごそっと抜けた株もあるので、プランターの中での位置のバランスが悪くなってしまった。
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それに以前にも書いたように、虫がついているわけでもないのに、
葉に穴が開いたり、ギザギザになったりと痛んだものが目立ってきた。
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というわけで株分けで増やすのではなく、痛んだものを取り除く「株減らし」を目的とした植え替えをした。作業は昨日6月7日。

3つのプランターから抜いたサンセベリア。
葉は重ねて並べたので、この見た目の2倍くらいの分量がある。
とても色艶がいいのに、どうして葉が痛むのかナゾ。
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株をバラしてみると、こんなに大きな穴が開いているものもあった。
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ショウガみたいなサンセベリアの根。
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痛んだ葉をを取り除くと残ったのは1/3くらい。土はチューリップ用に買った残り物で、培養土5割、腐葉土2.5割、赤玉2.5割くらいで新規にブレンド。
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左のプランターは葉の両側に縦のラインが入っている。
これがサンセベリアのオリジナルの姿。

サンセベリアは葉を切って土に挿しておくと、新しい葉が出て増やすことができる。ただしその場合は、なぜか縦のラインが出ずにオリジナルと違う模様の葉になる。それが真ん中のプランター。1番右のプランターにはラインありと、なしをミックスして植えてみた。


葉に穴が開いたりギザギザになる原因がわからないので、
対策のしようもないのだが、とりあえず元気にキレイに育って欲しい。

wassho at 23:14|PermalinkComments(0)   *チューリップ以外 

2020年06月05日

テロップのフォント「て」と「T」

少し前にパソコンのフォントで「」の長さが、
やたら長いものがあるとの話を書いた。
no title

こういう文字デザインのフォントが現れたのは30年以上前で、当時から違和感をいだいていたのだが、世間でそう感じる人はほとんどいないようで、それが話題となった事例は見たことがない。

しかし、今回のテーマはそこそこ関心を集めているようだ。
それはテレビのテロップで「て」が「T」のように見えるフォントが多用されている件。

テロップ

画像は https://gooddayslabo.net/technology/kurokane-font から引用。


これはフォントワークスという会社の「くろかねEB」というフォント。
かなり目立ち系のデザインではあるものの、「て」以外は普通に読める。

1

2

しかし、なぜか「て」だけが極端にデフォルメされている。

3

4

全体的にいいデザインのフォントなのに、「て」だけがヘンな形なのはどうしてだろう。そしてこういうデザインのフォントがあってもいいと思うが、文章を読ませることを目的としたテロップにこのフォントを使うのは不適切かと思う。だから私が批判したいのは、このフォントのデザイナーじゃなくてテレビ局のほうかな。

(読ませるを目的にの反対は、例えばTシャツなんかに入れる文字ね)


数年前から、やたらこの「くろかねEB」が多用されて、もう慣れたともいえるけれど、未だに見る度に違和感があるから、やはり何とかならないかと思う。

ちなみにこのフォントの「」も長い。

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もし「て」を修正するなら「」も一緒にね(^^ゞ




※「くろかねEB」を使用した文字列については https://fontplus.jp を利用。

wassho at 06:39|PermalinkComments(2) ノンジャンル 

2020年06月02日

Wikipedia:ウィキペディアを鵜呑みにしてはいけない 続き

Wikipedia


さて、なぜかシノケンのことを突然に思い出した後、確認のためにネットでシノケンを検索した。それでウィキペディアのページを見てビックリ。

テレビでよくCMを流している会社にしては、持ち株会社の株式会社シノケングループについての簡単な情報しかなかった。それはいいとして、ページのどこにも耐震強度偽装事件が触れられていないのである。国会で証人喚問まで行われた出来事だったのにである。

そして改めてページをよく読んでみるとおかしなことに気がついた。
どうも文章が宣伝ぽい。(最後の2行ほどを読めばわかる)

   (以下、引用 2020年6月2日現在)
    お客様の生涯にわたって寄り添う「『ライフサポート』のシノケン」として、
    アパートメント経営のご提案から、保険や保証サービス、エネルギー供給、
    また、急速に進む高齢化や労働力人口の減少など次々にやって来る新たな
    社会課題への対応として、介護や教育等、様々なライフサポート関連事業を
    拡大させる等、ビジネストランスフォーメーションを進めています。
   (引用終わり)


ウィキペディアは誰でも執筆や編集ができるネットの百科事典のようなもの。極めてオープンな存在であり、いわば良心によって成り立っているともいえる。しかし良心とは踏みにじられやすいものでもある。ウィキペディアは自分のことを書いたり宣伝をしてはいけないルールになっているが、シノケンのページはおそらくそれに近い。

もっとも対立する意見のあるテーマにおいて、ウィキペディアでサポーターとアンチが入り乱れて編集合戦を繰り広げているのは知られているところ。読んだ経験はないが「炎上」もあるらしい。

ところでウィキペディアでは、ページの右上にある「履歴表示」から編集の経緯を見ることができる。シノケングループの履歴を確認すると、現在は「Ttt222」なる執筆者が多くを書いている。そして2018年2月13日の版までは耐震偽装事件の項目があったのに、Ttt222が登場した2018年2月25日以降は、その項目が削除されているとわかった。


それ以上は調べず。この件についてさらに深入りするつもりもない。ウィキペディアを鵜呑みにしてはいけないとよくいわれるけれど、実際にこんないい加減な情報を見たのは初めてだったので、ブログにしてみたしだい。論文の引用にウィキペディアは認めない大学あるいは大学教授も多いと聞く。

そういえば以前に上田薫という高齢の画家がまだ存命なのに、ウィキペディアでは死んだことになっているとの記事を2017年7月に書いた。さっき調べたらウィキペディアのページはそのままで、昨年1月にはインタビュー記事が新聞に掲載されていた(^^ゞ



ウィキペディアを信用するなといっているのではない。大抵のページは信用できるし、よくまとまっていて重宝する。ただし鵜呑みにしてはいけないというご忠告。他にもいくつか当たって総合的に判断しましょう。

付け加えると、ネットで得られる情報はコピペが繰り返されたものが多く、大元の情報が間違っていれば、すべての情報が間違っている場合がある。また世の中には特に根拠はないのに、何度も繰り返されるうちに「事実」になってしまっているような情報もある。その話を書くと長くなるのでまた別の機会に。


ついでにトコトン調べたい時に便利な情報ツールを。

<Googleスカラー> https://scholar.google.co.jp

  論文の検索サービス。PDFになっているものは閲覧できる。
  スカラーとは学者とか学生などの意味。スカラシップのスカラね。

<Googleブックス> https://books.google.co.jp/

  検索したキーワードを含むページのある書籍をリストアップできる。
  また一部ではあるものの、そのページを読むことも可能。



ところで話を耐震強度偽装事件に戻すと、ウィキペディアでそれは構造計算書偽造問題という項目のページになる。不思議なことにそこでは姉歯建築士がA建築士と書かれているではないか。今さら匿名にしてどうする? しかも関連した人物の名前もヒューザー社長などとされて個人名はなく会社肩書きでしか書かれていない。

また2005年11月29日の国会参考人招致では「ヒューザー社長、イーホームズ社長、木村建設社長、同社元東京支店長」と記されていて、なぜか同日に招致されたシノケンの名前がない。

何とも不可解。もう過去の事件なのに、まだ何かうごめいているのかな?
もしこの記事が消えたら買収されたと思って下さい(^^ゞ


おしまい

wassho at 23:47|PermalinkComments(0) ノンジャンル 

2020年06月01日

Wikipedia:ウィキペディアを鵜呑みにしてはいけない

シノケンという会社をご存じだろうか。いわゆるアパート・マンション経営、すなわち投資用不動産の販売会社である。全国レベルではわからないが、首都圏ではこんなCMがよく流れているので見た記憶がある人は多いと思う。

   「人生100年時代だってよ」
   「定年後、何したい?」
   「やりたいこと一杯あるなあ、時間は一杯あるしなあ」

   「定年後40年…」
   「あ、足りるかな… お金…」

   「何から始める?」
   「資産作り」「えっ?」「えっ?」
シノケン


ストーリーがあっていいCMだと思う。他にもいくつかのバリエーションがあって、メインキャストはずっと佐々木蔵之介。放送が始まったのは2016年からのようだ。

それでこのCMを初めて見た時「シノケンって名前、どこかで聞いたよなあ」と思った。しかし具体的には思い出せず。どこかでシノケンというあだ名の人に会って、それと混同しているのかな程度の気持ちで気にもしていなかったし、もう5年も経ってそんなことすらすっかり忘れていた。

それが先日、何の前触れもなく突然思い出した。別にこのCMを見ている時ではない。具体的にはボーッと道を歩いている時にである。何度かブログにも書いたが、どうして気にもしていないことが突然よみがえってくるのか、脳の働きってナゾである。


さてシノケンの名前に聞き覚えがあったのは、そんなあだ名の人がいたのではなく、この会社を知っていたからである。なぜなら2005年に大騒動となった耐震強度偽装事件でシノケンも取り沙汰されたから。

  姉歯秀次1級建築士 これで思い出した?
姉歯

  ヒューザーの小嶋進社長 これで思い出した?
ヒューザー

この事件で姉歯建築士は、ヒューザー、木村建設、シノケンから耐震強度を落とすように圧力を受けたと主張し、シノケンの篠原英明社長も国会に参考人として呼ばれている。だから聞き覚えがあったのだ。


なお耐震強度偽装事件は今回のテーマではない。
シノケンのことすら直接的には関係ない。
けれどもシノケンを事例にウィキペディアの信憑性に疑問をいだいた話を次回に。


ーーー続く

wassho at 22:38|PermalinkComments(0) ノンジャンル