2007年09月21日
iPodのイヤホンを交換してみると

行方不明になっていたiPodは、実は今年のゴールデンウイークに、家の中を大掃除しているときに見つけた。それでNHKの4月号5月号の教材だけはすぐ買ったのだけれど、何となくまたズルズルとーーー今頃になってようやく。
久しぶりに使うiPodは、もちろん電池が空っぽ。パソコンにつないで充電しようとすると、まったく反応しない。ヤッター!壊れてる!英語の勉強サボれる!と喜んだのもつかのま、5分ほどたって充電中の表示に変わった(>_<)
月曜日は休日だったので火曜日から電車の中で聴き始めた。ところがイヤホンの片側からしか音が出ないし、全体に雑音が入る。イヤホンジャックをくるくる回したり、コードをしごいたりしてみたものの改善せず。どうも断線ぽい。というわけで、その日のうちにイヤホンを買い換えた。
よく考えると、お金を出してイヤホンを買ったのは生まれて初めての気がする。今まで使ってきたのはすべて付属品。ビッグカメラの売り場に行くと、100種類上の商品が並んでいて試聴できるようになっているのも30種類くらいある。イヤホンは人気商品らしい。
何万円もする高級イヤホンがあることは知っていたが、そこまでこだわる必要もないので 3000円ほどのを買った。
ところで今回、iPodの純正イヤホンに買い換えるつもりは最初からなかった。アメリカンサイズなのかどうかは知らないがど、iPodの純正イヤホンはサイズがちょっと大きい。私は何とか慣れたけれど、耳が痛いからといって速攻で買い換えた女性も何人か知っている。
イヤホンには大きく2種類あって、iPodの純正のような(普通の)形のイヤホンは開放型といわれる。今回、私が買ったのは密閉型とか挿入型とか呼ばれるタイプで、やや細長くなった先端部を耳の奥に少しだけ深く入れる方式。このタイプはほとんどの場合、その先端部分を交換できるようにS、M、Lのサイズ違いの付属品がついてくる。
それで、これが実に快適快感(^_^)
純正イヤホンのサイズがあっていないとはいえ、長く使っているから慣れてはいたつもりだったが、やっぱり無理していたんだなと改めて気づいた。耳にイヤホンをしているという異物感がほとんどない。どれだけ快適かを文章で伝えるのは難しいけれど、例えアップルが純正イヤホンが壊れたら無料で交換してくれるサービスを始めたとしても、もう戻れない。
人間は身体も心も順応性があって、だから生物的にも社会的にも生きていけるが、やはり自分にフィットしていることに越したことはない。順応するというのは、無意識かも知れないがストレスになっているんだなと改めて感じたしだい。
本日は “買ってくれているからといって、顧客が充分に満足しているとは限らない。本当にフィットするものを提供すれば、その顧客はずっとついてくる” と教科書的なことをいうと、マス・マーケティングでは無理とか、よほど高級品ならといわれそうだけれど “イヤホンの付属品でもできるんだか、言い訳していないで、小さなことからコツコツと” の下書きでした。
wassho at 17:08│Comments(0)│
│マーケティング、ビジネス
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1. INAIR Model N [ 発明屋 ] 2018年01月17日 12:27
中野モデル耳に触れる部分は化粧パフの素材でできていて心地よい肌触りずっと着けていても痛くならない形はドングリのようにコロンとしていてとてもカワイイソンナイヤホンニワタシハナリタイ特許出願日:2017年12月13日