2007年02月28日

着回し

電車の中刷り広告(天井からぶら下がっているやつ)を見ていたら、女性雑誌の特集で「これだけでいい!春の着回し特集」というようなものを見つけた。


着回しという言葉が使われるようになったのは、15年前から20年前の間だと思う。私が大学生の頃には、その言葉は間違いなくなかった。着回しとは、解説する必要はないと思うが、たくさん服を揃えるのではなく、何着かの服を上手に組み合わせて、いつも同じ印象にならないようにしましょうというような意味合いで使われる。


私はこの「着回し」という言葉がどうしても好きになれない。服を上手に組み合わせようという行為を否定する気持ちは全くないのだけれど、なぜかそれを「着回す」といったとたんに、貧乏くさいというか、あさましいというか、そこまでしたいかーーーという軽蔑の感情、嫌悪感が起こる。


なぜそう思うのか自分でもよくわからない。着回すことを本当はセコイ行為と感じていて、でもそれ自体は当たり前で別に気にはしないけれど、「着回し」という言い換えで堂々と表現されることが気に入らないのかもしれない。


男性雑誌でそんな特集があっても、たぶん買わないだろうし、読んだとしても、まず実行しないと思うwasshoの独り言でした。

wassho at 19:45│Comments(0) ノンジャンル 

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