2006年06月06日

村上サイダー

今もっとも話題の清涼飲料(^_^)
製造方法は資本の論理に則りきわめてオーソドックス。
さわやかな飲み心地だが、後味はほろ苦い。
逆かな?
記者会見であれだけの説明責任を果たした人は見たことないし。

関係ないけれど、則り(のっとり)が、乗っ取りとシャレになっていることに気づいてね。


企業価値を高める、株価を高めるという努力を真剣にすべしという彼の主張は絶対的に正しい。その努力が従業員へのしわ寄せや、品質低下につながるとは思わない。そして、その努力をナアナアで適当にやっている企業は多い。ニッチもサッチもいかなくなったら粉飾決算なんかしたりする。


彼はその主張を投資家として述べた。だから効果がある。株主の意見は法律で担保されている。社員の提案など経営者は無視しても法律的には構わないが、株主には議決権がある。だから効果がある。それに較べりゃコンサルタントの提案なんかはーーートホホ(涙)


しかし彼はコロんだ。
違法行為をしていたんじゃ仕方がない。


彼が成功し、彼に続く人間が後10人出てくれば、日本の経済景色もずいぶん違ったモノになると私は期待していたんだけれど。

例えば野茂の後にイチローや松井が続いたからメジャーリーグは日本でも人気になった。野茂だけだったら一過性の話題で終わっている。孫正義の後にライブドアや楽天やその他いろいろ続いたから日本のITは進化した。


というわけで村上ファンドとはあまり関係ないけれど本日は “ちょっと説明不足な文章ですみませんが、何事も最初の開拓者が一番評価されるが、本当に大事なのは、開拓者よりそれに続く人間がどれだけいるか” の下書きでした。

wassho at 18:04│Comments(0) ノンジャンル 

この記事へのトラックバック

1. 3分で分かる村上ファンド(2)/ネットユーザーの反応  [ Ikeda K Weblog ]   2006年06月07日 18:40
昨日書きました「3分で分かる{{村上ファンド}}」をシリーズ化してみますた。 今回は「ブログを持ってるネット利用者の反応」を集めます。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔