2007年09月20日

いい人なんだけれど口下手?

昨日、ヨソのニュースサイトの文章について悪口を書いたが、今日は話し方について。


よく「あの人はクチベタだ」とか「私は話すのが苦手でしてーーー」という言い方をする。この場合、一般には「話すことが下手、得意ではない」つまり「話す能力」についての意味合いと解釈される。


しかし、私の経験というか観察によれば、百人に3人くらいの例外はあるものの、実は話すのが下手な人は「クチ」が劣っているのではなく、「考える力」が劣っている、あるいは鍛えられていない。平たくいえば頭が悪い。


考えが明確でない、まとまっていないからーーーというか、明確にできない、まとめる力がないから、聞く側は何を言いたいのか理解できない。「あの人の話は何を言いたいのかわからない」という場合、本人もわかっていない場合がほとんどである。


話がうまくなるには、考えを明確にまとめるだけじゃ不充分で、相手に伝わるような表現を選ぶという、もう一段高いハードルがあるけれど、とにもかくにも基本は思考力である。


でもーーー

運動すれば身体は鍛えられるが、思考力を鍛えるこれといった方法はない。まともな本を読むとか、文章にして考える癖をつけるとか、よくいわれることは当たっとしても、効果はそう簡単にあらわれない。もちろんゲームで「脳力」を訓練しても、たぶん無駄である。


いい方法を見つけた人は、ぜひ私にも教えてください(^^ゞ

wassho at 17:06│Comments(0) ノンジャンル 

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