2007年11月13日

現場の田中さ〜ん?

昨日、テレビをつけたらニュース番組が始まったところだった。
ロンドンからの生中継で、黒煙がもうもうと上がっている。番組の途中で何回か中継が入ったが、結局テロでもナンデもなく単なる火災。


イギリスくんだりの火事を国際生中継するほどのことか?
テロの可能性が高まった時点で報道すればいいんじゃないか?
視聴率稼げると思ったんだろうなあ。
火事は番組の少し前に発生したらしく、これで「ツカミはOK」と
ほくそ笑んだんだろうなあ。


何か事件が起きたときに現場から中継が入ることがある。

キャスター「現場の田中さ〜ん?」
現場記者 「こちら警察署前です。かなり冷え込んできました」
     「では今回の事件のVTRをご覧下さい」

みたいな感じで、結局、現場記者はVTRの「進行係」をするだけの場合がある。
もちろんVTRは現場ではなくスタジオで作っている。現場とはあまり関係のない背景情報がVTRで流される場合も多い。


キャスター「現場の田中さ〜ん?」「また進展があったら、教えてください」

番組の途中で新しい情報が入った試しはない(^^ゞ



現場からの中継というスタイルを取る臨場感の演出。それで、今まさに何かが起こるかも知れないという気持ちになるから画面から離れられない。メデタク視聴率アップ\(^o^)/


タネのばれている手品を見ても、ビックリもしなければ楽しくもない。だからあまり深く考えないで、透けて見える裏側には目をつむって、テレビを見るときはおバカな大衆になりきって、テレビの演出に踊らされるのが楽しく人生を過ごすコツですよ、皆さん(^_-)-☆

wassho at 18:21│Comments(0) ノンジャンル 

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