2006年05月22日

忍者とダ・ヴィンチ・コード

忍者は出身地というか拠点別に、伊賀と甲賀に別れる。伊賀は三重県にある。それで甲賀は「甲」→「甲州」→「山梨県」と思っていたら、先週か先々週の朝日新聞土曜版の記事で、滋賀県にあると知った。何となく凹む。


よく似た経験は前にもあった。それは幕末の鳥羽伏見の戦い。官軍と幕府軍が鳥羽と伏見で激突した内戦である。それを三重県伊勢の鳥羽と、京都の伏見を指していると疑いもなく信じていた。江戸から船で鳥羽に上陸して一戦交えて、その後伏見まで駆け上って再度戦ったイメージで。でも鳥羽とは伏見近くの京都の地名だった。その事実を何で知ったかもう忘れたものの、あの時のショックの大きさは今でも覚えている。甲賀がどこかなんてどうでもいい話だが、鳥羽伏見の戦いは歴史に残る出来事。いちおう高校時代、日本史は学年でトップだったもので(^^ゞ


甲賀も鳥羽も、何となくの連想での勝手な思いこみ。どちらも細かく調べるほどの重要事項でもない。甲賀は入試にでないし、入試で鳥羽伏見は常にセットで扱われる。だから最初は多分そうなんだろうなあとぼんやり思っていたものが、そのままほったらかしになり、年月を重ねるうちに私の中では確固たる歴史的事実となっていた。


それを否定されると結構ツライ。
だからキリストに子孫がいたとのストーリーを、例え映画という娯楽としてでも受け入れられない気持ちを持つ人がいることは、バカげていると思うけれどわからなくはない。

ところで、あの映画おもしろいの?

wassho at 20:17│Comments(0) ノンジャンル 

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