2026年03月
2026年03月31日
新宿御苑でサクラ巡り(まずは温室から)
今年のしだれ桜は新宿御苑に見に行こうと割と早くに決めていた。そして公式SNSで3月22日にしだれ桜が見頃になったとの報告。しかし翌日からは曇ったり雨が降ったりが多く。早く行かないと見頃が過ぎるし、またソメイヨシノが満開になって混雑するのにと気を揉むものの天候には勝てない。結局は出遅れて、東京でサクラ(ソメイヨシノ)の満開宣言が出た3月28日に出かけてきた。
ついでに書くと見頃になったの前に、いつ頃に見頃になりそうかの報告が欲しいな。それがあれば事前に都合を立てやすい。23日はそこそこいい天気だったが、そんなに急には出かけられない。
新宿御苑ではお花見シーズンの3/28(土)・3/29(日)・4/4(土)・4/5(日)は入場予約制になっていて、事前にネットで電子チケットを購入しなければならない。そのQRコードをスマホに表示し、駅の改札のようなゲートで読み込ませて通る仕組み。普段は入場口でチケットを買うこともできるが、この4日間は電子チケットのみ。もうスマホがないと花見すらできない時代になっている。
前日に午前10時からのチケットを買って、
10時ちょっと過ぎに新宿御苑の新宿門に到着。
改札ゲートまでの間をジグザグに何度も何度も歩かされる。
ようやく改札ゲート。
この人数ならジグザグの回数は半分程度でよかったはず。
おそらく最混雑時に備えて通路を設定したのだろうが、もっと臨機応変に対応して欲しい。
敷地の北西にある新宿門から東に進む。
本日の第1目的地は玉藻池にあるタカトオコヒガンザクラ(高遠・小・彼岸)、第2目的地が大好物の整形式庭園のプラタナス並木。第3目的地が下の池にあるしだれ桜。それ以外は適当にブラブラしながらとのプラン。タカトオコヒガンザクラも公式SNSでしだれ桜より先に見頃とあったので、もう期待薄なのは承知の上。
最初に迎えてくれたのはオトメツバキ。
ツバキといえば花の中心に黄色い雄しべが集まっているのが特徴で、これがオトメツバキと知らなければバラに見えなくもない。この花の中心部が見えない咲き方が「宝珠(ほうじゅ)咲き」。珠とは丸いものを示す。真珠や数珠(じゅず)など。
花びらが多い咲き方をよく八重咲きというが、あれは花びらが8枚ではなく八重=重なっているとの意味。例えば八重歯。花の場合は花びらがだいたい6枚以上を八重咲きと呼ぶみたい。そしてこのオトメツバキのように枚数の多いのは千重(せんえ)咲きとオーバーな表現になる。千重咲きは花びらが密集するので必然的に宝珠咲き。
オトメツバキは江戸時代にいわゆる品種改良によって生まれた園芸種。可憐な姿だから乙女かと思いきや、これを栽培している藩が他藩への流出を禁止し、それで「お止め椿」になったとの説もある。
通路沿いのソメイヨシノ。
気象庁はこの日に東京で満開宣言を出した。
でもここ新宿御苑ではまだ6.5分咲きくらいな印象。
なお気象庁の満開の定義は靖国神社にある標本木の8割が開花している状態。いわゆる八分咲き。最初に咲いた花から順に散っていくので花芽のすべてが開花している10分咲きはあり得ない。
このソメイヨシノの下は以前に見に来たスイセン。
ここにあったのはたぶん花の中心部まで白いペーパーホワイトというスイセン。スイセンの花は終わって今はニラにしか見えない。なおかつその下にたくさん咲いている小さな白い花がハナニラとややこしい状態である。
スイセンはニラと似ており間違えて食べて中毒を起こしたニュースが毎年報じられる。また野菜のニラの花(花ニラ)は食べられるけれど、このハナニラも有毒で要注意植物。名前の由来は葉を傷つけるとニラのような匂いがするのでハナニラ。ここでは傷ついていないのでこのあたり一帯がニラ臭いなんてことはもちろんない。
ソメイヨシノと通路を挟んだ反対側にもハナニラが咲いていた。
中央のピンクがかったサクラはジュウガツザクラ。
旧暦の10月(現在の11月)にも花を開く二季咲き。
以前に新宿御苑は品種の表示が不足していると書いた。
それが一気にQRコードで音声案内付きの表示をするようだ。
しかし、この花見シーズンに準備中とは。
そういうとこやぞ新宿御苑。
やはりサクラはほんのり桜色をしていないと。
こちらは隣のサクラで、こんなに白くちゃつまらないと、
いつものようにソメイヨシノをディスる(^^ゞ
少し先にあった桜色のサクラ。
実に美しい。
ただし品種名の表示はなかった。
そういうとこやぞ新宿御苑(2回目)。
芝生広場を右手に見ながら、
左手側に見えてきたのは温室。
上の写真の左側に芝生が少し盛り上がっている部分がある。高いところは登る、突き出しているところは先端まで行くのが子供の頃から変わらない行動パターン。
温室での展示とは別に植物を育てているようなバックヤードが見えた。
温室入り口近くにあった説明看板。
大正時代のものを「遺構」で「発掘」とは表現が大げさ過ぎないかい?
温室は少し高台にあり周りの景色がよく見える。
そしてここで予定にはなかった温室を見学すると決定。その理由は本日は午後になると晴れ間が広がるとの予報で、写真のようにこの時点ではまだ雲が多かった。つまり晴れるまでの時間稼ぎ。青空が背景でないと肉眼でも写真でも花の美しさは半減する。もちろん温室の中の展示にも興味があった。入館は今回が初めて。
温室の入り口。
別途料金は不要。
中に入って緊急事態発生!
ものすごい湿度でカメラのレンズが曇る。
レンズを拭いても拭いても瞬時にまた曇る(/o\)
もちろん曇っているのはレンズだけで肉眼では別にモヤが掛かっているわけではない。
画像ソフトの「かすみ除去」のコマンドを実行してみたら曇りが取れた。
以降の写真は「かすみ除去」済み。
ジャングルっぽい雰囲気は大好き。
変わった花を期待していたのに花はあまり多くなかった。
通路の最後は行き止まりで、
引き返してここが分岐点。
この写真は「かすみ除去」なし。
レンズはこれだけ曇っている。
それが不思議なことにこの扉をくぐると、
レンズの曇りが取れた。
この写真も「かすみ除去」をしていないのにクリア。
いくつかにゾーニングされている別の場所へと移動したとはいえ、天井部分は共通でつながっているし、体感的に湿度が下がったとも思えないのに不思議。
クリアなレンズで花もきれいに撮れてよし。
新宿御苑のホームページにはなぜか温室の案内マップが掲載されていない。そういうとこやぞ新宿御苑(3回目)。これはネットで見つけた2012年のこの温室竣工当時の平面図。おそらく大きくは変わっていないだろう。画像はhttps://xtech.nikkei.com/kn/article/building/news/20121127/593210/から引用
レンズが曇ったのはピンクで塗ったエリア。
現在位置は青い星印。
でも少し先でまた曇ってきた。
温室の中より眺めるサクラ。
これは「かすみ除去」あり。
サボテンがあるからここは乾燥地コーナー。
でも曇ったので「かすみ除去」あり。
メキシコ原産のセドゥム・モルガニアヌム。
長くて覚えられないが、和名は「玉つづり」とわかりやすい。
絶滅危惧種のキンシャチ。
でもお店ではたくさん売っている。
これは以前に育てていた緋牡丹の台木の三角柱というサボテンに似ている。サイズはまったく違うが。
サボテンコーナーを離れてしばらく進むと、またレンズはまったく曇らなくなった。
アロカシア・グリーンベルベット。葉がベルベットの質感らしいが触ってくるのを忘れた。それよりもこんな模様をした宇宙怪獣がいたような気がして、それを思い出せなくてずっと気になっている(^^ゞ
ランのコーナー。
水もしたたるいいお花。
1度見たら忘れられない形のアンスリウム。
赤いのは花ではなく葉が変化した苞(ほう)。
黄色い突起が肉穂花序(にくすい かじょ)と呼ばれ、その表面にあるツブツブが花。
池にはスイレンが3つだけ。
温室とはいえまだ季節じゃないからか。
唐突にレモンが出現。
インド東北部と書かれているのはヒマラヤ山脈のこと。
意外にもヒマラヤの麓(ふもと)は亜熱帯気候。ネパールは冬でも20度はある。
このレモンは手のひらを広げたくらいのビッグサイズ。
でも、できれば実になる前の花を見たかったな。
最近は園芸店でよく見かける人気のビカクシダ。麋角(びかく)とはヘラジカの角。コウモリランとも呼ばれるがランとは関係なくシダ植物。
ざっと回って30分弱。
本当はもう1周したかったのだけれど暑くて断念。
そこそこ汗ばんだ。
でも楽しかったので、これから新宿御苑に来たら毎回訪れましょう。
ーーー続く
ついでに書くと見頃になったの前に、いつ頃に見頃になりそうかの報告が欲しいな。それがあれば事前に都合を立てやすい。23日はそこそこいい天気だったが、そんなに急には出かけられない。
新宿御苑ではお花見シーズンの3/28(土)・3/29(日)・4/4(土)・4/5(日)は入場予約制になっていて、事前にネットで電子チケットを購入しなければならない。そのQRコードをスマホに表示し、駅の改札のようなゲートで読み込ませて通る仕組み。普段は入場口でチケットを買うこともできるが、この4日間は電子チケットのみ。もうスマホがないと花見すらできない時代になっている。
前日に午前10時からのチケットを買って、
10時ちょっと過ぎに新宿御苑の新宿門に到着。
改札ゲートまでの間をジグザグに何度も何度も歩かされる。
ようやく改札ゲート。
この人数ならジグザグの回数は半分程度でよかったはず。
おそらく最混雑時に備えて通路を設定したのだろうが、もっと臨機応変に対応して欲しい。
敷地の北西にある新宿門から東に進む。
本日の第1目的地は玉藻池にあるタカトオコヒガンザクラ(高遠・小・彼岸)、第2目的地が大好物の整形式庭園のプラタナス並木。第3目的地が下の池にあるしだれ桜。それ以外は適当にブラブラしながらとのプラン。タカトオコヒガンザクラも公式SNSでしだれ桜より先に見頃とあったので、もう期待薄なのは承知の上。
最初に迎えてくれたのはオトメツバキ。
ツバキといえば花の中心に黄色い雄しべが集まっているのが特徴で、これがオトメツバキと知らなければバラに見えなくもない。この花の中心部が見えない咲き方が「宝珠(ほうじゅ)咲き」。珠とは丸いものを示す。真珠や数珠(じゅず)など。
花びらが多い咲き方をよく八重咲きというが、あれは花びらが8枚ではなく八重=重なっているとの意味。例えば八重歯。花の場合は花びらがだいたい6枚以上を八重咲きと呼ぶみたい。そしてこのオトメツバキのように枚数の多いのは千重(せんえ)咲きとオーバーな表現になる。千重咲きは花びらが密集するので必然的に宝珠咲き。
オトメツバキは江戸時代にいわゆる品種改良によって生まれた園芸種。可憐な姿だから乙女かと思いきや、これを栽培している藩が他藩への流出を禁止し、それで「お止め椿」になったとの説もある。
通路沿いのソメイヨシノ。
気象庁はこの日に東京で満開宣言を出した。
でもここ新宿御苑ではまだ6.5分咲きくらいな印象。
なお気象庁の満開の定義は靖国神社にある標本木の8割が開花している状態。いわゆる八分咲き。最初に咲いた花から順に散っていくので花芽のすべてが開花している10分咲きはあり得ない。
このソメイヨシノの下は以前に見に来たスイセン。
ここにあったのはたぶん花の中心部まで白いペーパーホワイトというスイセン。スイセンの花は終わって今はニラにしか見えない。なおかつその下にたくさん咲いている小さな白い花がハナニラとややこしい状態である。
スイセンはニラと似ており間違えて食べて中毒を起こしたニュースが毎年報じられる。また野菜のニラの花(花ニラ)は食べられるけれど、このハナニラも有毒で要注意植物。名前の由来は葉を傷つけるとニラのような匂いがするのでハナニラ。ここでは傷ついていないのでこのあたり一帯がニラ臭いなんてことはもちろんない。
ソメイヨシノと通路を挟んだ反対側にもハナニラが咲いていた。
中央のピンクがかったサクラはジュウガツザクラ。
旧暦の10月(現在の11月)にも花を開く二季咲き。
以前に新宿御苑は品種の表示が不足していると書いた。
それが一気にQRコードで音声案内付きの表示をするようだ。
しかし、この花見シーズンに準備中とは。
そういうとこやぞ新宿御苑。
やはりサクラはほんのり桜色をしていないと。
こちらは隣のサクラで、こんなに白くちゃつまらないと、
いつものようにソメイヨシノをディスる(^^ゞ
少し先にあった桜色のサクラ。
実に美しい。
ただし品種名の表示はなかった。
そういうとこやぞ新宿御苑(2回目)。
芝生広場を右手に見ながら、
左手側に見えてきたのは温室。
上の写真の左側に芝生が少し盛り上がっている部分がある。高いところは登る、突き出しているところは先端まで行くのが子供の頃から変わらない行動パターン。
温室での展示とは別に植物を育てているようなバックヤードが見えた。
温室入り口近くにあった説明看板。
大正時代のものを「遺構」で「発掘」とは表現が大げさ過ぎないかい?
温室は少し高台にあり周りの景色がよく見える。
そしてここで予定にはなかった温室を見学すると決定。その理由は本日は午後になると晴れ間が広がるとの予報で、写真のようにこの時点ではまだ雲が多かった。つまり晴れるまでの時間稼ぎ。青空が背景でないと肉眼でも写真でも花の美しさは半減する。もちろん温室の中の展示にも興味があった。入館は今回が初めて。
温室の入り口。
別途料金は不要。
中に入って緊急事態発生!
ものすごい湿度でカメラのレンズが曇る。
レンズを拭いても拭いても瞬時にまた曇る(/o\)
もちろん曇っているのはレンズだけで肉眼では別にモヤが掛かっているわけではない。
画像ソフトの「かすみ除去」のコマンドを実行してみたら曇りが取れた。
以降の写真は「かすみ除去」済み。
ジャングルっぽい雰囲気は大好き。
変わった花を期待していたのに花はあまり多くなかった。
通路の最後は行き止まりで、
引き返してここが分岐点。
この写真は「かすみ除去」なし。
レンズはこれだけ曇っている。
それが不思議なことにこの扉をくぐると、
レンズの曇りが取れた。
この写真も「かすみ除去」をしていないのにクリア。
いくつかにゾーニングされている別の場所へと移動したとはいえ、天井部分は共通でつながっているし、体感的に湿度が下がったとも思えないのに不思議。
クリアなレンズで花もきれいに撮れてよし。
新宿御苑のホームページにはなぜか温室の案内マップが掲載されていない。そういうとこやぞ新宿御苑(3回目)。これはネットで見つけた2012年のこの温室竣工当時の平面図。おそらく大きくは変わっていないだろう。画像はhttps://xtech.nikkei.com/kn/article/building/news/20121127/593210/から引用
レンズが曇ったのはピンクで塗ったエリア。
現在位置は青い星印。
でも少し先でまた曇ってきた。
温室の中より眺めるサクラ。
これは「かすみ除去」あり。
サボテンがあるからここは乾燥地コーナー。
でも曇ったので「かすみ除去」あり。
メキシコ原産のセドゥム・モルガニアヌム。
長くて覚えられないが、和名は「玉つづり」とわかりやすい。
絶滅危惧種のキンシャチ。
でもお店ではたくさん売っている。
これは以前に育てていた緋牡丹の台木の三角柱というサボテンに似ている。サイズはまったく違うが。
サボテンコーナーを離れてしばらく進むと、またレンズはまったく曇らなくなった。
アロカシア・グリーンベルベット。葉がベルベットの質感らしいが触ってくるのを忘れた。それよりもこんな模様をした宇宙怪獣がいたような気がして、それを思い出せなくてずっと気になっている(^^ゞ
ランのコーナー。
水もしたたるいいお花。
1度見たら忘れられない形のアンスリウム。
赤いのは花ではなく葉が変化した苞(ほう)。
黄色い突起が肉穂花序(にくすい かじょ)と呼ばれ、その表面にあるツブツブが花。
池にはスイレンが3つだけ。
温室とはいえまだ季節じゃないからか。
唐突にレモンが出現。
インド東北部と書かれているのはヒマラヤ山脈のこと。
意外にもヒマラヤの麓(ふもと)は亜熱帯気候。ネパールは冬でも20度はある。
このレモンは手のひらを広げたくらいのビッグサイズ。
でも、できれば実になる前の花を見たかったな。
最近は園芸店でよく見かける人気のビカクシダ。麋角(びかく)とはヘラジカの角。コウモリランとも呼ばれるがランとは関係なくシダ植物。
ざっと回って30分弱。
本当はもう1周したかったのだけれど暑くて断念。
そこそこ汗ばんだ。
でも楽しかったので、これから新宿御苑に来たら毎回訪れましょう。
ーーー続く
2026年03月27日
テレビのリモコンにワンタッチの消画ボタンを!
昨年末からテレビのリモコンが不調になり、電源のオンオフにとても時間が掛かるようになった話を前2回に渡って書いた。
普段はテレビを見ていて、しばらく別のことをするときには当然ながらテレビを消す。しかしリモコンが故障して電源ボタンを長く押し続けていないと電源のオンオフができなかったので、それが面倒でテレビをつけっぱなしにしている場合も多かった。
見もしないのにテレビをつけている=無駄に電力を消費しているである。
そんな体験で思いついたのが今回のテーマ。
テレビは見るものラジオは聴くものであるが、
テレビ番組には2種類あると思う。
(1)映像が重要、あるいは映像がないと楽しめない
(2)映像はそれほど重要ではない、音声だけでだいたいの用は足りる
前者では当然ながらテレビの前に座って番組を見る必要がある。しかし後者なら画面を消しても構わないのではないかとの発想。
私は後者の番組ではパソコンやスマホを操作していることが多い。またインターネットが普及して少し状況は変わったものの、以前は家にいて寝ている時間以外は、ずっとテレビがつけっぱなしになっている家庭も多かった。その場合、画面は目に入っていてもしっかりと番組を見ているわけではない。何となくテレビがついていないと寂しいからそうしているだけ。今でも一定数はいるだろう。
現在の主流である液晶テレビの場合、消費電力の50〜80%が画面の表示に使われている。ついでに書くとブラウン管は70〜90%で、液晶とブラウン管では液晶のほうが省エネ。しかし消費電力は画面サイズに比例し、液晶になってテレビが大型化したのでブラウン管時代より消費電力は大きくなった。また昔は一家に一台だったテレビが複数台所有になったのもテレビによる電力消費を押し上げている。ただしネットの普及に従ってテレビの視聴時間は2000年と較べると現在は約半分に低下していると、電力消費に占めるテレビの割合変化はけっこう複雑で興味深い。
それはさておき、
とりあえず画面を消せば、ざっくり電気代は半分になる。
そこでテレビメーカーにお願いしたいのは、
テレビのリモコンに
消音ボタンと同じように
ワンタッチで画面を消せる消画ボタン
の配置である。
現在、そのような機能を持ったリモコンが付属しているテレビはない。テレビによっては消画機能を備えている機種も少数あるとはいえ、画面を消すには、まず設定画面を呼び出しいくつかの階層をたどる必要がある。つまり日常的に画面のオンオフを切り替えられる仕組みになっていない。
それに対して消音ボタンはかなり昔からある。おそらくはテレビにリモコンが付属しだした1980年代前半にはあったと記憶する。テレビにリモコンのない時代があったのかと若い人はビックリするだろうが(^^ゞ おそらくはテレビを見ているときに電話が掛かってきたケースを想定して開発された親切機能。消音ボタンがあって消画ボタンはないのは、テレビの価値は映像>音声との認識があるせいかも知れない。
ところで消画ボタンを押せばどれくらい電気代の節約になるのか。
石油会社の出光が運営するidemitsuでんきのホームページで昨年5月に公開された記事によると(https://denki.idemitsu.com/media/column/lifestyle018/)
50インチ4K液晶テレビの消費電力は155Wで1時間当たりの電気代は4.8円とある。それに総務省の2014年版情報通信白書の一般家庭におけるテレビの視聴時間「平日2.8時間、休日3.75時間」と、それより長い「平日5時間、休日10時間」を掛け合わせて年間の電気代は
平日2.8時間、休日3.75時間:5454円
平日5時間、休日10時間:1万1628円
と算出している。
家にあるレグザ720X(49インチ4K液晶)の消費電力は236Wなので、前提となる数値に少し疑問はあるが、とりあえず後者の年間1万1628円を基準に、番組の1/3を消画してその場合に電力消費が50%になると計算すると
1万1628円 × 1/3 × 1/2 =1918円
年額で2000円足らずではたいした節約にならないものの、それでも冷蔵庫を素早く閉めたり廊下の電気をこまめに消すよりは効果があるはず。ついでに1918円を日本の世帯数5482万戸に掛け合わせると1050億円ほどになる。
まあ実際の金銭面よりも「しっかり見てはいない、でもテレビを消しづらい」ときに無駄に電力消費をしていると思うと精神上よろしくないから、テレビにワンタッチの消画機能があればと思う。新たに機種に消画モード・消画ボタンを設定するコストはほとんどゼロに近いはずで、ここはテレビメーカーの皆さん、ひとつよろしくm(_ _)m
普段はテレビを見ていて、しばらく別のことをするときには当然ながらテレビを消す。しかしリモコンが故障して電源ボタンを長く押し続けていないと電源のオンオフができなかったので、それが面倒でテレビをつけっぱなしにしている場合も多かった。
見もしないのにテレビをつけている=無駄に電力を消費しているである。
そんな体験で思いついたのが今回のテーマ。
テレビは見るものラジオは聴くものであるが、
テレビ番組には2種類あると思う。
(1)映像が重要、あるいは映像がないと楽しめない
(2)映像はそれほど重要ではない、音声だけでだいたいの用は足りる
前者では当然ながらテレビの前に座って番組を見る必要がある。しかし後者なら画面を消しても構わないのではないかとの発想。
私は後者の番組ではパソコンやスマホを操作していることが多い。またインターネットが普及して少し状況は変わったものの、以前は家にいて寝ている時間以外は、ずっとテレビがつけっぱなしになっている家庭も多かった。その場合、画面は目に入っていてもしっかりと番組を見ているわけではない。何となくテレビがついていないと寂しいからそうしているだけ。今でも一定数はいるだろう。
現在の主流である液晶テレビの場合、消費電力の50〜80%が画面の表示に使われている。ついでに書くとブラウン管は70〜90%で、液晶とブラウン管では液晶のほうが省エネ。しかし消費電力は画面サイズに比例し、液晶になってテレビが大型化したのでブラウン管時代より消費電力は大きくなった。また昔は一家に一台だったテレビが複数台所有になったのもテレビによる電力消費を押し上げている。ただしネットの普及に従ってテレビの視聴時間は2000年と較べると現在は約半分に低下していると、電力消費に占めるテレビの割合変化はけっこう複雑で興味深い。
それはさておき、
とりあえず画面を消せば、ざっくり電気代は半分になる。
そこでテレビメーカーにお願いしたいのは、
テレビのリモコンに
消音ボタンと同じように
ワンタッチで画面を消せる消画ボタン
の配置である。
現在、そのような機能を持ったリモコンが付属しているテレビはない。テレビによっては消画機能を備えている機種も少数あるとはいえ、画面を消すには、まず設定画面を呼び出しいくつかの階層をたどる必要がある。つまり日常的に画面のオンオフを切り替えられる仕組みになっていない。
それに対して消音ボタンはかなり昔からある。おそらくはテレビにリモコンが付属しだした1980年代前半にはあったと記憶する。テレビにリモコンのない時代があったのかと若い人はビックリするだろうが(^^ゞ おそらくはテレビを見ているときに電話が掛かってきたケースを想定して開発された親切機能。消音ボタンがあって消画ボタンはないのは、テレビの価値は映像>音声との認識があるせいかも知れない。
ところで消画ボタンを押せばどれくらい電気代の節約になるのか。
石油会社の出光が運営するidemitsuでんきのホームページで昨年5月に公開された記事によると(https://denki.idemitsu.com/media/column/lifestyle018/)
50インチ4K液晶テレビの消費電力は155Wで1時間当たりの電気代は4.8円とある。それに総務省の2014年版情報通信白書の一般家庭におけるテレビの視聴時間「平日2.8時間、休日3.75時間」と、それより長い「平日5時間、休日10時間」を掛け合わせて年間の電気代は
平日2.8時間、休日3.75時間:5454円
平日5時間、休日10時間:1万1628円
と算出している。
家にあるレグザ720X(49インチ4K液晶)の消費電力は236Wなので、前提となる数値に少し疑問はあるが、とりあえず後者の年間1万1628円を基準に、番組の1/3を消画してその場合に電力消費が50%になると計算すると
1万1628円 × 1/3 × 1/2 =1918円
年額で2000円足らずではたいした節約にならないものの、それでも冷蔵庫を素早く閉めたり廊下の電気をこまめに消すよりは効果があるはず。ついでに1918円を日本の世帯数5482万戸に掛け合わせると1050億円ほどになる。
まあ実際の金銭面よりも「しっかり見てはいない、でもテレビを消しづらい」ときに無駄に電力消費をしていると思うと精神上よろしくないから、テレビにワンタッチの消画機能があればと思う。新たに機種に消画モード・消画ボタンを設定するコストはほとんどゼロに近いはずで、ここはテレビメーカーの皆さん、ひとつよろしくm(_ _)m
(画像は合成)
2026年03月25日
初めてリモコンを買った その2
褒めてばかりじゃつまらないので、
そろそろケチを付けますか(^^ゞ
いくつかあったレグザ対応製品の中でどうして今回の1259円だったリモコンを選んだのかはよく覚えていない。Amazonの画面に並んだ中で純正の次に出てきたノンブランド品を特に深く考えずに選んだような気がする。
それで自宅に届いてから気付いた不満点は
<1>
「始めにジャンプ」ボタンがなかった。
これは他メーカーテレビのリモコンにはない機能かと思う。レグザにはタイムシフトマシンという6チャンネル分の放送を24時間自動で録画する機能がある。(ディスク容量にもよるが5日分くらい録画し、古い録画から順番に消去して新しい番組を録画する仕組み)
テレビをつけて番組が放送の途中でも、タイムシフトマシンに録画されているので「始めにジャンプ」ボタンを押せば瞬時に番組冒頭から再生される仕組み。
もちろんタイムシフトマシンに録画されている過去番組表を呼び出し、目的の番組を選択すれば冒頭から再生できる。あるいは現在放送されている番組を巻き戻してもいい。でも「始めにジャンプ」ボタンを押せばワンタッチなのでとても便利(巻き戻し機能を使う場合はツータッチ必要になる)。そしてそれはテレビの見方が変わったといっていいくらい重宝していた。
レグザのテレビを買って以降、例えば民放のニュース番組は放送開始時刻に自宅にいても放送が始まってしばらくしてから見るようになった。既に放送が始まっている番組にチャンネルを合わせる→「始めにジャンプ」ボタンで冒頭から再生→CMになったら30秒送りボタンを何回か連打してCMをスキップ、興味のないニュースも早送りしてどんどんスキップ。実に効率的にニュース番組を見られる。
どうしてこのボタンを省いたのだろう。
レグザにとって重要な機能なのに。
<2>
いくつかのボタン配置が悪い。
これは純正リモコン中央部のボタン配置。
決定ボタンの周りに▲マークで上下左右のボタン、その外側に二重の矢印のような表示で同じく上下左右のボタンがある。
例えば▲マークの上下ボタンは番組表で選択をひとつずつ上下させるボタンであり、二重矢印の上下ボタンは番組表のページを切り替えるボタンになっている。つまり小さく動かすと大きく動かすが並べて配置されている。
しかしこちらが1259円リモコンの中央部。
▲マークと二重矢印のボタンの位置が離れている。
これが実に使いづらい。今まではブラインドタッチで操作できたのに、いちいちリモコンを見なければならない。最初は慣れの問題かと考えていたが、もう20日以上使っているのに毎回戸惑っている。
難しい表現をすれば1259円リモコンのボタン配置はエルゴノミクス的に無理がある。エルゴノミクスとは人間工学、人間工学とは人間の身体や精神的な特性に合わせて設計すること。1259円にそこまでの配慮を期待するのは無理か。
別の観点で見ると純正リモコンは幅が5センチで、1259円リモコンは4.5センチしかない。だから寸法的に▲マークと二重矢印を並べるのが無理だったのかも知れない。
ところがである。
ブログを書くために改めてAmazonでチェックしてみると、
こちらの純正に色まで似せたノンブランド品は▲マークと二重矢印が並んでいるではないか。(▲マークは色が付いていないので画像ではわかりにくい)
そしてわずかばかり位置はずれているとはいえ、この998円リモコンも!
しかもこのリモコンの幅は4.5センチと1259円リモコンと同じ。
やればできるんぢゃないか。
それに998円と上の1336円のリモコンには「始めにジャンプ」ボタンも備わっている!!
凹むなあ〜。
Amazonで1259円リモコンを買ったときに、おそらくこれらのリモコンも画面に並んでいたはず。もっと良く見較べればよかったのだけど、なかなかこの価格帯の買い物でそこまで熱心に検討できない。
998円リモコンに買い換えるか? いや1259円リモコンを買ったばかりなのに、そんなことをしたら死んだバアちゃんに叱れらそう気がするから我慢しよう(^^ゞ
皆さんもリモコンを買うときは慎重に。
おしまい
そろそろケチを付けますか(^^ゞ
いくつかあったレグザ対応製品の中でどうして今回の1259円だったリモコンを選んだのかはよく覚えていない。Amazonの画面に並んだ中で純正の次に出てきたノンブランド品を特に深く考えずに選んだような気がする。
それで自宅に届いてから気付いた不満点は
<1>
「始めにジャンプ」ボタンがなかった。
これは他メーカーテレビのリモコンにはない機能かと思う。レグザにはタイムシフトマシンという6チャンネル分の放送を24時間自動で録画する機能がある。(ディスク容量にもよるが5日分くらい録画し、古い録画から順番に消去して新しい番組を録画する仕組み)
テレビをつけて番組が放送の途中でも、タイムシフトマシンに録画されているので「始めにジャンプ」ボタンを押せば瞬時に番組冒頭から再生される仕組み。
もちろんタイムシフトマシンに録画されている過去番組表を呼び出し、目的の番組を選択すれば冒頭から再生できる。あるいは現在放送されている番組を巻き戻してもいい。でも「始めにジャンプ」ボタンを押せばワンタッチなのでとても便利(巻き戻し機能を使う場合はツータッチ必要になる)。そしてそれはテレビの見方が変わったといっていいくらい重宝していた。
レグザのテレビを買って以降、例えば民放のニュース番組は放送開始時刻に自宅にいても放送が始まってしばらくしてから見るようになった。既に放送が始まっている番組にチャンネルを合わせる→「始めにジャンプ」ボタンで冒頭から再生→CMになったら30秒送りボタンを何回か連打してCMをスキップ、興味のないニュースも早送りしてどんどんスキップ。実に効率的にニュース番組を見られる。
どうしてこのボタンを省いたのだろう。
レグザにとって重要な機能なのに。
<2>
いくつかのボタン配置が悪い。
これは純正リモコン中央部のボタン配置。
決定ボタンの周りに▲マークで上下左右のボタン、その外側に二重の矢印のような表示で同じく上下左右のボタンがある。
例えば▲マークの上下ボタンは番組表で選択をひとつずつ上下させるボタンであり、二重矢印の上下ボタンは番組表のページを切り替えるボタンになっている。つまり小さく動かすと大きく動かすが並べて配置されている。
しかしこちらが1259円リモコンの中央部。
▲マークと二重矢印のボタンの位置が離れている。
これが実に使いづらい。今まではブラインドタッチで操作できたのに、いちいちリモコンを見なければならない。最初は慣れの問題かと考えていたが、もう20日以上使っているのに毎回戸惑っている。
難しい表現をすれば1259円リモコンのボタン配置はエルゴノミクス的に無理がある。エルゴノミクスとは人間工学、人間工学とは人間の身体や精神的な特性に合わせて設計すること。1259円にそこまでの配慮を期待するのは無理か。
別の観点で見ると純正リモコンは幅が5センチで、1259円リモコンは4.5センチしかない。だから寸法的に▲マークと二重矢印を並べるのが無理だったのかも知れない。
ところがである。
ブログを書くために改めてAmazonでチェックしてみると、
こちらの純正に色まで似せたノンブランド品は▲マークと二重矢印が並んでいるではないか。(▲マークは色が付いていないので画像ではわかりにくい)
そしてわずかばかり位置はずれているとはいえ、この998円リモコンも!
しかもこのリモコンの幅は4.5センチと1259円リモコンと同じ。
やればできるんぢゃないか。
それに998円と上の1336円のリモコンには「始めにジャンプ」ボタンも備わっている!!
凹むなあ〜。
Amazonで1259円リモコンを買ったときに、おそらくこれらのリモコンも画面に並んでいたはず。もっと良く見較べればよかったのだけど、なかなかこの価格帯の買い物でそこまで熱心に検討できない。
998円リモコンに買い換えるか? いや1259円リモコンを買ったばかりなのに、そんなことをしたら死んだバアちゃんに叱れらそう気がするから我慢しよう(^^ゞ
皆さんもリモコンを買うときは慎重に。
おしまい
2026年03月23日
初めてリモコンを買った
2015年に買ったテレビ(レグザZ8)は搬入・設置後わずか10分で音声が出ない故障が発生し、その後に電源が落ちる故障を3回も繰り返して、通算4回目の故障となった2020年に修理ではなく新品の別モデル(レグザ720X)に交換となった。その都度あれこれブログにネタを提供してくれたが↓ 新品に交換して以降の6年間は不具合は発生していない。
2020.04.18 4度目のテレビ修理は新品に交換 その2
2020.04.16 4度目のテレビ修理は新品に交換
2019.11.14 3度目のテレビ修理
2015.12.26 テレビ録画用のハードディスクが7ヶ月で故障
2015.04.30 テレビ購入後10分で故障(/o\) 修理編
2015.04.25 テレビ購入後10分で故障(/o\)
当時に書いた「部品交換した基盤におそらくは製造工程上の欠陥があった」とする仮説は、今では確信に変わっている。2015年4月から2020年4月までに4回の故障、つまり平均すれば15ヶ月に1度故障していた計算で、もし新品の別モデルに交換していなければ、今頃は9回目の修理をしているところだった(^^ゞ
それでテレビにはまったく問題はないのに、去年の暮れ当たりからリモコンの調子が悪くなる。具体的には電源がなかなか入らない&落とせない。いったん電源が入れば、それ以外のボリュウーム調節やチャンネル切り替えなどに支障はないものの、なぜか録画の早送り・巻き戻しだけは機能しない。
最初は電源のオンオフに1秒かかるようになり、それが3秒〜5秒〜10秒〜それ以上と延びていった。電源を入れようとリモコンを押しっぱなしにしていて、よそ見しているうちに電源が入り、でも押しっぱなしだから電源が落ちるなんてこともあった。
電池の交換と、リモコンの発光部にあるLEDやテレビの受光部を拭いて汚れを落とすなどの基本的な対処はもちろんした。ついでにリモコンを振ったり軽く叩いたりも試みたが(^^ゞ まったくダメ。それにしても特定の機能だけに不具合が現れるのがナゾ
リモコンでの電源オンオフに時間が掛かるようになってもテレビ本体で操作はできる。録画の早送り・巻き戻しは、それとは別にある「30秒送り・10秒戻し」が機能していたのでそれで代用できた。(ただしAmazonビデオで見る映画にこのボタンは使えない)
しばらくそうしていたが、見る始める・見終わる度にテレビの裏側にあるスイッチを手探りで探し当てて押すのも面倒になり、ようやく先日リモコンを購入。そういえばリモコンなんて家電製品を買ったら付属で付いてくるので、それ自体を買うのは初めてだなと気付いたのが今回のタイトルの由来。
最初に心配したのは現在のテレビは2020年に故障の交換品としてやって来たとはいえ、発売されたのは2018年。8年前のテレビのリモコンってまだ売っているのかということ。リモコン下部にCT-90483と品番が印刷されていたので、それを打ち込んで検索。最初にヒットしたのがレグザの公式オンラインストア。
とりあえずまだ売っていてホッとする。
でも7150円とはリモコンって結構な値段。
リモコンは付属品でタダみたいな感覚があるからそう思うのかも知れない。
意外だったのはヨドバシ、ビッグカメラ、ケーズデンキなどの家電量販店もレグザ公式と同じ7150円。
でもさすがはAmazon。
47%も安い3780円!
それでこれをポチろうかと思ったものの、Amazonの検索画面にはノンブランドでレグザ対応のリモコンがたくさん並んでいた。
そして選んだのがこれ。
買ったときは新生活セールの値引き期間中で、画像より10%引きの1259円だった。
レグザ公式価格の7150円と比較すると82%引きのびっくり価格。
そんなに安くてこれって大丈夫?との不安は多少あった。しかしレビューを見ても問題はなさそうだったし、それに1259円なのだからダメだったら改めて3780円の純正リモコンを買い直せばいいやと。
さて届いた1259円リモコン。
まったく問題なく使える。
電源ボタンを押したらすぐに電源が入る当たり前の動作にとても感動(^^ゞ
調子の悪いリモコンを使っていたときはそれほど感じていなかったのに、それがとても心理的な負担になっていたと気がついた。ちょっと大げさだけれどリモコンひとつでQOL(Quality of Life:生活の質)が向上した。電源のオンオフに3秒掛かるようになった時点で買い換えておくべきだったと少し反省。
リモコンのすべてのボタンは試していないものの、普段使いしているボタンはどれも機能する。しかもたった1259円だったのでこのリモコンには満足。でも使ってみていくつか馴染めない点もある。
ーーー続く
2020.04.18 4度目のテレビ修理は新品に交換 その2
2020.04.16 4度目のテレビ修理は新品に交換
2019.11.14 3度目のテレビ修理
2015.12.26 テレビ録画用のハードディスクが7ヶ月で故障
2015.04.30 テレビ購入後10分で故障(/o\) 修理編
2015.04.25 テレビ購入後10分で故障(/o\)
当時に書いた「部品交換した基盤におそらくは製造工程上の欠陥があった」とする仮説は、今では確信に変わっている。2015年4月から2020年4月までに4回の故障、つまり平均すれば15ヶ月に1度故障していた計算で、もし新品の別モデルに交換していなければ、今頃は9回目の修理をしているところだった(^^ゞ
それでテレビにはまったく問題はないのに、去年の暮れ当たりからリモコンの調子が悪くなる。具体的には電源がなかなか入らない&落とせない。いったん電源が入れば、それ以外のボリュウーム調節やチャンネル切り替えなどに支障はないものの、なぜか録画の早送り・巻き戻しだけは機能しない。
最初は電源のオンオフに1秒かかるようになり、それが3秒〜5秒〜10秒〜それ以上と延びていった。電源を入れようとリモコンを押しっぱなしにしていて、よそ見しているうちに電源が入り、でも押しっぱなしだから電源が落ちるなんてこともあった。
電池の交換と、リモコンの発光部にあるLEDやテレビの受光部を拭いて汚れを落とすなどの基本的な対処はもちろんした。ついでにリモコンを振ったり軽く叩いたりも試みたが(^^ゞ まったくダメ。それにしても特定の機能だけに不具合が現れるのがナゾ
リモコンでの電源オンオフに時間が掛かるようになってもテレビ本体で操作はできる。録画の早送り・巻き戻しは、それとは別にある「30秒送り・10秒戻し」が機能していたのでそれで代用できた。(ただしAmazonビデオで見る映画にこのボタンは使えない)
しばらくそうしていたが、見る始める・見終わる度にテレビの裏側にあるスイッチを手探りで探し当てて押すのも面倒になり、ようやく先日リモコンを購入。そういえばリモコンなんて家電製品を買ったら付属で付いてくるので、それ自体を買うのは初めてだなと気付いたのが今回のタイトルの由来。
最初に心配したのは現在のテレビは2020年に故障の交換品としてやって来たとはいえ、発売されたのは2018年。8年前のテレビのリモコンってまだ売っているのかということ。リモコン下部にCT-90483と品番が印刷されていたので、それを打ち込んで検索。最初にヒットしたのがレグザの公式オンラインストア。
とりあえずまだ売っていてホッとする。
でも7150円とはリモコンって結構な値段。
リモコンは付属品でタダみたいな感覚があるからそう思うのかも知れない。
意外だったのはヨドバシ、ビッグカメラ、ケーズデンキなどの家電量販店もレグザ公式と同じ7150円。
でもさすがはAmazon。
47%も安い3780円!
それでこれをポチろうかと思ったものの、Amazonの検索画面にはノンブランドでレグザ対応のリモコンがたくさん並んでいた。
そして選んだのがこれ。
買ったときは新生活セールの値引き期間中で、画像より10%引きの1259円だった。
レグザ公式価格の7150円と比較すると82%引きのびっくり価格。
そんなに安くてこれって大丈夫?との不安は多少あった。しかしレビューを見ても問題はなさそうだったし、それに1259円なのだからダメだったら改めて3780円の純正リモコンを買い直せばいいやと。
さて届いた1259円リモコン。
まったく問題なく使える。
電源ボタンを押したらすぐに電源が入る当たり前の動作にとても感動(^^ゞ
調子の悪いリモコンを使っていたときはそれほど感じていなかったのに、それがとても心理的な負担になっていたと気がついた。ちょっと大げさだけれどリモコンひとつでQOL(Quality of Life:生活の質)が向上した。電源のオンオフに3秒掛かるようになった時点で買い換えておくべきだったと少し反省。
リモコンのすべてのボタンは試していないものの、普段使いしているボタンはどれも機能する。しかもたった1259円だったのでこのリモコンには満足。でも使ってみていくつか馴染めない点もある。
ーーー続く
2026年03月18日
ジンチョウゲを探して4 油面公園
タイトルは「ジンチョウゲを探して」で過去3回と揃えてあるものの、今回は探しに出かけたわけではない。前回に書いた林試の森を出て東横線の祐天寺駅に向かう途中に油面公園があり、近道をするために公園の中を横切ったらシャクナゲが咲いていた。
油面と書いて「あぶらめん」。漢字の読み方としては素直なのに、本当にそう読むのと思ってしまう聞き慣れない言葉。これはこのあたりの昔の地名。江戸時代中期より菜種(なたね)が栽培され、それを絞った菜種油を芝の増上寺や近くの祐天寺に奉納していたため、絞油業に対する租税が免除されて油免と呼ばれ、それがいつしか油面となったと伝わる(諸説あり)。
ここに写っているのは油面公園の半分くらい。
0.45ヘクタールと少し広めの児童公園。
ジンチョウゲは白の方が多かった。どれもまだ幼木。2025年3月に公園を大規模リニューアルしたとのことで、そのときに新たに植えられたのだろう。
探して出かけた場所ではないのにブログにしたのは、中目黒八幡神社や林試の森公園で見たジンチョウゲとは花の形というか数が違ったから。
これが油面公園のジンチョウゲ。
こちらは林試の森のジンチョウゲ。
中目黒八幡のも同じで、それ以外の場所で見たのものこのタイプ。
見較べればわかるように油面公園のは花がたくさん密集している。そのせいか今まで見たジンチョウゲより香りが少し強かった。香りそのものに違いはないと思う。画像検索してみたが品種名はわからず。
花と書いたが開いているのは花びらではなく萼(がく)で、筒状のものが上部でが4つに裂けて花びらのようになっている。萼は花びらの下にあって本来はそれを支える役割だが、花びらがなくて萼が花びらのように見えるのはアジサイと同じ構造。
ジンチョウゲは室町時代に中国から入ってきた。雌花と雄花が分かれる雌雄異株で、花つきのよい雄株のみを挿し木で増やしたため、国内に雌株はほとんどないとされる。だからジンチョウゲが実をつけるのはまれ。
ちなみに雌雄異株あるいは雌雄同株は異株(いしゅ)同株(どうしゅ)と「株」を「しゅ」と読む。そう読むのは枯株(こしゅ)や守株(しゅしゅ)など聞いたことがないような熟語ばかりで珍しい。ただし雌株や雄株は「めかぶ」「おかぶ」で「かぶ」と読むのが日本語のややこしいところ。
また植物学の分野では雌花・雄花あるいは雌株・雄株とメス→オスの順番で書く習わしがある。これは雌雄(しゆう)という言葉があるせいかな? しかし雄しべと雌しべはオス→メスの順番で書かれている場合が多く、やはり日本語は複雑怪奇。
話の脱線ついでにーーー
植物のオス・メスすなわち性別の区別は複雑。
それは生殖器官としての花と株(身体)の組み合わせがあるから。
まず花の分類は
両性花:ひとつの花に雄しべと雌しべの両方がある(全体の70〜80%)
単性花:ひとつの花に雄しべと雌しべのいずれかかがある(全体の20〜30%)
雌花:雌しべのみが発達し、雄しべはない、あるいは退化している
雄花:雄しべのみが発達し、雌しべはない、あるいは退化している
中性花:雄しべ雌しべ共にない、あるいは退化している(全体に対してごくわずか)
生殖機能を持たないので中性というよりは無性
中性花に性別はないから、
性別で区分すると花には両性花・雌花・雄花の3種類があることになる。
そしてひとつの株に、3種類のどの花が咲くかを組み合わせると次の7通りになる。
1 両性花が咲く
2 雌花が咲く →雌雄異株の雌株
3 雄花が咲く →雌雄異株の雄株
4 雌花と雄花の両方が咲く →雌雄同株
5 両性花と雌花の両方が咲く
6 両性花と雄花の両方が咲く
7 両性花と雌花と雄花のすべてが咲く
それでジンチョウゲは単性花であり、日本では雄株がほとんどだと先ほど書いた。雄株に咲くのは雄花であって、雄花とは「雄しべのみが発達し、雌しべはない、あるいは退化している」のが定義。しかしジンチョウゲの雄花の雌しべは退化していない。また数少ない雌花の雄しべも同じく。
画像はジンチョウゲの雌花と雄花を解剖した写真→ここをクリック
写真では雄花に退化していない雌しべがあり、雌花にも退化していない雄しべがあるのがわかる。つまりこれは両性花の断面そのもの。
いくつかの学説があるようだ。
(1)
ジンチョウゲは両性花であって雌雄異株ではない。たまたま実付きの悪い品種が日本に入ってきて、これは雄株だと勘違いした。
(2)
植物の進化は両性花から単性花の雌雄異株への流れ。ジンチョウゲはこの進化の途中にある。だから雌花にある雄しべ、雄花にある雌しべはまだ退化していなくても、もう機能していない。
(3)
ジンチョウゲは自生地が見つかっていない。したがってこれは(はるか昔に)人工的な交配によって生み出された植物。ジンチョウゲの生物分類は
科:ジンチョウゲ科
属:ジンチョウゲ属
種:ジンチョウゲ
でジンチョウゲ属には約90の品種がある。それらのどれかとどれか、あるいは違う属の植物を掛け合わせてできたのがジンチョウゲ。いわゆる園芸品種で生物学的な表現なら交雑種。そして交雑種は生殖能力が低い場合が多い。
ーーーとまあ、庭木としてポピュラーなジンチョウゲなのに、実はわかっていないことの多い不思議な植物なのである。
とりあえず私としては油面公園のジンチョウゲは花粒(これは私の造語)が多くて、香りもよく出ていたのがヨシ。
ジンチョウゲの植えられている場所の対角線上にあった遊具。この「なのはなのおか」はここ油面一帯が昔は菜種畑だったのに由来している。昭和初期まで栽培が続いていたらしい。ここで遊んでいる子供たちは知っているかな。ちなみに菜種=菜の花=油菜ね。
それでこの遊具の横を通り抜けようとしたら足裏がビックリ。地面がとても柔らかい。指で押したら少し凹んだ。いわゆるラバーマットだけれど、これは切れ目がないのでゴムチップ舗装と呼ぶみたい。
今はこんな風になっているんだ。安全への配慮に感心したり過保護のような気がしたり。ただし「今は」と書いたものの、いつ頃からゴムチップ舗装がこのように使われているのかは知らない。何たって公園の遊具で遊んでいたのははるか遠い遠い昔(^^ゞ
油面と書いて「あぶらめん」。漢字の読み方としては素直なのに、本当にそう読むのと思ってしまう聞き慣れない言葉。これはこのあたりの昔の地名。江戸時代中期より菜種(なたね)が栽培され、それを絞った菜種油を芝の増上寺や近くの祐天寺に奉納していたため、絞油業に対する租税が免除されて油免と呼ばれ、それがいつしか油面となったと伝わる(諸説あり)。
ここに写っているのは油面公園の半分くらい。
0.45ヘクタールと少し広めの児童公園。
ジンチョウゲは白の方が多かった。どれもまだ幼木。2025年3月に公園を大規模リニューアルしたとのことで、そのときに新たに植えられたのだろう。
探して出かけた場所ではないのにブログにしたのは、中目黒八幡神社や林試の森公園で見たジンチョウゲとは花の形というか数が違ったから。
これが油面公園のジンチョウゲ。
こちらは林試の森のジンチョウゲ。
中目黒八幡のも同じで、それ以外の場所で見たのものこのタイプ。
見較べればわかるように油面公園のは花がたくさん密集している。そのせいか今まで見たジンチョウゲより香りが少し強かった。香りそのものに違いはないと思う。画像検索してみたが品種名はわからず。
花と書いたが開いているのは花びらではなく萼(がく)で、筒状のものが上部でが4つに裂けて花びらのようになっている。萼は花びらの下にあって本来はそれを支える役割だが、花びらがなくて萼が花びらのように見えるのはアジサイと同じ構造。
ジンチョウゲは室町時代に中国から入ってきた。雌花と雄花が分かれる雌雄異株で、花つきのよい雄株のみを挿し木で増やしたため、国内に雌株はほとんどないとされる。だからジンチョウゲが実をつけるのはまれ。
ちなみに雌雄異株あるいは雌雄同株は異株(いしゅ)同株(どうしゅ)と「株」を「しゅ」と読む。そう読むのは枯株(こしゅ)や守株(しゅしゅ)など聞いたことがないような熟語ばかりで珍しい。ただし雌株や雄株は「めかぶ」「おかぶ」で「かぶ」と読むのが日本語のややこしいところ。
また植物学の分野では雌花・雄花あるいは雌株・雄株とメス→オスの順番で書く習わしがある。これは雌雄(しゆう)という言葉があるせいかな? しかし雄しべと雌しべはオス→メスの順番で書かれている場合が多く、やはり日本語は複雑怪奇。
話の脱線ついでにーーー
植物のオス・メスすなわち性別の区別は複雑。
それは生殖器官としての花と株(身体)の組み合わせがあるから。
まず花の分類は
両性花:ひとつの花に雄しべと雌しべの両方がある(全体の70〜80%)
単性花:ひとつの花に雄しべと雌しべのいずれかかがある(全体の20〜30%)
雌花:雌しべのみが発達し、雄しべはない、あるいは退化している
雄花:雄しべのみが発達し、雌しべはない、あるいは退化している
中性花:雄しべ雌しべ共にない、あるいは退化している(全体に対してごくわずか)
生殖機能を持たないので中性というよりは無性
中性花に性別はないから、
性別で区分すると花には両性花・雌花・雄花の3種類があることになる。
そしてひとつの株に、3種類のどの花が咲くかを組み合わせると次の7通りになる。
1 両性花が咲く
2 雌花が咲く →雌雄異株の雌株
3 雄花が咲く →雌雄異株の雄株
4 雌花と雄花の両方が咲く →雌雄同株
5 両性花と雌花の両方が咲く
6 両性花と雄花の両方が咲く
7 両性花と雌花と雄花のすべてが咲く
それでジンチョウゲは単性花であり、日本では雄株がほとんどだと先ほど書いた。雄株に咲くのは雄花であって、雄花とは「雄しべのみが発達し、雌しべはない、あるいは退化している」のが定義。しかしジンチョウゲの雄花の雌しべは退化していない。また数少ない雌花の雄しべも同じく。
画像はジンチョウゲの雌花と雄花を解剖した写真→ここをクリック
写真では雄花に退化していない雌しべがあり、雌花にも退化していない雄しべがあるのがわかる。つまりこれは両性花の断面そのもの。
いくつかの学説があるようだ。
(1)
ジンチョウゲは両性花であって雌雄異株ではない。たまたま実付きの悪い品種が日本に入ってきて、これは雄株だと勘違いした。
(2)
植物の進化は両性花から単性花の雌雄異株への流れ。ジンチョウゲはこの進化の途中にある。だから雌花にある雄しべ、雄花にある雌しべはまだ退化していなくても、もう機能していない。
(3)
ジンチョウゲは自生地が見つかっていない。したがってこれは(はるか昔に)人工的な交配によって生み出された植物。ジンチョウゲの生物分類は
科:ジンチョウゲ科
属:ジンチョウゲ属
種:ジンチョウゲ
でジンチョウゲ属には約90の品種がある。それらのどれかとどれか、あるいは違う属の植物を掛け合わせてできたのがジンチョウゲ。いわゆる園芸品種で生物学的な表現なら交雑種。そして交雑種は生殖能力が低い場合が多い。
ーーーとまあ、庭木としてポピュラーなジンチョウゲなのに、実はわかっていないことの多い不思議な植物なのである。
とりあえず私としては油面公園のジンチョウゲは花粒(これは私の造語)が多くて、香りもよく出ていたのがヨシ。
ジンチョウゲの植えられている場所の対角線上にあった遊具。この「なのはなのおか」はここ油面一帯が昔は菜種畑だったのに由来している。昭和初期まで栽培が続いていたらしい。ここで遊んでいる子供たちは知っているかな。ちなみに菜種=菜の花=油菜ね。
それでこの遊具の横を通り抜けようとしたら足裏がビックリ。地面がとても柔らかい。指で押したら少し凹んだ。いわゆるラバーマットだけれど、これは切れ目がないのでゴムチップ舗装と呼ぶみたい。
今はこんな風になっているんだ。安全への配慮に感心したり過保護のような気がしたり。ただし「今は」と書いたものの、いつ頃からゴムチップ舗装がこのように使われているのかは知らない。何たって公園の遊具で遊んでいたのははるか遠い遠い昔(^^ゞ
2026年03月16日
ジンチョウゲを探して3 林試の森公園
日本の四大香木のうち、まだその匂いを嗅いだ経験のなかったジンチョウゲを探しに中目黒八幡神社と目黒天空庭園に出かけたのが3月5日。
中目黒八幡神社で初めてクンクンして
いい香りとはいえ、いつまでも記憶に残るようなものすごくいい香り
というほどではない。
キンモクセイやロウバイと違って周りに漂うような強い香りではなく、
鼻を近づけないと香りが感じられない。
とわかった。
四大香木とは春:ジンチョウゲ、夏:クチナシ、秋:キンモクセイ、冬:ロウバイ。
クチナシの香りもまだ知らないが、ジンチョウゲをキンモクセイやロウバイと並べて四大香木とするのはちょっと疑問に思えたのが正直な感想。またどうしてフジがこのランクに入っていないのだと憤慨している(^^ゞ
ジンチョウゲの東京での開花時期は2月下旬に始まるとされる。しかし今年はウメの開花も早かったので3月5日のジンチョウゲはもう香りのピークを過ぎていたのかも知れない。花の香りは揮発性成分で開花した後は徐々に弱くなる。
ただ、
今までジンチョウゲの匂いを嗅いだことがなかったと書いたけれど、小学6年生頃に実家を建て増しする前の庭にジンチョウゲはあった。しかしまったく香りの記憶はない。同じく庭にあったキンモクセイがいい香りだったのはよく覚えていて、やはりジンチョウゲの香りはそれほど強くないのだと思っている。それはまた来年の咲き始めた頃に確認しましょう。
3月5日でジンチョウゲに対する関心はずいぶんと下がってしまったものの、3月12日にも2箇所訪れた。まずは林試の森公園。
ジンチョウゲは南門から出会いの広場に向かう通路沿いにある。
上の写真の1枚目は幼児コーナーのある敷地の隅でそこそこ大きな株。
赤紫と白の両方がある。
香りは中目黒八幡と同じレベル。
つまり弱くて鼻を近づけないと香りはわからない。
また中目黒八幡で嗅いだのは白だけだったが赤紫も同じ香りだった。
ひょっとしたら中目黒八幡のジンチョウゲの香りが弱かっただけとの淡い期待もいだいていたものの、ここでも同じで「やっぱりね」と確認。
軽く森林浴して、
白くて格好いいプラタナスの幹を眺めて公園を後にする。
ところで森林浴の言葉を最近はあまり聞かないような。
私はその効果をとても信じていて木々の下を歩くととても落ち着く。
樹木が発散するフィトンチッドという物質が影響するらしいが、その作用はしばらく森にこもっていないと現れない。だから木々の下を歩いた程度で落ち着くとは「気のせい」なのだけれど、気持ちとは気のせいなのでそれでいいのだ。
中目黒八幡神社で初めてクンクンして
いい香りとはいえ、いつまでも記憶に残るようなものすごくいい香り
というほどではない。
キンモクセイやロウバイと違って周りに漂うような強い香りではなく、
鼻を近づけないと香りが感じられない。
とわかった。
四大香木とは春:ジンチョウゲ、夏:クチナシ、秋:キンモクセイ、冬:ロウバイ。
クチナシの香りもまだ知らないが、ジンチョウゲをキンモクセイやロウバイと並べて四大香木とするのはちょっと疑問に思えたのが正直な感想。またどうしてフジがこのランクに入っていないのだと憤慨している(^^ゞ
ジンチョウゲの東京での開花時期は2月下旬に始まるとされる。しかし今年はウメの開花も早かったので3月5日のジンチョウゲはもう香りのピークを過ぎていたのかも知れない。花の香りは揮発性成分で開花した後は徐々に弱くなる。
ただ、
今までジンチョウゲの匂いを嗅いだことがなかったと書いたけれど、小学6年生頃に実家を建て増しする前の庭にジンチョウゲはあった。しかしまったく香りの記憶はない。同じく庭にあったキンモクセイがいい香りだったのはよく覚えていて、やはりジンチョウゲの香りはそれほど強くないのだと思っている。それはまた来年の咲き始めた頃に確認しましょう。
3月5日でジンチョウゲに対する関心はずいぶんと下がってしまったものの、3月12日にも2箇所訪れた。まずは林試の森公園。
ジンチョウゲは南門から出会いの広場に向かう通路沿いにある。
上の写真の1枚目は幼児コーナーのある敷地の隅でそこそこ大きな株。
赤紫と白の両方がある。
香りは中目黒八幡と同じレベル。
つまり弱くて鼻を近づけないと香りはわからない。
また中目黒八幡で嗅いだのは白だけだったが赤紫も同じ香りだった。
ひょっとしたら中目黒八幡のジンチョウゲの香りが弱かっただけとの淡い期待もいだいていたものの、ここでも同じで「やっぱりね」と確認。
軽く森林浴して、
白くて格好いいプラタナスの幹を眺めて公園を後にする。
ところで森林浴の言葉を最近はあまり聞かないような。
私はその効果をとても信じていて木々の下を歩くととても落ち着く。
樹木が発散するフィトンチッドという物質が影響するらしいが、その作用はしばらく森にこもっていないと現れない。だから木々の下を歩いた程度で落ち着くとは「気のせい」なのだけれど、気持ちとは気のせいなのでそれでいいのだ。
2026年03月15日
ジンチョウゲを探して2 目黒天空庭園
前回に書いた中目黒八幡神社を見た後、
その足でジンチョウゲを探しに向かったのは目黒天空庭園。
住宅街を抜けて中目黒駅に出て山手通り。山手通りと目黒川が交差したら目黒川沿いに歩いて池尻大橋駅近くの目黒天空庭園へ。神社からは25分くらいの距離。
そこにあるのはまず大橋ジャンクションという道路施設。高架である首都高の3号渋谷線と地下トンネルの中央環状線を1周400mのらせん状スロープでつないでいる。その屋上に造られたのが目黒区立の目黒天空庭園。
このようにジャンクションの中ではクルマがグルグル回って上り下りしている。
目黒天空庭園へは建物の上に公園を設ける立体都市公園を体験したくて2023年に訪れた。大橋ジャンクションや目黒天空庭園の概要についてはそのときに詳しく書いたのでご参考に↓
https://wassho.livedoor.blog/archives/53454710.html
https://wassho.livedoor.blog/archives/53454758.html
大橋ジャンクションが見えてきた。
その前を流れるのはサクラで有名な目黒川。
3月5日現在のツボミはまだこれくらいの大きさ。
大橋ジャンクションに近づく。
建物との目黒川の間で何か工事をしている。
目黒川はここから100メートル先の国道246号線のところで地下水路(暗渠)が終わり地上に姿を現す。そこが事実上の起点。そして大崎までにしだれ桜が植えられているのは3箇所しかない。そのひとつがこれ。サクラが咲くまでにフェンスは外れるといいね。
前回は山手通り沿いの建物を経由して目黒天空庭園に入った。
こちらの目黒川沿いにも出入り口があったはずだとそれを探す。
この駐車場の中に入ると「オーパス夢広場」の名前がついた人工芝グラウンドがある。おそらく日本で一番高い壁に囲まれたグラウンド。
ここじゃなかったかと引き返そうとしたとき、
ネットが途切れたところに入っていく人がいたので、
後をついていくとエレベーターがあった。2023年のブログにも書いたけれど、この施設は案内サインの類いがまったく少なく不親切。
エレベータに乗って目黒天空庭園に到着。
もう午後3時過ぎだったのになぜか男子高校生がお弁当タイム。
目黒天空庭園はジャンクションのらせん状スロープ道路に天井を付けた構造をしており、屋上は平らではなく高い位置で建物の9階相当、低い位置では5階相当と斜面になっている。ここは9階出入り口と5階出入り口の中間で7階くらいの高さ。
とりあえず下の方に向かう。
芝生広場があって、
その先に咲いていたのは河津桜。
こちらはたぶんソメイヨシノ。
さらに下がって、
マツとタワマン。
あのタワマンの9階に目黒区役所の出先機関があり天空庭園への出入り口も兼ねている。
ネットで覆われた菜の花。
虫除け?寒さ対策?
まるで写真を撮れといわんばかりに設けられた花壇。
アップで撮って差し上げる。
この白いツボミはユスラウメ。
ウメと名前がついているが分類的にはサクラに近い。
ユスラウメ→バラ科:サクラ属
サクラ→バラ科:サクラ属
ウメ→バラ科:サクラ属:スモモ亜属:アンズ節
また英語ではNanking cherryまたはdowny cherryとチェリー(サクラ)がつく。そしてユスラウメはサクランボのような赤い実がなり似たような味らしい。
一番低い5階位置にある管理事務所。
この先は通れず天空庭園は1周できるような造りにはなっていない。
引き返す。
再び芝生広場を過ぎて、
エレベータを降りた位置に戻る。
このピンクの花はモモ。
私はハナモモという呼び方が嫌い。ハナモモとは果実を育てるモモをモモ、花を観賞するための園芸品種をハナモモと区別するネーミング。しかしハナウメやハナサクラとは呼ばないのに、どうしてモモだけモモとハナモモを分ける必要があるのだと思っている。
こんもり剪定されたマツ。
この紅葉している葉は
オタフクナンテン。
どうして縦書きなのに左から右へ書くのだ?
これはナンテンの仲間でも、ナンテンのように赤い実はつけず葉が赤く紅葉する。その葉の形が丸みを帯びておりオタフクの名前がついた。同じ意味でオカメナンテンとも呼ばれる。
ここはオタフクナンテンを灯籠の周りに植えるのが好きみたい。
他にもたくさんあった。
この白い小さな花は春になるとよく見かけるユキヤナギ。
これはゴヨウマツ(さきほどのこんもり剪定も同じく)。
普通のマツは松葉が2本で、これは5本あるので五葉松。
展望台的なところより南方向の風景。
オシャレなデザイナーズ銭湯として有名な文化浴泉の煙突が見えた。
この写真で天空庭園が斜面になっているのがわかるかな。
展望台の反対側は9階の出入り口。
5階の管理事務所から始まってここが終点。
あれ?ジンチョウゲがなかった!
ここにはないのか?
いや複数のSNSで確認したはず。
もう一度管理事務所方向へ下る(^^ゞ
管理事務所の少し手前で見つけた。
もう少し近寄って撮らないとわからないくらい背が低い。
まだ咲き始めたばかりのようで花も小さいし少ない。
そして香りもほとんどしなかった。
ここは屋上なので寒くて成長が遅いのかな?
こんなはずじゃなかった ーーーまったくの無駄足(/o\)
とはいえ中目黒八幡では初めてジンチョウゲの香りを嗅げたし、
久しぶりの天空庭園は気持ちよく、また今年の初モモを見られたので、
この日の帳尻はプラスと考えましょう。
その足でジンチョウゲを探しに向かったのは目黒天空庭園。
住宅街を抜けて中目黒駅に出て山手通り。山手通りと目黒川が交差したら目黒川沿いに歩いて池尻大橋駅近くの目黒天空庭園へ。神社からは25分くらいの距離。
そこにあるのはまず大橋ジャンクションという道路施設。高架である首都高の3号渋谷線と地下トンネルの中央環状線を1周400mのらせん状スロープでつないでいる。その屋上に造られたのが目黒区立の目黒天空庭園。
このようにジャンクションの中ではクルマがグルグル回って上り下りしている。
目黒天空庭園へは建物の上に公園を設ける立体都市公園を体験したくて2023年に訪れた。大橋ジャンクションや目黒天空庭園の概要についてはそのときに詳しく書いたのでご参考に↓
https://wassho.livedoor.blog/archives/53454710.html
https://wassho.livedoor.blog/archives/53454758.html
大橋ジャンクションが見えてきた。
その前を流れるのはサクラで有名な目黒川。
3月5日現在のツボミはまだこれくらいの大きさ。
大橋ジャンクションに近づく。
建物との目黒川の間で何か工事をしている。
目黒川はここから100メートル先の国道246号線のところで地下水路(暗渠)が終わり地上に姿を現す。そこが事実上の起点。そして大崎までにしだれ桜が植えられているのは3箇所しかない。そのひとつがこれ。サクラが咲くまでにフェンスは外れるといいね。
前回は山手通り沿いの建物を経由して目黒天空庭園に入った。
こちらの目黒川沿いにも出入り口があったはずだとそれを探す。
この駐車場の中に入ると「オーパス夢広場」の名前がついた人工芝グラウンドがある。おそらく日本で一番高い壁に囲まれたグラウンド。
ここじゃなかったかと引き返そうとしたとき、
ネットが途切れたところに入っていく人がいたので、
後をついていくとエレベーターがあった。2023年のブログにも書いたけれど、この施設は案内サインの類いがまったく少なく不親切。
エレベータに乗って目黒天空庭園に到着。
もう午後3時過ぎだったのになぜか男子高校生がお弁当タイム。
目黒天空庭園はジャンクションのらせん状スロープ道路に天井を付けた構造をしており、屋上は平らではなく高い位置で建物の9階相当、低い位置では5階相当と斜面になっている。ここは9階出入り口と5階出入り口の中間で7階くらいの高さ。
とりあえず下の方に向かう。
芝生広場があって、
その先に咲いていたのは河津桜。
こちらはたぶんソメイヨシノ。
さらに下がって、
マツとタワマン。
あのタワマンの9階に目黒区役所の出先機関があり天空庭園への出入り口も兼ねている。
ネットで覆われた菜の花。
虫除け?寒さ対策?
まるで写真を撮れといわんばかりに設けられた花壇。
アップで撮って差し上げる。
この白いツボミはユスラウメ。
ウメと名前がついているが分類的にはサクラに近い。
ユスラウメ→バラ科:サクラ属
サクラ→バラ科:サクラ属
ウメ→バラ科:サクラ属:スモモ亜属:アンズ節
また英語ではNanking cherryまたはdowny cherryとチェリー(サクラ)がつく。そしてユスラウメはサクランボのような赤い実がなり似たような味らしい。
一番低い5階位置にある管理事務所。
この先は通れず天空庭園は1周できるような造りにはなっていない。
引き返す。
再び芝生広場を過ぎて、
エレベータを降りた位置に戻る。
このピンクの花はモモ。
私はハナモモという呼び方が嫌い。ハナモモとは果実を育てるモモをモモ、花を観賞するための園芸品種をハナモモと区別するネーミング。しかしハナウメやハナサクラとは呼ばないのに、どうしてモモだけモモとハナモモを分ける必要があるのだと思っている。
こんもり剪定されたマツ。
この紅葉している葉は
オタフクナンテン。
どうして縦書きなのに左から右へ書くのだ?
これはナンテンの仲間でも、ナンテンのように赤い実はつけず葉が赤く紅葉する。その葉の形が丸みを帯びておりオタフクの名前がついた。同じ意味でオカメナンテンとも呼ばれる。
ここはオタフクナンテンを灯籠の周りに植えるのが好きみたい。
他にもたくさんあった。
この白い小さな花は春になるとよく見かけるユキヤナギ。
これはゴヨウマツ(さきほどのこんもり剪定も同じく)。
普通のマツは松葉が2本で、これは5本あるので五葉松。
展望台的なところより南方向の風景。
オシャレなデザイナーズ銭湯として有名な文化浴泉の煙突が見えた。
この写真で天空庭園が斜面になっているのがわかるかな。
展望台の反対側は9階の出入り口。
5階の管理事務所から始まってここが終点。
あれ?ジンチョウゲがなかった!
ここにはないのか?
いや複数のSNSで確認したはず。
もう一度管理事務所方向へ下る(^^ゞ
管理事務所の少し手前で見つけた。
もう少し近寄って撮らないとわからないくらい背が低い。
まだ咲き始めたばかりのようで花も小さいし少ない。
そして香りもほとんどしなかった。
ここは屋上なので寒くて成長が遅いのかな?
こんなはずじゃなかった ーーーまったくの無駄足(/o\)
とはいえ中目黒八幡では初めてジンチョウゲの香りを嗅げたし、
久しぶりの天空庭園は気持ちよく、また今年の初モモを見られたので、
この日の帳尻はプラスと考えましょう。
2026年03月14日
ジンチョウゲを探して1 中目黒八幡神社
以下は2023年の秋にブログに書いた一節。
日本の四大香木とされるのは
春:ジンチョウゲ(沈丁花)
夏:クチナシ
秋:キンモクセイ
冬:ロウバイ
キンモクセイはそこら中にある。またロウバイはあちこちの名所を訪れた。
しかしジンチョウゲとクチナシはあまり馴染みがないなあ。
来年の春と夏は意識して出かけましょう。
しかし2024年なったらそれをすっかり忘れる(^^ゞ
2025年に今年こそはと思い、まず春にジンチョウゲを探しに近所の公園に出かけた。しかし「春」といえば4〜5月と思うじゃない。それでゴールデンウィーク頃に見に行ったと思う。でも実はジンチョウゲの開花時期は2〜3月だったのでどこにも見当たらず。そのせいで気落ちしたのか夏のクチナシをまたすっかり忘れる(/o\)
さて3度目の正直の今年。
実はまた忘れていたのだがーーー
先日、目黒川沿いを歩いていて携帯が鳴ったので立ち止まった。
するとなんたる偶然かそこにジンチョウゲ!
ジンチョウゲは低木。さらにここのは地面に這うように生えていた。
人通りもあり残念ながらしゃがんでのクンクンは恥ずかしくてできず。
ところでジンチョウゲはウメやサクラと違って名所と呼ばれるところ、あるいは相当の数がまとまって植えられている場所はないみたい。それでも近所で何カ所かを探し出し、外出や散歩のついでに回ってきた。その第1弾が中目黒八幡神社。訪れたのは3月5日。
中目黒八幡神社は名前の通り中目黒にある。でも中目黒駅からは500メートルほど離れていて大きな通りにも面していない。その存在は知っていたけれど訪れたのは初めて。これは参道とは反対側の裏口。
境内の様子。
こぢんまりとした神社。
ひと通り見て回る。
でもジンチョウゲが見当たらない。
もう花が散ってしまったのか?
別にジンチョウゲが名物の神社ではないので案内板にもそんな表示はなし。
ひょっとしてこれ? ジンチョウゲは最初に載せた写真のように赤紫の花だと思い込んで見落としていた。この神社で咲いていたのは白いジンチョウゲ。
SNSではジンチョウゲの周りに来るといい香りがするなんてよく書いてある。でもまったく香りは漂っていない。そこで鼻を近づけてクンクン。
甘さはあってもあまり濃厚ではない。どちらかといえば爽やかに甘く、それほど似ていないのになぜかリンゴの香りや味を思い出した。しかし、いい香りではあるとしてもキンモクセイやロウバイと並べて四大香木とは過大評価とも思う。香りの絶対量も足らないし。ちょっとガッカリ。
本殿のある境内上部から参道を見下ろす。
上の写真では見えないが、
階段を降りて左側、灯籠の手前にあった神泉と書かれた湧き水。
ただし昔は湧き水だったものの、現在は井戸の水をここへ流しているらしい。
ところでよく見ると水盤の上にはワイヤーが張ってあり、
また隣にはこんな注意書き。
赤文字で書かれていたであろう部分が日光で退色して読めない。ネットで得た情報によると「カラスがここの水でエサを洗うことを学習した」のようだ。それでカラス防止用のワイヤー。カラスって頭いいんだね。もっともカラスは雑食性でネズミや小鳥なども食べるから、その残骸がここに残っていたらと思うとゾッとする。
湧き水の向かいにあるのが「さざれ石」。
さざれ石には2つの意味があってまずは小さな石。そしてその小さな石が地中の炭酸カルシウムなどによって結合し大きな塊となった状態。一般的には後者の意味で使われる場合がほとんど。ここにあるのもそんなメカニズムで形成されたさざれ石。また昔の人は炭酸カルシウムによる結合を石が成長して岩になったと見なし、それをめでたいものと考えた。
ところでさざれ石と聞いて思い出すのは「君が代」。
君が代の歌詞の元となったのは平安時代初期に編纂された古今和歌集に載っている和歌。作者は「読み人知らず」となっている。その和歌は冒頭を除けば「君が代」と同一。
我が君は千代に八千代に
さざれ石の巌となりて
苔のむすまで
これは長寿を祝う和歌。
わかりやすい言葉遣いに置き換えると
愛しい(あるいは大切な)あなたが
1000年あるいはもっとずっと長く
→千代が1000年で、八千代の八は「多く」の意味。八百万(やおよろず)や
嘘八百と同じ語法
小さなさざれ石が、巌(いわお:大きな岩)となり
苔に覆われるまで長生きして欲しい
となる。
この和歌は御伽草子、謡曲、小唄、神楽、舟歌などに広く引用されていて、なぜか13世紀以降は「我が君」を「君が代」と変えて詠まれるようになる。理由はよく調べていない。それでも「我が君」と「君が代」の意味は同じ。
しかしその「君が代」が示す内容を、明治政府が天皇の治世、皇室の永続性と限定解釈して生まれたのが、後に国歌となった「君が代」。
それはさておき、
問題はメロディー。
♪千代に八千代にさざれ〜
(息継ぎ)
♪石の巌とな〜りて
と誰もが歌っているはず。まあ君が代は子供の頃に暗記して歌わされたままで、意味まで考えている人はほとんどいないものの、これでは千代に八千代に「さざれる」と意味不明の動詞になってしまう。それに「巌となりて」ではなく「石の岩音鳴りて」と思っている人も多いはず。私も「巌」と知ったのは大人になってずいぶんと経っていた。
どうして「さざれ石」を「さざれ」と「石」に分けるメロディーにしたのか?
実は現在の「君が代」はセカンドバージョン。
ファーストバージョンの作曲は駐日イギリス公使館付の軍楽隊長ジョン・フェントン。イギリス王族の来日に際し、日本に国歌がないのを知り作曲を申し出る。初演は1870年(明治3年)、演奏は薩摩バンド(薩摩藩軍楽隊)。元は和歌である君が代の歌詞が選ばれたのは、薩摩藩で、それが琵琶歌(びわうた)としてポピュラーだったから。
ただしフェントン作曲のメロディーは不人気で5年ほどで廃止された。
セカンドバージョンの作曲は宮内省雅楽師の林廣守(ひろもり)とされるが諸説あり。なお西洋楽器での伴奏を編曲したのは、プロイセンの軍楽家で音楽教師として来日していたフランツ・エッケルト。初演は1880年(明治13年)。
それにしても外国人が作曲したファーストバージョンならまだしも、セカンドバージョンは日本人が作曲しているのに「さざれ石」を分断したのがナゾ そのうち暇があれば調べましょう。
話がそれて、
しかもジンチョウゲよりも長くなったm(_ _)m
さて、さざれ石の隣にもジンチョウゲがあった。
同じく白いジンチョウゲで香りの強さも同じ。
しかし写真をよく見ると、
奥に赤紫のジンチョウゲも咲いているではないか。
この場にいたときはまったく気付かなかった。
ジンチョウゲは赤紫だと思い込んで白いジンチョウゲをすぐに見つけられず、
白いジンチョウゲもあると頭にインプットされたら、
今度は赤紫のジンチョウゲを見落とす。
私の脳認知のポンコツさを思い知らされた!(^^ゞ
神泉&さざれ石のところか見た参道の入り口。
参道を道路側より。
ジンチョウゲはイメージしていた香りとは違ったとはいえ、
生まれて初めてそれをクンクンできて満足。
日本の四大香木とされるのは
春:ジンチョウゲ(沈丁花)
夏:クチナシ
秋:キンモクセイ
冬:ロウバイ
キンモクセイはそこら中にある。またロウバイはあちこちの名所を訪れた。
しかしジンチョウゲとクチナシはあまり馴染みがないなあ。
来年の春と夏は意識して出かけましょう。
しかし2024年なったらそれをすっかり忘れる(^^ゞ
2025年に今年こそはと思い、まず春にジンチョウゲを探しに近所の公園に出かけた。しかし「春」といえば4〜5月と思うじゃない。それでゴールデンウィーク頃に見に行ったと思う。でも実はジンチョウゲの開花時期は2〜3月だったのでどこにも見当たらず。そのせいで気落ちしたのか夏のクチナシをまたすっかり忘れる(/o\)
さて3度目の正直の今年。
実はまた忘れていたのだがーーー
先日、目黒川沿いを歩いていて携帯が鳴ったので立ち止まった。
するとなんたる偶然かそこにジンチョウゲ!
ジンチョウゲは低木。さらにここのは地面に這うように生えていた。
人通りもあり残念ながらしゃがんでのクンクンは恥ずかしくてできず。
ところでジンチョウゲはウメやサクラと違って名所と呼ばれるところ、あるいは相当の数がまとまって植えられている場所はないみたい。それでも近所で何カ所かを探し出し、外出や散歩のついでに回ってきた。その第1弾が中目黒八幡神社。訪れたのは3月5日。
中目黒八幡神社は名前の通り中目黒にある。でも中目黒駅からは500メートルほど離れていて大きな通りにも面していない。その存在は知っていたけれど訪れたのは初めて。これは参道とは反対側の裏口。
境内の様子。
こぢんまりとした神社。
ひと通り見て回る。
でもジンチョウゲが見当たらない。
もう花が散ってしまったのか?
別にジンチョウゲが名物の神社ではないので案内板にもそんな表示はなし。
ひょっとしてこれ? ジンチョウゲは最初に載せた写真のように赤紫の花だと思い込んで見落としていた。この神社で咲いていたのは白いジンチョウゲ。
SNSではジンチョウゲの周りに来るといい香りがするなんてよく書いてある。でもまったく香りは漂っていない。そこで鼻を近づけてクンクン。
甘さはあってもあまり濃厚ではない。どちらかといえば爽やかに甘く、それほど似ていないのになぜかリンゴの香りや味を思い出した。しかし、いい香りではあるとしてもキンモクセイやロウバイと並べて四大香木とは過大評価とも思う。香りの絶対量も足らないし。ちょっとガッカリ。
本殿のある境内上部から参道を見下ろす。
上の写真では見えないが、
階段を降りて左側、灯籠の手前にあった神泉と書かれた湧き水。
ただし昔は湧き水だったものの、現在は井戸の水をここへ流しているらしい。
ところでよく見ると水盤の上にはワイヤーが張ってあり、
また隣にはこんな注意書き。
赤文字で書かれていたであろう部分が日光で退色して読めない。ネットで得た情報によると「カラスがここの水でエサを洗うことを学習した」のようだ。それでカラス防止用のワイヤー。カラスって頭いいんだね。もっともカラスは雑食性でネズミや小鳥なども食べるから、その残骸がここに残っていたらと思うとゾッとする。
湧き水の向かいにあるのが「さざれ石」。
さざれ石には2つの意味があってまずは小さな石。そしてその小さな石が地中の炭酸カルシウムなどによって結合し大きな塊となった状態。一般的には後者の意味で使われる場合がほとんど。ここにあるのもそんなメカニズムで形成されたさざれ石。また昔の人は炭酸カルシウムによる結合を石が成長して岩になったと見なし、それをめでたいものと考えた。
ところでさざれ石と聞いて思い出すのは「君が代」。
君が代の歌詞の元となったのは平安時代初期に編纂された古今和歌集に載っている和歌。作者は「読み人知らず」となっている。その和歌は冒頭を除けば「君が代」と同一。
我が君は千代に八千代に
さざれ石の巌となりて
苔のむすまで
これは長寿を祝う和歌。
わかりやすい言葉遣いに置き換えると
愛しい(あるいは大切な)あなたが
1000年あるいはもっとずっと長く
→千代が1000年で、八千代の八は「多く」の意味。八百万(やおよろず)や
嘘八百と同じ語法
小さなさざれ石が、巌(いわお:大きな岩)となり
苔に覆われるまで長生きして欲しい
となる。
この和歌は御伽草子、謡曲、小唄、神楽、舟歌などに広く引用されていて、なぜか13世紀以降は「我が君」を「君が代」と変えて詠まれるようになる。理由はよく調べていない。それでも「我が君」と「君が代」の意味は同じ。
しかしその「君が代」が示す内容を、明治政府が天皇の治世、皇室の永続性と限定解釈して生まれたのが、後に国歌となった「君が代」。
それはさておき、
問題はメロディー。
♪千代に八千代にさざれ〜
(息継ぎ)
♪石の巌とな〜りて
と誰もが歌っているはず。まあ君が代は子供の頃に暗記して歌わされたままで、意味まで考えている人はほとんどいないものの、これでは千代に八千代に「さざれる」と意味不明の動詞になってしまう。それに「巌となりて」ではなく「石の岩音鳴りて」と思っている人も多いはず。私も「巌」と知ったのは大人になってずいぶんと経っていた。
どうして「さざれ石」を「さざれ」と「石」に分けるメロディーにしたのか?
実は現在の「君が代」はセカンドバージョン。
ファーストバージョンの作曲は駐日イギリス公使館付の軍楽隊長ジョン・フェントン。イギリス王族の来日に際し、日本に国歌がないのを知り作曲を申し出る。初演は1870年(明治3年)、演奏は薩摩バンド(薩摩藩軍楽隊)。元は和歌である君が代の歌詞が選ばれたのは、薩摩藩で、それが琵琶歌(びわうた)としてポピュラーだったから。
ただしフェントン作曲のメロディーは不人気で5年ほどで廃止された。
セカンドバージョンの作曲は宮内省雅楽師の林廣守(ひろもり)とされるが諸説あり。なお西洋楽器での伴奏を編曲したのは、プロイセンの軍楽家で音楽教師として来日していたフランツ・エッケルト。初演は1880年(明治13年)。
それにしても外国人が作曲したファーストバージョンならまだしも、セカンドバージョンは日本人が作曲しているのに「さざれ石」を分断したのがナゾ そのうち暇があれば調べましょう。
話がそれて、
しかもジンチョウゲよりも長くなったm(_ _)m
さて、さざれ石の隣にもジンチョウゲがあった。
同じく白いジンチョウゲで香りの強さも同じ。
しかし写真をよく見ると、
奥に赤紫のジンチョウゲも咲いているではないか。
この場にいたときはまったく気付かなかった。
ジンチョウゲは赤紫だと思い込んで白いジンチョウゲをすぐに見つけられず、
白いジンチョウゲもあると頭にインプットされたら、
今度は赤紫のジンチョウゲを見落とす。
私の脳認知のポンコツさを思い知らされた!(^^ゞ
神泉&さざれ石のところか見た参道の入り口。
参道を道路側より。
ジンチョウゲはイメージしていた香りとは違ったとはいえ、
生まれて初めてそれをクンクンできて満足。
2026年03月08日
残り5分咲きだった池上梅園
タイトルを変更して3月1日の大田区でウメをハシゴする散歩の後編。
聖蹟蒲田梅屋敷公園から40分ほど歩いて池上梅園に到着。
ここは2020年2月にウメ、2022年にロウバイを見に来て以来の3回目。
聖蹟蒲田梅屋敷公園は残り1分咲きの終了状態だったが、ここならもっと咲いているのはわかっていた。それは出かける前に見た大田区のホームページに、2日前の2月27日付けで「まだまだ見頃です!」と載っていたから。
ウメの本数は聖蹟蒲田梅屋敷公園が100本で池上梅園は370本。数が多い=多様な品種=全体の開花時期が長いのだと思う。
園内は3つのゾーンに分かれる。案内看板にウメがたくさん描かれているのがメインとなる西向きの斜面。斜面の下に前庭的なものがある。南側は茶室などが点在する庭園的なゾーン。(看板地図は左が北)
面積は約0.9ヘクタール。ウメが植えられているのが約半分としても、メインは斜面なので表面積で考えれば平面の敷地面積より広い。そこにウメが密集して植えられており0.45ヘクタールの敷地と聞いてイメージするより本数は多い。(聖蹟蒲田梅屋敷公園も0.46ヘクタールである)
ただし斜面の中に入れず花には近づけない。
どちらかといえばウメ景色を眺める設計の梅園になっている。
まずは斜面を登る。
この日は日曜日で人が多いせいか北側階段が上り、南側階段が下りの一方通行になっていた。
途中で斜面を横から。
この密集感が池上梅園の魅力。
ただもうちょっと花数の多いときに来たかったな。
水平の通路になったら、
下を眺める。
斜面の向こうに写っているのが前庭ゾーン。
さらにその先は同じ大田区立なのに池上梅園付属緑地となぜか別の公園になっている。
通路に近いウメを撮るものの、どうにもサマにならない。
ウメのせいではなく私のテクニック不足(^^ゞ
せっかくのサンシュユなのにちょっとウメから遠い。
通路を南に渡ったところに咲いていたのは八重揚羽という品種。
八重なのでモフモフ。
斜面上部には東屋(あずまや)的な休憩所もある。
こちらの階段は気をつけて降りましょう。
上ってきた北側階段の途中で斜面を眺めると南を向くので逆光。南側階段では順光になって撮影的に条件はいいのに、南側は広く斜面を見渡せないルートになっているのが残念。
庭園ゾーンに入ってロウバイ。
もう香りは残っていなかった。
鳥に食べられたと思われる柑橘系の実。
そして向かったのは、
池上梅園を含めて日本に数本しかないとされる希少種の座論梅。
既に見頃終了(/o\)
初めて来た2020年2月27日も同じような状態だった。わりと早咲きのウメのよう。ロウバイ目的だった2022年の2月6日はまだ開花前。まあまた来る機会はあるでしょう。なお宮崎県で国の天然記念物に指定されている樹齢600年の座論梅とは別の品種。ここの座論梅は昭和になって中国からもたらされた品種なのに、どうして同じ名前を付けたのかナゾ
庭園ゾーンをブラブラ。
雪吊りのトップとボトム。
奥に小さな広場があって、
屋台も出ている。
その手前の紅梅の色が印象的だった。
ほとんど花が残っていないけれど。
この門をくぐると、
池があり、この建物は「和室」というヘンな名前。
池の横にあるヤナギ。
まだ葉が少ないので何となく「幽霊の正体見たり枯れ尾花」的な雰囲気。
尾花とはススキ。ただし日本画で幽霊と最も一緒に描かれるのはヤナギ。
それとは打って変わって、おめでたいイメージの源平咲きのウメ。
源平咲きとは1本の木に白梅と紅梅が一緒に咲く、あるいは花びらに白と赤やピンクが混ざる咲き方。源平合戦(源氏の白旗、平氏の赤旗)にちなんだネーミング。モモやツバキではよくあるもののウメやサクラでは珍しい。
庭園ゾーンを抜けて斜面の下の通路。
お嬢ちゃんたちはウメより砂利遊びが楽しいみたい。
斜面の横から上から、あれこれ撮り方を工夫してみたのに、
素直に下から眺めるのが一番キレイだったとのオチ(^^ゞ
斜面のごく一部だけ立ち入れるようになっている。
でも至近距離で満開のウメはこれくらいしかなかった。
その代わりにゴツゴツした幹を見て楽しみましょう。
ずいぶんと緑色のツボミを発見。
前庭エリア。
ここには藁ボッチがたくさんある。
包まれているのはボタン(牡丹)だと思う。
池上梅園にはボタンが50本、ツツジが800本、それ以外にもシャクヤクやハナショウブなどが植えられている。それらも見てみたい。ただ開花情報がつかめるが不明。ウメならSNSにたくさん投稿されるけど。
前庭から斜面を見上げて「大田区でウメをハシゴする散歩」は終了。
この後は自宅まで帰る普通の散歩。
聖蹟蒲田梅屋敷公園から40分ほど歩いて池上梅園に到着。
ここは2020年2月にウメ、2022年にロウバイを見に来て以来の3回目。
聖蹟蒲田梅屋敷公園は残り1分咲きの終了状態だったが、ここならもっと咲いているのはわかっていた。それは出かける前に見た大田区のホームページに、2日前の2月27日付けで「まだまだ見頃です!」と載っていたから。
ウメの本数は聖蹟蒲田梅屋敷公園が100本で池上梅園は370本。数が多い=多様な品種=全体の開花時期が長いのだと思う。
園内は3つのゾーンに分かれる。案内看板にウメがたくさん描かれているのがメインとなる西向きの斜面。斜面の下に前庭的なものがある。南側は茶室などが点在する庭園的なゾーン。(看板地図は左が北)
面積は約0.9ヘクタール。ウメが植えられているのが約半分としても、メインは斜面なので表面積で考えれば平面の敷地面積より広い。そこにウメが密集して植えられており0.45ヘクタールの敷地と聞いてイメージするより本数は多い。(聖蹟蒲田梅屋敷公園も0.46ヘクタールである)
ただし斜面の中に入れず花には近づけない。
どちらかといえばウメ景色を眺める設計の梅園になっている。
まずは斜面を登る。
この日は日曜日で人が多いせいか北側階段が上り、南側階段が下りの一方通行になっていた。
途中で斜面を横から。
この密集感が池上梅園の魅力。
ただもうちょっと花数の多いときに来たかったな。
水平の通路になったら、
下を眺める。
斜面の向こうに写っているのが前庭ゾーン。
さらにその先は同じ大田区立なのに池上梅園付属緑地となぜか別の公園になっている。
通路に近いウメを撮るものの、どうにもサマにならない。
ウメのせいではなく私のテクニック不足(^^ゞ
せっかくのサンシュユなのにちょっとウメから遠い。
通路を南に渡ったところに咲いていたのは八重揚羽という品種。
八重なのでモフモフ。
斜面上部には東屋(あずまや)的な休憩所もある。
こちらの階段は気をつけて降りましょう。
上ってきた北側階段の途中で斜面を眺めると南を向くので逆光。南側階段では順光になって撮影的に条件はいいのに、南側は広く斜面を見渡せないルートになっているのが残念。
庭園ゾーンに入ってロウバイ。
もう香りは残っていなかった。
鳥に食べられたと思われる柑橘系の実。
そして向かったのは、
池上梅園を含めて日本に数本しかないとされる希少種の座論梅。
既に見頃終了(/o\)
初めて来た2020年2月27日も同じような状態だった。わりと早咲きのウメのよう。ロウバイ目的だった2022年の2月6日はまだ開花前。まあまた来る機会はあるでしょう。なお宮崎県で国の天然記念物に指定されている樹齢600年の座論梅とは別の品種。ここの座論梅は昭和になって中国からもたらされた品種なのに、どうして同じ名前を付けたのかナゾ
庭園ゾーンをブラブラ。
雪吊りのトップとボトム。
奥に小さな広場があって、
屋台も出ている。
その手前の紅梅の色が印象的だった。
ほとんど花が残っていないけれど。
この門をくぐると、
池があり、この建物は「和室」というヘンな名前。
池の横にあるヤナギ。
まだ葉が少ないので何となく「幽霊の正体見たり枯れ尾花」的な雰囲気。
尾花とはススキ。ただし日本画で幽霊と最も一緒に描かれるのはヤナギ。
それとは打って変わって、おめでたいイメージの源平咲きのウメ。
源平咲きとは1本の木に白梅と紅梅が一緒に咲く、あるいは花びらに白と赤やピンクが混ざる咲き方。源平合戦(源氏の白旗、平氏の赤旗)にちなんだネーミング。モモやツバキではよくあるもののウメやサクラでは珍しい。
庭園ゾーンを抜けて斜面の下の通路。
お嬢ちゃんたちはウメより砂利遊びが楽しいみたい。
斜面の横から上から、あれこれ撮り方を工夫してみたのに、
素直に下から眺めるのが一番キレイだったとのオチ(^^ゞ
斜面のごく一部だけ立ち入れるようになっている。
でも至近距離で満開のウメはこれくらいしかなかった。
その代わりにゴツゴツした幹を見て楽しみましょう。
ずいぶんと緑色のツボミを発見。
前庭エリア。
ここには藁ボッチがたくさんある。
包まれているのはボタン(牡丹)だと思う。
池上梅園にはボタンが50本、ツツジが800本、それ以外にもシャクヤクやハナショウブなどが植えられている。それらも見てみたい。ただ開花情報がつかめるが不明。ウメならSNSにたくさん投稿されるけど。
前庭から斜面を見上げて「大田区でウメをハシゴする散歩」は終了。
この後は自宅まで帰る普通の散歩。
2026年03月06日
とっくに終了していた聖蹟蒲田梅屋敷公園のウメ その2
園内に入るとウメは想定以上に終了状態(>_<) それと歴史のある梅園なので大きな古木かと思っていたら、そうじゃなかったのが意外。
何本か「咲き残っている」ウメを眺めましょう。
後ろにある構造物は京急の高架。
萼(がく)の色が鮮やかだと花びらがなくてもそれなりにキレイ。
もちろん花びらがないと花じゃないけれど。
このウメの花はとても小さかった。
たぶん今まで見た中で最小クラス。
サンシュユもあったが、いつも書いているようにウメと並べて白・ピンク・黄色を一緒にしてくれないとこれを植える意味がない。
こちらの黄色はマンサクで錦糸卵みたいな花びら。
私の好きな青軸(枝が緑)にもう少し花が残っていて欲しかった。
新しく伸びた枝が緑なのはわかるけれど、
いつから茶色に変化するのだろう?
公園の南側は柵に囲まれて中に入れない。
若木の育成中なのかな。
だから写真としてちょっと遠い。
なんとか柵に近いウメを狙って。
南北に細長い地形で主に東側にウメがあり、西側はこんな雰囲気。
たいした作庭ではないものの、とりあえずマツでも眺めましょう。
でもよく見たらマツの下にウメがあるじゃないか。
マツを背景に咲いているウメが見たかったなあ。
公園の西側は京急の高架で、東側は国道15号線に面している。
つまりこの公園は騒音にあふれていて風情はゼロ。
それがとても残念なところ。
歩道橋に上がって育成ゾーンをマツ越しに見下ろす。
満開なら見応えがあるかも知れない。
(/_')/ソレハコッチニオイトイ
国道15号の品川方向を歩道橋から眺めると。
写真左側の空地は道路の拡幅予定地。
左下隅に公園の敷地が少しだけ写っている。
ということはこの公園は道路になってしまうのか?
航空写真で確認すると半分以上は削られそうだ。
調べてみると大田区公園緑地等箇所図なる資料を発見。
地図の凡例によると赤く囲まれているのは「都市計画決定公園」。
その言葉が意味しているところはよく知らない。しかし赤く囲まれた部分以外は道路になると考えていいだろう。公園の面積は1/3位まで削られそう。
江戸時代 10,000平米
現在 4365平米 (6割減)
近い将来 1300平米 (7割減 江戸時代からだと9割弱減)
前回に書いたように「明治天皇の聖蹟」まで担ぎ出してせっかく江戸時代の梅園を残したのに、これも時代の流れだね。道路の拡幅&公園敷地の削減時期は不明。用地取得率が2022年度末で90%であるくらいしかわからなかった。開通予定が報道されていないから少なくとも2〜3年は先と思う。
できたら4365平米の広さがあるうちに、ここで満開時期のウメを見たい。
いや本当は1ヘクタールの時代に来たかったな(^^ゞ
おしまい
何本か「咲き残っている」ウメを眺めましょう。
後ろにある構造物は京急の高架。
萼(がく)の色が鮮やかだと花びらがなくてもそれなりにキレイ。
もちろん花びらがないと花じゃないけれど。
このウメの花はとても小さかった。
たぶん今まで見た中で最小クラス。
サンシュユもあったが、いつも書いているようにウメと並べて白・ピンク・黄色を一緒にしてくれないとこれを植える意味がない。
こちらの黄色はマンサクで錦糸卵みたいな花びら。
私の好きな青軸(枝が緑)にもう少し花が残っていて欲しかった。
新しく伸びた枝が緑なのはわかるけれど、
いつから茶色に変化するのだろう?
公園の南側は柵に囲まれて中に入れない。
若木の育成中なのかな。
だから写真としてちょっと遠い。
なんとか柵に近いウメを狙って。
南北に細長い地形で主に東側にウメがあり、西側はこんな雰囲気。
たいした作庭ではないものの、とりあえずマツでも眺めましょう。
でもよく見たらマツの下にウメがあるじゃないか。
マツを背景に咲いているウメが見たかったなあ。
公園の西側は京急の高架で、東側は国道15号線に面している。
つまりこの公園は騒音にあふれていて風情はゼロ。
それがとても残念なところ。
歩道橋に上がって育成ゾーンをマツ越しに見下ろす。
満開なら見応えがあるかも知れない。
(/_')/ソレハコッチニオイトイ
国道15号の品川方向を歩道橋から眺めると。
写真左側の空地は道路の拡幅予定地。
左下隅に公園の敷地が少しだけ写っている。
ということはこの公園は道路になってしまうのか?
航空写真で確認すると半分以上は削られそうだ。
調べてみると大田区公園緑地等箇所図なる資料を発見。
地図の凡例によると赤く囲まれているのは「都市計画決定公園」。
その言葉が意味しているところはよく知らない。しかし赤く囲まれた部分以外は道路になると考えていいだろう。公園の面積は1/3位まで削られそう。
江戸時代 10,000平米
現在 4365平米 (6割減)
近い将来 1300平米 (7割減 江戸時代からだと9割弱減)
前回に書いたように「明治天皇の聖蹟」まで担ぎ出してせっかく江戸時代の梅園を残したのに、これも時代の流れだね。道路の拡幅&公園敷地の削減時期は不明。用地取得率が2022年度末で90%であるくらいしかわからなかった。開通予定が報道されていないから少なくとも2〜3年は先と思う。
できたら4365平米の広さがあるうちに、ここで満開時期のウメを見たい。
いや本当は1ヘクタールの時代に来たかったな(^^ゞ
おしまい
2026年03月04日
とっくに終了していた聖蹟蒲田梅屋敷公園のウメ
3月1日の日曜日は自宅でゴロゴロしている予定だったのに、
それじゃもったいないといわんばかりのポカポカ陽気。
今年の観梅は先日の小石川後楽園で最後のつもりだったけれど、どこか近くに見に行こうかと。それで今までずっと行きそびれていた大田区の聖蹟蒲田梅屋敷公園へ。
「梅屋敷公園」とはさぞ名所のように思えてしまうが、実にマイナーなところでSNSでも開花情報はあまりヒットしない。今年のウメ開花は早くもうほとんど咲いていないだろうと思いつつ、まあ半分は散歩目的なので。
そしてその公園から歩いて帰ってくるにはどのルートがいいか地図を眺めていると、帰り道方向にある池上梅園が目に入り、それならばと大田区でウメをハシゴする散歩に決定。
地図で白く抜けているのが大田区。
梅屋敷公園は蒲田近くの国道15号線沿いにある。
国道15号線は日本橋から横浜駅の少し手前までを結んでおり、旧東海道のルートをそのままたどっている。また箱根駅伝のコースとしても有名。別名が第1京浜。並行して走る国道1号線が第2京浜で国道の番号と順番が一致しないのがややこしい。
公園の最寄りは京急(京浜急行)の梅屋敷駅。でもそれだと品川経由になって遠回りなので、東急多摩線の蒲田駅から歩くことにした。15分ほどの距離。
1時過ぎに公園到着。
実に立派な名前の公園である。
聖蹟(せいせき・聖跡とも書く)とは辞書によると
神聖な出来事のあった場所。聖なる遺跡・史跡。
天子がが行幸した場所。
の意味があり、日本では天子=天皇だけれど、実際には明治天皇限定でしかこの言葉は使われていないように思う。大正天皇以降の聖蹟は聞いたことがない。というか「聖蹟と名のつく」ところはとても少なく、この公園以外では
多摩市の旧多摩聖蹟記念館
京王線の聖蹟桜ヶ丘駅
北品川の聖蹟公園
くらいで合計4つ。
それぞれを簡単に紹介すると、
明治天皇は現在の多摩市連光寺付近で兎狩りや鮎漁を合計4回行い(自ら行ったのではなく、その様子を観覧していたようだ)、同地に御狩場も設けたので、それを記念して1930年(昭和5年)に建てられたのが多摩聖蹟記念館。1986年(昭和61年)に所有財団から多摩市に寄贈され、翌年に多摩市立の旧多摩聖蹟記念館としてリニューアルオープン。どうして「旧」とわざわざ付け足したのだろう?
記念館近くの京王線の関戸駅が1937年(昭和12年)に聖蹟桜ヶ丘駅に改称。周辺が桜名所であったのと「聖蹟」の文字によるイメージアップ戦略。多摩聖蹟記念館も「聖蹟」による地域起こしのために地元企業や政治家がその指定を政府に求めたもの。
聖蹟公園は江戸時代に東海道品川宿の本陣があった場所。明治になって新政府は首都を京都から東京に移す際に、京都の人々の不安や公卿ら保守勢力の反対を和らげるために天皇の移動は行幸(ぎょうこう)扱いにした。行幸とは天皇が御所の外に出かけるのを意味し、帰るのが還幸(かんこう)。
品川宿は天皇行幸途中の行在所(あんざいしょ:一時的に滞在・宿泊する仮の御所)となり、それを記念して1938年(昭和13年)に聖蹟公園となる。
さて聖蹟蒲田梅屋敷公園の歴史は
江戸時代後期に蒲田周辺では農家の副業として梅の栽培が盛んになる。
農家としては梅干しを作るためであったが、やがて観梅に来る人が増える。
農村に過ぎなかった蒲田が行楽地となる。
↓
それを目当てに有力な薬問屋が所有する約3000坪の敷地に梅園や茶店を造った。これが梅屋敷で歌川広重の浮世絵にも「蒲田の梅園」として描かれる。
明治天皇もこの梅屋敷を気に入りよく訪れる。
なぜかその回数は5回説と9回説がある。
天皇の行幸なんて正確に記録が残っているはずなのに。
↓
しかし明治時代後期になると衰退を見せるようになる。そして1920年(大正9年)に京急が買い上げて鉄道用地となり、また京浜国道(現国道15号)の整備で敷地が削られるものの、保存会が結成され1933年(昭和8年)に文部大臣による明治天皇御聖蹟地として保存指定を受ける。1938年(昭和13年)に京急から東京市へ寄贈され、翌年に聖蹟蒲田梅屋敷公園として開園。1953年(昭和28年)に大田区へ移管され区立公園に。
明治の頃の梅園の写真は→ここをクリック
しかし同じ写真を亀戸の梅園と紹介しているものもあり信憑性は不明
→亀戸版はここをクリック
でも時代の雰囲気は感じられるから見ておいて。
現在の面積は4365平米。江戸時代の梅屋敷が3000坪なら10,000平米=1ヘクタールなので、当時と較べれば約4割の規模。
ちなみに江戸時代の梅名所は
亀戸天神近くの亀戸梅屋舗 (屋舗は屋敷と同じ)
湯島天神
向島百花園
小石川後楽園
蒲田の梅園
がトップ5。蒲田以外は現在もメジャーな名所として残っている(亀戸梅屋舗は現存しないが亀戸天神が)。それにしても江戸時代には蒲田が梅で有名だったとは。少し前までの蒲田のイメージを考えると(^^ゞ どうにも想像がつかないね。
ーーー続く
<補足>
岡山県には地名や施設名ではないが、明治天皇が行幸した場所の近くに「聖蹟◯◯◯」の名を付けたマンションがあるらしい。
それじゃもったいないといわんばかりのポカポカ陽気。
今年の観梅は先日の小石川後楽園で最後のつもりだったけれど、どこか近くに見に行こうかと。それで今までずっと行きそびれていた大田区の聖蹟蒲田梅屋敷公園へ。
「梅屋敷公園」とはさぞ名所のように思えてしまうが、実にマイナーなところでSNSでも開花情報はあまりヒットしない。今年のウメ開花は早くもうほとんど咲いていないだろうと思いつつ、まあ半分は散歩目的なので。
そしてその公園から歩いて帰ってくるにはどのルートがいいか地図を眺めていると、帰り道方向にある池上梅園が目に入り、それならばと大田区でウメをハシゴする散歩に決定。
地図で白く抜けているのが大田区。
梅屋敷公園は蒲田近くの国道15号線沿いにある。
国道15号線は日本橋から横浜駅の少し手前までを結んでおり、旧東海道のルートをそのままたどっている。また箱根駅伝のコースとしても有名。別名が第1京浜。並行して走る国道1号線が第2京浜で国道の番号と順番が一致しないのがややこしい。
公園の最寄りは京急(京浜急行)の梅屋敷駅。でもそれだと品川経由になって遠回りなので、東急多摩線の蒲田駅から歩くことにした。15分ほどの距離。
1時過ぎに公園到着。
実に立派な名前の公園である。
聖蹟(せいせき・聖跡とも書く)とは辞書によると
神聖な出来事のあった場所。聖なる遺跡・史跡。
天子がが行幸した場所。
の意味があり、日本では天子=天皇だけれど、実際には明治天皇限定でしかこの言葉は使われていないように思う。大正天皇以降の聖蹟は聞いたことがない。というか「聖蹟と名のつく」ところはとても少なく、この公園以外では
多摩市の旧多摩聖蹟記念館
京王線の聖蹟桜ヶ丘駅
北品川の聖蹟公園
くらいで合計4つ。
それぞれを簡単に紹介すると、
明治天皇は現在の多摩市連光寺付近で兎狩りや鮎漁を合計4回行い(自ら行ったのではなく、その様子を観覧していたようだ)、同地に御狩場も設けたので、それを記念して1930年(昭和5年)に建てられたのが多摩聖蹟記念館。1986年(昭和61年)に所有財団から多摩市に寄贈され、翌年に多摩市立の旧多摩聖蹟記念館としてリニューアルオープン。どうして「旧」とわざわざ付け足したのだろう?
記念館近くの京王線の関戸駅が1937年(昭和12年)に聖蹟桜ヶ丘駅に改称。周辺が桜名所であったのと「聖蹟」の文字によるイメージアップ戦略。多摩聖蹟記念館も「聖蹟」による地域起こしのために地元企業や政治家がその指定を政府に求めたもの。
聖蹟公園は江戸時代に東海道品川宿の本陣があった場所。明治になって新政府は首都を京都から東京に移す際に、京都の人々の不安や公卿ら保守勢力の反対を和らげるために天皇の移動は行幸(ぎょうこう)扱いにした。行幸とは天皇が御所の外に出かけるのを意味し、帰るのが還幸(かんこう)。
品川宿は天皇行幸途中の行在所(あんざいしょ:一時的に滞在・宿泊する仮の御所)となり、それを記念して1938年(昭和13年)に聖蹟公園となる。
さて聖蹟蒲田梅屋敷公園の歴史は
江戸時代後期に蒲田周辺では農家の副業として梅の栽培が盛んになる。
農家としては梅干しを作るためであったが、やがて観梅に来る人が増える。
農村に過ぎなかった蒲田が行楽地となる。
↓
それを目当てに有力な薬問屋が所有する約3000坪の敷地に梅園や茶店を造った。これが梅屋敷で歌川広重の浮世絵にも「蒲田の梅園」として描かれる。
明治天皇もこの梅屋敷を気に入りよく訪れる。
なぜかその回数は5回説と9回説がある。
天皇の行幸なんて正確に記録が残っているはずなのに。
↓
しかし明治時代後期になると衰退を見せるようになる。そして1920年(大正9年)に京急が買い上げて鉄道用地となり、また京浜国道(現国道15号)の整備で敷地が削られるものの、保存会が結成され1933年(昭和8年)に文部大臣による明治天皇御聖蹟地として保存指定を受ける。1938年(昭和13年)に京急から東京市へ寄贈され、翌年に聖蹟蒲田梅屋敷公園として開園。1953年(昭和28年)に大田区へ移管され区立公園に。
明治の頃の梅園の写真は→ここをクリック
しかし同じ写真を亀戸の梅園と紹介しているものもあり信憑性は不明
→亀戸版はここをクリック
でも時代の雰囲気は感じられるから見ておいて。
現在の面積は4365平米。江戸時代の梅屋敷が3000坪なら10,000平米=1ヘクタールなので、当時と較べれば約4割の規模。
ちなみに江戸時代の梅名所は
亀戸天神近くの亀戸梅屋舗 (屋舗は屋敷と同じ)
湯島天神
向島百花園
小石川後楽園
蒲田の梅園
がトップ5。蒲田以外は現在もメジャーな名所として残っている(亀戸梅屋舗は現存しないが亀戸天神が)。それにしても江戸時代には蒲田が梅で有名だったとは。少し前までの蒲田のイメージを考えると(^^ゞ どうにも想像がつかないね。
ーーー続く
<補足>
岡山県には地名や施設名ではないが、明治天皇が行幸した場所の近くに「聖蹟◯◯◯」の名を付けたマンションがあるらしい。
2026年03月02日
挿し芽1年目のクリスマス・カクタスが咲いた
いつもゴールデンウィーク頃にクリスマス・カクタスを剪定し、ちぎった茎を挿し芽にして増やす作業をする。それが育って花を咲かすまで3年(3シーズン)掛かる。
これは2025年の5月18日に挿し芽した「5代目その3」と名付けたプランター。
花が咲くのは2027年クリスマス頃の予定。
しかしあまり順調に成長せず。
秋には半分くらいに減ってしまい、また全体的に薄っぺらい
撮影日は10月10日。
挿し芽が花を咲かすには3年が必要とはいえツボミはつける。
ただしいつの間にか落ちてしまう。
これは今年の1月15日。
1年目としてはツボミが大きいものの、
今までもこのようなことはあり、
そのうち落ちるだろうと思っていた。
2月24日。
ツボミが色づいている。
1年目でこんなのは初めて。
そして昨日の3月1日。
なんと開花した!
でも茎(サボテンなので葉のように見える部分は茎)に厚みがないので、茎が短いのにもかかわらず花の重みに耐えられずお辞儀をしてしまっている。それは今後を考えるとちょっと不安。そして咲くにしてもどうして今頃なのだ。
でもとりあえずはメデタイと喜ぼう。
これは2025年の5月18日に挿し芽した「5代目その3」と名付けたプランター。
花が咲くのは2027年クリスマス頃の予定。
しかしあまり順調に成長せず。
秋には半分くらいに減ってしまい、また全体的に薄っぺらい
撮影日は10月10日。
挿し芽が花を咲かすには3年が必要とはいえツボミはつける。
ただしいつの間にか落ちてしまう。
これは今年の1月15日。
1年目としてはツボミが大きいものの、
今までもこのようなことはあり、
そのうち落ちるだろうと思っていた。
2月24日。
ツボミが色づいている。
1年目でこんなのは初めて。
そして昨日の3月1日。
なんと開花した!
でも茎(サボテンなので葉のように見える部分は茎)に厚みがないので、茎が短いのにもかかわらず花の重みに耐えられずお辞儀をしてしまっている。それは今後を考えるとちょっと不安。そして咲くにしてもどうして今頃なのだ。
でもとりあえずはメデタイと喜ぼう。
2026年03月01日
小石川後楽園で観梅 その3
梅園の外から日差しをたっぷり浴びたウメを眺め、
キレイやな〜、春やな〜と幸せ気分。
そろそろ中に入りましょう。
連休の初日で天気もよかった割にそれほど混雑していない。
梅園に入ってすぐ、先ほど外側から眺めていたあたりは強く香りが漂っていた。
エエ匂いやな〜。
ウメを見上げながら。
見上げれば東京ドームや周りのビルが視界に入るのは致し方ないところ。それよりも梅林は東京ドームに近いので、ドームの中から漏れているのか、あるいは周辺で音楽を流しているのか、とにかくその騒音がうるさい。ちょっと興ざめ。
なお小石川後楽園の総面積は7ヘクタール。梅園はだいたい1500平米(0.15ヘクタール)といったところ。
ちょっと寄り気味で。
このウメは変わった色をしていると思って撮ったのに、
写真で見るとそうでもなかった。不思議。
その隣にロウバイが少し残っていた。
もうクンクンしても香りはほとんど感じられない。
こちらの黄色い花はサンシュユ。
ウメより先に咲くロウバイと違ってサンシュユの開花期はウメと同じ。そしてウメには黄色がないので梅園にはウメとサンシュユを混ぜて植えるべしが私の主張であり願い。
これは以前に京王百草園で撮ったもの。
ほら黄色がアクセントになっていい感じでしょ。
今まで訪れた梅林でウメとサンシュユが同じ場所に植えられていたのは京王百草園と池上梅園のみ。神代植物園はウメと一緒でもサンシュユは1本だけだったような。新宿御苑、向島百花園、芦花公園は小石川後楽園と同じようにウメとは離れた位置だった。
梅林関係者の皆さん、サンシュユをウメと並べてたくさん植えましょう!
アップで色とりどり。
これは私の好きな青軸(枝がグリーン)。
奥の梅林に進む。
その途中にあったしだれ梅。
枝垂れているとウメのめでたい感じが増すね。
奥の梅林も手前にあったのとそう変わりはないのだけれど、
一番奥は少し日当たりが悪く、
そこから日の当たっているウメを眺めるとちょっと幻想的。
梅林を離れる。
帰りのルート。
小石川後楽園は日本と中国各地の景勝地と、古典になぞらえた見所をいくつも配したテーマパークのような構成になっている。前回に紹介した大泉水は琵琶湖がモデル。とはいっても形が琵琶湖に似ているわけでもなく、琵琶湖にある竹生島(ちくぶしま)がいくつかの石で表現されているだけ。似せる模すではなく「見立てる」のは日本独自の文化様式(たぶん)。
園内の北側は迷路のように細い通路が入り組んでいるのだが、今回は前回より立ち入り禁止カ所が多かったように思う。
この工事の影響のようだ。
通天橋に見立てたところもこの通り。
これは前回2020年に撮った写真。
ところで通天橋(つうてんきょう)って知ってる? 周りの人に尋ねたら大阪の通天閣なら知っているという人ばかりだった。通天橋は京都の東福寺にある。これも奈良の東大寺ならとの答え。
それでもこれを見ればCMやニュースなどで見覚えがあるはず。通天橋は京都でも屈指の紅葉スポット。しかしよく見て欲しい。通天橋は水路をまたぐ橋ではあるが屋根のついた渡り廊下なのだ。それを川に置いた飛び石を通天橋とは。まさに究極の見立て! あるいは単なるこじつけ?
公式ホームページはこれらの見立てを網羅していない。少なくと10、ひょっとしたら20以上はあるように思う。もしすべての見立て箇所がわかったら、全部見て回ってひとつひとつケチをつけたい(^^ゞ
しだれ桜のエリア手前まで戻ってきた。
この橋は嵐山の渡月橋の見立て。下を流れるのは大堰川(おおいがわ)とされる。渡月橋の下は桂川で大堰川はもっと上流の名称。ひょっとしたら江戸時代は違っていたのかも知れないが。しかし渡月橋の先は中国の西湖なんだからもうやりたい放題。
ウメと庭園を楽しんで1時間半ほど。
違う花の季節にまた来ましょう。
おしまい
キレイやな〜、春やな〜と幸せ気分。
そろそろ中に入りましょう。
連休の初日で天気もよかった割にそれほど混雑していない。
梅園に入ってすぐ、先ほど外側から眺めていたあたりは強く香りが漂っていた。
エエ匂いやな〜。
ウメを見上げながら。
見上げれば東京ドームや周りのビルが視界に入るのは致し方ないところ。それよりも梅林は東京ドームに近いので、ドームの中から漏れているのか、あるいは周辺で音楽を流しているのか、とにかくその騒音がうるさい。ちょっと興ざめ。
なお小石川後楽園の総面積は7ヘクタール。梅園はだいたい1500平米(0.15ヘクタール)といったところ。
ちょっと寄り気味で。
このウメは変わった色をしていると思って撮ったのに、
写真で見るとそうでもなかった。不思議。
その隣にロウバイが少し残っていた。
もうクンクンしても香りはほとんど感じられない。
こちらの黄色い花はサンシュユ。
ウメより先に咲くロウバイと違ってサンシュユの開花期はウメと同じ。そしてウメには黄色がないので梅園にはウメとサンシュユを混ぜて植えるべしが私の主張であり願い。
これは以前に京王百草園で撮ったもの。
ほら黄色がアクセントになっていい感じでしょ。
今まで訪れた梅林でウメとサンシュユが同じ場所に植えられていたのは京王百草園と池上梅園のみ。神代植物園はウメと一緒でもサンシュユは1本だけだったような。新宿御苑、向島百花園、芦花公園は小石川後楽園と同じようにウメとは離れた位置だった。
梅林関係者の皆さん、サンシュユをウメと並べてたくさん植えましょう!
アップで色とりどり。
これは私の好きな青軸(枝がグリーン)。
奥の梅林に進む。
その途中にあったしだれ梅。
枝垂れているとウメのめでたい感じが増すね。
奥の梅林も手前にあったのとそう変わりはないのだけれど、
一番奥は少し日当たりが悪く、
そこから日の当たっているウメを眺めるとちょっと幻想的。
梅林を離れる。
帰りのルート。
小石川後楽園は日本と中国各地の景勝地と、古典になぞらえた見所をいくつも配したテーマパークのような構成になっている。前回に紹介した大泉水は琵琶湖がモデル。とはいっても形が琵琶湖に似ているわけでもなく、琵琶湖にある竹生島(ちくぶしま)がいくつかの石で表現されているだけ。似せる模すではなく「見立てる」のは日本独自の文化様式(たぶん)。
園内の北側は迷路のように細い通路が入り組んでいるのだが、今回は前回より立ち入り禁止カ所が多かったように思う。
この工事の影響のようだ。
通天橋に見立てたところもこの通り。
これは前回2020年に撮った写真。
ところで通天橋(つうてんきょう)って知ってる? 周りの人に尋ねたら大阪の通天閣なら知っているという人ばかりだった。通天橋は京都の東福寺にある。これも奈良の東大寺ならとの答え。
それでもこれを見ればCMやニュースなどで見覚えがあるはず。通天橋は京都でも屈指の紅葉スポット。しかしよく見て欲しい。通天橋は水路をまたぐ橋ではあるが屋根のついた渡り廊下なのだ。それを川に置いた飛び石を通天橋とは。まさに究極の見立て! あるいは単なるこじつけ?
公式ホームページはこれらの見立てを網羅していない。少なくと10、ひょっとしたら20以上はあるように思う。もしすべての見立て箇所がわかったら、全部見て回ってひとつひとつケチをつけたい(^^ゞ
しだれ桜のエリア手前まで戻ってきた。
この橋は嵐山の渡月橋の見立て。下を流れるのは大堰川(おおいがわ)とされる。渡月橋の下は桂川で大堰川はもっと上流の名称。ひょっとしたら江戸時代は違っていたのかも知れないが。しかし渡月橋の先は中国の西湖なんだからもうやりたい放題。
ウメと庭園を楽しんで1時間半ほど。
違う花の季節にまた来ましょう。
おしまい

































































































































































































































































































