2007年12月12日
しばらくはダメダメかも
島田紳助の話を書いたとたんに、なにやら橋本弁護士が騒がしくなってきたようで。島田紳助も立候補すれば、まさに行列のできる大阪府知事選になって盛り上がるのに。いや、民主党が北村弁護士を擁立した方がおもしろいか(^^ゞ
彼らの話はさておき
最大多数の幸福を追求するのが政治の仕事ということになっているが、実際にはそううまくは機能しない。最大多数というのは国民の人数じゃなくて投票数だからである。たとえば今時、道路をバンバン造ることが理にかなっていると考える人は少ない。でも土建業界は得票率が高いので選挙のために道路は造り続けられる。1000万人で10%の得票率のグループよりも、200万人しかいなくても得票率80%のグループの意見を政治家は尊重する。自民党は参院選で大敗した。民主党はひょっとしたら政権が取れるところまできている。つまり今は、どちらも何が何でも票が欲しい激戦状況。だから票の手堅そうな産業や職業に向けてのバラマキ合戦になってくる。
マーケティングでは競争が激しくなればなるほど、よい商品が生まれるが、政治にはちょっと違うメカニズムが働く。
小泉改革の痛みに、この国は耐えられなかった。
当面は、一歩進んで二歩下がろうとする状況が続く気がする。
彼らの話はさておき
最大多数の幸福を追求するのが政治の仕事ということになっているが、実際にはそううまくは機能しない。最大多数というのは国民の人数じゃなくて投票数だからである。たとえば今時、道路をバンバン造ることが理にかなっていると考える人は少ない。でも土建業界は得票率が高いので選挙のために道路は造り続けられる。1000万人で10%の得票率のグループよりも、200万人しかいなくても得票率80%のグループの意見を政治家は尊重する。自民党は参院選で大敗した。民主党はひょっとしたら政権が取れるところまできている。つまり今は、どちらも何が何でも票が欲しい激戦状況。だから票の手堅そうな産業や職業に向けてのバラマキ合戦になってくる。
マーケティングでは競争が激しくなればなるほど、よい商品が生まれるが、政治にはちょっと違うメカニズムが働く。
小泉改革の痛みに、この国は耐えられなかった。
当面は、一歩進んで二歩下がろうとする状況が続く気がする。
wassho at 21:47│Comments(0)│
│社会、政治、経済