2007年11月08日

大将のいましめ

安倍さんが辞めたとき、小泉さんは「人生には上り坂と下り坂と、まさか!がある」といったけれど、小沢さんの辞任ニュースは「またか!」かな(^^ゞ


「大連立なら首相は民主党から出す」というところまでがんばれば、彼もヒーローになれたのに、結局は中途半端な辞任・辞任撤回で政界は無駄なエネルギーを浪費したようだ。しかし「不器用で口下手な東北人気質」という小沢さんの弁解を聞いて、東北の人は気分を害していないのかなあ。民主党は「雨降って地固まる」的なノンキなこといっているが、普通は「雨降ったら地盤が緩む」だよ。よほど固める努力をしないとね。


徳川家康が最晩年に残したとされる文章。


  ■■■大将のいましめ■■■

大将というものは
   敬われているようでその実家来に
   絶えず落ち度を探られているものだ
   恐れられているようで侮られ
   親しまれているようで疎んじられ
   好かれているようで憎まれているものじゃ

大将というものは
   絶えず勉強せねばならぬし
   礼儀もわきまえねばならぬ
   よい家来を持とうと思うなら
   わが食を減らしても
   家来にひもじい思いをさせてはならぬ
   これが三十二年間つくづく
   思い知らされた家康が経験ぞ

家来というものは
   禄でつないではならず 機嫌をとってはならず
   遠ざけてはならず 近づけてはならず
   怒らせてはならず 油断をさせてはならぬものだ
   「ではどうすればよいので」
   家来には 惚れさせなければならぬものよ

  ■■■■■■■■■■■■


やっぱり最後の1行はムツカシイよね、一郎君(^_^)

wassho at 18:15│Comments(0) 社会、政治、経済 

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