2021年02月

2021年02月28日

香取神社の香梅園は日本で一番小さな梅園?

2月21日に隅田公園の梅めぐり散歩道の次に向かったのは、隅田川を渡って墨田区の文花(ぶんか)というところにある香取神社。

まずは浅草駅から東武スカイツリーラインの愛称がつけられた東武伊勢崎線に乗り曳舟(ひきふね)駅へ。そこで東武亀戸(かめいど)線に乗り換えて小村井駅まで。乗り換えを含めて15分くらいの所要時間。

地図



小村井駅に到着。
小村井はこのあたりの昔の地名のようである。
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「こ」ではなく「お」である。でも知らなかったら読めないかな。
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東武亀戸線は全長3.4キロで、駅が5つしかない都内のローカル線。列車も2両編成で車掌のいないワンマン電車。
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駅の周りに商店街とかはなかった。
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神社までは歩いて10分ほど。
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梅まつりの提灯は下げられていたものの、特に祭りらしいことは何もしていない。
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細長い敷地の神社である。
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この神社は「小村井にある香取神社」なのか「小村井香取神社という名前」なのか、少し調べたけれどはっきりしなかった。
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香取神社は関東地方に多い神社。もっともその数は400社ほどとされるから、約2万社の稲荷神社や約1万5000社の八幡神社などと較べればマイナーな部類。

ちなみに宗教法人の届け出のある神社は約8万5000社。これはコンビニの約5万6000店舗より多い。ついでに寺の数は約7万7000寺。神社と併せれば16万2000とコンビニの3倍近くにもなる。そんなに多いという実感が湧かないのは信心が足らないからかな(^^ゞ


社殿から入り口方向を見て。
入り口の鳥居の左側にあるのが香梅園という梅園。
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江戸時代には神社に隣接して3000坪(約1ヘクタール)の梅園があり、将軍が毎年観梅に訪れるほどの名所だったらしい。しかし明治43年(1910年)に起きた大水害の影響で、ウメが枯れてしまい廃園になったとのこと。

その大水害の様子。
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水害2

水害3


両国の国技館が避難所になっている。
水害4


それで現在の香梅園は1994年(平成6年)に神社の境内に造園されたもの。江戸時代のと違ってかなり狭い。ウメもある庭じゃなくて、梅園としてのジャンルでは日本で一番小さいかも知れない。もっとも私の見聞の範囲内ではあるが。

ただし梅が植えられている密度がハンパないので、
他の梅園とはずいぶんと違う体験ができる。



ーーー続く

wassho at 22:54|PermalinkComments(0) お花畑探訪 

2021年02月25日

隅田公園の梅めぐり散歩道 その2

歩き回っているうちに暑くなってきたので薄いショートコートの上着を脱ぐ。結局この日は、夕方に自宅の最寄り駅に戻るまで上着を着なかった。2月にシャツ1枚で出歩けるってどういうこと? それと体内時計ならぬ体内温度計が影響するのか、この気温でウメを眺めることに少し違和感がある。


梅めぐり散歩道は「桜の広場」の奥、野球グランドの手前にあった。
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一番見事だったのはこのピンクのしだれウメ。
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このウメは1本の木で白とピンクの両方の花が咲いている。モモでは割と見かけるが、ウメは珍しいかな。もともとは色つきのウメだったのが、色を合成する酵素が上手く働かなくなって一部が白く咲くらしい。
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梅の花を手前にボカして野球をしている子供を撮ったつもりが、フェンスやネットにピントが合ってしまった写真をご査収下さい(^^ゞ
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梅めぐり散歩道に来たのは、スカイツリーと一緒にウメを眺めて写真に収めたかったから。
しかしネット越しじゃ(/o\)
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ネットのない場所のウメは貧弱(>_<)
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もう諦めましょう(^^ゞ
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ここのウメが満開だったら、ちょっとはサマになったかも。
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これはしだれ桜。花が咲いたらいいツーショットになると思う。
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濃いピンクのウメは痛みかけているが、とりあえず三色のアップ。
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台東区のパンフレットによると隅田公園台東区側のウメは150本で、うち100本がこの梅めぐり散歩道に植えられているという。しかし100本もある感じはしなかった。何となく見頃過ぎ感もあったので、ここは早咲きの梅が多いのかも知れない。また小さな木も多かったから、また成長途中の梅園というべきか。

いずれにせよ、あまり見応えがなかったというのが正直なところ。浅草やスカイツリー見物のついでならいいと思うが、ウメだけを見にここに来るのはお勧めできない。

いうわけで早々に退散。
この風景を見ると、やはり隅田公園はサクラかな。
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工事の防護壁に小学生の絵が。
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自画像なんて描いたことないなあ。
なぜかモディリアーニ風の絵が多かった。
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小学1年生がこのテーマを与えられただけで、これだけ描けるとは思えないから、何かお手本的なものがあったのかな。それにしてもしっかりした絵で感心する。
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次の目的地へは東武線で移動する。
駅の場所はわかっていたけれど、商店の建物にこんな案内が。
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その通りに進むとまた案内があって迷うことなし。東武鉄道ってドンダケ親切と思ったが、浅草見物に来た観光客をスカイツリーに誘導したいんだろうな。
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逆光で人もクルマもいなくて、ちょっとシュールに撮れた駅ビル。
2階がホームになっていて電車が少しだけ見えている。
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ひとまずおしまい。

wassho at 19:47|PermalinkComments(0) お花畑探訪 

2021年02月24日

隅田公園の梅めぐり散歩道

早春花見の第2弾は隅田公園の梅めぐり散歩道。隅田公園は隅田川のほとりにあって、隅田川といえばサクラであるがウメも少しだけ植えられている。

訪れたのは2月21日。この日の東京は最高気温が20.9度とゴールデンウイーク並みの暖かさ。前日と違って風もほとんどない。当然ダウンジャケットでは暑すぎるわけで、肌着+シャツの上はウインドブレーカー的な薄い素材のショートコート。温度調整としてはピッタリだったが、秋冬物の色なのがコーディネート的には残念な雰囲気。おっとまだ2月だった! それを忘れるくらいの陽気な1日。


吾妻(あずま)橋の交差点から北方向。
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中央の建物は東武線と東京メトロ(地下鉄)の浅草駅。駅ビルはレトロな雰囲気。実際に1931年(昭和6年)に建てられているが、1970年代にモダンなデザインに改装されたのを、2012年に再リフォームして開業当時のアールデコ調に戻したもの。そういう事例は珍しいのじゃないかな。
駅ビル2


西方向は浅草のメインストリートである雷門通り。
右手前のビルはデンキブラン(カクテル)で有名な神谷バー。一度は飲んでみようと思ってから、もう30年以上は過ぎたかも(^^ゞ
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雷門通りから隅田川を渡るのが吾妻橋。
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橋の向こうに見えるのがスカイツリーと、アサヒビールの「う〇こビル」。この建物はイベント施設で正式名称は「スーパードライホール」。隣のビールジョッキの形をしているのがアサヒビールの本社。
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どちらも斬新なデザインだから新しく思えるけれど、完成したのは1989年だから、もう30年以上も経っている。なおスカイツリーの左側にあるタワーは墨田区の区役所。


吾妻橋の上から北側・上流方向。
左側に泊まっているのは観光クルーズの水上バス。
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なぜか宇宙船のようなデザイン。
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乗船待ちの人々。
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川岸を上流に向かって歩いて行く。
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水上バスの乗り場を過ぎるとこんな風景になる。
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対岸に水門が見えた。源森川水門と書かれている。洪水や高潮の際に、川に流れる水量を調節するために開閉するらしいが、水門のことはよく知らない。
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この地点からスカイツリーまで、Googleマップの計測によると1.07キロメートル。手前の橋は東武伊勢崎線。昨年から橋の下部を歩いて渡れるようになった。写真にも人が写っている。
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花が植えられている一角があった。
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そろそろ目的地の近くなので堤に上がる。
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堤の下側は児童公園になっていた。
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言問(こととい)橋をくぐると、
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桜の広場があって、
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その奥に梅めぐり散歩道が設けられている。
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浅草やスカイツリーなどとの位置関係。
隅田川の両岸で緑色に塗られているのが隅田公園。
地図

この公園は区立だけれど、隅田川を挟んで左が台東区で右が墨田区だから、2つの区が同じ名前の公園を持っているということになる。関東大震災の復興事業として造られた公園だから、当初の管轄は東京都(東京市)だったのだろう。



ーーー続く

wassho at 20:16|PermalinkComments(0) お花畑探訪 

2021年02月23日

羽根木公園でウメを見る その2

そこそこ近寄った写真を。
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入り口から梅林の斜面を上がってきて、ここがいわば頂上部分。この写真の右側にも何本かウメがあるが、それぞれ一本ずつ柵で囲われていた。高級品種?
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シダレ系はこのエリアに集中して植えられているようで、白いシダレはまだほとんど開花していなかったが、
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こちらは今が盛りのピンクのシダレ。
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ずっと眺めていられるくらい美しい。
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ところでこの頂上エリアには、名前はわからなかったがこんな木が生えていて、
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それを背景にウメを撮ると面白いことを発見。
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背景をボカすと不思議な光景に。
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梅林の斜面中程にある、このウメの周りで立ち止まっている人が多い。
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これがその理由。
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残念ながら、その方角には何も見えず(/o\)
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この写真はとても霞んでいるように撮れているが実際は快晴だったのに。それにしても本当にこんなところから見えるのかとネットで調べると、何枚か富士山を捉えた写真があった。逆にいうと何枚かしかなかったので、よほど空気が澄んだ日でないと無理みたいだ。


斜面を行ったり来たりして梅林をブラブラ。
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これは茶室。
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中にも入れるらしいが、触りだけ見学してきた。
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梅林から少し離れた位置で。
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最後にアップの写真を。
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思っていた以上に満足度の高い梅林だった。それは斜面を生かした造園に負うところが多いのかも知れない。ただの平地より変化に富んでいるので、ブラブラと歩いて見て回るのが楽しい。自宅からも近いし観梅の定番コースに加えましょう。来年は梅まつりが開催されますように。


おしまい


ところで2月20日から本日の天皇誕生日23日までは、22日も休みにしてウメと河津桜を見まくる休日にしようと前から決めていた。訪れたのはこの羽根木公園を含めて6カ所。しばらくはウメと河津桜ばかりのブログになる予感(^^ゞ

wassho at 20:38|PermalinkComments(0) お花畑探訪 

2021年02月22日

羽根木公園でウメを見る

昨年末に府中市にある郷土の森博物館の梅林にロウバイを見に行った。ウメのシーズンになったらまた訪れようかとも考えていたが、見るものは違っても、やはり続けて同じ場所じゃツマラナイと思い直す。それで今年最初の観梅は世田谷区にある羽根木公園へ。23区内としてはそこそこ広い梅園がある。

訪れたのは2月20日。東京の最高気温は18.1度と高かったが、風がとても強かったので肌着+シャツ+ダウンジャケットの服装でちょうどよかった。


最寄り駅は小田急線の梅ヶ丘。
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そこまでウメで有名か?と思い調べたら、駅名や町名にウメが付くのは羽根木公園の梅林とは関係はないらしい。 

  1934年(昭和9年)  梅ヶ丘駅開業  
  1964年(昭和39年) 世田谷(町名)から分離して梅ヶ丘の町名ができる 
  1967年(昭和42年) 羽根木公園にウメが植えられ始める 

なぜか駅名が梅ヶ丘になり、それに併せて町名も梅ヶ丘になり、だったらということで公園に植樹する木がウメになったという順番。


駅前のロータリーを抜けて、ウメ見物に来たであろう人達の後をついていくと、
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すぐに羽根木(はねぎ)公園に到着。
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ズームレンズを望遠にして撮ってはいるものの、振り返ればまだ駅が見えるくらいの距離。
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羽根木公園の面積は約8ヘクタール。梅林は赤く囲ったあたりで、傾斜地になっているので広さを感覚的につかみにくいが1ヘクタール強くらいと思う。
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なお看板に書かれているように、羽根木公園があるのは世田谷区代田4丁目で梅ヶ丘ではない。なにかとややこしいウメの名前問題(^^ゞ


区議会議員の記念植樹から始まった梅林というのは珍しいのでは? ここには700本と書かれているが、世田谷区のホームページだと650本となっている。
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梅まつりは中止ーーー。
ちなみにウメの名所も数多い東京都立の庭園は現在ほとんど閉鎖されている(>_<)
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公園に入ったところ。梅林は駅から一番近い入り口になる。献血車が来ており5〜6名がテントの下で順番待ちをしていた。
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ところでワクチンの予防接種をすると一定期間は献血できない。インフルエンザだと24時間であるが、半年とか1年間はダメといったワクチンもある。

コロナワクチンの献血禁止期間はまだ決まっていないようだけれど、これから多くの人が接種して、もし禁止期間が長くなるのなら輸血には相当の影響があると思われる。あまり報道されていないがコロナの隠れた脅威である。私はもう献血できないポンコツな身体になってしまっているが。



この階段を上ってウメ花見のスタート。
見上げるだけでワクワクするね。
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写真はもちろん満開なウメを中心に撮っている。実際にも早咲きのウメが満開あるいは散り始め、中咲きはほぼ満開といったところで、充分に満足できる咲きっぷりであった。
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ブログでは色のバランスを考えて写真を選んでいるが、実際には3/4以上が白梅だった。もう少し赤やピンクが多いほうが華やかでいいかな。もっとも比率が逆だと、もっと白梅が見たいとワガママなことをいうのだが(^^ゞ


メインの通路と、
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梅林の中を縫って歩くような細い通路もあって変化に富んでいる。
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ーーー続く

wassho at 20:30|PermalinkComments(0) お花畑探訪 

2021年02月19日

ブラウザーをBraveに変更

先日、Macでメインに使うブラウザーをApple純正のSafari(サファリ)から、GoogleのChrome(クローム)をベースに開発されたBrave(ブレイブ)に換えた。一番の理由はSafariがページを読み込むのにやたら時間が掛かるというか、何か「詰まっている」ような動きをすることが多くなったから。そのあたりを書くと長くなるので割愛するが、いくつか使っていたサブのブラウザーからBraveをメインに昇格させたのは、これには広告のブロック機能が標準で備わっているのを評価して。


Yahoo!ニュースでの広告ありなしの例。これが気に入ってYahoo!ニュースでは、もうずいぶんと前からBraveを使っていた。
1MacとBrave


見出しの途中に入る広告もBraveはカットしてくれる。
2Mac


YouTubeでも広告をスキップさせる必要はないし、再生の途中で画面の下に細長く入る広告のバツ印をクリックして消す手間も要らなくて快適。
3-1

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iPhoneのSafariは特に問題はなかったのだが、こちらもBraveをデフォルトにした。スマホでの広告カットは通信量が減るというメリットもある。広告が占めている割合がどの程度かは知らないが、多少は電話料金の節約にもなるはず。

ただしBraveがすべての広告をカットしてくれるというわけではない。
ざっと比較してみたところの結果は

 Yahoo!ニュースの場合
   MacのSafari   広告が出る
   MacのBrave   広告は出ない
   iPhoneのSafari  広告が出る
   iPhoneのBrave  広告は出ない
   Yahoo!ニュースのアプリ 広告が出る

   つまりBraveなら広告は出ない

 Twitterの場合
   MacのSafari   広告が出る
   MacのBrave   広告が出る
   iPhoneのSafari  広告が出る
   iPhoneのBrave  広告が出る
   Twitterのアプリ  広告が出る

   つまり何を使おうと広告が出る(/o\)

 Instagramの場合
   MacのSafari   広告は出ない
   MacのBrave   広告は出ない
   iPhoneのSafari  広告は出ない
   iPhoneのBrave  広告は出ない
   Twitterのアプリ  広告が出る

   つまりアプリ以外なら広告は出ない

 このブログ(ライブドア)の場合
   MacのSafari   広告は出ない
   MacのBrave   広告は出ない
   iPhoneのSafari  広告が出る
   iPhoneのBrave  広告は出ない

   PC版では広告が出ないように(私のほうで)設定してある。
   スマホ版ではそういう設定ができないが、Braveで読めば広告は出ない。

   ちなみにライブドアの画面上部に出る広告はエロ系やレベルの低いものが多い。
   私自身はスマホで自分のブログを読むことは滅多にないが、いつもこんな広告と
   一緒に表示されているのかと思うとチョット憤慨(`o´)

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SafariからBraveにメインのブラウザーを変更して、大きなデメリットは特にない。ただしネット通販でカードを使ったり、あるいは銀行振込をしたりといった情報の秘匿性が重要なことについてはSafariを使っている。そういう面においてはイマイチ信頼できないところもあるからである。

昨年末にSmooz(スムーズ)というスマホ用ブラウザーが、ユーザーの閲覧情報を許可なく外部に送信している問題が発覚して、IT分野ではそこそこのニュースになった。内容は異なるがBraveも似たようなことで批判されている。

じゃあAppleに100%の信頼を置いているかというと、まったくそうではないけれど、それでもGoogleよりはマシかなと(^^ゞ


とりあえずBraveによって広告が少なくなって、それは快適ではあるのだが、それをきっかけに広告についていろいろと思うこともある。その話はまた回を改めて。

wassho at 19:36|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2021年02月14日

林試の森で3分咲きの河津桜

昨日の地震は私が住んでいるエリアで震度3と発表された。しかし体感的には3.5といったところかな。久しぶりに大きく長く揺れた。そのせいで棚の上に設置してある電気スタンドの位置が少しずれた。ただし微妙な表現になるが「揺れに力強さ」がなかったというか、だから揺れた割には恐怖心はなかった。もうすぐ3.11から10周年の節目を迎えるが、そりゃあの時はキン〇マが縮み上がったもん(^^ゞ


自宅から徒歩圏内の元は林業試験場だった林試の森公園に、河津桜があることを知ったのは2019年の3月末。河津桜が咲くのは2月中旬から3月中旬なので、翌年は見に来ようとこのブログにも書いた。しかし昨年はそれをコロッと忘れてしまい(/o\) 今年は見逃さないようにと2月になったら「林試の森、河津桜」とパソコンに表示されるようにスケジュールソフトに入力しておいた。

林試の森公園には公式Twitterがあるのだが、担当があまり熱心ではないようで河津桜の開花情報は本日までにツイートされていない。そこで都内各所の河津桜開花情報を見て、そろそろ咲き始めたかなと判断。もっとも咲いていなかったとしても自宅からすぐだし、まあ偵察のつもりで出かけてきた。

本日の東京は最高気温が18.2度もあるポカポカ陽気。自宅を出てすぐに絶対に咲いていると確信。同時にダウンジャケットを着てきたことを後悔。着替えに戻るのも面倒だったので、そのまま公園へ。


西門から公園に入ってすぐのところにある、この大きな広場は「大きな広場」という何の芸もない名前がつけられている。
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葉が落ちて白い幹だけになったプラタナス。迫力があってカッコイイ。
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ブログでは毎度お馴染みの池。
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この公園は木の公園なので花は少ない。
本日に目に入ったのは、池の手前にスイセンがこれだけと、梅の木が一本だけ。
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河津桜は公園の東側の芝生広場にある。西門からだと500〜600メートルといったところ。
園内マップ



芝生広場に到着。
遠くからだとあまり咲いていないように見えるし、
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そこそこ近寄っても同じなんだけれど、
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よく咲いているところを選んで眺めれば、
満開に近い気分を味わえる\(^o^)/
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やっぱりサクラはピンクの色がのっていないと。
ソメイヨシノは白すぎてツマラナイ。
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ところで河津桜は雄しべが赤くて、花の中心部の色が濃いイメージを持っていたのだが、林試の森では違っていた。河津桜でも品種がいろいろあるのか、あるいは咲き進むにつれて赤くなるのかな。


同じ光の当たり方の場所で撮っているのに、なぜか違う色のトーンで撮れてしまう。カメラに不具合があるのだろうか。つぼみの写真なんて同じ被写体を続けて撮ったのにドウシテ?
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まっ、細かいことは気にせずに今年もサクラを見られた喜びに浸りましょう。
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最近のお約束である逆光気味写真。
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ほとんど咲いていない木もあったし、全体としてはまだ3〜4分咲きだと思う。
この温かさが続けば、来週にはたくさんあるツボミも満開になっているだろう。
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ここは近いから、あと何回かは来るつもり。
また今年は河津桜をアチコチに見に行こうかと思っている。

wassho at 21:22|PermalinkComments(0) お花畑探訪 

2021年02月11日

森会長発言で思い出した、ちょっと違う観点の話

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、2月3日に女性蔑視の発言をして、翌日に謝罪・発言撤回をしたものの批判が収まらず、とうとう明日2月12日に辞任を発表し、後任は元Jリーグチェアマンの川淵三郎氏で調整しているということが大きく報じられている。

IOC(国際オリンピック委員会)は当初は9月4日に「森会長は謝罪した。この問題は終了と考えている」としていたものの、海外での森発言批判が広まるにつれ、9日に「発言は極めて不適切で、IOCが取り組む改革や決意と矛盾する」と見事な?手のひら返し。

ニュースを詳細に追っているわけではないが、日本国内では「森会長の価値観や言動」が批判されているのに対して、海外では「日本社会が持つ男女格差」の問題と捉えている傾向があるように思う。

もちろんそれは、森会長が海外では無名な存在なので、彼を個人的にフューチャーしても記事になりにいくいからであろう。しかし日本人の多くが森会長のような考え方だと誤解されても困るなあというのが正直な気持ち。

と思っていたら、こんな記事が紹介されていた。 
              https://www.chunichi.co.jp/article/199589

世界経済フォーラムが男女格差を分析した「ジェンダーギャップ指数2020年」で、日本は153カ国中121位だったにもかかわらず、米シンクタンクのピュー研究による昨年4月の発表では、日本の男性の77%が「既にジェンダー平等は達成されている」と感じていると指摘。日本男性のお気楽な男女平等感が、社会の現状と乖離(かいり)していると批判されている。


   153カ国中121位って、ほとんどビリやないか!
   日本は、そんなにアカン国だったのか!


ちなみにGDP統計では194カ国が載っている。153カ国中121位を194カ国で換算すると155位あたりとなる。そのあたりにランキングされるのはソマリア、南スーダン、シエラレオネといったいわゆる最貧国である(/o\)

ジェンダーギャップ指数がどう算出されるのかまでは調べていないが、世界経済フォーラムが実施している調査なら、そんなにデタラメなものとは考えにくい。森会長は極端な例と考えていた私も、77%のお気楽な日本男性なのかもしれない。



さて、この森発言騒動で思い出したのは、女性蔑視や男女格差とはまったく関係ないが、女性の視点では考えたこともなかったなあと痛感した大昔の体験談。

某クライアントの担当者は優秀だったし性格もよかった。相手が誰であろうが同じ結果を出すのがプロかもしれないが、そういう人との仕事は力が入るし、結果として取引も増えていった。

ある時、その担当者(男性)がホモだということを知った。
別に何かされたわけじゃないし、そんなそぶりもなかったが、
正直なところ少し気味が悪かったし、なんとなくやりづらくなった。
必要もないのに女性スタッフを同行させることが多くなった。

何度目かの同行の時に、彼女に理由を打ち明けた。
いや〜、言い寄られたり万が一のことがあったら困るし(^^ゞ というような風に。

彼女は言った。
「女性はいつもそんな気持ちなんですよ」と。



色々と論点がありすぎて、まとめられないけれど、何はともあれ
女性、男性、そしてLGBTの皆さんにもいい国になりますように。

SDGs5


wassho at 22:33|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2021年02月08日

新タマネギ

新じゃがや春キャベツは楽しみにしているが、
新タマネギというものがあることを、
恥ずかしながら、この年齢になるまで知らなかった。

新タマネギがどれくらいおいしいかというと、
人生を最初からやり直したいくらいおいしい(^^ゞ

ところでGoogleで新じゃが、春キャベツ、新タマネギを検索してみると、
ヒットした件数は

   新じゃが  5億4100万件
   春キャベツ 1540万件  新キャベツ 3900万件
   新タマネギ 613万件   新たまねぎ 470万件

となった。

私が知らなかっただけじゃなく、新じゃがや春キャベツと較べて、世間的にもどうやら認知度が低そうなので、ブログでお知らせしようと考えたしだい。

食べたことがない人は、とにかくスーパーへ走りましょう。ネットで調べれば新タマネギを使った料理のレシピはいくらでも見つかる。私のお勧めはネギや白菜の代わりに新タマネギ、春菊の代わりに菜の花で作る「春のすき焼き」。新タマネギはチンして柔らかくしてから。トマトも入れると見た目にもバエるよ。


写真は右が新タマネギ、左が普通のタマネギ。収穫したタマネギをより長く保存できるように乾燥させたものが普通のタマネギ、乾燥させずにそのまま出荷するのが新タマネギということらしい。

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いつまで出回るものかよく知らないが、とりあえず今までの人生で食べ損ねた分を取り返すべく、これからは新タマネギを食べまくる予定(^^ゞ

wassho at 23:15|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2021年02月06日

森会長の発言とコタツ記事

2月3日に森喜朗元総理・現東京五輪・パラリンピック組織委員会会長が、女性蔑視の発言をしたとされネットではそれに関するニュースで溢れかえった。彼の発言を是とはできないとしても、それに対するバッシングがあまりの激しさなのに少々驚いた。

mori

コロナでたまった鬱憤(うっぷん)に対する格好のはけ口となった、あるいはコロナが収まっていない現状でオリンピック開催の姿勢を崩さない組織委員会への反感が吹き出したーーー女性蔑視だけでなく、そういうことも何かと影響しての反響の大きさなのだろうなあと何となく思っていた。


そういう中で、興味深い記事を読んだ。

   「コタツ記事」を重宝するWebメディアの大迷走
   「取材なき記事」や「ネタの盗用」が許される理由
               東洋経済オンライン
    https://toyokeizai.net/articles/-/408372

内容はネットニュースの編集者が業界の抱える問題について指摘したものである。コタツ記事とは初耳だが、取材をしないで書く記事を業界用語でそう呼ぶみたい。なおこの記事と森発言は何の関係もない。


できれば記事そのものを読んで欲しいが、
内容のいくつかを引用すると

   メディアの大小に限らず、ここ数年、取材をしない「コタツ記事」が
   量産されている。

   記事の代表的なパターンは、テレビやTwitter、ブログ、ラジオなどから有名人の
   発言や、ネット上の反応を抜粋し、まとめたものだ。そこには「○○氏が『××』と
   発言し賛否両論の議論に」といった具合に興味を引くタイトルがつけられる。

   (中略) 「有名人の失言は儲かる!」という意識が出てきたのか、
   特に取材もない、有名人の発言とネット上の感想だけをまとめた記事が量産
   されるようになった。

   かつて、メディア業界では取材をしない「コタツ記事」は恥ずかしいものとされて
   いた。ところが、今や貴重なドル箱になってしまった。

   とりあえずワイドショーのコメンテーターや、Twitterで過激な発言が目立つ有名人
   の発言を正確にメモして、SNSで騒動になった直後に記事化すれば、大量にPVを
   稼げる。うまくいけば1本の記事で百万円単位の儲けが出ることもある。

※PVとはページビュー。ネットでクリックして読まれた回数で、それにしたがって広告費が支払われる。テレビでの視聴率みたいなもの。

またあるプロ野球選手の退団を事例に、ネットニュースが似たような記事ばかりになる理由も解説されている。


とりあえず、この東洋経済オンラインの記事を読むと、ウスウスわかっていたことではあるが、メディアの質が低下していくメカニズムの一端が理解できる。また、この記事を読んだ後にヤフーニュースのいくつかをクリックすると、実に適当というか、どうでもいいような内容のものが多いことに改めて気づかされる。スポーツ紙や夕刊紙が提供している記事は、ほとんどがコタツ記事である。


話は変わるがタレントと呼ばれる職業の人がいる。俳優、歌手、芸人とは違って、これといった特技はないが、何となくテレビの中で一定のポジションを占めている。芸能人というジャンルの場合は俳優などと一緒に括られる。

それで報道機関あるいはマスコミと、今は全体を指す呼び名しかないが、コタツ記事しか書かないようなマスコミは、タレントのように別の呼び名が必要な気もする。



追伸
取材に基づかない記事が増えたことに対する問題意識は、実は昔から持っていて清原(プロ野球)の引退をネタ振りにこんな投稿も過去に書いた。私にいわせれば、コメントでつなぐような構成の記事は、そのコメントを得るために独自の取材をしていたとしても、コタツ記事とあまり変わらない。

     清原とはあまり関係ない話
     https://wassho.livedoor.blog/archives/52055117.html

wassho at 23:45|PermalinkComments(0) 社会、政治、経済 

2021年02月05日

延長コードにブレーカー

食卓でお鍋をする時は定番のカセット式ガスコンロではなく、卓上型のIHヒーターを使っている。こんなタイプの商品。
IH

実際はキッチンで完成させて、テーブルの上では保温程度に使うことが多い。だから7段階ある加熱レベルの下から2つか3つ目あたりで使うことがほとんど。

しかし先日、珍しくフルパワーで加熱した。すると、しばらくしてからピーピーと音が2回鳴って加熱が止まった。ガスコンロには鍋やフライパンの温度が高くなりすぎると、過熱防止のセンサーが働いてガスが止まる機能が付いている。IHヒーターにもそういう仕掛けがあるのだろうなと、その時は特に気にもせず。

鍋を食べている途中で、少し冷めてきたので弱く加熱しようと思い、操作パネルを見ると電源が入っていない状態。

  安全装置が働くと電源が切れるのかと思い、電源スイッチを押すが反応なし。

  こういう場合は一旦コンセントを抜かなければいけないのかと思い、
  コンセントを抜くも反応なし。

  どこかにリセットスイッチがあるのかと、IHヒーターの裏側まで確かめたが、
  そんなものはどこにも見当たらず。

というわけで、その時はあきらめて食事続行(^^ゞ



後で、品番を確かめてメーカーのホームページで取扱説明書を読む。どこかにリセット方法が書いてあると期待したのだが、わかったことは、

  鍋などの温度が異常に上がった場合に、
  加熱をコントロールする機能はあるが、加熱を自ら止める機能はなく、
  加熱が止まるのは最後のキー操作から2時間が経過した場合のみということ。

つまりIHヒーターが止まったのは「ご臨終」ということ(/o\) 購入したのは10年ちょっと前になるとはいえ、年に何回かしか使っていないのにエ〜という気分。

しかし、こういう場合、しばらくするとなぜか治っている場合もあるというのが今までの経験則。それで翌日に再チャレンジ。しかし前日と同じく無反応。得意のアチコチ叩いてみる修理方法も効果なく。

その時、IHヒーターの電源プラグを差し込んであった、延長コードのタップ部分に何気なく目がいき、ボディー側面にある丸いポッチのようなものが飛び出していることに気がついた。(写真は飛び出していない状態)
IMG_0236

こんなところにポッチがあるなんて今まで知らなかった。このタップはUSBの差し込み口も付いているのが気に入って買ったもので、コンセントとUSBそれぞれに電源を流す流さないのスイッチも付いている。そしてそのスイッチがオフになっているじゃないか。
8bbd81e4

どうやらこの電源タップにはブレーカーのような機能が組み込まれているらしい。ちっとも知らなかった。それでそのスイッチをオンにするとIHヒーターもメデタク復活! まあ復活という表現はおかしいが。

IHヒーターの取説によると最大で流れる電力は1300ワット。この電源タップの許容量がどれくらいなのかは調べていないが、大きな電力のものは延長コードなどを使わないほうがいいから、今後は壁コンセントに直刺しすることにしよう。というかIHヒーターの電力量なんて考えたこともなかったな。

というわけで

  IHヒーターの消費電力
  電源タップ(延長コード)にはブレーカー機能が付いているものもある

と2つ賢くなったというお話でした。

wassho at 21:21|PermalinkComments(0) 生活、日常 

2021年02月02日

2021年のチューリップ発芽は2月1日

東京は1月後半になって最高気温が10度を超える日が多くなった。昨日は14度もあって夜も暖かかったので、そろそろかな?と思って今朝ベランダに出てみると、

発芽してました\(^o^)/
DSCF9700


小さいのはこれくらい。
DSCF9698


手前はピンボケになったがサイズの比較。
DSCF9704

この2つが同じ発芽日とは考えづらいので、2021年の初発芽日は昨日の2月1日と認定。発芽は全部で17。初発芽の数としてはかなり多い。急に暖かくなったからかもしれない。


チューリップは寒い冬を越したほうがよく花が咲くといわれる。だから2月の中頃くらいまでは厳冬なのが望ましいと今まで思っていたがーーー

改めて1月と2月の平均気温と開花率を過去7年間で比較してみると、
それは関係ないことがわかった(^^ゞ
気温と開花率

まあベランダレベルでは、気温より他の要因が影響すると考えたほうが良さそうである。

ところで「プランターの表面が乾いたら水を〜」とよくいわれるが、ペットボトルをカットしたもの(つまり透明容器)で挿し芽をした時にわかったのは、表面が乾いていても土の中、水分を吸う根の部分はまだかなり湿っていること。園芸の世界って誰かが言ったことが、検証もされずにずっと引き継がれて、いつのまにか確固たる真理扱いされているものが多いと思う。

もちろん、そういうことは園芸に限らず世の中には色々ある。特にネットが普及してからはコピペ、コピペで情報が広まるので、その傾向が強くなったと感じている。もっともらしい文章をネットで見つけても、それは「その分野の専門家」が書いたのではなく、「文章の専門家」つまりはライターがネットで拾い集めた情報をそれっぽくまとめただけのものもあるから注意が必要である。

もっとも何でもかんでもファクトチェックしてられないから、ある程度は割り切らなければいけないのは仕方ないところ。

ちょっと話が脱線したが、今年もたくさん咲きますように。

チューリップイラスト


wassho at 19:35|PermalinkComments(0)   *チューリップ