2008年01月08日

平成20年に思い出す元号法制化

3ce5a835.jpg1989年1月7日までが昭和64年、翌1月8日からが平成元年である。つまり本日は平成二十歳の誕生日(数え年になるけれど)に当たる。あれから、もう20年も経ったのか〜というのが正直な感想。歳とっちゃった(>_<)


日本の場合、西暦と元号の2本立てで暦を数える。1980年代と昭和50年代というように微妙な時代的ニュアンスのとらえ方が役立つ場合もあるが、実用的には2つの暦が使われていることは何かと面倒である。


元号というのは大昔から続くものだが、これを日本の暦として使うと「法制化」されていったのが私が大学生の頃。日本の文化を尊重し、政府や役所が使う文書には元号を使用し、西暦の使用は補助的にとどめるーーーというような内容だったと思う。

なぜ、そんなことを覚えているかというと、私は元号の法制化には反対だったから。理由は単純に不便だからである。明治10年が昭和40年の何年前なのか、スッとわかる人はほとんどいないはず。それで一般教養の政治学の授業だったと思うけれど、試験は好きな小論文を書けというような形式だったので、


1)実用性の見地から政府や役所が使う文書には西暦を使用する
2)ただし日本の文化を尊重し
3)元号を補助的に使用することもできる


というような内容の「元号の使用に関する法律改正案」を書いた。シャレのわかる教授だったので成績は「優」をくれた。残念ながらシャレの通じる国会議員は現れず、その後に法律は改正されていない。だから日常生活のほとんどで西暦を使うのに、たまに平成で記入しなければいけないときは「あれ?何年だったっけ」と戸惑うことになる。


何はともあれ平成的には区切りのいい年。
本年もいい年でありますようにと正月気分続行。
年賀状の返事、早く書かなきゃ(^^ゞ

wassho at 19:58│Comments(0) ノンジャンル 

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