2006年09月21日

気の毒なんだけどーーー

昨日、電車に乗って帰宅していると、どこからともなくヘンな匂い。ワキガのようなツンとくる匂いではなく、臭いどぶ川を薄くしたような匂いというか、汚いぞうきんが半乾きになったような様な匂いというか、湿っぽく臭い(匂いを言葉で表すのは難しいです)。でもまあ人間が発している匂いなのは間違いない。


あたりを見回す(嗅ぎ回す?)と、どうも私の前の前に立っている半袖ワイシャツの35歳くらいの男性が容疑者のようだ。ウ〜臭い、たまらん(>_<) 長袖着ろ! 吊革をつかんで脇を開くな!


そこそこ電車は混んでいたんだけれど、途中の駅でかなり降りたので、その男性から離れるべく5歩ほど移動して、ちょっとすいたところへ移動。ところがなんと、その男性も私と同じところへ移動してくるではないか。


   きさま! 私を殺す気か! こんな奴は死刑にしてしまえ!


と思いつつあと2駅我慢を強いられた。


まあしかし考えてみれば気の毒な話でもある。

何も好きこのんで体臭を発している訳でもない。超不潔な人は別として、本人にはどうしようもない体質的な問題。その彼も別に不潔な感じはまったくしなかった。

神経質なくらいに清潔に気を使うとか、制汗剤をたっぷり使うとか、ワキガだったら手術するとかもあるかもしれないが、体質ゆえにそんな苦労をしなければならないのも大変。彼が私と同じ、電車の空いた場所へ移動してきたのも、ひょっとしたら混んでいるところで、より多くの人に迷惑をかけてはいけないという肩身の狭い気持ちだったのかもしれない。


本日は “などと心の広そうなことを言いつつ、でも彼と再び「お近づき」などまっぴらごめんで(^^ゞ 世の中で生きていくって難しいね” の下書きでした。

wassho at 19:34│Comments(0) 生活、日常 

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