2006年09月28日

岐阜県庁の不正問題

裏金を作ったり隠したり、お札を燃やしたとか、いや実はネコババしたとかアホ役人、子役人どもの不正問題で、岐阜県庁の処分が発表された。

免職4名
停職、減給1006名
訓告、厳重注意3415名


さて免職はクビ、停職はその期間中の給料は払われない、減給は読んで字の通り。
では訓告と厳重注意って何?


ちょっと調べると、国家公務員の場合なら
●免職
●停職
●減給
●戒告

という処分が国家公務員法に定められていて、法律的な処分ではない、さらにもっと軽い処分として
●訓告
●厳重注意

などが行われるとある。戒告、訓告、厳重注意は、ようは叱られるだけである。訓告や厳重注意の処分にされたというニュースはよく聞くけれど、何か効果があるのか? 出世に響いたり、不名誉なことと受け止められているとも思えない。情報公開請求すれば処分を受けた公務員が誰か知ることができるの? 公務員はたぶん昇任試験で出世や給料が決まると思うが、厳重注意なら次の昇任試験は受けられない、訓告なら次の3回、戒告なら5回まで試験を受けられないなどのペナルティがないと効果は期待できない。


ところで先日、日本ハムの金村選手は監督の(自分に対する)采配について批判をし、罰金200万円とプレーオフまでの出場停止という処分を受けた。厳しい処分という気がする。しかし即座に断固たる処分を下した球団と、テレビで見た真摯に反省して処分を受け入れた金村選手の態度に、私は何かすがすがしさを感じたのである。誰しも間違いは犯す。その後の態度に個人も企業も、もちろん役所も真価が現れると思う。前岐阜知事は、さていくら返してくれるのかな?


ところで、上司や社長の批判をして200万円だったら、自分なら総額10億円はくだらないと思う人は世の中に一杯いるに違いない(^^ゞ

wassho at 18:29│Comments(0) 社会、政治、経済 

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