2006年07月14日

儲けさせることは儲けること

前にも似たことを書いたかもしれないーーー記憶が曖昧でm(_ _)m


少し前のニュースになるがビル・ゲイツが後何年かでマイクロソフトを離れ、ビジネス界からも引退して慈善事業財団の仕事に専念するという。また、その財団に寄付する金額も何兆円かという巨大な金額だった。絵に描いたようなサクセスストーリー。彼は世界長者番付で、この12年間トップでもある。


マイクロソフトを成功させシコタマ稼いだからこそできる芸当。じゃなぜ成功してシコタマ稼げたのか? 独占的地位を利用してあくどく稼いだから? それも多少はあるかもしれないけれど、あくどいだけでは12年間もトップの座は絶対に守れない。


計算した訳ではないが、マイクロソフトがウインドウズを売って稼いだ金額よりも、世の中の企業や人々がウインドウズを利用して稼いだ金額のほうが遥かに大きいはず。つまりビル・ゲイツは他人を稼がせたから自分も稼げた。世の中全般にまで範囲を広げなくて、パソコン関連のハードやソフトを開発する企業に絞っても、トータルではマイクロソフトより稼いでいるはずである。

アマゾンのアフェリエイトもヤフオクも、人々にちょっとした小遣い稼ぎの手段を提供することで成長の原動力となっている。『儲けさせることは儲けること』なのである。極論を言えば、儲かると思うからマルチ商法に引っかかる連中が生まれるわけで、正義ではないがビジネスとしては理にかなっている。


それで、自分がどれだけ他人を儲けさせたかを考えるとウ〜ン実に心許ない。『儲けさせることは儲けること』というのはけっこう真理っぽいことに気づいたと思っているのだけれど、気づいたからといってソレデドウヨな自分にトホホである。


さてビル・ゲイツは何年か前に結婚してしまったので、もう使えなくなったが、独身時代の彼についての私の好きなジョークを。

「ビル・ゲイツはなぜ結婚しないの?」
「マイクロでソフトだからさ」

本日は、このブログ始まって以来の下ネタでした(^_^)

wassho at 18:25│Comments(0) マーケティング、ビジネス 

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