2006年09月27日

丹波哲郎〜私が霊能者だった頃?

丹波哲郎が亡くなった。
テレビでは代表作としてGメン75といっているニュースが多かったけれど、私はキーハンターから見ている。そんなことをいうと歳がばれるか。

ご存じ自称「霊界の宣伝マン」。アッチの世界のすばらしさを説いていた人だからお悔やみは言わないでおこう。いってらっしゃいませ丹波先生 m(_ _)m


彼が「霊界の宣伝マン」となり「大霊界」なんて映画を作っていた時、私は丹波哲郎ワールドに結構ハマッていた。彼の話を信じていたわけではないが、彼のひょうひょうというか、すっとぼけたというか、そんなキャラクターが好きだった。神戸に出張に行った時、出張に来ていたスタッフ全員を引き連れて映画「大霊界」を見に行ったこともある。映画の内容はほとんど忘れてしまったが、映画が終わった時、映画館の一番前に座っていたオッチャンが「そんなアホな〜」と大声で言っていたのはよく覚えている(^_^)


実は丹波哲郎ワールドにハマッていた理由はもうひとつあって、当時私は3日に1回くらいの頻繁さで「金縛り」に苦しんでいた。だから霊界の話なんかに興味を引かれやすかったのかもしれない。


しかし、その金縛り。本当に苦しくて、イメージとしては通販なんかでよく宣伝している「ふとん圧縮袋(掃除機で空気を抜いて、ペッチャンコにするやつです)」に入れられて圧縮されている感じ。たぶんハードワークな毎日だったから、疲れて寝ながら身体がけいれんしていたのかもしれない。それはそれで霊の仕業よりこわいけど。


アッチの話は信じないとしても、しょっちゅう金縛りみたいな目に遭っていると「ひょっとして」という気持ちもゼロではなかった。何かが見えた(ような気がした)ことも何回かあったし、何かを感じて「ちょっとおかしい」と人に話したとたんに部屋の温度が寒くなるくらい下がったこともあった。私1人が寒くなったんじゃないから、あれはいまだに不思議。


それで、そんなアッチの話を話していると、もちろん冗談交じりで話していて、だからみんな笑い話として聞いてくれるんだけれど、中には真剣なまなざしというか私を霊能者としての尊敬のまなざしで見つめながら話を聞く人もいることに気づいた。コッソリ観察すると30名に1人くらいの割合か。そういう話が好きというか信じやすい人というのは結構多いのである。ちょっと脚色して話すと身を乗り出してくる。私が霊感が強いと信じたままになっている人は今でも5名くらいまだいるはず。ゴメンね嘘ついて(^^ゞ


さて30名に1人が身を乗り出すテーマというのはそうザラにはない。つまり「霊」マーケットは巨大なのである。だから手を変え品を変え、人を助けるものから悪徳商法まで様々な活動やビジネスが周期的に流行する。昔はギボアイコとかがいたが、今は霊の透視みたいな感じでカウンセリングするのが流行っているらしい。元霊能者としては(^^ゞ アホクサと思うものの、そういう話に引かれやすい人は体質みたいなものだから仕方がないかもしれない。当たり前のことをいっても、霊を引き合いに出していうと説得力が増すのは、霊に対する恐怖心に巧妙に作用するから。経験上、霊能者になるのは意外に簡単なのである。

そろそろ始めますか、晴れ時々霊感マーケティング(^_^)

wassho at 18:35│Comments(2) ノンジャンル 

この記事へのコメント

1. Posted by ヤント   2006年09月28日 12:42
先生!
友達がおかしいんです。
突然仕事でもないのに東京へフラ〜っと
出かけてるみたいなんです。
何の為に行ったのかも説明してくれません。

これって何か変な悪霊が憑いてます?

どうか助けてやってください。
お願い致します。
2. Posted by 晴れ時マーケティング   2006年09月28日 14:13
ヤント様

昨日は、渋谷のあの中華レストランでマ刑事と一緒に問いつめるも白状せず。
レストランを出た後、好物の渋谷ギャルネエチャンには見向きもせず、ホテルへ戻ったのが懸念される。

偵察衛星からの情報では13時46分現在、水上バスでお台場周辺を遊覧中の模様。貼付されてきた写真を科捜研で鑑定したところ、30歳前後、ややぽっちゃり、ショートヘアの女性の影が映っているとの報告有り。

引き続き捜査を続ける。以上(^_^)

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