2005年09月05日

難しい用語の覚え方

やっぱりなという記事がヤフーの ニュースに載っていた。「300人に IT 関連の用語が難しいと思うか尋ねたところ、83.5%が難しいと思うと回答」とか「7割以上が理解していない IT 用語を使う」とか、意味を理解していない IT 用語について「多すぎて挙げられないというユーザーも目立った」とか散々な結果である。さらに深刻なことに「専門用語がわからない人は新しい技術を使った製品の購入を遅らせる傾向もある」という別な 記事も引用されている。マーケティング担当者は必読です。



マーケティングやビジネス用語も難しさではIT用語に引けを取らない。CS、CSR、CRM、SCM、SWOT、PDCA、ナレッジマネジメントにベンチマーキング、どりゃあっコンピテンシーにコア・コンピタンスでどうだ!


理解されない用語は使ってはいけないとか、日本語訳に創意工夫をとか月並みなことをいう気はない。もちろんコンサルティングの仕事ではそういう提案はしているけれど、難しい用語はこれから増えることはあっても減ることはない。だからビジネスマン、社会人としては自衛策が必要。


とはいうものの、これといった妙案はないゴメンm(_ _)m

私がひとつだけ心掛けているのはアルファベットの略語については元となった英語のフルネームで覚えること。昔パソコンを使い出した頃、RAMとROMってどっちがどっちだかよく迷ったが「ランダム・アクセス・メモリー」「リード・オンリー・メモリー」と覚えてからは間違えることがなくなった。ちなみにこれらの日本語訳は「随時書き込み読み出しメモリー」「読み出し専用記憶メモリー」。これじゃ覚えられないでしょ。最近よく聞くCSRは「Corporate Social Responsibility」、日本語訳だと「企業の社会的責任」。日本語訳のない略語も多いから英語フルネームで覚えるのがおすすめ。


本日は“わからないとばかり言い訳してても仕方ないから、何か工夫を。ついでに覚える最大の秘訣は人に教えること。私もこれからCSRの意味を間違えることはなくなる(^^ゞ”の下書きでした。

wassho at 19:04│Comments(0) ノンジャンル 

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周りが使っているから…、7割以上が「理解していない IT 用語使う」 アルファベットで構成された IT 用語の意味がわからず、調べようとしてもまた意味のわからない言葉で説明される――そんな経験はないだろうか。もっと簡単な言葉が必要とされている。専門用語がわから

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