2006年05月19日
60億分の1
1〜2年ほど前だったか、テレビで宣伝を見ただけだから、その映画のタイトルは忘れた。主演はトム・クルーズ。彼が凄腕の殺し屋で、たまたま拾ったタクシーの運転手が彼のアシスタントのようなことをさせられるはめにーーーというような内容に思えた。
タクシー運転手は、ごく平凡な市民。だからトム・クルーズが殺す相手に拳銃の引き金を引こうとする時「やめてくれ!」と叫ぶ。しかしトム・クルーズは「60億分の1人さ」といって涼しい顔でズドン!(わかっていると思うが60億人とは全世界の人口)
人を殺すのは法律的にも人間的にもイケナイことである。ほとんどの人はそう思っているだろう。もちろん私もだ。
でも、この映画宣伝を見た時「そうだよな〜、60億分の1だもんな〜、たいしたことないかもな〜」と気持ちが軽くなるのを感じた(^^ゞ 人間、イケナイことから解放されるとウレシイ。
なにせ60億分の1。数字で書けば
1/6000000000である。
0.000000017%である。
貯金が60億円あれば1万円札で紙飛行機を飛ばしたって気にはならないだろう。
その場合60万分の1だけれど、それでも構わないくらい60億分の1というのは微々たる数字である。
フッフッフッとほくそ笑みながら、心の奥の方にしまってある「コイツだけは絶対ブッ殺すリスト」を取り出してみる。リストの前半に書かれている人物は、もう存命していないかもしれない。えっ?そんなに昔からリストをつけていたのかって? イヤだなあ〜、知ってるくせに。私がすぐキレて、ずっと根に持つ明るい性格だってことを(^^ゞ
本日は “ちょっと考えてもらえばわかるけれど、人の命を奪うという重大さと、その命が60億あるということは何の関係もない。リサーチをすると何でも%で判断しがちになるが、それがわかっていないと意外なところでマーケティングの判断を誤る” の下書きでした。
たぶん、私も多くの人々にリストアップされているに違いない。身に覚えはいっぱいある(ヤバッ)。その人達があの映画を観ないこと、観てもこのブログを読んでくれることを祈ろう。
タクシー運転手は、ごく平凡な市民。だからトム・クルーズが殺す相手に拳銃の引き金を引こうとする時「やめてくれ!」と叫ぶ。しかしトム・クルーズは「60億分の1人さ」といって涼しい顔でズドン!(わかっていると思うが60億人とは全世界の人口)
人を殺すのは法律的にも人間的にもイケナイことである。ほとんどの人はそう思っているだろう。もちろん私もだ。
でも、この映画宣伝を見た時「そうだよな〜、60億分の1だもんな〜、たいしたことないかもな〜」と気持ちが軽くなるのを感じた(^^ゞ 人間、イケナイことから解放されるとウレシイ。
なにせ60億分の1。数字で書けば
1/6000000000である。
0.000000017%である。
貯金が60億円あれば1万円札で紙飛行機を飛ばしたって気にはならないだろう。
その場合60万分の1だけれど、それでも構わないくらい60億分の1というのは微々たる数字である。
フッフッフッとほくそ笑みながら、心の奥の方にしまってある「コイツだけは絶対ブッ殺すリスト」を取り出してみる。リストの前半に書かれている人物は、もう存命していないかもしれない。えっ?そんなに昔からリストをつけていたのかって? イヤだなあ〜、知ってるくせに。私がすぐキレて、ずっと根に持つ明るい性格だってことを(^^ゞ
本日は “ちょっと考えてもらえばわかるけれど、人の命を奪うという重大さと、その命が60億あるということは何の関係もない。リサーチをすると何でも%で判断しがちになるが、それがわかっていないと意外なところでマーケティングの判断を誤る” の下書きでした。
たぶん、私も多くの人々にリストアップされているに違いない。身に覚えはいっぱいある(ヤバッ)。その人達があの映画を観ないこと、観てもこのブログを読んでくれることを祈ろう。