2025年09月
2025年09月18日
初めてのブルーインパルスのはずが その2
代々木公園の中央広場。
国立競技場方向、午後1時9分。
雨は降っていない。
写真だとすごく雲が低く思えるが実際はそうでもない。
予行演習のこの日の飛行開始時刻は午後1時15分。
航空自衛隊のホームページによると展示飛行の時間は
9月12日 午後1時15分〜1時40分
9月13日 午後12時25分〜12時50分
と25分間。そして「国立競技場で10分程度の展示飛行」「その後に都内各地を飛行」とあった。計算では最初に代々木公園上空を通過するのは1時25分となる。つまりあと16分。
前日に降った雨で地面は少し湿っていた。シートなしで芝生に座るのはちょっと気が引ける。仕方なくでその場に立って待つことに。電車やバスを待つのと違って、広い公園のど真ん中で何もしないで立ち続けるのは、何となく落ち着かないしなぜか疲れる。
午後1時15分。
代々木公園と国立競技場は1.5kmほどしか離れていない。競技場上空にブルーインパルスが飛来したなら、ここまで音が聞こえるはず。しかしまったく無音。まあ到着が遅れる場合だってある。
午後1時18分。
未だ飛行機の音は聞こえず。
スマホにブックマークしておいた航空自衛隊のホームページを確認する。
最初に出てくる「最新情報」の欄に飛行中止の記述はなし。
午後1時20分。
代々木公園は静かなまま。
周りを見渡すと公園にいる人に特に変化はなかったものの、1人だけいた長い望遠レンズのついたカメラを持った人の姿が見えない。もう見切りを付けたのだろうか。
航空自衛隊のホームページを再読み込みしても変化はなかったので、エックスでブルーインパルスを検索。すると「本日はブルーインパルスが飛ばなくて残念だったね」的な投稿を見つける(/o\)
え〜っ、雨は降っていないのに中止なの?
というのが「初めてのブルーインパルスのはずが」の顛末。前回に書いたように2021年の東京オリンピックでは音とスモークだけだった。今回は機体も見ようと思っていたのにショボーン。
最初に載せた写真の方向に歩いて行くと、中央広場内のフラワーランドと呼ばれるエリアがある。ここは代々木公園の第2バラ園的な存在。
でもまだ夏みたいな気候だからーーー
キバナコスモスはたくさん咲いていた。
キバナコスモスはコスモスの同属別種で親戚みたいなもの。
夏から咲いているのがコスモスとの違い。
少し色違いのキバナコスモス。
センニチコウ。
漢字では千日紅。以前に自宅で育てた百日草は149日間にわたって咲き続けたが、センニチコウは一年草なのでもちろん1000日も咲くのは無理。
ケイトウ。
ニワトリのトサカのような姿が有名で、それ以外にも面白い形になる。
ハツユキカズラ。
名前は初雪でも開花期は春。そして今は秋なのにピンクの花が咲いているように見えるが、これは葉。新しい葉は最初にピンクで、時間が経つと白そして緑に変化する。花の写真は→ここをクリック
パンパスグラス。
和名はシロガネヨシ。いわゆる西洋ススキ。
公園などでは巨大なものをよく見かけるが、ここのは普通のススキサイズ。
花を眺めたおかげで、ブルーインパルスが飛んでこなくて凹んだ気持ちがいくぶん回復。
中央広場を抜けて周回路で原宿門へ向かう。
この時期にこの色の花を咲かせている木はサルスベリ。
サルスベリは猿が滑るほど幹がツルツル。
加えて代々木公園のはかなりクネクネしている。
三本きのこの休憩舎と名前がついている東屋。
毎度おなじみの閲兵式の松。
ここがが陸軍の練兵所だった頃からある代々木公園の古参。
代々木公園を出て、散歩しながら帰ろうと表参道を歩いているとポツリポツリと雨が降ってきた。ブルーインパルスが見られなくて散歩もできないとはツイていない日である。仕方なく表参道駅から電車で帰宅。
電車の中でニュースをチェックしたら、なんと12時24分に飛行中止のニュースが配信されているではないか(>_<) つまり私が代々木公園に到着した時点で既に中止が決まっていたことになる。長い望遠レンズを持った人=飛行機を撮り慣れているがほとんどいなかったのは、そういう理由だったのか。それで私のような「にわか」だけが待ちぼうけを食らったわけだ。
それでも「にわか」は「にわか」なりに航空自衛隊のホームページをすぐにチェックできるようにブックマークしておいたのになあ。(飛行中止がニュースに載るとは思っていなかった)
そしてその後、
航空自衛隊はホームページではなくエックスで中止を告げていたと知った。
これをエックスの投稿時刻を調べられるサイトで確認すると12時21分。
またその前には「予定通り飛べますように」との投稿があり、
その時刻は午前9時11分。
朝から空模様を睨みながらギリギリ粘って、展示飛行開始の約1時間前に中止を判断した状況が伺える。私もブルーインパルスを見たかったけれど、自衛隊だって飛ばしたかったのだろう。それで「雨も降っていないのにどうして飛ばない」とゴキゲンナナメになって気持ちも晴れた。当たり前だが安全は何より大切。
ところで自衛隊のエックスを眺めていると、
ブルーインパルス関連でこんな投稿があった。
おそらくチームワークをアピールしたかったと推察できる。
しかしわざわざ
ボイス(声)
と表現する必要ある? 声だけでいいんじゃない?
だいたいボイスなんて音楽分野以外では日常会話で使わない。
それにこの文脈なら、
「声を出し合い」ではなく「声を掛け合い」やろ。
自衛隊の諸君には飛行技術だけではく国語力も磨いてもらいたいね。
自宅近くまで戻ってきた午後2時半。
晴れてきた(^^ゞ ナンデヤネン!
国立競技場方向、午後1時9分。
雨は降っていない。
写真だとすごく雲が低く思えるが実際はそうでもない。
予行演習のこの日の飛行開始時刻は午後1時15分。
航空自衛隊のホームページによると展示飛行の時間は
9月12日 午後1時15分〜1時40分
9月13日 午後12時25分〜12時50分
と25分間。そして「国立競技場で10分程度の展示飛行」「その後に都内各地を飛行」とあった。計算では最初に代々木公園上空を通過するのは1時25分となる。つまりあと16分。
前日に降った雨で地面は少し湿っていた。シートなしで芝生に座るのはちょっと気が引ける。仕方なくでその場に立って待つことに。電車やバスを待つのと違って、広い公園のど真ん中で何もしないで立ち続けるのは、何となく落ち着かないしなぜか疲れる。
午後1時15分。
代々木公園と国立競技場は1.5kmほどしか離れていない。競技場上空にブルーインパルスが飛来したなら、ここまで音が聞こえるはず。しかしまったく無音。まあ到着が遅れる場合だってある。
午後1時18分。
未だ飛行機の音は聞こえず。
スマホにブックマークしておいた航空自衛隊のホームページを確認する。
最初に出てくる「最新情報」の欄に飛行中止の記述はなし。
午後1時20分。
代々木公園は静かなまま。
周りを見渡すと公園にいる人に特に変化はなかったものの、1人だけいた長い望遠レンズのついたカメラを持った人の姿が見えない。もう見切りを付けたのだろうか。
航空自衛隊のホームページを再読み込みしても変化はなかったので、エックスでブルーインパルスを検索。すると「本日はブルーインパルスが飛ばなくて残念だったね」的な投稿を見つける(/o\)
え〜っ、雨は降っていないのに中止なの?
というのが「初めてのブルーインパルスのはずが」の顛末。前回に書いたように2021年の東京オリンピックでは音とスモークだけだった。今回は機体も見ようと思っていたのにショボーン。
最初に載せた写真の方向に歩いて行くと、中央広場内のフラワーランドと呼ばれるエリアがある。ここは代々木公園の第2バラ園的な存在。
でもまだ夏みたいな気候だからーーー
キバナコスモスはたくさん咲いていた。
キバナコスモスはコスモスの同属別種で親戚みたいなもの。
夏から咲いているのがコスモスとの違い。
少し色違いのキバナコスモス。
センニチコウ。
漢字では千日紅。以前に自宅で育てた百日草は149日間にわたって咲き続けたが、センニチコウは一年草なのでもちろん1000日も咲くのは無理。
ケイトウ。
ニワトリのトサカのような姿が有名で、それ以外にも面白い形になる。
ハツユキカズラ。
名前は初雪でも開花期は春。そして今は秋なのにピンクの花が咲いているように見えるが、これは葉。新しい葉は最初にピンクで、時間が経つと白そして緑に変化する。花の写真は→ここをクリック
パンパスグラス。
和名はシロガネヨシ。いわゆる西洋ススキ。
公園などでは巨大なものをよく見かけるが、ここのは普通のススキサイズ。
花を眺めたおかげで、ブルーインパルスが飛んでこなくて凹んだ気持ちがいくぶん回復。
中央広場を抜けて周回路で原宿門へ向かう。
この時期にこの色の花を咲かせている木はサルスベリ。
サルスベリは猿が滑るほど幹がツルツル。
加えて代々木公園のはかなりクネクネしている。
三本きのこの休憩舎と名前がついている東屋。
毎度おなじみの閲兵式の松。
ここがが陸軍の練兵所だった頃からある代々木公園の古参。
代々木公園を出て、散歩しながら帰ろうと表参道を歩いているとポツリポツリと雨が降ってきた。ブルーインパルスが見られなくて散歩もできないとはツイていない日である。仕方なく表参道駅から電車で帰宅。
電車の中でニュースをチェックしたら、なんと12時24分に飛行中止のニュースが配信されているではないか(>_<) つまり私が代々木公園に到着した時点で既に中止が決まっていたことになる。長い望遠レンズを持った人=飛行機を撮り慣れているがほとんどいなかったのは、そういう理由だったのか。それで私のような「にわか」だけが待ちぼうけを食らったわけだ。
それでも「にわか」は「にわか」なりに航空自衛隊のホームページをすぐにチェックできるようにブックマークしておいたのになあ。(飛行中止がニュースに載るとは思っていなかった)
そしてその後、
航空自衛隊はホームページではなくエックスで中止を告げていたと知った。
これをエックスの投稿時刻を調べられるサイトで確認すると12時21分。
またその前には「予定通り飛べますように」との投稿があり、
その時刻は午前9時11分。
朝から空模様を睨みながらギリギリ粘って、展示飛行開始の約1時間前に中止を判断した状況が伺える。私もブルーインパルスを見たかったけれど、自衛隊だって飛ばしたかったのだろう。それで「雨も降っていないのにどうして飛ばない」とゴキゲンナナメになって気持ちも晴れた。当たり前だが安全は何より大切。
ところで自衛隊のエックスを眺めていると、
ブルーインパルス関連でこんな投稿があった。
おそらくチームワークをアピールしたかったと推察できる。
しかしわざわざ
ボイス(声)
と表現する必要ある? 声だけでいいんじゃない?
だいたいボイスなんて音楽分野以外では日常会話で使わない。
それにこの文脈なら、
「声を出し合い」ではなく「声を掛け合い」やろ。
自衛隊の諸君には飛行技術だけではく国語力も磨いてもらいたいね。
自宅近くまで戻ってきた午後2時半。
晴れてきた(^^ゞ ナンデヤネン!
2025年09月15日
初めてのブルーインパルスのはずが
ブルーインパルスと言えば航空自衛隊のアクロバット飛行チーム。そんなことは昔から知っていたものの、つい最近までブルーインパルスと聞いて、最初に頭に思い浮かぶのはミズノのスキー板だった昭和生まれである(^^ゞ もうそんなブランドは知らない人のほうが多いだろうな。
そのつい最近とは2021年7月23日。どうしてそんなに明確に覚えているかというと、それは東京オリンピックの開幕日でブログにも書いたから。
その日、自宅にいたらゴーッと爆音が鳴り響き「ひょっとしてブルーインパルス?」とベランダに飛び出たら白と青とピンクのスモークが見えた。これは写真に撮らなければと部屋に戻りデジカメの電源を入れるもメモリーカードが抜けており、それを探して差し込んだりして約20秒ほどのタイムロス。
そして再びベランダに出ると3色のスモークは跡形もなく消えていた(/o\) そんなに早く消えるものなのかと今でも不思議だが、それが私とブルーインパルスの初めての遭遇。
東京駅上空の飛行と五輪マークをスモークで描いているブルーインパルス。画像はhttps://x.gd/T88PBとhttps://x.gd/6ZLcC(短縮URL使用)から引用編集
自宅では音を聞いてスモークを見ただけで機体は目にしていない。それでも情報・知識として知っているのと実際の体験の差は大きく、それ以来ブルーインパルスは「自衛隊のアクロバットチーム > ミズノのスキー板」と頭の中で認識されるようになった。(ようやく)
そして実際に飛んでいるのを見てみたいとも思い始める。
ブルーインパルスは大きなイベントに招聘されて展示飛行を行っている。今年は関西万博でも飛んだ。それ以外に航空自衛隊の各基地が開催する航空祭で年に10数回。でも東京だと最も近くても埼玉県の入間基地。そこまで出かけて見たいほどのレベルではない。
ところが今月13日からの世界陸上。その初日にブルーインパルスがやってくると知る。しかも前日12日にも予行演習。
13日は都合が悪かったので12日に見に出かけることにする。
それに10日時点では13日は時々雨の天気予報だった。
これが飛行ルート。
また航空自衛隊ホームページによれば以下の記述。
これは国立競技場上空ではアクロバティックな飛行を披露し、それ以外の都内各所では単にそこを通るだけとの意味なのかな。そう考えると見るべき場所は国立競技場。しかし競技場周辺の道路は激混みしそうだ。
どうしようかと考えてマップを眺めていて、丸印がついて地名が書かれている場所は、おそらくそこではスモークを炊くのだろうと考えた。そして代々木公園上空は2回通過する予定になっているのを発見。あそこならスペースは充分にある。それに国立競技場とは1.5kmほどしか離れておらず、競技場上空で旋回する機体が公園から見える可能性もある。というわけで代々木公園でブルーインパルスを見学すると決定。
地下鉄副都心線の明治神宮前駅で降り、毎度おなじみの明治神宮入り口。この写真に写っている人物の約半数は外国人なのだからインバウンド恐るべし。アジア人だとこの距離では見分けがつかず外国人比率はもっと高いかも知れない。
代々木公園手前の歩道橋に立ち止まっている人。
おそらくブルーインパルス待ち。
公園入り口到着は12時45分。
12日の飛行開始は13時15分。まだ30分あるけれど代々木公園は広大なので、ここから奥の中央広場まで15分以上はかかる。
入り口を入ったところでまだヒマワリが咲いていた。
今年の3月に河津桜を見に来たときに噴水池周辺がリニューアル工事で閉鎖されていた。工期は昨年の9月〜来年の1月と長期間。そして現在は原宿門から真っ直ぐ延びるパノラマ広場横の通路まで工事エリアが広がっている。
この白いアーチはパノラマ広場のはずれにあるバラ園のもの。これは噴水池周辺とは別の工事のようで工期は今年の6月〜10月。バラが充実するのだろうか?
展望デッキの入り口。展望デッキといっても代々木公園のメイン敷地から離れて、NHK側にあるイベント広場に向かう歩道橋である。まあ普通の歩道橋よりは広いが。
この展望デッキでブルーインパルスを待とうかと一瞬考えたが、当初の予定通り中央広場へ向かう。展望デッキから見える眺望が国立競技場方向とはやや角度がずれていて、公園の木々が視界を遮るのがその理由(ブルーインパルスが飛ぶ高度では関係ないかも知れないが)。ちなみに先に紹介した歩道橋は真っ直ぐ競技場を向いている。
ソメイヨシノのエリアに入ってきた。
しばらく進んで右折し雑木林の中へ。
今年初めての紅葉を発見!
雑木林を抜けると中央広場に出る。
中央広場到着。
芝は伸び放題な感じ。
見物客がたくさんいるのかと思っていたのに、まったくそうではなかった。ざっと見渡して100人程度。もちろんブルーインパルスとは関係なく公園に遊びに来ている人もいるはず。長い望遠レンズのついたカメラを持った人は1人だけ。ブルーインパルスってあまり人気がないの? それともやはり国立競技場で見るべきものなのか?
国立競技場はこの方向。
広場にある時計は1時9分を指している。
ーーー続く
そのつい最近とは2021年7月23日。どうしてそんなに明確に覚えているかというと、それは東京オリンピックの開幕日でブログにも書いたから。
その日、自宅にいたらゴーッと爆音が鳴り響き「ひょっとしてブルーインパルス?」とベランダに飛び出たら白と青とピンクのスモークが見えた。これは写真に撮らなければと部屋に戻りデジカメの電源を入れるもメモリーカードが抜けており、それを探して差し込んだりして約20秒ほどのタイムロス。
そして再びベランダに出ると3色のスモークは跡形もなく消えていた(/o\) そんなに早く消えるものなのかと今でも不思議だが、それが私とブルーインパルスの初めての遭遇。
東京駅上空の飛行と五輪マークをスモークで描いているブルーインパルス。画像はhttps://x.gd/T88PBとhttps://x.gd/6ZLcC(短縮URL使用)から引用編集
自宅では音を聞いてスモークを見ただけで機体は目にしていない。それでも情報・知識として知っているのと実際の体験の差は大きく、それ以来ブルーインパルスは「自衛隊のアクロバットチーム > ミズノのスキー板」と頭の中で認識されるようになった。(ようやく)
そして実際に飛んでいるのを見てみたいとも思い始める。
ブルーインパルスは大きなイベントに招聘されて展示飛行を行っている。今年は関西万博でも飛んだ。それ以外に航空自衛隊の各基地が開催する航空祭で年に10数回。でも東京だと最も近くても埼玉県の入間基地。そこまで出かけて見たいほどのレベルではない。
ところが今月13日からの世界陸上。その初日にブルーインパルスがやってくると知る。しかも前日12日にも予行演習。
13日は都合が悪かったので12日に見に出かけることにする。
それに10日時点では13日は時々雨の天気予報だった。
これが飛行ルート。
また航空自衛隊ホームページによれば以下の記述。
これは国立競技場上空ではアクロバティックな飛行を披露し、それ以外の都内各所では単にそこを通るだけとの意味なのかな。そう考えると見るべき場所は国立競技場。しかし競技場周辺の道路は激混みしそうだ。
どうしようかと考えてマップを眺めていて、丸印がついて地名が書かれている場所は、おそらくそこではスモークを炊くのだろうと考えた。そして代々木公園上空は2回通過する予定になっているのを発見。あそこならスペースは充分にある。それに国立競技場とは1.5kmほどしか離れておらず、競技場上空で旋回する機体が公園から見える可能性もある。というわけで代々木公園でブルーインパルスを見学すると決定。
地下鉄副都心線の明治神宮前駅で降り、毎度おなじみの明治神宮入り口。この写真に写っている人物の約半数は外国人なのだからインバウンド恐るべし。アジア人だとこの距離では見分けがつかず外国人比率はもっと高いかも知れない。
代々木公園手前の歩道橋に立ち止まっている人。
おそらくブルーインパルス待ち。
公園入り口到着は12時45分。
12日の飛行開始は13時15分。まだ30分あるけれど代々木公園は広大なので、ここから奥の中央広場まで15分以上はかかる。
入り口を入ったところでまだヒマワリが咲いていた。
今年の3月に河津桜を見に来たときに噴水池周辺がリニューアル工事で閉鎖されていた。工期は昨年の9月〜来年の1月と長期間。そして現在は原宿門から真っ直ぐ延びるパノラマ広場横の通路まで工事エリアが広がっている。
この白いアーチはパノラマ広場のはずれにあるバラ園のもの。これは噴水池周辺とは別の工事のようで工期は今年の6月〜10月。バラが充実するのだろうか?
展望デッキの入り口。展望デッキといっても代々木公園のメイン敷地から離れて、NHK側にあるイベント広場に向かう歩道橋である。まあ普通の歩道橋よりは広いが。
この展望デッキでブルーインパルスを待とうかと一瞬考えたが、当初の予定通り中央広場へ向かう。展望デッキから見える眺望が国立競技場方向とはやや角度がずれていて、公園の木々が視界を遮るのがその理由(ブルーインパルスが飛ぶ高度では関係ないかも知れないが)。ちなみに先に紹介した歩道橋は真っ直ぐ競技場を向いている。
ソメイヨシノのエリアに入ってきた。
しばらく進んで右折し雑木林の中へ。
今年初めての紅葉を発見!
雑木林を抜けると中央広場に出る。
中央広場到着。
芝は伸び放題な感じ。
見物客がたくさんいるのかと思っていたのに、まったくそうではなかった。ざっと見渡して100人程度。もちろんブルーインパルスとは関係なく公園に遊びに来ている人もいるはず。長い望遠レンズのついたカメラを持った人は1人だけ。ブルーインパルスってあまり人気がないの? それともやはり国立競技場で見るべきものなのか?
国立競技場はこの方向。
広場にある時計は1時9分を指している。
ーーー続く
2025年09月09日
サルができるのにヒトはできないブルブル
イヌは身体が水に濡れるとこのように、
身体をブルブルッと震わせて水滴を振り払うのはご存じのはず。画像はhttps://levees-u.com/blog/9242/、動画はhttps://x.gd/PZwDA(短縮URL使用)から引用編集
大型犬の場合は1秒間に4.3回ブルブルして、4秒間で身体を濡らしている水分の70%を振り払えるとの研究報告もある。しかしイヌの胴体は背骨を中心として左右に30度しか動かせない(頭や首は別)。時計に例えると背骨を12時とすれば11時から1時と狭い範囲。それでも皮膚が大きくたわむらしく、それによって左右90度すなわち9時から3時までねじって、しかもたわんだ皮膚がムチのようにしなって遠心力を高める仕組みになっている。
イヌ以外でもクマ、シカ、ライオンなど
体毛があるたいていの哺乳類動物はこのブルブル動作ができる。
実はこのブルブルに子供の頃からとても憧れている(^^ゞ だって最終的にはタオルを使うとしても、こんな風に水を払い落とせれば気持ちよさそうじゃない。
でも残念ながら人間にはできない。
ずっと以前に調べたことがあって、まだネットもない時代でどうやって調べたのかよく思い出せないのだけれど、二足歩行の動物は四足歩行の動物とは筋肉の付き方・動かし方が違ってブルブルできないとの結論に達したように記憶している。もちろん体毛がなく道具も使える人間にブルブルを行う必然性もない。
しかし衝撃的な映像をテレビで見た。
番組の趣旨は動物にも種類あるいは群れによって、固有に引き継がれる文化と呼べるものがあるとの内容。最初に登場する動物はサルで、まず宮崎県幸島(こうじま)の芋を海水で洗って食べる事例。次に長野県地獄谷の温泉に入るサル。どちらも何となく知っていて、海の近くに住むサルは芋を海水で洗う、温泉のあるところに住んでいるサルはお湯につかると思っていたのだが、これは幸島と地獄谷のサルだけに見られる行動とのこと。
そして地獄谷の映像にびっくり。
温泉から上がったあとにブルブルしてる! 映像はNHK地球ドラマチック9月6日放送より引用編集
最初は「えーっ、サルはブルブルできるの!ナンデナンデ?」と驚いた。ただし冷静になって映像をよく見ると、大きくブルブルできているのは頭部だけで身体はほとんど動いていない。4秒で70%の水分を振り払うイヌとはずいぶんと差がありそうだ。やはりサルは基本は四足歩行とはいえ二足でも歩けて、イヌなどの四足歩行オンリーの動物とはやはり身体の作りが違う。
それなのに身体が濡れたときの本能としてブルブル動作が備わっているのに驚いた。人間も頭は振れるけれど、あんなに振ったらクラッとするのがわかっているから脳を守るためにそういう動きはしない。
番組制作者にしてみれば「食いついたのソコ?」と言われそうな、
ブルブル好きな視聴者の感想でした。
身体をブルブルッと震わせて水滴を振り払うのはご存じのはず。画像はhttps://levees-u.com/blog/9242/、動画はhttps://x.gd/PZwDA(短縮URL使用)から引用編集
大型犬の場合は1秒間に4.3回ブルブルして、4秒間で身体を濡らしている水分の70%を振り払えるとの研究報告もある。しかしイヌの胴体は背骨を中心として左右に30度しか動かせない(頭や首は別)。時計に例えると背骨を12時とすれば11時から1時と狭い範囲。それでも皮膚が大きくたわむらしく、それによって左右90度すなわち9時から3時までねじって、しかもたわんだ皮膚がムチのようにしなって遠心力を高める仕組みになっている。
イヌ以外でもクマ、シカ、ライオンなど
体毛があるたいていの哺乳類動物はこのブルブル動作ができる。
実はこのブルブルに子供の頃からとても憧れている(^^ゞ だって最終的にはタオルを使うとしても、こんな風に水を払い落とせれば気持ちよさそうじゃない。
でも残念ながら人間にはできない。
ずっと以前に調べたことがあって、まだネットもない時代でどうやって調べたのかよく思い出せないのだけれど、二足歩行の動物は四足歩行の動物とは筋肉の付き方・動かし方が違ってブルブルできないとの結論に達したように記憶している。もちろん体毛がなく道具も使える人間にブルブルを行う必然性もない。
しかし衝撃的な映像をテレビで見た。
番組の趣旨は動物にも種類あるいは群れによって、固有に引き継がれる文化と呼べるものがあるとの内容。最初に登場する動物はサルで、まず宮崎県幸島(こうじま)の芋を海水で洗って食べる事例。次に長野県地獄谷の温泉に入るサル。どちらも何となく知っていて、海の近くに住むサルは芋を海水で洗う、温泉のあるところに住んでいるサルはお湯につかると思っていたのだが、これは幸島と地獄谷のサルだけに見られる行動とのこと。
そして地獄谷の映像にびっくり。
温泉から上がったあとにブルブルしてる! 映像はNHK地球ドラマチック9月6日放送より引用編集
最初は「えーっ、サルはブルブルできるの!ナンデナンデ?」と驚いた。ただし冷静になって映像をよく見ると、大きくブルブルできているのは頭部だけで身体はほとんど動いていない。4秒で70%の水分を振り払うイヌとはずいぶんと差がありそうだ。やはりサルは基本は四足歩行とはいえ二足でも歩けて、イヌなどの四足歩行オンリーの動物とはやはり身体の作りが違う。
それなのに身体が濡れたときの本能としてブルブル動作が備わっているのに驚いた。人間も頭は振れるけれど、あんなに振ったらクラッとするのがわかっているから脳を守るためにそういう動きはしない。
番組制作者にしてみれば「食いついたのソコ?」と言われそうな、
ブルブル好きな視聴者の感想でした。
2025年09月08日
夏に桃の種まき 2回目
桃の種は春にまくのがセオリー。しかし5月24日にまいたのが2ヶ月経っても発芽しなかったので、今まで大きく育ったこともないし、とりあえず発芽さえして「ヤッター!」な気分を味わえればいいやと夏の種まきをしたのが8月9日→https://wassho.livedoor.blog/archives/53513115.html。
それから約1ヶ月が経過して、
残念ながら現在までに発芽せず(/o\)
というわけで夏の種まき2回目を敢行。
作業日は9月7日。
今回は種をしばらく冷蔵庫で冷やした。
目的は休眠打破させるため。
何か似たような名前のドリンク剤があったけれど、
これは
春〜秋に実がなり種が地面に落ちる
↓
冬の寒い時期を耐える
↓
春に暖かくなったら芽吹く
といった自然界のサイクルを模したもの。
要は寒さを経験しないと種は芽吹かない(性質の植物もある)。
もっとも冷蔵庫で休眠させる=冬を過ごしていると勘違いさせるには2〜3ヶ月は必要とされ、今回は数日程度しか冷やしておらず単なる気休め。それに過去1回だけ桃が発芽したケースでは休眠打破の処理をしていない。
冷蔵庫に入れておいたらなぜか黒くなった。
いつもはドライバーを当ててトンカチで叩いて殻を割る。両手がふさがるので殻を支えるのは両足の親指。足の指ではしっかりと固定できないし、もしドライバーが滑ったら(>_<) と、けっこう気を遣う作業。
しかし今回はビニール袋に入れて冷蔵庫で保管していた。
そこで「袋に入れたままた叩いてみるか」と思いつく。
そうしたらあっさり殻が粉々に。今までの苦労は何だったのだの思い。
写真下側が種。
右側のは割るときにダメージを受けている。
初めての作業で力加減が上手くできなかった。
とりあえずプランターにまいて、
いつものように目印に割った殻を載せる。
ほとんど期待はしていないものの、
勘違いして発芽してくれたらうれしい。
それから約1ヶ月が経過して、
残念ながら現在までに発芽せず(/o\)
というわけで夏の種まき2回目を敢行。
作業日は9月7日。
今回は種をしばらく冷蔵庫で冷やした。
目的は休眠打破させるため。
何か似たような名前のドリンク剤があったけれど、
これは
春〜秋に実がなり種が地面に落ちる
↓
冬の寒い時期を耐える
↓
春に暖かくなったら芽吹く
といった自然界のサイクルを模したもの。
要は寒さを経験しないと種は芽吹かない(性質の植物もある)。
もっとも冷蔵庫で休眠させる=冬を過ごしていると勘違いさせるには2〜3ヶ月は必要とされ、今回は数日程度しか冷やしておらず単なる気休め。それに過去1回だけ桃が発芽したケースでは休眠打破の処理をしていない。
冷蔵庫に入れておいたらなぜか黒くなった。
いつもはドライバーを当ててトンカチで叩いて殻を割る。両手がふさがるので殻を支えるのは両足の親指。足の指ではしっかりと固定できないし、もしドライバーが滑ったら(>_<) と、けっこう気を遣う作業。
しかし今回はビニール袋に入れて冷蔵庫で保管していた。
そこで「袋に入れたままた叩いてみるか」と思いつく。
そうしたらあっさり殻が粉々に。今までの苦労は何だったのだの思い。
写真下側が種。
右側のは割るときにダメージを受けている。
初めての作業で力加減が上手くできなかった。
とりあえずプランターにまいて、
いつものように目印に割った殻を載せる。
ほとんど期待はしていないものの、
勘違いして発芽してくれたらうれしい。
2025年09月01日
北極熊が温暖化で塞翁が馬 その2
前回に書いたように北極熊は北極圏沿岸に生息し、秋〜冬〜春は凍って陸地のようになった海に出て、海氷の裂け目を利用してアザラシを捕食している。そして海氷が溶けてしまう夏の期間は基本的に絶食。そのような食いだめと絶食の生活パターンを繰り返して極寒の北極圏に適応してきた。
丸々と太った冬と、ゲッソリ痩せた夏。画像はhttps://x.gd/6E45Gvとhttps://x.gd/GtJEW(短縮URL使用))から引用編集
そこに近年の地球温暖化である。
春は早く海氷が溶け、秋はなかなか海氷ができない。
つまり絶食期間が長くなった。
それはイコール捕食期間が短くなったでもある。
海氷がない時期を持ちこたえられるほど食いだめができず、
飢え死にの可能性が高まる(/o\)
そしてとうとう2006年に国際自然保護連により北極熊は絶滅危惧種に指定される。特に大きなニュースにはならなかったものの、それから後に北極の氷が減って北極熊が飢えているというようなドキュメンタリー番組をいくつか見たように思う。
ガリガリになった北極熊や餓死した姿。画像はhttps://x.gd/pW6fJとhttps://x.gd/b5wTk(短縮URL使用))から引用編集
北極熊は夏向け商品のキャラクターによく使われ、日立のエアコンも「白くまくん」だし、動物園にもいて何となくポピュラーな存在。それが「え〜絶滅しちゃうの?」とびっくりしたのを覚えている。
しかし最近、夏に北極熊が丸々と太っているとのドキュメンタリーを見た。
その理由はシャチとイッカク。
鴨川シーワールドなどでジャンプする姿がおなじみのシャチ。画像はhttps://x.gd/FY6q0(短縮URL使用)から引用
水族館のプールでは愛嬌を振りまいているシャチではあるが、自分より何倍も大きなクジラを襲うし(集団で)、サメも逃げ出すほど凶暴なヤバイ奴で、海洋生物の食物連鎖の頂点に立つ。オスの体長は6〜8mで体重は6トンを超える。
ユニコーン(一角獣)は西欧社会における伝説上の生き物だけれど、イッカク(英語ではnarwhal:ナーワル)は北極海に生息するクジラの仲間。画像はhttps://x.gd/c0kxbとhttps://x.gd/DyccK(短縮URL使用)から引用
見てわかるように1本の長い角が生えた不思議な姿。これは歯が変形したもので、だから角ではなく牙。どうしてこのように進化したのか、これを使って何をしているのかはよくわかっていない。オスの体長は5.5mで体重は1.6トン。それにプラス2.5mの牙。
イッカクは北極熊と同じく北極圏にいる。海氷が張っている間はその下を泳ぎ、ときどき氷の裂け目から顔を出して息継ぎするときに北極熊に捕食され、海氷が溶ける夏になるとその難を逃れるのはアザラシと同じ。
だったのだけれどーーー
シャチは海氷が張っているうちは北極海の外にいて、それが溶けると進入してきてイッカクを捕食する。それは以前からの習性。しかし温暖化によって海氷に覆われている期間が短くなったので、餌場としての価値が高まってより多くのシャチがやってくるようになった。
シャチの狩りは獲物を追いかけ回して体力が尽きたところでとどめを刺すスタイル。だから夏の北極海ではイッカクが逃げ回っている。そして彼らは追いかけられるとなぜか沿岸の浅瀬へ逃げる習性がある。
そこで北極熊にチャンス到来!
シャチが捕食した残骸が漂着してそれを食べているのか、浅瀬に逃れて来たところを北極熊が直接襲っているのかはわかっていないようだが、とにかく以前は絶食期間だった夏にイッカクの肉にありつけるようになった。
夏なのにまるで冬のように丸々と太った北極熊!
最初に載せた夏の写真とは大違い。画像はhttps://x.gd/4BwC0(短縮URL使用))から引用編集
まとめると
温暖化により海が凍っている期間が減り、
狩りができない絶食期間が延びて飢餓のピンチ!
↓
しかし、その温暖化で凍っていない海にシャチが多くやって来るようになり、
イッカクを追い回して、そのおこぼれをゲット!
何が幸福となり何が不幸となるか、状況は変転して予想がつかない例えが中国故事の「塞翁が馬」。これはまさにその温暖化版・北極海編ともいえるストーリー。塞翁が馬に当てはめれば、この先どうなるかはわからないとはいえ、とりあえずお腹いっぱいになってよかったね白クマちゃん。
塞翁が馬(さいおうがうま)の解説は→ここをクリック
<補足>
シャチが追い回すことによって夏に北極熊がイッカクを食べられているのは、生息地域の一部だけで、北極熊が絶滅の危機にある状況は変わっていない。
温暖化による海氷の長期消滅以外に、海洋汚染の深刻化も北極熊の個体数減少に影響しているといわれている。
おしまい
丸々と太った冬と、ゲッソリ痩せた夏。画像はhttps://x.gd/6E45Gvとhttps://x.gd/GtJEW(短縮URL使用))から引用編集
そこに近年の地球温暖化である。
春は早く海氷が溶け、秋はなかなか海氷ができない。
つまり絶食期間が長くなった。
それはイコール捕食期間が短くなったでもある。
海氷がない時期を持ちこたえられるほど食いだめができず、
飢え死にの可能性が高まる(/o\)
そしてとうとう2006年に国際自然保護連により北極熊は絶滅危惧種に指定される。特に大きなニュースにはならなかったものの、それから後に北極の氷が減って北極熊が飢えているというようなドキュメンタリー番組をいくつか見たように思う。
ガリガリになった北極熊や餓死した姿。画像はhttps://x.gd/pW6fJとhttps://x.gd/b5wTk(短縮URL使用))から引用編集
北極熊は夏向け商品のキャラクターによく使われ、日立のエアコンも「白くまくん」だし、動物園にもいて何となくポピュラーな存在。それが「え〜絶滅しちゃうの?」とびっくりしたのを覚えている。
しかし最近、夏に北極熊が丸々と太っているとのドキュメンタリーを見た。
その理由はシャチとイッカク。
鴨川シーワールドなどでジャンプする姿がおなじみのシャチ。画像はhttps://x.gd/FY6q0(短縮URL使用)から引用
水族館のプールでは愛嬌を振りまいているシャチではあるが、自分より何倍も大きなクジラを襲うし(集団で)、サメも逃げ出すほど凶暴なヤバイ奴で、海洋生物の食物連鎖の頂点に立つ。オスの体長は6〜8mで体重は6トンを超える。
ユニコーン(一角獣)は西欧社会における伝説上の生き物だけれど、イッカク(英語ではnarwhal:ナーワル)は北極海に生息するクジラの仲間。画像はhttps://x.gd/c0kxbとhttps://x.gd/DyccK(短縮URL使用)から引用
見てわかるように1本の長い角が生えた不思議な姿。これは歯が変形したもので、だから角ではなく牙。どうしてこのように進化したのか、これを使って何をしているのかはよくわかっていない。オスの体長は5.5mで体重は1.6トン。それにプラス2.5mの牙。
イッカクは北極熊と同じく北極圏にいる。海氷が張っている間はその下を泳ぎ、ときどき氷の裂け目から顔を出して息継ぎするときに北極熊に捕食され、海氷が溶ける夏になるとその難を逃れるのはアザラシと同じ。
だったのだけれどーーー
シャチは海氷が張っているうちは北極海の外にいて、それが溶けると進入してきてイッカクを捕食する。それは以前からの習性。しかし温暖化によって海氷に覆われている期間が短くなったので、餌場としての価値が高まってより多くのシャチがやってくるようになった。
シャチの狩りは獲物を追いかけ回して体力が尽きたところでとどめを刺すスタイル。だから夏の北極海ではイッカクが逃げ回っている。そして彼らは追いかけられるとなぜか沿岸の浅瀬へ逃げる習性がある。
そこで北極熊にチャンス到来!
シャチが捕食した残骸が漂着してそれを食べているのか、浅瀬に逃れて来たところを北極熊が直接襲っているのかはわかっていないようだが、とにかく以前は絶食期間だった夏にイッカクの肉にありつけるようになった。
夏なのにまるで冬のように丸々と太った北極熊!
最初に載せた夏の写真とは大違い。画像はhttps://x.gd/4BwC0(短縮URL使用))から引用編集
まとめると
温暖化により海が凍っている期間が減り、
狩りができない絶食期間が延びて飢餓のピンチ!
↓
しかし、その温暖化で凍っていない海にシャチが多くやって来るようになり、
イッカクを追い回して、そのおこぼれをゲット!
何が幸福となり何が不幸となるか、状況は変転して予想がつかない例えが中国故事の「塞翁が馬」。これはまさにその温暖化版・北極海編ともいえるストーリー。塞翁が馬に当てはめれば、この先どうなるかはわからないとはいえ、とりあえずお腹いっぱいになってよかったね白クマちゃん。
塞翁が馬(さいおうがうま)の解説は→ここをクリック
<補足>
シャチが追い回すことによって夏に北極熊がイッカクを食べられているのは、生息地域の一部だけで、北極熊が絶滅の危機にある状況は変わっていない。
温暖化による海氷の長期消滅以外に、海洋汚染の深刻化も北極熊の個体数減少に影響しているといわれている。
おしまい























































